※この作品はR-18です。

アリアンロッド2E・リプレイ・トライリーフ   作:ちありす

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■Opening20■アテナの出立

その経験を、憎悪を、誓いを、アテナは忘れたことなどない。

ただひたすらに強さを求めた。ただ一心不乱に剣を振るった。

あの男へ復讐を果たす。それだけが、今彼女が生きる理由のすべてであった。

 

 

 

GM:さてシーン切り替わり、シーンPCはアテナだ。

 

アテナ:あい!

 

ラグナ:アテナちゃーん!!

 

シマダ/アテナちゃんファンおじさん:あてなちゃーーーーん!!!!!!

 

GM:くさ。

 

アテナ:草。

 

ラグナ:出ると思ったwwwwwww

 

アテナ:wwwwwwwwwwww

 

GM:今やクラン=ベルにて、キミを知らぬ者はいないというほどに有名な剣闘士となったキミ。裏の闘技場Fリーグではもちろん、表の競技でもキミはチャンピオンだ。

 

アテナ:わっひょい。

 

GM:キミは強くなるために手段を選ばなかった。ゆえに、闘技とあれば片っ端から殴り込みに行った。お陰様で今やマネージャーやスポンサー付きだ。

 

GM/クローナ:(←立ち絵を出して)マネージャーだ。

 

アテナ:知ってた。

 

GM:何かと親身になってくれるマネージャーだ。事情もキミから聞いている。ラグナのこととか、ゼダン殺すために力をつける目的で、この街へ来たこともね。

 

ラグナ:わぁお。

 

アテナ:言うわ。

 

ラグナ:だ、大丈夫??

 

アテナ:戦争行くことにしたら街から離れるし。多分最初に言ってる。

 

GM/クローナ:それを了承したうえで契約を結んだ。

 

シマダ:(←「スポンサー」という名で金髪可愛い女の子キャラの画像を貼る)

 

GM:くさ。

 

ラグナ:スポンサー?? 立ち絵知らない子だ。

 

シマダ:いやあスポンサーついてるって言ったから、大商人で適当にググった画像を。

 

ラグナ:wwwwwwwwwwwww

 

GM:wwwwwwwwwwwwww

 

ラグナ:仕事がはえぇよ!!!!!

 

アテナ:わらうわwwwwwwwwwwwww

 

シマダ:(画像に)大商人って書いてあるから大商人なんだろう。王都だからグランフェルデンかな。

 

ラグナ:モモンガさん好みの人っぽい。

 

GM:かわいくてやり手そうなスポンサーもついている! マネージャーも美人!

 

アテナ:アテナ本人は表情筋死んでる。

 

ラグナ:(´;ω;`)ブワッ。

 

アテナ:憎悪の顔ならできるよ。

 

ラグナ:やめぇや!!!

 

シマダ:表情に使う筋力を首から下に回したんですね。

 

アテナ:きっとそう。

 

ラグナ:シマダさんwwwwwww

 

GM:わらう。(←パネルを弄って)時は流れた。MAP上の聖歴表示も変わった。

 

 

【挿絵表示】

 

 ※実際のココフォリア部屋。

 

 

ラグナ:お。

 

アテナ:おあ。

 

ラグナ:すげぇええええええええ!!!!!!!!!

 

シマダ:1002年だ!

 

ラグナ:え、3年経った?

 

GM/クローナ:今日も変わらず剣闘士として一試合終えたキミへ、マネージャーのクローナは言う。

 

GM/クローナ:「神聖帝国との戦闘を間近にした、ある王国が、傭兵を募っているという情報を入手しました」

 

ラグナ:!?

 

シマダ:!!!

 

アテナ:「……!!」憎悪と憤怒のこもった目つきになる。

 

GM/クローナ:それを見て、やや曇った表情になって、「……やはり。行くのね、アテナちゃん」

 

GM:事情を知る彼女は、キミのことを案じているのだ。バカ売れの剣闘士が立ち去ることよりも、純粋にキミ自身のことを心配している。

 

ラグナ:うぅ。分かるで、その気持ち……。

 

アテナ:良いマネージャーじゃん……

 

シマダ:やっぱり良い人だ!!!!!

 

アテナ:「私はあいつを殺す。この手で……絶対に」

 

GM/クローナ:「ええ。貴女がそのために剣闘士になったことも分かっています。だから止めはしません」

 

シマダ:(←スポンサーの画像サイズを変える)

 

GM:スポンサーちっちゃくなってくさ。

 

ラグナ:wwwwww ほんとだwwww

 

GM:アテナ(彼女)が立ち去って、(スポンサーの)財布も小さくしぼみそうですね。

 

ラグナ:wwwwwwwww

 

アテナ:わらう。

 

GM/クローナ:「でも……」

 

アテナ:マネージャーの顔を見て、言葉の続きを待つ。

 

GM/クローナ:「貴女を心配している人。貴女の帰りを待っている人が、ここには大勢いるということ。ほんの少しでも覚えていてくれると……嬉しいわ」

 

アテナ:「…………。この場所は強くなるために利用しただけ」

 

GM/クローナ:「……そう」

 

アテナ:「……でも。私はゼダンを殺す。それまでに死にはしない。だから心配する必要なんてないわ」

 

シマダ:かっこいい。

 

ラグナ:うぅ。

 

GM/クローナ:「そう」

 

GM:キミは、やはり気掛かりな表情のままのクローナを尻目に、旅立ちの準備を始める。ついに機会がやって来たのだ。復讐を果たす機会が。

 

ラグナ:ラグナ(が西方へ)戻ってるのは、(アテナは)もう知ってます?

 

GM:知ってない。

 

ラグナ:おぅ。

 

GM:マネージャーは(アテナへラグナが)来ていたことを教えなかった。

 

アテナ:まねーじゃあああああああ。

 

シマダ:じゃーまねええええ!!

 

ラグナ:いま教えてあげてえええええええ!!!!!!!!!

 

アテナ:「(ゼダン……アンタへの恨み、今まで一度たりとも忘れたことなんてない。絶対に……殺してやる!)」

 

GM:こうしてキミはクラン=ベルを出発し、神聖帝国との戦を間近にしている王国へと向かった。

 

アテナ:では顔を上げて、真っ直ぐに王国へと目指して歩を進める。数えられぬほどの血を映したその赤い瞳に、殺意の光を宿しながら。

 

ラグナ:ひぃ。

 

GM:良いっすね……。

 

 

 

多くの対戦者と向き合った。多くの勝利を収めてきた。多くの歓声に囲まれてきた。

しかしアテナは一度として、それらに気を向けたことなどなかった。

三年前のあの時から、彼女の意識を占有するのは、たったひとりの男の存在。

 

赤き獣は路をゆく。――望み続けてきたその“時”は、もう目前に迫っていた。

 

 

 

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