ある日舎弟がTSしたけど忠犬巨乳がどぷんたぷん 作:芥目たぬき
なお
ちょっと硬めの文章でエロシーン書いたので、多分pixivにあげてるようなやつよりは少し控えめになってるかと思います。当社比。
* * * *
あの日から数日後、オレは必死になって目の制御のためにアフロディーテに師事を受けていた。
「イメージですよイメージ、時間停止ですから、止めるように……」
「わーかーるーか!」
とはいえ、アフロディーテもニュアンスで長い年月をかけて訓練をしたらしい。なんとなくの感覚でやったらうまくいく、みたいなものだそうだ。
今、オレは無機物の時間停止……すなわちアナログ時計を止まれ止まれと目に力を入れ続けている。
出来るわけがない。
「想像力もないおばかさんは困っちゃいますねぇー、パリスちゃんもそう思いますよねー?」
「ウン、思う思う……」
「やーんっ! パリスちゃんと僕ってば以心伝心! 好きです!」
「タスケテ……」
こっちに助けを求めるジジイの視線を無視する。というか、そっちを向くとジジイが石化……ではなく時間停止してしまうから、この無視は仕方ないのだ。
アフロディーテがいうように、これはイメージの問題なのだろう。
オレは物心ついた時にはすでに「この目と視線があったら固まってしまう」というふうに認識していたから、その印象が強すぎて時間停止ができないのだ。
……そういえば、石化の解除が初めてできた時は、ダズを誤って石化させてしまった時だったか。
あの時は必死になって動くように念じたら石化の解除が出来ていたし、それ以来コツを掴んだのである。あの時は差し迫った緊迫の中で、泣きながら祈ったっけか。
常識を根本からきっちり覆すというのは、それだけ気力がかかるものなのだ。
「……そういえば、ダズは今何してるんだ?」
「働かざるもの食うべからずって言葉があるでしょう? うちのメイドのホメロスの手伝いしてもらっていますよ? ……ふふ、メイド服です」
似合ってましたよ、私が監修しましたから。なんて適当な事をいう女は無視する。
「だ、ダズちゃんのメイド服ぅ……みたいぃ……見るまでは死ねない……」
「パリスちゃんってばそんなにメイド服みたいんですか! しょうがないですねぇ、僕が見せてア・ゲ・ルっ♡」
「や、やだぁああっ! し、死んじゃううう!」
号泣しながらも手足をバタつかせているが、それには全く力が籠っていないようだ。アフロディーテに拘束されているジジイは、ここまで来ると可哀想にも見えてきた。
パリスは、アフロディーテに肉体をまるまるカスタムチューンが施されているらしい。男から女になった人間でしか勃起できない体、アフロディーテの指先ひとつで筋肉への電気信号の遮断など、好き放題扱われているのだ。
それも権能を使って行なっているらしく、その
そして今も、権能を使ってメイド服に着替えたアフロディーテに強制的に勃起させられている。「勃起ってオトコらしくて美しくて素敵だよね♡」という事らしい。
あんな老ぼれジジイのどこが美しいのかよくわからないけれど、それもアフロディーテの趣味なのだろう。オレは深く考える事をやめた。
「人が真面目に勉強してる横でサカらないでくれるか?」
「あぁ、ごめんなさい……パリスちゃんがあんまりにも僕のこと好きだから……」
「そうか。オレはノーコメントだからな。何も言わねぇからな。そんな目で見るんじゃねぇ」
捨てられた子犬のようでみてくるジジイを、今度こそ赤い右目で睨みつける。案の定、ジジイはあわてて目を伏せったのであった。
オレはこんなジジイなんかよりも、ダズのことが心配なのだ。
「んで、いつダズは男に戻してくれるんだよ」
「またその話ですか……えぇ、そうですね……」
アフロディーテは少し困った表情を見せた。
それから、パリスの頭を撫でながらも切なそうに顔を歪める。
ここ数日、何度もこの話をしていた。
ダズとも話して、ちゃんと男に戻りたいということで話は纏まっているのだ。
なのに、元に戻してもらえない。
「貴方はそれでいいとして、それじゃあダズちゃんの気持ちはどこにいくというのですか……なぜ、そんな辛い選択をするのですか? 互いに想いあってるのに……」
「想いあってねぇよ」
オレはたしかにダズのことが好きだけど……でもダズはそうじゃないだろう。ならば、ダズの意思を優先させることが重要だ。
「で、でも一回あの子を
「だ、だ、だだだ抱いてねぇわ!」
手マンはしたけれども。
「えぇ……そんな見栄はらなくてもいいですよ、わかってますから。まだ
「は? いや、だから本当にしてないって」
たしかに女体化した当時、ちょっと調子に乗ってまさぐったりしたかもしれないけれど、本番がっつりなんてやったこともない。
だってオレまだ童貞だし。
「見栄を張らないでください。……はぁ、ほら訓練ですよ訓練。がんばれがんばれ」
「いやホントに……」
なんとなくその言葉が引っかかりつつも、オレは大人しく時計に向き合うのであった。
* * * *
その日の夜。
オレはダズに割り当てられた部屋に訪問していた。
「……あー、えーと、だな」
「?」
普通の寝巻きをきたダズは不思議そうに首を傾げている。
今日一日あちこちの掃除を手伝ったらしいダズは、ほんの少しだがあのいけすかないアンドロイドメイドとの交友関係を深めていたらしい。
「……その、ダズ。言いにくいんだが……」
「はい!」
「その、誰かと……ええと、変な意味じゃないんだぞ? ただの確認なんだがな? その……」
「大丈夫でさぁ、なんでも聞いてくだせぇ!」
ニコッと邪気のない笑顔を浮かべるダズが眩しい。まるで、ご主人様の手のなかにあるボールがいつ投げられるのかを待ち構えている犬のようだ。
それだけに、こんなセクハラまがいの質問を問いかけるのは恥ずかしいのだが……
「あー……うん、女になってから、誰か男の人とその……いやらしいことというか、ヤったことってある、か……?」
「? いやらしい……」
一瞬考えてから、ぼふんとダズの顔に赤みがさしていく。オレだって、出来ればこんな事を聞きたくない。
「あ、あああアニキ、それはその……オレがあのはしたないマイクロビキニとかいう水着をジジイに着せられた時に、アニキに外していただいたことも含まれるのですかい? いえ、アレはオレがひとりで……その、いやらしい気持ちにちょびっとだけ……ほんのちょっとだけなってしまって……アニキには多大なご迷惑をおかけしましたが……えぇと……」
「いや、アレは違う」
あの時も、たしかに瀬戸際ギリギリを触りまくってた……どころかアウトな部分を触りまくったが、本番はしていない。
「じゃ、じゃあオレが呪いのかかった本を読んだ時に、理性が吹っ飛んでアニキにご迷惑をおかけした時とか……その、本能に従順になっていたので、はしたない事をしていた、かもしれないのですが……」
「いや、あの時もしてない」
朝起きて全裸のダズがオレの股間を凝視していたのには驚いたが、それでも本番はしていなかったはずだ。
……寝てる間に襲われていたらその限りではないが、そもそもあの事件は性転換してからそこそこの月日が経っていたはずである。
「そうだな……性転換してから1週間以内らしいんだが、オレ以外の男とかでも、なにかこう……せ、セックスした、みたいな? 事って、ないよな?」
「最初の1週間以内……あっ」
心当たりがない、という表情から一変。
顔色が青褪めてから赤くなって、まるで信号機のようだ。
「な、なんかあったのか!?」
「いえその、なんというか……ち、違うんでさぁ。あれは違います!」
「言え」
誰か、オレ以外の人間と間違いでもあったと言う事だろうか?
オレは思わずダズに詰め寄ってしまう。ヒッ、とダズは小さな悲鳴を漏らした。
「い」
「い?」
「言いたく、ないでさぁ……」
「ア"?」
ダズが泣きそうな顔になりながら、イヤイヤと首を振っている。
「相手は誰だ? ジジイか?」
「じじ……? いえ、その、相手は……」
「オレにも言えないのか?」
「あ、あ、アニキには絶対に言えないですッ……」
なんだよそれ……
オレはチッ、と舌打ちをしてから座っていた椅子にどっかりと座った。ビクッ、とダズが怯えているものの、構わずに思考を巡らせる。
最初の1週間だ。ダズの反応からして、アフロディーテの言ってたことは本当なのだろう。
……ダズを犯して、その上で中に出した?
じゃあ、相手は誰だ。
腹の奥底の方から、怒りがふつふつと湧き上がってくる。ダズの交友関係なんて、ほぼオレ以外いないだろうに。それに最初の1週間だぞ? 思い当たる男なんていなくて、それも相まって苛立ちが強くなってくる。
「……どうしても、言わねぇのか?」
「い、言いません……アニキィ、他のことなら何でもできますから、だからその……こ、この話だけは勘弁してくだせぇ」
ポケットの中に手を入れる。
数日前に使って以来、後悔し続けている———洗脳アプリ。これを使えば簡単に相手は誰なのか聞き出すことができる、が。
いや、ダメだろう。
もう二度と使わないと決めたじゃないか、と自分の中で理性が働く。
確かに、オレはダズの事は好きだ。だがこれはどうしようもない片想いなわけで、ここから関係が進展するわけがない。
だからダズが誰とヤってようがオレには関係がないのだ……と、自分に無理やり言い聞かせる。
「……わかった、なんで言いたくないんだ? それくらいなら言えるだろ?」
「えぇと、その……い、言ったらアニキ、嫌な気持ちに、なると思う、ので……」
———は?
つまりダズは、嫌な気持ちになる相手にそれらしき行為をされたってことかよ?
ダズのことだ、オレを心配させまいと黙っていたのだろうが……その気遣いが余計に苛立たせる。
「……誰がお前に、酷いことをした?」
「!? え、えぇとですねアニキ、その、アニキの想像してらっしゃるような事ではないのですが、聞いたらアニキが嫌な思いをすると思うんでさぁ! というか特定の誰かってわけでもありませんしっ! えぇと、そんな事実はなかったと言うか夢の中だから実際じゃないというかなんというか……!」
「ダズ」
なんでオレの言いたいことがわからないんだろうか。変な気を使われて下手に隠される方が、よほど腹立たしい。
いけないことだとわかっていても、オレはそれをポケットから取り出す。
「え……あ、それ……」
「ダズ———オレの質問に全部答えろ」
* * * *
あれは、性転換してすぐの日の夜中の夢の中。
目を開けると、そこにはアニキがいた。
「ぅ、んん? あれ、なんでアニキ……まだ、夜じゃ……」
「あぁ、夢だぞー? これ、夢だから」
ニコニコと笑っているアニキの言葉に、あぁそうかこれは夢なのかと信じ込む。彼の手には、スマホが握られていた。
そう、
やけにリアルな夢だ、と思いながらも……夢の中だというのにまだ眠くて、うとうとと目を瞑りかけてしまう。そんな中でも、アニキはオレに跨って何かをしていた。
「いやぁ、処女のダズとヤるの興奮するよなァ……」
「んぅ……? あにきぃ、オレがなにかやること、ありますかい……?」
「いや、寝てていいぜ」
あぁ、服が脱がされているのか。
まだ女物の寝巻きを買っていなかったから、男物のタンクトップをめくりあげられて、素肌が外気に晒される。
「ながぁく生きてるとさ、たまに変わった事がしたくなるんだよな。だから、ごめんなぁ? ちょっと身体は貸してもらうけど、まぁ最終的に責任取るんだからいいよな?」
「? は、はぁ……」
「どうせ夢なんだ、あまり気にしなくていいからな? 気持ち良くなるだけだから」
ぷるんと、大きくてまだ慣れない白い柔肉の上をアニキの指が這っていく。そうしてたどり着いた頂点の周り、ぷっくりとピンク色した淡い乳輪を円を描くようになぞっていて……
「なぁ、ダズぅ……? こうやって触られるの……どうだ?」
「んっ……な、なんか……こそばゆいというか……へ、変な感じでさぁ……」
そう答えると、アニキは嘲笑うかのような笑顔を浮かべた。怖い、と思ったのは仕方がない。
まるで今から、食べられてしまうような……草食動物の立場になった気分だ。
「気持ちいい、だ。ダズ、言ってみろよ? ほら、気持ちいいって」
「き、気持ちいい……です」
「もっとだ、ちゃんと言え」
「んヒッ♡ な、なにっ……!?」
乳首をきゅっとつままれて、その一番先端のところを指の腹でこねこねされる。まるで摘んでくださいと言わんばかりの大きさになってしまった、ツンと硬くなっている乳首を摘まれて、そしてこねられているのだ。
オレは、腰にビリビリと響く感覚がわからずに、アニキの方を助けを求めるつもりで見上げるしかできなかった。
「や、やめっ……なに、これっ!? あにき、あにきぃっ……」
「気持ちいいだろ? あー、無知でなんの開発もされてないのたまんねぇよなぁ……ここからちゃんと責任持ってドスケベちゃんに育ててあげるからなァ? ほら、気持ちいい気持ちいい」
「? な?? っ? あ、あ、あっ……き、気持ちいいっ……きもちいい、ですっ……」
言われた通りに、乳首から与えられる切ないビリビリとした刺激を気持ちいいと答える。それに気を良くしたのか、アニキはオレのでかすぎる乳を揉みながら乳首を優しく摘み引っ張り始めた。
「く、ぅううっ……♡ は、はっ……きもちい、きもちいですっ……♡」
「あぁ。夢だからな? いくらでも気持ち良くなっていいんだ。……もっとして欲しいよな?」
「っ♡ そ、そんなっ……」
混乱しているオレに、彼はじわじわと毒を盛るようにゆっくりと刺激を与えてくる。どうしてこんなにおかしくなってしまうのかわからなくて、我慢ができなくて、オレは太ももにギュッと力を込めた。
「ちゃんと覚えろよ? 乳首いじめられるの、ダズ好きだよな?」
「わ、わかんないでしゅっ……♡」
「好きなんだよ、お前はこうやって乳首こねくりまわされたら気持ちよくなっちゃう……そうだな?」
そうかもしれない……アニキに言われると、そんな気になってくる。男の頃はそんなところ触ることもなかったし、触ってもこんなにジンジンしなかったのに……
アニキにいっぱい触られると、そこだけとても熱くなってしまう。優しく優しく乳首を刺激してくるアニキの指が物足りなくて、引っ張ったりはじいたりしてもらいたくなってしまうのだ。
「んっ♡ んっ♡ はぁっ……♡ きもちい、気持ちいい……ッ♡」
「そうだ。好きだよな? こうやって、いっぱい触ってもらえるのが」
「す、好き……かも、しれないですっ……♡ わかんないです、あにきっ……♡」
「好きかも、じゃないだろ? これは夢なんだから、実はこうされたかったって事じゃないのか? お前は乳首こねくりまわされるのが好きなんだよ。なぁ?」
そ、それもそうだ……こんな夢を見るくらいなんだから、オレはアニキに深層心理でこうされたかったって事なのかもしれない……!
胸の先っぽがジンジンと熱をもって、そこばっかりをいっぱい優しく撫でたり潰したりされるものだから、オレはすっかり乳首ばかりに集中してしまっていた。爪の先でカリカリと刺激されて、どんどん呼吸が荒くなってしまう。
アニキはどうやらそれに気をよくしたらしくて、オレの胸に顔を寄せた。べ、と舌を出して……その乳首をゆっくりと舐め上げられる。
「っ♡ っっ!? ♡ ッあに、きぃ♡」
「気持ちいい、だ。言え」
「き、きもちい♡ きもちいいですっ♡ 乳首ぃっ……♡ 舐められるの、気持ちいいですっ♡」
じゅっ、と音をたてて吸われたり、レロレロと舌で乳首を転がすように舐めしゃぶられる。乳首ばかり虐められているのに、下半身が熱くなって仕方がない。オレの腰は無意識にゆらゆらと動いていた。
アニキもそれを察したのだろう。胸から腹を這い、彼の手がそっとオレのまたぐらにあてがわれる。
「!? あ、あにき? そんなとこ、汚いですぜ……?」
「はぁ、色気ないパンツ履きやがって……あぁでも、しっかり濡れてんなァ?」
「ぬ、濡れ……?」
「発情するとな、オスに媚びるためにこうやって濡れるようになってるんだよ……ほら」
そうして着ていた服を全部剥ぎ取られて、そしてオレの左右に広げた足の間に彼が入ってくる。女になってから直視するのを躊躇っている秘部を、アニキはしっかりと眺めていた。ぱかりと広げられた足を掴まれて、そこをニコニコと笑いながら凝視している。
「!??! っその、流石にそんなところ凝視されたらちょっと恥ずかしい気が……」
「夢に恥ずかしいも何もないだろ? いや……むしろこれは夢なんだから、こういうことされたかったんじゃないのか?」
「そ、そんなっ……そうなのか……?」
確かに、これは夢だ。
ならこうしてアニキに見られるのも、触られるのも……オレの願望だったということだろうか? 考えたこともなかったが、もしかしたらそうなのかもしれない。
彼はオレの秘部をくぱぁと広げて、中をジロジロと見ている。男の時だってそんなところまじまじと見られたことないが……
「恥ずかしくない、だろう? オレが相手なんだから、なにも恥ずかしくなんてないはずだ。それにダズは男の子なんだから、男同士で見られてもなんともないだろ?」
「そ、それもそうですね……すいやせん、アニキィ……」
アニキのもつスマホの画面がピカピカと点滅している。それが光ると、アニキの言葉が深く浸透していくようだった。
……確かに、オレ達は男同士なんだ。見られたって、何も恥ずかしくない……
「アハッ……処女膜あるなァ……」
「……?」
「ダズはここ、どうやって使うか知ってるか?」
「へ? こ、ここってその、女の……性器、ですよね? 赤ちゃん産むためのものでっ……」
「そうだな、赤ちゃんのための穴だな。んで男のチンポハメるための穴だ……わかるか?」
そうしてアニキは、まだオレもちゃんと見ていないその場所をくちゅくちゅと触り出したのだ。
上の方(後で知ったことだが、クリトリスという敏感なところ)を指の腹でゆっくり優しく撫でられて、知らない刺激に思わず腰が逃げてしまう。
「乳首でたっぷり発情してから触られるの、気持ちいいよな?」
「??! んんんぅう〜〜〜ッ♡ ?! っ♡ わからない、いやだっ……♡」
「わかるまでしてあげるからな」
「!??? ッ♡ や、ぁ」
ダラダラと穴から溢れでているらしい愛汁を掬いあげて、そして陰核に塗り込まれていく。ぬるぬるした指先でそれを潰すように虐められるとおかしくなりそうだった。
だって、こんな刺激は知らない。
「これが気持ちいい、だ。ほら、気持ちいいだろう? しっかり覚えような?」
「ッヒ♡ な、なんか、その、ちんこよりも刺激が強いっていうかっ♡ わか、わかんねぇ♡ あにき、あにきっ……♡」
「ちんこより気持ちいいねぇ……そりゃそうだ」
そもそも、男だった時も必要最低限しか自己処理を行なっていなかったし、それも気持ちいいものではなかった。おそらく、人よりもかなり感じにくい身体だったのかもしれない。
なのに、この柔らかくて弱々しい見た目の身体は、どうにもおかしい。
少し触られただけで脳みそに甘ったるい電撃が流されているような気持ちになるし、声を我慢しようと思っても出てしまう。
「お前男だった時、本当に痛みにも快感にもめちゃくちゃ鈍感だったもんな……でもまぁ、アフロディーテ特製の身体は
「アフロ、ディーテ……?」
「あー、気にするなよ。お前はコッチに集中しとけ……ほら、気持ちいいよな? イけ」
くちゅくちゅくちゅ、と音が聞こえてくる。掬った愛液を敏感なところに塗り込まれているのだろう。
なんとか迫り来る快感の波から逃れようと太ももに力を入れたりするものの、どうにも逃げられない。むしろ、そうやって抵抗すればするほど、アニキの指先が執拗にそこだけをイジメ抜いてくるのだ。
そして———
「ぅ"ううう〜〜……ッ♡ あ"にきぃ、これっ、こんなっ……♡」
「気持ちいいよなァ……ダズ、クリ責め苦手だもんな? ちゃんと覚えろよ? ココを触ったら気持ちよくなれるからな」
「あ"〜〜〜〜っ♡ ひっ♡ ひっ♡ んぐっ……フーッ♡ フーッ♡」
この身体、絶対に、おかしいッ!
男だった時はこんな風に脳みそがバチバチとはじけそうになることはなかったし、身体中に力が入ってしまうような快感の大波なんてなかった。
何よりもこんな……アニキにこんな風に触られる夢をみるなんて……!
男だった時、処理として自慰を行なって射精したが……気持ちいいと思うより、手間で面倒だと思っていた。子供の頃のトラウマか、そういう体質だったのか……オレは性欲も薄ければ、性処理での快感が極端に低かったのだ。
だが、この身体はどうだろうか。
敏感なところを少し触られただけで脳みそに電気を流されたように反応してしまう。こんな感覚は初めてだった。
なによりも……こんな夢を見るのが証拠だ。
よりにもよってアニキに……オレが1番尊敬している、大好きなアニキの手でこんな風にされる夢を見るだなんて。
彼が刷り込んでくる「気持ちいい」という言葉で、頭の中がどんどん幸せになってしまう。
この身体は、おかしい。
アニキの事をそんな風に思っちゃいけないのに……彼の加虐心に塗れたゾッとする笑顔を見ていると、もっと触って欲しくてたまらなくなってしまう。
気持ちよくて気持ちよくて、そのことしか考えられない……グチュグチュグチュ、と卑猥な音が部屋に響いていた。
「??? や、ばっ……♡ あ、あにき、もうイきましゅっ……♡ んッ♡ お"♡ ッ〜〜〜〜♡」
「……よし、偉いぞ」
腰をガクガクと揺らして、陰核でのアクメを迎える。その瞬間に脳みそはバチバチと白い光が飛んで、身体は一気に解放されたように無重力に放り投げられた。
……男だった時も自慰はしてたのに、こんなに快感が強すぎた事はなかったはずだ。
やっぱり、この身体はおかしい。
イったばかりの疲労感からぼんやりと虚空を見つめる。身体はすっかり脱力して、オレの荒い呼吸がやけにうるさく感じる。
だからだろうか、オレはゴソゴソと動いているアニキに気がつかなかった。
「あ、あにきぃ……?」
「クリアクメだけでトんでるんじゃねェよ……今からもっと男の味覚えなきゃいけないんだぞ? ……ホラ」
そうして、オレの顔の正面に突きつけられるのはアニキの勃起。下着の中から解放されて、むわりと独特な匂いが鼻を掠めていく。
男同士なんだから裸の付き合いってやつはしていた。だが、だからといってこんな臨戦態勢のバキバキになったモノは見てなかったと言うか……オレは、気まずさから思わず視線を背けてしまう。
「あ、あにきその、これ、は……」
「恥ずかしがるなよ……こうされたい、だろ? 夢なんだから、遠慮しなくていいんだ……口開けろ」
言われた通りに小さく口をあ、と開けると、そこにあてがうようにチン先を押し当てられる。
まさかオレは本当にこんなことがしたかったのだろうか? いくらなんでも、こんなこと思ったこともないはずなのに……
いまこうしてアニキの勃起を舐めしゃぶる夢を見ているのは、きっと、この身体がおかしいからに違いない。
「嫌、なのか?」
「だ、だってオレ、その、男ですしっ……」
そういうと、アニキはため息をついてからスマホを弄り出した。そして———
「……
スマホの画面が、光っている……
———そうだ、女の子の身体だから仕方がないんだ。
口の中に広がる苦い味も、なんだかとても愛おしく感じてくる。さっきイったばかりだというのに、また興奮して腰がズクズクと疼き始めた。
すぅ、と息を吸うとアニキのオス臭い匂いが脳味噌を充満していった。たまらなくなって、鼻先を下生えに押し付けるように顔を寄せる。
勢い余って喉の奥までアニキのチンポが入ってきたが、そんな事に気をまわす余裕なんてなかった。
「ダズに男の味覚えてほしいからさァ? ちゃんと身体に覚えさせて、匂い嗅ぐだけでも発情するようになろうな? しゃぶって、いっぱい匂い嗅いで発情して……」
「じゅっ♡ ずるるるっ……♡ ふぁい♡ がんばりましゅ♡ ずぼっ♡」
夢中になって、オレはアニキのチンポにむしゃぶりついていた。鼻を陰毛に押し付けて、濃い匂いをいっぱい吸い上げる。味わうように舌でえれえれと舐め回すと、じゅんわりと先の方から苦い先走り汁がこぼれ出てきた。
「さっきオレがしてたみたいにさ、自分で触ってみろよ……これから毎日発情したら、こっそり隠れてマンズリしろよ?」
「は、はひっ……♡」
アニキのチンポをしゃぶりながら、それをオカズに下半身に手を伸ばす。
熱く火照っている自身のまたぐらの、先ほどまでアニキに触っていただいていたところを軽く触ってみる。オスの匂いを嗅いでいるからなのか、ムラムラと発情して止まない下半身は、ほんの少しの刺激でも脳味噌に甘い刺激を与えてきた。
「はぁっ……アニキ、あにきぃ……んちゅ♡ じゅぷっ♡ ん、ふぅううーっ♡」
「あー……ちょっと
そう言いながらオレの後頭部を押さえつけながらもアニキは手元のスマホを操作している。
「オレが
「ふはっ……は♡ あ、にき♡ あにき♡ フーッ♡ フーッ……♡」
必死になって口の中で舌を動かして舐め回しながら、ちゅぱちゅぱとその形を覚えていく。なんだかこの行為はおかしい気もするが……今のオレは女の子で、だからおかしくないのだ。
左手でむちむちと柔らかな
「過去のオレに同情する……こんなにドスケベな女従えながら手ェ出さないとか拷問だもんな……」
「すぅーっ……♡ はぁーっ♡ じゅるるっ……♡」
「あー、思い出したら腹立ってきたわ……こんなデッケェ乳ぶらさげながら無防備にしやがって……この乳で何回オレがシコったと思う?」
そう言いながらも、アニキはオレの乳に手を伸ばす。乳首を強く引っ張り上げられて、その刺激は下半身にビリビリと響くのだ。あまりの気持ち良さに思わず身体が硬直してしまう、が……
「止まるな止まるな、手ェ動かせ」
「んぉっ♡ あ、あにぎぃっ♡ 乳首ぃっ!? つ、つよいれしゅ♡ 引っ張らない、でェッ……♡」
「あ? なに口離してるんだよ……ちゃんとしゃぶれよ、せっかくダズのマンズリ手伝ってやってんだからさぁ……
そうやって強く言われると、オレはそれに従わざるを得なくなってしまう。乳首に与えられるジンジンとした強い刺激に耐えながらもいきり立った怒張を口の中に咥え込み、そして再度指で陰核をこねはじめた。
とはいえ、先ほどよりも刺激がさらに与えられていて頭が沸騰しそうになる。夢中になって指と舌を動かして、思考はアイスクリームのように溶け始めていた。
「あっちの部屋で寝こけてるこの時代のオレには申し訳ないけど……ダズに変態性癖擦り込むの、興奮するなァ?」
「フーッ……♡ っ……♡ んっ、ふぅうっ……♡ っ……♡」
「しゃぶるの好きだもんなぁ? 口の中でチンポ味わいながらオナるの気持ちいいんだろ?」
そう言われると、身体の芯のところがじゅんわりと熱く蕩けだしてしまう。もう少しでさっきと同じように気持ちよくなれそうで、オレはさらに指の動きを夢中になって早めた。ビクビクと太ももが痙攣して、呼吸もどんどん浅くなっていく。
「んフーッ♡ ほっ♡ はふっ♡ ふひゅっ♡ んふぅっ♡」
「……もう、イきそうか?」
コクコク、とオレは小さく頷いた。口に咥えていて、言葉を出すことも惜しかったのだ。
そうして、もう少しでさっきと同じように絶頂を迎えられる……と思ったら、スッとはちきれんばかりに苛立っている肉竿が口から引き抜かれる。だらりと唾液の糸を溢しながらぬとぬとになった怒張は、暗闇の中でも月明かりを反射しててらてらと光っていた。
それと同時に手も下腹部から退けられて、もうすぐでイけそうだったという寸止め状態に陥ってしまう。どうして、と思ってもう一度そこに手を伸ばそうとするが、呆気なく腕を取られて阻まれてしまった。
「そんなっ……ふーっ……♡ ふーっ……♡」
「しっかり嗅覚と味覚はオスの味覚えただろ? 本命はこっちだ」
再び足を取られて、そしてぬとぬとになっている肉棒がオレのその発情した穴にあてがわれている。
さっきまで指で慰めていたところは熱をもってヒクついていた。はしたない汁がベッドまで零れ落ちていそうだ。
ごくり、と喉を鳴らしたのはどちらだろうか。
「ダズのいっちばん弱いトコな、ここら辺なんだ……わかるか?」
「わか、ら、ないですっ……」
とん、とん、とへその下あたりを指で押される。
ここまで挿入れるからな、とアニキは微笑んでいた。
つまり、いまあてがわれている青筋立った勃起は、へそ下辺りまでは届くと言うことだろうか……?
さっきまで口の中に含んでいた肉棒は我慢できないとばかりにヒクついていて、すぐにでもオレを穿こうとしていた。
「ごめんなぁ、オレの気まぐれで何にも知らないダズに悪い事教え込んじゃってごめんな? でもしっかり弱点開発して気持ちよくなれるようにするから、ダズも頑張ろうな? えっちなこといっぱい覚えような?」
「ひっ……!」
そうして、アニキの怒張がゆっくり……とてもゆっくりと肉壺の中へと押し込まれていく。ピッタリと閉じているだろうその肉壁を、こじ開けるようにじわじわと入ってきているのだ。
未知の感覚に身体が強張る。痛みよりも、異物感の方が強かった。
「こんだけ濡らしてるから痛くないと思うが……大丈夫か?」
「ふーっ……ふーっ……いたくは、ありませんぜ……」
「あぁ、ならよかった」
そうして、さらに押し込まれていく。
「ひっ、ひぎぃっ……ぐ、ぅ……!」
「痛いか? 痛いよな……ごめんな? 頑張れるか?」
「はーっ、はーっ……が、がんばりま、しゅ……!」
たっぷりと濡れそぼっているために、張り裂けるような痛みはない。それでも知らない異物感があって、なんとか苦しくないようにと浅く呼吸を繰り返す。
ミチミチと、狭く肉壁の閉じた穴を無理やりこじ開けられているのだ。オレはその異物感をひたすらやり過ごしていた。
「半分、半分入ったァ……もう少しだからな?」
「はいぃっ……!」
「よし、いい子だ。……あー、ダズごめんなぁ? 勝手に処女もらっちゃってごめん♡ 今後の生涯オレしかチンポ挿れねぇしいいよな? オレの専用穴なんだからオレが好き放題しても許してくれるよな?」
そう言いながらも、さっきよりも少し勢いづいて中にどんどん侵入してくる。狭っこい穴を無理やり拓かれて、いつしか彼の根元まで入りきっていた。
「ひっ、ひっ……深、ァ……! くるし、ですっ……あにき……!」
「あ"〜〜〜……オレのちんこ知らないダズ穴ヤベェ……ミッチミチで拒否られてるっ……」
ゆるゆると腰を動かしているのか、中が揺らされているようだ。浅く呼吸を繰り返すオレを尻目に、彼はじっくりと繋がっているところを眺めていた。
そうして、ダラダラと溢れている愛液を掬い取って陰核に塗り込まれる。突然きた甘い刺激に、オレは大きく反応してしまった。
「お"っ♡ !?? ま、ってくだせ、ぇ♡」
「ぐっ……締めるんじゃねぇよ馬鹿、痛いのか気持ちいいのかどっちかにしたらどうだ?」
「わかんな、わかんないっ♡ たすけっ……」
そこをクニクニと押しつぶされるたびに、身体がどうしても敏感に感じ取ってしまう。優しければ優しくされるほど気持ちよくて、先程までの異物感も吹っ飛んでいくようだ。
そして、膣肉が蠢いて締め付けると否応なしにも中に入っているものを認識させられる。
本来のオレなら、下半身にそんなモノが入るところなんてなかったはずなのに。この身体はそれを受け入れてしまっているのだ。
「あ"〜めっちゃくちゃ蠢いてるな……チンポの形形状記憶しようとしてるの偉いぞ♡ 気持ちいなぁ?」
「ひっ……ひっ……はふっ……♡」
オレの様子を一瞥したアニキは陰核から指を離し、そうして腰をゆるゆると動かす。先程よりもずっと違和感はなくて、心なしか楽になっていた。
それでもやっぱりデカくて太いものは突っ込まれているわけで、それが動くたびにじんじんと奥の方から熱いものが溢れ出すような感じがする。
「ごめんなぁダズ……この頃のオレ奥手でさ、ダズが発情してようが無視して1人でシコってるような男なんだわ……ダズには発情しても1人でがんばってオナってもらうからな♡ つらいこと教え込んじゃうけどダズなら我慢できるよな?」
「ぁ、あぁ……ああああ……っ♡」
太ももを掴まれて、ぐちゅぐちゅと掻き回される。腹の裏側のところをこすられると、満たされるような気持ちよさが奥深いところから溢れてくるようだった。
さっきよりもずっと愛液が自分の中から出ているようで、次第に部屋に響くぐちゅぐちゅという音は大きくなっていく。
さっきまで苦しかったのにいつしか気持ちいいに変わっていて、ゆっくりと動いてもらっていた律動はしっかりと腰を打ちつけるものに変わっていた。
「お"っ……♡ あに、あにき♡ きもちい♡ おまんこ、おくっ……♡ なんでっ♡ 中が♡」
「ぁ"っは……ダズぅ♡ 偉いな、ほんとに偉いぞ〜♡ チンポハメる天才じゃねぇの? もうコツ掴んだのか?」
「奥ッ♡ 中ァッ♡ あにぎ♡ しゅきれしゅ♡ これっきもちくてっ♡」
ずんずん、と奥を突かれるのは、今までのものとは一層違った快楽を与えるものだった。例えるならば甘ったるい砂糖菓子のような濃厚で重圧な信号が、身体中をゆっくりと駆け巡るように響く。
深く、奥の方から揺らされるような快楽信号。
オレは必死になってアニキの首にしがみついた。夢の中だからかいつもの怪力は驚くほど弱々しいものになっていて、アニキはそれを支えてくれている。
「ゔゔゔぅ……中、奥っ♡ ずこずこって♡ なんでっ!? ♡」
「おまんこハメ気持ちいいな? えらいぞ、ちゃんと覚えろよ? オレのチンポの形教え込むから♡ ごめんな♡」
「あ"〜ッ♡ うぅぅうっ♡ はふっ♡ はふ♡ あにぎっ♡ あにきっ♡」
腰が掴まれて、そこにガツガツと押し込まれる。ただただ気持ちよくて、それが怖くて、1番奥のところを突かれるたびに頭の中に快感信号で真っ白になっていくようだった。
こんなに気持ちがいいのに、夢が覚めたらどうなってしまうんだろうか。
現実のアニキのちんぽをもし見たら……オレは男なのに……体に教え込まれたメスとしての気持ちよさを思い出して、発情してしまうかもしれない……
「オレのチンポみてムラムラしちゃうダズかわいいからな……中イきもおぼえような♡ オスのチンポ気持ちいいの全部体に叩き込めよ♡」
「はひっ……はいっ、おぼえましゅっ……イ、ぁ、あっ♡ イぐっ♡ イぎますっ……♡」
気がつけば、すっかり叩きつけられる怒張に翻弄されていた。痛みも苦しさもなくて、ただただいちばん奥の深いところが気持ちよすぎることしか考えられなかった。
アニキの呼吸も浅いものに変わっている。夢中になって女の子の穴を犯しているアニキは、楽しげに笑っていた。
「ああああ……出すぞっ? チンポ型覚えたて初物マンコに生中出しッ……♡ ごめんなダズ♡ 悪いアニキでほんとごめん♡ お前の全部オレのモノだからどうしようが自由なんだわ♡ 洗脳で騙して生ハメしてごめんな♡ えっちなこと教え込んでごめんな♡」
「ッ♡ アニッ……♡ ほぉおおおっ♡ イぐっ♡ あぁぁぁあっ♡」
今までで1番奥をえぐられると同時に、オレは深いアクメを決めていた。視界が真っ白になって、身体が宙に浮かぶ。胎の中にじんわりと熱いものが広がっていって、ぼんやりとそれが射精したものなんだと理解した。
どれだけ痙攣していたのだろうか。ようやく意識が戻ってきた時には、アニキは中から抜けてオレの横に倒れ込んでいた。
頭を抱きかかえられて、そしてオレの髪の毛を優しく撫でられている。まるで子供の頃に戻ったような撫で方に、オレは安心してしまって委ねてしまった。
互いに裸だから素肌の柔らかさが心地よくて、うつらと目を瞑った。夢の中なのに、眠るだなんておかしな話だ。
「ふーっ……ダズ、ごめんな? でもこれ夢だから、あまり気にしないでくれよ?」
「はい……ん、あにきぃ……」
「眠いか? 寝ていいからな……まだ夜中だし」
寝たらオレも行くよ、とアニキは呟いたものの……疲労感と安心感から子供返りしてしまったオレは、アニキにどこにも行ってほしくなくてぎゅっと腰に腕を回した。
「ダズ、甘えるのはこの時代の……あぁいや、夢から覚めたオレにしておけよ。オレはお前が思ってる以上に、めちゃくちゃ嫉妬深くて欲深いからな」
「でも、その……夢の中でしか、あまえられない、ですから」
「……じゃあ、少しだけだぞ?」
夢の中のアニキは優しかった。そっと身体が抱きしめられる。
「あぁそれと、伝言を頼む」
「……?」
「聞かれた時でいいから、『本質は操作だ』と教えてやってくれ。多分、それだけであのクソアマも出し抜けるようになるからさ」
———アフロディーテには気をつけろよ
そうしてオレは急激な眠気に襲われて、すぐさま意識を手放したのであった。
これでNTRと言われたらもうぼくなにも出来なくなるので許してください。これは多分NTRじゃないです