BanG Dream! NIGHT STORY 作:黒マメファナ
──金網越しの空を見ながら、あたしは息を吐いた。だんだんと冷たくなってくるこの空気は寒くてちょっと苦手だけど、その分星が近くに見えるから、あたしはこうして空を見上げていた。水筒に入っていたお茶を飲みながらもっと空が暮れるのを待っていると、ここにいたのか、という言葉がしてあたしは見上げていた空から屋上の扉に視線を移した。
「せんせ!」
「寒そうなカッコしてんな、ほら」
「きゃー、ちかんだ~」
先生はあたしの先生でもあり、あたしの恋人みたいな人でもある。みたいってゆうのは、あんまり恋人って感じを出すとあたしは周囲にバレちゃうから。でもあたしの大好きなヒト。一緒に星を観てくれるし、独りぼっちだったあたしを見つけてくれたヒトだった。
「んーあったか~」
「部活動を熱心にやってるようで、安心した」
おっきなコートを着た先生に後ろからぎゅーってしてもらう。包んでもらってその暖かさにあたしは自然と笑みがこぼれた。それから暮れていく空を見ながら何回か会話を繰り広げていくけど、これはいつもの儀式、みたいなものだった。
「ね、せんせ……んっ」
先生が言葉を切ったタイミングでおねだりして、ちゅーする。そこまではいつもと一緒で、ここからあたしが今度は触って、っておねだりして、えっちしよって押し倒す。
だけど、なんか、なんかいつもと違う。後ろからぎゅってされて舌を絡め合って、おしりに先生のが当たってコーフンして。これはいつもと一緒だ。でも、違う。当たってない、押し付けられてる。抱き寄せられてじゅるじゅるって唾液吸われながら、スカート捲られてスリスリってされてる。
「ん、ぷは、れろ……♡ きょーは、どーしたの、んっ♡」
「なにが」
「だって、ちゅー、えっちだよ……ぁ♡」
そうか? とか言いながら先生は脚を触ってくる。太腿の付け根、内側のとこ。手すりと先生に挟まれて身動きが取れないまま、あたしは痴漢されてるみたいに先生の手を感じてた。手でしてってゆーと触ってくれるけど、今日は、あたしがなにもゆってないのに。そんな風に思いながら、でもヤじゃないから受け入れて、おしりを更に押し付けると先生は、耳の裏にちゅーしてきて、あたしにイケナイ誘いをかけてきた。
「……今日ゴム持ってねぇんだ。切らしちまってて」
「え、じゃあ……できない、ね……っぁん♡」
「そうだな」
「う、ん、じゃ、今日はおしま……んぅん♡」
おかしい、今日の先生変だよ。ゴムない時は絶対、寄ってすらこないのに。指がクロッチを……その奥にあるあたしのおまんこをいじってくる。さすがにあたしだって妊娠しちゃうのはまずいなーとは思ってるから抵抗しようとしたら、顎を持ち上げられて舌が入ってくる。
「んん、んーっ、んっ、んぅ、んんっ、んは、ぁん、あっ、せん、せ……っ♡ だめ、だめだよぉ……っん♡」
なにこれ、なにこれなにこれ。きもちい、バカになっちゃったんじゃないかってくらいにぞくぞくする。クリを弾かれたっぷりちゅーされて、だんだん先生の指があたしのおまんこを通る度にくち、くち、って湿り気が含まれてきていた。
「だめとか言う割には……濡れてんな」
「っあっぅん♡ ゆび、いれちゃ……♡ あっ、ゃん♡」
「何言ってんだよ、もうぬるぬるじゃねぇか」
ホントに今日はなんでこんな積極的なの? いやまぁたまーに、ホントに偶にあたしが忙しくてえっちしてないとこうやって誘ってくるっけ。でもゴムないのにパンツずらして指入れてきて、胸まで触ってくることなかったのに。
「ん、ちゅ♡ ね、だめだよ……っ♡ せんせのこと、すきだけど……ゴムしないと、赤ちゃん、できちゃうよ……っあ、やだ、だめだ、って♡」
「ヒナ……」
「──っ♡ わか、わかった、お口でするから……あぅ、あっ♡ それなら、しゃせーしても、いーからぁ♡」
それでようやく納得してくれたのか、先生はあたしからちょっと離れてスラックス越しのおちんちんを触らせてくる。なに、今日の先生……いつもはあたしが押し倒すのに、ほっといたら押し倒されてナマでいれられて……そう考えるとぞくぞくしてくる自分がいた。
「……っ♡」
やば、思ったよりあたし、コーフンしちゃってる。腰を下ろして先生のチャックを下ろして、そこから出てきたおちんちんに、思わず息を飲んだ。もう、えっちな匂いをさせてるソレは、今にも射精しそうなくらいにおっきくなってた。下からキスをしてあげるとぴくんと反応する。ああこれ、おまんこにいれたい。ゴムがあったら即ハメちゃいたいくらい。残念だけど、なんとか理性で抑え込んで舌で触れる。
「ん、は、はふ……♡ も、う……カウパーだして、えっちなんだぁ♡」
「うるせぇ、こっちは今スグバックでハメてやりてぇくらいにムラムラしてんだよ。いいからしゃぶれよ」
「……うん♡」
余裕ないなぁ。まぁあたしもなんだけど。先生の目、めっちゃギラギラしてる。バックなんてあんましたこともないのに。反応してくれてるから、きもちいんだってのはわかってたけど、ホントはあたしとえっちするのイヤなのかなって、思ってたのに。
「ふ、ん……っ♡ んく、ん、じゅる、ぷは♡ あーんむ♡ ん、んっ、んっ♡」
すき、あたしだって今すぐハメてほしいよ。先生にしがみつきながら腰振って、ああいや今日は……先生からいっぱい動いてほしい。あたしの名前呼んで、止まんなくなるくらいきもちよくなって、奥までがっちり押し込んで……ああもう、だめだめ。フェラしてたら頭ぼーっとしてきちゃう。イケナイ方向のえっちなことばっか、考えてる。
「んふ、は、あは♡ びくびくしてきた♡ いーよ、飲んだげる♡」
「……顔でもいいけどな」
「汚れちゃうからやーだ、んぐ♡ んっ、じゅる、んぅ♡」
先生も腰を僅かに動かしてて、あたしのストロークに合わせてくれる。頭に手が置かれて撫でられると、どうしよう……今日のあたしは完全に先生のトリコだ。こーゆーえっちの導入、いつもしたい。あたしが突撃して、ちゅーしよえっちしよって迫るのも、それに負けてえっちしてくれる先生が好きなんだけど、先生のえっちしよって誘いはアダルトな強引さがあって。
「だすぞヒナ、受け止めろよ……!」
「ぅん♡ んっ、ふっ、ふっ、んぐっ、んぅんっ♡」
「──っ!」
「ん……っ♡ ん、ふ、ふぅ……っ♡」
でてる。びゅくびゅくってあたしの口の中に、先生の子種が……あたしを孕ませたくてできた子種が流し込まれる。これは本能だよ。番と決めたヒトの精子に反応してしまうのは、子孫繁栄という半ば呪いのような、倫理観の狂った本能。こんなので、卒業まで待てるのかな……待てないよ。
とりあえず全部飲んで、お掃除もしてあげる。ゆってもティッシュで拭かなきゃいけないんだけど、肉棒についてた精液を掬って吸って、拭くのはあたしの唾液だけにするつもりで舐める。まずい、苦いし吐きそうなくらいサイアクの味。おいしい、もっとほしい。
「ヒナ、ヒナ?」
「んぅ、んは、なぁに♡」
「そりゃ掃除じゃねぇ二回戦だ」
「あはっ♡ いーじゃん、せんせ、まだおっきぃよ♡」
冗談はここまでにして、と。これ以上するとナマハメ確定だもんね。あたしの理性が卒業まで待ちましょうってゆってる間に帰らないと。コンビニ寄ってゴム買ってそしたら無くなるまでハメてもいーからね。そう言って立ち上がったあたしは、また後ろからぎゅってされる。
「あん♡ やぁだ、せんせ……っ♡」
フェラする時に汚れちゃうからってシャツのボタン外してたせいで、するりとフロントホックのブラが外されて左手で心臓ごと掴まれちゃったみたいに胸を揉まれる。耳許で熱い息を吹きかけられ、短いちゅーいっぱいされてる。なによりぞくぞくしてくるのは、おまんこをいじってくるんじゃなくて、外からポルチオを撫でて、押してきてる。あたしが先生とえっちした沢山の記憶の中で唯一、あたしがイキまくって負けて服従プレイさせられた……ポルチオ開発の時のやつ。
「んっ♡ やだ、そこだめ……っあん♡」
「なぁヒナ」
「な、に……あっ♡ ほら今日はせんせの家、行ったげるから……ぁ♡ そこでいっぱい、しよ♡ ゴム買って、いっぱいしよ♡」
「……うるせぇ」
「え、ちょ……なに、やぁ♡」
手を抑えて、説得しようとしたら先生はネクタイを外して、あたしの顔、目に覆いつけた。何も見えなくなって、耳にちゅーされて敏感に反応しちゃう。続いてあたしのネクタイをほどいて、手首を拘束される。まず、防御も出来なくなって、あたしは手すりにもたれかかる形にされた。
「あ……っ♡」
「パンツ、ぐしょぐしょなんだな。フェラでだいぶコーフンしてたっぽいし……それなのによく我慢できてるな」
「あっ、あっ、そのいじり、かた……っぁ♡」
後ろからお尻を掴むようにしながら中指がクロッチに容赦なく押し付けられ、やがて隙間からおまんこにはいってくる。まるでこのアナはオレのですと言わんばかりに我が物顔で、すんなりと。
「それともヒナは、妊娠はしたくねぇか?」
「そ、りゃ……ね、んっ♡」
先生の子どもはほしいよ? 今だって許されるならナマでして、子ども産んで、先生と一緒に育てたい。でもだめなんだもん。今はえっちするのは子作りじゃなくて、先生に愛してもらうための方法と、どうしようもなく孕みたいって本能からくる呪いを発散するためのものだから。
「……そっか、ならそんなヒナにご褒美だ」
「なに、え、ちょ……っ、せんせ……んっ♡」
ショーツがズラされて、指で拡げられる。うそ、待ってよ。そんなことしたらやばいよ。抵抗しようにもこの状況じゃできない。ううん、心のどこかに悦んでるあたしがいる。こんなにコーフンしてもらって、孕ませたいって思ってくれてるんだって思うと身体は受け入れちゃう。
「ヒナんナカ、いつもより蕩けてんな」
「あっ、はいっちゃった……あっ、あん♡」
「すぐ気になんなくしてやるよ」
「──っ♡ あっ、あっ♡」
手すりの先にある金網にしがみついて、それが潰れるくらいの勢いで握る。いつもより鋭敏に先生のおちんちんを感じちゃう。目隠しをされてるから? ナマだから? わかんない、わかんないけど、我慢してたぶんサイコーにきもちい。あたしって実は責められると弱いのかな。あたしから腰を振ってる時もきもちいんだけど、これは、奥に叩きつけられるようなこの獰猛なえっちは、違うきもちよさがある。
「あっ、あっぅ、あん、や♡ ソトとナカ、どーじに、トントンしちゃ、だめ、せんせ……っせんせぇ♡」
「おう、指導してやる。ちったぁ教師に、発情して押し倒して、そのまま腰振ってくるクセを、なおしてやる」
「はい、ごめんなさい♡ えっちなせーとで、ごめんなさい♡」
「ああそうだ。オレ個人としては、今日みたいなのがコーフンする」
「……ね♡ いつもより、おっきいよ♡」
あ、もうナマとかどーでもよくなってきちゃった。ちょっと前に一回やったアレが気持ちよくて、それから何回してもアレには到達できてなかったけど、もしかしてあたし、焦らされてた? 先生は答えを知ってて、あたしに、出来の悪い子に答えを見つけさせるみたいに待ってた? それで我慢できなくて……こーやって、あたしが襲われてるんだ。ようやく理解できた。
「でも、今日は合格やる。次からはヒナ、お前を徹底的にMに調教してやるからな」
「……あん、あっ、あは♡ たのしみ♡」
じゃあこれからはたっぷり授業してね。前から後ろから、卒業式には立派なドMになれるよーにさ。あたしほしがりだから油断してると襲うからね。その悪くてえっちなクセをなんとかするのが、恋人兼先生の役目でしょ?
「──っぁ♡ あっ、ま、って♡ イッた、イッたからちょっと……っあん♡」
「連続イキさせて持ち帰るんだよ。オレのが上だって思い知らせてやる」
「も、もう、わかっちゃってるからぁ♡ あん、あっ、あっ、また、またイク──っぅん、は、せんせ……っんぅ♡」
でも、先生の腰使いにも余裕がなくなってきた。さっきから奥まで押し込んでぐりぐりしてくる。しゃせーしたい時のクセだから、わかっちゃうんだよね。わかっちゃうくらい、先生とえっちしてる。だいすきな先生と。
「中に出すぞ」
「ぅん♡ だして、あたしを、せんせのお嫁さんにしてっ♡」
「最初からその、つもりだよ」
「──あは♡ あっ、あっ、ゃん、トントンしながらしたら……ぁ♡ イク、イキながら先生のせーし……受け取っちゃう、あっ♡」
「受け取れ、ヒナ……っ!」
「──っあああ♡」
ぐりぐりが止まって、ぎゅーっと奥まで押し付けられてどくどくとおちんちんが拍動した後、ゆっくりと前後する。ホントに、ナカに出されちゃったんだと思って、でもそれがきもちよすぎてどーでもよくて、ぬるんとおちんちんが抜けた後であたしはようやくネクタイを取ってもらった。
「……もう、ナマでなんてしちゃ……あれ?」
「あ? するわけねぇだろ」
どう見ても先生は白いティッシュと一緒にピンクのゴムを手に持ってた。ええ、どうして? え? 持ってないってのは、あれは? もしかして先生あたしに嘘ついて試した!?
「さぁな」
「ひっどーい! 先生のばかもうしらない一生えっちしない」
「今からお前、泊まるんだろ?」
「……んっ♡ んく、ふ、っん♡」
耳許で囁かれた上、口にちゅーされて舌入れられた。たったそれだけでクールダウン中だったあたしの身体はまた先生をほしがっている。
もう、ばか、ばかなんだから。最初から、あたしは先生に勝ててない。だってあたしは先生の、生徒で恋人なんだもん。お星様を見上げながらもう一回えっちして、車に乗せられて……なんだか今日はいつもよりも先生とのお泊りが楽しみで仕方がなかったから、実はもう調教は完成しちゃってるのかも、なんてね。