BanG Dream! NIGHT STORY 作:黒マメファナ
カンパーイ、という音頭に合わせてわたしは烏龍茶を掲げた。人が集まる場所はそれほど得意じゃないけれど、あこちゃんからはせっかく誘われたんだから行くべきだよ、なんて言われての初めてのオフ会だった。
「お疲れりんりんちゃん」
「は、はい……ええっと」
自己紹介を思い出しながら、笑顔を浮かべる。相手はなんだかチャラそうな印象のあるヒトだったけど確か歳はほとんど変わらなかったはず。そう勇気を出して改めて挨拶をして、烏龍茶を飲んで、ご飯を食べておしゃべりをして……場酔い、というのだろうか。普段は言えないこと、あこちゃんにも言えないことが気づけば口から滑り落ちていた。
「ええ、別れたばっかなんだ」
「は、はい……」
「うわーもったいな、りんりんちゃんめっちゃかわいいのに!」
みんなにそう言われるけれど、わたしはそうは思わなかった。あのヒトとわたしは、歩む速さが違った。まるで本を読むスピードが違うようで、恋人らしいことをするステップを踏む段階でこけてしまっては……どうしようもないから。
「ああ、もしかして迫られて? セックス、セックスって言われちゃうとヒくわーってなるなる!」
「あ……あの、えっと……ちが、違うんです……」
「え?」
わたしが、あまりに焦っちゃって、というと驚きの顔を浮かべられる。何か変だっただろうか、一応数回はしてもらったけれど熱に差があるのかヒトリの方が気持ちよくて、どうしようもなくて。
「あ、えっと」
「それで……わたし……」
うとうとっとしてしまう。極度に緊張していたせいか、眠れなかったせいか、しばらくしたらわたしは眠ってしまった。
──そうして目が覚めると、知らない天井だった。知らない匂いがするベッド。どうしたんだっけとままならない思考をまとめようとしていると、ガチャリとドアが開いて、眠る前まで話していた男がほぼ全裸で髪の毛を拭きながら現れた。
「……え、えっと?」
「起きたんだ」
わたしは、もしかして……所謂お持ち帰りをされてしまったんだろうか。慌てたように何かを言おうとしたけど、その前に男はオフ会って言ったら最後はこれだよねと言い出した。
──馴れてるのかな。こういう、オフパコみたいなこと。わたしはそれで狙われてしまったということなんだろうか。
「りんりんちゃん、えっと燐子ちゃんだっけ? タマってるみたいだから解消してあげようと思ってさ」
「そ、そんな……こと」
「ほら、えっちなこともっとしたかったんでしょ?」
じゃあさ、と男はベッドに座っていたわたしの目の前に肉棒をさらけ出してくる。蒸れた男性の性器の匂い、文字通り目と鼻の先にそびえ立つ巨根に、視線が釘付けになってしまう。
「口でしてよ」
口で……このおっきなモノを口で愛撫して、精液を……無意識に喉が鳴ってしまう。フェラをしたら、帰れる? 欲求不満だったこともあり、目の前にあるモノに身体が反応してしまっていた。
「……わかり、ました……んは、ぁ♡」
口を開けて舌を這わせていく。亀頭の裏を丁寧に、奉仕していくように。ちょっと先を刺激して射精してもらえれば終わる。そう思っていたのに舌で舐めたその味に、頭がショートする。
唾液をたっぷり舌に乗せて、もどかしくなって。
「あ、ん♡ ん、ちゅ、ふ……んん♡」
「あーそれヤバ」
いつの間にか亀頭をしゃぶって、おっきなカリが口に入った。腰がぞわぞわする。だんだんと前のめりになってぐぽぐぽとフェラが深くなっていくのがわたし自身にも止められない。
「んっんっ♡ じゅるる、んく♡ は、ふ……♡ ん、ちゅ♡」
「フェラうまいしエロすぎ。こんなえっちなのにタマってるなんて可哀想に」
「ぷは、ん、おっきい……♡」
これが、もし、もしも膣に入ってきたら。前から、後ろから、下から、何度も出し入れされたら。そんな妄想が頭に広がり、理性に靄をかけていく。もう、言い訳ができないくらいに男の腰に手を回して肉棒をディープフェラで舌を絡めて、カウパーを吸って、相手の欲を増幅させていた。
「んっ♡ んく、んぐぅ……♡ ふぅ……んん♡」
「ああいい、いいよ、飲ませてやる。たっぷり味わえよ、燐子ちゃん!」
「んっ、ん、んっ♡」
「イク、ぅ……っ!」
「──んっ♡ んふ、ふぅ……ふぅ……♡」
びゅくびゅくと射精させていくのを、腰にしっかりと手を回して逃がさないように、わたしは口で受け止めていた。服が汚れるから、そんな言い訳も出ないくらいに男の射精にわたしは高ぶっていた。
口の中に精液を溜め込みながらゆっくりと肉棒を放していくと、男は下卑た視線を向ける。
「見せて」
「……んぁ♡」
「飲みたい?」
「……ん♡」
いいよと言われて、わたしはソレを喉に通していく。飲んだけど、やっぱり身体の疼きが収まらなくて、目の前の肉棒もまだまだかたく、おっきくなっていて……鈴口から溢れていた精液や、周りについていた精液を舌で舐め、キレイにしていく。そんな奉仕を繰り返していると、男は腰を突き出してわたしに肉棒をしゃぶらせながら、嘲笑うように言い放った。
「燐子ちゃん、本番したいんでしょ?」
「……んぐ、んっ、じゅるる、んは、ほん、ばん……♡」
「蕩けてるねぇ……どう? ほしいでしょ?」
「ほ、し……く、なんて……んぅ♡ ん、ちゅ、は、れろ……♡」
言葉とは裏腹に奉仕したいって気持ちが止まらない。挿入された時の気持ちよさを妄想しちゃうのが、止まらない。ほしくない、なんて言ってみたけど、隣に座ってきた男に後ろからスカートの中をまさぐられても、抵抗は出来なかった。
「つかさぁ? 本当は期待してたんでしょ? オフ会でホテル連れ込まれてさ」
「あっ、やだ、やだやだ……っく♡」
「──こんな風にまんこ弄られるの」
「やっ、あっ♡」
「うわやらしー、めっちゃエロいの履いてんじゃん。紐じゃん」
否定は、できなかった。もしお持ち帰りされても幻滅されないように、くらいの気持ちで、冗談混じりのつもりで服を選んだし下着も……でも、そんなのどうでもいいくらいに、わたしの秘所に我が物顔で入ってくる指がきもちい。おっぱいを鷲掴みにされ、耳許で囁かれながらくちゅくちゅと音を立てられながら、二本の指に膣を蹂躙されるのがきもちい。身長差のまま見下ろされながらクリを弾かれるのが、キモチイ。
「あん、あっ♡ イク、イッちゃい……ます……っ♡」
「いーよ。今日はとことん俺がイカせて、ハメて、燐子ちゃんのエロボディを堪能してあげるよ」
「ひぁ、あっ、あっ♡ それ、すご、すごいの……クる──っ♡」
指でぐりぐりと膣壁を擦られながらクリトリスを摘まれ、わたしは背筋を伸ばし痙攣する。潮まで吹いてしまって、体重を支えきれずに男に抱き寄せられる。頭を撫でられ抱きしめられ、優しい声で嬲られる。
「よしよし、フェラさせた時はとんだビッチまんこかと思ったけど、ユルくはなさそうで安心した」
「──あ♡ そんな……ビッチ、だなんて♡」
「そうでしょ? 知らない男のちんぽガッツリしゃぶって濡らしといて……このやらしいカラダでどんくらいセフレ作った? 何万もらったらハメさせてんの?」
そんなこと、そんなことしてない。そう言うけれど、押し倒されM字に開脚させられ開ききった秘所にさっきの肉棒が擦り付けられた。水音が、濡れてることを教えてくれる。この人の肉棒を受け入れる準備を、身体はしちゃっていたことを。
「あなたが……はじめての、元カレ以外のヒト、です♡ だから、ひどいこと……言わないで♡」
「じゃあ、本番する?」
「……ん♡」
頷くと、ぬるりと肉棒がナカに入ってくる。待ち望んだ快楽、男の人に、彼に挿入してもらえる喜び。彼もまた、わたしを犯せる喜びに、快楽に浸っているようだった。
「いいね、締め付けてくるねぇ……ほら、もっときもちよくなれよ!」
「あぁっ♡ これ、これほしかったの……あんっ♡」
「わかる? 燐子ちゃん。今キミがおねだりしてるのオフパコなんだってこと」
「はい、はい……っ♡」
それでも、そうだったとしても、疼く身体を、慰めたい。指や玩具じゃなくて男の人に、おちんぽに。突かれる度に、求められる度に、わたしは満たされていく。見つめあって、手を繋いで、それだけのことがきもちい。
「あっ、あっぅ♡」
「おー揺れる揺れる。最高の眺めだよ」
「あっ、んん──っ♡ はぁ、あん♡ あっ、んっ♡」
「またイッた? 次はバックから……っと!」
「あっ、あっあっ♡ あん♡」
180度身体を回転させられる頃には蕩けきってしまって、もう何度イッたのかすらわからないくらいだった。力も入らないのに、おしりだけがおちんぽを求めるように上を向いていた。
「ねぇねぇ、そろそろ俺もイキたいんだけどさ、その前に燐子ちゃんからも腰振ってよ」
「……え♡」
「やだならやめてもいいけど、ねっ!」
「あっ、やだ、ごめんなさい♡ んぅ、あん♡ あっ、あ──っぅあ♡」
奥を苦しいくらいに突かれ、わたしは言われた通りに腰を振っていくと、リズムを合わせられ、簡単にイカされてしまう。倫理観が溶けていく。ひとつひとつ許していってしまい、イカされて、わたしはもう相手が恋人ですらないことも忘れてしまったかのように腰を振って快楽に溺れていく。
「あっあっ、んく♡ はふ、ん、ひぁ♡ あん、あっ、や、んん♡」
「おおっ、スパートかけてきたな──イクよ燐子ちゃん」
「は、い♡ どうぞ……う、ぁん♡」
腰の動きが激しくなっていく。わたしも、彼も。掻き回され、泡立てられるようにぐちゅぐちゅと愛液を潤滑油にして擦ってくる。イク寸前に彼はわたしにのしかかってきて、ポルチオにキスをされるように押しつけられ、逃げられない。
「やばいこれ、でるでる、イクよ……!」
「ぁあ……っ♡ んぅ、ふ、は……ぁ♡」
「ああ燐子ちゃん、今でてるよ。燐子ちゃんのまんこに、俺の……!」
ナマだとか、もうどうだってよかった。こんなに求められて、一人の女として、メスとしてオスの欲望を叩きつけられて、わたしは何も考えられずに膣内で精液を受け止める。余すことなく射精した彼は荒い息を吐きながら、もう一度寝返りをうって仰向けになったわたしの顔の横に肉棒を見せつけてくる。
「あ……っんふ♡ ふ、ちゅ、んく、んっんっ♡」
彼もわたしも、一度じゃあ、足りない。頭を撫でられ口でまたおちんぽを奉仕していくと、彼はニヤリと笑みを浮かべながらわたしのカラダに手を這わせる。まだ、脱げていなかったワンピースの中に手を入れてきて、ブラのホックを外してくる。
「今日はもう泊まりなんだからもっと楽しもうか……わかるよね? 燐子ちゃん」
「ぷは……♡ れろ……はい♡」
脱がされるままに従い、わたしは生まれたままの姿になって正常位で彼を受け入れる。二度目はもう、まるで犯されているような奥に奥に叩きつけられるような獰猛な交わりだった。その欲望のままのセックスは、頭が真っ白になるくらいに気持ちよくて、何度も何度もイカされ、イキッぱなしの膣に精子を吐き出された。
「はぁ……ふぅ、休憩しよっか。お風呂入っておいで」
「んく、じゅるる……はぁ……ん♡ そう、します……ん♡」
その言葉に従い、浴室に向かった。身体を洗い、湯船に浸かって一息ついたところ浴室のドアが開き彼が入ってきた。
──逃げられない。彼の欲から、自分の欲から。
「ひぅ♡ あ、やん……っ♡」
「燐子ちゃん、耳弱いんだ」
「あっ♡ んん……♡」
まるで恋人と戯れるように、彼は後ろからわたしを腕の中におさめてきた。耳を甘噛みされながら、胸を遊ばれる。そんなことされたら、わたしは……恋人ではないのにどんどんと、彼を受け入れてしまっていた。
やがて、おしりに擦り付けられていた肉棒が、ナカに入ってくる。
「あぅ、んっ♡ や、ぜんぶどうじ……っうぁあ♡」
「やばいな……ハマっちゃいそうだよ、燐子ちゃんのまんこ」
「……おまんこ、だけ、ですか……っあ♡」
「なに言ってるの? ほらほら、言わなくてもわかるでしょ?」
水面を揺らしながらぐちゃぐちゃとかき混ぜられて、最後は抱えあげられながらしがみつくようにして、射精を受け入れた。その後も洗面所で身体を拭いていたら、後ろから指で膣をいじめられ、求められて……鏡が前にあるのに恥ずかしいのに、立ちバックでハメられる。
「あっん、やあっ、あっ♡ だめ、だめぇ……っ♡」
「だめ? 嘘つきだね。鏡に映る燐子ちゃん、やらしい顔してるよ!」
「──っあああ♡」
結局手洗い場に身体を預けて、後ろから突かれて……そのまま射精され、座り込んだわたしにお掃除フェラを命じてくる。容赦なくイカせてくる鬼畜で、いっぱいだしてるのに萎えない絶倫で、まだ、まだおっきいおちんぽにわたしは夢中で奉仕したら、もう一回と、前から入れられて膣内に射精された。
「はぁ……はぁ……っ♡」
「ねぇ燐子ちゃん? 俺と付き合わない?」
「……っ、ん♡ で、でも……わたし……っああ♡」
ベッドに戻ってスローで挿入されながら、正常位で見つめられる。付き合う? こんな、オフ会でホテルに行くような相手と……? 快楽に絆されまいと心を強く持ちながら否定する。
「だめ……です……っ」
「こんなエロい身体を持て余してるのに? 我慢する必要ある?」
「そ、れは……っあ、だめ、うごいちゃ……♡」
「──オナニーだけで満足? もったいないよ、ほら」
「あっ♡ だって、でも……♡」
抱えあげられ、間近にある彼の瞳に射抜かれながら、問われる。今までのセックスはどうだった? 望むならもっとやらしいことしてあげられるよ、とも。
認めて受け入れれば、ワンナイトじゃなくて本気の、俺の独占欲でセックスをしてあげると囁かれ、わたしは……ゆっくりと彼の首に腕を回してしがみついていく。
「浮気、しません、か……?」
「燐子ちゃん虐めるので忙しいかな」
「もっと、求めてくれますか……?」
「燐子ちゃんの好きなだけ。ただ俺の好きなだけするけど」
もう膣は答えを出していた。さっきからきゅうきゅうと彼のモノに絡みついて、すっかりカタチを彼のモノに合わせている。
最後に、とわたしは彼に問いかけた。今まで一度もされてない……それを。
「キス……してくれますか?」
「……そうこなくっちゃ」
「ん、ちゅ、んく♡ あっ、あっ、きすしながらおく、きもちい♡」
「それじゃあ、また奥で……だすよ、燐子」
「あっん、ちゅ♡ ふ、ぁ、はい……♡ ください、くだしゃい♡ あなたの、せーしが、あなたのせーしがほしいです……っ♡」
舌を絡ませながら、彼におねだりをしていく。もう遠慮しなくていい。彼の求めてくるものを、受け止めていい。キスをしたせいか完全にタガが外れて、全部がキモチイ。キモチイことしか考えられない。好き、好き。彼が好き。
「そうだよ、これから俺の射精を受け止め続けて……孕むんだよ」
「はい、ん♡ あっ、あっ♡ いじめて、おかして、はらませて……♡ 」
「オフパコでカレシ作るビッチまんこには、キツい躾が必要だな。そのスケベなカラダ、俺好みに開発してやる……!」
「あん、あっ、んん♡ んく、ちゅ、はふ……♡ 」
自分はこんなに被虐的な女だったのだということを刻み込まれる。好き放題に揉まれ、捏ねられ、弾かれ、味わわれ、吸われ、擦られ突かれ、射精される。休憩なんてなく、空いた時間もおちんぽにご奉仕をさせられる。そうしたらまた、抱かれる。
「すっかり、俺のカタチだ、なっ!」
「──っぁああ♡ ん、はっ、はっ……あん、とめ、ないで……ください♡ んっ、ぁあ♡ 」
「だすよ燐子、イキっぱなしのまんこに注ぎ込んでやる……!」
「はい、ください♡ おくで、ナカで、最後の一滴まで……っ♡」
「燐子、燐子、燐子……ぉ!」
「あっぁんっ……♡ は、ぅぁ……♡ どくどく、きもちい……♡」
彼にしがみついて、射精の余韻を味わっていく。意識をなんとか保ちながらキスを繰り返していると、髪を優しく撫でられながらわたしを眠りに誘導してくれる。
「おやすみ、燐子」
「……ん、はい……ずっと、いて……くだ、さ……」
「手放すわけないだろ? これからもイチャイチャしてこうな」
オフ会、やっぱり勇気を出してよかったな。眠りに堕ちながらわたしはそんなことばかりを考えていた。
彼はどんなえっちが好きなのだろう。我慢せずに言って欲しいな。あなた好みのわたしにして……ね?