その経験を、憎悪を、誓いを、アテナは忘れたことなどない。
ただひたすらに強さを求めた。ただ一心不乱に剣を振るった。
あの男へ復讐を果たす。それだけが、今彼女が生きる理由のすべてであった。
GM:さてシーン切り替わり、シーンPCはアテナだ。
アテナ:あい!
ラグナ:アテナちゃーん!!
シマダ/アテナちゃんファンおじさん:あてなちゃーーーーん!!!!!!
GM:くさ。
アテナ:草。
ラグナ:出ると思ったwwwwwww
アテナ:wwwwwwwwwwww
GM:今やクラン=ベルにて、キミを知らぬ者はいないというほどに有名な剣闘士となったキミ。裏の闘技場Fリーグではもちろん、表の競技でもキミはチャンピオンだ。
アテナ:わっひょい。
GM:キミは強くなるために手段を選ばなかった。ゆえに、闘技とあれば片っ端から殴り込みに行った。お陰様で今やマネージャーやスポンサー付きだ。
GM/クローナ:(←立ち絵を出して)マネージャーだ。
アテナ:知ってた。
GM:何かと親身になってくれるマネージャーだ。事情もキミから聞いている。ラグナのこととか、ゼダン殺すために力をつける目的で、この街へ来たこともね。
ラグナ:わぁお。
アテナ:言うわ。
ラグナ:だ、大丈夫??
アテナ:戦争行くことにしたら街から離れるし。多分最初に言ってる。
GM/クローナ:それを了承したうえで契約を結んだ。
シマダ:(←「スポンサー」という名で金髪可愛い女の子キャラの画像を貼る)
GM:くさ。
ラグナ:スポンサー?? 立ち絵知らない子だ。
シマダ:いやあスポンサーついてるって言ったから、大商人で適当にググった画像を。
ラグナ:wwwwwwwwwwwww
GM:wwwwwwwwwwwwww
ラグナ:仕事がはえぇよ!!!!!
アテナ:わらうわwwwwwwwwwwwww
シマダ:(画像に)大商人って書いてあるから大商人なんだろう。王都だからグランフェルデンかな。
ラグナ:モモンガさん好みの人っぽい。
GM:かわいくてやり手そうなスポンサーもついている! マネージャーも美人!
アテナ:アテナ本人は表情筋死んでる。
ラグナ:(´;ω;`)ブワッ。
アテナ:憎悪の顔ならできるよ。
ラグナ:やめぇや!!!
シマダ:表情に使う筋力を首から下に回したんですね。
アテナ:きっとそう。
ラグナ:シマダさんwwwwwww
GM:わらう。(←パネルを弄って)時は流れた。MAP上の聖歴表示も変わった。
※実際のココフォリア部屋。
ラグナ:お。
アテナ:おあ。
ラグナ:すげぇええええええええ!!!!!!!!!
シマダ:1002年だ!
ラグナ:え、3年経った?
GM/クローナ:今日も変わらず剣闘士として一試合終えたキミへ、マネージャーのクローナは言う。
GM/クローナ:「神聖帝国との戦闘を間近にした、ある王国が、傭兵を募っているという情報を入手しました」
ラグナ:!?
シマダ:!!!
アテナ:「……!!」憎悪と憤怒のこもった目つきになる。
GM/クローナ:それを見て、やや曇った表情になって、「……やはり。行くのね、アテナちゃん」
GM:事情を知る彼女は、キミのことを案じているのだ。バカ売れの剣闘士が立ち去ることよりも、純粋にキミ自身のことを心配している。
ラグナ:うぅ。分かるで、その気持ち……。
アテナ:良いマネージャーじゃん……
シマダ:やっぱり良い人だ!!!!!
アテナ:「私はあいつを殺す。この手で……絶対に」
GM/クローナ:「ええ。貴女がそのために剣闘士になったことも分かっています。だから止めはしません」
シマダ:(←スポンサーの画像サイズを変える)
GM:スポンサーちっちゃくなってくさ。
ラグナ:wwwwww ほんとだwwww
GM:
ラグナ:wwwwwwwww
アテナ:わらう。
GM/クローナ:「でも……」
アテナ:マネージャーの顔を見て、言葉の続きを待つ。
GM/クローナ:「貴女を心配している人。貴女の帰りを待っている人が、ここには大勢いるということ。ほんの少しでも覚えていてくれると……嬉しいわ」
アテナ:「…………。この場所は強くなるために利用しただけ」
GM/クローナ:「……そう」
アテナ:「……でも。私はゼダンを殺す。それまでに死にはしない。だから心配する必要なんてないわ」
シマダ:かっこいい。
ラグナ:うぅ。
GM/クローナ:「そう」
GM:キミは、やはり気掛かりな表情のままのクローナを尻目に、旅立ちの準備を始める。ついに機会がやって来たのだ。復讐を果たす機会が。
ラグナ:ラグナ(が西方へ)戻ってるのは、(アテナは)もう知ってます?
GM:知ってない。
ラグナ:おぅ。
GM:マネージャーは(アテナへラグナが)来ていたことを教えなかった。
アテナ:まねーじゃあああああああ。
シマダ:じゃーまねええええ!!
ラグナ:いま教えてあげてえええええええ!!!!!!!!!
アテナ:「(ゼダン……アンタへの恨み、今まで一度たりとも忘れたことなんてない。絶対に……殺してやる!)」
GM:こうしてキミはクラン=ベルを出発し、神聖帝国との戦を間近にしている王国へと向かった。
アテナ:では顔を上げて、真っ直ぐに王国へと目指して歩を進める。数えられぬほどの血を映したその赤い瞳に、殺意の光を宿しながら。
ラグナ:ひぃ。
GM:良いっすね……。
多くの対戦者と向き合った。多くの勝利を収めてきた。多くの歓声に囲まれてきた。
しかしアテナは一度として、それらに気を向けたことなどなかった。
三年前のあの時から、彼女の意識を占有するのは、たったひとりの男の存在。
赤き獣は路をゆく。――望み続けてきたその“時”は、もう目前に迫っていた。