二人が帰ってきたのは夕食の少し前だった。
「ごめんなさい、はる君! 今日は私が当番の日だったのに」
「いいよ、クラブ勧誘で大変だっただろうしお風呂沸いてるから入ってきなよ」
「……ありがとっ」
これからは部活で遅くなる日も増えるだろうし、空いてる人が穴を埋めていけばいい。俺は家事も育児もできるし優良物件だと思うんだよね。いい主夫になると思うよ。
ちょうど料理が出来上がったタイミングで二人が風呂から上がってきた。
「ハーブティーどうぞ」
「ありがとうハルカ」「ありがとうございます!」
風呂上りは常温もしくは温かい飲み物を飲むと良い。牛乳を飲む文化があったりするが、体調面を配慮すると決していい飲み物とは言えない。
料理を食べ終えると毎日恒例の交流会が始まる。ソファーに座り一日の出来事を話すだけだが、これが思ったより効果があって日に日に親密度が高まっていくような気がしている。今日は隣にほのかちゃんが座り、俺の脚の間に雫ちゃんが座っている。
「入るクラブ決めた?」
「バイアスロン部に入ることにした」
そこで二人がバイアスロン部に入るまでの流れを話してくれた。それと体育館近くでサイオン波酔いを起こす生徒が発生したことなど、いつも以上に二人の言葉に覇気を感じられた。
「ハルカは本当に美術部に入るの?」
「入るよ。もう入部届も提出済みさ」
「勿体ない」
雫ちゃんの身体を抱きしめる手がギュッと握りしめられた。もしかしたら一緒のクラブで活動したかったのかな。
「ごめんね、でも俺はこれでいいと思うんだ」
「どうして? 入試の実技で一位だったんだよ? 何処のクラブもハルカを歓迎してくれるし、体育会系が嫌だっていうなら私たちと同じバイアスロン部に入ればいい」
やはりそうだった。彼女たちと出会って五年以上経つが、一緒にいた時間が長い分だけ離れるのが怖くなる。俺がそうしてしまった。依存しているのはほのかちゃんだけじゃなく雫ちゃんもだったようだ。
「俺には壮大な夢があるんだ」
「夢、ですか?」
「そうだよほのかちゃん。今日美術部に見学してわかったことがあるんだけど、美術部を含む文化部は横の繋がりを大事にする風習があるんだよ」
文化部は美術部の他にも調理部や手芸部など様々なクラブが存在するが、文化部に所属している限り、他のクラブに顔を出しても問題ない。
具体的には、美術部に所属していても調理部や手芸部の活動に参加しても咎められないということだ。元々クラブの予算が少ないため、文化部同士で廃部にならないよう協力し合ってきた歴史があり、その伝統が今も引き継がれているらしい。学校や生徒会も黙認している。
それを話すと二人から疑問の声が上がる。
「それがハルカの夢とどう関係するの?」
「俺が美術部に入れば調理部や手芸部、裁縫部などのクラブ活動にも参加することができるんだよ」
「うん」
文化部であればどこでもいいかもしれないが、美術部には美月ちゃんがいるというのが大きい。
「俺はこうみえても将来真剣にほのかちゃんや雫ちゃん、エリカちゃんとのことを考えてるからさ、今から花嫁修業じゃないけど花婿修行しておこうと思ってね。少しでもみんなが喜んでもらえるように家事スキルを高めておきたいんだよ」
「はる君っ」
「重いかな?」
「ううん、そんなことありませんっ! 凄く嬉しいですっ!!」
本当は美月ちゃんを攻略したいからとは言えない。
「でもハルカが十師族にならなきゃそれも意味がなくなる。十師族に認められるには九校戦で活躍するのが一番だし、そのためにも魔法系のクラブに入ったほうが……」
捕らぬ狸の皮算用という言葉があるし雫ちゃんの言うことは尤もだ。だけど――
「俺は魔法を使うよりエッチすることで魔法力が上がるBS魔法師だからね」
魔法を使うことで魔法が上達する魔法師とは異なる存在だ。これぞチート能力。
「……」
俺の手を握る雫ちゃんの手の力が弱まった。そして俺の方へ身体を向ける。
「じゃあ夜のクラブ活動しないと、だね」
そういうと雫ちゃんの唇と俺の唇が重なった。夜のクラブ活動、なんとエロい響きだ。俺の下半身に熱が帯びてくる。女子部員随時募集中だがすぐに新入部員が入ってきそうな予感。
「雫ちゃんは苦手を克服してくれるかな?」
「……がんばる」
「ごめん冗談だから、無理はしないでね」
ほのかちゃんも物欲し気に見つめてきていたから、唇を尖らせるとすぐに吸い付いてきた。俺はまだ風呂入ってないから汗臭いと思うんだけど、媚薬が発動しちゃうかもな。
性なる夜が訪れようとしていた。
ヤリ部屋こと共有ベッドルームに移動すると二人がパジャマを脱ぎ始める。雫ちゃんは水色で無地の、ほのかちゃんはピンクと白のチェック柄の下着を身に着けていた。
「ほのかちゃんは下着脱がないでくれる?」
「……はい」
不思議そうに顔を傾げていたが、半分ほどはだけていたブラジャーを付けなおす。脱がないエロスってあるよね。
「雫ちゃんまた胸大きくなった?」
「うん」
最初の頃は恥ずかしそうに胸を隠していたのに、今じゃあ自信もついて胸を押し当ててくるまで成長した。それでも控えめな胸の柔らかさを堪能しながら、カメラを手に取った。
「じゃあ家事当番を一回休んだほのかちゃんにはモデルになってもらいます」
「モデル、ですか?」
三人暮らしを始めるときに決めた約束ごとの一つにこんなのがある。家事を休む、怠けた場合は代わりに家事をした人が休んだ人に対して一つだけお願いする権利を与える、というものだ。お願いであって命令ではないので強制はできない。
「そう、今からほのかちゃんの可愛い姿を撮っていくからポーズしてね」
「……はい」
もっと恥ずかしいことをしているはずなのに、羞恥心に表情を強張らせる。赤面する美少女を見るのは眼福だな。
「次は両腕で胸を挟むようにして谷間を強調してみようか」
「こ、こう、ですか?」
「いいよ、可愛いよ!」
最初は立ち姿で様々な角度から写真を撮っていく。シャッター音が鳴るたびに顔を赤らめて終わらせてと訴えてくるけどまだまだ終わらせないよ。
「ハルカ変態」
「俺がこんな変態になったのは雫ちゃんとほのかちゃんのせいだよ」
裸でうろついている雫ちゃんに言われてもね。
ほのかちゃんの事ばかり気にかけるせいで、嫉妬した雫ちゃんが俺の背中に抱きついて首裏のあたりに唇を押し当ててくる。
「ん、少ししょっぱい……ンぅ」
俺の汗には媚薬効果が入っている。雫ちゃんの身体は快楽に侵され始めたころだろう。後ろ側で小さく喘ぎ始めた。
「じゃあベッドの上に四つん這いになって、カメラを覗き込んでごらん」
「うぅ、恥ずかしいです」
「最後までやり抜いたらご褒美あげるから、ね?」
「……ご褒美ですか?」
「うん」
「がんばり、ます」
ほのかちゃんにとってのご褒美は俺にとってのご褒美でもあるからたくさんあげちゃう。
「ほのかちゃんえっちぃよ」
「ぅ、はぃ」
「恥ずかしい?」
「ぅん」
「でも俺はますますほのかちゃんのことが好きになってるかも」
「ほんと、ですか?」
「本当だよ。だって今のほのかちゃんすごくかわいいもん。こんなかわいい姿誰にも見せてほしくないな」
「……はるくん、にしかみせない、よ?」
「嬉しいな。大好きだよほのかちゃん」
「ちゅ……わたしもだいすきです」
ほのかちゃんは純粋だから俺が言葉を素直に受け取ってくれる。「好き」「愛してる」「気持ちいい」を伝えると嬉しそうに破顔するからこちらとしても言い甲斐がある。
雫ちゃんみたいに普段無表情だけどエッチの時だけ感情を表に出すのもギャップがあって可愛いけどね。
「はる君の……大きくなってる」
「ほのかちゃんの写真撮ってたら興奮してきちゃったよ」
「……ご褒美は、まだですか?」
「ほしい?」
「はいっ」
カメラを動画用に切り替える。カメラを回しながら三脚にセットすると、ほのかちゃんは四つん這いになりながら俺の腰のベルトを外して下半身を露出させた。
「わぁっ、はる君のえっちなニオィ」
カメラが回っていようと雄の匂いにほのかちゃんの瞳がハートになる。
俺の反り立つ逸物に鼻を擦り付けながら裏筋を舌で舐め上げてくる。ゾワゾワッ、とした快感が下半身を襲い、声を上げそうになった俺は堪らず雫ちゃんの唇を貪り始めた。
ちゅっ、んーちゅぽぉ……ちゅる、ぢゅるっ……。
グラビア撮影をしていたつもりがいつの間にかさんぴーが始まりました。
「雫ちゃんの舌気持ちいい」
「……んっ、もっとぉちゅうしたい」
食後のデザートは俺の唾液とばかりに雫ちゃんの舌が咥内を掻き乱す。上と下から水音が響き渡る。
「ちゅむっ……ここは、どうですか? きもちいいですか? あむっ」
袋の中の睾丸を一つ口に含んで飴玉のように舐めしゃぶられると、永久にこれを続けてほしいと思うような緩くて深い快感に腰が砕けそうになる。
「ああ、きもちいぃよ」
「うふっ……そうれふか」
睾丸を口に含みながら、両手で先走り液や唾液を伸ばすようにして反った逸物をヌルヌルと擦ってくる。甘扱きと同時に的確に急所を舐めまわされる至福に我慢できずに声が漏れた。
「ハルカ気持ちいいの?」
「ふっ、んふぅ」
「もっと気持ちよくしてあげる」
雫ちゃんにも腰が震えだしたのを気づかれ、舌の動きが激しさを増す。いつも思うが二人のコンビネーションの良さは何なんだろう。全力で俺をイかせようと協力してくる。
「ふぅっ、ほのか、ちゃん……そろそろイキそう」
「んふっ、いいれふよ……だひて、くだふぁい」
ガクッと腰を引こうとするがほのかちゃんの両手が俺の腰を掴んで離さない。
ジュボッジュボッ、と高速に抽送し俺の射精欲を満たしてくる。
「あぁっ、イクっ!」
「ンンンゥッッッ!!!」
乞われるまま、息も絶え絶えになりながらほのかちゃんの唇へ吸い込まれる。破裂寸前の亀頭の割れ目から白濁の粘液がどくどくと溢れ出た。
今日の射精量がいつもより多かったのか、口に含み切れなかった迸る白液がほのかちゃんの顔を直撃していた。思わずつぶる、その目の辺りにも第二射が、鼻の頭や口にも次々白濁弾がぶちまけられる。
「ンぐっ、ぬちゅっ……ンンッ」
顔に付いた精液をこぼさないよう、滴り落ちる精液を手のひらに溜めながら喉を鳴らしていく。音を聞くだけでは苦しそうだが、恍惚とした笑みを浮かべながら精液を飲む姿は常軌を逸していた。
「あつくて、あまぁい……んんぅ」
雫ちゃんは精液を苦いと評するがほのかちゃんは真逆の感想を述べる。一瞬精液の味を変更したかなと思ったがそんなことはない。ほのかちゃんの愛ゆえの比喩だろう。
「ほのか、甘いの?」
「うんっ、おいひぃ」
「……おいしくない」
雫ちゃんの舌先が精液まみれのほのかちゃんの頬を撫でるが、すぐに顔を歪ませた。だろうな。
「いつもより多かったですっ」
「それだけほのかちゃんの口の中が気持ちよかったってことだよ」
「やったっ」
二人に口内洗浄の液体を飲ませている間にベッドに倒れこむ。今日はどんなプレイをしようか思案していると、雫ちゃんが俺の身体の上で寝転がりながら口を開いた。
「前にエリカにやってたのしたい」
「エリカちゃんに? どれだろう」
「……ハルカに持ち上げられながらエッチするやつ」
「あれか」
駅弁スタイルだ。
雫ちゃんならエリカちゃんより軽いし簡単だ。だけどあれをすると両手が塞がるからほのかちゃんの相手ができなくなるな。まあ大丈夫だろう。
「じゃあしっかりとしがみついててね」
「うん」
既に雫ちゃんの恥部からは大量の粘液が溢れていて愛撫しなくても挿入準備が整っている。騎乗位のように下から逸物をこすりつけて馴染ませていく。
「んぁっ、キモチいい」
触れ合う肌の面積が多いから自然とクリトリスを刺激する。まだ挿入していないというのに甘い吐息を漏らす。
「いれるよ」
「んっンンッぅっ……ぁん、はいって、きたっ」
「雫ちゃんの中、ぐちょぐちょだよ」
「ぁっん、いわ、ないで」
添えただけなのに濡れた花弁がひとりでに左右に捲り返り、肉の扉が開く。亀頭を飲み込む内側の肉が蠢いた。強烈な快感が股間をたぎらせる。
「ううんっ」
雫ちゃんの喉元から、呻きに似た声が漏れ、むっちりとしたお尻を、クイクイと前後に小刻みに揺さぶってきた。より気持ちいいところへ、より秘宝が隠れる奥へ奥へと逸物が導かれていく。
「うわぁ、雫のおマンコすごいことになってる」
ほのかちゃんは俺の脚の間に身体を入れて俺たちの結合部分を覗き込んでいる。時折股間にヌルイ鼻息がかかり、それが妙にくすぐったくてお尻の穴がキュッと閉まる。
「濡れ濡れだぁ」
「ひゃっ……ほ、ほのか……んんぁっ!?」
俺と雫ちゃんの結合部分を下から舐めてきた。ズズズズッ、と下品な水音が響き渡り、俺の股間と雫ちゃんの恥部を刺激する。
「可愛い声。もっと聞かせて?」
「んぅっ、だめっ……いやいやンっ」
「可愛い。ほのかちゃんもそう思うよね?」
「じゅっ、ジュルッ」
吸う音で返事をする。早くも雫ちゃんの身体が震えだす。俺は彼女が絶頂に達する前に騎乗位の体勢から対面座位に切り替え、雫ちゃんの唇を奪う。
そして雫ちゃんの声が大きくなってきたタイミングで太腿へと手を伸ばし固定すると、雫ちゃんの身体を抱きしめたまま立ち上がった。
「ンンぁああっ……おくっまで……ささってぇ」
【18.5/5.3】
俺の逸物を根元まですべて飲み込んでいる。ブラックホールのように深い膣の肉を掻き乱しながら、駅弁と呼ばれる体位を楽しむ。
俺の耳元では雫ちゃんの気持ちよさそうな喘ぎ声が響き、足元には結合部分から零れ落ちる粘液を味わうようにほのかちゃんが口を開けて待っている。
ほのかちゃんの変態化が過激になりつつあるが、学校ではまともなんだよなぁと不思議に思う。誰がこんな変態にしたのか、したやつは責任を取るべきだろう。俺はほのかちゃんにご褒美をあげるべく抽送する動きを速める。
「んんぁっ、んっ……ぁっ、ぁん、んんっ」
性の匂いが鼻腔を擽る。
「イキそっう……ぁ」
雫ちゃんの絶頂寸前の、陶然とした表情を浮かべている。媚肉は敏感に反応してクイクイっ、と締め付けてくる。飢えた秘肉が俺の逸物に吸い付いて離れない。
抜き差しを重ねるにつれ、ぬちゃぬちゃ、という水音がぐちょっ、ぐちょっ、と変化した。より粘り気が増し、微妙なうねりが雫ちゃんの膣内のあちこちで起こり、俺の逸物を締め付けてきた。
俺は白い細腰を掴み、一気に雫ちゃんの尻を自分の腰に引き寄せた。雫ちゃんは突かれた悦びに全身を震わせて、刺し突かれるたびに、「ぁんっ」と快感のあまり口の端から涎を垂らし喜悦の息を吐く。
「俺もイクから……一緒にいこッ」
「っ、だめぇ、もぅ……イクッ……いっ、く、くっ!! ぅンンッッ!!!!」
雫ちゃんの全身をこわばらせ、眉根を寄せ、涎にまみれた紅唇をわななかせて、恍惚に歪んだ声をあげた。
「くっ、俺もイクっ!」
熟した亀頭先端部の割れ目から生暖かい奔流が迸った。ドピュドピュッと勢いよく雫ちゃんの最奥に注がれていく。二度目だというのに精液の量はかなりのものだと思う。
「だめ……らめぇっ……イって、りゅ……からぁ」
雫ちゃんはぐったりと俺の腕の中で眠りながら総身を痙攣させ、膣壁が小刻みに収縮を繰り返している。
逸物を引き抜き雫ちゃんをベッドに寝かせると、雫ちゃんのヒクつく桃色の縦割れからドロリと大量の精液がこぼれ出てきた。
「はる君のえっちな精液だぁ」
さすがにイッたばかりの雫ちゃんをいじめるような変態鬼畜ではないようだ。ほのかちゃんは雫ちゃんの愛液がべったりついた俺の逸物を咥えるとお掃除フェラしてくる。
「ほのかちゃんは、どんなえっちがしたい?」
第二回戦の始まりだ。
エロ回の時タイトルに目印を付けるかどうか
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本番行為の時のみつける
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エロの程度によって目印を使い分ける