BanG Dream! NIGHT STORY 作:黒マメファナ
くちゅくちゅと粘性の水音がする。愚息をあてがった秘所は蜜を垂らし、受け入れるために口を開いていた。
肩や頬を上気させた彼女は、肉棒が陰核を擦る度に声を漏らす。電気は消した方がいいかと提案はしたが、彼女は首を横に振る。
「みて……ほしい♡
「なら、見ててあげる。僕のを呑み込むところ」
亀頭を開いた陰裂に押し当てると、柔軟に拡がっていく。彼女の腰が落ちてきて、愚息が彼女のナカへと呑み込まれていく快感が、暖かさと柔らかさ、心地良さはレッスン室とは比べるべくもなかった。
「ん……♡ あ、きた♡ んぁあ♡ おくまで……はいっ、たぁ……♡」
「燐子のナカ……最高だよ」
「うん♡ キミのおちんちん、迎えられて……しあわせ♡」
「ゆっくり、馴染ませていこうか」
「ん、ちゅ……♡ んふ、きざみ、つけて……キミのかたちに、変えて♡」
今まではあの男のかたちだった燐子の膣を上書きしていく。それを彼女が望んでいるという優越感と興奮が、愚息を大きくしていく。
下半身が蕩けるような快楽を味わいながら、唇をぴったりと重ねて舌を擦り合わせ、彼女を犯していく。
「んぁ……んぅ♡ いいよ、して……♡ 突き上げて……♡」
「いや、もっといいのがあるよ」
「ん、なに……♡」
「見せてよ……燐子が蕩けてイキながらやらしく腰振るところ」
「っ♡ あ、んむ♡ ちゅ、んっ♡ はぁ……ん♡」
キスをしながらゆっくりと彼女から腰を浮かせて、膣が愚息を根元から擦り上げていく。抜けるかどうかというくらいまで引き上げ、彼女はそれをまたゆっくりと沈めていく。まるで確認するように、何度かそれを繰り返した彼女は合図のようにディープキスを求める。
「あ、ん……っ♡ はぁ……んっ♡ みててね……♡」
「うん」
「あっ♡ あっ♡ あん♡ あっ、これ♡ いい、きもちい……っ♡」
一気に腰の速度が上がる。けど速いのではなく、自分で確認したきもちいところに擦り付けて、淫らなダンスだった。レッスン室で見たものより蕩けきった顔で、交わる悦びに満ちた目をしていた。
「は、うぁ♡ あっきすも、して♡ んぅ、ちゅ、んっんっんん──っはぁ……あっ♡ あん♡」
「イッた?」
「あ……っうん……っあん♡ あっあっ♡ イッた、ばっかり……っぅ♡」
膣奥に押し付けてあげるとまた達したらしく、しがみついて腰を震わせている。達して、息を吐く彼女の表情はどうにも理性を溶かす色香を感じてしまう。喉を鳴らすと、彼女は甘く長い息をはきながら、柔らかい肢体を押し付けてくる。
「すきに、して……いいよ……♡ イッた、ばっかりの、からだ……っん♡ 触って……あっ♡」
「なるほど……触ると締め付けてくる……これは、きもちいね」
「あっんん♡ んっ♡ ああ……っ、あ♡ なじんで……きた♡」
胸をきままに弄り、乳首を弾くと彼女は艶やかな嬌声を出す。楽器のようで……愉しいものだ。場所触り方によって音の変わる……淫らな楽器の演奏をしていると、繋がっている部分が肉棒を奉仕していく。けれど余韻に浸っている行為であるため、刺激がほしくなる。
「燐子」
「……ん♡ あ……っ♡」
「動いていいよね……?」
「うん……あん♡」
そんな欲望のまま彼女を押し倒し、覆い被さる。愛おしさ、だろうか、それともただの肉欲だろうか。目の前の彼女は潤んだ瞳と上気した頬、半開きの唇、そこから吐き出される熱い吐息に、導かれるように腰を振っていく。
「あっ、あ、んっ♡ ふふ……じっくり、だね……♡」
「好きでしょう?」
「うん♡ キミに愛されるの……すき♡」
「僕は愛しているのかな……ただ燐子を犯したいだけかもよ。月曜になったら……他人になるかも」
「ううん……♡」
僕の言葉に彼女はけれど確信に満ちた表情で首を横に振る。次いで舌を出しながら触ってと胸に誘われた。その誘いを断ることなく、キスを繰り返しながら右手で彼女のたわわな果実を鷲掴みにしていくと、彼女は身体を震わせ快楽を享受する。
「ん……っは♡ ほら……きすも、おっぱいさわるのも、キミはやらしくて、優しい……♡」
自分がきもちよくなりたいんじゃなくて、それだけじゃなくて、相手をきもちよくしたいと、相手のことを想うことが愛なのだと彼女は微笑む。それは納得できるだけの芯の通った理屈だった。なら僕は燐子を愛しているのだと思えるには充分な言葉だった。
「だからきて……♡ わたしを、キミでいっぱいにして……♡ いっぱい……
「燐子のことを……うん、いくよ」
「あっ、ん♡ いっぱい、いっぱい……あっ♡ あん♡」
擦り付けていく。またじっくり腰を揺らして、彼女の膣壁に肉棒を擦り付けて、穢して、犯していく。奥に押し付けて粘膜同士のキスを繰り返しながら、彼女を見下ろした。さっきよりも更に快楽に染まった顔で名前を呼ばれる。惜しげもなく裸を晒し、同じく裸の僕を求めてくる。
「あっ♡ おく……いじめられるのすき♡ んっ♡ ああっ♡」
「そろそろ焦れてきた?」
「うん……♡ はやいの、ほしい……♡」
彼女の言葉に頷き、腰を速めていく。うねうねと膣壁が絡みついてきて、心地よい。そしてなにより、突くたびに恍惚に喘ぐ彼女が……燐子が、愛おしい。もっと快楽に喘がせたい。彼女の好きな行為で、イカせたい。そんな気持ちが強くなっていく。
「あっあっあっぅん♡ ん、ちゅ、んん……っは♡ あん♡」
「キスすると締まるね、悦んでるの?」
「んっ♡ 舌、あん♡ うん、身体、憶えてる……♡ 朝、いっぱいされた……から♡」
「これからもしてあげようか? 毎朝、アラーム鳴るまで」
「……っ♡ うん、して♡ きす、すき……♡ あたま、とろけちゃう♡」
これからの約束をする。もう、僕たちは他人ではいられないのだ。わかっていた。彼女は僕という快楽を知ってしまった。僕は彼女という快楽を知ってしまった。もう誰も邪魔されることのない、快楽の貪り合い。
「あっ♡ おく、おくイク……っ♡ ん、ちゅ、んん♡ ぷは、イカせて、舌擦り付けて、イカせて……んぅ♡ んっんむ、んっ、んく、んん──っ♡」
「っは……燐子、りんこ……」
「は、ぁん♡ あ、あっ、れろ、はぁ……♡ あんっ♡ また、おく♡」
「イクまで、ぐちゃぐちゃに……するから」
「っんく♡ は、ぁして♡ なかだし、いっぱい、して♡」
あっという間に射精感が上ってくる。燐子に求められ、奥に押し付けて、舌を擦り付けていく。何度も何度も彼女を絶頂させ、ケダモノのように貪り、そして……遂にその限界が訪れる。
「は、燐子、イク、イクよ……!」
「うん♡ 一緒に、んぅ……っん──ふ、ふぅ……っはぁ、はぁ……♡」
「はぁ……」
息を吐き出す。こんな充実感と脱力のある射精は初めてだった。レッスン室の時よりも数段、心地いい。しばらくしてから、俺は彼女から白濁と愛液にテカテカと光を反射する肉棒を引き抜き、隣に座り込んだ。
「……ね♡ なめて……キレイしていい?」
「いいよ、おいで」
「うん♡ お掃除フェラ……してあげる♡」
横から彼女がやってきて、嬉しそうにベッドの縁に背中を預けた僕の膝枕に寝転び、舌を這わせて、しゃぶりついてくる。舐める、というよりもう頭を振っている。彼女なりのまだ欲しいという合図なのだろう、揺れる黒髪を撫でつけて、続けてと言うと、よりいやらしく、激しく咥えていく。
「んっ、じゅる……♡ 本当は、イラマチオ、苦手……なんだ……ん♡ ご奉仕は、すき……だけど♡」
「そっか……いいよ、いっぱいしてみせて」
「うん……見下ろしてて……♡」
それを夜中まで繰り返した。風呂に入ろうとしても一緒に入ってきては、そのまま交じわり、愛を囁き、寝食はとうに忘れてお互いの欲望のまま、愛し合った。疲れきり、引き抜いても咥えに来なくなったのは既に草木も眠る時間も随分前に過ぎていた。
「はぁ……♡ あのね……お願い、しても、いい?」
「……ん?」
水分補給をしていると、彼女は隣にやってくる。水を手渡し、それを飲んでから彼女はまるでずっと一緒にいた恋人に甘えるように擦り寄ってくる。後頭部に手を回し撫でていくと、頬にキスをされ、微笑みながら口を開いた。
「日曜は……デート、したいな……って」
「明後日……ってもう明日か」
「うん」
「いいよ」
「……うんっ」
土曜はどうなったのか。それは語る必要もないだろう。ほぼ全ての時間を裸で過ごした。そうして彼女との行為がすっかり当たり前になるまで、何度も交わった。その日の夜、家まで送っていくと、また明日、と普通の恋人のように微笑みを浮かべて手を振る彼女に、また僕も普通の恋人にするように手を振り返していった。