※この作品はR-18です。

ねとられーるがん   作:ゴブリンの薄毛頭

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04 学園都市って

 

 

バスに乗ってどれくらい時間が経っただろうか、気づいたら寝ちゃってたみたいだ。

 

 

 

 

 

「着いたよー朝だよー」

 

 

 

「う、うーん・・・」

 

 

 

「もーねぼすけさんだなー」

 

 

 

 

 

 

 

『バスから降りたら係員の指示に従って下さいね。入学する学校ごとに分かれて寮へのバスに乗りますので』

 

 

 

えーまだ乗るのー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

降りたとこはバスの合流所?みたいなとこだった。たくさんのバスと同じくらいの年齢の子がいる。

 

 

 

 

 

友達の殆どはそこで分かれた。同じ出身地でも同じ学校へ行くとは限らないみたい。代わりに他の地域から来た子と合流した。

 

 

 

 

 

・・・何人かがちらちらこっち見てくるけど、何だろうちょっと恥ずかしいな・・・。

 

 

 

 

 

 

 

「ハーイ点呼とりまーす。・・・大丈夫ですねー、じゃバスに乗りまーす。席順は適当でいいですよー」

 

 

 

 

 

 

 

新しいバスは今まで乗ってきたやつよりもハイテクだった。排気口が付いてないし。

 

 

 

 

 

『じゃ出発しまーす。シートベルトは締めて下さーい』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すごい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学園都市はオレが思ってた以上にすごかった。

 

 

 

 

 

巨大な風車、ガラス張りの高層ビル群、モニターの付いた飛行船、地面を這いずるドラム缶?みたいな物体。

 

 

 

近未来都市。と聞いて人がイメージするものを、そのまま具現化したような街だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『寮に着いて鍵を受け取ったらそのまま部屋に直行しちゃっていいですよー、部屋番も鍵に書いてあるんで』

 

 

 

 

 

なんか適当なバスガイドさんだな・・・。

 

 

 

 

 

『荷物も搬入してあるし、予定表とかも中にあるんで。何か質問ある人いますかー?』

 

 

 

 

 

「お腹すいたー」「この後どうするんですかー?」

 

 

 

 

 

『寮にお弁当があるんで適当に食べて下さーい。この後は自由行動なんで好きにしてていいですよー、迷子にはならないで下さいねー。』

 

 

 

 

 

そういや何も食べてなかったな。お腹空いた。

 

 

 

 

 

『はーい到着ー。では皆さん楽しい超能力ライフを満喫して下さいねー』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寮は思ってたより普通だった。先に送っといた家具とかもあった。あと制服とか鞄とか。お弁当はすぐ食べた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやそんなことより、そんなことより!

 

 

 

 

 

どうしよう、何でだろう。両親と離れてしまいすごく寂しいのに、

 

 

 

 

 

 

 

何だかすっごくワクワクしてる自分がいる!

 

 

 

 

 

だって地元じゃ見たこともないような変なのがたくさんあるんだよ?ワクワクしない方が無理でしょう!

 

 

 

 

 

今はちょうど夕方くらい、自由行動だって言ってたしその辺フラフラしててもいいよね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地図を見て分かったけどここは第七学区っていうみたい。

 

 

 

学園都市は第一学区から第二三学区まであってそれぞれ違う特徴がある。今いる第七学区は中学校と高校が多いらしい。

 

 

 

 

 

他にも第一三学区には幼稚園と小学校が、第五学区には大学など。繁華街や遊園地のある学区もあるみたい。

 

 

 

 

 

すごい!宇宙開発センターとか何とか研究所とかもいっぱいある!なんかすごいって言葉しか出てこなくなったけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところでこれは何だろう?バスの中からも見たけど、ぶおーんぶおーんと音を立てながら滑るように移動する円筒状?の機械がある。

 

 

 

 

 

ひょいと持ち上げてみると下部には触手とローラーが付いていて真ん中には吸気口みたいな穴があった。ひょっとして掃除機?

 

 

 

 

 

『ピピーピピーケイコク、ハヤクオロシテクダサイ』

 

 

 

 

 

「あ、ごめん」

 

 

 

 

 

慌てて下ろしてあげるとピューッと走り去っていった。・・・なんか周りの人からクスクス笑われてるんだけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ピーピー』

 

 

 

 

 

今度は三本の足にローラーが付いたロボット?が何体か横切っていった。アレも掃除機なんだろうか?捕まえようとしたら、

 

 

 

 

 

「ボウズー、そいつは警備ロボットだから触っちゃダメじゃん?」

 

 

 

 

 

女の人に怒られてしまった・・・。

 

 

 

 

 

「うん?ボウズ、ひょっとして迷子か?ここいらで見ない顔じゃん?」

 

 

 

 

 

「大丈夫です。迷子じゃないです」

 

 

 

 

 

道はちゃんと覚えているのでフフンと胸を張って答える。

 

 

 

 

 

「ふぅん?じゃ新入生じゃん」

 

 

 

 

 

・・・というかこのお姉さんは何者だろう?体を透視してみるとかなり鍛えられているのがわかる。相当な武道の使い手だろう。

 

 

 

 

 

「あの、お姉さんは何者ですか?」

 

 

 

気になったので聞いてみることにした。

 

 

 

 

 

 

 

「私?私はほら、見ての通りアンチスキルじゃん?といっても来たばかりじゃわからんか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

衝撃的な事実が判明した。お姉さんがこの街のことを話してくれたんだが、

 

 

 

 

 

なんとこの街には警察がいないらしい!その代わり、主に教職員から構成される警備員(アンチスキル)と、学生から構成される風紀委員(ジャッジメント)で治安が維持されている。

 

 

 

 

 

どちらも完全志願制のボランティアみたいなものらしい。

 

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

意味がわからない・・・意味がわからなすぎて何がわからないのかわからない。

 

 

 

 

 

頼りない・・・何て言うか、大丈夫か?この街。

 

 

 

 

 

 

 

「まぁ、困ったことがあったら何でもいいから相談するじゃん?」

 

 

 

 

 

そう言ってお姉さんはにこやかな顔で笑った。・・・この人は信頼できそうだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ピンポンパンポーンただ今を以って、学園都市は完全下校時間になりました。生徒はより道をしないで真っ直ぐ帰りましょう』

 

 

 

 

 

 

 

えーもうおしまいかー。もうちょっと探検したかったのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・結局、道順を忘れてしまったのでアンチスキルのお姉さんに着いてきてもらった。

 

 

 

 

 

「ありがとうお姉さん」

 

 

 

「おう、次からは迷子になんなよ?地図アプリとかあるといいんじゃん?」

 

 

 

「はーい」

 

 

 

 

 

 

 

お姉さんと手振って別れた。

 

 

 

 

 

ふと思ったんだけど、お姉さんじゃなくて先生と呼んだ方がよかったんだろうか・・・アンチスキルってことは先生でもあるんだろうし。

 

 

 

・・・次、遭遇したら先生と呼ぼう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寮に帰ってきた。荷物とか全然片付けてないけど、

 

 

 

 

 

そうだお風呂入ろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やばいやばいやばい。ハイテク都市に来てテンション上がっててこの可能性に全然気付かなかったんだが、

 

 

 

 

 

 

 

ハイテク機器の使い方がわからない・・・

 

 

 

 

 

実家にあったやつは前世でも見たことあるやつだったんだが、この寮にあるやつは全然わからない!

 

 

 

 

 

 

 

先ずボタンがついてない、文字も書いてないし、液晶すらない。灰色の四角いボードが壁に付いてるだけ。

 

 

 

 

 

どうしよう?どこも反応しないし、それっぽいのも付いてない・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うおおぉぉ・・・ぐぬぬぬ・・

 

 

 

 

 

「ああああお風呂入りたいいぃぃ・・」

 

 

 

 

 

思わず怨嗟の声とともに独り言が漏れてしまったが、

 

 

 

 

 

 

 

『ピピピリョウカイシマシタオフロワカシマース』

 

 

 

「へ?」

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間、ザブザブと堰を切ったように浴槽にお湯が満たされていく。これは・・・

 

 

 

 

 

「音声認識?」

 

 

 

『ソウデース』

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・ちょっと腹が立ったけど、すごい!と思った。

 

 

 

 

 

『チナミニノウハニンシキモカノウデスヨーセツメイショヨンデクダサイネー』

 

 

 

 

 

すごい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふう」

 

 

 

 

 

 

 

お風呂も入ったし荷物もすぐ片付いた。あまり持ってこなかったしね。

 

 

 

 

 

あとお風呂には自動洗浄機能も付いてた。すごい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日は入学式。初日で遅刻したら大分マズい、制服とか色々準備しとかないと。

 

 

 

でも初日は寮生で集まって通学するんだよな。ちょっとくらい寝坊しても大丈夫だろう。

 

 

 

 

 

 

 

ふわ~あ そろそろ眠くなってきた。明日も早いんだ、さっさと寝よう・・・・おやすみなさい父上、母上。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早速だけど寝坊しました。

 

 

 

 

 

他の子はもう集まってた。最後に来たのでちょっと恥ずかしかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寮母さん(多分20歳くらい)に案内されて中学校へ行くんだけど、そういえば昨日の夜から何も食べてない・・・

 

 

 

 

 

ぐー

 

 

 

 

 

うぅ・・お腹が鳴ってしまった。はぁ・・お腹減った・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中学校に着いた。校舎は想像してたのより普通だった。

 

 

 

 

 

 

 

クラスは1-A。担任は、

 

 

 

 

 

「はいこれから1年間、このクラスの担任を務めさせて頂きます、月詠小萌です。よろしくお願いしますですよー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・担任小さくね?

 

 

 

 

 

 

 

なんか小学生?くらいに見えるけど。

 

 

 

 

 

でもこう見えて大人なんだろう、肺がタバコで真っ黒。肝臓もアルコールでぼろぼろだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「では早速ですが入学式があるので廊下で出席番号順に並んで下さーい。ちゃっちゃと行きますよー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入学式。偉い人からありがたいお話しを聞かされるのだが、

 

 

 

 

 

 

 

『で、あるからしてー』

 

『今年度はー』

 

『能力開発がー』

 

 

 

 

 

 

 

長い・・・実は長話を聞くのが苦手だったり。

 

 

 

 

 

『我が校はー』

 

『に於いてー』

 

 

 

 

 

 

 

あーもうダメこんなん寝る・・・

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パチパチパチパチ

 

 

 

 

 

ふわ~あ寝てしまった。・・・なんか視線を感じる。寝てたから?

 

 

 

 

 

ぐー

 

 

 

 

 

またお腹が鳴ってしまった。恥ずかしい・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入学式が終わった。長かった・・・この後はオリエンテーション。ではなく早速アレらしい。

 

 

 

 

 

 

 

「はい早速ですが能力開発の授業を行います。皆さん能力が待ち遠しいですかー?でも先ずは能力の理論的なお話しからです」

 

 

 

 

 

「能力はその仕組みを正しく理解し、適切に使用しなければ制御はおろか発動すら出来ません。ですから皆さんしっかり理解して下さいねー」

 

 

 

 

 

 

 

超能力か・・・本当に脳改造とかお薬とか使うんだろうか、ヤだな・・そういえば超能力って一度も見たことない。どんなのなんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「能力開発において最も重要な概念をパーソナルリアリティ、自分だけの現実と呼びます。これは量子力学の理論を下地にして-」

 

 

 

 

 

「この理論を解説するうえでわかりやすい例として、シュレディンガーの猫という話しが-」

 

 

 

 

 

 

 

先生ごめんなさい、全然わかんないです。カタカナが多いし・・・うぅ、ダメだ寝そう・・・

 

 

 

 

 

「猫とランダムに毒ガスを発生させる装置を箱に入れて蓋をします。この場合、猫は生きている可能性と死んでいる可能性が-」

 

 

 

 

 

 

 

なんか怖そうな話ししてる・・・ちょっと目が覚めた。

 

 

 

 

 

 

 

「つまり能力者になれば偶発的に起こる事象を選択的に発生させることが出来る、というわけです」

 

 

 

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

 

 

 

「時間ですねー。では次の時間はお待ちかねの脳開発を行います。授業が始まったら移動しますのでそのままにしてていいですよー」

 

 

 

 

 

ホントに脳改造するのか・・・どうしよ・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

能力開発はサボった。脳改造とか怖いし・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょうどよく屋上が開放されていたので寝転がって時間を潰すことにした。

 

 

 

 

 

 

 

空は快晴。雲ひとつない青空、太陽が眩しくて目を閉じるとポカポカした陽気もあってちょっと眠くなってくる。

 

 

 

 

 

 

 

超能力か・・・電気出す能力とかいいなーとか思うんだけど、

 

 

 

 

 

 

 

そういえば、前世で友達が言ってた何でも反射する最強の能力とやらは超能力なんだろうか。術なら鏡の伝承を応用したヤツとか?いやそれでも何でもはね返すのは厳しいだろう。

 

 

 

 

 

あと能力を無効化する主人公とか・・・

 

 

 

 

 

 

 

「あー!?こんなところにいたんですかー!」

 

 

 

 

 

あ、やべ

 

 

 

 

 

「ん、んん(咳払い)出席番号15番つぎゅくぃに煌平ちゃん、こんなところでなにをしてるんですかー?」

 

 

 

 

 

噛んだ・・・

 

 

 

 

 

 

 

「みんなもう能力開発してますよー煌平ちゃんは行かないんですかー?」

 

 

 

 

 

「いや、その、脳改造とか、怖くて」

 

 

 

 

 

「大丈夫ですよー今回は頭蓋骨を開いて手術をするわけではありません。注射と首からの電気刺激、それとイヤホンでの音楽学習だけです」

 

 

 

 

 

「えぇ・・・怖っ」

 

 

 

 

 

先生は笑顔で血の気もよだつようなことを言い出した。

 

 

 

 

 

「えー!?・・・もう、それじゃ何のために学園都市に来たかわかんないじゃないですかー」

 

 

 

 

 

うぅ、そう言われても怖いものは怖いし。

 

 

 

 

 

 

 

でもこの先生は信用できそう、なんとなくだけど。

 

 

 

 

 

先生はオレの横に座った。長期戦で説得するつもりなんだろうか。

 

 

 

 

 

「煌平ちゃんは能力とか欲しくないんですかー?使いたくないんですかー?」

 

 

 

 

 

 

 

うーん、どうすれば逃げ切れるか。そうだ、話しを変えるのはどうだろう。

 

 

 

 

 

「あの、先生。ちょっと質問があるんですけど」

 

 

 

 

 

「? どうしたんですかー?」

 

 

 

 

 

「何でも反射する最強の能力ってあるんですか?」

 

 

 

 

 

「んー」

 

 

 

先生は何かを考える仕草をして、

 

 

 

 

 

 

 

「それは現在のレベル5第一位の能力、ベクトル操作ですね。またの名を一方通行、アクセラレータ、」

 

 

 

 

 

「自分に触れたあらゆるベクトル・・・力の向きを操ることが出来る、というものです。自分に向けられた攻撃のベクトルを真逆の方向に向ければ、攻撃は反射しているように見えます」

 

 

 

 

 

「反射するだけでなく攻撃に使っても強力な能力ですが、文字通り誰も傷付けることが出来ない無敵の能力と言えますねー」

 

 

 

 

 

 

 

「ほえー」

 

 

 

 

 

なんか難しい単語が多くてよくわかんなかったけど超能力だったのか。

 

 

 

 

 

あと、そうだ。

 

 

 

 

 

「あの、あともう1コ質問が」

 

 

 

 

 

「んふふ、いいですよー。何でも聞いて下さい」

 

 

 

 

 

「能力を無効化する能力ってあるんですか?」

 

 

 

 

 

「んー」

 

 

 

「それは、電撃に対する避雷針のような反らす、もしくは吸収するようなものですか?それとも高熱に対する低温のような打ち消すものでしょうか」

 

 

 

 

 

「少なくともあらゆる能力を無効化する能力というのは聞いたことがないですね・・・」

 

 

 

 

 

「ほえー」

 

 

 

 

 

「ですがもし存在するのであれば、先ほどの一方通行にも有効打が与えられるかもしれませんねー」

 

 

 

 

 

 

 

じゃあ、主人公は能力者じゃないのか。一体何者なんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、どうせならアレも聞いちゃお。

 

 

 

 

 

「あと、あの、能力じゃないんですけどもう1コ」

 

 

 

 

 

「いいですよー」

 

 

 

 

 

「レールガンって何ですか?」

 

 

 

 

 

 

 

「それは・・・研究中の兵器の名前ですね、電磁力で砲弾を放つのですが、」

 

 

 

 

 

「学園都市では研究されていません。アメリカでは研究していたハズですが、撃った瞬間に熱で砲身がドロドロに熔けてしまうので実用化されていないのです」

 

 

 

 

 

「・・・デンジ力って何ですか?」

 

 

 

 

 

「電磁力とは・・・あー、磁石のことですよー。煌平ちゃんはもっとお勉強がんばりましょうねー」

 

 

 

 

 

うっ・・痛いとこを・・・

 

 

 

 

 

実は勉強は苦手なんだ。小学校は人生2週目だからなんとかなったけど。

 

 

 

 

 

 

 

「それに人が喋ってるときに寝てはいけませんよー。あくびもしてはいけません」

 

 

 

 

 

うおお見られていたのか・・恥ずかしい・・・

 

 

 

 

 

 

 

「あと・・・初めて見たときから気になってたのですが」

 

 

 

 

 

「? 何ですか?」

 

 

 

 

 

「煌平ちゃんのその・・髪と目は何ですかー?ピアスとかイレズミもこの学校では禁止です」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・え」

 

 

 

「あのあの!この髪と目とコレは生まれたときからなんですケド!」

 

 

 

 

 

そっか・・・地元にいたときは気にされなかったけど。

 

 

 

 

 

「えー、まさかー。そんなカラフルなグラデ髪で生まれる人なんていませんよー」

 

 

 

 

 

うっ、信じてもらえてない・・・

 

 

 

 

 

そうだ。携帯の待ち受けにしてる両親の画像とかどうだろう信じてもらえるかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ホントです・・・これお父さんですかー?煌平ちゃんにそっくりですねー」

 

 

 

 

 

よかった、信じてもらえたみたい。

 

 

 

 

 

「じゃこのピアスは何なのですかー?お父さんもしていますけど」

 

 

 

 

 

「これは・・・ご先祖さまから伝わってるとっても大切なもので・・・」

 

 

 

 

 

う・・・どうしよう、これは流石に無理かな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ・・・わかりました。生活指導の先生にも伝えときます」

 

 

 

 

 

「わぁありがとうございます。先生!」

 

 

 

 

 

「いいですよー、煌平ちゃんは遊んでるようには見えないので。でもあまり派手な見た目だと困ってしまいますが」

 

 

 

 

 

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

 

 

 

「さ、雑談は終わりです。能力開発はまた今度受けてもらいますから、次はお待ちかねの給食の時間ですよー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月詠先生はめっちゃ器が広い先生だった。この先生に当たってよかった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある科学のレールガン。どんなアニメなんだろう?先生は兵器の名前だって言ってたけど、学園都市じゃ研究してないとも言ってた。

 

 

 

 

 

ひょっとして学園都市が舞台のアニメじゃないんだろうか・・・

 

 

 

 

 

そもそもとある魔術のインデックスと、とある科学のレールガンってどんな関係なんだろう?とあるシリーズじゃ!って神様は言ってた。外伝とか?

 

 

 

 

 

 

 

主人公の無効化能力を、先生は聞いたことがないと言ってた。でも術?でどんなものでも無効化っていうのもやっぱり無理だよね・・・オレの知らない何かがこの世界にあるんだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

反射マンは超能力者だったらしい、なるほどなー。てか、一方通行、アクセラレータ。なんか聞き覚えあるフレーズだな・・・

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

 

 

・・・・

 

 

 

 

 

 

 

そうだ、確か前世で、

 

 

 

 

 

(なーなー、一方通行って英語で何ていうか知ってるか?)

 

 

 

 

 

(えー知らん何ていうのー?)

 

 

 

 

 

(アクセラレータって言うんだぜ!(ドヤ顔)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの、先生。一方通行って英語でアクセラレーターって言うんですか?」

 

 

 

 

 

「え?んー、一方通行は英語でOne way、Acceleratorは加速器という意味です」

 

 

 

 

 

「ちなみにさっきのは単なる当て字やルビで、昔からの学園都市の習慣なので気にしなくていいですよー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・全然ちがうぢゃん!

 

 

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