リバになるにしても、えらく遠い道のりになりそう……ということと、やはりメインタイトルに楽慧と明記してあるため、ここは一つ、筆者の立場を利用して慧さんの夢を覗いてみることにしましょう。
ええ、夢オチです。
本編に影響を与えるものではありませんので、興味の無い方は安心して飛ばしてください。
【慧楽】平行世界の夢路【二十九話】
楽郎に仰向けになって足を開いてもらい、後ろの穴をじっくり観察し始めると、股の間から手が伸びてきて、指先で入り口を隠されてしまった。
「ちょ……あんま見んな……」
「ん? どうして?」
「……恥ずい……」
知ってる。
その羞じらう姿が最高にそそられるわ。
「今からここに俺のを突っ込むんだよ」
楽郎は、ちらりと俺の息子に目を向ける。
「……やっぱやめない?」
「やめる? いいよ、了解」
「えっ、いいの?」
楽郎ほどではないにしても、俺のだって決して小さくはない。むしろ、今まで排泄にしか使ってこなかった小さな穴で咥え込むには大きすぎるくらいだろう。
「もちろん。楽郎が嫌なら無理強いはしないよ。今日はイチャイチャしながら
「………………」
ほっとしながらも迷っている様子の楽郎に、キスをする。
「もしその気になったら教えてくれればいいから」
「……分かった」
そのままキスを続け、全身に触れていく。
「ぅ……はぁ……うぅ……んん……」
三十分も愛撫を続けると、楽郎もだいぶリラックスしていい反応をするようになってきた。
射精してしまうと一気に性欲が落ちるため、射精が近付く度に寸止めをする。絶頂への欲求が高まり、楽郎は身を捩らせて悶えだした。
そろそろ頃合いかと、俺が後ろの穴に舌を挿れようとすると、途端に楽郎が腰を引いて逃げた。
「ちょ……そんなとこに舌入れんなって」
「え、なんで?」
今までフェラのついでに普通に入り口舐めてたし、さっきも楽郎よがってたじゃん。
「だって中は汚いかもしんねぇし……」
「はぁ? 何言ってんの。ここを綺麗にしたのは俺だよ? 汚いわけないでしょ」
「でも……アッ!! ちょ、あっ……」
そんな理由の拒否は当然却下だ。
構わず楽郎の足を押さえ込んで舌を挿入すると、腰がビクッと跳ねた。俺は顔を上げ、上唇をぺろりと舐める。
「ん、美味しいよ」
「お、おいしいって……」
俺は、困惑しながらも頬を赤らめる楽郎に笑みを向ける。
「可愛いね」
「くそ……マジでハズイ……」
顔を背ける楽郎をニヤニヤと眺めてからまた臀部に顔を
「……ローション使ってもいい?」
「うん……」
ローションをたっぷり垂らしてタマや竿、腿の付け根や臀部をマッサージし、揃えた指先の腹で下の入り口をぐっぐっぐっと押し込んで振動を前立腺に伝えながら、全体を
「んん……はぁ~、ん~……はあぁ~……」
感度が上がってきたらローションを追加して、人差し指を背中側に向けて慎重に差し込み、中でゆっくり動かして徐々に内腔を押し拡げる。締め付けを感じたら少しずつ指を抜いていき、
「痛くない?」
「……平気……」
嫌がってはいないな……。
そっと引き抜き、再度挿入して反復する。
「……汚れてなかった?」
「うん、綺麗だよ」
「……慧を汚さないか不安になる……」
「あー、めっちゃ分かる。全然大丈夫だから気にしなくていいよ。安心して」
「ん……」
アナルへの不安と緊張を
「凄いね。もう指三本スルッと呑み込んじゃうよ」
「ハァ~……ハァ~……」
引き締まった腹筋は滴る我慢汁で濡れそぼち、荒い呼吸を繰り返す度に、てらてらと輝いて淫靡な魅力を放つ。思わず舌を這わせて舐め取った。舌先から濃厚な粘液の糸を引かせながら上目遣いで楽郎と視線を合わせると、また先端から先走りが垂れ落ちた。
あー、思いっきりしゃぶって射精させたい。……そろそろ終わらせてもいいかな。
「じゃあ、今日はここまでにしよっか」
「えっ……」
「ん?」
「いや……だって、折角ここまで……」
「………………」
「………………」
「……挿れていいの?」
楽郎は、羞恥に染まった顔を両手で覆い隠して頷いた。
ああもう……なんでそんな可愛いことするかなぁ……俺のチンコデカくして困るの、君だよ?
俺は楽郎の腰の下にクッションをあてがい、コンドームを装着してローションを垂らすと、俺だけが這入ることを許された穴に、猛り狂ったものをじっくりと捩じ込んでいく。
「あぁぁぁ……」
「ぅわ、キツ……楽郎の中あっつい……」
狭い入り口に締め付けられながら挿入すると、内腔の熱い粘膜がねっとり纏わり付き、みっちりとした圧迫感が俺を包み込んだ。
なんだこれ……信じられないくらい気持ちいい……。
「う~……デケェ……」
「楽郎には負けるけどね」
「……慧、初めての時辛かっただろ……。俺、相当酷いことしたよな……」
「また君は……俺に下らない罪悪感を抱くなっつってんじゃん、バカ。俺の場合は拡張にかなりの時間を割いたし、言っとくけど君に酷いことさせたの、わざとだからね? ドMで悪かったね。おかげさまで相当気持ち良かったよ」
「………………」
何かを
まったく、こんな時まで俺の心配かよ……今辛いのは楽郎自身だろう。楽郎が自分より俺を優先するなら、俺が楽郎を守っていくしかないじゃん……。
力を抜いて枕に頭を落とした楽郎にキスをすると、その舌と吐息が熱情を帯びて俺の舌に絡み付いてきた。スリープモードになっていた楽郎の分身が復帰していく。
俺は腰を動かさずに中の感触を味わいつつ、内腔が俺の形に馴染むまで、右手で楽郎の分身を、左手で胸の敏感な突起を、舌先でもう片方の胸を愛撫する。
「はぁあ……はぁあ……ぅんん……んんん……」
控えめに漏れる声に昂奮し、俺の雄の部分は楽郎の中でドクドクと脈打ちながら、ますます怒張していく。
楽郎が自ら腰を動かし始めた。俺もそれに合わせて腰を揺らすように静かに動かしてみる。が、楽郎は眉間に深くシワを寄せて苦しそうな表情をする。
動きを止めて、楽郎の様子を窺った。
「楽郎……辛い?」
「ハァ~、ハァ~、動いて……」
どうやら気持ちいいらしい。
「もっと声に出してよ……」
「……無理……」
「じゃあ自分で動いて。気持ちいいところに当ててみな」
その言葉を受けて、楽郎は角度を変えつつ自ら動く。そのうち、角度を固定して腰を動かすことに没頭し始めた。
やっぱ前立腺か。
俺が腰を動かして前立腺を責めると、楽郎がまた声を漏らす。
「ン……ハァ、んっ……ハァッ、んんっ……」
亀頭責めや乳首責めを交えつつ、一定のリズムを意識しながら速度を上げる。腰を引く度に入り口の締め付けが強い刺激となって、俺の下半身を貫く。
「んんっ、ゔうっ、んんっ、ん゛んんっ……!」
奥歯を噛み締めて声を抑えてはいるものの、明らかに感じている楽郎の反応に、俺も自制心を失ってしまう。
正常位で楽郎の腰を俺の腿の上に乗せ、両足を肩の上に担ぎ上げて深く挿入し、情欲のままに腰を動かして内腔をゴリゴリ擦った。俺自身が好きな掘られ方の一つだ。
「ん゛あぁっ、アァアッ、ぁあンッ、ンンンッ、おぁあすげ……あぁあやばい、あぁあっ、けい……慧ぃ! うあぁ、ケイ……!」
メスとして喘ぐことをあんなに羞じていた楽郎が、突き動かされる快楽に抗えず、俺に掘られながら勃起させて淫らに嬌声を上げている。快感に顔を歪ませ、涙ぐみながら俺を求める楽郎の口を塞ぎ、舌と口腔を貪った。
この表情は俺だけに見せる、俺だけの
「楽郎ッ……ハァッ、ハァッ、あぁ~、楽郎の中とろっとろだよ……! ハッハッ、めちゃくちゃ気持ちいい……!」
「ゔぅう~、アァアッ、おれもきもちいぃ、けいっ、けいぃ……っ、あっ、あっ、あっ、イキそう、イキそう、んあぁあ~、あぁあぁイク、イク、イク──ッ!! ァアアッ──!! はぁあっ──!! あ゛ハァッ──!!」
強烈な
「あ゛あ~出る出る出るッ……アアッ──」
!!!!
射精と同時に覚醒した俺は、呼気を荒らげながら、混乱する意識の中、エアコンの効いた寝室に視線を巡らせた。窓の外も室内も、とうに明るい。
……そういえば……楽郎と二人で日の出を見たあと、朝食をとってからまたベッドに入ったんだったか……。
寝返りを打つと、楽郎が俺の方に体を向けて穏やかな寝息を立てている。そこでふと、さっきまで見ていた朧気な夢を思い出した。軽く狼狽しながら上体を起こして下着の中を確認し、安堵の息を吐く。
妙にリアルな夢だった……。寝る前に楽郎からアナル開発とセックスの感想を聞いていたから、あんな夢を見たんだな……。
無気力にあぐらを組み、寝惚け眼で楽郎の寝顔をぼんやりと眺めていた俺は、不意に体をぶるっと震わせた。寝汗が引いて、寒気がする。
「……ッくしゅん!」
くしゃみをして微かに鼻を啜り、タオルケットに潜り込んだ。下から楽郎の腕の中に割って入り、熱がこもった体に抱き着く。胸元に顔を擦り付け、うとうとと瞬きをすると、また次の夢路へと旅立つため、俺は
今の二人の未来がここに繋がるかもしれないし、繋がらないかもしれない……。
あくまで、平行世界の様々な分岐の一つです。
なので、正夢ととるか、ただの夢ととるかは、各自の判断にお任せします。