BanG Dream! NIGHT STORY 作:黒マメファナ
お邪魔します、と俺の足の間に息を飲むような肢体を持つ花音が収まった。俺にもたれかかって、ちゃぽんと透明なお湯を肩にかけて温まっていく。言われる前にお腹あたりに手を回して、抱きしめる格好になると彼女は嬉しそうに俺を見た。
「キスして」
「え、この体勢だと首が痛くなるんだけど」
「いいからあ……ほら♡」
うなじに手を回され、花音は艶やかな表情で舌を出した。普段はお姉さんオーラ出すくせに、こういう時、例えばキスは上からもしくは突き上げられながらしたいとか言い出すタイプだった。見上げて舌を挿入されるとたまらなく興奮するらしい。
「ん♡ あ……はぁ、ちゅ、んん♡ よーたくん、もっとすってえ♡」
「うん」
「んっ、あは♡ あん♡ いいよ、触って……さわりながら、だえきちょーだい♡」
ぴちゃぴちゃ、ぱちゃぱちゃ。二種類の水音を立てながらちょっと辛い体勢だけど胸や脚を触りながらキスをすると、花音が嬉しそうに……蕩けてくる。しかしこうやって湯船でイチャイチャしてると、フツーの女の子だよね花音って。いや誘い文句とか嬌声とか慣れてる感じはあるんだけど、技術とかじゃなくて愛されてる感覚に溺れてくれる花音についつい燃えてしまう。
「花音……こっちしゃぶって」
「あ……っ♡ ぅん、は、じゅる♡ このゆびで、いじって、んっ♡ くれるの♡」
「うん……ゆっくりいくよ花音」
「あっ♡ んちゅ、は、れろ……やっ♡ ぁ、あっ♡」
花音の左耳に舌を這わせ、右指で舌の感触や唇を楽しみ、口に含んだものと同じ左指を花音のナカで動かしていく。びくっと身体が跳ねながら高く喘ぐの、かわいいんだよなぁ。というかナカももうとろとろで、きもちよさそう。
Gスポットを優しく愛撫して、その気持ちよさで指から口を離したところで指で軽く押しながら唇を奪う。
「んんっ♡ ん、ちゅ、やら、それ、あんぅ♡ んく、んっ、んぁあ……♡ 」
「イキそう?」
「うん♡ トドメ、強めにしてっ♡」
要望通り今度は押し当て、思いっきり突いてあげると、声にならない嬌声を上げ花音の腰が跳ね、ぶるりと震えた。がくがくと余韻に浸りながらゆっくりと指を引き抜き、本能のまま貪るようなキスをする。
「あふ、んん♡ えへへ、すき……♡」
「ね、花音……」
「うん♡ 今日ピル持ってるから……このまま、ね♡」
お風呂でこういうことすると悩ましいのはゴムなんだよね。当然妊娠させるわけにはいかないからベッドに移動するのが望ましいんだけど、こう高ぶるとそうはいかないわけで。
──けどそこはさすかの。俺の思考を読んで、湯船から立ち上がり、壁に手をついて……ふりふりとおしりを揺らした。
「いいよよーたくん♡ あん♡ じゅんび、できてるからあ♡」
「いくよ……」
「んっ♡」
既に俺のを受け入れる準備は万端だったソコを掻き分けて、愚息を潜り込ませていく。熱くてぬるぬるで、ひだがきもちい。
奥まで挿入し、しばらくは腰の動きを抑制しながら、イチャイチャする。いきなりよりもこうやって肉棒のかたちを刻みつけておいた方がきもちいからね。
「んっ♡ 突いて♡ 好きなように、赴くまま……♡」
「花音……!」
「あん♡ あっ、や、おく、ぅ♡」
ピストンを始めて、花音が嬉しそうに嬌声を上げる。最適になってくれた肉壺が、愚息を締め付け搾り取ってくる。コンドームをしてるしてないで女性の感度はそんなに変わらないって言うけど、実は男の方は変わるんだよね、やっぱり神経を直接刺激されるきもちよさは、違うよ。
あとはそう、彼女がナマを受け入れてくれるイコール、俺の子を孕んでくれると思うその……愛情かな。頭がぼーっとするほど、きもちいし興奮する。
「だめ、これ、クセになっちゃ、んっぅ♡」
「なんで、クセになるの?」
「あっ♡ だって……ん♡ よーたくんに、
「俺も……ほしがってこられると、好きすぎておかしくなりそう」
「あん♡ それ、ずるっ♡ いよお♡ あっ、あっ♡」
腰を掴んで、波を立てながら花音の膣を堪能する。ホントに、花音いつもより興奮してる。お風呂でセックス、なんかクセになったらどうしよう。
燐子とはソーププレイすることあるけど、あれはちゃっかりコンドーム持ってきてるし、こんな計画じゃなくて衝動的なお風呂でナマで、なんて……これからは気をつけよう。
「よーた、くん♡」
「なに?」
「こっち……もっとイチャイチャ、しよ♡」
「うん」
体位を変えて、俺が浴槽に腰掛けて背中を壁に預けた状態で、花音が跨ってくる。腰を支えると見ててと言葉通り見せつけるように膣が愚息を飲み込んでいく。花音は密着が好きだ。あとすっごい行為中にキスをしたがるからバックはあんまり好きじゃないっぽい。
「あんまりしないのに、バックも上手になってた、ね♡」
「燐子が好きなんだよ」
「ふーん、紗夜ちゃんは……あっ、やん♡」
「騎乗位、それより……俺は花音に集中したいよ」
今の相手は花音だ。他の人の話よりも、花音のきもちいが知りたい。花音と気持ちよくなりたい。そう言うと、とんでもなく蕩けた顔でねっとりと舌を絡めてきた。
「あ、んっ♡ はぁ……すき♡ そーゆーとこ、だいすき♡」
「俺も……花音のこと、だいすきだ」
「うん♡ いっぱい、シよ♡ ん、んっ♡ よーたくん♡ あぅ♡ ひあっ♡」
腰と後頭部に手を回して、Pスポットを意識しながら腰と舌を動かす。やば、でもこれのぼせそう。熱気と興奮がすごいよ。でも止められない。求めるまま、花音のナカを責め立てていく。
「んく、やぁ♡ あん、いいよ♡ おっぱいも、んっすきに、して♡」
女の子ってなんでこんなに全部柔らかくて、全部きもちいんだろ。揺れる胸を気まぐれに揉みながら、花音の粘膜に俺の粘膜を直接擦りつける快感は、全てを弾けさせるきもちよさだった。ってか花音、さっきから小さくイッてるよね。
「んっ♡ はぁ、あぅ♡ それ、すご……い♡ んぁあ♡ やらぁ、すっちゃ、あん♡」
「イって、きゅぅって、締め付けて」
「あ、あっ、や、あ、イ──っ♡」
ぷしゅ、と潮を吹いて花音は背を反らして絶頂した。けど花音はここからがすごい。絶頂したばっかりなのに、ぐりぐりと腰を揺らして、舌をだして俺の唇を奪ってくる。
「あっ、く……ぅん♡ よーたくんも、いこ♡ あっ、んっ♡ えんりょなく、おまんこにびゅーってかけて♡ 」
「そのつもりだよ、俺の花音」
「──っ♡ うん♡ 」
俺のってつけると花音の膣はうねりにうねる。これ豆知識。なんだかんだで童貞的に言えば愛のあるセックスをご所望なのよ花音って。好きって言って好きって言われて、所有して所有される。そういう恋人にしかない感情をセックスで味わう。
「花音、そろそろ、俺も」
「んっ♡ うん♡ あっ、あっ、や♡ んん、ちゅ、んく、んぅ♡」
求めてくる。必死に、上も下も貪られる。そんな彼女の奥まで貫いて、俺はありったけの感情を爆発させる。
花音がだいすきで、こんな風に求めてくれるキミが、愛おしいよって。
「花音……っ」
「あっ──♡ っぅ……はぁ♡ んちゅ、んく、ふ……♡ はぁ……はぁ……♡」
「はぁ……きもちよかった」
「うん……私も……♡」
繋がったまま、湯船に入り、キスを交えてイチャイチャとする。しばらくして、抜いてざっと汗を流して、裸のままベッドに移動する。言うまでもなく、二回戦をする気なんだよね、お互い。
「あーむ♡ んっ、んちゅ、じゅるる……っは♡ ぅ、んむ♡ んっ、ん♡」
座ってと言われてベッドに腰掛けると、花音は俺の愚息を掴んでフェラをしてくれる。花音のフェラは搾り取るやつだから、俺はあっという間に準備できちゃうんだよ。さすが童貞キラー。もっとねっとりしててもいいと思うんだけど。
「ん……ご奉仕ってガラじゃないもん♡ 感じる顔が見たいな♡」
「花音っぽい」
「ふふ、もう先っぽから苦いの出てる……♡ 飲んであげるね♡」
咥えこんで、吸い取られる。うっとりした表情でカウパーを飲み込み、花音は満足したのか俺の隣に仰向けになって両手を広げた。
覆いかぶさって、広げた脚の間に入って……花音のナカに挿入していく。
「あっ♡ きて……♡ 独占して♡」
「いいの? もうセフレは」
「やぁ♡ もう、よーたくんでおなか、いっぱいだよお♡」
「じゃあ……遠慮なく」
狂うくらいに愛されたい。花音はそう言っていた。その相手が俺なのは、すごく……光栄だ。ビッチで、すぐ下ネタ言うしエロい自撮り送ってくる花音が……俺とセックスで余裕なく喘ぐんだから。
「あっ、あん、ひぁあ♡ あ、それだめ、んっ♡ すぐきちゃう♡」
「イッてる顔、みせて」
「そしたら、こーふん、してくれるの、あん♡」
「そりゃあね」
「じゃ、見て♡ んっ♡ あっあっ♡ イく、イッ──っ♡」
イクのも、あっという間だ。そんな時に脳裏に浮かぶのは紗夜の言葉だった。イッたあとが肝心よ。イクと理性が吹っ飛んでいるの。そこで止めるのではなく押すことが脱童貞への一歩よって。
紗夜だけじゃないよなって息が浅くなってる花音に、ちょっとだけおそるおそるGスポットを擦りながらキスをする。
「んん♡ ん、んく♡ やらぁ、これ、んっ♡ ばかになっちゃうよお♡ あ、んぅ♡」
「腰揺れてるけど……奥にほしいの?」
「……ほしい♡ おまんこの奥まで、おちんちんちょーだい♡」
淫語は割と普段は恥ずかしくて使わないのが花音だけど、理性が飛ぶとつい言ってしまうらしい。そう言えばお風呂でも聴いたよね。燐子はガンガン使ってくるし、紗夜は極端に使わないから、またタイプが違っていいよね。そこで大事なのは紗夜レポ、相手の言葉に合わせること。
「花音のおまんこ、きもちいよ」
「あん、だって、おちんちん♡ ぐりってされるの、あっ、や、いい♡ んだもん♡」
「いいんだ、わかった」
「ひぁあ♡ うん♡ あ、いま、それ、あんぅ♡」
おお、ホントに主導権握れた。紗夜とは最近立場逆転しかけてるから後は理性飛ぶと襲ってくる時にどうするかだけなんだよね。燐子は手綱を握らされるからまた別次元で主導権を握る方法を知りたい。まぁそれはさておき花音はこうやってシたらいいんだな。
「よーたくんっ♡ わたし、また……っ♡」
「いいよ。イッて」
「んぁあっ♡ おく、はぁ、んく♡ よーたくんで染めて♡ 浮気しちゃわないように、いっぱい、愛して♡」
なるほど、花音はホントは満たされずにセフレ作ったり童貞食べちゃう自分をどこかでダメだって思ってたんだ。なんだ、花音はずっと……一途になりたかったんだ。臆病で、満たされないくらいの欲があって、それでも一人に愛されたかったんだね。
俺は花音を抱き上げて抱えて突き上げる。しっかり目が合うようにしてありったけの気持ちを込めた。ぬるぬるの膣に絞られた愚息はもう限界だった。
「あっ、あん♡ や、いっぱい♡ いっぱいきもちい♡ んく、ぁあ──っ♡」
「イクよ、花音」
「うんっ♡ いこ、一緒にイキたい♡ よーたくんすき♡ んっ、は、あっ♡」
「花音、花音──!」
「あっ、あっ、あ──っ♡」
ほぼ同時に絶頂した。どっちかって言うとイキっぱなしの花音の波が俺の波に合ったってだけだけど。でも重なるとすごいきもちいんだよな……ただとびっきり疲れる。
いつもなら二回、三回なんだけど、お風呂でのぼせかけたせいか二人ともノックダウン。キスをしながら珍しくピロートークをしていた。
「ねぇ」
「なあに?」
「……愛してる。花音のこと、ずっと」
「……うん、私も。いつか陽太くんのことパパって呼びたいもん」
「それは……」
一瞬迷ってしまう。そりゃ迷うよ。だって俺、三股クソ野郎だから。でも日本では残念ながら重婚はできない。女の子ってやっぱり恋したら結婚に憧れるものでしょ? そう言ったらそれなら簡単だよって言い出した。
「結婚して、離婚したらよくない?」
「……えっと?」
「紗夜ちゃんがイチバンでしょ? 三番目でいいから、みーんなと結婚式しよ」
つまり? えっと俺はバツ三になれってこと? 花音は結局みんないるんだから変わらないよおと笑われた。
相変わらず、花音の思考は異次元だ。それだけど、今はそれが愛おしかった。
「ね、このまま寝よお」
「……ピル、飲んで寝てね?」
「……えー」
「えーってなに? え、まさか既成事実作ろうとしてたの!?」
「うん♡」
やっぱり俺、花音のこと今でも苦手です。昔とは違う意味だけどね。