オリンポス王国の周辺を囲むは、どこまでも広がる青々とした平原。
それは彼らにとって、大切な出会いの場所であった。
GM:OPシーン2。シーンPCラグナ。他登場不可!
ラグナ:あーい。
GM:キミは今、王国騎士としてアテナの両親と共に王国周辺の平原の見回りを行っている。まだ戦争の気配など欠片もないので、一緒にいるのは両親のふたりだけだ。
ラグナ:わーい。
アテナ:すでにしんどいんだが。
ラグナ:それな。
GM/ミネヴァ:「ここに来るたびに思い出すわ。ラグナ、貴方と出会った日のこと」と、三葉の広がる平原を眺めながら母が微笑む。
ラグナ:ま!?
アテナ:なんだって……。
GM:ラグナ。キミはこの平原で二人に拾われた。平原にはシャムロック……言わば、三つ葉の草類がどこまでも広がっている。
ラグナ:みにまむラグナ。
アテナ:みにまむかわいい。
GM:かわいい。
ラグナ:想像してやばい。
GM/ナイアー:「その竜のような姿を見て、最初はたいへん驚いたものだったが。王も民も、もちろんアテナも……みんな受け入れてくれて、本当に良かった」
ラグナ:(´;ω;`)ウッ…。
GM:むしろ幸運の使いというか神の化身というか、そんな感じで喜んで受け入れられてそうだよね。
アテナ:それな。
ラグナ:わぁい。当時のこと覚えてるかなあ。
ラグナ:「……普通、こんなの受け入れないと思うんだけどなぁ」
GM/ナイアー:「何を言っているんだ。竜といえば神にも近しき存在。神の国と呼ばれし我らが、お前を受け入れるのは当然のことだろう」微笑みながら頭ぽんぽんってする。
アテナ:心がしんどい。
ラグナ:「ん、ありがと」短い尻尾ふりふり。
アテナ:かわいい。
GM:かわいいな!!!!!
GM/ミネヴァ:「そういえば、ラグナ。花には花言葉というものがあるけれど、この葉も枚数によって意味があるって知っていたかしら?」と。母はしゃがみ込み、三枚の葉を積み上げ、キミへと見せながら言う。
アテナ:そうなん??
GM:実はそうなのだ。
ラグナ:「枚数でも変わるの?」きょとん。くっそ笑顔の差分作っとくべきだったか。
GM/ミネヴァ:「ええ」と答え、少しふふと微笑んでから、
GM/ミネヴァ:「一つ葉の意味は『始まり』。二つ葉の意味は『素敵な出会い』。三つ葉の意味は『愛』」
アテナ:マ?????
GM/ミネヴァ:そう言って、母は積み取った三つ葉の葉をちょん、とキミの頭に乗せる。
ラグナ:(´;ω;`)ウッ…。
アテナ:かわいい。
ラグナ:「あい……」
GM/ナイアー:「まるで、この場所で私たちとラグナが出会ったのは運命であったかのように思えるね」そう言い、微笑む。
ラグナ:「そうだね」三つ葉を触りながら。
アテナ:三葉(卓名)とか完全にシロツメクサの花言葉だけで選んだのに、葉の枚数でもそんな意味があったんすか。運命じゃん。
GM:(私も後々に偶然葉の枚数での意味を知って、そりゃぁもうびっくりしたよ)
ラグナ:「父さん母さん、アテナやみんなと出会えて、俺は嬉しいよ」微笑む。この場がママが死んだ場所になったら泣くわ。
GM:両親もまた、微笑み返す。わざわざ口にせずとも分かる。二人は、自分たちと出会ってくれて嬉しいと。出会えたことに感謝を。そんな気持ちを、キミへと抱いているということに。
アテナ:しんどいわ。
ラグナ:やばいめっちゃ良い両親だよ。この二人が出会ったエピソードが知りたいぐらい。
ラグナ:きっとこの三つ葉はずっと大事に持ってるよ。3年後もきっと……。押し花にでもして肌身離さずかなぁ。
この平原にて、彼らは出会った。この平原にて、彼らの生活は始まった。
広がる三葉はさわさわと音を立て、優しく揺れる。
「愛」を意味するその葉に囲まれながら、三人は穏やかに微笑み合っていた。
(脚注参考) *1