槍彦は補習をすることになってしまい、遅くまで学校に残っていた。なんとかそれを終えると、既に辺りが暗くなった中帰ることになった。
暗い夜道で、昨日の事を思い出してしまう。義光の服をオカズにオナニーをした。
最高に気持ちよかったが、所詮は只の自慰であることに悶々としていた。本当のセックスという物は、一体どれだけ気持ちいいのだろうか。
そんなことを考えていると、下を向いて歩いていたために誰かにぶつかってしまった。
慌てて前を向くと、そこにいたのは青いジャケットを着たガラの悪い男だった。
「おい僕ちゃんよぉ、どこ見て歩いてんだぁ?」
「ご、ごめんなさぃ」
恐怖のあまり思わず縮こまってしまい、声が小さくなる。悪いことに、歯切れの悪いその態度が男の逆鱗に触れたようだ。
「わりいなぁ、最近こんな感じに人にぶつかられてよぉ、ひでえ目にあったんだ。ちょいと憂さ晴らしに付き合って貰うぜ」
「……そ、そんなぁ」
槍彦は己の不運を嘆いた。何故自分がこんな災難に巻き込まれなければならないのか。そう思ったがよく考えるとこれは義光の服をオカズにぶっかけた天罰なのかもしれない。
ならばこれは仕方のないことなのかもしれないが、やっぱりこんなところでボコボコになるのは嫌だった。
「さぁ、覚悟して……」
「また、こりねぇ事してんじゃねぇか!」
一瞬の出来事だった。
突然車道から飛び出てきたバイクが、男を吹っ飛ばした。槍彦は一体何が起きたのかと混乱したが、ある噂を思い出した。
サタデーナイトライダー。土曜日の夜にバイクに乗って街を滑走し、不良達を襲う謎の女性。
バイクに轢かれた男は気を失い、手足をピクピクと震わせていた。多分、死んではいないだろう。
「よぉ、災難だったな坊主」
「あ、はい。ありがとうございます」
槍彦は改めてサタデーナイトライダーの全身を見つめた。
桃色の鮮やかな着物。長い髪の麗しい姿。髪につけた花飾り。
しかし、改めて眺めてみると凄い。着物は着崩してあるため胸の上半分くらいが丸見えになっており、その抜群のボディが嫌でも思春期の男子を惹きつける。
その時、何やらサイレンの様な音が迫ってきているのが聞こえてきた。
「まずいな、現代のお役人が追い付いて来た」
「え、え、警察が!?」
「坊主もこんな所見られたくないだろう。ちょっと危ないが、乗るといい」
そう言ってサタデーナイトライダーは槍彦にヘルメットを投げ渡した。
混乱した槍彦は深く考えずにそれを被り、バイクに乗ってしまった。
暫くすると、サイレンも聞こえなくなった。槍彦はサタデーナイトライダーに話し掛けた。
「あの、サタデーナイトライダーさん?」
「前田慶次だ。慶次でいい。こいつは松風」
慶次はそう言ってバイクに目を向ける。どうやらこのバイクの名前らしい。
槍彦はあの噂の人物のバイクに一緒に乗っていることに軽い感動を覚えていた。最初はそんな純粋な感動だが、ある時邪な考えが頭をよぎった。
サタデーナイトライダーは不良達を襲うことで有名だが、実は襲うといっても暴行を加えるのではなく、白い下着姿で部屋にやって来るという噂も囁かれている。
ということは、この人は今白い下着を付けているのか。目の前にいる女性の下着が分かるというだけで興奮してしまうが、更に着物を着た女性の下着が純白ということも何とも言えないギャップを与える。
(ま、まずい……)
槍彦は股間に血が集まっていくのが分かり、同時に冷や汗をかいた。
助けて貰った女性に欲情するというのも失礼な話だ。しかし、腰に手を回したこの状態ではどうすればいいのか分からない。
最悪、勃起したモノが当たってバレてしまうかもしれない。
そして槍彦の予想通り、道路のちょっとした段差で揺れた衝撃で、勃起したペニスが慶次の尻に当たってしまった。
「……おいおい坊主、こんなので興奮したのか?」
慶次はカラカラと楽しそうに笑った。槍彦は羞恥心で縮こまってしまった。
「坊主、お前もしかして……童貞か?」
「…………はぃ」
小さな声でぼそぼそと答えた。何故こんな質問に答えなければならないのか。槍彦は大層落ち込んだが、慶次の一言で思考が停止した。
「なぁ、童貞、卒業させてやろうか?」
意味が分からなかった。しかし、それを理解した瞬間に槍彦は固まって動けなくなる。
慶次は廃工場の前に松風を止めると、後ろを振り返る。そして、槍彦に顔を寄せて色っぽい声で誘惑の言葉を掛ける。
「女を知らないままなんて可哀想だ。私が、坊主にオンナって奴を教えてやるよ」
「……はい」
思考が止まった槍彦は、頷くことしか出来なかった。
適当に敷かれた古びた布団の上に仰向けに寝て、慶次を見上げた。慶次は槍彦の太ももの根元に跨り、下着の感触が槍彦の足に伝わる。
息を荒くして自分を見つめる槍彦を見て、慶次は吹き出しそうになる。
「全く、どうしようもない程童貞だな」
慶次は槍彦の頼り無さに呆れそうになったが、そんな童貞むき出しの態度の槍彦を可愛いと感じた。
槍彦のズボンに手を掛け、一気にずり下ろす。そして、槍彦の下着を見て感心した様子で笑みを浮かべる。
「白の下着、分かってるじゃないか坊主」
槍彦は今日たまたま他の下着が無かったのでブリーフを履いてきたのだが、どうやら慶次のお気に召したようだ。
慶次はゆっくりと労わるようにブリーフの上から槍彦のモノを摩る。やがて下着をずり下ろすと、既に期待と興奮でガチガチになった肉棒が飛び出してくる。
両手で左右から擦られる感触に、槍彦はびくびくと痙攣する。
気持ちいい。自分の、男のがさがさした手とは全然違う。女性特有のふんわりとした柔らかさを持つ手が、柔らかさに反した強い力でイチモツを扱き上げる。
そのギャップが槍彦を興奮させ、息を荒くさせる。相手はあのサタデーナイトライダー。戦国武将、前田慶次なのだ。
自分の今まで生きてきた中でも、最上級の美しさを持つ彼女が、今自分なんかのペニスを扱いている。その事実が、槍彦をより興奮させる。
「あっ」
あっという間だった。気づいた時には慶次の顔に精液が飛びかかり、その顔を白く染め上げていた。慶次はあまりのあっけなさに呆然とした顔で精液を受ける。
その間も手の動きは止まらず、槍彦はびくんびくんと体を痙攣させた。
事態を把握すると、慶次はくっくっくっと愉快そうに笑い始めた。
「おいおい坊主。さすがにこれはないだろ。早すぎるぞ」
「す、すいません」
あまりにも申し訳なくて、槍彦はつい視線を落とす。見えたのは慶次の胸の上半部、視線を上げると、自分の精液を付けた慶次の美しい顔。
それを見ただけで、槍彦のモノはメキメキと硬さを取り戻した。
「おっ、回復も早いな。そうでないと困るけどな」
慶次は立ち上がると、自分の下着に手を掛けた。そして、それを脱いで自分の挿入口に槍彦のモノの先端が当たる位置にしゃがみこんだ。
槍彦はゴクりと唾を飲み込んだ。
「さぁ、よーく見ておきな」
亀頭が慶次のクリトリスに当たり、クチュクチュとした音がして、暖かい感触が伝わる。
そして、一気に慶次の中に突き刺さり、イチモツが全体から刺激を受けた。その急な衝撃に槍彦は悶えた。
硬い肉棒を、慶次の膣が締め付けてくる。槍彦は半ば思考停止しながらその様子を見つめていた。
自分のイチモツが、女性の膣内に入っている。もう童貞ではない。彼女がいるという自慢をしている男子を羨ましく思っていた槍彦だが、とうとう引け目を感じなくなった。
しかも、初めての相手はそこいらの女子ではない。あの噂のサタデーナイトライダー。しかも今世間で話題になっている戦国武将なのだ。
自分とは文字通り住む世界が違う相手だ。その戦国武将の慶次に、童貞を奪ってもらったのだ。
今回もやはり、数回出し入れしただけで槍彦は果ててしまった。
自分の中で跳ね回るイチモツと精液に、慶次は少しだけ顔を赤らめて興奮する。
「……どうだい、童貞を捨てた気分ってのは」
「あ、あ、ぅ……」
槍彦は焦点の定まらない目で慶次を見た。
既に事を終えた気でいる慶次だが、槍彦はまだ終わるつもりはなかった。何故なら、これではただ慶次の中に入れただけだからだ。
性に興味津々な思春期の男子なのだ。セックスというものが、もっと腰を打ち付けたりするものだということぐらい知っている。
まだ、終わるわけにはいかない。
そう決心した槍彦は、慶次に飛びかかり、見事押し倒した。
「お、おい、坊主?」
「ハァハァ!け、慶次さん!!」
槍彦は慶次の着物に手を掛け、胸を現わにした。ぷるんっと飛び出たおっぱいに顔をうずめながら、腰を動かしてピストン運動を始めた。
パンパンと乾いた音が響き渡り、その音に槍彦は酔いしれる。
「こ、こらっ。んっんっあっ」
先程までと違い、慶次も感じ始めているようだ。
槍彦は慶次の乳首を掴み、軽く捻る。そうすると、慶次が「んっ」と喘ぎ声を零し、締めつけも強くなる。
ここまでは良かったものの、槍彦はここで興奮しすぎてしまった。
慶次への愛撫も忘れ、ただひたすら激しく腰を打ち付けるだけになってしまった。
「ハァッアッァッけ、慶次さん。あぁ、あぁ、い、きも、いぃー!!」
「ちょっ、んっ坊主っ」
一心不乱に腰を打ち付けながら、槍彦は興奮するためだけに慶次の体を見た。
自分のモノを締め付ける陰部。細くしまった腰。腰を突く度にぶるんぶるん揺れるおっぱい。少しだけ赤らんだ綺麗な顔。
それらの全てに興奮しながら、槍彦は腰を動かし続けた。今この極上の体を味わっているのは自分だけなのだ。
噂を聞いて、姿を見て。ぜひ一度知り合いになりたいと囁かれているサタデーナイトライダーを犯しているのは紛れもなく自分なのだ。
ぷるぷると揺れるおっぱいに再度顔をうずめて、槍彦は腰を打ち付ける速度を早めた。
その結果、顔面とイチモツで慶次の体を堪能することとなる。動かせば動かすほど自分のモノは締めつけを受けて快楽を得る。
そして、その時は来た。股間のモノから出したいという欲とともに射精の波が押し寄せてくる。槍彦は我慢など少しもせずに、それを慶次の中に吐き出した。
「こほぉっ、んっおぉぉぉ」
ドピュドピュドピュ!!
そんな音がするはずもないが、槍彦の頭の中では、その音と共に自らの種を慶次の中に放出していた。
実際、慶次の膣は一滴も残さまいと、締めつけを増して槍彦のペニスから精液を搾り取ろうと刺激を与え続ける。
充実感に浸っていた槍彦は、慶次がまだイッていない事にようやく気づいた。
「す、すみません慶次さん。一人で盛り上がってしまって」
「いやいいさ、私もちょっとからかいすぎたね」
どうやら怒っていないようだ。こんな自分を許してくれるとは何て心の広い人なのだろう。
改めて素敵な人と出会えたとこの世の中に感謝し、とりあえず早く抜こうと腰を引いた瞬間、
慶次の足が槍彦をがっちりとホールドした。
「へっ」
「おいおい坊主、謝るくらいなんだから当然私をイカせるまで続けてくれるんだろう?」
そう言って、慶次は槍彦のペニスを挿れたまま、もたれ掛かってきた。
張りのいい豊かな胸が、槍彦の胸部にあたり、むにむにと形を変える。
「さぁ、楽しもうぜ。なぁ、ぼ・う・ず」
艶っぽい声と共に、慶次は槍彦の右手を掴み、自分の胸を揉ませた。
槍彦は、その胸を揉みしだき、自分の股間が熱くなっていくのを感じた。