BanG Dream! NIGHT STORY 作:黒マメファナ
学校帰りにましろは招待され、リビングのソファでくつろぐ家庭教師であるはずの彼に定期テストの結果を見せていた。前期期末にギリギリだったことはどこへ行ったのかというくらいの高得点にましろは誇らしげに、彼は驚きと素直な賞賛を送る。
「やりゃできるじゃんか、ましろ」
「でしょでしょ?」
「俺のおかげだな」
「……そうだね」
なんで嫌そうなんだよ、と彼が返すとましろはだってとそっぽを向いた。彼はましろにとって理想的な家庭教師だったが故に、彼の教え方とやる気の引き出し方でここまで劇的に改善されたことにましろはやや不満だった。
「にしても、今回ばっかりはマジで頑張ったな」
「……うん、あっ♡」
「久々の制服だな。つかお前のせいでこのカッコで興奮しちまうよ」
「へ、んたい……んっ♡ ちゅ、んく、は……れろ♡ もう、えっち……♡」
家庭教師とは別で、夏休み中彼によって調教されたましろはすっかり大人の色気を放つようになっていた。顎を持ち上げれば期待したように口を開き、くちくちと水音を立てて舌を絡めていく。初めからねっとりとした絡み合いにましろはあっという間に溶かされ、逆に彼女から求めるようになる。
「んっ♡ んむ、は、もっと……っは♡」
「なんだ、今日はやけにがっついてくるな……安心しろよ。一晩かわいがってやるから」
「うん♡ して、せんせい……だいすき♡」
腰を揺らし、蕩けた顔でキスを求めるましろ。彼によって奪われ躾られたカラダはすっかり彼が喜ぶような女のカラダに変わっていた。何度も何度もリップ音を立て、ましろは彼に使われるという快楽を享受していく。
「っはぁ……ん、んく♡」
「ん? なんだ今日は口の気分か?」
「……うん♡ だって、さ……ぅんっ♡」
「いいから、いつもみてぇにやらしい顔でヌいてくれよ」
「はぁい♡」
ソファに座ったままスウェットを半脱ぎし、肉棒を露出させる。そんな彼の左側に座っていた彼女はそのままもたれ掛かるようにイチモツに触れながら顔を近づけ、挨拶のようなキスをした。
「ん……♡」
「今日は前からじゃねぇの?」
「うん……こっちの方が、すき♡」
そう言うなり、ましろは音を立てながら彼の肉棒を咥えて奉仕していく。ヌくという言葉の通りに、大きくそそり立つソレから精液をねだるように吸い付き、扱いていく。
「んっん、じゅる、んは♡ おっき……んぅ♡」
「とか言ってがっついてくるじゃんか」
言い訳もなく、ましろはそれを認めるように奉仕を続ける。その様子に彼は少しだけ何かを言おうとして、口を閉じて彼女のスカートを捲って、そこから見える肌色を透けさせる黒のショーツに口許を緩ませた。
「えらくエロいの履いてんな」
「ん、は……どう、かな♡」
「いいじゃん。制服とソレの組み合わせ、今日は着衣だな」
いつもじゃん、とぼやきながらもましろは一段と肉棒に吸い付いていく。夢中で咥えこまれ、彼はやがて息を吐き出しながら、ましろを撫でていく。腰が揺れて、裏筋に舌を這わせる際に時折見えるその顔は、彼の興奮を煽るのには十分すぎるものだった。
「んっ、んっん♡ せんせ……♡」
「そろそろイキそうだ、口の中、どろどろにしてやる」
「ぅん……っ♡ して、わたしの口、苦いのでいっぱいにして♡」
「ああ、イク、ましろ……っ!」
半ば押さえつけるようにしながら彼はましろの口の中に精液を吐き出していく。それを嚥下するのを待ってから、彼はましろの胸や脚を触っていく。その幸福感にましろはふふ、と微笑みながら身体を預けていく。
「ベッド行くか」
「うん♡ だっこして、連れてって♡」
「いいのか? 甘えたぶんはきっちり取り立てるからな」
「……いいよ♡」
ベッドに移動したところで姿見を前に置き、後ろからセーラーの中に手を入れ、捲りあげながら耳にキスをしていく。下着を余すことなく鑑賞され、下着越しに受ける刺激に喘ぎながらましろはどう? ともう一度訊ねた。
「透けてんのいいな。ココとか」
「あっ♡ やん、カリカリしちゃ、ぅん♡」
「やっぱ月ノ森の冬服いーな。近隣色んなとこあるけど、かわいいよな」
「……ほかの制服も、脱がしたことあるの?」
「そりゃ、家庭教師だからな」
「あん、あっ♡ クリ、やだぁ……♡」
生徒の親の目を盗んで少しずつ受け入れさせたり、親が干渉してこないからと甘やかすようにしたり、優しくしたら惚れられそのまま騙したり、彼は様々な経験をしていた。その中でやはり、彼の性癖や欲望にピッタリと当てはまったのは、倉田ましろだった。
「どっち?」
「ん♡ 前……♡」
「おっけー、よっと」
片手で器用に外し、ブラだけを脱がせる。制服姿のままがなんとなく興奮するという言葉に、ましろは小さく変態と呟き、じゃれつかれるようなお仕置きに身体を震わせた。ショーツが意味を成さなくなるまで指で責め立てられ、抵抗の言葉も許さぬほど舌を差し込まれ、荒く息を吐きながら次に発した言葉は、彼女があどけない少女でなくなっていた証左だった。
「はぁ、んっ、せんせ……♡ カレと、したよ♡」
「そっか……どうだった?」
「きもちよかった♡ 必死に腰振って……先生が躾てくれたおまんこで、しゃせーしてくれたよ♡」
「ん、ならそっちも合格、頑張ったな」
「なら……約束の、ご褒美……ちょうだい♡ 先生の、トクベツにして……♡」
ましろは、姿見の向こうで笑みを浮かべる彼にそうねだった。ただのセフレではなく、ただ唯一の彼にとってトクベツな存在にしてほしいと。だが、彼は彼女に舌を這わせながらやだねと拒否した。
「……なんで、っん♡」
「お前は俺の玩具だから。トクベツになんてしてやんねーよ。少なくとも家庭教師の間、お前が卒業するまではな」
「……卒業、したら?」
「それでもまだトクベツになりたいなら……カレシ捨ててこい」
「わかった……先生のトクベツになれるなら……それまで付き合うね……♡」
カレの事は好きだった。好きだったけれど、彼女が、倉田ましろが選んだのは溺れるような、ありきたりのない家庭教師との淫猥なひと時だった。彼に犯され、我がモノ顔で膣内に射精されるという悦楽だった。
「じゃあこれからも、きっちり……ましろを躾てやろうかな」
「あっ♡ はい……せんせ♡ 合格、できるまで……躾て♡」
あるいは、ましろという女に夢中になってしまった彼なりの猶予期間でもあったのかもしれない。その間にカレシがましろの欲しいものに辿り着けるかもしれないという可能性にかけた言葉だったのかもしれない。
──己の心はもう、彼女を譲る気などないというのに。
「あ……せんせ♡ 今日もいっぱい……愛して♡」
「言われなくても……お前はオレのモノだろ?」
「うん♡」
押し倒し、見下ろされながらましろは脚を開いて彼に挿入されるのを待ち望んでいた。性器同士が触れ合う淫らな水音は、既に固く熱を持った肉棒が、あるいは愛液を垂らす陰裂が、お互いを求め合う合図だった。
「や、焦らさない……で、っあ♡」
「んじゃあここで問題」
「え……んぅ♡ や、ちくび、あん♡」
「今日は何回するでしょう。正解したら好きなとこデートで連れてってやる」
制服の下から手を入れ、胸を気ままに弄びながら彼は問いかけた。亀頭を肉豆に擦られ、同時に胸を蹂躙されていることに僅かな悦びを感じながら、ましろは熱い吐息と共に小さく呟いた。
「……孕む、まで♡」
「正解、そのつもりでな」
「うん♡ ほしい、先生の……せーえき、っん、ふ、はぁ♡」
「ああ、孕ませてやるよ」
「ん、ぁあ♡ きた、ぁっ♡ おっきいの、おくまで、きて♡」
ゆっくりと、膣の奥まで解すように挿入されましろは歓喜の嬌声を上げた。受け入れ、包み込むように肉棒全体を膣で咥え込みながら、ましろはこれから始まる行為を想像し、彼を見つめた。期待の眼差しを向け、そして彼に問いかけられる。
「今日は?」
「激しいの……がいい♡ カレはしてくれない、おかしくなるやつ、して♡」
「んじゃあ犯してやる、よ!」
「あっんぅ♡ あは、あんっ、あっ、あっゃあ♡」
「ああ、最高だな、ましろ、ましろ……っ!」
気遣いとは程遠い、欲を貪るような腰遣いに、のしかかられる重さと耳許で名前を呼ばれる愛おしさ、全てが彼女の快楽の波となって押し寄せてくる。余韻で何度もされたせいでそれだけで軽くイケるようになったディープキスも、容赦なく、イッてもやめてもらえない胸と膣奥の同時責めも、全てがましろにとって幸せだった。
「あっ、また、またや、イ──っはぁ、んっ、んぁ♡ せん、せぇ……すき、すき♡ だいすき……もっとおちんちん、ちょーだい……♡」
「イッてもイッても欲しがるなこの淫乱マゾ女……そんなにカレシじゃあイキ足りなかったか?」
「──んぅ♡ はぁ、ふ……だって、カレはすっごく優しい、から……こんな、ごーいんなの、してくれないもん……っあん♡」
「オレだって優しくできるけどな?」
「いらない……んっ♡ いじめられるほうが……すき、だもん♡」
それが合図のように、腰を打ち付けられましろは彼にしがみつくようにして絶頂する。夏休み中で何度も味わった快楽、いくらイッても彼が絶頂するまで終わらない、一度射精されただけでは終わらない頭が真っ白になるほどの行為を彼女は求めていた。
「あっ、あっ♡ おちんちん、おっきくなって……っ♡ きて、ナカでドクドクして……っ♡」
「イクぞましろ……っ!」
「──っ♡ せ、んせ♡ あっ、んっ、んく……ぷは♡ あん、奥に押し付けながら、んっ、だしちゃ、やぁ♡」
「嫌だったか?」
「……んーん、すき♡ 先生が、求めてくれるの……だいすき♡」
「なら、連続でハメてやる」
「うん♡ あん、後ろからがいいな♡」
すぐさま体位を変えて再び奥まで咥え込まされる。先程よりも荒く求められることに悦びを感じ、ましろはシーツを握りしめながら彼のモノとして消費されていく。そこに確かにある気持ちを口にしながら。
「あっ、あっあん♡ すき、先生、だいすき♡ やぁ、あっ、んくぅ、はぁ……っ♡」
「……オレも」
「っん♡ あっ、や、ぁん♡」
「愛してるよ、ましろ」
「……うん♡ うれしい♡」
モノとして消費されているのに、ましろは確かに彼から愛を与えられていることに微笑んだ。ただ食べ頃だった女に手を出したはずの彼は、自分に向けて腰を出し明かりの下に裸体を余すことなく見せ喘ぐましろに、セックスをしたい以外の感情を顕にしていた。
「覚悟しろよましろ」
「……っあ♡ なにを、んっ、あっ、あっ♡」
「オレを本気にさせたんだ。前よりも遠慮なく犯してやるよ」
「遠慮しないで……いっぱいしよ♡」
「呼び出したらちゃんと、犯されにきてくれるよな?」
「……うん♡ 先生の言うことだもん……ちゃんときくよ♡」
彼女は満たされる。ずっと探していたトクベツに、溺れてしまいそうなくらいの欲を注がれて。それを教えてくれたのは、ずっと一緒にいてくれた幼馴染ではなく、同じようにましろの瞳の中に己のトクベツを見出した家庭教師だった。
──トクベツになりたくて END
おわり! 次回は未定!