花城の仮説が正しかったとして。
もし、櫻井が催眠能力を──或いはもっと凄い能力を持っていたとして、更に俺にその能力を分け与えたとして。
その力に振り回される俺を眺めて、楽しんでいたとして。
もしそうだったら、俺は……
「──まぁ櫻井ならいっか」
という結論に落ち着いた。
先程は突然すぎて驚いたが、冷静になってみるとそこまで酷い話ではない。
だって俺はそもそも、櫻井の人格を無視して、あいつの人生を無茶苦茶にして、それを是として生きてきた。あいつの何もかもを無視して、俺の奴隷として扱ったのだ。
だから櫻井にだけは、俺は何をされても甘んじて受け入れる覚悟がある。というか彼女にはその権利があるからな。
他にもいろいろ考えないこともないが、櫻井がこの状況を楽しんでくれているのなら、俺は、それでいいと思う。
……後、付け足すなら櫻井に催眠能力があろうとなかろうと、もし本気で俺たちをどうにかしようとしたら太刀打ち出来なそうというのがある。というかこれが一番大きい。
頭の切れる櫻井のことだ、花城の仮説が完璧に間違っていて催眠能力がないとしても、それでも俺は櫻井に勝てる気がしない。手のひらで転がされて終わりだろう。
この一ヶ月で分かった事だが、櫻井は何処か普通とは違う。何が違うのかは分からないが、常人の思考能力ではないと時々そう思ってしまう。
だからまぁ、もう考えるだけ無駄なのだ。そう思うことにした。
「さっきまであんなに落ち込んでたのに、訳わかんない立ち直り方したわね」
「まぁ、櫻井は俺にとって特別だからな」
「……はぁ、目の前にも貴方に恋する女が居るんだから、もう少し気を遣ってくれる?」
花城はそんな事を言いつつ、カウンターから番号を呼ばれてコーヒーを取りに行った。
注文の時といい、俺がこういったカフェに慣れてないと気がついた花城は、率先して注文やら受け取りやらを行ってくれていた。こないだのデートの時もだ。本当に細かいところにも気がきくので、こいつもなんだかんだ言ってダメ男製造機なのかもしれないと確信を深める。
「とはいえ、実際美津子がそんな能力持ってたらお手上げよね……はい、なんか甘そうな奴」
「おお、ありがとう。たしかに甘そうだな……でもここって見た感じ女性客が多そうだし、見かけによらずヘルシーということも……」
「基本的にここのってダイエットの天敵みたいなカロリー爆弾しかないからね。多分シュガーまみれよ、それも」
花城はそう言うと、手慣れた様子で紙ストローに口をつけた。向こうもなんか甘そうな生クリームが乗ったカフェオレ?を飲んでいる。
見様見真似で俺も手渡された飲み物に口をつけると、意外とスッキリして飲みやすい甘さのココアだった。時々あるチョコチップを噛み砕きながら、ちゅーちゅーと飲む。
それから何回かストローに口をつけた後、思った事を口にした。
「……今更だけど、何で俺ら普通にデートしてんの?」
「何でって、美津子からもう少し時間がかかるからゆっくりしててって言われたからでしょ?」
そういえばあの後電話がかかってきてそんな事を言われたな。いやしかし、それとこれとは話が別だろう。
「普通は手伝いに戻るべきじゃないか? てか準備してるのって俺の荷物でしょ?」
「……じゃあ正直に言ってあげる。貴方と二人きりが良いからよ。せっかく真田の相談に乗ってあげたのだし、これくらいの役得はあっても良いと思わない?」
多少不機嫌になった花城は、そう言うと自分の容器から手を離して、ココアを持つ俺の手の甲に重ねてきた。
そして、深みのある笑みをニコリと浮かべる。
「私、これからも沢山抜け駆けして、真田とイチャイチャしまくるつもりだから」
「え、いやそれは……」
「ふふ。本当に真田が嫌なら、私を催眠すれば済む話でしょう? 催眠しない限り、私は何処までも真田を求めるから。だって……好きだから、真田のこと♡ この気持ちは美津子にだって負けないつもり♡♡」
そう言うと花城はわざわざ対面から席を移動させて隣に座ってきた。乳がデカすぎるあまり弾けそうなワンピースの胸元をぎゅっと俺に押し付けると、それから太ももあたりをさわさわと撫でてきた。
「真田は、嫌?♡」
「……嫌じゃないけど」
「そう、良かった♡ じゃあこれは?♡♡」
花城は太ももの手を動かすと、今やもっこりと膨らみっぱなしの股間に触れた。
同時にドキドキするくらい美しい顔を俺に寄せて、いやらしい吐息まじりに囁いてくる。
「おっきくなってる……おちんちん辛い?♡」
そう言いつつ、にぎにぎと金玉袋を掴んでくる。
美しい瞳と、女性らしい清潔な匂いが、俺をくらくらさせる。綺麗な輝きを放つブロンドの髪に、俺は知らずと顔を埋めていた。
すんすんと鼻を鳴らして、シャンプーの香りを嗅ぐ。それとちょっぴり、汗の臭い。
とても隠せる段階ではなくなってきた興奮に、俺は股間を撫でる花城の細すぎる手を捕まえると、少しだけ強く股間に押し当てた。
花城がくすりと笑った。
「可愛い♡ もっと強くして欲しいの?♡♡」
「……」
言葉を返すことも忘れて、カクカクと首を縦に振る。ここがベットの上だったら迷わずこいつの爆乳を揉みしだいて押し倒していただろう。それくらいの興奮度合いだった。
けれどここは店のど真ん中だ。そのせいで俺はなんとか理性を保てていた。
いつ弾け飛ぶかもしれない理性を、必死に繋ぎ止めていた。
花城は鼻歌でも歌いそうなほど上機嫌に、俺のちんこを弄っていた。
「可哀想な真田のおちんちん♡ 外に出して楽にしてあげてもいいわよ?♡♡ どうする?♡♡」
ちょっぴり荒い息を俺の耳元に当てながら、花城はとんでもない事を口にした。
今度は首を横に振るが、花城は諦めた様子はない。
「大丈夫、ちょっとだけよ、バレないわ♡ 先っぽだけ軽く出して、それから私が爪先で優しく撫でるの……かりかり、かりかりって………♡ それで真田のおちんちんを指でしごいて、おっきな金玉袋をもみもみ……♡♡」
とても逆らえない魔性の雰囲気に流されながら、それでもなんとか拒絶する。ダメだって、花城。
すると花城はその美形な眉を寄せて、唇を尖らせた。
「良いの?♡ どぴゅっ、って出そうになったら、言ってくれればこうやっておちんちんごと、べろぉっ──って、飲み込んで、気持ちよくどぴゅどぴゅさせてあげるのに♡♡」
目の前で口を開くと、いやらしく舌を動かして口の中を見せつけてくる。
唾液と空気が混じり、ねちゃりといやらしい音が鳴った。卑猥な舌の動きに肉棒が巻き込まれる想像をして、ペニスが跳ねた。
「おちんぽを満遍なく舐めてしゃぶりながら、ちゅーって、吸い付くわよ♡♡ 真田はただ、私の頭を掴んで、この顔をチン毛の山に押し付けて、私の喉の奥に気持ちよーくちんぽ汁吐き出すだけ♡♡ どぴゅどぴゅ、どぴゅどぴゅ……って♡♡ 5分でも10分でも、好きなだけ押しつけて良いのよ♡♡♡ ずっとちんぽに吸い付いてあげる♡♡♡」
その光景が脳内に浮かび上がって、俺は腰をヘコヘコさせた。花城の美形な顔面にチン毛を擦り付けて、喉の奥にひたすら吐精する。予想される極上の快楽に俺はいてもたってもいられなくなった。
「来いっ、花城……!」
「あんっ、積極的……♡」
ーーーーーーー
花城の話があまりに衝撃的すぎてか、或いは今週一週間溜め込んできた俺のフラストレーションか。ともかく俺の中のナニカが衝動的に爆発した。
暴走気味の自分を自覚しながら、店内に備え付けられた男子トイレの個室に花城を連れ込む。
「……私男子トイレ初めて入ったかも」
「俺も初めて連れ込んだからおあいこだな」
「意味わかんないけどまぁ良いかしら……って、準備万端ね♡」
俺はすぐにズボンを脱ぎ捨てると、逸物を晒し出した。
すっかり反り返ったそれはバキバキに血管が浮きあがって、今にも爆発しそうだ。花城は抵抗なくトイレの床に膝をつくと、それから便器に座った俺の股の間に入った。
「はぁむ、ん……♡♡」
「ぉふ……ぅ……」
躊躇いもなく彼女はおちんぽを口に含んだ。
小鼻をぴくぴくとさせて、汗と雄の匂いが混じった香りを直接嗅ぎながら、幸せそうな顔でその臭いを味わっている。
美女が大口を開けて肉棒にかぶりついているのは、凄まじく背徳的な光景だった。思わず身震いする。
「花城、エロいぞ……」
「──♡♡」
それから、彼女はずぶずぶと肉棒を口の中に沈めていく。艶やかな唇の中に、男根が吸い込まれていった。
「んぶ、んっ……じゅぶ、るっ、んぁ……♡♡」
「おっ、ぁあっ、花城の口の中っ、あったかくて、気持ちいいっ……ぅ……!」
「んふ♡♡ ぁむ、んちゅ……♡♡」
腰が震える。
とろとろに熱された花城の口内は、そこに入れるだけでちんぽが溶けそうなほど熱かった。
俺は早くも射精欲が込み上げてくる中、頬を膨らませて陰毛の生え際に顔を埋める花城を見た。
「んふーっ、ふーっ、ぉぇっ、ん、ぐ、ふーっ……♡♡」
肺いっぱいに雄の臭気を吸い込みながら、涙目になって幸せそうな顔をしている。肉棒を加えて大きく開いた口元からは、ダラダラと唾液が垂れて金玉を濡らしていた。よっぽど俺の臭いが好きらしい。
どんだけ俺のこと好きなんだよ、と試しに腰を突き出して喉奥を突いてみた。
「ぉっ、ごぉっ……!?♡♡」
顎が外れそうなほど大きく口を開いた花城が、大きく身体を揺らした。びくんびくんと痙攣しては、蕩けた顔で幸せそうに微笑む。
それからちろりと舌先を外に出すと、左右の睾丸をひと舐めしてから、頭を動かし始めた。
「おぁっ、うっ……」
今度は俺が表情を蕩けさせる番だった。
上手に鼻から空気を吐き出した花城は、口内を真空状態にするとぐぽぐほと音を立てて俺の肉棒を貪り始めた。
腰が吹っ飛びそうな吸引に俺はうめいた。
「んぐぼぉ、ぉっ、んっ、じゅ、ぷ、んっ、れろ、じゅ、ぢゅう、むっ、ん、ぁっ……♡♡♡」
巧みなフェラチオが続く。
男根が引っこ抜けそうなほど強く吸引された口内では、ざりざりとした舌の表面を使って敏感な亀頭を執拗に責め立てていた。
体温で溶けそうなほど、口内が熱い。そんな熱々の花城の舌が、一心不乱にペニスに絡みつく。
「ふぁ、ぁんっ、れぉ、ちゅ、るるっ、んご、ぉ、ぉぇっ、ぉえぇっ……♡♡♡」
顔を真っ赤にして俺を気持ちよくしようと、彼女はひたすらにじゅぽじゅぽと音を鳴らした。
あの花城がこんなにしてまで俺に尽くしてくれている。そう考えるとカッと股間が滾った。
櫻井と同じく頭が良くて、美形も美形なスーパー美人で身体つきもハリウッド顔負けのいやらしさで、しかもとっても友達思いで優しい彼女が……今やこんな俺に夢中になって、挙句カフェの男子トイレでちんぽを舐めている。
そんな現実が、俺に暴れまわりたくなるような高揚感を与えた。
「気持ちいい、花城……」
自然と手を伸ばして、彼女の触り心地の良い金の髪を撫でつける。花城は「んふー♡♡」と満足げに鼻を鳴らすと、一気にペースを上げた。
「ぐ、ん、ぢゅぷるっ、ぢゅ、ぢゅぞっ、ぢゅぞぞぞぞぞ……♡♡♡」
「く……」
盛大に音を立てて啜ると、蛇のように肉棒に舌を絡みつかせて、口全体でペニスを扱くように前後し始めた。
完全に俺のペニスの形にしっかりフィットした花城の口内が、高速で何度も往復する。
あまりの気持ち良さに、俺は手元にあった彼女の髪の毛を掴んでしまう。
「んんっ……!♡♡♡♡」
花城が色っぽい悲鳴を上げて、更に動きを加速させた。
もはや我慢汁を出しっぱなしにして、射精までは秒読みだった。
「花城っ、もう、出そうだ……で、出る、出る、出る……!」
「んんっ──!!?♡♡♡♡」
「出るッ……!!」
やがて、俺のペニスから大量の精液が吐き出された。
どびゅぅっ、びゅぅ、びゅぐぅっ。
「ん、んーーーっ!!♡♡」
どぴゅどぴゅと、ペニスが脈打つたびに俺の体も跳ねる。
「ぢゅる、ん、んぅ、ちゅ、むっ、ん……♡♡」
花城は絶頂したばかりのちんぽに未だ加減なく吸い付いては、ごくごくと精子を飲み下していく。
俺は放心状態に近い形で、黙ってそれを見つめていた。開放感にも似た射精後の心地良さに身を任せる。
「れろ、ちゅ……ぇろ、れろれろ……ちゅむ……♡♡♡」
彼女はそれからたっぷり二分は、ちんぽをしゃぶり続けた。跳ね回るペニスを献身的に舐め回しては、精液を吐き出すたびにちんぽをストローみたいにして精液をごっそり吸い取った。
ようやく男根を、口から外すと、彼女は口元に2本のチン毛をくっつけて、精子くさい口を開いて「げぇぷっ♡」と可愛らしさ半分、下品半分のようなゲップをした。
むわりと、美女の口からイカくさい香りがした。
「ごほ、ごほっ……ぅぇ、ごふ……ん、んん……はぁ、はぁ、い、今のゲップ聞いた? 下品かつドン引きされないギリギリのラインじゃなかった?」
「あ、ああ、よくわかんないけど、ナイス……」
俺はすっかり魂を抜かれたみたいに脱力していたが、それでも股間はまだ元気だった。
花城の口……すごく気持ちよかった。今度は俺が、彼女の口を使わせてもらえたりしないだろうか。
あの美貌に下腹部をぶつけながら、オナホみたいに何度も何度も腰を振って……あの細い喉の奥で射精したら、どれくらい気持ちが良いだろうか。
「──花城」
「あんっ♡」
気がつくと俺は花城を個室の壁際に追いやって、鼻の頭に亀頭を擦り付けていた。
「口、開いてくれ。動かなくて良いから」
「一応、何するのか聞いても良いかしら?♡」
「お前の喉をぐちゃぐちゃに犯す」
そう告げると花城は嬉しそうに身を捩り、それから餌を待つ犬のように大きく口を開けた。
「頭掴んで思いっきりやって♡♡ 壁にがんがんぶつけて良いから♡♡♡」
本当に嬉しそうに花城はそう言った。頷いてちんぽを押し付けた。
「ん、ぉごっ、ぉ、ぉぇっ……♡♡♡」
亀頭を唇の間にねじ込むと、そのまま巨根の太さを持ってして彼女の顎を大きく開かせる。
歓迎するように舐め回してくる舌を無視して、俺はぐんと奥に腰を突き出した。
「──ぉぇぇっ♡♡」
花城は涙目になって吐き出しそうになっていた。
それでも俺に尽くしたい一心でその吐き気を我慢すると、裏筋の辺りをレロレロと舐め回していた。
そんな彼女に甘えて、遠慮せず根元まで男根を押し込む。喉奥の気道を塞ぐようにしてぐっぽりと咥え込ませると、頭を両手でがっしりと捕まえて俺は腰を振りたくった。
「ぉっ、ぉぇっ、ん、んぶっ、んむ、んんんんっ──!♡♡♡」
ただ俺が気持ちよくなるためだけに、腰を振りまくる。花城の惚れ惚れするような美しさの顔に陰毛を叩きつけて、ひたすらに口まんこを犯す。
力の加減をし損ねて花城はたびたび後頭部を壁にぶつけ、また何度も鼻を俺の股間に押しつぶされて赤くしていた。
「んっ、んぐっ、んっ、んぶっ、ごぼぉっ、んぶぇっ……♡♡」
それでも彼女はされるがまま、気持ちよさそうに目を細めていた。それどころか服の上から自分の大きな乳房に触れると、形が変わるくらい大胆に揉み潰していた。
大きく丸いデカパイが、むちむちといやらしく指が沈んで形を変えていた。
俺はその手を片手で弾くと、少し膝を曲げて、それから遠慮なく花城の爆乳を鷲掴みにした。
「これも今日から俺ので良いよな?」
わざとドSっぽい感じで演技するように言うと、花城は自分の衣服であるワンピースの股下あたりぷしゅぷしゅと濡らした。びく、びく、とまるで絶頂でもしているように身体を震わせながら、何度も激しく頷く。
俺も俺でテンションがおかしくなってきていて、ずこばこと花城を犯しながら続ける。
「もう二度と俺以外に触らせるなよ、花城、お前のおっぱいは俺だけのものだ」
「んんんんんっーーーー!!!♡♡♡ んぐぅぅぅぅっ♡♡♡♡」
再び、女体が跳ねた。今度はくぐもったイキ声までつけて、びくんびくんと身体を痙攣させる。
もはや彼女はちんぽを舐めてる余裕すらなく、絶頂を重ねているらしい。もちろんそうなると快楽は彼女に舐めさせている時より幾分か下がるが、今の彼女を見ているとそんな事は気にならないくらい興奮してくる。
手のひらに収まりきらない乳房を力任せに揉んで、俺はがんがんと腰を振った。
「花城っ、好きだっ、好きだ……好き……!」
「んんんっ、んぶっ、んぶっ、んっ、んんぅぅぅっ!?♡♡♡」
もう何も考えられない。
ただひたすらに花城の顔をぐちゃぐちゃにして、精液だか唾液だか我慢汁だかよくわからないべとべとの液体を垂らす彼女の口を犯しまくる。口周りは激しいピストンで白く泡立ち、とろついた粘液がたらたらと垂れて滴っていた。
人形のように犯される花城だが、その瞳はしっかりと俺を見ている。もっと言うと獣のように腰を振る俺を見て、愛おしそうな顔で絶頂を重ねていた。
花城はもう何もせずともひと突きする度に絶頂していた。ワンピースの前面がシミになるくらいマン汁を垂らして、腰をカクカク震わせている。
胸を揉む俺の手の甲に自身の手を重ねると、乙女のように愛らしくぎゅっと包み込んでくる。その手の温もりから、他ならぬ彼女の愛が伝わってくる。
俺はたまらず、咆哮を上げながらガン突きした。可愛すぎてエロすぎた。
限界はすぐに訪れた。
「うおおおっ、も、もうでる……!」
「んぐぅぅっ、ん、んんっ、んぅぅぅぅぅっ♡♡♡♡」
びゅぐぅっ、びゅぐるっ、びゅぐるるるるるる。
俺は花城の喉奥で、もう一度射精した。
細い喉を丸々デカチンで占拠して、花城の胃の中に直接種付けするように、何度も何度も精液をびゅっびゅっと絞り出す。
「うぅ、気持ちいい……!」
「んんふー、んふー……んんぅっ、ぅぅ……♡♡♡♡」
あまりの満足感に、腰が抜けそうになる。
花城は明後日の方向に瞳を向けて、ビクビクと達したように身体を跳ねさせている。
愛おしい気持ちが沸き立ってくる。彼女の頭を掴むと、最後の一滴まで絞り出すように、ぐい、ぐいとちんぽの手元の茂みまで顔を押し付けてやる。
「んふっ、んんっ……♡♡♡」
花城が一際大きく肢体を震わせた。びゅぐぅ、と本当に金玉袋にある最後の一滴まで出し尽くす。
俺は甘美な気だるさと共にじゅぼんとペニスを引き抜いて、その場に座り込んだ。
「けほっ、けほっ、ぉ、ぇっ……げほっ、ん、ぐふ、んっ……♡♡」
苦しそうに咳き込みながら、花城は笑っている。幸せそうに。
つられて俺も口角を上げた。今から花城の家に住むのが楽しみになっていた。
死ぬほど犯す。
「あのー、すみません、お客様? ご気分は大丈夫ですか?」
「「──!」」
こんこんとドアをノックして、店員らしき女性の声が聞こえた。
流石にこんなに時間を使って、叫び声を上げた挙句ゲホゲホ咳き込んでいたら誰だって確かめに来るだろう。
俺はさっきまでの威勢はどこへやら、すっかり萎んだ男性器をパンツに仕舞うと、限りない小声で花城に問いかけた。
「ど、どうする……!!」
「え、何が……?」
対する彼女は普段と同じ声量だった。
背筋が凍る。
ここは男子トイレだぞ、そんな隠す気のない声が聞こえたら店員がどうするか……
「お客様? 今女性の声がしませんでしたか?」
ほらー……言わんこっちゃない。
やばい、さっきまで全力で彼女の事を犯していたからか、いつもの花城はどこか遠くに行ってしまったらしい。心なしか目線も危ういし──あれ、そうでもないわ。普通に意識覚醒してる顔してる。
「何慌ててんの? 催眠すれば良いじゃん?」
「は? な、何言ってんだよ! 大体店員さんの名前知らねえよ!!」
「いや名札ぐらいついてるでしょ……」
「そ、そうか……いや待て、ついてたか? なかったらどうする!? 警察沙汰か!?」
「さぁね。そんなに怖かったら今ここで『名前を呼ばなくても催眠出来るように』すれば良いんじゃない?」
花城は当然のようにそう言った。
絶句するしかなかった。
「……何を言ってるんだ」
ややあって、なんとか捻り出したのはこの言葉だけだった。
花城は出来の悪い生徒を見るような表情で立ち上がった。
「いや、だから自己催眠して、催眠する条件そのものを書き換えれば良いんじゃない? って思っただけ。相手を睨んだだけとか、便利そうじゃない?」
そう言いつつも花城は個室のロックをかちゃりと解除した。
あまりに自然に行うので、止める間も無くドアが開かれる。
「ぇ……!」
先程カウンターにいたその店員と、パンツ一丁の俺は、目があった。
その瞬間、俺は強く思った。
──見つめたら催眠! 見つめたら催眠!!
なんて馬鹿な願い事をしているんだと思った。
けれど現実はそれ以上に馬鹿だった。
「──」
その店員は、まるで命令待機状態のように、静かにそこに立ち尽くしていた。
「ね、出来たでしょ?」
ストックはこれで尽きました。来週以降は週1,2話くらいを目処に書いていこうと思います。(多分
改めてこれから頑張りますので、今後ともよろしくお願いします。