※この作品はR-18です。

長尾景虎、寝取られ堕ち   作:ぐだぐだ

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【結】

「あっ♡♡あっ♡♡どうです、マスター♡♡♡わたしも、上手くなったでしょう♡♡♡」

 

 腰が、止められない。

 

 この男の槍を、はしたなくも磨いてしまう。穴が擦れるたびに、頭がふわふわと蕩けてしまう。

 

 男にまたがって、みじめに、浅ましく、身体を揺する。自ら肉穴に男を咥え込み、締め付けながら擦っては、屈辱と快楽に溺れてしまう。

 

 もう、何日この部屋に通ったのか、それすら思い出せない。

 

 記憶にあるのは、あまりに甘くて暴力的な、快楽の日々だ。男の手で、身体を拓かれる。ただただ、それを受け入れるだけの日々だ。

 

 わたしは、壊れてしまったのか。

 

 なにがきっかけだったのか、それはきっともう、瑣末なこと。

 

「あひっ♡♡♡ひっ♡♡ひぃん♡♡♡そこっ♡♡そこはだめっ♡♡♡死ぬっ♡♡死ぬぅ♡♡♡」

 

 今のわたしは、軍神どころか、英霊ですらない。

 

 男が腰を動かすだけで、この有様だ。ああ、堪らない、子壺が潰れて蕩けてしまう……♡

 

「にゃあっ♡♡♡にゃあぁっ♡♡腰っ♡♡くだけるっ♡♡♡マスター♡♡ますたあ、上手っ♡♡♡堪りませんっ♡♡♡ああっ♡♡そこっ♡♡素敵っ♡♡♡」

 

 あっ、あっ、すごい、マスターよりも、ずっと硬い……♡

 

 子壺、子壺が、ああっ……♡♡

 

 マスター、どうか、許してください、マスター。

 

 わたしは、この男に、壊されてしまった。

 

 あっ

 

 あっ、あっ♡♡

 

 逝ってしまう、もうだめ、気を遣ってしまうっ♡♡♡

 

「みないで、みにゃいでっ♡♡♡ゆるして、ますたー、もう、逝くっ♡♡♡ひっ♡♡ぁ、逝く逝く逝く逝くっ♡♡♡」

 

 こんなわたしを、みないで、ますたー

 

 あの日、こいつを殺せず犯させてしまった、弱いわたしをみないで、ますたー

 

 あの日から、快楽を欲してこいつに屈した、みじめなわたしをみないで、ますたー

 

 あっ♡♡

 

 だめ、あっ♡♡♡

 

 ひぐっ♡♡♡逝っ♡♡♡♡逝ぐぅぅぅぅぅっ〜〜〜〜♡♡♡♡♡♡♡

 

 

 

 

 自分のような女であっても、愛してくれるか。

 

 景虎にそう問われて、少年は一も二もなくうなずいた。

 

 人とは違う、化物。そういう風に扱われてきた彼女を、真摯に愛し続けると、子供のような誓いを立てた。

 

 その言葉を聞いた時の、景虎の切なそうな表情の意味を、少年は知らない。

 

 人としての感性よりも、神や化生の類に近い景虎のそれを、少年は知らない。

 

 深夜、皆が寝静まったころ。

 

 景虎に聞かされた部屋を目指して、少年はひとり、廊下を歩む。

 

 灯りが消えた真っ暗なそこは、普段は使用されていない区画であると、闇の広がる光景が物語っていた。

 

 そんな闇の中を、懐中電灯を頼りに少年が歩く。やがて廊下の奥まった部屋に辿り着くと、意を決したように、硬い扉を拳で打った。

 

 返事はないが、ややおいて、錠の開く音が響く。少年を検知すると同時に扉が開くと、そこには──

 

「にゃっ♡♡♡にゃあっ♡♡♡そこっ♡♡ほじって♡♡♡あっあっあっ♡♡♡いいっ♡♡♡いい〜〜〜〜♡♡♡♡♡」

 

 ──雌の声をあげる、なにかがいた。

 

「ああ、ますた、あっ♡♡来て、来てくださった♡♡♡あひっ♡♡♡そこはっ♡♡そこはだめっ♡♡♡」

 

 景虎の声で、景虎の顔で、雌は部屋の入口に立ち尽くしている少年を見つめたまま、喘ぎのけぞって善がる。

 

 その背中に覆い被さっているのは、いつも少年によくしてくれる職員だった。

 

 裸の男は、艶かしい下着姿の景虎を捉えて、ひどくねっとりと腰を使う。それに合わせて見開かれる景虎の双眸には、真紅のハートを思わせる紋様がはっきりと浮きあがっていた。

 

「ゆるして、ゆるしてください、ますたぁ♡♡♡身体がっ♡♡身体が、こやつを、拒めないっ♡♡♡子壺がっ♡♡わたしの、子壺がっ♡♡♡こやつをっ♡♡♡」

 

 パンと一度、腰を打ち付ける音が響く。子宮を押し潰す亀頭の刺激に、景虎はひんひんと鳴きながら豊かな尻を擦り付けて男に媚びた。

 

 男が腰を打ちつけるたびに、景虎の肌から汗が飛ぶ。背後の雄に縋るように、両腕を持ち上げると首に絡ませて景虎は甘えた。

 

 汗で蒸れた腋が露わになれば、男は唇を重ねたあとに、右側へと顔を寄せる。鼻を鳴らして匂いを嗅がれ、景虎の眉は羞恥で情けなく下がっていった。

 

「あおっ♡♡おっ♡♡あっ……♡あ、ぁ……♡♡」

 

 汗ばんだ腋を、男の舌が這い回る。皮膚のくぼみを舐められて、まるで陰核を吸われているかのように、景虎は甘い鳴き声をあげた。

 

 男の唾液で腋を汚されながら、腰が前後にへこへこと揺れる。ただ空腰を使っているのではなく、景虎は自らの穴で、男の肉棒を扱きあげていた。

 

 ぐちゅぐちゅと、ねばつく音が響いている。ぎしぎしと、寝台の軋む音が響いている。

 

 腋汗を存分に舐められて、景虎は頬を赤く染めたまま、腰から上を捻って振り返ろうとする。

 

 それを見てはならないと、少年は理解していた。

 

 理解していたのに、身体が縫いとめられたように動かない。

 

 腋から顔を離すと、男は満足そうに笑う。見上げる景虎の表情は、髪に隠れて見えなくなった。

 

「ぁ、……♡♡♡♡」

 

 ちゅ、る。

 

 ちゅ、ちゅ、る。

 

 ちゅぷ、ちゅ、ちゅく、く、ちゅ。

 

 耳を塞ぎたくなる、甘い音。舌が絡まり唾液の混ざる、甘い音。

 

 愛した女が、目の前で、他の男と口付けを交わしている。自ら甘えてねだるように、深く、舌を吸いながら。

 

 男が唾液を景虎に飲ませると、景虎は喉を脈打たせてそれを飲み下す。愛し合う夫婦のように、二人の男女が互いの粘膜を擦り付けあっていた。

 

「は、ぁ……♡♡♡マスター、どう、ですか。こやつに、わたしは、壊された……あっ、ぁ……♡♡毎日、毎日、弄ばれて……っ、う、ぁ……♡♡♡」

 

 景虎から流し見るように視線を向けられて、少年は言葉に詰まる。ここまでされて、少年はようやくあの時の言葉の意味を理解した。

 

 自分のような女であっても、愛してくれるか。

 

 それにうなずいた自分を呪いながら、少年は景虎の痴態を見つめるしかできなかった。

 

「あっ、あっ……そこ、そこ……♡♡♡あぁ、マスター、わかりますか、あぁっ……♡♡♡」

 

 最初の、余裕のない声とはまるで異なる甘い声で、景虎は少年に問いかける。

 

 男がねっとりと腰を揺らして、景虎を甘やかしているのが理解できてしまう。会話をできるように、余裕を残して責め立てているのだと、そう理解させられてしまう。

 

「わたしは、わたし、はっ、うぁっ♡♡こやつに、暴かれて、壊されて……っ♡♡♡そなたに、そなたに見られながら、抱かれたいとさえっ〜〜〜〜♡♡♡♡♡♡」

 

 ぐんとおとがいが跳ね上がり、景虎が声にならない声をあげる。男が根本まで肉棒を埋め、景虎の子宮を押し潰したのは明白だった。

 

「うえにっ♡♡♡ますたぁ、わたしが、上になりたいっ♡♡♡槍をっ♡♡♡そなたの槍を、磨かせてほしいっ♡♡♡」

 

 景虎が、己を辱める男をマスターと呼ぶ。腰を浅ましく擦り付けながら、寝転ぶ男の腰にまたがると、景虎は白濁した汁のこびりついた肉棒を穴の中へと咥え込んだ。

 

「ひっ、い、ぁ、い……♡♡♡♡♡」

 

 ふるふると震えて、景虎は挿入と同時に登り詰めたアクメの余韻に浸る。それを叱責するように、男の手のひらが景虎の尻を打った。

 

「わかっ♡♡わかっています、ますたぁ♡♡こう、でしょう、腰を浮かせてっ♡♡♡」

 

 両手を寝台について身体を支え、爪先立ちになりながら、景虎は腰を上下に揺すり始める。

 

「あっ♡あっ♡♡あっ♡♡♡ああっ♡♡♡♡」

 

 男の肉棒は長く太いが、それを根本まで咥え込み、そして亀頭が露出する寸前まで引き抜いていく。

 

 情けない声をあげながら、景虎は穴を用いての奉仕に耽り、溺れていく。

 

「あっ♡♡あっ♡♡どうです、マスター♡♡♡わたしも、上手くなったでしょう♡♡♡」

 

 甘えた声で男に尋ねながら、景虎は上体を伏せると舌の先を伸ばして、男の乳首をちろちろと舐め始める。

 

 腰だけが生き物のように上下運動を繰り返し、ただただ、肉棒から精液を搾り取るために摩擦を与えては媚び諂う。景虎を象徴する軍神の姿は、何処にもなかった。

 

「あひっ♡♡♡ひっ♡♡ひぃん♡♡♡そこっ♡♡そこはだめっ♡♡♡死ぬっ♡♡死ぬぅ♡♡♡」

 

 男が腰を使い、下から景虎を突き上げる。途端に彼女は媚びた声をあげながら、腰の動きを止めて与えられる快楽に感じ入った。

 

 奥からあふれてくる白濁の粘液を、男の肉棒が掻き出していく。それだけで絶頂に至るのか、景虎の声がひと突きごとに甘さを増していく。

 

 二人がまぐわう生臭い性臭に満たされた部屋の入口で、少年は涙を浮かべたまま、狂ってしまったかのように陰茎を勃起させていた。

 

「にゃあっ♡♡♡にゃあぁっ♡♡腰っ♡♡くだけるっ♡♡♡マスター♡♡ますたあ、上手っ♡♡♡堪りませんっ♡♡♡ああっ♡♡そこっ♡♡素敵っ♡♡♡」

 

 自分には聞かせることのない、蕩けきった雌の声。

 

 景虎は、それを惜しみもなく男に捧げ、媚びて、もっととねだって甘える。にゃあにゃあと鳴く口癖のせいもあって、その様は発情期の雌猫のようだった。

 

 彼女の主人は、自分ではない。

 

 その現実を突きつけられてなお、少年は景虎への愛を消し去れない。自分自身の情けなさに涙があふれても、景虎の不貞は止められない。

 

「みないで、みにゃいでっ♡♡♡ゆるして、ますたー、もう、逝くっ♡♡♡ひっ♡♡ぁ、逝く逝く逝く逝くっ♡♡♡」

 

 それは、誰に向けた言葉なのか。

 

 景虎はハートの浮いた瞳を少年に向けると、いやいやするように首を振った。

 

 男の腰が跳ね上がり、上下を繰り返して自分にまたがる雌を責め立てる。腰砕けになった景虎に、それを拒む力は残されていない。

 

 そしてまた、彼女のマスターである少年にも、それを止める力はない。あれほどに溺れて乱れる景虎の姿など、一度だって見たことはない。

 

「そなたがっ♡♡♡♡そなたが、教えてくれなかったからっ♡♡♡♡♡こんにゃっ♡♡♡♡♡こんにゃの、知らにゃかったっ♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

 そうやって詰られるたびに、ゾクゾクと少年の背筋を悪寒が走る。その感情が何であるかを理解する前に、景虎の背中が弓なりにしなって、甘ったるい絶叫が迸った。

 

「あっ♡♡だめ、あっ♡♡♡ひぐっ♡♡♡逝っ♡♡♡♡逝ぐぅぅぅぅぅっ〜〜〜〜♡♡♡♡♡♡♡」

 

 越後の龍、軍神、毘沙門天の化身。

 

 戦国最強の武将と謳われた、長尾景虎の、英霊としての最後の叫びであった──

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