※この作品はR-18です。

アリアンロッド2E・リプレイ・トライリーフ   作:ちありす

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■Opening03■捉えられし竜

GM:さて。それから時は流れ、ついに神聖帝国軍はオリンポス王国の国境まで辿り着いた。

 

ちありす:ヒエ。

 

ラグナ:きたなイケメンども!!

 

GM:草。

 

ちありす:草。

 

GM:オリンポス王国の防衛線の最前線。ラグナ、今キミもそこにいる。

 

ラグナ:あ、この頃はスキルは攻撃寄りなので、キャラシとはいろいろ違うかも。空にいるのかな。パパの隣かな。

 

GM:きっとCL5とか辺りの状態。

 

ラグナ:おけ。以外と低かったww

 

GM:騎士なら十分!

 

ラグナ:はぁい!

 

ラグナ:勝てるわけねぇだろぉぉぉぉぉ!!!!

 

GM:wwwwwwwwwwww

 

GM:ナイアーの隣に立つキミの周囲、共に立つは同じ王国に仕えし騎士たち。眼前に在るはシャムロックの広がる青々とした平原と、悠然として構える神聖帝国軍の部隊。

 

ラグナ:はいイケメン。

 

ちありす:草。

 

GM:並び立つ錬金馬らが陽光を照り返しており、その上空には翼持つ天翼族らの姿が見える。対峙する両陣営。

 

ラグナ:来たな。この世界の元凶が。

 

GM:草。

 

モモンガ団:wwww

 

GM:そして、ついに神聖帝国軍が動いた!

 

ラグナ:バイク乗ったゼダン様が。

 

GM:錬金馬部隊と天空兵団が、一斉にキミたちの元へと掛かる!

 

モモンガ団/砦の監視塔の兵士:カンカンカンカン!と敵襲を告げる鐘を鳴らします。

 

ラグナ:おぉ。

 

GM:上がる鬨の声。ラグナ、キミの常人より鋭い眼は捉えた。前方、錬金馬部隊の中央。銀の剣を掲げる若き男の姿を。

 

ラグナ:「……あれが」来たなイケメン!

 

ちありす:当時18歳。

 

ラグナ:ひょえ。お肌ピッチピチ。

 

モモンガ団:わかぁい。

 

ラグナ:「……ゼダン」

 

GM:キミたちの元へ最も早く襲撃を与えるは、上空より襲い来る天空兵団! 高き羽音と共に、数百人の天翼族らがキミたちの部隊へ、矢や魔術による攻撃を開始する!

 

モモンガ団/城壁の上の兵士:「上から敵が! て、天空兵dギャアアアアアアッ!!」

 

GM/モブ騎士:「迎え撃て! 遠隔部隊! 矢を!」

 

ラグナ:華麗に避けて反撃していくよ。チラッとパパを見てから空へ行く。

 

GM/ナイアー:ナイアーはこくり頷き、迫り来る錬金馬部隊へと体を向ける。

 

GM:空へ舞い上がったキミは天翼族らと対峙する。

 

ラグナ:問答無用にキャリバーで攻撃していく。もちろん狙いは頭だ。翼を狙ってもいい。

 

GM/天翼族A:「ふん! 空で我らに勝てると思ったか……ぐあっ!!」チュドン!

 

ラグナ:「……たかが鳥風情が」ぼそっと誰にも聞こえない声で落としていく。だってドラゴンだもん。

 

GM/天翼族B:「兄弟! クソッ、貴様ァっ!!」怒りの込められた槍の突きがキミへと迫り来る!

 

ラグナ:槍の動きに合わせて動いて、敵の頭部を至近距離で撃ち抜く。

 

GM/天翼族B:「ぐ、ア……ッ!!」

 

GM:次々に、天翼族らはキミの銃弾によって地へと落ちて行く。

 

ラグナ:とどめはまかせた~(地上部隊)

 

GM/天翼族C:「なんだ、お前……その姿……、まるで……竜……!?」

 

ラグナ:「はい隙あり」ちゅどーん。

 

GM/天翼族C:「グアァァッ!!!」

 

ラグナ:「……こういう時は役立つよなぁ、この身体は」

 

GM/天翼族D:「囲め! あのバケモノを叩くぞ!」複数の天翼族らがキミを包囲しようと動く!

 

ラグナ:ひょえ。

 

ラグナ:「バケモノって酷いなぁ」ファニングかワイドアタックの感じで蹴散らすよー。

 

ちありす:つよい。かっこいい。

 

ラグナ:「まぁその通りなんだけど、ね!!」

 

GM:チュドドドドド!!

 

GM/天翼族E:「ぐっあ! くっそ、なんだこのバケモノ、強ぇぞ……!!」

 

ラグナ:「てか数多いなぁ、面倒だなぁ」擦り傷とかはあるが、それは勝手に治ってるよー。上を取りつつ優位な位置どりで攻撃していく。

 

モモンガ団/弓兵A:「よし、俺たちもあいつを援護するぞ!!」空中で活躍するラグナを見上げて、援護射撃を行う!

 

モモンガ団/弓兵B:「いける、これなら勝てるぞ……!!」

 

ラグナ:フラグやめぇww

 

モモンガ団:wwwwwwww

 

ラグナ:元凶がきちゃうでしょ!!

 

GM:そう弓兵Bが呟いた瞬間。彼は投げ飛ばされた死体にぶちあたり、その体制を崩す。

 

ラグナ:きたぁ。

 

GM:次の瞬間。弓兵らを襲っていたのは、鋼の如き拳。

 

ラグナ:ぎゃあぁぁぁぁあ!!!!!!

 

モモンガ団/弓兵B:「な、なにが……うわああああっ!!!」

 

GM/弓兵A:「ギャアア、ぁ……!!?」

 

ラグナ:「(ん? 下が騒がしいな)」

 

GM:襲撃者はその勢いのまま上空へと飛翔し……ラグナ、キミの眼前へと姿を現す!

 

ラグナ:こないでよぉぉぉぉぉ!!!!!!

 

GM/“天の眼”アロイス:「……へぇ?」

 

モモンガ団:(←貼られた画像見て)はい顔が良い。

 

ラグナ:あ、イケメン。こんな可愛い顔してぇ!!

 

GM/“天の眼”アロイス:「随分とうちの連中を落としてくれたみたいじゃないか。バケモノ……なるほど、確かに。まるで竜だね」

 

GM/“天の眼”アロイス:品定めをするように。返り血塗れの姿で、戦場の中であるというのに、薄く笑いながらキミを上から下まで眺めている。

 

ラグナ:「(なんだこいつ、やばい、こいつはやばい)」本能で察する。

 

ラグナ:「なに? じろじろ見て」

 

GM:次の瞬間、男は動いていた。キミに接近し、その体を地へと蹴り落とす。

 

ラグナ:はい回避不可ですね?

 

GM:不可ですね。きっと危険感知の判定に失敗したな。

 

ラグナ:「ぐっ!?」咄嗟に頭はカバーして上手いこと受け身はとりた、い。

 

GM:地にしたたか背を打ち付けたキミの真横。カッ、と蹄の音。

 

ラグナ:ひょえ。

 

GM:キミを見下ろすは銀の剣を手に持った神聖皇帝、その人。

 

ラグナ:あはぁん。

 

モモンガ団:!!!!!!

 

GM/“神聖皇帝”ゼダン:「……!」キミの様相を見て驚いたような顔をした。

 

ラグナ:ちょ、ピンポイントにどこ落とすんじゃい!?

 

GM:そりゃぁ狙って落としたよ。

 

ラグナ:ごらぁアロイスぅぅぅぅ!!

 

GM:草。

 

ラグナ:ラグナはゼダンに気づきますか?

 

GM:気づいていいよ!

 

ラグナ:「ちっ、」すぐさま動く、動きたい。

 

GM:キミの落とされた大地は混戦中の場。至近距離を錬金馬と騎士と兵士らが動き回る。動かないと踏み潰されるし、流れ弾を受けるだろうね。

 

ラグナ:まるで王蟲の群れの中。

 

モモンガ団:ドドドドドド。

 

ラグナ:すぐさま動くぅぅぅぅ!!

 

GM:ゼダンも一瞬キミを気にかけたが、向かい来る騎士らを次々に斬り捨て続けるのに忙しい。

 

ラグナ:目と目があったな?

 

GM:あったね。

 

ラグナ:踏まれたり流れ弾受けないよう必死に動いて空飛ぶか。

 

モモンガ団/オリンポス騎士A:「皇帝ゼダン……覚悟っ!! ぐわあああっ!!」斬り捨てられた。

 

ラグナ:「くっそ、せっかくの好機がっ」近くにゼダンいたのにぃ。

 

GM:ふむ。ではキミが空へ上がった瞬間だ。キミの背へ、背後から声。

 

ラグナ:ひぃ。

 

GM/“神聖皇帝”ゼダン:「貴様、ファーヴニルの血肉を食らった者か」

 

GM/“神聖皇帝”ゼダン:オリンポス王国の騎士らを容易に斬り捨て、血塗れになりながらキミへと問う。

 

ラグナ:さすがにこれには反応するわ。

 

ラグナ:「……っ、だったらなんだ」正面向き合うか。ラグナも血塗れやなぁ、傷はないけど。

 

GM/“神聖皇帝”ゼダン:「……ほう」薄く笑った。

 

ラグナ:ひょえ。

 

GM:その瞳はキミを捉え、その錬金馬はキミの方へと向かい来る。その手に、銀に輝く長剣を携えながら。

 

ラグナ:ひぃ。

 

GM:逃げねば死ぬだろう。

 

ラグナ:じゃあキャリバーうつよぉ。

 

GM:撃つって? ではそれを軽々と避ける。

 

ラグナ:撃ちながら距離とるわ。

 

GM:弾は一つとして当たらない。騎士を斬り殺し、赤い道を作りながらその男はキミへと迫る。

 

GM/“神聖皇帝”ゼダン:「答えよ。その竜の血肉を、どこで手に入れた」

 

ラグナ:「ちっ、なんだ、あんたも俺の血肉を欲しいって? あんな話を信じてるのか?」内心かなり焦ってるよ。

 

GM/“神聖皇帝”ゼダン:「あれは作り話であると言い張るか? 現に今、傷を受けても即座に回復している様を見せていながら?」

 

ラグナ:「はっ、効果があるのは食べた俺にだけさ。場所は忘れたさ」

 

GM/“神聖皇帝”ゼダン:「ほう。では思い出してもらおうか」

 

GM:キミの頭上、ひときわ太い羽ばたきの音が迫り来る。

 

ラグナ:ひえぇ。くるなよぉ。

 

GM:先程キミを蹴り飛ばした男のものであろう。

 

ラグナ:「(これは、やばいな)」逃げたいなぁ。

 

GM:さて、キミが思考したとき。

 

GM:「撤退だ!」と、キミの陣営側から声が上がった。

 

ラグナ:「っ!?」

 

GM/ナイアー:「ラグナ、下がるぞ!」と、後方から父の声が聞こえてくる。

 

ラグナ:「ちっ!!」下がる。

 

GM:数十人の王国騎士は、帝国の侵攻の歯止め役となるべく残り。キミとその両親を含めた、生存した騎士たちは帝国軍へ背を向け、撤退する。はっきりとした敗北だ。

 

ラグナ:てか逃げれるのラグナww

 

GM:歯止め役の連中のおかげで逃げれた。

 

ラグナ:よかった。

 

GM:だが。キミはどこまで逃げても、まるで神聖皇帝の冷たい瞳にずっと見つめられているような気がしたことだろう。

 

ラグナ:ひょえ。じゃあ捨て台詞で、

 

ラグナ:「場所はとうの昔に崩れて、今はもう海の中だろうさ」

 

ラグナ:とだけ言っとこう(適当に考えた)

 

GM/“神聖皇帝”ゼダン:最後にキミが見た神聖皇帝の表情は、つ、と目を細め、薄く、冷たく笑みを浮かべたものであった。

 

ラグナ:ひょえ。

 

GM:その言葉を信用などしていない。

 

ラグナ:うん適当だもんww

 

GM:明確にキミをターゲットとした、鋭い瞳だ。

 

ラグナ:わぁお。ゼダン様熱烈。お若いね。

 

ちありす:草。

 

モモンガ団:wwwwwwwww

 

GM:お若いよ。18歳だもんね。

 

ラグナ:アロイス様め、いい蹴りやで。

 

 

 

 

GM:さて、ではマスターシーンだ。

 

ラグナ:あい。

 

GM:死体の転がる平原の中。王国騎士らが去ったその方向を、返り血に染まったゼダンが静かに見つめ続けている。

 

GM/“神聖皇帝”ゼダン:「『かの英雄は、幾たび死に瀕しようとも蘇った。なぜなら“すべて持つ竜の王”の血を口にしていたからだ』……」小さく、伝承に詠われる一節を呟く。

 

GM/“天の眼”アロイス:その隣に立つアロイスは、「よもや、真にファーヴニルの血を得た者と出会うとは。世というものは広いものですね」

 

ラグナ:真に???

 

GM/“天の眼”アロイス:と、捕食者のように目をギラギラさせながらゼダンに言う。

 

ラグナ:うひぃ。

 

モモンガ団:ひい。

 

ラグナ:落ち着けよぉ。文面と顔面があってないよぉ。

 

ちありす:最高。

 

GM/“神聖皇帝”ゼダン:「あれも、いずれ余の物となる」

 

モモンガ団:(←貼られた画像見て)うわ、顔が良い。

 

ラグナ:ひぃぃ。なにラグナペットにしたいの? それともバリムシャァしたいの?

 

GM/“神聖皇帝”ゼダン:「永遠の統治者として君臨する、余の物に」

 

モモンガ団:なるほどね……。

 

ラグナ:え? え?

 

 

 

(脚注参考) *1

(脚注ネタバレ) *2

 

*1:
ゼダンの呟いた伝承:『伝承にみる動物の王』の一節。LG.P47参照。

*2:
(ネタバレ)撤退する王国軍を、ゼダンは深追いせずにそのまま逃がした。戦力差は明らかであり、ここで追撃を加えずとも自軍が勝利するのを確信していたことと、王国軍の戦意を失わせることを第一の狙いとしていたことがその理由である。彼の目的は虐殺でも略奪でもなく、あくまで統一なのである。

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