ナノス島への準備を進めながらも私にはこの遺跡攻略の迷いがあった。
この遺跡のラスボスは、装備と能力をコピーされた私たち自身なのだ。
つまり、完全な運試合。
攻める事なく封印でいいのかもと迷っていたら、そこをルーファスに突かれた。
「ゼラ。何を迷っているんだ?」
「次の遺跡。
完全に運任せなのよね。
出て来るのが魔法で作られた私たち自身だから」
「負けると?」
「それもあると思っている。
私としてはあまりお勧め…ひゃんっ!」
当たり前だが、この話ピロートークで、急にルーファスが私をいじり始めたのだ。
というか、いつもより荒々しいのにやっと気づく。
「あのーもしかして、怒ってる?」
「ああ。怒っている。
負けるかもと思われている俺の未熟さにだ」
容赦ない責めを見て一緒に居たクリシィとシャミナが部屋を出て行こうとする。
薄情にも私を助けるそぶりはまったくみせる事なく。
「今のはゼラが悪い。
私たちは先に出るからごゆっくり」
「マティアラとリーマにも伝えておきますね。
二人っきりで堪能したいって」
「ちょっ!?私一人で…ふぁ♥……」
「ちゃんとゼラには俺の凄さを知ってもらわないとな」
ドアが閉じて、私にルーファスが襲い掛かった。
私の予定はキャンセルされた上に15時間近くルーファスに使われ、分からされ、屈服した私は彼の精液を受け止めながらナノス島の遺跡を攻略する事を約束させられたのである。
解放されて湯につかっていたら、ジーンとクリシィがニヤニヤしながら寄って来る。
実にわざとらしく私の下腹部を見て、とてもいい笑顔で口を開いた。
「やぁ。ルーファス専用肉便器のゼラさん」
「ついに彫ったんだ。
同じルーファス専用肉便器の先輩として歓迎するわよ」
「……」
今までになく攻められて完全屈服してしまい、ついに己の淫紋の下に『ルーファス』の名前を彫ってしまったのだ。
まぁ、消そうと思えば消せるしと思いつつも、完全にルーファスの物になったんだよなーと嬉しく思ったり、肉便器心は複雑である。
「あー!ゼラ姐さんついに堕ちたんだ!!」
「ほら!やっぱりゼラ姐さんルーファスさんのもの何だって!」
マティアラとリーマも寄ってきて、私の淫紋を眺める。
その顔が祝福しているのには何か照れくさいものがあったり。
「あ、ゼラ姐さん。
よかったら私にも名前彫ってほしいなって。
ゼラ姐さんの名前を」
「え?シャミナ?いいの?」
私の確認にシャミナは嬉しそうに笑い、肉便器としか書かれていない自分の淫紋を撫でる。
「私はゼラ姐さんに買われてここまで来たんだし、最後までついていきます」
何もなかった彼女に肉便器としての存在を与えたのが私である。
そのシャミナの決意は笑顔だった。
「どうしようか?私たちも彫ろうか?
ゼラ姐さまの名前」
「うーん。彫ってもいいかもね。お世話になったし」
マティアラとリーマもそんな事を言い出す。
クリシィとシャミナあたりが漏らしたんだろう。
次の冒険がものすごく厳しいものになるって事を。
多分、この冒険を最後に私たちが別れるという事を。
「だったら、お揃いの首輪作らない?
アンロックの呪文をかけてご主人様しか外せないようなやつ」
そんな言葉がジーンから出る。
ノリは思い出作りのグッズ作りである。
「せっかくだから、冒険に出る前に盛大に祝いましょうよ。
ゼラのルーファス専用肉便器記念日を」
「それ、結局ルーファス以外にも使われて、私たちも輪姦される奴では?」
クリシィが突っ込むが想像したらしく既に股間が濡れている。
まぁ、そういうの大好きだし。みんな。
「もぉ、カゾフのスラムだけでどれぐらい男が居るか知っているんですか?」
シャミナが顔を赤めてもじもじする。
きっと輪姦されている自分を想像しているのだろう。
なお、カゾフの人口は三万人である。
「そんなお祭りみたいなことをしたらオランからも人来ちゃいますよ」
「そうそう。大都市オランの人口は十万人を超えるんですからね」
カゾフとオランは船で一日である。
私は苦笑しつつも己のあそこが濡れているのを自覚して両手をあげた。
「はいはい。
最後だからみんなの為にお祭りを用意します」
後に娼館で吟遊詩人が歌う猥歌『カゾフの六便女』はこんな感じでできあがる。
『カゾフに集まりし六匹の肉便器。
人であることを辞めて男の精液を受け止める肉便器になり果てる。
肉便器たちは誰が最低の存在か競い、その名を永久に留めんと己の痴態を歌に残した』
『盗賊ギルドの幹部だったジーンは旦那であるカゾフの神官長ラダの肉便器。
それでも主人が仕事の時には間男を招いて精液を集める。
この地の肉便器たちの頂点に立ち、彼女のあそこから精液が垂れない日はない』
『剣聖ルーファスの肉便器クリシィは男装の麗人。
ルーファスを狙い返り討ちにあい肉便器に堕とされた。
そのつつましい胸と尻を揺らして男から精液を集める姿はまるで乞食のごとし』
『肉便器の肉便器となり果てたシャミナは肉便器ゼラの竿姉妹として彼女の隣で腰を振る。
彼女の首輪の先は肉便器ゼラの首輪に繋がり、ゼラの精液のおこぼれをもらうのにその笑顔は狂ったように誇らしい』
『姉妹肉便器のマティアラとリーマは互いの首輪を鎖でつなぎ、姉妹肉便器の味を男たちに提供する。
シャミナと同じく肉便器ゼラと竿姉妹の契りを誓い、ゼラの近くであえぐ姿は姉に甘える妹のごとし』
『当代最高級の魔術師でありながら剣聖ルーファスの肉便器に堕ちたゼラニウム。
股を広げるのは全ての男だけでなく全ての雄であり、犬も馬も豚もゴブリンもミノタウロスやダークエルフにまでこの肉便器は股を開く。
それでもいつも最後はルーファスに股を開いて彼の精液を受け止める』
『六便女たちは七日七晩。男たちに使われ、その中には貴族も居たという。
他の娼婦や肉便器も宴に加わり、カゾフの街から喘ぎ声は途切れることは無かった。
八日目の朝真っ白になった彼女たちはそのまま伝説となった。
女たちよ。堕ちた果てはここにある』