BanG Dream! NIGHT STORY 作:黒マメファナ
お酒の入ってる彼はすごく意地悪で、わたしを支配して、種付けしてくださいっておねだりをするとめちゃくちゃにされる。フェラさせるのも好きだし、ムラっとすると指でイカせながら身体を開くのを待ってる。そんなえっちをするヒト。
「おじゃまします」
「……うん、ちょっと待っててね……」
でも普段は優しくてわたしが何かを言う前にぎゅーってしてくれるくらい、わたしのことを見ていてくれる。優しいは優しいんだけどえっちになるとじわじわと犯されるような、イケナイことをしているような甘みがある。そんなギャップのある彼とお付き合いをして、デートの終わりにわたしは彼を家に招待した。
「おいしい」
「……よかった」
「うん」
きゅっと手を握られる。キスしたいなって思ったのがバレてたみたいでそっと唇を重ねてくれる。すき、だいすき、思わず抱きついてしまって甘えてしまう。ああでも二人きりの空間となると、やっぱり……ほしい。もっと甘くて、夢中になるもの。ナカにどくどくって、注いで欲しい。
「シたい?」
「うん……でも、プレイ……は」
「たまにはさ、燐子と激しくないのもしたいな」
「ん♡ うん……でも、わたし……っあ♡」
「大丈夫、もう燐子がいじめられたがりなのは知ってるから」
後ろから耳許で囁かれる。同時に服の上から乳首を的確に指でつつかれて、声が出てしまう。そこからは、いじわるな責めの始まりだった。お酒が入ってると強引で支配してくるけれど、普段の彼は優しく、優しく追い詰めてくる。どっちも彼なんだなと思う。
「あ、ん、んふ……じゅる♡」
「腰、動いてきてるよ」
「はふ、だ、ってぇ……♡」
服を一切脱がすことなく、姿見の前に座らせられ、後ろから乳首にフェザータッチで触れてくる。すりすりと指を擦り付けられて、時折胸を鷲掴みにされながらキスをされ、おまんこが疼いてしまう。その緩急にわたしはどんどん淫らな本性をさらけ出してしまう。
「んんぅ♡ みみ、あぅ♡ うなじも……だめ……っん♡」
「だめ? きもちいの間違いでしょ?」
「……だめ♡ あっ、ふ、ん……っ♡」
首と肩の間、背中側の……普段は髪に隠れて見えないところに、彼の唇が触れた。強く吸われてしまい、きっと痕になってる。わたしも見ることのできない、彼だけのキスマーク。嫌じゃない、蕩けてしまうくらいに、嬉しい。
「ん、じゅる……んは♡ おまんこも……いじって、ほしい♡」
「だめって言わないの?」
「……だめ、だけど……だめなのが……ほしい♡」
矛盾していて、でもそれが本心だから。わたし、こんなスローでもきもちいんだ。おまんこをいじってもらえる、と言っても彼は絶対にいきなり指を挿入するだとか、クリを擦るなんてことはしてくれない。わかってる、わかってて、わたしは彼におねだりをした。
「ほら、鏡にクロッチ見えるように座って」
「……うん♡」
「触るよ」
鏡に映る彼の指がゆっくりと中心にシミをつくった黄色のショーツのクロッチに近づいてくる。意識させられる。触る瞬間を、今か今かと焦らされる。
ちゅ、と水音を立てて指先が触れて、くち、くちと静かな部屋にわたしの嬌声と彼の指が奏でる音が響く。
「あ、や、んん……っ♡」
「下着ぐしょぐしょ。今すぐにでもハメれそう」
「……ハメる、の♡」
「後でね」
その言い方は優しいのに、どこかお酒の入った時の声に似ていた。やっぱり彼は彼なんだなぁと思い知らされる。彼の本性がいじわるでわたしを虜にしてくれるくらいえっちなだけ。大丈夫、わたしはそんなえっちなあなたが……大好きだから。あなたのするどんなえっちもすき、わたしは自分の性欲を余していただけの何も知らない処女と同じだから、あなた好みのえっちができるように、開発してほしいから。
「でも焦らされるの、好きでしょ?」
「……うん、すき……なんだけど、あなたの好きなえっちが……すき♡」
「そんなこと言われたら調子に乗って、またこの間みたいにエロいカッコさせちゃうよ?」
「……したい♡ あれ、すごく……よかった♡」
いじられながら、時折クリに擦れると大きく反応しながら、わたしと彼は恋人の語らいをする。言葉と、唇と舌を絡ませ合い、わたしは彼に求められ、また淫らになっていく。
「ん、は♡ わたし……もっと、興奮して、ほしい……♡ 興奮してくれて……いっぱい、えっちしてくれるなら……どんなプレイも……するよ♡」
「じゃあ俺も……燐子が興奮してくれるなら、それに応えるよ」
あなたは、優しいヒト。きっと前のカノジョさんもこんな風に優しいところに惹かれたんだなぁとわかる。でもずっと……我慢してきたんだよね。一晩中えっちできるあなた、いじわるなあなたは、わたしと同じだね。
「んん♡ ん、ちゅ……ふ、んく♡ はふ……♡」
「もうぱくぱくしてる。やらしいまんこだね」
「……あ♡ あぅ、んっ、んんぅ……♡」
向きを変え、膝立ちになって彼の首に腕を巻き付け、ディープキスをしながら彼の指を受け入れる。彼の左手は腰を支えていて、逃げることも自分で擦ることもできない。焦れたわたしができることは、舌を絡めてやらしい顔を晒すことだけ。
「んっ、んっぷは、イク、イッちゃ……っんぅ♡ んん──っ、ふ、はぁ……あっ、あっん♡」
「Gスポットの感度すごいね、ずーっとココでオナってたでしょ?」
「……うん♡ そこ、指でトントン、ってするの……あっ♡ ハマっちゃってて……っんぅ♡」
「ならそれを俺の指でされる快感を味わって」
全然違う。キスされながら彼にいじられるの、オナニーと全然違う。音を立てられる、そのいやらしい音も一人でするよりも響いてる。こんなのやっぱり、玩具では味わえない。そう考えながらキスをするために彼にもたれかかると、ベッドを背中に置いたせいでガチャンと音がした。
「ん? なんかの箱……?」
「あ、それは……」
「……いけないものみーつけた」
「あん♡ み、ないで……やだ、はずかしい……んっ♡」
イケナイのに嬉しそうな顔をされてしまう。でも指でおまんこをくちゅくちゅといじられているせいで止められない。ベッドの下に置いてあった、大人の玩具たち。ディルドやバイブ、ローター、ローションに、媚薬やアイマスク、色んなバージョンの手枷や足枷なんてものもあるのに。そんな恥ずかしい玩具を見た彼は、欲情を強めてくる。
「あっ、あぅ、や♡ 」
「燐子は、これでオナニーしてるんだ」
「……ん♡ うん……でも♡」
「でも?」
でも、最近はあんまり使ってない。前はあんなにお世話になったのに、今ではすっかり彼の虜になっていた。今日もきっと使わない。使う必要なんてない。だって、だって……今日は。
「俺が泊まるから?」
「うん……♡ 玩具より指や舌、おちんぽがいい……♡」
「あーその顔、もう我慢できない。このままハメよっか」
「あ……きて♡ おちんぽで、いっぱい……イカせて♡」
いっぱい使っておいて申し訳なくもあるけど、今はもう彼がいるから。ギラギラした目でチャックからソレを取り出してわたしの、おまんこに擦り付けて欲張りなソコに挿入してくれる、彼がいるから。
「んん……っぅ♡ あっ、んむ、ん♡」
挿入されながら、キスをされる。いつもよりも強引なディープキス、激しい舌の動きにわたしは我を忘れたように彼にしがみついた。腰を揺らして、膣のきもちいところを自分から擦って、
──キミはヤりたくて付き合っているの? 身体が目的だったの? 違うと言っても、わたしの性欲は否定させてはくれなかった。
「ぷは、燐子……ストップ、待って」
「あ……ご、ごめん……つい……」
引き剥がされるように肩を掴まれハッとする。ああダメだ、またやっちゃった。きっと彼にも呆れられているのだろう、そう思いながら恐る恐る顔をあげようとすると、顎を掴まれて視線が固定された。
「ご、ごめんね……わたし」
「うん、ダメでしょ、燐子?」
「え……っあ♡ や、なに……っん♡」
「激しくなく、ゆっくりいじめてあげるって……言ったでしょ?」
「……あ♡ うん、ごめんね……っん♡」
彼は謝らなくていいよ、こっちもがっついたからさと胸を揉みながら、耳に舌を這わせながら、わたしを認めてくれる。その顔は呆れではなく欲情だった。わたしをいじめようとする、ご主人様の目だった。
「ん、ちゅ、じゅる……っは♡ んっ、ん……♡」
「よしよし、じゃあ続きかな?」
「っぷは、うん♡ あのね……いっこだけ、おねだりして……いい?」
「なに?」
「えっと──♡」
一旦仕切り直しになりベッドの上でご奉仕をしたわたしのその言葉に彼はニヤリと笑って服を脱がされる。ゆっくり、後ろから抱きしめられて胸やおまんこを弄りながら、わたしを生まれたままの姿にしていく。
──そして、わたしは辱められようとしていた。まずは対面座位でたっぷりと突き上げられ、喘いでいく。そのまま一度目の射精はさっきと同じ体位でされ、お掃除を済ませると。すぐに二度目、今度は後ろから挿入されながら、目隠しと手枷をつけられた。
「ん……あ、あっ♡」
「それじゃあお仕置き、始めようか」
「……はい♡ あっ、ぅん♡」
「締め付けてくるね、淫乱な、まんこだよ」
「──っ♡ ごめんなさい、あん♡」
──お仕置き、して。わたしを縛って、犯して、玩具にして、性処理道具にして。あなたの好きなように嬲られたい。その言葉に彼はいいよと頷き、こうしてわたしを辱めていく。ゆったりとした後背位、暗闇のなかでされる後背位は時折胸や耳を責められることも加わって理性を溶かされてしまう。体重をかけられ、胸を鷲掴みにされながらぐちゅぐちゅと音を立てられると、それだけでイッてしまうくらいに、きもちい。
「燐子って、相当いじめられたがりだよね」
「うん♡ ら、って♡ わたし、えっちな、子……だから、っぁん♡ んっ、はぁ……♡ 」
えっちな子だから、もっと触って欲しいなぁって思ってたらいつの間にか……わたしの中で、いつの間にか、めちゃくちゃにされたいって欲求があった。わたしに向かって好きなように性欲を吐き出して、きもちよくなってほしかった。好きな人に好きなようにえっちをしてもらいたかったから。
「……うん。大好きだよ、燐子」
「うん……うん♡ あん、もっと、もっとあなた好みに開発して、いいから♡ あなたの好きなことが、大好きなスケベな女に……して♡」
「それじゃあこれからもう、遠慮なくえっちなコスプレとかさせるからね」
「んぅ、あん♡ 着せて、それから脱がせて……♡」
もうおまんこは完全に、あなたの種を受け止める専用になってるから。ポルチオまで吸い付くようになっちゃってるから。もっと遠慮なくえっちな妄想を叩きつけて、前までティッシュに吐き出していた性欲も、プレイも、ぜんぶわたしが……わたしのおまんこで受け止めるから。
「それじゃあ遠慮なく、お仕置きとして今日の燐子のこと、徹底的にペット以下の玩具にするから、ねっ!」
「あっ、イ──っぁぅん♡ は、はい……♡ あっ、また、あん、すぐ……イッちゃい、ます……♡」
プレイそのものは自分のきもちよくなりたいって意識を無視されるような行為のはずなのに、ぐりぐりと奥に押し付けられ、イク度に浅く擦られてを繰り返されてる。お仕置きなのに、きもちよすぎて途中から拘束されてることも忘れちゃうくらい彼に嬲られることを求めた。
「ほら、腰を落として」
「……はい♡ あ、ん♡ あぅ、あっ、あん♡」
お仕置きが終わっても、彼が満足するまでご奉仕は終わらない。ベッドに寝転んだ彼に見せるようにして、跨って腰を振る。後ろ手に拘束され、目隠しをつけられたまま、ただ彼だけがわたしの痴態を見て聴いて、楽しんでいる。
「あっ、あっ……っん、は、ぁやっ♡」
「燐子、もっとほしがっていいよ……淫乱な燐子、みせて」
「っぅん♡ あっ、またくる、きちゃ、っう……♡ きもちいの、きもちいのもっと、して、して……ぇ♡」
求めていくと、逆に求められる。そうやって愛され、認められて、わたしは彼のモノというプレイを、事実を、彼のカノジョとしての悦びを受け入れていく。ナカにほしい、この人の、この人だから、この人の種がほしい。絶頂を繰り返す膣はただそれだけを主張してくる。
「それじゃあ、俺はイキまくってる燐子の、ほしがりな燐子のナカに出してあげるよ」
「ください……♡ わたしをわたしを満たしてくれる、あなたの……っ♡」
あなたの愛をください。それを言う前にわたしはまた呑まれていく。彼が起き上がり、抱きしめるようにしながら拘束を外し、わたしに覆いかぶさって激しく腰を振られる。さっきまで自由の利かない手は彼に包まれ、何も映さなかった目は愛する彼を見せてくれる。
「すき、すき、だいすき……っ♡」
「愛してる、愛してるよ燐子……燐子……っ!」
「あっあっ、あっん、んん──っんぅ♡ あぅ、あっ、は……ぁ、ふぅ……♡」
「燐子……」
「だめ、まだ……一滴も、逃したくない、から……♡」
「……欲張り」
「……うん♡ わたしは、欲張りだよ……♡ まだ、もっといっぱい……しよ♡」
それから、わたしたちはひたすらに貪り合った。意識がとんでしまいそうなくらい気持ちよくて、愛おしくて。最後は抱きしめてキスをしながらわたしの意識を奪ってくれる。わたしの髪を撫でる手が、瞼を重くしてくれる。
──行為後に眠ってしまうのは、寝てるんじゃなくて気絶してるんだってどこかで見たことがある。それくらい満足させてくれてるって事実を思って、わたしはどんどん、彼の愛に満たされていた。