ようこそ俺だけレベルの概念がある世界へ 作:Monburan
「さて、行くか」
櫛田がトイレから出ていって数分後、俺もようやく学校へと向かう。
一瞬の出来事だった。興奮と快感に耐えられず、ものの10秒で射精……
だが言い訳をさせてくれ。俺は童貞だぞ?
いや、確かにジョブは童帝だが心は童貞なんだ。
あのチンポを入れた時の櫛田の声、そして悔しそうな表情。初めて入れられてきつく締まる感覚……
あれで逝かない方がおかしい。思い出すだけでまたヤりたくなる。
「それにしても……。一人につき経験値は10入るってことでいいのか?」
櫛田とSEXしたことにより、おそらく経験値が10入りレベルが2に上がった。次のレベルには経験値が20必要。つまり2回SEXをしなくてはいけない。
そして、レベルが1上がったことでSポイントが100増えた。もう1レベル上がれば200になる。せっかくだし魔法も取得してみたいな……
俺がゆっくりと歩いていると始業のチャイムが鳴り響く。まだ学校の外にいるが、その音は俺の耳にしっかりと届いた。
だが、焦る必要はない。初日のホームルームは学校のシステムについての説明だ。原作を知ってる俺にとっては不要な説明。そして、今の時期なら遅刻など好きなだけしてもいい。同学年でクラスポイントについて知ってるのは俺だけだろうしな───
俺たちが入学する高度育成高等学校は、日本政府が作り上げた未来を支える人材を育成する名門校で、希望する進学、就職先にほぼ100%応える学校だ。
その機密性ゆえに3年間、外部との連絡は断たれ学校の敷地内から出る事も禁止。俺たちも寮生活になり、60万平米を超える敷地内の小さな街で3年間を過ごすことになる。
そして、ようこそ実力至上主義の教室へでは各学年にA~Dの4クラスが存在しており、各クラスはポイント制でより高いクラスポイントを保持しているクラスから順に一番上がAクラス、そして一番下がDクラスと毎月クラス単位で変動する。
ポイントは期末試験や中間試験等の学力が試される試験や、体育祭や合宿等の運動能力が試される試験など数多く用意されており、その結果や普段の遅刻や欠席、授業態度などに応じて変動していく。
そしてこのシステム上、3年間クラスメイトは同じとなり、入学時に同じクラスになったメンバーと3年間Aクラスを目指して戦い続ける事になる。
ざっと思い返すとこんなところ。そして俺はAクラスを目指しつつSEXライフを満喫すればいい。
新入生である俺たち1年にクラスポイントの説明がされるのは翌月5月の頭。それまでは遅刻しようと誰にも文句は言われない。
つまり今は自由の身ということだ。ゆっくりと歩みを進め、外にある提示板を確認する。
『四谷忍・Dクラス』
俺のクラスは原作の主人公がいるDクラス。ちなみに櫛田もDクラスだ。確認を終えた俺は、さっそくDクラスへ向かい後ろの閉まっているドアをあける。
『ガラガラガラガラ』
教室に入ると全員の視線が俺に集まる。入学初日からの遅刻だ、無理もない。予想通り学校のシステムについての説明中だったようだ。
「初日から遅刻か。まぁいい、席につけ。そこの空いてる席がお前の席だ」
黒のスーツを着たポニーテールのクールな女教師。Dクラスの担任、茶柱佐枝。俺は言われた通り席につき、隣の女子を見た。そいつはシャープペンを強く握り締めながら、一瞬だけ笑顔で俺に目を合わせると再び前を向き姿勢を正した。
奇遇だな、櫛田。これから3年間、是非仲良くしてほしいものだ。
「では、話の続きだ。今から学生証カードを配る。それを使い、敷地内にあるすべての施設を利用したり、売店などで商品を購入することができるようになっている。クレジットカードのようなものだな。ただしポイントを消費することになるので注意が必要だ。学校内においてこのポイントで買えないものはない。学校の敷地内にあるものならなんでも購入可能だ。また、施設内では機械にこのカードを通すか提示することで使用可能だ。使い方はシンプルだから迷うことはないだろう。それからポイントは毎月1日に自動的に振り込まれることになっている。お前たち全員に平等に10万ポイントが既に支給されているはずだ。なお、1ポイントにつき1円の価値がある。これ以上の説明は不要だろう」
10万ポイント貰えた事実に教室がざわめく。10万はでかいからな。だが、使い道は決めてある。
「ポイントの支給額が多いことに驚いたか? この学校は実力で生徒を測る。入学を果たしたお前たちにはそれだけの価値と可能性があると言うことだ。だが無理矢理カツアゲするような真似だけはするなよ? 学校はいじめ問題にだけは敏感だからな。それとこの後、第一体育館で入学式が行われる。チャイムが鳴ったら移動を始めるように」
長い説明が終わり誰からも質問がないことを確認すると、すぐに茶柱先生は教室から出ていった。
その直後、周りから話し声が溢れだす。初対面の緊張感を程よく保ちながら、席の近いもの同士あるいは気の合いそうなもの同士が初々しくも積極的に行動を開始する。
隣を見ると櫛田も同様で、近くの女子と会話を始めていた。そして俺も行動を開始する。席を立ち、ドアの方へ向かい歩き出す。
「みんな少し話を聞いてもらってもいいかな? 僕らは今日から同じクラスで過ごす事になる。だから今から自発的に自己紹介を行って、一日も早くみんなが友達になれたらいいと思うんだ。入学式まで時間もあるし、どうかな?」
教室から声が聞こえた。平田洋介。爽やかなイケメンにして文武両道。この先、Dクラスの中心人物として活躍する男だ。
だが、既に廊下を歩く俺には関係のない話。お前たちのことは知っている。自己紹介は必要ない。
Dクラスの中にいた時間は俺が最も短かったが、俺が誰よりもこのクラスのことを知っている。一人だけの足音が響く廊下を歩きながら、そのまま俺は寮へと帰った───
寮の1Fフロントで部屋のカードキーを受けとる。予定より早い新入生の来訪に疑問を抱きながらも、フロント女性は凛とした接客を見せた。俺はカードキーの番号を確認して部屋へと向かう。そして部屋に入ると、すぐに備え付けのベッドへ腰かけた。
「そういえば、タバコは吸えないのか……」
部屋に灰皿が無いことに気がつき俺は声をあげる。ヘビースモーカーという程ではないが、前世では喫煙者だった。幸いこの体では吸ったことがないせいか欲求も少なめだが、残念なことに変わりはない。
「無いものは仕方ない。まずは現状の再確認だ」
今日は無断で早退した。これにより間違いなくDクラスのクラスポイントは減ることになるだろう。クラスポイントは毎月変動され入学時、つまり現時点ではどのクラスも平等に1000クラスポイントが与えられている。このまま来月を迎えればまた10万ポイントもらえるし、例えば0クラスポイントになれば0ポイント。つまり0円になる。
原作でDクラスは、5月からさっそくクラスポイントが0になりポイントの支給がなくなる。どうせ0になるならば今のうちに好きなことを好きなだけやる方が利にかなっている。
原作知識を使い5月を待たずしてポイントの説明をクラスメイトに行ってもいいが、信憑性もない上に場合によっては俺だけが知ってる事を不審に思われ面倒事に巻き込まれる可能性すらある。俺にはレベルという概念があるんだ。俺は俺のやり方でAクラスを目指せばいい。
「さて、そうと決まれば……」
まずは今の能力について確認だ。スキルについて把握しておく必要がある。何が出来て、何が出来ないのか……
俺は部屋を出て20分ほど歩き、少し離れたコンビニへ向かう。もちろん近くには他にもコンビニがあるが、実験の為だ。普段行く可能性のあるところは避けた方がいいだろう。
「いらっしゃいませ~」
コンビニにつき周りに客がいない事を確認すると、適当な商品を持ってレジへと向かう。そういえば、コンビニや食堂にはポイントが無くなった生徒向けに無料の商品や定食が備えられている。このコンビニも例外ではなく、一ヶ月に3品までと制限付きではあるが無料の商品が置かれていた。
「すみません。これを購入したいんですけど……」
「ではカードの提示をお願いします」
女性店員にカードの提示を求められる。さっそく催眠のスキルを試してみよう。
『催眠』
「えっと、値引きとかできないですか?」
「申し訳ありません。その様なことは行っておりませんのでご了承ください」
丁寧に断られた……
結局、何も買わずに店を出て次のコンビニへ向かう。なんとなくそんな気はしていたが、催眠も万能じゃないようだな。何せLV1だ、むしろ万能な方がおかしい。
次のコンビニでも商品を持ってレジへと向かう。ただ今回は、サンドイッチを少し手で握り潰してそれを持っていった。
「すみません。これを購入したいんですけど……」
「ではカードの提示をお願いします」
『催眠』
「このサンドイッチですが初めから潰れていたので値引きとかしてくれませんか、そちらの責任ですよね?」
「かしこまりました。そちらの商品についての料金は不要です」
「いえ、やっぱりいいです。料金はお支払します」
催眠LV1 言葉に説得力が生まれる
おそらくだが、説得できるだけの環境やそれらの要因が整って始めて効果が実感できるものなのかもしれない。思い出してみれば櫛田のときの罰も、櫛田自身が役に立てなかったという罪の意識を少なからず持っていたはずだ。高円寺については、唯我独尊と聞いていたがどうなんだ? あの男に席を譲る意識などあるようには思えんが……
だが、少なからず相手の意識や罪悪感が催眠をかける上で重要なファクターであることは間違いないだろう。
結果に満足した俺は、サンドイッチを食べながら寮へと戻る。学校へ行くのはまた明日からにしよう。まずはレベルを上げてSポイントをためることが先決。ふっ、明日からの学校生活が楽しみだ───
翌日の朝、目が覚めた俺は学校へ向かう準備をする。時間は朝の10時。ぐっすりと眠り、体調は万全。清々しい太陽の光を浴びながら、急ぐことなくゆっくりと登校した。
『ガラガラガラガラ』
教室に入ると、昨日と同様俺に視線が集まる。気にすることなく席につき授業を受ける。見渡せば、まだ入学2日目だというのに寝ている者もいれば携帯で遊んでいる生徒もいる。
早くもDクラスはクラスポイントが0になる未来に向け順調なスタートを切っているようだ。そんな中、隣を見れば真面目にノートを取る櫛田の姿。どうやら俺との接触は極力避けたいようで、こちらを向くこともない。今は俺も余計な接触をしない方が懸命だろう……
ぼーっと授業を受けていると気が付けば昼になり、各々が食事を始める。俺も一人席を立ち食堂へと向かう。今日学校に来た理由はこの為だからな……
『山菜定食・無料』
これが噂の無料定食か。健康に良さそうだが進んで食べようとは思えんな。
辺りを見回すと、数人の生徒が山菜定食を食べていた。10万ポイントが支給されたばかりの1年がわざわざ好んで山菜定食を食べる理由がない。おそらく食べているのは2年か3年、上級生だ。
俺は周りをじっくりと見渡し、一人で山菜定食を食べている地味で覇気のない女子に声をかけた。
「すみません。先輩、ですよね?」
「あ、えっと。1年生ですか? それなら私は2年なので先輩にあたると思います……」
見た目どおりの内気なタイプ。お金がなくて外見に手をいれる余裕がないのか、髪はお世辞にも綺麗とは言えず肌も荒れている。
「先輩はDクラスですか? 山菜定食って無料ですよね。よく食べるんですか?」
「あ~うん。Dクラス。よく、食べるかな……。あんまり美味しくはないんだけどね」
「先輩もご存知かと思いますが、入学したばかりの俺ら1年生は全員が10万ポイントを持っています。もし、先輩がお金に困っているようでしたら3万ポイントくらいなら差し上げても余裕があります」
「……えっ? どういうこと?」
「先輩に3万ポイントを差し上げます」
「えっ、嬉しいけど。さすがに初対面であったばかりなのにそれは悪いよ……」
先輩は期待したような目で、それでいて良心に従うように渋々と俺の提案を断る。準備は整った。
『催眠』
「それなら、代わりにヤらせてください。一回、3万円。悪くないと思いませんか?」
「そ、それなら……まぁ……」
「決まりですね。移動します、ついてきてください」
今は昼休み、あまり時間はない。催眠の効力も放課後までは持たないだろう。ヤるなら今。この学校には特別棟と呼ばれる校舎がある。あそこなら人も少ないし監視カメラのないところでヤれば問題ない。
「あっ、まだ。心の準備が……」
「大丈夫です、すぐ終わります。目を瞑っていてください」
制服を着たまま、前戯もなしにすぐ始める。先輩のスカートの中に手を入れてパンツを脱がせる。まさかえっちをするなんて夢にも思ってもいなかったであろう。無防備なマンコがさらけだされる。目の前にマンコがある、それだけで俺の肉棒は固くなった。
「入れます」
時間がないのですぐに入れる。処女かと思ったが、見た目によらず経験は済んでいたようでゆっくりと奥まで入っていく。
「……んっ」
先輩のマンコに俺のチンコが包まれる。
ダメだ……。気持ち良すぎる……
少し腰を動かすとすぐに限界が訪れた。
「い、逝くっ……」
膣内からチンポを抜く。さすがに学校内に射精する訳にはいかない……
とっさに俺は先輩の口の中にチンポを押し込みすぐに射精した。
「ん、んぐっ……」
「す、すみません、先輩。出すところがなくて……」
突然の事に驚くも、先輩は静かに俺の精子を飲み込み声をあげた。
「いいよ。お金もらってるし、初めてならこんなもんだよ」
「あ、ありがとうございます」
その笑顔が眩しすぎて、俺は言えなかった。
『もう、2回目なんです……』
名前 四谷忍(よつやしのぶ)
年齢 15
職業 童帝
レベル2(10/20)
体力 10 (0/1)
筋力 10 (0/1)
知力 10 (0/1)
素早さ 10 (0/1)
魔力 10 (0/1)
運 10 (0/10)
スキル 鑑定LV1 催眠LV1
Sポイント(100)
『取得可能スキル』
火魔法(0/100) 水魔法(0/100)
風魔法(0/100) 土魔法(0/100)
雷魔法(0/100) 変身魔法(0/200)
付与魔法(0/200)空間魔法(0/500)
絶倫(0/50) 催眠(0/200) 鑑定(0/200)
もう冬ですね。朝起きるのがつらいです……。
みなさんも寝坊には気を付けてくださいね!
あっ、名もなき先輩の名前も募集しています。人気があるようならまた登場するかも……
とりあえずポイント使わずにとっておきました。引き続きポイントの振り方もどんどん感想くださいませ!