BanG Dream! NIGHT STORY 作:黒マメファナ
①狡猾
「……そんな」
愕然とする声が俺の耳朶を打った。それだけでも、俺はついつい口許を裂くような笑みを浮かべてしまう。
──単純なことだった。俺には力があった。そして今こうして俺が立っている場所、羽沢珈琲店には力がなかった。それだけのこと。勝者がすべてを手に入れ、敗者がすべてを失う。それが世の常だ。
「ほ、本当……なんですか、お父さんとお母さんが、借金って……」
「ああ本当だ。ここはもう俺のもんだ」
「──っ、り、理不尽です……!」
「理不尽だろうがなんだろうが、事実なんだよ」
俺がその気になればこの暖かくて幸せそうな一家は路頭に迷う。ああそれだけ。たったそれだけのことなんだ。
だが俺にはそんなことをするつもりはない。俺はそれを羽沢つぐみに示した。
「助けたいか、両親を」
「もちろんですっ」
「そう、だろうなぁ……助けてやれるよ、キミならな」
「……それは、どういう」
そして、俺の条件に二度目の絶句。あまりにおかしくて笑みが止まらない。さぁさぁ、ついにこの時がやってきた。
──俺が望むものは、一つだ。
「二ヶ月、俺のモノになれ」
「……え」
「二か月間お前に、俺の言葉を拒否する権利と引き換えに……全部チャラにしてやる」
俺の言葉が意味することを、彼女はどうやらきちんとわかってくれたようだった。
頬が赤く染まり、腕を折りたたんで防衛の意思を示した。
そう、今からお前は俺に凌辱されるんだ。自分から同意して、だけどな。拒否権なんてあるはずない。彼女に許されている回答はただ一つだった。
「……わかり、ました」
「物分りがよくて助かるよ、つぐみ」
「……っ」
腰に手を回し、無遠慮に首元に唇を当て、匂いを嗅ぐ。それが抵抗できない、ということを堪能した後、俺はつぐみを隣に座らせた。もちろん腰に手は回したまま、頬に手を添える。なにをされるのか、わかったようでカラダが強ばった。そうだ、お前は今から、好きでもない男に、ファーストキスを奪われるんだ。
「さ、最低です、んっ……や、んっ、んぅ……っ」
悪態にも動じず、一度、二度、とキスを繰り返していく。それと同時に、エプロンの下にあるスカートの更にその中にまで手を侵入させ、撫で回していく。逃げようとするつぐみの後頭部を支えて逃げられないようにし、キスの雨はやがて、濃密な唾液の交換へと変わっていく。
「んっ!? んぅ……ん、ふ、ぁ……なに、やっ、んっ、は、ぁ……っ♡ いや、ぁ……んっ♡」
「力を抜け。ゆっくり、溺れてくれよ」
「んっ、や、あし……あっ♡ へんな、こえ……でちゃ、や♡」
舌を絡めて口内を犯してやる。太腿を撫で回され、ディープキスをされるがままのつぐみは、だんだんと艶のある声を出し始めた。脚に指を這わせるとびく、と身体が跳ね、表情にも熱を帯びてくる。
「や、やだ……ん♡ は、れろ……あ、っ♡」
キスに慣れ、従順になりはじめたところで、指をゆっくりと脚の付け根を目指して進めていく。流石のつぐみも、その先に何が待っているのか察したらしく、その小さな手で、これ以上進まないように抑えてきた。
つくづく……そそらせるな。
「……抵抗するか? もちろん、そのツケは払ってもらうがな」
「……っ、ん♡ だめ……あ♡」
「ほら抵抗の意思がないならその手を放して……口を開けろ」
「……ん、は、い……ぁ、んぅっ、んっ、ちゅ、やぁ……あぅ、んっ、んく、ふ、んはぁ……れろ、ちゅ、ぅん♡」
舌と唇で蹂躙してやり、抵抗が緩んだ隙に、太腿の付け根、その先にある布の感触に辿り着いた。まだ誰も辿り着いたことのない、秘所に、触れていた。
「あっ♡ んん……いや、んぁ♡」
「ほら、もっとキモチイに身を任せて……解してやる」
正直、今すぐぶち込んで犯してやりたいが、それはナンセンスだろう。
そんな一過性の性欲の関係ならまだしも、この女を手に入れたのだから……ゆっくりでも、逃れられないようにしてやるのが正解だ。
「んっ、んんぅ……はぁ……♡」
「……開いてきたな、さぁ……ナカまでおじゃまさせてもらおうか」
「やだ、そこ、んっ♡」
誰にも触らせてなかった秘所から、蜜が溢れだしてくる。下着が濡れていく、つぐみの表情が、蕩けていく。二人きりになった喫茶店にくちゅ、くちゅ、と水音が響いていた。
「なに、これぇ……♡ 指、はいって……あっ♡」
「これが、指で愛撫されるってことだ……今、つぐみの膣を、俺の指が出たり入ったりしてるって感覚だ」
「やっ、あっ、あっ♡」
時折耳や唇にキスをしてやり、ゆったりと男を覚えさせていく。なに、時間はたっぷりある。メスに剥いてやるまで、徹底的に調教できるくらいにはな。
「んっ、なんで、キスとか、ばっかり……や♡」
「陵辱するだけじゃつまらないだろう? どうせならセックスの快楽に溺れ、勝手に腰が動くようになってもらわないとな」
「あん♡ やだ、だめ……♡」
さらなる快楽に染めるため、片脚を椅子に上げさせ、その脚の間に身体を滑り込ませた。
愛らしく、そして中心にシミのできた黄色のショーツを隠すこともできずに開脚させられているつぐみは、羞恥とそして俺の指に与えられる快楽に身をよじり、甘い声で啼いた。
「あっ、ぅんあっ♡ やだ、ゆび、んっ、は、ぁ♡」
「これがキモチイ、だ」
「んっ、やら、キモチイ、の、だめぇ♡」
「なら……もっとキモチイを味わってもらわないとな」
ぬるぬると蜜が溢れてくる秘所に、二本目の指を沈めて、同時に唾液を飲ませ、舌を嬲っていく。
好きでもない男に女としての快楽を与えられた羞恥と嫌悪に、つぐみは涙を流した。
──そういう姿にこそ、俺は激しい興奮を覚える。陥れ、抗えない状況で、同意をした上での陵辱。ズボンの下で隠れる一物も、つぐみを堪能したいと主張しているようだった。
「だいぶ、解れてきたな……二本でも痛くないだろ?」
「っ、んっ♡ あっ、やだ、あ、あっ♡」
「答えなきゃ、まだ状況がわかってないってことになるがな」
「……は、はい……はぁ、んぁ、いたく、あっ、ない……んっ、です……♡」
「ちゃんと答えられたな……えらいな」
指を引き抜き、抱きしめて優しく頭を撫でてやる。俺にもたれ掛かり、荒い息を吐いてるつぐみは、きっともう少しでイケたんだろうな。どことなくほっとしてるような、残念に感じてるような、そんな印象があった。
「つぐみ」
「は、はい……んぁ、ん、ふ♡ や、ら……ぁ♡」
「……だいぶイイ感じだな」
「いい、ですか……あっ♡」
「ああ、まぁ、よくならないと放すつもりはないけど……ほら今度はこうだ」
「や、んっ♡ あぅ、はぁ……♡」
背中から抱きしめて、また脚を開かせ、唇、秘所と胸を触っていく。さっきの愛撫で味をしめたつぐみの膣は、二度目の指を難なく受け止めていた。
「あんっ、あっ、ぅん……っ♡ やぁ……♡」
「もっと、キモチイを味わってくれるな?」
「きも、ちい……あ♡ やら、んぅ……は、れろ……んっ、ちゅ……♡」
「……キスすると更に締まるな……キモチイと感じてる証拠だ」
「あ……っ、や♡」
陵辱、レイプというのにはあまりにも優しく、愛おしさを持って愛撫をしていく。
俺の望みはひとつだからな……この可憐な少女の身体を堪能すること。
大して濡れてもない膣に挿入しても気持ちよくない。ましてや相手は処女で、イクことも知らない未熟さだ。それを教えてやり、愛液に満たされた膣に精を吐き出した方が快感だ。ただそれだけだ。
「激しくするからな……今度はイケよ」
「あっ、あん、や、ぁあ♡ や、だめ、やだ、あっ♡」
「今更だが、抵抗するなよ?」
「っ、ん、あ……♡ こん、な……の、おかしく、ぅん、なっちゃいます……♡」
熱に浮かされたような声で、つぐみは自ら脚を開き、唇を開いて舌を絡めていく。
同時に服の上からだった胸への愛撫をワンピースのスカートから手を入れ、直接揉んでいくと、また反応が変わった。
「んっ、はぁ……♡ だめ、あっ♡」
「やっぱり……勃ってる、な」
「んっ♡ あっ、ぅん、やぁ……♡」
乳首を弾いてやると、かわいらしい反応で嬌声を響かせた。それでももう、抵抗はない。
それどころか腰が揺れ始め、股間が刺激される。
──ぷつ、と理性がトんだ。突っ込みたい、この極上の身体を……貪りたい。そんな思考が頭を埋めつくした。
「あっ、ん、あんっ♡ あっ、そんな、はげし……っや、なんか、なんかキちゃ……あっ、あっ♡」
「イカせてやる……止めないからな」
「や、あ、あっ♡ だめ、だめぇ、んっ♡ は、ぁ、やだ、まっ、や──ぁ、っ♡」
びくびくとカラダが跳ね、秘所からはぷしゅ、と愛液が噴射し、ショーツと俺の指を汚した。そして、荒い息を吐いて、つぐみは抱きとめられるカタチでなんとか今の体勢を保っている状況だ。
「はぁー……はぁー……っ♡」
「どうだつぐみ? コレがキモチイってことだ」
「これが……きもちい……♡」
「そう……口開けて」
「はい、んぁ……ぁ♡ れろ、ぅあ♡ やら、きすも、きもちい……♡」
舌が絡まる。つぐみから積極的に唇を重ねてきていた。
唾液を混ぜ合い飲ませて、呼吸するために離れる時さえ、舌はふれあい、蕩けていく。
「はぁ……ん♡」
「それじゃあ……つぐみの部屋行こうか。運んでやるよ」
「あ……はい、んっ、ふ、ぅあ♡」
脱力したつぐみをお姫様抱っこで運ぶ。
小柄なカラダを支え、また唾液を飲ませてやると、首に腕が絡まり、口内を貪ってくる。
──部屋の鍵を閉め、暗がりの中、つぐみをベッドに押し倒し、唾液の橋を切った。そして、ズボンを脱ぎ捨て、つぐみからショーツを奪って……怒張した肉棒を晒す。
「……や♡ お、っきい……んっ♡」
「抵抗は、しなくていいのか?」
ややうっとりとしてる彼女に、意地悪な問いかけをする。
好きでもない男の肉棒を見せられ、あまつさえ、処女を奪われようとしてる。それを、受け入れるのか、という問いかけに、つぐみは……俺の考えたよりも淫らな表情で、恥じらいながら手に触れてきた。
「……抵抗しないって約束……しましたから、 あ、ん♡」
「なら、股を自分で開いて……証明してくれるかな?」
「はい……っ♡」
太腿を撫で、そう言うとつぐみはゆっくりと脚を広げて、男に嬲られることを知り始めた秘所の守りを解いた。期待するようにヒク、と開閉する貝に亀頭を触れさせ、愛液をローション代わりに塗りつけていく。
「ん……♡ あ、あの……ゴム……は……あ♡」
「持ってないな」
「そんな……それじゃあ……あぅ、んっ♡」
「そうだな……ナマか、それともやめるか?」
この問いかけは実質一択だ。折角気づいたんだ、つぐみの口から、その一言を聞いてやろうと質問をした。
やめると言えば、当然つぐみは何も守れやしない。このまま犯し、ヤリ捨てて全てを壊すだけ。
なら、答えは……ひとつ。
「……やめ、ないで、ください……ん、ぁ♡」
「やめないで、どうする?」
「このまま……このまま、ナマで……シて、ください……っ♡」
「なら……遠慮なく」
焦らすように擦り付けていた亀頭を、ついに入口にあてがった。強ばったつぐみを解すように、胸やクリトリスを指で愛撫しながら、ゆっくりと奥へと進めていく。
「んん、あっ……入って、あ♡」
「……これで、つぐみは……女になったな。痛みは?」
「あ、あんまり……ないです、んっ、は、れろ……ぁ♡」
「慣らした甲斐があったよ……いい締め付けだ」
「んっ、やぁ、あん♡」
まるで恋人とするかのように、胸や唇、クリトリスと同時にゆったりとつぐみを犯していく。
愛液がローションとなり滑りのいい膣を、俺のイチモツが我が物顔で嬲る度に、つぐみは快楽に堕ちていくようだった。
「これがセックスだ、物分りのいいキミに与えられる、どうしようもない快楽だ」
「ひぁ、んっ、やだ、それ……っあ♡」
「ここか、つぐみはコレに弱いのか」
「あっあっ、だ、めぇ……は、んっ♡」
浅くから深く、望まない性行為であるのにゆっくりとじっくりと膣を掻き回すと、つぐみは一層甘い声で啼く。
まるで今の関係そのものだな。日常へ土足で踏み入り、荒らした侵入者を、こうして自室に入れて、ベッドでセックスをするという……今の俺とつぐみそのものだ。
「んんっ、はぁ……♡ あっ、あっん♡ だめ、やぁ、あっ♡」
「キモチイって顔、ちゃんとできてるな」
「やだ……みないで、あっ♡ おく、あんっ♡」
最初に慣らしてやったのがよっぽどよかったのか、抵抗なく締まってくる膣を堪能していく。動けば動くほど愛液が溢れ出し、より膣への抽送を容易くしていた。
あと、一押しだな。
「んっ、あっ、やら、あっ、あっ♡」
「もう素直になれよ……つぐみ。俺とのセックスがキモチイんだろ? 言えば楽になる……もっとよくなる」
「よく……んっ♡ きも、ちい……キモチイです♡ あんっ、あっ、ぅあ♡」
「ほら、よくなったろ?」
「あっ、あっ、はい……もっと、んっ♡」
スイッチが入ったつぐみは、途端に艶やかな女の顔で求めてくる。肉棒を最奥に押し付け、押し込んでやると、つぐみの身体は激しく跳ねた。そして恍惚の表情で、小さく息を吐いた。
「ん……♡ イクと……キモチイ♡」
「そうだ、そうだな……もっと刻み付けてやる」
「あっ、ん、ふ……ぅ♡ おく、もっと……♡」
「今日から……たっぷり時間をかけてハメてやる……」
「や、あっ、あっ♡ それ、んっ、だめ……♡」
抵抗感もなく、ぐちゅぐちゅとつぐみのナカにイチモツを擦り付け、蹂躙していく。
今日の今まで、男すら知らなかった無垢な少女を、女にする快楽を味わっていく。服を脱がせ、夕焼けに一糸まとわぬキレイな肌が晒される。恥じらいと快楽で紅潮した美しい肌に触れる。
「ん♡ はぁ⋯⋯っ♡」
熱い吐息を吐くつぐみの唇を奪い、唾液を交換していく。だんだんと病みつきになってきたようにつぐみの方から舌が絡みついてきて首に手が回ってくる。
ますます吸い付いてやるとナカが狭まり貪欲なまでのキモチイを求めてきやがる。
「ぁ、れろ⋯⋯じゅる、んぅ♡ もっと、もっと⋯⋯ほしい♡」
「なら後ろ向け」
「え⋯⋯あ、や、ぁあ♡」
「いい声だな、ハマりそうか?」
バックでゆっくりと挿入し、覆いかぶさり耳許で羞恥を煽る言葉を囁いていく。直接的に舌や唇でも耳を犯しながら、腰を揺らしていく。何度か軽く絶頂しているようで、腰を跳ねさせ、やがて脚に力が入らなくなったように完全にうつ伏せになった。
「あっ♡ んっ、だめ、あぅ♡」
「お、つぐみはこれがいいのか⋯⋯覚えておいてやるな」
「やだ、これ、んっ♡ あっ、あっ♡」
それでも挿入はやめずに寝バックの体勢で胸や耳を楽しんでると思いのほか反応が敏感になっていた。よがるつぐみの背中にアトをつけてやる。シミのないキレイな肌に、赤黒い所有欲が浮かび上がり、ますます興奮する。
「ほらまんこ締めろ、ナカにぶちまけるんだからな」
「あ、ん、ナカに⋯⋯だめ、んっ♡ 外に、出して⋯⋯ぇ♡」
「やなこった。お前はもう⋯⋯俺のモンだ」
「ぁあ♡ ぐりってしちゃ──っ♡ あっ、やだ♡ おかしく、なつちゃ⋯⋯んぅ♡」
押し込んで嬲ると締め付けてくる。つぐみは枕を抱いて握りしめ、顔を埋めて耐えているようだった。それがそそらせる。泣かせたい、啼かせてやりたい。
加虐心のまま、俺はピストンを早めていく。
「イクぞつぐみ」
「あっ、だめ、だめです♡ あん♡ んっ、んぁ♡」
「でる──っ!」
「あっ⋯⋯♡ ん⋯⋯やだぁ♡ はぁ⋯⋯はぁ⋯⋯♡」
押さえつけて全部射精して、余韻に浸る。これからこの無垢だった身体に色々と教え込むのが楽しみだ。
奥でもっとイケるようにしてやる。フェラや騎乗位、つぐみから腰を振らせてやりたい。ふつふつと湧き出る支配欲のまま、俺はつぐみを抱きしめた。
「ふぇ⋯⋯♡」
「もう1発、今度は優しく気持ちよくしてやるよ」
「あ⋯⋯んっ、ちゅ、んん⋯⋯♡ んぁ⋯⋯はぁ⋯⋯はい♡」
時間が許す限りつぐみに腰を打ち付けた。
──これがハジマリ。手に入れたかった女を手に入れて、犯して、これからもそうやって加虐心を満足させてくれるだけの存在だと思ってた。
それが大きな間違いだと知るのはもう少しあとの話だ。