青々と茂った草原を風に吹かれながら優雅に飛んだ先にある小さな村。
風を受けて回る風車や草を食む羊が出迎えてくれる長閑な光景。都会の喧噪から離れたこの村に旅の途中で立ち寄り、すっかりここでの暮らしにも慣れてしまった魔女がひとり。
灰色の髪を風になびかせ、歩けばすれ違う男性が思わずといった様子で立ち止まり、振り返らずにはいられない美女は誰でしょう?
そう、私です。
子供のころから『ニケの冒険譚』に憧れ、自分もニケのような冒険がしてみたいと故郷を飛び出してから三年。たまたま旅の途中でエミルという少年に呼び止められた私は、彼の招きで彼の父親が村長を務めている村に立ち寄りました。
人間や動物の“幸せ”を集めていると自己紹介してくれた彼は、その幸せを好きな女の子にプレゼントしたいと夢いっぱいに語ってくれました。
彼が好きな女の子はニノという少女で、村長の家で働いている使用人だと照れくさそうに紹介してくれました。その姿に私は昔読んだ本に出てきた夫婦のようだと感心したのを覚えています。
それから私はエミルの招待を受け、村長の家に立ち寄ることとしました。
村長の家ではエミルが自慢するニノの手料理でもてなしを受けました。
楽しい時間……とは言いがたかったかもしれません。村長は初対面の私に不躾で値踏みするような視線を送り、エミルとニノが昼食を用意する間の会話はお世辞にも弾んでいたとは言えないでしょう。
何より村長はニノを『奴隷として買った』と言って憚らず、グラスを落とした彼女に暴力を振るいました。
うっかり村長に攻撃魔法を放ちそうになった私ですが、そこは史上最年少で魔女見習いに認められた天才魔法使いの私です。グッと我慢して代わりに割れたグラスを直し、ニノの失敗を帳消しにする平和的解決を導きました。
魔女が本気で魔法を放ったらどうなるか。そのことが分かっていたのでしょう。村長は私の杖が自分ではなく、割れたグラスに向けられたのを見て、あからさまにホッとした様子でした。
自分より弱いと思った相手には平気で暴力を振るうけど、いざ自分が強者の暴力にさらされたら情けなく狼狽える、矮小で臆病な人間なのです。
和やかとは言えない昼食会が終わったあと、私はエミルと庭にふたりで出ました。彼は私が魔法でニノの窮地を助けたのが気に入らないらしく、あれくらいの魔法は自分にもできたと口を尖らせます。
その様子を私は少年らしい無邪気な対抗心だなとまたも微笑ましく見ていました。
そんな彼に私は、いまならニノが落ちこんでいるだろう、プレゼントを渡して励ますなら絶好の機会だと助言しました。
それを聞いた彼は喜び勇んで駈け出します。コツコツと溜めてきた“幸せ” の入った瓶を取りに自室へ向かったのでしょう。
彼の幼い恋心が幸せな結末を迎えますようにと祈りながら、サラサラと風に揺れる草が奏でる自然の音楽に耳を傾けていたときです。玄関のある方向から誰かの足音が近づいてきました。
「村長さん?」
エミルが帰ってくるには早い。そう思いながら足音がするほうを振り向き、そこに立っている男の人に話しかけました。
「いや〜旅人さん。先ほどはお見苦しいところをお見せしてすまなかったねえ」
村長さんは笑みを浮かべながら近づいてきます。一見すると友好的な態度ですが、そこに邪気のようなものも感じました。
私はまた気詰まりするだけの会話が始まるのかと溜め息をついてしまいました。それでも故郷の村を離れ、様々な経験をしながら十八歳になっていた私は、笑顔には笑顔で応えて事を穏便に済ませる旅人の知恵が身についていました。
「いえ。私のほうこそ出過ぎた真似をしてしまったようで」
「そんなことはないさ。それにしてもお若いのに大した魔法だ。さぞや優秀な魔女さんなのでしょう」
「いえいえ、そんなことは……ありますけどね」
中身のない会話に早くも私は着地点を見失い始めていました。なぜ村長さんは、わざわざ私に会いに来たのでしょう。
そんなことを思っていたときです。村長さんが手に持っていた小瓶を差し出してきました
「先ほどのお礼でもあるし、魔女さんへの旅の餞別でもあるのだが、これを受け取ってほしいと思ってね。ぜひとももらってもらえないだろうか」
キラキラと陽光を受けて光り輝く小瓶の中には、なにやら液体が入っています。その存在を誇示するかのように村長が左右に振ります。
「これは村で採れる花から作った香水だよ。なにも特産品のない村だけど、一応こういうものを作ってはみてるんだ」
村の規模からいって近隣の街と大規模な商取引があるようには見えません。特産品がないとは先ほどの昼食会で村長が自ら言ってたことでもあります。そんな中でも村長として何か村の売りになるものを開発しようとしたということでしょうか。
「気に入らなかったら捨ててもらって構わないが、少し匂いを試すだけ試してもらってもいいだろうか」
そう頼まれれば受け取らないのも失礼に当たります。
私は「ありがたく頂戴します」と断って村長さんの手から瓶を受け取ります。そして瓶の蓋を開け、その匂いを嗅ぎました。好みでなければ遠慮なく捨てるつもりで。
——ところが。
「ふっ! んぅっ!」
香水をひと嗅ぎした途端のことです。私の体をこれまで感じたことのない痺れが貫き、目の前には記憶に存在しないはずのヴィジョンが次から次へと浮かび、見知らぬ女性のなにかを我慢しているかのような声が耳にやかましく響きます。
その声は先ほど私の口から出たのと同じくらい甘く、押し寄せる快感を堪えている最中の声音でした。
異常は聴覚だけに留まりません。視覚もおかしいのです。
故郷を出立してから旅の中で様々なことを学びました。その中には男女のことも含まれており、いずれ旅が終わったら私もそのようなことをするのかと夢想したことがなかったと言えば嘘になります。
触られるときのことを想像しながら自分で触ってみたり、時には男性のそれを模した張り型を当ててみたりしたこともあります。
と言っても張り型を使うときは下着越しで入り口に擦りつけるだけで常に未遂です。手違いで張り型に初めてを捧げてしまうことは避けたかったのです。
以上のことからも分かるとおり、村に立ち寄った時点で私は純潔でした。
——それなのに。
私の目の前には次々に男性とそのような行為をし、乱暴に組み伏せられて体をひとつに繋げるヴィジョンが浮かんできます。そのヴィジョンで相手は常に村長さんです。
彼は私をとても口にするのは憚られる格好にし、筆舌に尽くしがたい体位で無遠慮に腰を振ります。
「どうしたんだい魔女さん」
そう言って近づいてくる村長さんを私は拒絶します。手を伸ばして近づかせないようにしたつもりでした。しかし、彼はいとも容易く私の手首を取り、自分のほうへと抱き寄せます。
「あっ」と言って私は彼の胸に抱き寄せられます。
「放してください」
その懇願は無視され、村長さんの私を抱き寄せる腕に力が入ります。彼の熱と脂肪の奥にある男性特有の太い筋肉とを感じながら、私は自慰行為で大きな絶頂が来る前のさざなみのような快感が押し寄せるのを黙って受け止め、その波にさらわれないようにするので精いっぱいでした。
このままではいけない。
なにが起こったのか正確には分かりません。それでも良くない事態が進行していることは理解できました。
私は杖を出して魔法を放とうとします。
「っと、そうはいかんよ」
「ヒグぅ!」
私の腰を抱いていた彼の右手が素速く脇腹を駆け上がり、胸にある敏感な突起物……いわゆる乳首を摘まみます。
それだけで私の頭は杖を取り出す簡単な魔法さえ行使できないほど乱され、散り散りになった思考はもっと乱暴に乳首を摘まむだけでなく、甘噛みしてほしいとさらなる行為を要求します。
ぞっとするような生理的欲求を振り払い、私は村長さんの胸を突き飛ばそうとしますが、可憐で儚い美女と欲に狂った野獣では腕力に差がありすぎます。
私は村長の指先に乳首をクリクリと弄ばれ、立っているのが精いっぱいの足を引きずられるようにして家の中へ連れ戻されました。
「入れ」
「キャッ」
乱暴に引きずられた私は村長さんの寝室に連れ込まれました。そして彼は私をベッドに投げ捨てます。
村長さんがギシッとベッドを軋ませながら、膝立ちで私ににじり寄ってきます。
「近寄らないでください!」
「そう怖がることはない。いずれ誰もが経験することだ。どうせなら経験豊富な大人の男に手ほどきを受けたほうがいいだろう。さあ黙って私に任せなさい」
「ふざけないでください。こんなことして許されると思ってるんですか。魔女が本気になったらあなたなんヒャッウウン!」
「おや? どうしたんだい魔女さん。私は膝を触っただけなのに、ずいぶんちんぽに響く甘ったるい声を出してくれるじゃないか。んん? それにしても白くて肌理が細かくて手触りのいい肌だ。いつまででも撫でていたくなる」
村長さんの手が私の膝から太ももへと這い上がります。繊細さの欠片もないような見た目を裏切り、その触り方は触れたか触れないかのソフトなもの。その手つきに嫌悪とは別な感覚が引き出され、肌を粟立たせます。
おかしい。こんなことありえない。あるはずがない。先ほど出会ったばかりの親子ほども歳の離れた男性を相手に、それも不本意な方法で体を触られているのに感じてしまうなんて。
「先ほどの香水ですね。あれに何か入れましたね」
旅の餞別にと渡された香水。匂いを確かめてみて欲しいと促されて一吸いした直後から体の異変が始まりました。あれが原因だったと考えるのは合理的でしょう。
私の問いかけに村長さんは邪気しかない笑みを浮かべます。そこには強大な魔力を持った魔女への恐れなど微塵もなく、罠に掛かった馬鹿な小娘への嘲笑だけがありました。
「エミルに魔法を教えたのは私だ。人の感情を集める魔法。それをあいつは何やら下らぬことに使っているようだが、女を堕とすだけなら別な使い方もあるということさ」
「やめてください。やだ、スカートから手を放してください」
村長さんの手がスカートをめくり上げ、私の脚は付け根まで彼の好色な視線にさらされました。
「やめてください。本気で怒りますよ。いまなら許してあげますからスカートを戻して、この部屋から出て行ってください」
「いつまでも口の減らない女だ。ここはグッショリ濡れて男を待ち望んでるというのに」
そう言って村長さんの指先が私の秘所に触れました。赤ちゃんのほっぺたに触れるような手つきで優しく、まだ何者の侵入も許したことがないぴったりと閉じた割れ目を縦に撫でながら、ときおり円を描いて入り口を解します。
決して女をイカせるための激しい愛撫ではありません。自分で触るときでももっと強くいじらなければ達することはできないのです。
それなのに私は、はしたない、獣のような声を出しながら腰を跳ね上げ、村長さんの眼前に自分の秘所を突き出していました。
それを私が望んだわけではありません。望んだわけではありませんが、快感に跳ね上がった腰が、自然とそのような姿勢を取り、お尻を浮かせてしまったのです。
「うそっ! うそ? なんで。なんで私の体、こんなことされてるのに」
「気持ちいいんだろ。仕方ないさ。女の体は自分よりも強い男に抱かれて子供を産むようにできてるんだ。魔女さんのまんこは私のちんぽで孕みたがってるんだ。それなら応えてやるのも男の務めだ」
「嘘です! こんなこと、こんなっ……! ダメ、ダメ! 下着越しにグリグリしないで。卑怯です。正攻法では魔女に勝てないからってこんな真似を」
「そう言えばさっきの質問の答えがまだだったな」
思い出したように言いながら村長さんは私の下着に両手を掛けます。
「ダメっ!」
その一線だけは守ろうと私も抵抗します。
ベッドの上で私と村長さんが、私の下着を引っ張り合う奇妙な光景が生まれました。
「私が集めたのは女の絶頂感。イクときの感覚だ。内心では嫌悪してる男相手でもちんぽを入れられてしまえば感じてしまうのが女。むしろ嫌えば嫌うほど、それなのに感じてしまう業の深さが大きな感情となり、強い想いとして形を成す」
「あなたのような人に体を許す女性がいるとは驚きですね」
「そうでもないさ。ニノは
そこで私ははっとしました。そして、この家に来てからのことを思い出します。
初めて姿を見せたとき、ニノさんの衣服は少し乱れていました。ニノさんに遅れて同じ部屋から村長さんが現れました。
村長さんは他にも候補がいたであろう奴隷たちの中から、まだ小さいニノさんを選んだ理由に「将来美人になりそうな整った顔立ち」を挙げ、下卑た表情を浮かべながら「良い使用人だよ」と評価していました。
その意味するところはつまり……。
「最低ですね。あなた」
全ての点と点が一本の線で結ばれ、私は急速に膨れあがる嫌悪感に任せて吐き捨てるように言いました。
「私はニノの主人だ。主人が奴隷をどう使おうと勝手だろう。だいたい若い女が奴隷として買われたんだ。ちょっと考えれば使い途は分かるだろう?」
「エミルさんは知らないみたいですけど?」
「あいつか」
村長さんは落胆した表情で溜め息をひとつ。
「いくつになっても愚鈍で夢見がちなガキのままだ。まったく誰に似たんだか」
「少なくとも父親似でないことだけは確かなようですね」
「あんなのでもひとり息子だ。鍛えれば少しは物になるかと思ったが無駄だった。まさか父親の奴隷に惚れるとはな。馬鹿な子だよ。……だが、それももうお終いだ」
下着を掴んでいた村長さんの手がさらに力強く引っ張ります。私も負けじと手に力を込めますが、どうやらこれまでは遊ばれていたようです。本気になった男性の腕力には敵うはずもなく、あっさり下着が剥ぎ取られてしまいます。
「見ないで」と言って私は脚を閉じようとしますが、両膝の間に村長さんが体をこじ入れて開きます。
「綺麗だよ魔女さん。あんたはどこもかしこも綺麗だ」
しげしげと村長さんは、私の両脚の間にあるスリットを観察しながら言います。
「そんなところを褒められても嬉しくありません」
「いまはな。いずれここの具合を褒められただけで嬉ションするように躾けてやる」
まずは味見だな、と言って私の太ももを押し広げる村長さんの手に力が入ります。そして、熱く、濡れた、分厚い肉の感触が私の秘蜜を掬い上げながら割れ目を走ります。
「あっ……やぁ……ンッ……そんなところ、舐め……はぅう」
なんと村長さんは私の秘所を舐め始めたのです。そのような行為があるとは本で読んで知っていましたが、まさか自分が……しかも相手は恋人でも何でもないのです。
「やめてください。そんなところを舐めるなんて。あなたにプライドはないんですか」
「私は若いころからクンニが大好きでね。特に魔女さんのような、存在するだけで男のちんぽをイライラさせるくせに、経験はない女が初めてここを舐められて驚いたり、恥ずかしがったりする顔は堪らんよ」
「あなた頭おかしいんじゃないですか」
「長風呂した指先のようにふやけるまで舐め回しても構わないが、それじゃ魔女さんもつらかろう。いいところで初めてをくれてやるからな」
「頼んでません! それより解放してください」
「遠慮するな」
「いやです……やだッ……さっきより強く、そん……な、そこはダメ」
入り口のシワを一本ずつ舐めしゃぶるように動いていた村長さんの舌先が、しだいに割れ目の内側まで差し込まれ、敏感な花の蜜を啜り取られます。村長さんは私が羞恥心を感じるように、わざと大きな音を立て、石清水のように溢れる愛液を止めどなく啜り続けました。
寝室に響く水音は、私が村長さんの愛撫で感じていることの証拠であり、なけなしの理性を振り絞って否定しようとしても次の瞬間には、ズゾゾゾゾという音が聞こえます。
「そろそろ解してやらんとな。こうも小さい穴では私のモノを受け入れるのもつらかろう」
「何をするつもりですか!」
「まずは一本から。心配するな。処女のここを教育するのには慣れている」
そう言って村長さんは私の膣に指を沈めました。
「あっ、あっ、あっ、あっ♡」
「魔女さんは勉強だけじゃなくまんこも優等生なんだな。それとも日ごろから自主練習してたのか? おぼこいまんこをしてるくせに中のヒダが指を締めつけて、奥へ奥へと誘ってくるじゃないか。そんなに奥を擦って欲しいか。どうなんだ。言ってみろ」
「んっ、んっ、あっ、いぃいぃ♡ あっ♡ イキそ……あっ♡」
「体は口よりも正直じゃないか。その悦びようでオナニーしたことないなんて言っても、信じる人間は女を抱いたことない
否定したい。うるさい。黙れ。声を聞いてるだけで虫唾が走る。
そう言えたらどれだけ楽だろう。
実際の私は村長さんの指に翻弄され、自分でも知らなかった性感帯の発見に戸惑い、呪詛を吐くはずの口は絶え間なく嬌声をあげる。
この男を喜ばせてはならない。
頭では抗っているのに体は奥底から引きずり出される性感に支配され始め、体の屈服に頭まで引きずられようとしている。流されないように繋ぎ止める理性という名の鎖も限界に近かった。
こんなにも自分は弱い人間だったのか。
悔しい。
どんなに魔法を納めたって、魔女だと威張ってみたって、おまんこをいじられたら指一本で男に屈してしまう。
悔しい。悔しい。こんな男に。悔しい。悔しい……のに。
「なんで! なんでこんなにきもちいぃっぃいの!」
「ほらほら指を増やしてやるぞ。魔女さんの弱いところも分かってきたからな。重点的に責めてイカせてやる」
「んあっ! あっあっ、イキたくない。イキたく……ないのに、イヤだ、これ止めて♡ おまんこ熱いの♡ おまんこ、ぐちゅぐちゅ掻き回されて、気持ち良くて、あつっ♡ イヤなのに止まらない。イクの止まらない」
「そらそら遠慮なくイケ! 魔女の潮吹きを見せてみろ」
「きちゃう、きちゃう、くる、くる、くるくるくるくる……んんいいいうっぁああああ♡」
先ほどよりも大きく背中を反らし、弓なりになって腰を突き出しながら、私は目蓋の裏を走る白い閃光に導かれるまま達してしまいました。
しばらく続いた絶頂の余韻が引くと強ばった体が脱力し、私は未だ小刻みに震える体をベッドに横たえます。
短距離走を走り終えたかのように荒い息を吐きながら、私は自分の身に起こった出来事を理解しようと整理に努めました。
イカされてしまった。こんな、つまらない小者と見下していた男に。呆気なく。為す術もなく。
「ずいぶん気持ち良かったみたいだな。最初からこれだけ反応できたら上等だ。本番も楽しみだよ」
そう言って体を起こした村長さんは、私の腰を抱えるようにして自分のほうへ引っ張ります。
「どれ。見えるかね魔女さん。こいつが君を女にする私のちんぽだ。どうだ立派なものだろう。長さだけなら探せばいるかもしれないが、太さと硬さと、何発やっても萎えない持続力はちょっと見つからないと思うね」
膝立ちになった村長さんが自分のイチモツを私に見せつけます。その威容に私は息を呑みました。
私が見たことある男性のそれは、小さいころ父とお風呂に入ったときの記憶にあるものだけで、しかし、村長さんの生殖器は父のモノよりも遥かに大きく、特に本人が自慢する太さは、これまで私が見たどの張り型よりも上でした。
「無理です! 無理! そんなの入りません。入りっこないです。壊れてしまいます」
必死に抵抗する私を村長さんは楽しそうに見下ろします。きっと、これまでもこうやって慌てふためく女性を観察し、自分のイチモツの大きさに自尊心を満たされてきたのでしょう。
それが分かっているのに私は、彼が望む反応を返さざるを得ません。それほど村長さんの肉幹が自分の中に入るとは思えなかったのです。
「面白いことを言うね魔女さん。女のまんこは子供をひり出すようにできてるんだ。いくら私のが大きかろうと、赤子の頭ほどはない。最初はつらいかもしれないが、なーに慣れればすぐに良くなる。こいつが忘れられず毎晩求めるようにな」
村長さんは私の抗議を無視し、大きく張った赤黒いイチモツの先端を入り口にあてがいます。その赤黒い色は、これまで散らしてきた処女の生き血が染みついたものかもしれません。
「案ずることはない。すぐに自分から
そして村長さんの肉棒が私の中を貫きました。
「いたっ……痛いっ……あぐっ、うあっ……痛いの、抜いて……」
「本当に痛いだけかな。初めては痛いもの、そういう先入観が思わせてるだけでは? 魔女さんには普通の女が感じる何十回分もの絶頂感を前もって与えてあるんだ、よーく心を落ち着ければ、本当は自分がどう感じているか分かるはずだ」
「本当の気持ちなんてあるはずありません。痛いだけです」
「そら! そら! 強情な奴隷まんこをちんぽで躾けてやるのも主人の勤めだ。女に生まれてきた意味を知れ!」
「う、ぐぁ、痛いっ、ぐっ、動かないで……もう抜いてください」
「自分の内なる声に耳を傾けろ。素直になれ。固定観念を捨てて頭ではなく、まんこで物を考えるんだ。そうすれば自分が本当は何を望んでいるか見えてくるだろう」
自分が何を望んでいるか?
本当の私?
そんなものはない。あるはずがないのです。私は村長さんを嫌っているし、彼に純潔を奪われて殺したいほど憎んでもいます。
魔女の杖を出して魔法で焼き殺してやりたい。
それが私の気持ちなはず。
それなのにどうしてでしょう。
自問すればするほど自分の中にある別な答えから目を背けることができません。
「そんなわけない。違う! 違う! こんなの私じゃない」
こんなこと思うはずない。私が考えるわけない。
村長さんの太くて硬くて逞しい、私の気持ちいいところ全部当ててくるちんぽでイカされて、子種を受けながら性奴隷に墜としてもらいたいなんて。
「そんなこと私は思ってない!」
「ようやく気づいたか。それこそが魔女さんの……いや、イレイナの本心。本当に望んでいること。本当になりたいもの。言ってごらん。叶えてあげよう。このちんぽなら望むものを与えられる。イレイナにも分かってるだろ?」
「ああッ、や、やめてください! そんなに激しくされたら……くッ♡ こ、壊れちゃう♡」
「どこがだ。言ってみろ。私の何にイレイナの何が壊されそうなんだ」
「言えない。そんなこと言えない」
「言え!」
「堕ちちゃう。言ったら堕ちてしまいます」
「堕ちろイレイナ!」
「村長さんのちんぽで私のおまんこが気持ち良くなって、壊れそうなくらい激しくズボズボされてるのに、本当は痛いんじゃなくて気持ちいんだって、私のおまんこが村長さんのちんぽ悦んで咥えてるなんて言ったら奴隷に堕ちちゃう。もう戻れない。最年少の天才魔法少女なんて言ってもダメ。おまんこ。村長さんにおまんこされて逞しいちんぽで女が生きてる意味を教えられて、飽きるまで種付けされるだけの牝堕ち奴隷おまんこになって二度と抜け出せなくなってしまいます。やめて。教えないで。男の人のちんぽでおまんこ虐められるのが女の最上の悦びで、それ以外の人生はおまんこするまでの遊びだなんて教え込まないでぇぇぇえええええええ!」
「ふはははは! そうか。イレイナは私のちんぽがそんなに気に入ったか」
「ちんぽ! ちんぽ! このためだったの。私が故郷を出て旅してきたのは、このちんぽに出会うため。村長さんに女にしてもらって、一生ここで種付け孕み奴隷として飼ってもらうためなの。他には何も要らない。旅もやめる」
「そんな勢いに任せて宣言してしまっていいのかい? 何か目的があって旅をしてたんじゃないのか」
「いいの。やめる。このちんぽより大事なものなんてないから。ちんぽが生き甲斐。このちんぽに一生ご奉仕して生きます。イレイナをあなたのちんぽ扱き奴隷にしてください」
部屋にこの日一番と言っても差し支えない、村長さんの笑い声が響きます。それは魔女の杖に自分のちんぽが勝ったことを宣言する笑いでした。
「す、すごい……すごすぎます! こんなのすごすぎて、初めてなのに、さっきまで処女だったのに頭が痺れて♡」
「自分の本心を言葉にすることでイレイナもノってきたみたいだな。にゅるにゅるとまん肉がいやらしく絡みついてるぞ」
「んあぁあ♡ そこが好き。行き止まりの少し手前。そこをちんぽで刺激されると……あっあっ♡ すごっ♡ 硬っ♡ こんなの……すぐにイッちゃいます」
「遠慮しないでイケ。何度でもイカせてやるからな」
「無理無理! なんで私、こんなすごいのに逆らえると思ってたの。私じゃなくても無理。堕ちちゃう。女なら誰でも堕ちちゃう。すごい。ちんぽすごい♡ ちんぽすごい♡ ちんぽが最強。私なんてイキがってるだけの雑魚まんこ。分からされちゃった。しょせん女はちんぽに勝てないんだって。私には魔女の杖なんかよりちんぽのほうが似合ってるんだって分からされちゃった♡」
熱に浮かされ、村長に誘導されるまま、私は彼のちんぽに屈服する敗北宣言を叫んでいました。
村長さんは単調にならないようリズムや強弱をつけ、奥を抉るだけではなく入り口付近の天井を傘の張った亀頭で引っ掻き、まだ狭い私の隘路を拡張するかのように腰を回し、ちんぽの感触をヒダの一本、一本にまで覚えさせていきます。
この味や悦びを忘れないように。村長さんが求めたら、いつでも、どこでも愛液を垂らして受け入れられるように。
私のアイデンティティを魔女から、牝堕ち性奴隷に上書きしていきます。
「ひぃいいん♡ 気持ち良すぎる! ああ……村長さんちんぽが私のまんこの中で膨らんでます。私これ知ってます。本で読みました。イクんですよね。村長さんも私のまんこに精子ぴゅっぴゅって吐き出しながらイクんですよね。イッてください。私を村長さんの精子便所にしてください」
「イレイナ!」
興奮した村長さんが私に覆い被さります。私は彼の大きな体に抱きすくめられ、すっぽりと包まれながら、男性に支配される感覚に酔いしれていました。
そして村長さんは私の唇を自分の唇で塞ぎます。先に処女を捧げたため順番が前後してしまいましたが、私はファーストキスも彼に捧げたことになります。
村長さんは大好きだというクンニと同じくらい、私の口内を熱心に舐めしゃぶります。
上下の穴を激しく愛された私は、しだいに息苦しさもあって意識朦朧としてきましたが、気絶する寸前で村長さんの唇が離れて私は大きく息を吸い込むことができました。
「お前のまんこは最高だ。数多く女を抱いてきたが、これほど具合の良い女はいなかった」
嬉しい。褒められた。嬉しい。
これまで魔法を褒められることは多々ありましたが、おまんこの具合を褒めてくれたのは村長さんが初めてです。当然ですね。私のおまんこを味わった男性は彼しかいないのですから。
村長さんは私の耳元に顔を寄せて囁きます。
「やはり決めたぞイレイナ。お前は単なる性処理メイドじゃない。私の新しい妻になるんだ。もうエミルなどいらん。あんな愚物は家から追い出してやる。泣いて縋るなら家に残してやっても良いが、この村を継がせはせん」
「あっあっ♡ いったい……んっ♡ 何を?」
「お前が産むんだよ、イレイナ。私の新しい跡継ぎを。この家の次の主人を。優秀な魔女の血を引く子供だ。きっと優秀な子供が生まれる。その子の代で村は豊かになる。この家も栄えるぞ」
「私が、村長さんの跡継ぎを?」
「村長じゃない。旦那様と呼べ。私たちは夫婦になるんだ」
「旦那様……」
そう口に出してつぶやけば、一瞬で自分の将来像がいくつも浮かびます。
私は夜ごとに旦那様の寵愛を受け、おまんこを泣かされながら彼の子種を受け取ります。そうして生まれてきた子どもは、私に似て魔法の才能に秀で、旦那様に似て逞しく女性泣かせな男の子。
その子が発展させた村を夫婦で見守っている私と旦那様。
あぁ、なんて素晴らしい人生。想像しただけでおまんこがキュンキュンしてしまいます。
「そうか嬉しいかイレイナ。ちんぽを食いちぎらんばかりにまんこが締まってるぞ」
「はい、嬉しいです。してください。私を旦那様の妻に。生まれてくる私たち夫婦の子供の母に」
「よく言った! これからは毎日セックスするぞ。ムラムラしたらセックスだ」
「なんて素敵な生活なんでしょう。それなら私はもう下着を身に着けません。旦那様が催したらすぐにお使いいただけるよう努めます」
「いい覚悟だ。まずは処女膜を破ったばかりの新品まんこに誓いの射精だ。ありがたく受け取れ!」
「あっいっ♡ いっ、いぃ、いいっ♡ イク、イク、あっイクッ♡ 旦那様のカリ高凶悪ちんぽが良すぎて……おまんこ、気持ちいいのが我慢できない♡」
旦那様もペースを上げ、もはや一刻の猶予もないといった様子で、射精までまっしぐらに突き進みます。
「イッてる♡ イッてます♡ おまんこ、イッてますから。あっあっあっ♡ やだっ、イッてるのに、イッてる最中なのにおまんこ虐められたら、イクの止まらない……私のおまんこ、もう村長さんの形を覚えて吸い付いてる。これじゃないとイケなくされてる。あっあっ♡ そこ、好き♡ 奥に擦りつけながら射精されるの好き♡ 好き♡ 好き♡」
最前まで持っていたプライドも恥じらいも塗りつぶされ、この僅かな時間で私は旦那様のちんぽに奉仕して生きることこそ人生の目的なのだと刻み込まれてしまいました。
旦那様は自負していたとおり性豪のようです。
屈服させたばかりの私をさっそく何度もお使いになられました。
私は下着だけでなく全ての衣服を剥ぎ取られ、生まれたままの格好にさせられました。
ベッドサイドに立たせた私の前にひざまずき、旦那様はご自身が
クリトリスへの愛撫で私の腰から下は蕩け、ガクガクと震える膝を叱咤しながら崩れ落ちないよう堪えるので精いっぱい。
最後まで我慢し続けようとしましたが、旦那様によるクリトリスへのキスと吸引で私の雑魚まんこは呆気なく陥落します。
ベッドに戻ってからはさっそく二度目の結合です。
今度は俯せにされ、お尻を高く突き上げた格好で旦那様に差し出し、不浄の排泄穴を見せつけながら後背位での挿入を待ちます。
「あっあっあっ♡ すごいです、この格好……さっきよりも奥っ♡ 深いところに刺さって……あんっ、んん、あんっ」
ベッドはギシギシと激しく軋みます。旦那様の激しい突き込みで前後に揺さぶられながら、私は部屋全体が振動しているように感じました。
「またくるっ……きちゃいます……先ほどイッたばかりなのに……うっあぁぁ、あっあん、はっん♡ 申し訳ありません。堪え性のない雑魚まんこで。でも、旦那様の逞しいちんぽで突かれたら、女なら誰でもイキ癖がついてしまいます」
「我慢しろイレイナ。我慢したらした分だけイケたときの気持ちよさが大きくなるぞ」
「我慢……したいです、したいけど、無理なんです。あっ、すごっ♡ おちんぽっ、硬い♡ あっあっ、いっいっ、そこっ、そこ突かれながら、我慢なんて……そこ、すごっ、きもちっ♡」
我慢しろと言いながら旦那様は少しも攻め手を許せません。
全力でイカせるつもりで私の弱いところばかり重点的に攻めます。
後背位の次は騎乗位です。
ベッドに横たわった旦那様に跨がり、何度射精しても萎えることのない勃起を自分の蜜道に添え、一息に腰を落として最深部までお情けを頂戴します。
「はひぃっ、んあうっ、いいっ、きゅふぅぅっ、これもきちゃう♡ 深いところまで届いて、すぐにイッちゃう♡ 奥が熱くて、疼いて……はぁぁあん♡ ああっ、こんなっ……こんなの……んはぁぁっ♡」
「もっと腰を振って主人に奉仕しないか」
「キャウンッ♡」
感じすぎて動けなくなっていた私のお尻を旦那様が平手打ちします。
その振動がおまんこにまで響いて媚びた声が漏れてしまうのを我慢できません。
「動きたいです。イレイナも動いて旦那様にいっぱい気持ち良くなって欲しいです……でも、旦那様のちんぽが気持ち良すぎて、私のほうが気持ち良くされてて、これ動けない♡ ちょっとでも動いたらイッちゃう♡」
旦那様は私の腰に両手を添えると力を込め、軽々と持ち上げて落としました。
「ひぐぅううぅう♡」
何度も旦那様は私の体を持ち上げては落とすを繰り返します。本で読んだ男性用性玩具のような扱いを受けながら、私は子宮口を潰す旦那さまのちんぽに易々と高みへ導かれます。
「んぐぅっ、す、すごいのくるッ……頭がおかしくなって馬鹿になるくらい、深いアクメがきちゃいますぅぅうう!」
ズドンと下から強烈な突き上げ。もう自分で自分の姿勢を制御することもできない私は後ろに倒れかけますが、上体を起こした旦那様に手首をつかまれ引き戻されます。
そのまま旦那様は私の両腕を自分の首に回させ、お互いに座って抱き合う形で私たちは仕上げの射精に向かって腰を振り合います。
「ふっちゅ……んちゅう……はぁ♡ んふうう! イッく……キスしながら……簡単にイカされてしまいます。旦那様のちんぽがズンズンって私のおまんこを突き上げて……気持ち……あああ♡ 気持ち良すぎてぇ……子宮口にチンポ擦りつけながら射精されてイッちゃいますううう……ひぎっ♡」
絶対に逃げられない奥深くまでチンポを差し込んで容赦のない射精。旦那様は宣言どおり私を孕ませるつもりで本気の交尾汁を流し込んできます。
体が内側から燃えだしてしまうのではと思うほどの熱と、膣内でびゅくんびゅくんと跳ね回るチンポの動きを感じながら、私は自分の新しい人生が始まった“幸せ”を噛みしめます。
この村に寄って良かった。
旦那様に感謝し、一生お仕えいたします。
イレイナちゃんいいよね。本来は『呪術廻戦』の東堂よろしく「身長と尻のデカイ女がタイプです」なんですが、イレイナみたいな生意気スレンダーわからせも好きです。
本当はノースリーブで腋扱きもしたかったけど流れで入れることができませんでした。
一応これが前編で、エミルも少しだけ出てくる後編がある予定です。一週間くらいでアップするつもりで準備はしています。