※この作品はR-18です。

アイカツ催眠連鎖実験   作:ざくろねこ

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三ノ輪ヒカリ&立花ミシェル&氷室朝美「私たちのアツい催眠活動、サイカツ! 始まります!」
ヒカリ「ってあんたたち誰だ?」
ミシェル「やだなあ、ミシェルたちはチーム『SpLasH!』だよ」
朝美「詳しくは『アイカツ! 第9話』をご参照ください」


アイカツ集団催眠実験 聖夜のクリスマス(後編)

「お願いね」

 いちごがモミの木を伐りにいく直前。

「わかった」

 『頼み事』をされた三ノ輪ヒカリは準備を進めた。

 モニターを用意し、学園の人々を集める。

 普段は『まぶしい』といいながらひっそりといる三ノ輪ヒカリが表立って準備を進めていることにみんな少しだけ首をかしげていた。

 だが、逆に物珍しさからみんなの注目は集まっていた。

「えー、今年も巨大クリスマスケーキを作るんで。その作り方を映像としてまとめてあるから、見て」

 プロジェクターを操作し、映像を再生しはじめた。

 なんてことはないケーキの作り方の説明や注意点が流れ始める。しかし、コンマ単位で挿入されるサブリミナル効果を狙った暗示がスターライト学園の生徒たちに刷り込まれていった。

「以上で…… 説明を終わります…… みんな言われた通りにして」

 力なく喋るヒカリ。

「はい……」

 彼女の言葉に返事をした生徒たちもまた、虚ろな瞳でフラフラと立ち上がったのだった。

 

 

 いちご一行がスターライト学園へ戻ると、ケーキ作りは大詰めだった。

「よおし、みんなやってるね! フフッヒ」

「はい……」

 虚ろな瞳で命令通り動き続けるみんなを満足げに見ていちごは笑う。

 スカートのフリルを表現するいちごを飾り終えた後、最後の仕上げにサンタ衣装に着替えた星宮いちごが大ジャンプする。

「メリークリスマス!」

 いちごがてっぺんに乗った『クリスマスいちごちゃん超特大ケーキ』の完成に、みんな喜びの歓声をあげた。それと同時に完成をトリガーとして暗示が全員に発動する。みんなケーキがいますぐ食べたくてたまらなくなった。

そして、今この場にいるスターライト学園の生徒全員が一斉に『クリスマス超特大いちごちゃんケーキ』に突撃する。

 ナイフやフォークなどのシルバーを悠長に使っている場合ではない。その前に食べる。そうした強迫観念が全員を支配していた。そのため、手で鷲掴みして食べる者。頭から突っ込む者。

 とにかく生クリームまみれになるのもかまわず食べ続けた。

 その中の一人氷室朝美は隣でクリームまみれになっているチーム『SpLasH!(スプラッシュ!)』の相方に立花ミシェルへ食指が向いた。

(ミシェル……おいしそう)

 ハーフ特有のクリームオレンジの髪にくっついている生クリームを舐めとる。

 いきなりのことに驚いて振り返るミシェル。朝美はすかさずミシェルの唇を奪った。

(ちょっと、何? 朝美! 何これ。すごく気持ちいい!)

「ん! ん! ぷはあ! 」

 突然のことに驚くミシェルだったが、快感が彼女を支配していった。

「ミシェルにもっとちょうだい!」

 ケーキという白いベッドにもたれかかり自分を求めてくる彼女に朝美は舌なめずりした。口の周りについていたクリームが甘い。

「いつもリードしてもらってばっかりだけど、今日は私がリードする番だね」

 朝美は服を脱ぎ捨てる。そのお腹には淫紋が輝いていた。

 時を同じくして色んな場所で生徒同士が食べられ始めていた。

「らぶゆーなのですう!」

 有栖川おとめがヒカリに飛び掛かる。

「ちょっと、何するのよ。別の人に淫紋つけてきなさい、て…… あ―――」

 おとめはかまわずヒカリに口づけする。

「らぶはパワー、らぶは誰にでも平等なのですう!」

「そんあ、あん、あっ、や、ヤバ―――」

 ヒカリは一方的にイかされ続けた。

 いちごはその様子を上から見て戸惑っていた。

「うわー、みんなめちゃくちゃだあ」

 とりあえず考えても始まらないので指先でてっぺんのクリームを撫でて口に入れる。

「あー、うん、おいしい」

 いちごがケーキを純粋に堪能しているとケーキが傾き始めた。

「って、ちょっと、あぶな―――」

 いちごが宙に放り投げられる。しかし、力強い腕に抱きとめられ事なきを得た。

「あおい、蘭! ありがとう」

 二人はにこにことしていた。まるでごちそうのいちごパフェを目の前にするいちご自身のような笑顔……

 いちごは身の危険を感じた。

「せーの、そーれ」

 二人は横になったケーキにいちごを頬放り投げた。

「私、ショートケーキのいちごは最初に食べる派なの」

 あおいは涎を垂らしそうな様子で穏やかじゃなかった。

「私は…… 最後派だが今日はあおいの意見に賛成だ」

「え、食べないでください――― あ、あん ―――」

 いちごケーキのいちごはおいしく食べられた。

 性夜のクリスマス。最後の仕上げが行われる。

「いち」

 会場全員の快感が高まる。

「にー」

 互いに抱きしめあう。

「さん」

 快感がさらに高まる。

「よん」

 限界寸前。

「ご! っつ――――――――― メリークリスマースぅぅぅ!」

 それぞれ快感が絶頂に達し、淫紋が会場の生徒に刻まれた。

 外では雪がしんしんと降り積もっている。

 暖房の効いた会場内では気持ちよさそうに眠るスターライト学園の生徒といちごと白い生クリームがあたり一面に散らばっていた。

 メリークリスマス。




 次回更新は一週間ほどお休みをいただき、1月9日土曜日22時更新です。皆様よいお年を。
 その代わりではありませんが、一周年記念として『超人高校生は催眠術には屈してしまうようです』で短編を更新しますのでお楽しみに。
 時間は去年の初投稿と同じ日付。1月4日金曜日22時です。


追記
第二弾「アイカツ催眠連鎖実験 あかりジェネレーション編」はこちらから!
https://syosetu.org/novel/254742/ #hamelnovel #hmN254742

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