BanG Dream! NIGHT STORY 作:黒マメファナ
先生の腰が震える。絶頂の中で先生も呼吸が浅くなりそして深くなっていく。
──イったのだとわかる余韻。日も落ちていく図書室でわたしは先生に縋り付くように何度もキスを交わした。
「ふぅ、燐子」
「はぁ……♡ はい♡」
名残惜しく舌を擦り合わせるけれど、これで終わりではない。この後も、わたしは先生の家という檻に連れられ、ひたすらに貪られる。ナカからぬるりと肉棒を引き抜き目隠しを解かれ、愛液と精液に汚れ目の前に晒されたソレをキレイにしていく。
「ん、じゅる、んく♡ あむ、んっ♡」
「燐子……そのまま、同じ電車で……な?」
「ん……はい♡ わかり、ました……♡」
下着を脱いだ状態で、人混みの車両。先生と同じ……期待に膣がうずく。
先生との行為を身体が覚え、味をしめ、あまつさえ求めてしまうなんて、最低なことだと思う。けれど、それでも……わたしは先生の手が、指が、唇が、下が……肉棒が、忘れられない。
「ん、やだ……あ♡」
電車に乗ってしばらくして、わたしは後ろから胸を揉みしだかられていた。背中にはおっきくなった肉棒を押し付けられていて、その固さだけで、身体が先生の言うことだけを聞いてしまう。
「コレ、触る?」
「はい♡ あ、んん♡」
「しゃぶるか?」
「っ♡ しゃ、ぶったら……ご褒美、くれますか♡」
「そりゃあな」
「……でしたら……はい♡」
しかし、先生は冗談だと言いながら、耳に吸い付いてくる。
腰に当たるそれに意識が離せなくて、フェラをするのだと思ったから、ご褒美をもらえるのだと思ったせいか……電車なのに自分の欲が抑えられない。
「せん、せい……♡ あ、んっ♡」
「お、もうとろとろ……ほら、こっちしゃぶれ」
「ん、ちゅ、んっ♡ あ、れろ、はぁ……ゃ♡」
先生の指、いま、わたしのワレメをなぞっているのと同じ指にしゃぶりつく。
口に含むとそれだけ同じ指が入ってくる。舌で愛撫すると同じ指がきもちいところを擦る。満員電車にほんの僅かにする水音、わたしは腰を動かして、自分から指を求めて、膣壁に擦り付けていた。
「あ、あ……♡ せん、せ……んぅ♡」
「いい顔してるな……」
「んっ、ん♡ はぁ……あ♡ あっ、ん♡」
揺れる電車の中で、容赦なく、けれどイク程ではない快楽が与えられ続ける。焦らされるもどかしさは、わたしをさらに淫らに、そして先生からもらえるご褒美の虜になっていく。
──わたしは、先生に躾られていく。
「や、クリ、だめです……♡ こえ、あっ♡ でちゃいます……♡ きかれ、ます♡」
「いいからスカート捲れ」
「……あ、んっ♡ ひぅ、あっ、あっ♡」
ああ、見られてる。自分からスカートを捲って先生に痴漢されて感じてる姿を、視姦されてる。目が合わないようにする。視線がぶつかったら、犯されてしまいそうなくらいに、ギラギラした目をしていた。
気付かないふりをしていることを、先生は知ってる。その興奮を、誰かもわからないところから立ち上る、女を犯したいという欲を浴びながら……わたしは終ぞイカされることなく電車を降りた。
「や、んんぅ♡ んく、あ、れろ……んっ♡」
「……で? どうだった、俺にいじられだらしなく蜜を垂らすココを、複数のオスに視姦された感想は?」
そして、火照る身体で先生の家の浴室で、わたしはご褒美を貰えずにいた。
それどころか、制服のまま腕は頭の上で固定、目隠しをされ、左足を持ち上げ開脚し、これも固定されて磔状態で責めを受けていた。
「あっ、んん、それ……っ♡」
「ココ、好きだろ?」
「や、あっ♡ んっ、んぅ……♡」
身をよじることもできずに、胸やアソコを触られ先生の指を受け入れる。舌を入れられキスをされながら、けれどイケないくらいの塩梅で。
見えなくて、イケないせいで身体は敏感になっていて、襲われたい、犯されたいという欲求を発散できるのは唯一キスだけだった。
「んっ、ちゅ、は、ぅ、せん、せい……♡ 」
舌を絡めて、ねだるように腰を揺らすわたしに先生はいやらしい笑いを浮かべている気がした。
もうそれだけでも、腰が痺れて先生の指に愛液をまとわりつかせてしまう。先生の息遣いわたしを呼ぶ声にすら、感じてしまう。
「……燐子」
「あっ、や、んく♡ ふぁ……♡」
「さぁ見せてみろ、本性を」
「あっ、イキたいです……♡ せん、せいに、イカされたい……♡ 」
「だろうな、そうやって教えこんでやったんだから──」
そう、ここまでは、先生が望んだわたし。けれど、わたしは先生の望んだ通りのわたしにはなれません。
──怖かった。怖いけれど、本性を見せていく。
「先生が好きです」
「……なにを」
「わたしがこんなに気持ちよくなるのは……好きな人にされてるからです」
「……白金、お前……ずっと」
ごめんなさい先生、わたしはずっと先生を裏切っていました。
先生が教えてくれたから気持ちよくなったことも嘘ではない。けれど、わたしが簡単に受け入れてしまって、欲望の鎖で雁字搦めにされたのは……わたしの気持ちがあったから。
「俺はいい女を見つけて卒業までセフレ代わりに楽しむだけだ」
「……あっ♡ ん、はい……♡」
「白金が触り心地の良さそうな身体してたからな」
「ん、あん♡ んん♡ それでも、すき♡」
胸を揉まれ、弄ばれる。それでも、それでも変わらない。先生に喜んでもらえるなら、男の人の視線を集めてしまうこの身体も、すぐに濡れてしまって、男を誘ってしまう艶も、全て利用する。利用して、わたしは先生のモノとして……いっぱい気持ちよくしてもらう。愛して、もらう。
「軽くイカせてやる」
「あっ♡ はい……んっ♡ あん、あっ、ゆび、すき……っ♡」
閉じることが許されていない左の太腿をなぞられ、開きっぱなしの秘所に先生の指が入ってくる。Gスポットを押され、あっという間に快感が上ってくる。制服越しに乳首を弄ばれ、耳をしゃぶられ、玩具となったわたしはやがて腰を震えさせた。
「あ──っ♡ はぁ……はぁ……♡ んっ、れろ、あ……はぁ♡」
「さ……て、次はその胸と口で気持ちよくしてもらうとするかな」
「……あ♡ はい♡」
わたしを壁に縫い止めていた拘束がリボンと一緒に解かれ、胸を露出させられる。目隠しと手首の拘束はされたままだから、何も見えない中、まるで犯罪を犯して捕まった人のように、先生に誘導される。脚の間、怒張した肉棒の前に。乳首に亀頭を押し当てられ、コリコリと弄ばれる。そして、少し冷たいよという言葉の後にローションを谷間に掛けられた。
「ひゃ、んっ♡ 挟、んで……わたしが奉仕、します……♡」
「ああいいよ……縛ったし使いたい気分だ」
「……あ♡」
胸で肉棒を挟み、頭を押さえつけられ、その匂いをたっぷり嗅いでしまう。それだけで下腹部が熱を持ち、むず痒くなってしまう。
腰を揺らして先生はわたしの胸を堪能していく。谷間に、匂いを擦り付けていく。
「んぁ……♡ はぁ……ふ、ん♡ あつい……♡」
「息吹きかけられるといい感じだ。舌出して」
「えあ……っ♡ ん、ちゅ、んく♡」
胸で自慰をしてるみたいだ。わたしで、自慰をしてるみたいだった。鈴口に唇をつけると待っていましたとばかりにカウパーが溢れ出てくる。けれど口の中を犯されても、オナホのような扱いをされても、わたしの下半身は蜜を滴らせていた。
「ふ、ん、はぁ……せん、せぇ……♡」
「どうした? 心配しなくてもちゃんとできたらご褒美はあげるよ」
「ご褒美……キスじゃなくて……♡ わたしの、お、おまんこ……に、コレを……おちん、ちんを、ください♡」
「すると俺はご褒美のたびに燐子のナカに射精することになるけど?」
「それでもいい、ですから……♡」
先生のご褒美はイッたらキスだった。けど、これから、イッた数だけ……ナカにほしい。わたしはそう言った。それは返しきれるはずのない負債のようなものだ。ナカに肉棒が入ってくるだけで、射精するために奥に突き入れられる度に、わたしは何回もイッてしまうから。
「……ならご褒美はなしだな」
「そ、そんな……あっ♡」
「だっていつでも呼び出して、オナホにしていいってことだろ?」
「……はい♡ 」
「いいな……じゃあ飽きるまでお前は俺の玩具だ」
「……はい♡」
そうか、と先生はわたしに肉棒を向けながら、たぶん、笑っていた。敏感なところを舌と唇で奉仕して、胸の間にある熱を増幅させていく。先生の腰がもどかしそうに動く。そのたびにわたしも蕩けていく。
「あ♡ はむ、んっ、ちゅ、んく♡ せんせ、の……せー、えき♡ ください……♡」
「ああ、出してやる。口にもナカにも、な」
「んぅ♡ んっ、は、れろ、んちゅ、じゅる、っはぁ……♡」
胸を動かしながら、舌を鈴口に甘えるように、おねだりをするように擦り付けていく。限界になった先生は、鈴口をわたしの舌に、犯すように、マーキングするように擦り付けてくる。
「イクぞ燐子……っ! 全部飲め……よ!」
「んっ……ぅ、んんっ♡」
腰が震えて、ひどい味の粘液が口の中に広がっていく。一回、二回、三回……どくどくと肉棒が脈打って、わたしを穢していく。口当たりも匂いも味も……
「そんな吸われたら……こうしたくなるな」
「んぐ……ぅ、じゅる、ぅえ……あ、はぁ……っ♡」
頭を押さえつけられ喉に差し込まれた異物感のせいで少しえづいてしまうけれど、匂いと味に発情してしまったわたしには性欲を満たすスパイスでしかなかった。
「ん、んく♡ 先生……♡」
「ああ……次は、ご褒美の時間だな……」
「はい♡ ください……ん♡」
再び腕を壁に固定される。今度は壁に体を向けた状態で、先生を待っていた。身体に手が這い回り、亀頭が秘所の入口にキスをしてくる。さっき射精したばかりのはずがもう……怒張していて、身体が熱くなる。
「奥までたっぷり犯してやる」
「……奥まで……はい♡」
「物欲しそうに腰振りやがって、淫乱め」
無意識に、腰が動いてしまう。臀部を、陰唇を肉棒に擦り付けて、いやらしい水音を、自分から立てていた。ああ、きっと先生の視線の先には粘液の糸を引いてヒクヒクと欲しがるわたしの浅ましい姿があるのだろう。加虐心に火がついた声でわたしを辱めていく。
淫乱でもいい。腰を掴まれて、ナカを掻き分けて太くて熱い肉棒で……犯されたい。その願いはすぐに叶えられた。
「っあ♡ あつ……んっ♡ ああ……っ♡」
「すげ、燐子……もうこんなにトロトロだったのかよ」
「あ、ん♡ いわ、ないで……ください♡ あっ♡ やん♡」
擦られるだけで、もう何も考えられないくらいにきもちい。焦らされた分、押し寄せる快楽がわたしをだめにしていた。ほしい。先生の精液を、性欲を、支配欲を……全部全部、一滴も余すことなくこの身体で、受け止めたい。
「お、く、んっ♡ それ、あっ、イッ──♡」
「最高だ……もっとイケ、吸い付いて、ほしがってみせろ」
「んんぅ──っは、あ、や♡ ほしい……っ♡ なか、せーし、っ♡」
ぐちゃぐちゃと突かれる。愛液がとめどなく溢れて、先生の肉棒を汚す。腰の動きに余裕がなくなってきて、ナカが先生のモノでいっぱいになってきた。
何度もイッてしまい、潮を噴いてしまう。ああきっと、風呂場の床はわたしの液で濡れているのだろう。
「燐子……俺も、そろそろイクからな」
「はい♡ あん、あっ、や♡ ぜんぶ、うけとめ、ますから♡」
「……ああ」
「んっ♡ あ、それいい♡ あっ、先生♡ すき、すき……っ♡」
「……りん、こ!」
「──っ♡」
奥に突き入れられ、肉棒が脈動する。ドクドクとわたしのナカに胤を注ぎ込んでいく。繋がったまま余韻に浸りながら拘束を解かれ、視界に光が入ってきた。何度かキスをして、ようやくわたしたちは離れた。
「白金」
「燐子……と、呼んでください」
「……本気なんだな」
「はい」
その言葉を聴いて、心の中にあった不安が消え去っていった。
代わりに得たのは幸福感と確信、先生とは……卒業しても切れないだろうという、確信だった。
「浮気は、ほどほどにしてください」
「ほどほど、ね……」
これからも、こうしてベッドに押し倒される日々が続く。図書室で胸に手を伸ばされる日々が続く。その度にわたしは淫らな音色を上げ続ける。
──愛する人の、腕の中で。