BanG Dream! NIGHT STORY 作:黒マメファナ
裸は見せ慣れている。だから二人きりの空間で今更着替えるために彼の視覚を切る必要は無いように思えるけれど、そのわざわざという手間を掛けた成果は、わたしを淫らにさせていく。着替えたみたいだねと脱衣所から出てきたバスローブ姿の彼は、いつかのオフパコを連想させた。
「かわいい制服だね」
「……そう、かな……」
いつも学校で着ているセーラー服、けど皺になっちゃうし、愛液とかつくと大変だからプレイには使えないとは言っていたけれど、夏服ならもう使わないから……と許可を出した。いつもと変わらない制服、なのにホテルにいるという背徳感がわたしの下腹部を熱くさせる。
「さて……どうやって楽しもうか」
「ん、はぁ……♡」
座っていたわたしの顔にバスローブ越しのおちんぽを押し付けてくる。それを受け入れ、匂いを嗅ぎ、唇でおねだりをする。後頭部をそっと手で添えるようにしながらも、大きくなっていくおちんぽの匂いや熱に、しっかりと狂わされていく。思案するフリをして、ご主人様として教えこんだ悦びでわたしを淫乱に変えていく。
「んっ、ちゅ♡ これ……ほしい♡ ご主人様の、おちんぽ……♡」
「燐子はすぐしゃぶりたがる」
「はふ……ん♡」
だが意地悪なご主人様モードの彼はただご奉仕されるのはさっきしたからなぁ、と焦らしてくる。目の前に晒されたら精液を飲むまで絶対にやめられないだろうと確信を持てる程に興奮させられ、それでも口に含ませてすらくれない。
「せっかくの制服なんだしゆっくり、な」
「……うん」
「大丈夫、最後にはだめってくらいイカせるから」
少し考えてから頷く。既に眼前に勃起したおちんぽがわたしを求めている。やらしい匂いでわたしを誘ってくるけれど、肝心の姿はまだ見えない。それにわたしは顔を押し当ておねだりをする。
「今日は五感を使おうか」
「ん、はい……♡」
「燐子の五感を犯して、全てで感じさせてあげるな」
「あっ……♡」
バスローブ越しのおちんぽを顔に押し付けられ、右の胸をやや乱暴に鷲掴まれる。同時にブラと制服越しとはいえ乳首を的確に指を当てられる。それだけでも頭が痺れるくらいに興奮していく。
「あ……んっ♡」
「燐子って普段は生徒会長なんだよね。清楚系会長が男とホテルって……今更だけど興奮するね、しかも制服で、なんて」
「……いや、あ♡」
「いい反応……じゃあ、奉仕の時間だよ」
「……っ♡ しゃぶり、ます……♡」
そう言うと彼はバスローブを脱ぎ捨て、わたしの眼前に待ち望んでいたおちんぽを見せつけるように出されたその竿に向かって、躊躇うように口を付けていく。今すぐにでも咥えて、口に出してもらえるように奉仕したいけれど、今はプレイの最中、焦らされているのだからと抑え込んで、でも抑えきれない性欲を唇に乗せて愛撫していく。
「は、れろ♡ ん、ちゅ、あつ……♡」
「ゆっくり奉仕してみて、匂いや味、燐子なら覚えてるでしょ?」
「はい……んっ、は♡」
見下ろされ、匂いや味に集中するだけで頭の中まで犯されているようにぞくぞくする。服越しの乳首を優しく撫でられながら、頭を優しく撫でられながら、制服姿でするご奉仕は、ゆったりしたプレイとは思えない興奮を味わえていた。
「いいよ、咥えて」
「……んっ♡、ん、じゅる♡ はふ、あっ、ご主人様の、んむ♡」
衣装を変えるだけで気分が変わるのは、彼との色んなセックスの中で証明されていたことだけど、制服を着てるだけなのに、いつもよりスローだということすら、イケナイことをしているような背徳感があった。普段の姿ということもあり理性による羞恥が、わたしの淫らな本性を中途半端に抑え込んでくる。
「んっ、んちゅ♡ じゅるる、っは♡」
「っ、やらしい顔して……それに」
「んっ♡ ぷは、あっ、あん♡」
「感度よすぎ。乳首擦られるのそんなにいいの?」
「……いい、です♡ ん、ご主人様の指が、いい♡」
言葉と指とおちんぽで嬲られ、わたしの身体は悦んでいく。頭を抑えられ、奥まで強引に咥えさせられるのも、逆にお預けされるのも、ぞくぞくする。もっと、もっと彼の思い通りのセックスがしたい。彼がその性欲を余すことなくぶつけられるようなカノジョになりたい。
「んん、じゅる♡ はふ……れろ♡」
「どう? 目隠しフェラ。興奮する?」
「……はい♡ いつもより……敏感に……♡」
「夢中で奉仕してきて、犯されても悦ぶんだから……本当に変態だな燐子は」
視界を奪われながら、奉仕を激しくしていく。匂いや味をこれまで教えられてきたせいもあり、それらを支配されることも快楽だった。視界を塞がれることも、同時に。触れられ、嗅がされ、舐めさせられ、そして恥ずかし言葉を掛けられて、もうこれだけで五感を全て彼の思い通りに犯されている。きもちい、すき、もっと。いやらしい女だって嗤いながらわたしで性欲を処理して……わたしの大好きなご主人様。五感すべてを犯して、あなたの五感もすべて、わたしを奏でるために……使って。
「下着、普通のやつなんだ」
「……制服、ですから、あっ♡」
「でもぐちょぐちょだ。生徒の代表である生徒会長がフェラチオだけですんなり指が入るくらいまで濡らしてるのか」
「あんっ、あっあっ♡ ごめんなさい、ごめんなさい……っ♡」
「もっと喘いでみせて、燐子の淫らな本性を聴かせて」
「あっ、あっそこ♡ そこ、すき……っ♡ すき、もっとご主人様の指で……っ♡」
彼の気が済むまでフェラをしたら次は目隠しはしたまま、脚を開き彼の玩具になる。後ろから言葉で虐められ、嬌声を聴かせる。指が出入りするだけで淫らな声が溢れて止まらない。
「もう手が糸を引いてる」
「やぁ……♡」
「今のこの痴態、録画してしまいたいね」
「だめ、です……あっ♡ あん、あっそこ、っん♡」
見えない中で恥ずかしいところ、いやらしい姿を見られていく。洗面所での鏡もそうだけれど、見られるということを意識するのはとても興奮してしまう。
興奮すると、心のどこかでもっと見てほしいと思ってしまう。
「んん♡ ちゅ、はぁ♡ 」
「おいしいよ、燐子……でもほら、腰止めないで」
「あっ♡ ごめんなさ、ぃあん♡ あっあっ♡」
「そうそう。まだまだお酒あるよ」
「あっ、ん♡ は、はい……ぇあ♡」
目隠しを外され、対面座位で突き上げられながら、お酒を口に含ませられ、グラスにされる。彼の舌とお酒の味にますます腰が蕩けて、肉棒を甘く締め付ける。
味わい、味わっていただく。同時に匂いすらも快楽に変えられる。もうわたしはきっと、アルコールを含む度に発情してしまうようになってしまっていて、しがみつき夢中で腰を振る頃には酩酊に近い状態でもあった。
「んっんっあ♡ もっと、もっとんっ♡」
「酔った制服の燐子相手だと、なんだか余計にイケナイことしてるみたいだ」
「あ、ぅあ♡ イケナイこと、もっとしたい♡ もっとわたしで……妄想、して♡」
甘えて、支配されて、犯されて、求めて。わたしのえっちなところを認めてくれて、わたしでえっちな欲求を満たしてくれる。奥まで突き上げられ、密着してキスをして。妄想を、わたしで叶えて。ああ、わたしはあなたに会うためにあなたの淫らな欲求を満たすためにこんなに淫らになったとすら、思えるほどの幸福。
「──っあ♡ あっ、イッた、イッたのに……っあん♡」
「イッてないよ」
「は、い……♡ イッて、イクまで……♡」
「違うよ。イッたら体位を変えてもう一回、前からも後ろからも、犯し尽くしてやるよ」
「……っ♡」
完全にオナホのような扱いだ。射精したいだけ射精して、満足するまでわたしは喘ぎ続けなければならない。それが、それが堪らなく嬉しい。わたしは、いやらしいだけの女の子だった。オナニーばかりして、男の人に弄ばれる妄想ばかりする、そしていざ付き合ったヒトに幻滅されてしまって。
「あっあっ、あっ、あん♡ んっ、ちゅ♡ は、んっ♡ ま、またイッく──っぅあ♡」
「もっとやらしい顔で腰振って、イッて、ダメになるまで……一緒にイこう」
「……はい♡」
でも、今は身も心も彼に調教されてしまった。愛を受け入れて、彼を愛してる。わたしがどんなにえっちでいやらしくても、彼はわたしに触れて抱きしめて、愛してくれるから。
「んっんっ♡ はぁ、っあ♡ ん、あっ、や、ひぁあ♡ 」
「後ろからの眺めも、制服だと違うな」
「ん──っ♡」
「あはは、燐子の感度も全然違う。最高だよ」
「さい……こう……ふふ♡」
嬉しい。彼に言われるから嬉しい。淫らだという現実を突きつけられることすら、彼の口から発せられれば、それはわたしにとって最高の言葉だから。わたしは、あなたが大好きだから。
「あっ、あっ、あん、んっ♡ おく、っぁん♡」
「また、イクよ燐子」
「は、い♡ ください……っ♡ ナカに、わたしの奥で、イッて……♡」
「っう、いい……イク!」
「あっあっん──っぅ♡ あ……もっと、もっと支配して……ください♡ 」
五感全てを犯され、支配され、全てで犯されたわたしは、蕩ける思考の中でより、彼だけのわたしでいられるという悦びを強めていった。朝日が昇るまで何度も何度も膣に精子を流し込まれ、余韻で舌を絡め合う濃厚なディープキスをしているうちに欲しくなって……それを繰り返して。
「……ん、あれ……わたし」
「おはよう燐子」
「……おはよう」
いつの間にか寝ていて、起きればいつもの優しい彼に戻っていた。それからはお昼まで彼のぬくもりに包まれながら眠り、ホテルを出た。たくさん、本当にたくさん愛されて、幸せなオフ会だったな……なんて考えていて、もうその席でされた嫌なことは全て吹き飛んでいた。
「ねぇ燐子」
「なに……?」
「今度は、旅行でもどうかな? ホラ、まだ遠出はしたことないでしょ?」
「……旅行、うん……行きたい」
彼と旅行、お泊まりデート。何処へ行くのかな、と期待する一方で、次のデートではどんな風に辱められるのだろうという期待に下腹部がまた熱を持ち始めていた。それがバレていたのか、家の前まで送ってもらった別れ際にさりげなくおしりを撫でられる。
「……んっ♡」
「じゃあまたね燐子。オナる時は……?」
「……ご主人様に、動画を送ります……あっ、んん♡」
「よく出来ました」
もうわたしは、オナニーすら、一人で慰めることすら独りですることを許されなくなっていた。けれど、それでも……むしろ、それがわたしを余計に淫らにしていることを、彼は知っているから。知られてしまっているから。
──そしてその日の夜の電話では、たっぷりと言葉でいじめていただける。本当に、彼はわたしの全てを支配してくれる……大好きなカレだ。