※この作品はR-18です。

ソードワールド1.0転艶記   作:北部九州在住

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アザーン諸島攻略戦 その9

『肉便器が牝家畜を買う』

 

 ザラスタの港にそんな戯言が広がった翌日。

 その第一陣の牝家畜たちがザラスタの港にやってきた。

 船から次々に降ろされる牝家畜たちだが、そのほとんどが裸で首輪をつけて孕んだお腹を揺らしつつ四つん這いで私の前を通り過ぎてゆく。

 その光景を私は表情を消して眺める。裸で。

 

「で、なんであんたも裸なのよ?」

 

 服を着ているナイトウインドが私の隣で呆れ声を出す。

 私たちの前を目の色が消えた牝たちがとりあえず私たちの船にしまわれてゆく。

 今日の船にで来た牝たちは人間女子11人。ハーフエルフ女子11人。壊れたエルフ女子1人の計23人。

 男子の方は人間男子60人、ハーフエルフ男子50人の110人。

 これは、ザラスタがアザーン諸島の玄関という事で、アザーン諸島の全ての奴隷を買う事ができたのが大きい。

 それは、こっちにやってくる奴隷が五月雨式にやってくる事を意味しており、更に買った以上は彼女たちを養う義務が私に移った事を意味する。

 男子連中はそのままダーヴィスの船に乗せてオランの方に送り、ダーヴィスの船員連中の指導の下で船員として働く事になる。

 カゾフに置いている船は二隻。

 これを使えるようにして、オランとアザーン諸島の航路を安定的に結ばないと買った牝家畜たちを運べない。

 

「まぁ、誰が主人かは見せておかないと」

「ですよねー」

 

 そんな返事を返したのがシャミナとクリシィの二人で私と同じく裸である。

 今日の夜は来た連中も含めて使ってくれるだろうから楽し……げふんげふん。大変そうだ。

 なお、私たち三人とも使われた後で来たのでしっかりと精液が垂れていたり。

 そのあたりを察して牝家畜の何匹かが発情していたのは御同類だなぁと苦笑するしかない。

 

「けど、2700人だっけ?

 そんなに住まわせられるの?」

 

 ナイトウインドの隣にいたナイトシェードが私に尋ねるが、もちろん彼女は服を着ていた。

 これだけお宝を見せつけているのに、本物のお宝が欲しいといいつつ残っているのはほどよく私たちに当てられているからなのだろう。

 そのうち、彼女たちも私たちよろしく裸になるんだろうなと思うがそれは言わないでおこう。

 

「まぁ、なんとかするわよ」

 

 男連中は船員としてそのまま船で使えばいいし、ハーフエルフの女連中はオーファンに作った半分耳の里に移してもいいし、私の秘密基地であるホープ村の地下遺跡に送ってもいい。

 既にあそこは私の管理下にして魔力の塔の建設を始めていたり。

 さらにぶっちゃけると、最終的にはルーファスが国を興した時の国民にすればいいかとも思ったり。

 

「で、虹の谷の捜索っていつするの?」

 

 多分一番知りたい事をナイトシェードが尋ね、私はあっさりと一言。

 

「明日」

 

 

 

シャミナ

 シャーマン6 シーフ1 コーティザン5

 

クリシィ

 シーフ7 バード4 ダンサー5 フォーチュンテラー1 コーティサン4

 

レイア

 ファイター6 レンジャー1 コーティサン1

 

イジェルファ

 ファイター5 レンジャー2 コーティサン1

 

カルダモン

 セージ3 ソーサラー4

 

ジェニ

 ファイター・プリースト(マイリ―)7

 

 

ゼラ

ルーファス

 

 

ナイトウインド

 ソーサラー2 シーフ3 セージ1

 

ダバール

 シーフ4 セージ2

 

ナイトシェード

 シーフ4 ソーサラー3 ファイター2

 

マーティー

 シーフ4 セージ3 プリースト(チャ・ザ)1

 

カインズ

 ファイター4 シャーマン4 シーフ2

 

 

 

 次の日。

 

「しばらく寝ているから後よろしく」

 

「……これありなの?」

「ありなんですよ。師匠ですから」

 

 船の中で出発するまで輪姦されていたので眠たい事この上ないので、ストーンゴーレムを出してそいつに籠を背負わせて中で寝る事に。

 コントロールの呪文はカルダモンに教えているので何かあった時もばっちりである。

 ナイトシェードの呆れ声にカルダモンが応対するのもそんな訳だ。

 なお、ウッドゴーレムも2体出して籠を背負わせて道具持ちにしているので荷物を背負わなくていいのが実にいい。

 

「えっと…たしか街道に沿って南に行った所にあるラグトスの村の更に西南西にある『黒い獣』を探すだったと」

 

「ラグトスまで歩いて丸二日かぁ」

 

 イジェルファの言葉にダバールが返事をしたあたりで私は眠りについた。

 目が覚めると、日が暮れてみんなキャンプの準備をしていた。

 

「ふぁ……おはよう」

「おはよう。ゼラ」

 

 籠の中から出るとルーファスと目が合うが、平穏な振りをしつつも警戒の色が目に残っていた。

 だから、私はルーファスにキスするふりをして抱き着いて囁く。

 

(何人?)

(五十人以上。遠巻きに囲んでる上に、狼か犬が20匹以上)

 

 百人以上か。

 まぁ、買った人間やハーフエルフに海賊側の人間が紛れているだろうなとは思っていたが、半分以上が海賊とは……

 海賊側も中々本気らしい。

 

(勝てる?)

(俺は負けないが、他の人間は厳しいだろうな)

(じゃあ、援軍を呼んでくるわ)

 

 1/36でファンブルがある以上、ルーファスとて無敵ではない。

 ましてや、他の人間はごく普通の冒険者である。

 という訳で、英雄にご登場して頂こう。

 

 

「ファイヤーボール!」

「ファイヤーボール!」

 

 私とラヴェルナのファイヤーボールが海賊が潜んでいただろう森で炸裂する。

 高レベル魔術師が戦略兵器と呼ばれるのはこういう瞬間である。

 便利な魔法だよね。テレポート。

 オランのローンダミスとラヴェルナが部屋で二人盛っていたのは見なかった事にしてあげよう。

 

「敵が!」

「やつら盛っているって言ったのは誰だ!!」

「はやく迎…ぐふっ!」

 

 敵陣が混乱している中でルーファスとローンダミスとジェニが突っ込む。

 この三人の死角を作らない連携に海賊たちは次々と打ち取られてゆく。

 

「好きに動けって言われても……」

「俺たち必要ないんじゃ……」

「そこっ!

 口を動かさずに剣を動かす!!」

 

 マーティーとカインズがぼやきながら襲ってくるウォードッグを対処していると、ナイトシェードが叱りながらスリープ・クラウドでウォードッグを眠らせる。

 

「すげぇ……あれが英雄かよ……」

「あの人、男と寝るだけじゃなかったんだ……」

 

 何かナイトウインドとダバールが凄く失礼なことを言っているが今の私は気にする余裕がない。

 ストーンゴーレムとウッドゴーレムの制御と攻撃魔法を撃ちつつ、周囲のチェックもやっているからだ。

 その一方でレイアとイジェルファが警戒しつつカルダモンとシャミナの護衛についている。

 戦わないというより予備戦力として残しておく事で、不測の事態に対処しているのだ。

 結果、海賊52人とウォードッグ27匹は海賊20人とウォードッグ13匹死亡、17人降伏で残りが逃亡という形で最初の戦いは終わる事になった。

 で、降伏した海賊から話を聞くと頭の痛い情報が出てきた。

 

「今回指揮をとっているのは、死の導師シュバード様だ。

 お前らが俺たちをいくら殺しても『クリエイト・アンデッド』でよみがえらせて永久に襲ってくるぞ」

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