【千年戦争アイギス】アンナさんとモーティマが色々あってイチャイチャする話 作:のぶた
──……その夜。以前と同じように、モーティマの指定したテントへとアンナは一人訪れた。魔物たちをいち早く監視するべく、拠点を敷いた布陣から少し離れた位置に設置されているため、周囲に人気はない。テントからは中の光がこぼれ、中に人の気配を感じさせる。テントの先客も外の人の気配に気付いたようで、入り口からのそりと顔を覗かせ──
「お、おぅ、はいれよ」
──などと、モーティマがアンナを招きいれる。昼間の威勢よさはどこへ行ったのか、少しバツの悪い様子にアンナは違和感を抱いたが。
「……? えっと、それでは失礼します」
促されるままテントの中へと入っていった。
テントの中はランプがほんのりと周囲を照らし、中央では小さく焚火がたかれている。その上では湯を沸かす為の容器が暖められ湯気を出している。そのおかげかテントの中の気温は、外よりもほんのり暖かかい。幾つかの木箱がおかれた質素な空間は以前と変わりがない。
「……と、とりあえず、これでも飲んどけよ」
モーティマは焚火の上で湯気を出していた容器を手に取り、中身をカップに注ぐとそのままアンナへと差し出した。受け取ったアンナの手に、スープの注がれたカップから暖かな温もりが伝わり、モーティマ特製スープの香りが鼻をくすぐる。
(……美味しそうな香りですね。何かの野菜でしょうか……それにしても)
先ほどからどうにも、モーティマの態度がどこかぎこちない。
「ありがとうございます。えっと……何かありましたか?」
「あ、あん? ……べ、別に何でもねぇよ」
と、モーティマの態度に疑問を覚えアンナが尋ねるが、モーティマは強がるように、そっけなく返す。
(何かあるのは間違いなさそうですが……)
「……もしかして、このスープに何か入っているのでは……」
「なっ……貴重な食材に、んな事するわけねーだろ!」
スープを訝しむように眺めそういったアンナに、モーティマがハッキリと言い返す。出会ってから今日まで、アンナはモーティマの食事の手伝いを何度も経験している。確かに、余った果物の皮でさえ調理に使おうと料理に拘る男が、そのような事をするとも思えなかった。
「失礼しました……えっと、それでは頂きますね」
(まぁ、何かあれば言ってくるでしょう……)
疑ってしまったことを謝罪しつつ、アンナはスープを口へと運んだ。口の中に広がる野菜の香りと甘み。暖かな液体が喉を通り、アンナの身体を内側から温めていく。御世辞抜きに美味しい。粗野な見た目からは信じられないが、モーティマの料理の腕は確かなものだ。
(この熊のような顔で料理が上手なんて……にわかには信じがたいですね)
「ん、どうした。美味過ぎて感動でもしたか?」
アンナの視線に気づき、今度はモーティマが何かあったのかと尋ねる。スープは間違いなく美味しいのだが、モーティマの不遜な態度が気に入らない。素直な感想を言うのも悔しく思い。
「モーティマさんにしては、まぁまぁではないでしょうか」
「けっ、そうかい」
思ったことよりは控えめな感想を返すアンナに、モーティマは少し拗ねたような返事を返す。大柄な男のその、少し子供っぽい態度に。
(……ふふっ)
思わずおかしく感じ、アンナの頬にやんわりとした笑みが浮かぶ。
「それ飲んだら初めっから、ちゃっちゃと飲みやがれ」
「ということは、飲み終えなければ始めずにすむという事ですね」
「あ、あぁん? まぁ確かに……いや、けどよ……」
(……冗談のつもりだったのですが)
真剣に悩み始めるモーティマを見て。
(……おかしな人ですね)
二度目だからだろうか。初めての時ほどの緊張をアンナは感じなかった。こんな状況だというのに、軽口を叩けてしまうほどに。
短い期間ではあるが、供に過ごしモーティマの人柄も判ってきた事もあるのだろう。見た目の割に面倒見は良く、荒っぽい口調の割に本気で怒る事はあまりないようで。普段はどのような相手にも、礼儀を持ち接する事を心掛けているアンナだが。
「……まぁ、ゴチャゴチャした事はどうでもいい。さっさと飲みやがれ」
「急かさないでください。折角のスープが美味しくなくなってしまいます」
「うぐっ……」
などと取り繕うのも忘れ、思いのままを口走ることもしばしばだ。
「あぁそういや……」
そういえばと言った感じで、モーティマが口を開く。
「以前、約束さえ守れば何でも聞くっていってたよな」
(……ッ!)
その言葉に、アンナがピクリと身体を震わせる。もしや、自分に何かさせるつもりなのだろうか。先ほどの変な態度は、そのためだろうか……と警戒したが。
「言っとくが、くれぐれも暴力はナシで頼むぜ」
「……は?」
何を言ってるのか分らないという風に、アンナの口から疑問の声が漏れる。自分が力を振り絞った所で、この大男に抵抗できるわけもあるまい……そう思うのだが。
「えっと……はぁ、わかりました」
「……絶対だぞ」
モーティマはそう念を推すと、一安心といったようにふぅと息をつき、アンナがスープを飲み終わるのを待った。
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「さて……と」
(…………?)
アンナがスープを飲み干した頃になり、ようやくと言った感じでモーティマが立ち上がる。テントの隅に積まれていた木箱の前まで行くと、それを片手で軽々と持ちあげ、ドスンと地面に並べていく。1個、2個、3個……と繋げるように並べていき、木箱を開け暖を取るための毛布を取り出した。
──バサリ、とその毛布を広げながら、並べた木箱の上に敷いていくと。
「どうよ、簡易ベッドの完成だぜ」
と、得意げな顔でアンナを見やり、自称ベッドにドカリと腰かける。
「そっちもさっさと、準備しやがれ」
「準備と言われましても……私は何をすれば?」
「あぁ? ……そうだな、とりあえず服脱いでコッチに……あぁいや、邪魔な下だけで良いぞ。上はそのまんまなほうが、王国の真面目な政務官を犯ってるみてーで興奮する」
等とガハハと笑うモーティマ。アンナは思わず目を細めてジっとモーティマを見つめる。
「……変態ですか?」
「あぁん!?」
スープの感想とは違い、素直な言葉がアンナの口から零れた。
(……ですが、上はそのままで良いというのは、ありがたいかもしれません。全てを脱いでしまうよりは、幾らが気が楽ですし)
アンナは着替える為に立ち上がると、ゆっくりとスカートへと手を伸ばし、内側のホックを外す。──パサリと音をたてスカートが地面へと落ちると、スカートの中に隠されていた白いショーツが、ランプの淡い光に照らされ露わとなった。
そこでふとアンナは、露わとなった下着を凝視する、だらしなさを隠そうともしない男の視線に気づく。
「女性の着替えを見るだなんて、失礼ですよ……あっちを向いててください」
「ケチケチすんなよ。どうせこれから先、何度でも見せて貰うんだからよ」
「……はぁ、わかりました」
(……まぁ、そうですよね)
アンナは言うだけ無駄かなと悟り、せめてもの抵抗にとモーティマへと背中を向けた。そのままショーツの端に指をかけたところで、指先が少し震える。
(…………ッ)
二度目とは言え、男の前で肌を晒す事に抵抗がないわけがない。今の自分の置かれている状況を想像し、羞恥にアンナの頬が熱を帯び赤くなっていく。男の前で、肌を晒すなんて……けれど。
(これは、王子の為……)
逃げ出すわけにはいかない。震えてしまう指先に力を込め、ショーツをスルスルと下げていき、アンナの下半身を守るものがなくなっていく。後ろで聞こえる荒い息遣いで、モーティマが興奮していることがアンナにも伝わってくる。
(……分りやすい人ですね)
背後からその光景を眺めていたモーティマは、思わずゴクリと息を呑んだ。後ろ姿だからこそ目立つ美しい銀髪が揺れ動き、その隙間からくびれた腰による抜群のプロポーションを覗かせる。スルスルとショーツが下りていくにつれ、白くふくよかな尻腿がテント内のランプと焚火の淡い光に晒されモーティマを誘惑する。今すぐ襲い掛かってしまいたい衝動を堪え、アンナが脱ぎ終わるのをじっと待った。
「えっと、次はどうすれば……」
ショーツを脱ぎ終わり振り返ったアンナは、守る物がなくなり外気に晒されてしまった下半身、そのもっとも大切な場所を、掌でモーティマの視線から遮り隠していた。頬は羞恥に染まり、瞳は潤みどこか落ち着かないと言った様子だ。そのいじらしい仕草に、モーティマの興奮が余計に高まっていくのだが、アンナは知る由もない。
「とりあえず、ここに座ったらどうだ」
ニヤニヤと満足げな表情を浮かべたモーティマが、腰かけた木箱をポンポンと叩き、隣に座りよう促した。アンナは緊張した足取りでモーティマの傍まで行き、その隣に腰を下ろす。0.5人分程度、距離を開けて。
(んっ……なんだか、奇妙な感覚ですね)
露わとなっていたアンナの臀部に、木箱に敷かれた毛布の布がふわりと触れた。普段下着をつけずに寝具に触れる事などはなく、その感覚に少し戸惑っていると──不意に。
「おい、もっとこっちに来ねーと何も出来ねーだろが」
モーティマが腕を伸ばし、アンナの腰へと手を回す。そのまま強く腕に力を込めると。
──グイッ
「きゃッ!?」
アンナはモーティマの方へと引き込まれ、モーティマの胸に肩を預け支えられる形となった。
「っと、悪い、大丈夫か」
「……い、いえ……急だったので、少しビックリしてしまって……」
「そうか。てかオメェ、すげー軽いな」
「……あ、貴方の力が強すぎるんです」
そこそこに勢いよくモーティマの胸に倒れこんだというのに、モーティマの身体は微塵も揺るぎもせず、大地に根を張る巨木のような安定感だった。ゴツゴツとした掌や、アンナの肩に触れた胸板もカチカチに硬く、筋肉の塊のように感じさせる。……酒を好むせいか、腹周りは少しだらしないが。
(改めて見ると、凄い身体ですね……とても、男性らしいというか……)
抱き込まれる形になったことで、アンナはモーティマの身体を妙に意識してしまう。ピタリと密着しているせいか、モーティマの体温が伝わってくる。その熱を受け、アンナの身体も徐々に熱を帯びていき、ドクンドクンと、胸の鼓動が早くなってしまう。
(ど、どうして私……こんなにも、ドキドキして……♡)
緊張のせいだろうか。どんどん火照り始める身体に戸惑いを感じるアンナ。だが、その頭上で不意に、すんすんとモーティマが鼻を鳴らし……。
「なんかアンタ、良い匂いすんな」
(…………ッ!?)
ここに来る前、水浴びをする時につかった香草の香りだろう。無遠慮に告げらたアンナは気恥ずかしさを感じ、思わず顔が熱くなる。心の中で少し溜息をつき。
「……女性の匂いを嗅ぐなんて、デリカシーがなさすぎです」
気恥ずかしを押し殺し、アンナも仕返しとばかりに鼻をすんすんならし。
「モーティマさんは……少し汗くさいですよ」
「あぁ、そうか? 普通じゃねーか?」
「まぁ、普通と言えば普通なのですが」
行軍を続ける兵士たちは、丁寧に香草や石鹸を使って水浴びをしている暇もない。ほとんどは水を濡らして布で身体を拭き、綺麗にする程度のものでどうしても多少の汗臭さは残ってしまう。アンナは最初こそ戸惑ったが、今ではすっかり慣れてしまった、男の匂い。
(けれど……嫌いじゃないなんて……私、変になってしまったのでしょうか……♡)
アンナの胸のドキドキが、さらに強まってしまう。
「まぁ、いいか」
モーティマはそう言うと、アンナを抱き寄せたまま腰に添えていた掌を動かし、ゆっくり、撫でるように下へ下へと這わせていく。何とも言えない感覚に、アンナは唇をキュっと結び耐えるが。
(……ッ!♡)
ゴツゴツした掌が太腿に触れた当りで、反射的に両足に力を込め、その動きを止めてしまう。
「悪くねー挟みごこちだが……おい、力抜け」
「わ、判ってます……っ」
なんとか身体の力を抜こうとするアンナ。ふよふよとした太腿の圧力が和らいだのを感じ、モーティマの指が歩みを再開する。太腿の柔らかな感触を楽しみながら、目的地を探しスルリスルリと進んでいき、やがてその中央に辿り着き──
──ピトリ
「……~ッ!♡」
(モーティマさんの、指が……ッ♡)
ゴツゴツとした指が女性の最も敏感な場所に触れた瞬間、アンナの身体にビリリとした刺激が迸った。そのまま指先が、その中に少しだけ侵入すると
──ズブ
「お? なんでぇ、少し濡れてやがんな」
「……ッ!?」
アンナの頬が、一気に熱を帯び真っ赤に染まる。
「これならそんなに時間かけなくても良いか」
「そ、そういうことは、言わなくていいです……♡」
恥ずかしさに頬を上気させ、目尻に涙を浮かべたアンナ。そんな彼女を見下ろしながら、モーティマはニヤニヤと笑っている。指先に更に力を込め、
──ズブブッ
「~~~ッ!!♡」
(指が……アソコの中に、入って……ッ……はっ……んぅっ♡)
ズブリズブリと、アンナのピタリと閉じた秘所をかき分けながら奥へと突き進んでいく、モーティマの指。ゴツゴツした指が膣壁を擦りあげ進むたび、アンナの身体にじんじんとした甘い響きが走り、きゅうきゅう♡とその指を締め付け返してしまう。
「へへ、俺様の指を、美味そうに咥え込んでくるぜ♪」
「だ、だから……そういうことは、言わないで……んッ♡ ……あ、あまり強く……擦らないで……くださ……ぃッ♡」
アンナの膣内でモーティマが指を動かす度、アンナの口からは熱っぽい吐息が漏れ出てしまう。押し寄せる快楽の波に逆らえず戸惑うアンナを、更におかしくしてやろうと、モーティマは膣内を強く擦りあげた。その度にアンナの意思とは関係なく身体は反応し、きゅんきゅん♡とした刺激をアンナに伝え、膣内が収縮しモーティマの指にお礼とばかりに締め返してしまう。
「俺様の指、相当気に入ったみたいじゃねーか」
「こ、こんなの……ただの生理現象で……ッ!? ~~~ッ!!♡♡」
モーティマの指先が膣内のある部分にカリリと触れた瞬間、ぎゅうううう♡とモーティマの指を強く締め付け、同時に今までにない一際強い刺激がアンナの身体を走り、思わずビクビクと身体を震えさせる。一瞬呼吸を忘れ、ふぅふぅと息をはき。
「……はっ……ッ……ぅんッ♡」
(ッ……い、今のは……ッ♡)
自分の身に起こった事が判らないといった様子で、アンナは熱を帯びた目でモーティマを見上げる。
その潤んだ瞳の先にいるモーティマは、その視線に当てられゾクゾクとした感覚を覚えた。早く目の前の女を犯してしまいたい……けれど、もっと虐めたら、どのような顔をするのだろうかと言った嗜虐心をくすぐられてしまう。
「アンタばっかり気持ちよくなってねーで、俺の方も頼むわ」
そういったモーティマは、自分のはいていたズボンをごそごそとズラし。
「……ッ!?」
(あ、アレが……男性の……ッ!?♡)
その中に隠されていたアンナの腕ほどはあろう凶悪なペニスが、アンナの目に映る。ギチギチと痛そうに直立する男のソレ。以前はマジマジと見る余裕もなかったが、改めて見ればその大きさに目を見張るしかない。そもそも、以前の行為の時の記憶はどこか朧気でしかなく、こうしてしっかりと見るのは、アンナにとって初めての事だった。
(……あ、あんなのが、私の中に……ほ、本当に入って……?)
にわかには信じられないといった表情で、ソレを見つめるアンナの視線。そんなアンナの表情に、モーティマは予想通りと言った満足げな様子だ。
「ジックリ見んのは初めてか?」
「あ、当たり前です……」
「だろうな。とりあえず、こうすんだよ」
「……っ!?」
モーティマはアンナの腕をグイっと引っ張り、アンナの掌で自身のペニスの元へと誘導する。アンナの細くしなやかな指が、モーティマのペニスを優しく触れると、それだけでまるで別の生き物のように、嬉しそうに撥ねた。アンナにしっかり握るように指示すると、言われるがままアンナは優しく掌で包み込む。アンナの小さな掌では、三分の二程度包み込むのがやっとというところだ。
「へへ、どうだ」
「ど、どうと言われましても……」
どういう感想を言えばよいのかもわからず。
「その……思ってたよりも、だいぶ硬いものなのですね……」
アンナが掌に力を込めギュッギュと握ってみれば、ハッキリとした弾力でその指を押し返そうとしてくる。それに……
(それに……とっても、熱い……ッ♡)
掌から伝わる不思議な弾力とその熱に、アンナはクラクラとした感覚を覚える。それだけでなく、胸の中がドキドキドキと高鳴ってしまう。
「そのまま、上下に動かすんだよ」
「は、はい……こうでしょうか」
言われるがままゆっくり掌を根本へとずらしていくと、根本の当りに来た瞬間、ビグビグン! とモーティマのペニスが大きく跳ねた。
(ッ!?)
何事かと言った顔でアンナはモーティマを見上げたが、モーティマは気にすんな、続けろと言った素振りでアンナに行為を続けさせていく。
竿を包みこむアンナの掌が亀頭の手前まで上り、また根本へと下る。その度、ビクビクとした反応を示す男のソレ。モーティマの反応を見る限り、特に不快という事はないようで。むしろ……。
(気持ち良く……なってるということでしょうか……♡)
自分の掌の動きにあわせて反応を示す熱いソレを、ボーっとした表情で見つめ扱くアンナ。普段は何かにつけて失礼なこの男が、自分の掌一つで反応をあげる様がなんだか面白く、ゴシゴシと扱きあげる。
「ヘヘ……力が少し物足りないが、悪くはねぇな♪」
「……初めてなのですから、我慢してください」
少し拗ねたように言うアンナ。アンナの手淫は優しすぎて、モーティマにとっては正直物足りない。だが王国の、それも王子の最も傍に仕える淑女が、山賊風情である自分に寄り添い懸命に竿をしごいているという姿そのものが、男の満足感を高めていく。アンナも行為の不思議な熱に浮かされたように、熱っぽい表情を浮かべ、モーティマのそれを真剣に扱きあげた。
「そうだ、こっちも気持ちよくしてやんねぇとな」
「わ、私は別に……ッ……だ、大丈夫、です……から……んッ♡」
忘れていたといわんばかりに、モーティマがアンナの秘所を再びまさぐり始める。既にアンナの秘所からはトロトロと愛液が溢れ初め、敷かれた毛布をシトリと濡らしていた。モーティマの指がアンナの膣内で動く度、クチュリクチュリという音がたち、テントの中を淫靡な音と、行為の熱が支配し始める。
──グチュッグチュッ
「はっ……ンッ♡……んんっ♡……っ♡」
(……私は一体、何をして……るのでしょう……ッ♡)
──グチュグチュッグチュ
「あっ……はッ♡……っ♡……んうっ♡♡」
(……モーティマさんのおチ〇チンを扱きながら……あ、アソコを……指で、弄られて……っ♡)
「っ♡……はっ……んうっ♡……んっ‥…ッッ♡♡」
(好きでもない人に……触られて……こ、こんなに……感じちゃう……なんてっ……んうっ♡)
どこか浮世離れした空気に、アンナの瞳は潤み、頬は朱色に染まる。アソコの奥から響く快楽で、思考は纏まらない。そんなアンナに容赦することなく、モーティマは指の動きを強めていき、初めは一本だった指を二本に増やし、アンナの膣内をグチャグチャと掻き回していく。余っていた腕を使ってアンナの胸を服の上から強く揉みしだくと、また別の快楽が、アンナの身体を駆け巡る。
──ズチュンッ! ジュプププッ! ジュプチュッ!
「ひうっ!♡ はっ♡……んっ♡ ……お、おっぱい……あまり強くッ……握っちゃ、潰れちゃ……ッ♡ あ、アソコも、そんなには、激しく掻き回さない、でぇっ♡ え、エッチな音、立てないでくださ……っ♡ んっ♡ モーティマさんの指が……お、奥で……暴れて……あっ……ああっ♡♡」
モーティマの指がアンナの中で暴れまわると、その度にアンナの膣内がぎゅうぎゅうと悦びの悲鳴をあげ、膣中からトロトロと愛液を溢れ出させてしまう。指で掻き出しても掻き出しても、新たな蜜がこみ上げ止まることはない。
アンナの反応を見やり限界が近い事を悟り、モーティマは指の動きを一層強めていく。
──ジュプププッ! ジュプチュッ! ジュプッ!
「ひっ!?♡ ……だ、ダメっ♡ ……そ、そんなに強く、激しく、しないでっ♡ ……へ、変に、おかしくなって♡ わ、私もう、もうキちゃ……何かがキてしまって……も、モーティマさッ、もう少しゆっくり……っ♡♡」
熱を帯びた視線で頭上のモーティマを見上げたが、モーティマはその願いを聞き入れる事なく、アンナのアソコを掻き回し続けていく。そして──
──ズブンッ! ジュプッ! ジュプッ! ジュブッ!
「あっ♡ ……んっ!?♡ だ、ダメ♡ 本当に♡」
──ジュプリッ! ジュプジュプッ! ジュバッ!
「き、気持ちいいのが、変で、と、止まらないんですッ♡♡」
──ジュプリッ! ジュプジュプッ! ジュバッ!
「お、お願い、ですっ♡ と、止めて♡ あっ♡ ……あぁっ♡……ああぁッ♡♡」
──ジュプンッ!
「ッ~~♡♡」
──ガリリッ!
「~~~~~~~~っッ!?♡♡♡」
ひときわ大きく指を突き入れ、先ほどアンナが反応を示した地点を指先でひっかくように強く擦る。アンナの全身をビリビリビリと快楽がほとばしり、膣内がギュギュギュギュ♡っとモーティマの指を締め付けた。アンナはモーティマのペニスを扱く事などとうに忘れ、モーティマの胸へと飛び込む様に身を寄せ、その強い刺激に耐えた。
「はっ……んっ……ふぅっ……っ♡」
──少しして、アンナの身体から快楽の波が引いていく。モーティマの胸に包まれたまま、乱れてしまった息を整える。徐々に、思考がハッキリとするにつれ、自分の身に起こった事を考える。
(い、今の……はっ♡ んっ……まだ指の感触が、残っているみたいで……♡)
絶頂の余韻に浸るアンナ。そんなアンナの頭上から。
「こりゃまた随分と派手にイきやがったな」
と、モーティマの声。その声を、どこか惚けた様子でアンナは聞いている。
(今のが……イくという事なのですね……♡)
ふわふわとした心地良さのまま、何とも思考が纏まらない。アンナにとっては二度目の絶頂だが、前回した時はそのまま気を失ってしまい、記憶はほとんどない。身体から力が抜け、よりかかっているものに身を預ける。寄り掛かった先から伝わる、心地よい温度。
(……なんだか、落ち着きますね)
「おい、いつまで抱き着いてんだ」
そのモーティマの言葉に、アンナはハっと我に帰る。見上げれば、目と鼻の先にモーティマの顔。お互いの息がかかるような位置に、モーティマの顔があった。
急に見上げられるとは思っておらず、モーティマも思わず距離を取る。
「っと」
「……ッ! だ、抱き着いてなんていませんっ」
アンナはそう言うと、突き放すように両手を押し出しモーティマから距離をとる。
(あ、危なかった……危うく、触れてしまう所で……)
思いもよらぬところにモーティマの顔があったことに驚き、アンナの鼓動が早くなる。そんなアンナを尻目に。
「まぁ、俺様のテクがすげーのは間違いねーけどよ」
「~~~~~ッ!」
と、モーティマはガハハと笑う。あれだけの痴態を見せた以上特に言い返す事も出来ず、アンナはただ恥ずかしさに俯く事しか出来ない。
(けれど、これで終わり……)
「次からはこっちも忘れず頼むぜ」
そういってモーティマは自分のペニスを指さす。思えば途中から、アンナはその存在を完全に失念してしまっていた。
そして、もう一つ失念していた事がある。絶頂を迎えたアンナとしては既に事を終えた気分ではあったが……行為を途中で止められたモーティマのペニスはギンギンと元気なままで──むしろ中途半端に止められた事で、より元気を増してしまったような、そんな気さえ感じる。
「あの……今日はここで終わりという訳には……」
「馬鹿言ってんじゃねーよ。むしろこっからが本番だろうが」
アンナの提案は歯牙にもかからず、却下となった。