中学生編 緑川ケロ編
おくデン谷の澄み切った空気を吸い込み、デカオは大きく息を吐いた。
デンサン中学に進級したデカオは熱斗達と一緒に久しぶりのキャンプにやって来ていた。懐かしい思い出が蘇り、何ともいえない心地よさが湧き上がってくる。
「やいとちゃんが来れないのが残念ね」
「仕方ないだろ。色々都合があるんだろうし」
「俺達が来れたのも色々無理したからな」
デカオは首を縦に振って頷きながら答えた。やいとは毎日忙しく過ごしているし、自分達も必死こいて宿題を終わらせたからなんとかこの休日をキャンプにあてることができたのだ。
その苦労を考えれば、今日はめいいっぱい遊ばなければ損だろう。
デカオは横目でメイルを眺める。中学生になってから自分も背が伸びたが、メイルや熱斗も小学生の頃よりグッと成長していた。髪型が変わったとかそういうのはないが、腰つきや雰囲気が大人っぽくなった。
その容姿に惹かれる男子は急増し、かくいうデカオも何度も劣情を抱いたことがある。
悪霊がいた頃と違い、もうメイルと行為に及ぶことなど出来ない為、その積もった欲望を気軽に発散することは難しい。舟子との関係は未だに続いているが、彼女とも頻繁に会えるわけではない。
当然といえば当然なのだが、毎日別々の少女を抱いていた日々と比べると悶々としてしまう。
今日のキャンプは思い切り遊んで、そういったストレスを発散してしまおう。そう決心するデカオだった。
そんなことを考えてボーっとしていたデカオだが、側に熱斗もメイルもいないことに気がついた。辺りを見回すと、熱斗が誰かとネットバトルをしていた。
そして、その側には……デカオもテレビで何度も目にしたことのあるアナウンサー、緑川ケロがいた。本人を改めて目にすると可愛いなあ、とデカオは表情を緩ませる。子どもっぽい明るさと大人の体つきのギャップがたまらない。
デカオがケロに夢中になっていると、熱斗の勝利でネットバトルが終わったようだ。まあ、相手は腕っ節は強そうな男だが名のあるネットバトラーでもないため、熱斗が負けるなどはじめからありえなかっただろう。
ケロも熱斗とロックマンの迫力あるバトルに興奮したのか、熱を上げてインタビューしている。別に悪くはないのだが、相手の男は不服そうだ。
勝者の熱斗が褒められてばかりだと、自分が踏み台のように扱われていると感じているのだろう。何事もなければいいのだが……と、デカオは思うのだった。
「さーて、そろそろバーベキューでもするか」
ある程度キャンプを楽しんでいると、熱斗がそろそろ食事にしないかと提案してきた。確かにそろそろお腹が減ってきたし、いい時間かもしれない。
「よし、じゃあ俺が薪を拾ってくるぜ」
「頼んだぜ、デカオ」
デカオは薪拾いを志願し、キャンプ場から川へと移動を始めた。以前のキャンプでどの辺りに薪があるのかは把握している。
暫く歩いてそろそろ薪拾いを始めようかとしたところで、何者かの話し声が聞こえてきた。
「なんなんですか、あなた達!」
「うるせえ!」
見れば、先程熱斗にネットバトルで負けた男が数人の部下を連れてケロに怒鳴っている。どうやら負けた憂さ晴らしを取材していたケロにぶつけようという魂胆らしい。
なんとも身勝手な、と思いつつデカオはどうするべきか迷った。助けを呼びに行った方が良いとは思うのだが、それでは間に合わないかもしれない。だが中学生の自分が大人の男数人に勝てるとも思えない。
しかし、ここで逃げたら男がすたる。デカオは薪拾いのカゴを投げ捨てて前に出る。
「お前達! 俺が相手になってやる!」
「何だお前!?」
ただでさえ体格差で不利な以上、奇襲をかけるしかない。デカオはそう思って殴りかかったのだが、誤って小石に躓いてしまいバランスを崩す。
そして、デカオの顔面が勢い良く男の股間に激突してしまった。
デカオは顔面を、男は股間を押さえて転げ周り悶絶する。取り巻きの男達が男を支えながら、捨て台詞を吐いて撤退して行く。
なんとも格好悪い絵面だが、とりあえず危機は去った。
「デカオ君、ありがとう。どうなるかと思ったわ」
「いやあ、それほどでも」
自分に手を差し伸べてくれるケロを見て、デカオは胸をときめかせる。こういうところは大人のお姉さんっぽいなぁ……と思っていると、顔に違和感を感じた。
雨粒がポツポツと降り始めてしまったのだ。デカオもケロも傘など持っていない。
「やだ、どうしよう……」
「この奥の滝の裏側に空洞があったはずだ。そこに行こう!」
デカオは雨宿りをする為に以前熱斗が見つけた空洞に向かってケロを案内する。
本降りとなり襲い掛かる雨に打たれながら、二人は急いで走り続ける。
「ちょっと濡れちゃったわね」
「でも、ここなら安心だぜ」
何とか滝の裏に辿り着いた二人は、腰を降ろして安堵する。
残念ながら服が濡れてしまい、間に合わなかったと後悔しながら、デカオはケロが風邪を引いていないか気になって顔を向けた。
「!?」
そこには、濡れて肌に張り付き透けて機能を半分失っている服を着たケロがいた。雨に濡れた髪や走ってきた疲れで赤みを帯びた顔が色気を漂わせ、なんと濡れて張り付いたせいでブラまで丸見えになってしまっている。
白地に緑色の水玉模様の可愛らしいブラジャーはケロの幼い明るさとマッチしているが、その下に隠されているボディは大人らしく引き締まって、豊かに実っている。
透けブラとそこから覗く谷間に、デカオは目を奪われ股間を熱くさせてしまう。ケロはそれまで天気ばかり気にしていたが、デカオの視線に気がつくと顔を赤くして両手で胸を隠す。
「み、見ないで」
「ごめん、なさい……」
ケロの恥ずかしがった顔と胸を隠す姿が余計に色っぽく見えて、デカオはますます緊張してしまう。
大きくなった股間を隠しながら地面に手を付くと、小石の上に乗ってしまい痛みが走る。
「いてっ」
「デカオ君、大丈夫……ぁ」
ケロはデカオの手を見ると同時に、パンパンに膨れ上がった股間も視界に入ってしまい、小さく声を漏らす。それに気がついたデカオは慌てて両手で股間を隠した。
気まずい沈黙が流れたが、ケロがボソリと小さな声で呟いた。
「デカオ君、ありがとう」
「え?」
「あの時、本当は怖かったんだ。だから、デカオ君が助けてくれて本当に嬉しかったんだよ」
平然としていた風に見えたが、内心ではケロも怖がっていたらしい。それを助けることが出来たなら、良かったとデカオは思う。
すると、突然ケロがデカオの手を掴んで引き剥がし、パンパンに膨れた股間を顕にする。デカオは混乱してあたふたする。
「だから、これはそのお礼」
「ケ、ケロさん」
ケロはズボンの上からデカオの股間を擦り、人差し指で唇を押さえながらウインクをする。
「これは、オフレコね?」
「う、うう、うぅぅ……」
「デカオ君、気持ちいい?」
ケロの手がデカオの肉棒を上下に擦り上げ、その快感に声を漏らす。キャンプの為に宿題に掛かりきりだったので、暫く自慰が出来なかった。
そのため、溜まりに溜まった情欲が、ケロの手コキによって昂ぶっている。女の人の柔らかな手の感触に包まれながら、熱い男の象徴を弄られるのは何物にも代えがたい快感を生む。
「あむっ、んん……」
「お、おほぅ……」
ケロがデカオの肉棒を口に咥えて、舌で舐りながらジュプジュプと音を立てて上下に動く。
フェラの気持ちよさもさることながら、ケロの様な外見の女性に奉仕されているという事実も堪らない。この童顔を見ているともっと汚してやりたいという欲求が湧き上がり、逆に透けた服の上から見える体からはもっと奉仕を受けて身を委ねたいという欲求も生まれる。
「う、うう、うああぁ……」
口の裏側の粘膜がペニス全体を擦るように包み込み、舌が亀頭を中心に這うようにして舐め回す。上下に動くケロによって強い快感がデカオの股間に与えられ、ケロの上目づかいに見上げられると心臓がバクバクと高鳴る。
その気持ちよさにデカオの口から情けない声が漏れる。宿題漬けの毎日だったせいで、久しぶりの快感に対応できない。
暫くそうしてフェラをしていたケロだが、ちゅぽんと音を立てて逸物から口を離し、衝撃でデカオの肉棒がブルブル震える。
そしてケロは濡れた透け透けの服を脱ぎ去ると、両手で自分の胸を支えてデカオの肉棒に覆い被さった。寄せて生まれた深い谷間にデカオの肉棒は包まれて、熱く硬い肉棒をやわらかいおっぱいが形を変えながら攻め立てる。
「どう、デカオ君?」
「はぁ、はぁ、す、すすげぇ」
可愛らしいブラを付けたままのパイズリは、適度な圧迫感を与えデカオの肉棒は乳圧とやわらかい心地よさの両方に包まれてその快感に打ち震える。それだけでも気持ち良いのに、ケロは胸の上下運動をしながら劣情を誘う色っぽい笑顔でデカオを見上げてくる。
その破壊力にデカオの腰はガクガクと震え始め、肉棒には溜め込んだ欲望がせりあがって来る。
「出る出る出る! イくぞケロさん!!」
「いいよっ。私のおっぱいに出して!」
「ふぐうううう」
ケロのおっぱいが一段と強く肉棒を挟み込んだ瞬間、デカオは我慢の限界を迎え射精した。圧迫した胸の間からビュルビュルと音を立ててペニスの先端から白く粘った液体が断続的に吐き出される。薄汚れた白濁役がケロの胸と顔を汚し、肉棒は震えながら射精を続ける。
デカオは射精の解放感から肩で息をしながらうな垂れる。
下には自分の精液で汚れたケロがいる。いつもテレビに映っていて、見るもの全てに元気をくれたアナウンサーの緑川ケロ。
そのケロが今自分にパイズリをして、精液で汚されている。その事実にデカオは興奮し、食い入るようにケロの胸を見ながら肉棒を再び硬くする。復活して荒ぶるペニスを見て、ケロは目を丸くする。
「ケロさん、ケロさん!」
デカオはケロと唇を重ね合わせるとブラジャーの下の乳房に手を潜り抜かせて、柔らかな感触を手に染み込ませながら揉みしだく。力を込める度に両手にモチモチした張りのある感触が伝わり、デカオはその心地よさに感嘆の溜息を漏らす。
右手を下にずらすと体のラインが分かるパッツパツのズボンに到達し、ケロの股間に手を這わせて擦りだす。
「デカオ君、だ、駄目。そこは駄目ぇ」
「……でも、ケロさんも待ってるんだろ?」
ケロの股間はしっとりと濡れ始め、デカオが触り続ける内に段々とクチュクチュ水音が聞こえてくる。
最初は困っていたケロも、声に快感の色が見え始める。デカオはケロのズボンを下ろすと緑地の下着を顕にし、濡れて湿った部分に口を付けて舐りだす。久しぶりに舐める女の秘所の味は格別だった。
甘く蕩けるような気持ちになるケロの愛液を勢い良く啜り、その激しさにケロは大声で喘ぐ。滝の音がなければ誰かに聞こえてしまうかもしれない。
「いゃ、らめぇ……」
「頼むよケロさん、コレ……」
デカオはハァハァと息を切らしながらのそのそと復活した肉棒を、ケロの股間に向ける。そして、下着に擦り合わせるように腰を振り、肉棒に下着のざらざらとした生地と温まった股間の感触が伝わる。
その気持ちよさにデカオは興奮を高めて、ケロもそれに当てられて高揚する。
「したいんだ! 一緒に気持ちよくなろう」
「……うん。早くぅ」
ケロの恥ずかしそうに顔を赤く染めての懇願に、デカオは本能のまま下着をずらして肉棒を挿入した。
「ぐ、おおおお……」
「っ、ぁ……」
「気持ちいい、ぞぉ。ケロさんのマンコ!!」
膣内に進入したデカオの肉棒を、ケロの肉が締め付けて圧迫する。快感を与えて精液を搾り取ろうとする意思でもあるのか、デカオが前後する度にその締め付けが強くなり、快楽も果てしなく高まっていく。
ケロの両足を掴んで動きやすい体勢になると、デカオは更に動きを速めて激しいピストン運動を繰り返す。だらしない顔で声を漏らしながら、腰の動きだけは更に強く、激しさを増していく。
「あっあっあっ、デカオ君っデカオ君っいいのっ!!」
「俺も、ぐっ、ケ、ケロさんの膣内気持ちいい……」
「もっと、もっ、とぉっ!」
上気した蕩け顔で自分の肉棒を懇願するケロに、デカオは体で応える。
ギリギリまで引き抜いては最奥まで突く。この動きを機械的ではなく獣の様な衝動に任せて、本能のままにぶつけ合う。
やがてデカオは限界が迫っていることに気がついた。もう、今すぐにでも精液は肉棒から溢れ出て飛び出そうとしている。
悪霊がいない今、不用意に膣内出しするのは危険だ。そう頭では分かっていても、体はそれに付いて行かない。いや、例え動かせたとしてもそうはしなかっただろう。
(射精たい。射精たい射精たい。この女に、ケロに膣内出ししたい)
自分から精液を搾り取ろうとしている、今交わっている肢体の持ち主に。緑川ケロの官能的な肉体に、自分の遺伝子を刻み込みたい。
そんな欲望に突き動かされたデカオは、最後に肉棒をケロの一番奥深くへと突っ込んだ。
ドビュウ!ビュビュ、ドクドク……
「こ、おお……」
「あああああ!!……」
デカオが達して肉棒をビクビクと震わせると、ケロも絶頂して体を震わせる。絶頂の快感に包まれながら、デカオは前のめりに倒れこんだ。自分の胸にケロの柔らかな乳房が当たり、重みでふにゅうとした感触と共に潰れる。
ケロは赤く上気した顔でデカオを見つめ、デカオはその視線に気がつくと、どちらともなく顔を寄せて、唇を重ねた。
雨は止み、ケロとデカオの服が乾くと二人は滝の裏側から出て表の山道へと移動する。
まるで夢のようなひと時だったとデカオが呆然としていると、ケロがデカオに顔を寄せた。
「今日のことは、絶対に誰かに言っちゃいけませんからね。秘密にしてくれたら……」
そこまで言うと、チュッと軽く音を立ててデカオの頬に軽いキスをする。
そして、手を振りながらその場から立ち去っていく。
「今日はありがとうね。お礼だよ!」
ケロの後ろ姿を眺めながら、デカオは力の抜けた手を振って別れの挨拶をする。
ケロの立場を考えれば、今日の自分との過ちが他言無用というのは分かる。デカオも、ケロを困らせるような真似はしたくない。今日の事は胸にしまい、二度と関わらないのがお互いのためだろう。
……なのに。
「こんなの渡されて……俺……」
デカオの手にあるPETには、ケロのメールアドレスが表示されていた。
ケロから交換させられたメールアドレス。その時のケロの表情は……自分に奉仕していた時の、妖艶な女の顔をしていた。
次に連絡が付いた時、自分とケロは何をするのだろうか。
それを想像すると、デカオは胸を激しく高鳴らせるのだった。