※この作品はR-18です。

ソードワールド1.0転艶記   作:北部九州在住

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グードンの狂える神 その8

「グードン騎士団の帰還だ!

 盗賊団に攫われた女たち連れて帰ってきたぞ!!」

 

「女たちかよ。

 ありゃそうとうやられているな。かわいそうに」

 

「馬上で裸で目隠しに猿轡されて……すっかり狂っちまってやがる」

 

「臭いな……ここまで臭ってきやがる」

 

 

「ふー♥ふー♥」

「んんっ♥……ぁ…ひっ♥」

「ぃ……いひっ♥……」

「ぁ……ふぁ♥…ぁ……」

「あはっ♥ひ……」

「ぉ…ぃ…ぁん♥」

 

 

 もちろん、私・シャミナ・マティアラ・リーマ・ジーン・クリシィの六人である。

 グードン騎士団が領主の息子であるセルジェイに率いられて盗賊団の討伐に出現した以上、失敗は許されないのだ。

 ただでさえ、セルジェイは一度襲われて私たちを置いて逃げ出すという失態をやらかしている。

 遺跡に無謀に突入して大敗したなんて事実は無かった方がよく、それを私たちからもちかけた事で取引が成立したのである。

 セルジェイは最後まで渋ったが、部下に諭されてこの茶番に乗った。

 なお、彼の自尊心をくすぐったのは、私たちを裸で連れ帰ることであり、帰るまでの一夜をまた使わせる事を約束したからに他ならない。

 ここまで譲歩して、功績を全て上げてこちらは恥辱という形で媚を売ったのは、もちろんここで得たお宝の為だ。

 

「あの遺跡には何もなかった」

 

 あの遺跡を封印するまでの間、セルジェイにそれを信じこませるためだけの茶番と奉仕である。

 『信念のネックレス』がそれを可能にできるのでルーファスに預けてお願いし、その間に私は後始末に奔走したのは言うまでもない。

 『忘却の杖』でフェリーナの記憶を消してテレポートでオーファン魔術ギルドに預けると、最高導師カーウェスに王宮に報告してもらうことに。

 邪神復活寸前だったという報告に王も驚き、王の盟友でもあるマイリーのジェニ最高司祭に命じて五大神殿に封印のための神官騎士の派遣を決定。

 そこまでやってからのセルジェイの陣幕に戻ると淫らな宴が始まっていた。

 

「あっ♥あぁっ♥イ、イ……っ♥

 私の身も心もぉ、あんっ♥全部あげますからぁ♥はっ♥はぁっ♥兵士様の性欲も♥全部ぶつけて下さいっ♥♥♥」

「来てっ♥精液恵んでください♥兵士様ぁ♥」

「あーっ♥あーっ♥んぁ、ぁ゛あ♥ひぃぁぁ♥

 いいのぉ!兵士様のこれいいのぉぉお♥

 子宮が、子宮が喜んでますぅぅぅ♥」

 

 シャミナ、マティアラ、リーマの三人が陣幕の中で兵士たちに輪姦されていた。

 セルジェイの連れたグードン騎士団は結構な数がおり、セルジェイの稚拙な指揮によってあの遺跡での戦闘は死者まで出す損害を出していた。

 それだから、雄の本能とやり場のない怒りをこの三人に性欲としてぶつけていたのだろう。

 三人とも嬉しそうに全ての穴に突っ込まれ、体中精液で真っ白に成り果てているのに、男たちの精液を愛しそうに受け止め続ける。

 

「お。一番の上玉のご帰還だ」

「おーおー。

 魔術師面しているのに、あれが一番ねだったって聞いたぞ」

「いいよなぁ。あれセルジェイ様の所に行くんだろう?」

「我慢しろ!

 寛大なセルジェイ様は俺たちにこの肉便器を与えてくださったんだぞ!」

 

「「「ひゃんんんっっ♥♥♥」」」

 

 男たちの蔑んだ視線とシャミナ・マティアラ・リーマの喘ぎ声を後ろに私はセルジェイの天幕に入る。

 兵士たちがあの様だったので、やっているのだろうとおもったら、案の定やっていた。

 

「お゛っ♥ぉ゛ほぉっ♥ぅううんっ♥♥やっ♥イグっ♥イぎゅぅ♥ひぁああっ♥」

「あっ……♥く、ひぃぃぃぃぃ……っっ♥♥♥……い♥イイっ♥キモチイイ♥キモチイイのぉおっ♥♥♥」

「ふん!

 偉そうに男の名前を彫っておきながら、俺のでよがり狂いやがって!この肉便器が!!」

 

 セルジェイがジーンとクリシィ相手に嘲りながら犯していた。

 まぁ、手を出すだろうなとは思っていたが、二人ともノリノリで犯されているあたり、肉便器生活も慣れたなと感慨にふけったり。

 

「只今戻りました。

 魔術ギルドに報告して参りました。王宮にもこの事はセルジェイ様の功績として伝わるかと」

 

「そうだろう!

 俺は何しろ邪神復活を企む連中を皆殺しにしたんだからな!!!」

 

 ダークエルフに邪教崇拝者ときたら生かしておく理由がない。

 その上で、散々損害を与えて抵抗したので、捕虜をとる面倒さも考慮して彼は全員の処刑を命令し、兵たちはそれを実行したのである。

 そんな状況下なので、私達の体がなければその獣性をおさめることはできなかったのかもしれない。

 ただ性欲を優先したとも言えなくもないが。

 

「どうした肉便器。

 いつまでも魔術師面をしてるんじゃないぞ。

 貴様もこの牝二匹みたいに犯されたいんだろうか?」

 

 下衆な笑みを浮かべてセルジェイが誘い、見せつけるようにジーンとクリシィが私の方にあそこを広げて垂れる精液を見せつける。

 いやまぁ、いただくのだけど。

 

「私が断るって考えませんでしたか?」

 

 ローブを脱いでその裸を晒す。

 セルジェイは私の裸を眺めながら地面を指差したので、当然のように四つん這いになってセルジェイに近づく。

 

「まさか。

 俺の上で一番腰を振っていたお前が断るとでも?

 褒美だ。肉便器。

 好きにしていいぞ」

 

 目の前に差し出されたそれを私は当然のようにしゃぶる。

 嬉しそうに。愛しそうに。

 

「じゅる、ちゅる♥じゅるる……♥ちゅ、ちゅ♥んんっ!んくっ、あ……」

「ぢゅりゅるるるっ……!じゅっぽじゅぽっじゅれりゅぢゅうぅぅ♥♥ぐぽっぐぽっ♥」

「ぐちゅ♥にちゃ♥ぐちゅぅ……じゅご…んぁっ♥」

 

 一本しかないそれを巡ってジーンとクリシィが私と同じように四つん這いで奉仕する。

 セルジェイは私の首に二人がつけているのと同じグードンの紋章が彫られた首輪を巻く。 

 そんなのお構いなしに、私達はただひたすらにしゃぶり、奉仕し、出された精液を顔と口で受け止めた。

 

「んぁ♥…せいえき……あつぅい♥…くさぁい…♥」

「ぁぁ…もっと…もっとちょうだぁい♥」

「ほしいのぉ♥セルジェイさまの精液ほしいのぉ♥」

 

「だったらそれ相応にふさわしいおねだりをしてみろ!肉便器!!」

 

 セルジェイの物言いに私達は正座をし、土下座をしながら肉便器口上を口にした。

 

「セルジェイ様。どうか卑しい肉便器にセルジェイ様のたくましいそれを入れてくださいませ」

「私達三匹の肉便器のあそこは、セルジェイ様のあれを入れるために存在しています」

「私達のはしたないおねだりをどうか叶えてくださいませ……♥」

 

 そして三匹の肉便器は差し出されたセルジェイのあれにうやうやしく口づけする。

 それを満足そうに眺めたセルジェイは私達を犯した後疲れ果てて眠ってしまったのである。

 

「あー。終わったけど、どうする?」

「どうするって……ねぇ……?」

 

 ジーンとクリシィが苦笑する。

 なお、二人で既に4発と6発もらっていたので私は2発しかもらっていない。 

 それを分かってこの二人は誘っているのだ。

 

「しょうがないなぁ……私は行くけど?」

「え?ゼラだけずるくない?」

「ここは竿姉妹として一緒に」

 

 分かっていたやりとりに楽しそうに笑い四つん這いで天幕を出る。

 焚き火の近くでは、シャミナとマティアラとリーマが嬉しそうに兵士たちに輪姦されていた。

 

「~♪」

 

 誰かか口笛をふき、兵士たちが私たちの方を見る。

 後で聞いたが、ここに居る兵士は百人を超えていた。

 

「ラダ所有肉便器のジーンです♥

 ラダという愛する人がいるのに、誰にでも股を開く肉便器をやっています♥

 こんな最低の肉便器に皆様のお情けをお恵みください♥♥」

 

「ルーファス所有肉便器のクリシィです♥

 セルジェイ様が飽きて眠ってしまったので抜け出してきました♥

 どうかこんな裏切り者の肉便器におしおきしてください♥♥」

 

 最低の口上を述べているのに、二匹の顔は誇り高く嬉しそうで、私も同じような笑みを浮かべてめいいっぱい卑猥な名乗りを告げた。

 

「便女冒険者のゼラニウムです。

 全ての雄の性欲処理をする為に生まれてきました。

 男性も、ゴブリンも、ミノタウロスも、スプリガンの性欲も受け止めてきました。

 お願いします。犯してください♥輪姦してください♥皆様の精液を私達肉便器に吐き捨てて恵んでくださいませ♥♥♥」

 

 兵士たちはその願いを叶えてくれたのである。

 

「んあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ♥♥♥

 ンへええええおおおおおほおおおほええええ~~~っっっっ♥♥イイぃいぃぃぃいぃぃぃ~~~っ!!!もっとぉ、もっとジーンにぃ、精液恵んで頂ぉ戴ぁぃいぃぃいぃぃぃ~~~~っっっ♥♥♥」

「ぼぼぼおおおおおお――ッッッ!!!?んひぃいいィィイィィ、刺さるぅうぅぅ~~~前と後ろで刺さってるぅううぅぅううぅ~~~ッッッッ!!!中で暴れてってぇえぇぇえぇぇ~~~ッッッッ!?!?クリシィのぉ中をもっと犯してぇぇえぇぇぇええぇ~~~~ッッッッッ♥♥♥」

 

 ジーンは四つん這いで犯され嬌声をあげる。

 その顔や体に待てない男たちから精液をぶっかけられ続けるのに自ら腰を動かして快楽に狂う。

 クリシィはサンドイッチで前と後ろの穴を犯され足を痙攣させながらアへ顔を晒していた。

 

「んっひぃいいイイィイィィいいいぃいいいぃぃ~~~っっっっ!!?私の、あそこにぃ、イイぃ!!お尻にもはいってぇ♪んぁ♥ちゅぱっ♥…あはっ♥両手にもぉ♥あつぅい…くさぁい…犯してぇ♥輪姦してぇ♥ぶっかけてぇ♥♥♥

 いいぃいいぃぃ~~~~っっっっ♥肉便器ゼラニウムで性欲処理してぇ♥♥♥」

 

「オラアァ!イけ!イき狂えこの肉便器!犯されて輪姦されて、発狂イきしろォ!!」

 

「孕め孕めぇ!俺たちのだれか分からない精液で、永久に妊娠しろぉ、肉便器がぁ!!!」

 

 前と後ろの穴を犯されて口は別の兵士のをしゃぶり、それぞれの手はまた別の兵士のあれを扱いてぶっかけられる。

 中の外も精液で真っ白になりながら私はひたすら腰を振り全ての穴で奉仕する。

 それは、ジーンもクリシィも、先に犯されていたシャミナ・リーマ・マティアラたちも同じように輪姦され、体の中も外も精液で汚れていない場所はなかった。

 私たちの足がぴんと伸び、びくびくと痙攣するように震えまくる。

 そして、朝日と共に六匹の肉便器は獣のような叫び声をあげて絶頂したのである。

 

 

「「「「「「んぼぉおおぉぉ~~~ッッッ♪♪いくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ♥♥♥壊れるぅううぅぅぅうぅ~~~~ッッッッ!!精液最高ぅううぅぅうぅぅぅうぅぅ~~~~ッッッッッ♥♥♥

 肉便器に堕ちて幸せぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」」」」」」

 

 

「何だお前たち、朝まで使っていたのか……うわ。

 真っ白で白目向いて痙攣しているじゃないか」

 

「おはようございます。セルジェイ様

 こいつら、上玉なんですが、底なしですよ」

 

 出し切った上に真っ白に汚れきった私達を見たセルジェイはまるで豚でも見るような目で私達を見る。

 前と後ろの穴から精液は垂れ続け、何度もイキ狂った結果、四肢は痙攣してカエルのように震え、口や鼻から精液の泡が出るアへ顔を晒す始末。

 百年の恋も冷める姿がそこには晒されていた。

 

「とりあえず、朝食の後にこいつらを馬に載せて出発するぞ。

 それまでに洗っておけよ」

 

「あはっ♥……セルジェイ様……お水、もったいないですよ♥」

 

 よろよろと私は起き上がって、犬のちんちんのポーズを取り、口を開けて舌をだした。

 開ききった股の前と後ろの穴から垂れる精液を気にせず。

 人として最低の、肉便器として当然の更なるおねだりをせがむ。

 

「どうか、セルジェイ様のおしっこで、私達肉便器の体を清めてくださいませ♥」

 

 セルジェイは私のおねだりに応じてくれた。

 セルジェイだけでなく、百人を超える兵士と二十頭もの馬のおしっこを私達六匹の肉便器は浴びで精液を洗い落とし、目隠しと猿轡をされて見世物としてグードンに凱旋したのである。

 ぶっちゃけ、馬上で寝ていた。

 一方、ユニコーンの輸送だが、盗賊団の襲撃を無事に撃退してラムリアースに引き渡した事で空いた戦力をグードンに急派。

 彼らも真紅の盗賊団の裏側で邪神が復活しようとしていたなんて知ったためにびっくりしながらも遺跡の警備をする事に。

 こんな感じであの遺跡についての本格的な後始末が始まった。

 

 

 

「受け取りたまえ。

 馬鹿息子を助けてくれた礼だ」

 

 城に入ってからもセルジェイ他の兵士たちに輪姦されたが、その後湯あみと共にモード卿の所へ。

 グードン太守モード卿の声は不機嫌極まりないが、セルジェイを助けた恩はしっかりと理解しているらしい。

 というか、ラダが走って一部始終をモード卿にたれこんだからに他ならない。

 なお、彼はオーファン銀の弓騎士団のディーター卿への報告でボロを出しており、ディーター卿からの確認にとぼけておいたのも報酬に入っているのだろう。多分。

 彼が机に置いた報酬袋の中を確かめる。

 一万ガメル相当の宝石が四個入っていた。

 一人頭三千ガメル+おまけという配分は、悪くはないが太っ腹というほどでもない。

 セルジェイが無事にグードン太守になれるかどうかは神のみぞ知るという所だろう。

 

 

 

 オーファン魔術ギルド。封印の間。

 ギルド地下に作られたそれは、古代魔術王国のマジックアイテム保管庫であり、使えば色々とやばいものを封印する場所である。

 そこにファンドリアでもらったドレスを着た上にアンバーローブを羽織った私はため息をつく。

 入口の前でフォルテス導師とハーフェン導師が待っていた。

 

「陛下は中でお待ちだ。

 くれぐれ失礼のないようにな」

 

 フォルテス導師が念を押し、ハーフェン導師は無言で胃を抑えていた。

 頷いて封印の間に入る。

 その最奥に水晶球で照らされた部屋があり、その巨大水晶球を三人の元冒険者が眺めていた。

 三人の名前はリジャールとジェニとカーウェスという。

 

「導師ゼラニウム。

 お召しにより参上いたしました」

 

「よい。

 この場で王もあるまい。

 ここにいるのは冒険者と元冒険者。

 そのように心得よ」

 

「はっ」

 

 そんなやり取りの後、私は呪文を唱えて水晶球を発動させる。

 水晶球に封印の間入口にて心配そうに待っていたフォルテス導師とハーフェン導師が見える。

 

「これはそういうものでして。

 この世界をこれで見ることができます」

 

 また呪文を紡ぎ、今度はオランの上空の姿が見える。

 カーウェスが息を飲み、ジェニが私に対して質問する。

 

「力には制約がつくもの。

 これにはどのような制約があるのですか?」

 

「世界の何処でも見ることができますが、それは術者がその場所を知っていなければ見ることができません。

 そして、言葉は聞こえません。

 あたりまえですが、水晶球に映っている所以外は見れません。

 制約としてはこのあたりですね。

 あとは……」

 

 私はわざと悪戯っぽく微笑む。

 冗談とも本気ともつかないこの水晶球の欠点を。

 

「全てが見れるので、まるで世界を支配した感覚になれます。

 お三方ならば、これの使い方察しがついていると思いますが」

 

 なお、後にこのオーファン魔術ギルドにて文字通りの天才魔女が現れる。

 その天才魔女、とても都合が良いことに、アレクラスト大陸を王命によって放浪までする事になる。

 後にオーファン王国宮廷魔術師になる彼女ことラヴェルナならば、こいつを十二分に使えるだろう。

 

「一つ聞きたい」

 

 静かな声でリジャールが告げる。

 それは王ではなく冒険者としての問い。

 

「お前の望みは何だ?

 流れ者のお前がこの国に貢献する意味は何だ?

 ……いや。王などやっていると、どうも堅苦しい物言いになってしまうな」

 

 リジャールは苦笑する。

 稀代の英雄は、当代の英雄を見抜いていた。

 

「お主はルーファスの為に何を望むのだ?」 

 

「彼は何も要りませんよ。きっと。

 いずれ、自らの手で必要な物を得て、王になるのでしょう」

 

 あえて私は『王』の前で『王』と言った。

 それはまごうことなき私の本音である。

 彼と私はいずれ別れる。

 ルーファスがこの大陸を去る時、せめて彼の道が少し楽になるようにというのが私のささやかな願い。

 

「折角です。

 冒険者として、先輩方にお聞きしましょうか」

 

 踏み込んでくれたのだ。

 お返しは礼儀だろう。

 という訳で、特大の爆弾をぶん投げた。

 

「これがあれば、足りなければ、探してきましょう。

 ファンドリア滅ぼせますよ」

 

 ジェニとカーウェスが息を飲んだ。

 建国したばかりのオーファン王国はいまだ基盤が固まっていない。

 だが、これらのマジックアイテムは、国の存亡にかかわる戦略兵器でもあった。

 

「ファンドリアに攻め込めば、ロマールはファンドリアにつくだろう。

 それは、滅んだお主の国レイド復興の目が出るという事か?」

 

 カーウェスがいち早くその意味に気づいた。

 オーファンとファンドリアの争いに、ラムリアースとロマールが絡む大戦の予兆を。

 

「考えなかったといえば、嘘になります。

 ルーファスは王になるでしょう。

 何処で王になるか分かりませんが、王になるためには、世は乱れていなければいけません。

 陛下。あなたがこの国を興したように」

 

 まぁ、ルーファスが呪われた島に行くのを知っているのだが。

 私の言葉にジェニが語意を強めた。

 

「それは、この大陸にて乱を起こすと?」

 

「だったら、こんなものをここに置きませんよ。

 私は所詮傍観者です。

 王よ。油はまかれても、火をつけねば炎は燃え上がらないのです」

 

「言ってくれる。

 まるで、儂を試す物言い、王宮ならば斬り捨てていたぞ」

 

 王は水晶球に背を向けた。

 そして、決は下った。

 

「我らも好きに生きて、そしてこの国を得た。

 導師ゼラニウム。

 ならば、冒険者の先達としてはそれの道を留める事はできんよ」

 

 王は最高導師と最高司祭を連れてこの部屋を去る。

 その歩みが少しだけ止まって、こんな声がかけられた。

 

「ターシャスとグードンの一件、お主の企みもあろうがそれはこの国にとって良い方向に動いた。

 その礼だけはさせてくれ。

 よくやってくれた」

 

 私はさる三人に向けて、無言で頭を垂れたのだった。

 

 

 

「ここは?

 私は……?」

 

 フェリーナが目を覚ます。

 オーファン魔術ギルドの一室にて私は笑顔で語りかける。

 

「目が覚めたみたいね。フェリーナ。

 起きなくていいわ。

 ゆっくりと体を治して、それから少しずつ思い出していきましょう」

 

 回復したフェリーナは私預かりとなり、オーファン魔術ギルドに常駐していつの間にかできたゼラ教室の魔術師としてカルダモンたちを指導する事になる。

 なお、当然のようにハーフェン教室の手伝いもして、彼の胃痛の軽減に寄与したらしい。

 あ。ラムリアースから留学生という形でアルミンとその子分ジャギーが来たのだが、うちの教室に入れられてやんの……

 

 

 

「あ。ぜラ。丁度よかった」

 

 ルーファスが私に宝石を押し付ける。

 グードンで手に入れた『信念のネックレス』である。

 私は受け取って、ルーファスに尋ねた。

 

「これ、私に使ってもよかったのに」

 

「……それで手に入れたものに価値はないかなと思ってな」

 

「あっそ」

 

 ただそれだけの話。

 けど、その日の夜、ルーファスの上で私はとても気分よく腰を振ったのだった。




リザルト
シナリオ終了経験点1000



シャミナ
 シャーマン3 シーフ1 コーティザン2
 残り経験点500
 シャーマンレベルUP

マティアラ
 シーフ3 シャーマン2 レンジャー1 セージ1 コーティザン2
 エルフ語習得
 シャーマンレベルUP

リーマ
 シャーマン1 レンジャー2 セージ2 コーティザン3
 エルフ語習得
 残り経験点500
 レンジャーレベルUP

カルダモン
 セージ1 ソーサラー2
 残り経験点1000

クリシィ
 シーフ2 バード4 ダンサー4 フォーチュンテラー1 コーティサン1
 残り経験点500
 バードレベルUP

ラダ
 シーフ3 セージ4 プリースト2 (ラーダ)
 残り経験点500
 プリーストレベルUP

ジーン
 シーフ4 レンジャー2 ファイター3 コーティザン3
 ファイターレベルUP


ゼラ
 ファイター3 他スキルあり
 ファイターレベルUP

フェリーナ
 セージ4 シャーマン3 ソーサラー3 ファイター2




オーファン魔術ギルド ぜラ教室 (ハーフェン教室分室扱い)

導師ぜラ
魔術師フェリーナ
魔術師アルミン (留学生)
魔術師見習いカルダモン
魔術師見習いミック
魔術師見習いジャギー (留学生)
魔術師見習いチェペル
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