※この作品はR-18です。

アイカツ催眠連鎖実験   作:ざくろねこ

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あおい「今日からドリームアカデミー編!」
いちご「私たちのアツい! サイミン活動! サイカツ始まります! フフッヒ」


ドリームアカデミー編
ロックなあの娘も催眠に。(ターゲット:音城セイラ)


 実験レポート

 次の実験はドリームアカデミーをターゲットにする。過去に実験に協力してもらったアイドルも色々とアップデートしてもらう必要があるため、同時に行う。

 ドリームアカデミーは最先端の技術もあるため、協力を得られるようになればこの実験の発展に大きく寄与するに違いない。

 

 

 ここはドリームアカデミー。スターライト学園の独占状態だったアイドル市場を根底から変えてしまった学園として有名だ。その秘訣は最先端の技術を駆使した練習システム、3つに分類化された専攻コース等語れば枚挙に暇がない。

 この学園の生徒である音城セイラはチーム『2wings』の相棒である星宮いちご、最新のアイカツシステムを試すと聞いてくっついてきた霧矢あおいと共に、『インスタントアイカツシステム』、通称『インスタ』と呼ばれる最先端技術を堪能していた。

「あー、デビルキャットカチューシャかわいい!」

「うん、おだやかじゃない」

 いちごは『インスタ』でスキャンした猫耳の形をしたアクセサリーを頭につける。それをカメラで撮るあおい。

 『インスタ』はアイカツシステムが無くてもコーデをカードからドレスに変える持ち運びに便利な機械。

 携帯サイズのそれを眺めながら、アイドル博士こと、霧矢あおいは解説する。

「『インスタ』は従来のアイカツシステムと比べ消費電力が少なく、携帯しやすいサイズであるが、カードを立体化させるだけなので自分で着付けする必要があるの、うんぬんかんぬん」

「あ、セイラちゃんもそれかっこいい」

「ああ、楽しいな」

 あおいの解説を横に2人は楽しんでいた。

「ちょっとー、2人とも聞いてるー?」

 頬を膨らますあおい。

「あ、ごめんごめん、あおい。聞いてる。で、なんの話?」

「それを聞いてないって言うのー!」

 がっくりとうなだれるあおい。

「ごめんって」

 いちごは拗ねてそっぽを向くあおいの肩をゆすって謝った。

 セイラは熱中しすぎて喉が渇いたことに気づき、席を立つ。

「ちょっと休憩しようか。飲み物ブレインサンダーしかないけどいいか?」

 2人はセイラに顔を向けて同タイミングでうなずいた。

 仲の良い2人にセイラはくすっとした。

「待ってて、冷蔵庫行ってくる」

 そう言って向かい側の部屋に消えた。

 いつもならいちごとあおいは互いに謝ってこのままコーデパーティを再開するだろう。しかし、彼女たちはもう操り人形である。

 セイラがいちごの視界から外れると、いちごの体に異変が起きた。

「あ……」

 デビルキャットカチューシャに仕掛けてあったマイクロチップが作動した。

 星宮いちごという人格を一瞬で染め上げる。彼女の瞼が下がり、瞳から光が失われる。

「どうしたの、いちご?」

 あおいは友人の異変を察知する。

 いちごは虚ろな目で笑いかけ、あおいの耳元に顔を近づけ、ささやきかけた。

「ちょっと、いちご!」

 あおいはいきなりの推しのスキンシップに顔が赤くなる。

「忘れたの…… 私たちの役割……」

「あ…… そうでした」

 あおいの表情が失われ、目が虚ろになる。

 いちごが耳元から顔を離すと、互いに微笑みあった。感情のない、赤と青の虚ろな瞳が交錯する。

 今日は新しい人形を作るのだ。もう1人。

 

 

 セイラがブレインサンダーを持って戻ってくる。

「ブレインサンダーお待たせ」

 3つお盆に載せてセイラは運んできた。

 2人は立ち上がりお礼を言う。

「ありがとう。落とすといけないからちょっとこれは預かっとくね」

 あおいがセイラからお盆ごとブレインサンダーを受け取る。

「あ、ああ」

 なぜ自分の分を1本だけ取らないのかと疑念に思いつつも言われるままあおいに渡した。

「セイラちゃん!」

 いちごはセイラの元へ駆け寄る。

「どうした、星宮いちご」

「私の目を見て」

 猫耳をつけたいちごはセイラと目を合わせる。

「え、なんだこれ」

 星宮いちごの目を見てセイラは驚く。そこには感情というものがまるでなかったから。驚きはすぐいちごの虚ろな瞳に吸い込まれて消えた。

「あ……」

「私は猫だよー、セイラ」

「星宮? ねこ、ねこだな。星宮は……」

 暗示をかけられる。セイラの瞳から光が失われた。

 『猫耳カチューシャをつけた星宮いちご』を猫だと認識したセイラはその猫の頭をなでた。

「にゃーん、にゃーん」

 いつも公園の猫に話しかけるようにセイラは猫語を発音する。

「にゃーん、ごろにゃーん」

 いちごの猫なで声がセイラの耳に心地よく響き渡る。いちごは手を招き猫のように丸めた。

「ふふ、かわいいなあ」

 セイラはカチューシャの耳を猫の耳だと思っている。彼女にとってふさふさの髪の毛は猫の毛だった。

 あおいはブレインサンダーをこぼれない机の上に置いてきてから、じゃれあう2人の前に丸椅子をもってきて座る。

 そして、セイラの耳元で新しい暗示をささやきかけた。

「あなたは、服を脱いでこの猫と戯れます。それが普通です。猫と戯れるときはそうしなくてはいけません。あのソファで一緒に寝ながらじゃれあいましょう」

「……はい、わかりました」

 セイラは言われるがまま服を脱ぐ。ドリアカの制服はスタライの制服に比べてシンプルだ。いちごも制服を脱ぐが、先に脱ぎ終わったのはセイラだった。あおいに誘導されるがままソファに行き、あおむけで一糸纏わぬ肢体をさらす。長く赤い髪の毛がふぁさりとソファの横に垂れた。

「にゃん」

 遅れてきていちごがセイラに覆いかぶさる。

「ん、意外と重いな」

 セイラは違和感を覚えながらも猫と認識しているいちごの頭をなでる。

「にゃーん」

 いちごは鳴き声で応じると下半身同士をこすり合わせ始めた。

「ちょっと、あっ、くすぐったい、あん」

 セイラから艶やかな声が漏れる。

 それをあおいはカメラを取り出して動画で録画していた。

「セイラちゃんと猫ちゃんのツーショットいいね。やだ、おだやかじゃなさすぎて我慢できない、あん」

 あおいは空いている片方の手でスカートの中に手を突っ込んだ。

 しばらくあおいのカメラの中で2人は嬌声をあげてじゃれあっていた。

「あ、あれっやらないと……」

 あおいは指示されていた命令を1つ思い出す。一度下半身をいじっていた手を離して、セイラに語り掛けた。

「セイラちゃん。今、目の前でじゃれあってるのは星宮いちご。このままじゃれあおうね」

「……はい、いちご、いちごぉ」

 セイラは猫だと思っていたいちごを改めて認識し、相棒の名前を叫ぶ。

「今度はセイラちゃんが猫ね。あなたは猫」

 目の前で乱れる相棒にいちごの好奇心が刺激される。いちごは頭の猫耳カチューシャを外すと、セイラにつけた。

 猫耳カチューシャをつけたセイラは手を猫の肉球のように丸める。

「にゃーん」

 セイラはいちごに甘えるようにお腹を見せていた。

「猫ちゃんセイラ、かわいい。にゃあー」

 猫同士じゃれあいは激しくなった。

「いちご」

 あおいは親友へ呼びかけて口をあけて喘ぎ続ける彼女の目を手で覆い隠した。

「あ、にゃあん、にゃにゃああん……」

 目を覆い隠したいちごの動きはおとなしくなった。

「いちご、もうそろそろアップデートの時間だからね。ついでにやっちゃおうか。3つ数えると少しだけ正気に戻るよ。3、2、1…… はい!」

 3つ数えるとあおいはいちごの顔から手を離す。彼女を覆い隠した手はついさっきまでスカートの中に突っ込んでいた手だったため、いちごの顔が濡れているように見えた。

 そのことに罪悪感とそれを起点とした興奮が生まれ、下半身がこれまでに無いほどうずいた。

 そんなあおいをよそにいちごの目に光が戻った。

「あ、あれ? わたし何してたんだっけ…… って、えええええ!」

 正気を少しだけ取り戻したいちごは目の前の光景に驚く。

「セイラちゃん、どうしたの!」

「あ、あ、いちご…… いちごがやったんじゃないか。どうした。もうギブアップか? あ、くぅ」

 2人ともソファで重なり合って自分はセイラの上で下半身同士を擦りつけている。

 横ではカメラを構えたあおいが前かがみでスカートの中に手を突っ込んでいる。

「え、あ、やん、いや、身体が勝手に……」

 わからない。今どうしてこんな状況になっているのか。ただわかるのはいちごの意思では自身の体が動かないこと。しかし、不思議と恐怖心は無かった。いちごから快感の声が漏れる。

「あ、あ、あ、気持ちいい」

 目の前で猫のような声をあげるセイラ。セイラの肌のぬくもり。上にまたがってセイラを支配している高揚感。快感が星宮いちごという人間を染め上げていった。

「や、やめて、止まって、すご」

 理性は今すぐ猫耳カチューシャをつけて喘いでいるセイラから離れなくてはならないと告げている。しかし、本能は快楽を求めていた。

「は、あ、あ…… だめ」

 再びいちごの目から光が失われた。

 暗示が刷り込まれる。機械のようにぶつぶつと何かを復唱する。

 その間も下半身はセイラを刺激し続けている。

「……をアップデートします。…… わかりました。私、星宮いちごは……」

 セイラは快感を求め続けて喘ぐ。いちごも感情は今表に出されてないが、体は快感を求めていた。

「あ、あ、いちごぉ」

 セイラはいちごを求めて唇を求めた。赤い唇が重なって2人の快感はさらに高まる。セイラの下半身にはいちごと同じ淫紋がうっすらと浮かび上がっていた。

 虚ろな目で頬を染めて快感を求め続けるセイラと対称的に、いちごは機械のような表情でセイラをせめていた。

 唇を離すと抑揚のない声で最後の仕上げを開始する。

「今から5つ数えるよ。一緒にイこうね。いち」

 セイラの体が少しだけ跳ね上がった。

「に」

 反応して激しくなるセイラの体。

「あ、ああ、一緒だ」

 いちごはその言葉に機械的に答えた。

「……うん、一緒に。さん」

 互いの肌を擦りあい絡めあいが激しくなる。

 セイラは情熱的に、いちごは機械的に。互いに抱き合った。

「よん」

 いちごが耳元で数える。

 駆け上がる快感にセイラの口から空気が押し出された。

「あ、あ、かはっ!」

 ただ、機械的にいちごは最後の言葉を告げた。

「ご」

「あ、あああ! あ、あああん。ラララ―って感じーーー!」

 セイラの下半身にははっきりと淫紋が浮かんでいた。

 快感に息を切らせ、虚ろな瞳で快感の余韻に浸っていると、目の前でぶつぶつと言っていたいちごに表情が戻りはじめた。

「……アップデートが完了しました」

 今までため込んでいた快感が一気に星宮いちごの脳が認識する。

「うん、うん、なにこれぇぇ! あああああああ!」

 一瞬で上がった快感のボルテージに体が崩れ落ちた。

「う、ううう、あああ、2人とも、最高おおおおお」

 いちごがイくのをカメラに収めようと待っていたあおいも満足げに最高潮を迎えた。

 

 

 しばらくして、服を着て、片づけを行い、虚ろな瞳に光が戻った。

 3人ともいままで何をしていたのだろうかときょとんとする。

 その静寂に割り込んでいちごの腹の虫がなる。

 ぐ~

「おなか空いちゃった」

 いちごは舌をぺろりと出した。

「食堂空いてるぞ」

 食堂まで競争だとセイラは立ち上がる。

「うーん、何してたんだっけ…… あっ、待って」

 あおいは必死に何をしていたか思い出そうとしたが、駆け出した2人を見てはっとし、追いかける。

 3人は何も知らないまま食堂へ駆け出した。




次回更新は2月27日土曜日更新。
次回のターゲットは冴草きいちゃん! お楽しみに!

セイラちゃんはねこちゃんが好き。いちごちゃんのアイドル活動ロックverアクセサリーのねこちゃんネタにしました。


追記
第二弾「アイカツ催眠連鎖実験 あかりジェネレーション編」はこちらから!
https://syosetu.org/novel/254742/ #hamelnovel #hmN254742

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