本田未央を押し倒したのは、彼女に誘惑されたからだ。
ーー時を少しだけ、遡る。
*****
夏休みの真っ只中、校内には人影が少なく、グラウンドからは運動部の掛け声が反響していた。
廃部寸前の写真部の部室で、あなたは黄昏ている。
三年生が引退して、部員は一年生のあなた1人だけ。がらんどうの部室に夕焼けが差し込み、あなたは眩しさに目を細めた。
「……おーい、未央ちゃんがいるのに、なに夕日を眺めているのさー」
拗ねたような声色が響いて、あなたは振り返る。
本田未央が、あなたの正面に立っている。
「確かに着替えるから外を見ていて欲しいとは言ったけど……覗かないのはショックだなー。もっと、こう……キミは私にドギマギしてよ」
着替えを終えた未央を、見つめる。
制服姿の未央は、授業中の延長線上。
どこもーー変わっていないように見えるが。
同級生の平均を遥かに超えた超弩級の巨乳はブラウスを押し上げてぱつんぱつん。乳房に人格があれば、窮屈さに人権を訴えることだろう。
未央はその場でくるりと一回転する。
臀部もまた、乳房同様にみっちりと肉が詰まっていて、その柔肉は力を加えた分だけ指をめり込ませるだろう。未央を正面から抱きしめ、胸板に乳房の柔らかさを感じて、勃起した肉棒を彼女のスカートに擦り付ける。毎日彼女が身にまとう制服を、べっとりとカウパーで汚す征服感。鼻をうなじに埋めて、汗と制汗剤の香りを肺一杯に吸い込みながら、尻肉を揉みくちゃに弄び、下着越しに未央の膣肉へと亀頭を挿入させる。普段の快活な彼女の雰囲気とは正反対の、薄く、透けた黒のランジェリーを孕ませるように、腰をヘコヘコと前後させる。
彼女の身近にいる雄が、常に抱く妄想だ。
本田未央のスリーサイズは、上から84・58・87だ。
あなたが巻き尺を使って生測定したから、数字には間違いない。
話は逸れるが先週ーー下世話な週刊誌で、中年男性300人に聞いた「最もセックスしたいアイドルランキング」というものが発表された。
3ヶ月に1度周期で開催されるランキング上位常連は、765の豊川風花か283の月岡恋鐘、そしてトップアイドル三浦あずさらが1位を持ち回りでやっていたのだがーー
彗星の如く現れて、1位を掻っ攫ったアイドルがいる。
それがーー346プロの十時愛梨だ。
圧倒的なわがままふんわりエロボディと、持ち前の穏やかのほほんとした性格によるギャップ。男性諸君の憧れであり、中途半端な風俗で性処理をするくらいなら、愛梨のグラビアにかっぴかぴになるくらい濃厚な射精をした方が、子種も本望だろう。孕ませられる可能性のある普通の女より、孕ませる可能のない極上の雌の方がーー
話が逸れた。
つまり、全ての男性が性処理の対象として憧れているトップアイドル、十時愛理。
彼女のスリーサイズがーー
バストから順番に86・58・88の161センチ。
繰り替えすが未央は84・58・87の161センチ。
2センチと1センチの差は、愛梨と未央の年齢の差。愛梨はすっかり成長を終えた女子大生だが、未央はまだ高校1年生。成長期とは呼べないが、まだ、ストップしたわけでもない。
勿論、身体が全てという気はないがーー
少なくとも、未央には愛梨に並ぶーー
いや、愛梨を超えたエロボディになる可能性があるのだ。
そんな未央のわがままボディを、上から下まで見下ろす。
「ん?……ジロジロと、遠慮なく見つめるね。だめだよ〜、そんなんじゃ、女の子にモテないぞ?」
元々、他の女性にはモテないと、あなたは答える。
自分みたいなのに声をかけてくれるのは、未央だけだ、と。
「キミがいつも一人ぼっちだからね。私は、クラスのみんなが永遠に仲良くなって欲しいんだ。それに……キミのアドバイスのおかげで、私のアイドル活動も絶好調だし!」
未央はあなたに、自然な笑顔を見せる。
クラスの男子に向けてーー
それが欲情を唆るとは想定もしていない、抜き身の刃のような笑顔だ。
「小学校の頃はよく話していたじゃん。キミがプロのカメラマンになりたいって……私は夢とかなかったからさぁ、尊敬してたんだよ? 中学上がってから、あんまり話さなくなったけど……でも、久々だね。2人きりになるの」
あなたの目前で上体を屈めて、未央は前のめり。
大きな胸が、視界にグイと迫る。
小学生のころは然程目立つものではなかったが、中学に進学してからは発育が進み、にゅっぷりと実の詰まった肉まんじゅうに、思わず手が出てしまいそうになるが、あなたはグッと堪えるーー
それをしてしまうと、2人だけの時間が失われてしまうから。
*****
未央に声をかけられたのは、5月。
「ねえ、相談事があるんだけど……2人きりで話せる場所に行かない?」
いつだって輪の中心にいて、笑顔が絶えることのない、クラス1のーーいや、学校1の人気者と言っても差し支えないような美少女が、あなたに話しかけてきたのだ。
当然、最初は警戒した。
未央ほどの人間が、まさか、相談事をする相手がいないはずもない。
その友人達に相談をするのが道理だろう、と。
だが、あなたは未央には逆らえない。
なので、彼女を連れて向かったのは写真部の部室。
「キミはさ……女の子のエッチな姿、好きなの?」
未央は、開口一番にそう尋ねる。
男としての意地かプライドか。
未央という美少女を前に、自身の矮小な性癖を肯定する勇気の話だ。
あなたはーー逡巡する。
それはーー
後々から振り返れば、あなたの人生の分岐点。
「あっ……へー、そうなんだ……ち、違うよ!バカにする気も笑う気もなくて、ええと……そう!グラビアとか詳しいの?」
未央はあなたに説明をする。
自分は二ヶ月前、アイドル事務所にスカウトされた、と。
「友達に言われて、興味もあったんだ。だから色々な事務所のオーディションを受けて、落ちて、落ちて、落ちて……最後に346プロのオーディションを受けようと思ったんだ。多分無理だろうけど、記念受験にって……その会場に行く途中で、スカウトされたの!」
未央がスカウトされたのは、102プロダクションーー
あなたはそれを知っている。
通称、淫靡(いんび)プロだ。
男性の性的興奮をくすぐり、性欲処理にのみ使用できるようなイメージビデオや写真集を大量にリリースする事務所だ。乳輪や肛門の皺程度ならば曝け出すのが通過儀礼でもあり、深夜番組で水着のアイドルがえっちなゲームに参加している場合、大抵は102プロのアイドルだ。
勿論、それはアイドルでシコりまくっている自分だからわかること。
世間的には、普通の、中堅アイドル事務所だ。
「私、すっごく嬉しくて、二つ返事で了解したんだ。まだレッスンばかりの研修生だけど……それでも、毎日がとても充実してるの。普段の学校とか、部活とか、友達と遊ぶ方過去とか……それも楽しかったけど、なんていうか、今は見るもの全てがキラキラしてる!」
未央は、嬉しそう。
ならば、口を挟むべきではない。
「呼び出した理由? そうだったね、ごめん。えっとさ……実は、未央ちゃんずーずーしいお願いをしたいのです」
少し演技がかった未央の口調は、それが、図々しい問題であることを承知しているから。
あなたは緊張して、未央の二の句を待った。
「……私のこと、撮って欲しいんだ」
だからーー
未央の口から放たれた言葉は、想定外。
「事務所のPに『いい身体をしているのに色気が足りない』って言われてさ……彼氏とかいないし、アイドルになったら作れないし……悩んで友達の子に相談したら、その子の彼氏の友達にグラビアや水着撮影には一家言ある人がいるって……それが、キミなんだよ!キミを未央ちゃん専属のカメラマン兼アドバイザーに認定する!……ダメ?」
おどけたピエロが、最後の一言で覗かせた素顔。
それを無碍に扱うわけにも、いかなかった。
「……いいの!? 本当に!? 今から『やっぱりやめる』って言っても引き止めるよ!?……やったぁ!」
勢いよくガッツポーズをする未央の、全身からはエネルギーが満ち溢れている。
役得はあるな、とあなたは考える。
本田未央という美少女は、あなたの今後の人生において、印刷された画像データか、モニタ越しの映像データで拝むことしか出来ない存在。そんな彼女に公然と、グラビアの撮影のためだからと、恥ずかしい格好を取らせて、恥ずかしい衣装を着せて、そのスケベな姿をしっかりと網膜に焼き付けられるのだ。今後一生のオナネタには困らないだろう。
それが、本田未央の撮影役に任命された事情だ。
*****
セーラー服、ブレザー、スクール水着、メイド服、ナース服、アニメキャラ……etc
引退した写真部のOGに江上先輩という人がいて、彼女はコスプレを趣味にしていた。
その伝手で衣装は借りることは出来たのだが……江上先輩は、未央に比べると発育が悪い。
いや、江上先輩も十分、アイドルになれるくらいの美人だ。未央がおかしいのだ。トップアイドル十時愛梨に比類するスケベボディを15歳で兼ね備えている、未央がおかしいのだ。
だから、つまりーー
未央のコスプレはいつだって、窮屈なもの。
セーラー服を着れば胸ははち切れんばかりに、ぱつんぱつん。スクール水着はぎゅーっと、乳肉と尻肉を抑えつける。メイドもナースも、アダルトビデオのチープなコスプレのように、男性を欲情させるためフレーバーにするためだけの粗末なコスプレのようになりーー
つまりは、未央がAV女優のように見えるということ。
こんな極上の雌がAVに出演しようものなら、デビュー作が1万本は予約されることだろう。アダルトビデオは1000本リリースされれば上出来の世界ーー
文字通り、未央は他の女性とは「桁」が違う。
「……せんぱーい。未央ちゃんのお尻、好き放題したくないですか〜? めちゃくちゃに揉みしだいて……くんかくんか匂いを嗅いで……たーっぷり堪能してもい・い・よ♡」
セーラー服の時は、小悪魔的な口調で臀部を突き出して、スカートを摘む。大きく淫靡な巨尻を、みっちりと包む黒の見せパン。あなたはそれをファインダー越しに覗く。
「は〜い、お熱測りますよ〜♡よいしょ……んー、ちょっとお熱あるね。脈は……わっ、すっごい高い……興奮してるの?」
ナース未央は胸元を開けて、額と額をくっつけて体温を測定する。未央の整った顔が真正面にあり、恥ずかしくて視線を逸らすとざっくり開いた谷間だ。二段構えの罠に、あなたは心を揺さぶられる。
「ご主人様〜、えっちな未央ちゃんメイドに……えっちなお仕置きしてくだ……もーっ、恥ずかしいよこれ〜!」
メイド服ではたくし上げ。足首まで隠れるようなロングスカートを摘み上げて、見せパンを露わにしながら、卑猥なおねだりを吐く。下着を見せることには抵抗はないのだが、劣情を催させる誘惑は恥ずかしいのだろう。天然では出来るが、演技になると途端に仮面が剥がれる小悪魔。多分、アイドルには向いていない人種。
2人きりの写真部での撮影会。
あなたの指示で未央は谷間を晒し、尻を突き出す。腋を露出させてガニ股のポーズを取れと命令をしても、未央はあなたを疑わない。世界を救う善行を積んだ徳の高い人間が、死後、訪れる極楽浄土は、きっとこんな場所だ。
未央と2人の撮影会ー、
最後は、こう結ばれる、
「ねえねえ、興奮した?」
あなたは決まって、それを否定する。
ギンギンに勃起した陰茎がバレないように、座るか、腰を引く。
肯定すればーーこの時間が終わってしまう。
だから、あなたは否定をするのだ。
「え〜、未央ちゃんの身体に興奮しないの〜? 口ではそう言っても、本当はドキドキしてるんじゃない〜?」
完全に状況を見通した未央の言葉に、そへでもあなたは頑なに否定し続けた。
*****
「……どうしたの? 急にぼーっとしちゃって……お腹痛い?」
未央に尋ねられて、あなたは意識を集中させる。
場面は冒頭に戻り、未央が着替えたところ。
制服姿の未央はいつも通り。コスプレのために着替えたと彼女は主張するが、変わっている箇所は見受けられない。アクセサリーやヘアゴムの色が違っていたらどうしようかと考えているとーー
「ねえ……脱いでもいい?」
と、未央があなたに尋ねる。
ぷち、ぷちとブラウスのボタンを一つずつ外していく。普段、未央はキャミソールやタンクトップをつけず、直接ブラウスを羽織っている。体育の授業の後は透けブラが日常茶飯事であり、本人だけはそれに無頓着だが、周囲の男子生徒はこぞって夜のオカズにしているだろう。
話が逸れたが、つまり、未央はインナーを着ない性質の人間。
そしてーー
ブラウスを脱ぐということはーー
「んしょっ、んっ……じゃじゃ〜ん、実は中に水着を着ていましたー♡」
未央はブラウスをその場に脱ぎ捨てて、水着を露わにする。
黒のビキニだ。
ランジェリーのようにフリフリなレースがついているビキニ。スカートのホックを卸すと、舌もまたお揃いのビキニ。
上下、大胆で、布面積の少ないビキニ。
大きな乳房と臀部を支えるには心許ない面積だ。未央の柔乳はたぷんと、水着に押さえつけられて歪んでいる。
過去の衣装とは、一線を画す。
コスプレはキャラクターとしての価値を付与するものであるが、シンプルなビキニは素材の味を活かすためのもの。
そしてーー
未央は、最上級の素材だ。
ナースやメイドは非現実的存在として、モニタ越しにAVで眺めるだけだから耐性はあった。
だが、黒ビキニはーー
「……んっ?」
あなたの異変に、未央は目敏く気がついた。
海綿体に血液が集中して、肉棒は硬度を増していく。性癖の話でもあるのだ。少し前、346の塩見周子がグラビアで身につけた黒ビキニ。理由はわからないし、性癖に理由なんてないのだろうが、狂うほど抜いた。
黒ビキニがあなたの性癖ストライクゾーンのど真ん中でありーー
塩見周子は印刷された画像であったがーー
未央は、目の前。
理性は崩壊寸前で、それでもギリギリ繋ぎとめられる。
「あっ……ははーん♪」
あなたの思惑を見透かしたと思い、未央は得意げに声を漏らすのだが、違う。
彼女は大きな勘違いをしている。
この感情はただの興奮ではなく、欲情だ。
少しでも揺さぶられれば、決壊は間近。
「ねえ……もっと見てもいいんだよ?♡」
ドサッーー
未央は、あなたの太腿の上に座る。
あなたはパイプ椅子に座っている。
未央は大股を開き、あなたの正面に向かい合う。姿勢は対面座位。むにゅっ♡と乳房が胸板に触れて、柔らかな感触と共に歪む。
腿には大きな臀部が乗っかる。柔らかさよりも、未央の体温だ。ビキニという薄布を1枚隔てた先に秘部が隠れて、スリ、スリと擦り付けられている。
「ほらほら〜、未央ちゃんのおっぱい大きいよ〜♡ 柔らかくて、暖かいよ〜♡ ……ぱふ、ぱふってキミの顔に……あはっ♡すっごい鼻息荒くしてる……興奮してるんじゃんっ♡」
ギンギンに勃起した肉棒は、布地越しに未央の秘部で擦られる。目の前にいるのは極上の美少女の水着姿。あなたを誘惑しながら、最高の快楽に誘おうとしているのだがーー
手は出せない。
固く、目を瞑る。
体温とアロマだけでも射精できそうだがーー
「むーっ……生意気……♡えいっ♡」
ーーぽにゅ♡
「ほーらほら、未央ちゃんのおっぱいにお顔包まれて……気持ちいい? すっごい蕩けた顔……ほらほら〜♡興奮したでしょ? エッチなグラビアの免許皆伝でしょ?」
乳房に顔を挟まれて、あなたは息を吸い込む。
汗の甘酸っぱい匂いが肺に広がる。一種の媚薬のようなもの。
我慢ができない。
孕ませたいーー
この極上の雌を孕ませたいーー
未央とあなたの関係を繋ぎ止める唯一の接点がなくなるーー?
それならーー
いっそ、全て壊せばいい。
「未央ちゃんのこと、好きにしてもい・い・よ♡♡…………あははっ、なーんてねっ!どう?しっかりと色気が……わっ!?」
彼女の言葉が、最後の一押し。
欲情を堰き止めていた理性のダムには、未央の冗談めかした肯定が蟻の一穴。
あなたは、未央の身体を跳ね除けて、押し倒した。
未央の細い両手首を掴み、腕を上げさせる。汗ばんだ腋は、しかし手入れが整っている。熱を帯びた窪みに、『腋は性器』というスラングを思い出した。この腋に鼻を埋めて、大きく深呼吸をするだけで二回射精してもお釣りがくるほどだ。
「えっと……あはは、ビックリした……。ほら、普段は大人しいキミが、こんな風になるまで興奮したんでしょ? 未央ちゃんは合格♡ねっ、そうでしょ?」
ペロリと舌を出して、未央は戯けた態度。
ーー無理だっ。
もう、冗談では済まない。
「んっ、ちょ、ちょっと! なんか硬いのが……えっ……これもしかしてーーんっ♡あ、当たってるって♡だめっ♡ショーツの上から、挿入っちゃうからぁ!」
腰をヘコヘコと動かして、下着越しに未央の秘部に当てる。学生服のスラックス越しでは、結局自慰行為のようなものなのだが、未央との擬似セックスだ。子種は暖かくとろとろの未央の膣内には放たれないし、粘膜同士のベロチュー接触は果たされないが、それでも、脳はこの行為をセックスと捉えている。
早く、早く腰を振る。
未央との撮影会があるときは、その日に照準を合わせてオナ禁をする。未央の痴女めいた格好の、淫らなポーズが映った生写真でどっぷりシコるから、だ。
だから、すぐに限界がきた。
未央の乳房を揉みしだきながらーー
どぷっ♡どぴゅっ♡どく♡どくっ♡
ズボンの内のパンツを、精液がべっとりと汚す。
粘膜接触はなく、肉棒が感じた快楽は下着の綿とスラックスの内側だけ。直接未央に触れたこともない。なのにーー高揚は強く、まだ、射精したりない。
鼻息が触れ合う距離に未央の顔がある。
それはーー全ての男子生徒の憧れ。
「ねっ、だめ。だめだよ……唇は……アイドルなんだよ……だから……」
唇が交差する直前、未央はあなたに懇願する。
瞳はーー涙に濡れている。
そこでーー
あなたは、正気を取り戻した。
生物的な理論を語れば、射精による満足感を得た後の賢者タイムかもしれないがーー
未央が泣いているーー
泣かせたくはなかったのにーー
そこからの記憶は、あまりない。
未央に謝って、あなたは教室を飛び出していく。一目散に脇目も振らず、家までの帰路の10分を全力疾走で走り続ける。射精後の肉棒はパンツを汚し、あなたはそれを風呂場のシャワーで手洗いする。
べっとりとこびりついた精液は生暖かく、それを洗っていると惨めな気分になる。
あなたは、自分が上靴のまま帰ってきたことに気が付いた。
思考を整理して、事の重要さを理解し、未央が通報したら停学か退学は免れないなと怯えながら、彼女に謝罪したのは3時間後。
既読は付くが、未央からの返信はない。
悔やみ、反省したところで、覆水は盆に返らない。
未央との淡く甘い関係性が全て壊れてーー
あなたは、深く後悔をした。
あまりにも勝手な思考だがーー
せめて、未央の心の傷が浅ければいいと、独善的に願った。
そしてーー
2日、経過した。
*****
「へぇ〜、意外と綺麗にしてるんだねっ☆男の子の部屋ってもっと散らかっていると思っていたけど、私の部屋より綺麗かもっ」
2日後ーー
本田未央は、あなたの部屋にいる。
彼女がいる理由は、あなたにもわからない。
自己嫌悪に陥り、ベッドから起き上がる気力も湧かず、夏休みを一日中横たわりながら無為に過ごして、未央を傷つけない為に二学期前に転校をすべきかーー
なぞと考えていたとき。
未央が、やってきた。
「小学校のときはよく遊んでいたじゃん。あっ、まだゲーム持ってたんだ。ねえ、久々にやる? 未央ちゃんのヨッシーが火を噴くよ〜。ね、ほらほら〜」
おどけた態度で、未央は、2日前の出来事は何もなかったかのよう。
彼女がそれを水に流して、見ずにいてくれるならーー
「わっ! ちょ、ちょっと、頭を上げてよ! 土下座なんかしないでってば! 土下座されたところで何の意味も……そういう意味じゃないって! 」
地面に額を擦り付けて、あなたは未央へと謝罪をする。
どんな贖罪でもするし、今まで撮影した記録データは全て消去するし、未央が望むなら2度と学校に顔を出さないーーと。
本心から誠心誠意の謝罪をするがーー
未央は、怒っている。
「あー、もう!それ以上土下座したら、許さない!絶対に許さない!未央ちゃんはキミのことを嫌いになる!!」
あなたの状況を利用して、未央の理不尽な言葉は存在する。
あなたは顔を上げて、未央を見つめる。
彼女は頰を朱に染めて、あなたを見つめ返す。
「顔上げてよ……ねえ、私だって、悪かったと思っているんだよ?」
未央はどこも悪くない、とあなたは答える。
欲情が爆発して未央を襲ってしまった、自分に全責任がある、と。
「……私に興奮したの?」
未央に尋ねられてあなたは返答に迷うが、正直に答えた。
未央は頰を赤らめて、恥ずかしそうに手を口元にかざす。
「んーっ……ねえ、ここでオナニーしてくれる?」
「ーーーー!?」
「……ちょっと待って」
未央は機先を制して、あなたの反論を塞ぐ。
白のシャツとデニムのショートパンツは、通常はエロスとは程遠いものだが、相手は未央だ。トップグラビアアイドルの十時愛梨に近い体型の未央だ。この状況で自慰行為をするほど狂ってはいないが、雄としての本能に、未央の少し汗ばんだ身体が攻撃してくるのだから仕方がない。
「……よいしょっ!」
未央はシャツを捲り、裸体をさらけ出す。
黒のランジェリーは、普段の未央の明るい態度からは想像がつかないほどの妖艶。レースの装飾が施されているそれは、高級なものであると推測する。あなたには下着メーカーの知識はないが、それでも、俗に言う勝負下着に安物は選ばないだろう、と。あの本田未央がーークラス一の人気者のアイドルが、ランジェリーショップで異性を誘惑するために、大人びた下着を選び、少ない小遣い(実際のところは知らないが)から、1番良いものをチョイスするーー
それは、男の下卑た獣慾を満足させて、射精を促し精液で汚すための伏線なのにーー
一度タガが外れて緩めば、2度目は簡単なもの。あなたは咄嗟に未央を襲いそうになるが、彼女の涙を思い出して理性で堪えた。
「ねえ……未央ちゃんのおっぱい、好きにしてもいいんだよ?」
誘惑の言葉に、あなたは目を瞑り、ぶんぶんと首を横に振る。
それでも未央は、止まることはない。
あなたの目の前で、親指と人差し指で輪っかを作る。直径5センチほどのサイズ。日本人男性の平均としては持て余すが、あなたの肉棒にはジャストサイズだ。
「ほら……とっても柔らかくて、暖かくて……気持ちいいよ?たぷ、たぷってキミのお顔を両側から包み込んで……未央ちゃんの匂いをスーッ♡スーッ♡吸い込みながら、おチンチンをシーコ♡シーコ♡って、未央ちゃんの指二本で気持ちよくなっちゃうの……指の輪っかにおチンチンを挿入してぇ……絶対に孕めないのに腰をヘコヘコさせちゃってぇ……ねえ、いいでしょ?」
ーーはむっ♡
未央に耳たぶを咥えられて、あなたは暴発する。
あなたは、両手を未央の乳房に突き出した。
「きゃんっ♡……もー、えっち……♡ぐにぐにって未央ちゃんのおっぱい揉みしだいて……気持ちいいの? 未央ちゃんのおっぱい、柔らかくて重たいでしょ♪ ……ジロジロ見てたの、気が付いていたよ? キミのエッチで脂っこい視線……未央ちゃんのおっぱい孕ませたいよーって……♪ カメラを構えながら、そう思っていたんでしょ?」
未央の誘惑する淫語に、あなたは応じられない。乳房の柔らかさ。力を入れた分だけもにゅっ♡と指がめり込む、十指全てに快感が走る。床に座ったあなたを、未央は上から見下ろす。慈愛と母性が溢れた視線は熱を帯びて、あなたの頭を優しく撫でる。
羊水に包まれているような安堵感は、母の胎の中にいるようだ。ブラジャー越しに乳房を揉んでいると、それが上にズリ上げられて未央の乳首が露出される。
桜色の乳首は、既に固くなっている。
コリコリと指先で摘むと、未央は湿度の高い息を吐く。「んっ♡あっ♡」と、断続的な喘ぎ声を漏らす。女性との性行為の経験はなく、愛撫という経験も当然初めて。それなのに未央は、あなたの稚拙な前戯にも感じてくれる。
それは、雄としての本能を全肯定してくれる安堵感。
「ねっ……オナニーは?」
未央に言われて、あなたは彼女の目的を思い出す。
「ほら、シコ♡シコ♡って手を上下に動かして……うんっ♪じょーずに動かせてるね……♡手の動きがすっごい早くて……んっ♡ほら、未央ちゃんのおっぱい吸ってもいいよ? 母乳は出ないけど、大好きなママに甘える赤ちゃんみたいにーーあっ♡んっ♡……容赦ないね、キミ♡」
あなたは未央の乳首を口に含む。
コリコリの乳首を舌で弄りながら、左手は未央の尻を撫でる。デニム越しでは柔らかさは感じられないが、体温はわかる。未央の尻を痴漢のように撫でまわしながら、乳首を吸い、右手で肉棒をしごく。非現実的な状況に頭は沸騰しそうでーー
「あっ♡んんっ♡ちゅぱちゅぱって……んっ♡未央ちゃんママのおっぱい、気持ちいいでちゅか?……んふふっ、なーんてねっ♪かっこいいよ……チンチンしこしこ……とーってもカッコいいよ♡」
甘やかされながら、褒められる。
ストレスの全てを溶かすような未央の姿勢に、あなたは我慢ができない。
「もう出そうなの? 未央ちゃんママのおっぱい吸いながら、下着の隙間からお手手突っ込んで生尻揉みながらチンチンしこしこして……うん、イッていいよ♡」
その未央の了承が、トドメの一撃。
どびゅっ♡どぐっ♡どくっ♡どぷっ♡ひまゅるるるるる♡
噴水のように、鈴口から精液が飛び出る。
射精欲が最高潮に達した放精だ。大きく勢いのあるザーメンは、未央の太腿を汚す。真っ白なキャンパスを、自分の穢れで埋める感覚はえも言われぬ昂揚だ。
「うわっ……ドロドロですっごく濃い……んっ♡指先で摘んだらプルプルしてて……なんだろうこの匂い……据えていて、とっても臭くて……でも、ずっと嗅いでいたい……♡」
未央は指先であなたの精液を弄ぶ。
指と指を開くと、ツーっと精液が橋のように一本の糸を引く。にちゃ♡にちゃ♡と、あなたの子種を珍しそうに、未央は見ている。
「ねえ、満足した?」
未央に尋ねられて、あなたは縦に頷く。
それから、尋ね返す。
未央は何故、こんなことをしたのか、と。
「……私、さ。男の子のことを好きになったことがないんだよね。友達は一杯いるけど、でも、この人と付き合いたいなーってのはなくて……
キミに押し倒されたとき、怖かった。
でも、キミが逃げたとき、もっと怖かった。
キミがもう、私と会ってくれなくなるんじゃないかって……
エッチなことがしたいなら、手伝うよ。でも、未央ちゃんはアイドルだから本番はダメ!……それ以外のことなら、なんでもするけど♪
……ねえ、私と付き合ってくれないかな?」
あなたはーー
思考よりも先に身体が動いていた。
未央を強く抱きしめる。
彼女が求めた答えは、それだ。
「え?……………うんっ♪ うんっ!これからよろしくね!」
それが、あなたと未央のオナペット生活の始まりだ。
*****
「もー、我慢できなくなっちゃったの?」
未央は頰を膨らませながら、冗談めかした口調であなたを糾弾する。
夏休みが終わり、授業が再開されたある秋の日のこと。
あなたは勃起した肉棒を持て余し、昼休み、未央を男子トイレの個室に呼び出した。
「オチンチンこんなに大きくして……まだ授業は残ってるんだよ? んもーっ……本当にどうしようもない変態さんだなぁ……れろれろぉ♡ちゅぷっ♡ちゅっ♡ちゅっ♡」
唇を尖らせながら未央は愚痴を吐き、唇を尖らせながら、あなたの乳首に吸い付く。
立っているあなたを前に、未央は中腰姿勢。れろ♡べろ♡と舌肉を縦横無尽に這わせながら、あなたの肉棒をしゅっ♡しゅっ♡と上下に動かす。
「れろぉ♡はぷっ♡……んっ?もう出そう? ……早いよぉ、そーろーさん♡……ふふっ、こんなこと言われて感じちゃうんだぁ♡へーんたい♡クラスのアイドルの未央ちゃんを、男子トイレに連れ込んで、自分の性欲を満たすためだけに乳首舐め手コキさせて……他の男子に罪悪感とかないの? みーんな、未央ちゃんのエッチな身体を想像して、お家で寂しくシコシコしてるのに、キミは未央ちゃんを独り占めして、学校でムラムラ〜ってきたら未央ちゃんに解消してもらえるんだよ?」
当初は誘惑の為の淫語に抵抗を見せていた未央であったが、あなたとの付き合いを重ねて変化していった。催淫のための言葉はすらすらと簡単に紡がれて、あなたは未央のテクニックにただ悶えるばかり。
「ねえ、お口でしてあげよっか♡」
あーんと、未央はあなたの前で口を開ける。
口臭はレモンの香り。
ケアのためのガムと清涼剤は、あなたと舌を絡めたキスをするためのエチケット。未央も女の子だ。恥じらいはあるようだが、ガムを噛んでいるときはキスの催促であり、それが淫らであることには気が付いていない。
あなたは便座に腰掛け、未央はあなたの前へと、跪く。
未央は膝をタイルにつける。
男子トイレだ。清掃はされているが、それでも触れて気持ちいいものではない。大勢の男子生徒の靴跡が残り、便器から跳ねた尿の残滓も微粒子レベルで残っているだろう。
それなのに未央は、一切の躊躇を見せない。
あなたの性欲解消を前に、その汚さは些細なものでーー
一刻も早く、眼前の愛おしい肉棒を満足させてあげたいとーー
ビンビンに勃起した肉棒は、天を穿つ。
未央は上から、肉棒を口に咥えた。
じゅる……♡にゅる♡にちゅっ♡れろぉ♡れぷぷぷぷぷ……♡ちゅっ♡
未央の口はあなたの肉棒を暖かく包み込む。ぬめぇとした粘液と、ぷにぷにの口腔。舌はナメクジのように肉棒を上から下まで這い回り、頭を上下させる。
あなたの腿に両手を突きながらの口淫。男子生徒が誰しも一度は、これを夢に見る。あのみんなの憧れの本田未央を、自分のムラムラが溜まった時に雑に呼び出して、スパッと抜いてもらう行為ーー同じクラスの男子生徒は、半分くらいがその設定の未央を脳内でオナペットにしているだろう。もう半分は、未央が自分を溺愛してくれる純愛イチャラブ妄想でシコる。
その男子生徒の妄想の結晶のような光景が、眼前には広がっているのだ。
れろろろろ♡ちゅぷっ♡じゅぽっ♡ずぞぞぞぞ……♡ぷはっ♡
「まだ出ないの? うーん……未央ちゃんもお昼ご飯食べたいんだけどなぁ………? ……あっ♡ふふーんっ、そういうことね」
何かに合点がいったようで、未央はブラウスのボタンをプチ、プチと一つずつ外していく。
淡いスカイブルーのブラジャーと、大きな84センチおっぱいがぶるんっ♡と露出される。
「未央ちゃんのおっぱい、略して未央っぱいでズーリズリして欲しいんだね? ふふーん、隠さなくてもその目でわかるよ♪ケダモノみたいに私のおっぱいを凝視して……ほんと、男の子ってオッパイが好きだよね」
軽口を叩きながら、未央は両手で乳房を持ち上げる。
小玉メロンのようなサイズのそれは、ブラジャー越しでもむにゅっ♡と、極上の柔らかさを見せつける。顔を埋めてむしゃぶり付きたくなる衝動を抑えて、あなたは足を広げたまま王様のように、未央に全てを任せた。
「ほらほら〜♪ブラジャーつけたままのパイズリ挿入……横から締め付けられて、普通より気持ちいいでしょ♡ほーら、むぎゅーっ♡ぎゅっー♡オチンチンがおっぱいに潰されて、幸せそうだね〜♪」
未央は両肘で乳房を押して、あなたの肉棒を左右から圧迫していく。
着衣ブラパイズリに必要なのは胸のサイズだが、未央のそれは十時愛梨と肩を並べるレベルのものだ。サイズを測ったのも昔なので、実際はFやGあってもーー
未央は愛おしそうに、あなたの肉棒を挟み込み、乳房を上下させる。
「この下着、気に入ってたんだよ? 最近また大きくなったから、買い替えたばっかだし……どろどろの我慢汁でブラジャーも汚れちゃった……♡これから未央ちゃんのおっぱいは、キミのものだってずーっとマーキングされるんだね……暑い時にパタパタって胸元を開けたらぁ……キミのイカくさーい精液の匂いがムワァッて……ふふっ♡」
恍惚とした表情で未央は語る。
パイズリというものは視覚的興奮は強いが、肉体的には大したものではない。自由自在に10本の指を操る手コキや、擬似マンコとして吸い付けるフェラチオとは違い、柔らかな肉で周囲を洗うだけだ。泡を吹きかけるのと垢擦り並の違いがある。
それでも、未央っぱいは規格外。
エロ乳はしっかりとあなたの肉棒に吸い付いて、左右からは型崩れを心配するほどに強い力で万力される。あなたは括約筋に力を込めて、肛門をキュッと引き締める。桃源郷のようなこの快楽を、少しでも長く引き延ばそうと試みる。
それでも、やがて、決壊のときは訪れる。
「もっともっと……オチンチンギュギュッてーーわっ! んっ♡あっ♡んーっ♡」
どくっ♡ドピュ♡びゅるるるっ♡びゅくっ♡ドブッ♡びゅっ♡
ダムが決壊するように精液が放出されて、未央の胸を覆う。
鈴口は乳房の間に挟まれていたので、顔や髪にかかることはない。濃厚な白濁液はべっとりと重たく、どろどろの穢れが乳房の谷間を汚す。大多数の男子高校生が未央の身体を懸想しても、その精液はティッシュか、合成樹脂のオナホールに吐き捨てるのが関の山。それなのにあなたは、未央の乳房をティッシュ代わりに射精した。
肉棒を引き抜くとぬちゅーっ♡と、乳肉は陰茎との別れを惜しむように形を歪めて吸いつく。射精後に垂れる精液を、未央の乳房の、汚れていない場所で拭う。乳首の硬さを亀頭に感じる。あなたの肉棒で未央の柔らかな乳房はむにゅう♡と弾む。
「うわ〜……すっごい一杯……濃厚で……あっつくて……んっ♡イカ臭〜い♡こんなエッチな匂いぷんぷんで、午後の授業受けさせるの? 発情しちゃうよ……クラスメイトに嗅がれたら、未央ちゃんはキミ専用のオナペットだって知られちゃーーえーっ、これでまた興奮したの?」
再度、勃起した肉棒に未央はちゅっ♡と、口付けを交わす。
「お昼ご飯食べる時間なくなっちゃうよ? ん? そう、未央ちゃん特製の手作り弁当〜♪あははっ、ほとんど冷凍食品だけどね♪」
未央の誘惑は魅力的であり、精神はそちらに傾くのだが肉体は別だ。この身体は、眼前のすけべボディから与えられる快楽を際限なく求めていて、勃起が治まることはない。罪悪感を抱き未央を伺うが、彼女は嬉しそうに舌舐めずりをするだけだ。
「ふふっ……じゃあ、もー1回するね♡」
*****
「今日は家族みんな、旅行で出かけているんだ……えっ? うん、未央ちゃんは具合が悪いって言ってサボったの。二泊三日。今日の金曜日の夕方に出かけて月曜日の早朝に帰ってくるんだ♪」
と、告げられたのは未央の部屋で、だ。
時刻は夜の22時。
土日の連休を前に、未央に自宅へと誘われた。
名目は勉強会。あなたは成績が良い方であり、反対に未央は学問においては不真面目。要領が良いので一夜漬けの試験勉強でも平均的な結果を残せるのだが、アイドルと学業の二足のわらじだ。平均以上の成績を残す必要があるーー
対外的な建前としては、それで十分だ。
風呂上がりの未央は、バスタオルを頭に被っている。濡れた髪と、火照った肌。バスタオル一枚の半裸であなたの前に出てくることはない。あなたは残念に思う。
「んーっ? ……未央ちゃんに、見惚れてた?」
だがーー
未央はしっかりと、服を着ている。
英字プリントの白シャツの上にはピンク色の薄手のパーカーを羽織り、股下の短いデニムのホットパンツ。湯冷めのしない服装は、あなたを前にして働いた常識だ。人がいるからこそ、しっかりと風呂上がりでも服を着るのだがーー
それが、逆効果。
タオルでどれだけ水滴を拭ったところで、湿った身体に服の布地が吸いつく。ホカホカで、湯気も立ちそうな未央の身体にシャツはぴっちりと張り付き、その豊満なバストを窮屈そうに締め付ける。ホットパンツの下の境目では彼女のムチムチの太腿の肉が乗り、濡れた髪をあなたに晒している。
「この格好の方が興奮するの? バスタオル一枚より? うーむ……男の子の興奮は難しいですなぁ〜……♡うん、いいよ♡」
未央に誘われて、あなたはベッドに腰掛ける。
隣に座る彼女の小ささを、改めて思い知る。あなたの手にすっぽりと手首が収まる。花弁を支える茎のように細い。硝子細工の繊細さだ。少しでも力を込めれば折れてしまいそうで、あなたは細心の注意を払いながら、未央の両手を掴む。
彼女はゆうくりと瞳を瞑り、あなたを受け入れる。
ーー唇を重ねた。
ぷにっ♡と柔らかい感触が広がる。
弾力がある瑞々しい唇は風呂上がりで、保湿も十分。未央はあなたの唇を離さないように顎をくいと突き出し、離れるときは惜しむように唇が吸い付いてくる。
ちゅっ♡ちゅっ♡ちゅぷっ……♡はむっ♡ちゅくっ♡
唇同士を交差させるキスは、児戯のようなもの。
それは、未央が大好きなものだ。
未央へと好意を向けるクラスメイトは男女問わず多いが、責任感の強い彼女は彼らに甘えることができない。むしろ、甘やかす側だ。時にはこうして、誰もいない2人きりで、あま〜い恋人のようないちゃラブちゅっちゅっをして、二匹の雄と雌は一つのつがいであるのだと再確認したいーーというのが未央の弁だ。
五分ほども、キスを続けていただろうか。
あなたの肉棒は、既にフル勃起。
「うわ〜……もうカッチカチ♪ 興奮した? 未央ちゃんとちゅっちゅってするバードキスで、おチンチン硬くなっちゃったの?」
軽快なテンポで言葉を紡ぎながら、未央はあなたのスウェット越しの肉棒を擦る。
「……ねっ、どうしたい?」
未央は尋ねて、あなたは答える。
えっちしたい、と。
未央の膣内に避妊具も使わずに、肉棒をムリムリィと押し込んで、彼女の誰も触れたことのない神聖な肉壁をこじ開けたい、と。
後ろから覆い被さって、大きな乳房はマットレスに形を歪めて、子宮口をトン、トンと小突きながら、発情して柔らかくなった雌の肉を堪能したいーーと。
あなたは、本心を包み隠さずに答える。
未央は嘘をつかれることを嫌う。だが、あなたの本音は性欲を抑えきれない強姦魔と同じだ。
その後の未央の返答はいつも同じ。
アイドルとして処女性と処女膜を求められる未央は決まってーー
「……うんっ、いいよ」
ーー放たれたのはあなたの想定外の言葉。
いつもは「それはダメ……」と弱々しく、押し切ればヤれるのではないかと思わせる声色なのだがーー
あなたは、未央に尋ねる。
「何か、嫌なことがあったのか」と。
それから「自分で助けになることがあるなら手伝う」とも。
想像できるのは、102(淫靡)プロだ。
元々エロいグラビアやIVがメインの事務所だ。研修生の期間を終えた後は手加減も無くなり、未央も、マイクロビキニのグラビア撮影を要求されたか、あるいは白スクに水鉄砲を向けられるビデオでも求められたのか。いやーー枕営業ということもあり得る。テレビ局のお偉いさんか、大手広告代理店の会長か、それとも事務所の社長が直々にーーかもしれない。未央は逃げることができず、醜く汚い男に処女を散らされるくらいなら知った顔にとーー
乾いた破裂音のようなそれはーー
未央の、笑い声だ。
「あははっ♪そんな重たい話じゃないよ」
本心からの笑顔を晒す未央は、誤魔化しや嘘とは無縁であり、あなたはホッと胸を撫で下ろす。
それから、あなたは未央に尋ねた。
「えーと……どうしても、言わなきゃダメ?」
小悪魔のように小首を傾げて、小声で未央が尋ねる。
あなたは、未央の瞳をまっすぐに見つめる。
「……その、未央ちゃんもえっちしたいなー……って」
あなたは、未央の言葉が理解できない。
なので、詳しく説明するように求めた。
「……あー、もうっ! 未央ちゃんだって年頃の女の子なんだよっ!? その……キミばかり気持ち良くなってずるいよ!」
唐突に顕現した未央の怒りは激しく、あなたは狼狽する。
ふとーー
あなたは、未央に押し倒された。
天井の照明が視界に入り、それを遮るように未央の顔が広がる。大きな瞳も、艶やかな唇も、全てが美少女の証左。未央の身体が熱く火照って湿っているのは、きっと、風呂上がりだけが原因ではない。
「ガチガチに勃起して……未央ちゃんみたいな美少女に押し倒されて……それでも何もしないの? ……この、ヘタレ♡」
糾弾されながら挑発も喰らい、あなたの理性を繋ぎ止める鎖は、既に千切れる寸前。
あなたは、未央に最後、確認をする。
「ーー本当に後悔をしないか」と。
「…………うんっ♡」
その言葉が、発車を誘う号砲。
あなたは、未央の背に左腕を回す。
彼女の柔らかく細っこい身体を、胸板に 引き寄せる。むにゅっ♡と歪む乳房は風呂上がりでノーブラか。ビンビンに隆起した乳首は、薄い布地を隔ててもその硬さがわかる。
ほんの一ミリの距離も許せずに、あなたは未央を強く抱きしめる。右手は彼女の後頭部に回して、力強く唇を吸う。ナメクジ同士の交尾のように舌が這いずり回り、未央の唇のまわりを唾液で汚していく。
んちゅ♡ぢゅっ♡れろぉ♡むちゅ♡じゅぷぷぷっ♡ちゅっ♡
未央の身体の柔らかさと暖かさをたっぷり堪能しながら、あなたは肉棒を未央の秘部に擦り付ける。ズボン越しでも、彼女の柔肉の感覚はわかり、パンツの中はカウパーでベトベトになるが、それでも興奮が冷めることはなく、あなたはヘコヘコと、初めて快楽を知った少年のように腰を前後させた。
にゅるにゅるの下着の中に、未央が手を突っ込んだ。
「うわぁ……にゅるにゅるで……これが未央ちゃんのお腹の中の卵子をレイプしちゃうんだ……未央ちゃんをママにしちゃうエッチなお汁……ねえ、孕ませたいの?」
あなたを挑発しながら、未央は下着の中で手を自在に操る。直接的な刺激は強く、あなたは腰を後ろに引くが、未央は強く握った竿を離さない。
責められるだけでは、膠着状態から抜け出すことはできない。
あなたは未央の下着の中に、手を突っ込み返した。
直後ーー
にゅるっ♡と、粘液の感触が指先に広がる。
「んっ……♡お風呂上がりだから、湿ってるだけだよ?」
と未央は言うが、既に愛液でびしょびしょにまんこは濡れている。あるいは浴槽で自慰行為に励んだのかもしれない。処女の身でありながら、あなたの肉棒による破瓜をーー開通式を望んだ身体は既に準備万端。
あなたはにゅぷっ♡と未央の膣内に指を突っ込んだ。
「あひゃっ♡あっ、んっ、そこはだめぇ♡」
ぬぷっ♡くちゅっ♡にゅぷっ♡ぬたぁ♡にゅちゅっ♡
いやらしい水音と共に、指先には暖かさが広がる。温泉に浸かっているような暖かさは、未央が先ほどまで入浴していたからだけではない。にゅるにゅるのそこはあなたの指を抵抗なく受け入れて、ただ上下するだけの稚拙な手マンにも、未央は頰を赤らめて呼吸を弾ませる。
未央は不安そうに、あなたの腕にしがみつく。
彼女の頭を優しく撫でると、未央は、ゆっくりと微笑んだ。
あなたはズボンと下着を降ろして、肉棒を外気に触れさせる。
天を穿つ角度で肉棒は隆起して、未央の臍に触れる。肉棒が内部に届く位置を想像したのか、未央は恥ずかしそうにあなたの肉棒を撫でながら、キスを催促する。
「ちゅっ♡ちゅぷっ♡……んっ、やさしくしてね」
仰向けで寝転がった未央の腰に、枕を挟ませる。友達とのエロトークで聞いた話題だが、腰が浮くことで途端に挿入が簡単になる。あなたは未央の秘部へと、亀頭の先端を押し付ける。くちゅっ♡と淫らに濡れた音が響いて、たった一ミリの粘膜接触にも関わらず、すでに射精寸前だ。
「うんっ、そう……♡そのまま腰を前に突き出してぇ……腰をヘコヘコーって振ってぇ、にゅっくにゅっくオチンチンを前後させれば、童貞卒業だよっ♪……うん、処女も♪」
未央の挑発に、あなたの理性は蕩けて消えた。
腰を前に突き出す。
入口のきつい未央の秘部を、肉棒で搔き分けるように進む。未央は苦しそうに表情を歪めている。初体験による破瓜だ。それが痛いことは知っている。あなたは未央の耳元で囁く。未央は少し躊躇しながらも、あなたの言葉に頷き、両腕をあなたの背中に回して爪を立てた。
途端に広がる鈍痛に顔をしかめそうになるが、これは未央の痛みの億分の一にも満たないのだ。彼女を安心させるために、あなたは笑顔を絶やさない。
未央のシミひとつない背中を、マシュマロのように柔らかい乳房を、パン生地のように指がめり込む臀部を、隆起した陰核を、紅潮した頰を、熱くなった耳を、涎に濡れた唇をーー全身をフェザータッチで弄りながら、少しずつ腰を前に突き出していく。
未央がグッと唇を噛んだので、そこで、処女膜が破れたのだとわかった。
一度、唇と唇が触れ合う短いキスをする。
亀の歩みのような速度で、肉棒は未央の膣内を進んでいき、腰を一番奥まで突き入れたところでコツンっ♡と、子宮口に触れた。
その態勢のまま、あなたは一時停止だ。
「んっ……あっ、はぁ……だ、大丈夫だよ? 私のことは気にしなくていいから、んっ、腰を振って、大丈夫だよ♪」
相変わらず、未央は嘘が下手だ。
彼女の頭を撫でて、頰に触れる。
優しい口付けを繰り返しながら、恋人のようなスローペースでの性行為。未央の蕩ける視線は心底、あなたを愛するようなもの。ふと、眼前の美少女が自分の女になったのではないかと思い、それが事実であると気がつく。
あなたは腰をゆっくりと引いて、動き出す。
「あっ♡んっ♡んっ♡もっと……うんっ♡ちょっと、気持ち良い……♡」
未央の身体には鳥肌が立ち、肌は暖かく火照っている。秘部は濡れて潤滑性を増している。肉棒は痺れるような快感を得て、今にも射精してしまいそうだが、男性の肉体の射精回数には限度がある。
目の前にあるこの極上の雌の肉を、一分一秒でも長く味わいたい。腰を抽送させていくと、未央は断続的な喘ぎ声を漏らしていく。未通女でも、男性を誘惑する豊満な乳房と臀部だ。異性を興奮させて獣慾を滾らさせて、肉棒を求めて精液を子宮に受け止めて、繁殖を求める肉体だ。男好きと形容するのは未央に失礼だが、それでも、彼女の身体は通常の肉体よりもずっと肉棒への許容度が高いのだろう。
んっ♡あっ♡そこっ♡そこすきっ♡あんっ♡にゃっ♡
未央は、ついには快楽を喘ぎ声に出し始めた。
へこへこと腰を前後させて、浅いストロークで未央の膣肉を擦る。あなたは未央の両腕を上げさせる。汗ばんだ腋は、丁寧に処理されていて綺麗。興奮を耐えきれず、あなたはそこに鼻を突っ込んだ。
「だめっ!そこは……あんっ♡あっ♡んっ♡はぁ♡い、いくかもっ♡」
自然な汗の匂いは濃厚な雌のフェロモンを漂わせていて、深呼吸するたびにぎゅんぎゅんと、陰嚢に精液が溜まっていく錯覚を得る。舌をナメクジのように腋に這わせながら、あなたはピストン運動に注力する。
左手は未央の乳房を揉む。柔らかな乳房は仰向けになると重力に従う。アダルトビデオの中の女優が、シリコンパックを胸部に埋め込んで出来た巨乳ではない。一切の不純物が存在しない天然物の巨乳はミルクのような甘い匂いを漂わせて、あなたの腰の一突きの度にぷるんっ♡ぷるんっ♡と揺れていく。
右手が弄るのは、未央のクリトリス。硬く隆起したそれを、強めに弄ると未央はビクビクと背中を震わせる。女性にとってメインの性感帯であり、あるいは彼女も自慰行為の経験は多いのか。少し乱暴にするくらいの手付きでも痛みを訴えることはなく、貪欲に快楽を貪るばかり。
左手で乳房を揉みしだきながら、右手で陰核を摘み、腋を舐めて、体重を預ける性行為。母に甘える幼子のような姿にーー
未央は、あなたの頭をそうっと撫でた。
それはーー全てを受け入れてくれる母性。
びゅくーっ♡びゅるっ♡びゅーっ♡びゅっ♡びゅっ♡どびゅっ♡
意識が抜けた瞬間に、身体が射精していた。
なんの前触れもなくびゅくびゅくと肉棒が脈動して、未央の膣内を白濁液が染めていく。どうにかこらえようと肛門に力を入れるのだが、一度決壊したダムは戻らず、せめて快楽を貪ろうと、彼女の膣内の最奥ーー子宮口に亀頭の先端をキスさせて、グリグリと腰を前に突き出しながら、膣内射精した。
ーーコンドームをしていない。
気が付いたのはその瞬間だ。
にゅぽんっ♡と、肉棒を引き抜いた。
「はぁ……はぁ……♡ すっごい一杯出たね……ドロドロで……指でつまむとプルプルするくらい……あっ、血」
破瓜の衝撃で出血したそれが、精液と混ざる。未央の処女を卒業させた男が自分であることの優越感。例えこの先未央と別れて、未央が別の男と交際し結婚をしたところで、彼女の初めての男が自分であることは変えられない。未来の未央の旦那は、この最高の美女の処女を散らした男が自分ではないというコンプレックスと生涯戦わなくてはいけないのだ。
そんな暗く歪んだ優越感に、再度、勃起した。
「えっ、避妊? ……今日は安全日だよっ♪なに?未央ちゃんがそんなことも考えないと思った? ……それとも、未央ちゃんのこと、孕ませたかった?」
慈しむように、未央はあなたの肉棒を撫でる。
精液と愛液と血液で汚れた肉棒を、薄皮の上から未央は舌を這わせる。愛おしい宝物の汚れを拭うように、顔を上下させて、口の中には子胤の残滓で一杯。
「飲んで欲しいの?」
尋ねられて、あなたは即答した。
「んっ、んくっ……ぷはぁ♡ すっごい青臭くて……うわっ、鼻で息をするとキミの栗の花の匂いがする……ごめんね精子くん……ちゅっ♡ キミたちも、私の膣内で卵子ちゃんを探して泳ぎたかったよね?」
誘惑の淫語は興奮とは少し外れたもの。そもそも排卵日でないのならば、膣内の精子も卵子を見つけられずに死ぬばかりだとーー
そう考えると少し興奮する。
「ねっ……もっと♡」
未央の小さな囁きが、最大の破壊力。
あなたは再度、未央に襲いかかった。
*****