【千年戦争アイギス】アンナさんとモーティマが色々あってイチャイチャする話 作:のぶた
「へへ……そろそろ俺様も楽しませてもらうとするぜ」
モーティマが下着越しにアンナの尻に掌を乗せると、アンナの身体がピクリと跳ねる。尻を撫でるようにさわさわと這わせたあと、掌に力を込めると、形の良い尻がモーティマの指の形にぐにりと歪む。
「ったく、でけぇケツで誘いやがって。恥ずかしくねーのか」
モーティマが下品な言葉でアンナを攻め立てると。
「~~~ッ! さ、誘って、なんて……ッ!」
顔を真っ赤にしながら返す。予想通りの初心な反応は、モーティマの嗜虐心を刺激し、一層昂らせてしまう。グヘヘ、と下卑たわらいを浮かべるモーティマ。
「さて、こっちの様子は……と」
モーティマの掌がゆっくりと移動していき……ショーツの左右に指が差し込まれる感覚にアンナは
(……ッ!)
思わず反射的に、身体を強張らせ身構える。目を閉じ、唇をきゅっと紬ぎ、恥ずかしさを堪えている。指がかけられたショーツに力が込められ、スルリスルリと下へと降りていき……ゆっくりと、アンナの桃のようなふくよかな尻と、これまで誰にも見せたことのなかった秘部が、薄暗いテントの中で曝し出された。上半身も、下半身も、大事な所を隠すものはなく、ほとんど生まれたままの全裸を、モーティマの眼前へと晒していた。
「へへ、こっちの方は随分と素直じゃねぇーか」
「~~~ッ!」
ショーツふとももの真ん中ほどまで降りたところで、モーティマがその手を止める。アンナの秘部とショーツの間に出来た一本の愛液の糸が、プツリと途切れた。
(やッ……み、見ないでッ……!)
アンナの顔がどんどん羞恥に染まっていく。外気に晒された敏感なアソコが、アンナの意思とは関係なしに、ヒクヒクと男を誘うように蠢いてしまう。その感覚に、アンナは更に顔を赤くした。
そんな羞恥に震えるアンナの後ろ姿を見て、アンナの腰をガシリとモーティマの大きな掌が掴む。そのままググイとアンナの下半身を引き寄せ──
──ピトリ
(ッ!?)
と、アンナのアソコに触れる熱い感覚。閉じているアンナのワレメを、グニニと押し広げながら中へと侵入しようとする異物の感触が、ハッキリとアンナへと伝わってくる。
(こ……これって……もしかして……ッ)
感触のした方向……自身の下半身を見やり、
(あ、あれが……男の人の……ッ)
そこにあるものを凝視してしまう。アンナが初めて見る、男の性器。モーティマの雄々しくイキり立った男性器が、アンナのアソコへとあてがわれていた。
(あ、あんなものが、本当に、私の中に……ひッ!♡)
アンナの腕程はありそうな、大きく膨らんだ、男のペニス。モーティマはゆっくりとペニスの先端をアンナのワレメへと押しつけ、チュプリと先端が埋まる程までに侵入したかと思えば、そのままワレメに沿うようにスライドさせる。その熱い肉棒の感触に
(んッ……んうっ♡ あ、熱いものが、モーティマさんのアソコが……私のアソコに、擦れて……ッ♡ か、身体が……ビリビリと……ッ♡)
モーティマが入り口を押し広げるようにペニスの先端だけを押し当てるたび、アンナの全身にビリビリと甘い感覚が奔る。閉じていた入口を開かれる度、アンナのアソコからはクチュリと愛液が溢れ、モーティマの亀頭を、竿を、ニュルニュルに濡らしていく。
(んっ♡ こ、こんなの……続けられたらッ♡ わ、私……変になっちゃ……ッ♡)
二人のアソコが触れ合うたび、ニチャニチャといやらしい水音がたち、テントの中の熱気がどんどん高まっていく……ほどなくして、再びアンナの入り口に、モーティマのペニスがあてがわれると、アンナの腰を掴んでいたモーティマの掌に、先ほどよりも少し強い力が籠った。
(あ、あぁ……ッ……♡)
ゾクリとアンナの背筋に冷や汗が走る。その時が来たのだ……来てしまったのだと察する。決して望んだ行為ではない……けれども、これまでの愛撫や熱気の籠るテントの淫靡な空気にあてられたのか、気付けばアンナから抵抗の意思はなくなっていた。
アンナが目を瞑り、唇をキュっと結び覚悟を決めた所で、グググっと、モーティマが、アンナの腰を強く引き寄せ──
「ゆっくりやってもキツいだけだからな。一気に行くぜ」
──モーティマがアンナの耳元で呟くや否や、入り口の前で今か今かとイキリたっていた男根を、勢いよく膣内へと突き入れた。
──ズブブブブ──ブチッ!────ずんっ!
(……ぅ……く……いッ……………んッ!?)
モーティマのペニスがアンナの膣中へと侵入し、一瞬の抵抗をものともせず、勢いよく最奥目指してねじ込まれていった。膣内で何かが引き裂かれるような感覚のあと、お腹の奥をぐんと押し込まれるような息苦しさ。
(あ……く……くるし……ッ……モーティマさんの、アレが……私の……中にッ……!)
アンナの中で何かが引き裂かれたような、ビリビリとした痛みが下半身から走る──大切なものが奪われたのだと察する。
(は、入って……っ……今日、出会ったばかりの人と……こんな、事……私の……初めて……)
思えばまだ出会って半日しか経っていない男相手に、ハジメテを捧げてしまった。ほんの今朝まで、このような事になるとは微塵も想像していなかったのに……だが、そんな事を思った所で今更しょうがない。余計な事は、今は考えないようにしよう。この行為が早く終わる事をただ願おう……けれど、そんなアンナの思考を、痛みだけではない別の感覚が走り邪魔をする。
──ビクッ
(ひッ!?♡)
アンナの身体の中で、熱い何かが脈動する感覚。未経験だったアンナの狭い膣内をこじ開け入ったモーティマの男性器が、新たな地を開拓する喜びに歓喜の声をあげている。今にも暴れ出しそうな程に熱く硬く滾っているのが判る。身体の中から感じるその男性器の熱い感覚は、痛みとは違う感覚をアンナに与えてしまう。
──ビクビクッ!
(……んぅっ!?♡)
身体の中で脈動を感じる度、痛みとは別の、甘い刺激がアンナの身体を駆け巡っていく。
(どう……して……私、初めて……なのに……ッ)
思いもよらないその感覚にアンナは困惑してしまう。初めては痛いと聞いていたものだが……
──ビクンッ!
(……んっ♡♡)
……モーティマと繋がっている部位からは、ジンジンとした痛みのような感覚はあるが、思っていたほどの苦痛はない。それどころかそのジンジンとした響きすらも、甘い刺激と交わり、ビリビリとした電流となり身体を駆け巡ってしてしまう。
「おい、痛むか?」
「い……いえ、それほどッ……では……ッ♡ …………ッ!?」
背後からかけられた自分を案じるような声に、甘い吐息を漏らしながら、アンナが素直にそう応える……そこでアンナはハっとする。互いを気遣い合うようなその恋人同士のようなやり取りに、何とも言えない気恥ずかしさを覚えてしまったからだ。
「まぁこんだけ濡れてりゃ当然だな。さっきからオメェさんのマ〇コが、俺様のチ〇ポを嬉しそうにギュウギュウ締め付けてきてやがるぜ」
「~~~~~ッ!!」
ニヤニヤと笑いながら話すモーティマの下品な言葉に、アンナはまた赤面する。このまま男のペースに乗せらるわけにはいかないと、アンナは背面にいるモーティマの方を見やると
「わ、私の事は良いですから……ッ……早く、終わらせてください……ッ!」
キっと睨みつけすごんだ……つもりだが、赤面し、潤んだ瞳で睨まれた所で、モーティマの嗜虐心を刺激し喜ばせるだけなことに、アンナは気付かない。
「へへ、それじゃ遠慮はいらねぇな」
そう言うと、モーティマはゆっくりと腰を引いていく。膣内からずるずると男性器が引き抜かれていく感覚に、アンナは
──ずりゅりゅっ
「……んぅ……ッ♡」
思わず漏れる、甘い声。モーティマの亀頭がズリズリとアンナの膣壁を擦りあげていくと、その刺激はアンナの身体全体を、快楽となって迸ってしまう。そしてある程度引き抜かれたかと思えば──
──ズパンッ!
(ひうッ!♡)
勢いよくモーティマの腰がアンナの腰へと打ち付けられ、アンナの膣奥へとズリュリュリュっとその男性器が飲み込まれていく。いとも簡単に、アンナのアソコはモーティマを受け入れてしまう。
(ど、どうして……わたし……ッ♡)
再び、アンナの膣内から、ペニスが引き抜かれていく感覚が来たかと思えば。
──ずりゅりゅっ
「はぁ……は……ッ♡(あ、あぁ……また……っ)」
──ズパンッ!
「ひんうッ!♡」
襲い来る快楽の波に、アンナの身体はどんどん支配されていってしまう。口からついこぼれてしまう甘い声すら、抑える事も難しい。
(どうして……こんなに感じて、しまって……るの……ッ……♡)
自分の身体の変化に戸惑うアンナだが、それでも快楽に呑まれまいと必死に我慢をしているアンナの背中を、モーティマは背中越しに、息も荒く見下していた。
経験のないアンナの膣内は、これまでモーティマが抱いてきたどの女よりも狭い。
「へ、へへ、随分気持ちよさそうな声を出してんじゃねーか。身体の相性は、バッチリ、みてぇだな……ッ!」
「あ、相性だ……なんて……ッ♡ そ、そんなの……あ、ありえません……ッ♡ はっ……んっ……んんぅっ♡」
モーティマが突き入れるたび、アンナの膣もそれに応えるようぎゅうぎゅうと締めあげてくる。
モーティマから見えるアンナの白く染み一つない背中や肩は、興奮でほんのりと朱色に染まり、行為による熱とテントに籠る二人の熱気で、しっとりと汗ばんでいる。両掌で掴んでいるスラリとした腰はあまりにも華奢で、モーティマが強く力を込めてしまえばポキリと簡単に折れてしまいそうだ。だというのに、繋がっている下半身は、女性的なしっかりとした丸みを帯びている。これほどの女を抱くのは初めてだ……興奮が高まり、引いた腰に力を溜め、狙いを定め──
──ズブブブズッ!!
「……あっ!♡ んうぅっ!?♡♡」
それまでで一番力強くペニスを突き入れると、一際大きな嬌声がアンナの口からこぼれ、背中をのけぞらせ快楽に震えている。腰まである美しい銀髪が、キラキラと宙を踊っている。 その幻想的とも呼べる光景に、改めてモーティマが唾を飲む。
ぎゅうぎゅうとキツく締め上げられる膣内のせいで、モーティマ自身の限界も近づきつつあった。腰を握る手に力が籠り、ラストスパートをかけていく。パン、パン! とゆっくりだった腰を打ち付け合う音が、パンパンパン! と徐々に徐々に加速していく。
「ぐっ、コイツぁ……たまんね……ッ!」
(はぁッ……はッ♡ んっ……んぅっ♡ もー、ティマさんの動き…………っ♡ は、激し…く……ッ♡ お、奥……一番奥まで……きて……る……ッ♡ ……んっ……んんっ…………んんんっ!♡)
激しさを増すピストンに、アンナの身体もどんどん疼きが増していく。腰を打ち付けられるたび、膣内の奥深くまでマグマのように滾る男根が差し込まれ、子宮の入り口をノックする。そのたびに、ズンズンとした衝撃が膣の奥から頭の先まで響き、その悦楽がアンナの思考を支配してしまう。
「ぐッ! ……ぐおっ!」
(だ、ダメ……ッ♡ 感じちゃダメ、なのに……っ♡ ど、どうし……て……ッ♡ はっ……ん……っ♡ 私の、からだ……はっ……へ、へんに……なって……っ♡ あ、アソコの奥……貫かれる度に……ビリリッて、き、気持ちいいのが……とまらな……っ♡ あ……あぁ……ッ♡)
気付けばアンナは木箱の上に置いた両手を支えに、つま先立ちのような恰好となり、モーティマの抽挿を受け入れている。モーティマの動きに合わせアンナの身体も小さく前後に揺れているのは、アンナの腰を握るモーティマの腕がそうさせているのか、それとも自身がモーティマにあわせ動いてしまっているのか、アンナ自身にも判断がつかない程に、押し寄せる快楽の波になすがままとなってしまっていた。
(はッ♡ ……ぅんっ♡ だ、ダメ……ッ♡ え、エッチな……音……響いてッ♡ へ、変な音……たてないで……ッ♡ こ、こんなの……わたし……も……ッ♡ はっ♡ ……んっ……んんっ……き、キちゃ……っ♡ ……んんっ!♡)
「……はっ……んっ!♡ ……んんッ!♡ ……ぁ……ぁあっ!♡」
「ふっ! …‥おいッ! そろそろ……ッ!」
腰を打ち付ける度にアンナの膣奥から愛液が掻き出され、ビチャビチャとした水音がテントの中に響き、二人の荒い呼吸がテントの中の熱気をどんどん高まっていき、やがて──
(……んっ!♡ わ、わたしっ♡ も、もうッ♡ こ……これいじょ……っ♡ ふっ……んっ……んんっ♡ だ、ダメッ!♡ き、キちゃう……ッ♡ す、すごいのがっ♡ き、きちゃッ…‥ん……んっ……んんっ!♡♡)
「ぐ、ぐおっ!? お、おぉっ!!」
アンナの膣内が、それまでで一番ギュギュギュッと強く締め付けたのを感じ『中には出さない』約束を思い出したモーティマは慌てて腰を引くと
──ズブブブブブブジュポッ!
(ッ!?♡ ~~~~ッ!!♡♡♡♡)
勢いよく男性器が引き抜かれ、その衝撃で、アンナは絶頂を迎えた。アンナの思考が真っ白に染まっていき──
──どびゅるるるるっ!
(ぁッ♡ ……熱いのが……背中に……ッ♡ ……んっ……ッ♪♡ ~~~~~~~っ!!♡♡♡♡ ……♡)
ビシャビシャと熱い液体が背中に当たる感覚で、軽くまた達する。限界へと達したモーティマのペニスから、熱い精液がアンナの身体に降り注いでゆく。
──どびゅるるっ!
(……っ♡ ……こ、コレが……男の、人の……っ♡)
精液はアンナの背中、お尻、髪、あらゆるところに降り注ぎ。
──どびゅるるっ!
(精……液……す、ごく……熱い……ッ♡)
アンナの身体を余す事なく汚していく。
──どびゅるっ!
(はっ♡ ……んっ♡ ……はあっ♡ 背中も……お尻も……ドロドロ……っ♡ ……そういえば……)
そんな降り注ぐ精液を軽い放心状態で浴びながら、アンナはぼんやりと思う。
──……びゅるっ
(約……束……っ)
行為の前に交わした約束。
──……。
(守って……くれた……の……ですね…………すぅ)
中には出さないという約束を忠実に守ったモーティマに安堵し、ゆっくりとアンナの身体から力が抜けていった。
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──……チュン。
──……チュチュン。
──……チュチュンがチュン。
小鳥の囀る声に、アンナの閉じていた瞼が開かれていく。視線の先には見慣れぬテントの天井。テントの外はまだ暗いが、ほんのりと明るみはじめている。
(んっ……ここは……)
素肌に当たる毛布の感触に、アンナは自分が服を一切身に着けていない事に気付き──すぐに、意識が覚醒していく。思わずガバリと上半身を持ち上げ、周囲を見渡す。テントの中には自分一人。どうやら毛布にグルグルにくるまれた状態で、眠ってしまっていたようだ。
「……っ!?」
昨夜の出来事……山賊の男に抱かれた事が夢などではないことは、自分のいる場所や恰好からすぐに察する事は出来た……けれどもアンナの最後の記憶は、全身で男の射精を受けたところまで。その後の記憶は全くない。
(もしかして……中に出されていたりなど……しませんよね……)
あの後、もしも男が行為を続けていたりしたら……アンナの背筋を、ゾクリと嫌な汗がつたる。すっかり空気に流されてしまった気もするが、相手は山賊。寝ている自分を見て、約束など忘れて……など不安な思考をしていると、テントの入り口から山賊の男……モーティマが顔を出す。
「なんでぇ、やっぱり起きてやがったのか」
「……ッ!」
そのままズカズカとテントの中へ入り込んできたモーティマに、思わずアンナは身構え、警戒するようにキっと見る。
「なんでぇ、昨日はあんだけ楽しんだってのに。連れねぇじゃねーか」
「~~ッ!」
昨日の自分の乱れ方を思い出し、アンナの顔が赤く染まる。そんなアンナを見てモーティマはガハハと笑った。
「どっこいしょっと……身体は痛くねーか」
アンナの前方に座ったモーティマからは、アンナを気遣うような声。
「えっと…………はぁ」
そのあまりにも普通な態度に、アンナはつい毒気をぬけれたように、返事を返す。
「それならいい……ったく、まさかたったの一発でヘバりやがってよぉ」
(……ッ! そうです……そのあと……)
相手から切り出してくれたのであれば、ちょうどいい。アンナはその後の事についてをモーティマに聞いてみることに。
「あの、モーティマさん……そのあとのこと、なのですが……」
「あぁ、その後だぁ?」
「寝ている私に……何か変な事など……していません……よね?」
「あぁ?」
何を言ってるんだコイツといった表情で、モーティマはアンナを睨む。頭をボリボリと掻き。
「まぁ、正直もう一発やるかと思ったけどよ」
「……ッ!?」
「あんだけ気持ちよさそうに寝息たてられちゃ、流石にな」
そういうモーティマは何かを思い出し諦め多用にため息をついた……けれども相手は山賊だ、にわかには信じがたいと、アンナは念を押して聞く。
「……ということは、何もしてないんですね」
「あぁ」
「……本当ですね?」
「あぁ」
「本当の本当……ですね?」
「あぁ」
「本当の本当に、本当ですか?」
「おい、しつけぇぞ!」
思わず声をあげてモーティマが反論する。これだけ何もしていないというのであれば、本当に何もしていないのかもしれないなと、アンナは思う……何かされていた所で、その痕跡があるわけでもない。どのみちモーティマの言葉を信用する事しかできないわけで、これ以上は聞くだけ無駄かな等と考え……そこで、ふと気付く。
(昨日、最後は身体で浴びたように感じたのですが……)
記憶の最後は、モーティマの精液を浴びて終わったような気がするが、思えばアンナの身体にそのような痕跡はない。
「えっと、もしかして……身体、拭いてくれたのですか?」
「あ? 流石にそのままにしてらんねーだろ」
どうやらそのようだった……思えば恰好こそ行為後の状態で裸のままではあったが、身体を冷やさないようにか毛布でグルグルにくるまれていたことを思いだす。横になっていた頭の位置にまで、布をグルグルにまとめて、枕のように敷かれていた。
(山賊の頭領というには……意外に、お優しい所もあるのでしょうか)
などと言う事を思っているとモーティマが「おおそうだ」とおもむろに立ち上がり、テントの外へでていき、またすぐに戻ってくる。手には、湯気の立つ容器を二つほど持っている。
「おら、その恰好じゃ風邪ひいちまうぞ。コーヒーだが、ブラックで良いか?」
等と言い手に持った容器を一つ差し出してくる。
(……変わった方ですね)
高圧的な態度ではあるが、不思議とあまり怖さを感じない。言動は乱暴だというのに、かと思えばさも当然といったように気遣いを見せる。山賊の頭領とはもっと恐ろしいものだと思っていたものだが……。
ふとアンナが外を見れば、ぼちぼち日が登りはじめ、空が青く変わり始めた時間だ。そろそろテントに戻らなければとも思ったが、
「仕方ありませんね。頂きます」
まぁ一杯くらいなら付き合っても良いかと、差し出された暖かなコーヒーをアンナはモーティマから受け取った。
長いチュートリアルを終えたので、次回からイチャイチャしてく!