BanG Dream! NIGHT STORY 作:黒マメファナ
わたしはいつものように学校に行くため電車に乗る。ちょっと混んでるところに入って、駅二つ。その途中で急に高い音が聞こえた気がした。その瞬間、私は金縛りにあったようになってしまう。同時に目の前に立っていた男が急に目線を合わせるようにしゃがみ、なんと胸を鷲掴みにしてくる。
「おはよ、ましろ」
「……っ、ん、あ……♡」
「いいね、ましろの巨乳は朝の癒しだなぁ」
急になに? どういうこと? なんで名前知ってるの? 疑問が声にならず、男は慣れたようにまだ胸を揉んでくるままだった。変だよ、痴漢だとしても、こんなの。なんで身体が動かないの? なんで、周りの人も知らんぷりするの? 助けて、誰か。
「さーて、今日もご奉仕してもらおうかな。ほら、自分でチャック下ろして」
「あ……はい……んしょ」
立ち上がった男が一歩前に出てきて、そんな命令をしてくるのに、なんと私の意志とは全く違った声が出てしまう。自分から男のズボンのチャックを下ろして……しかも既に股間が盛り上がっていて。私に対して欲情してることなんてわかりきってた。怖いのに、嫌なのに、実際の私の意志とは無関係に、パンツの隙間から男のヒトのアレを見つめてしまう。
「ほら、ましろの大好きなおちんぽだよー」
「ん……はぁ♡」
「そうそう、ましろにとっておちんぽの感触も匂いも味も、見た目にすら興奮しちゃうもんね」
「はぁ……はぁ……んっ、ちゅ♡」
躊躇いなく手で握って、前後に動かしながら先っぽにキスをする。気持ち悪いはずなのに、下腹部が疼いた。この人の言う通り、触ってるだけで、匂い嗅ぐだけで、舐めるだけで、それどころか見つめるだけで……えっちな気分になってしまう。
「んっ、は、れろ、あっ♡ ちゅぅ……んく♡」
「えっろい顔、でもしょうがないか、おちんぽご奉仕してくると、ましろはセックスしたくてしょうがなくなっちゃうんだもんな?」
「は、はい♡ これ、これがおまんこに、ほしく、なって……ます♡」
なんだろう、この人にそう言われると、そんなような気がしてくる。セックス、えっちしたい。これ、私のあそこに入れたら、すっごく気持ちいいんだろうな、何度も何度も入ったり出たりして、奥を抉られたい。そのまま、中にいっぱい、射精されたい。
「じゃあ、どうしようか……あ、ならましろは、セックスしたくなると口に射精してもらってそれを飲み込むことでことでえっちしてもらえると考える」
「……っんく♡ は、んっんっ♡」
そうだよね、えっちしてもらいたいなら、まずは精子を飲まなきゃ。あれ、なんで、あれ……んっと、なにか変な気がするけど、そんな思考もモヤがかかったかのようにえっちな気分に呑まれてしまう。
「ん、じゅる……っは、れろ♡」
「っおおー、最初ん時よりだいぶ気持ちよくなった、好きだろ? 精液飲みたくて堪んねーんだろ?」
「ん、は、うん♡ ほしい、です……んく、じゅるる♡」
飲みたい。そんな気持ちのまま、揺れる電車の中で頭を前後に振って射精を促していく。
最初の時ってなんだろう。それに、なんで男のヒトの勃起したモノを咥え慣れちゃってるんだろう。わかんないけど、疑問も続いた言葉に塗りつぶされる。
「次は亀頭に舌だけ絡めろよ」
「は、んぁ……れろ♡」
「あーそれ、そのトロ顔たまんねー」
「はぁ、はぁ、ああ……♡」
命令され、全部の意識が舌を絡めてご奉仕することに一生懸命になる。後頭部を押さえつけられ、容赦なく匂いが鼻腔に入ってきて、私は焦れてしまう。精液がほしいのに、しゃぶって口の中に射精してもらわないとえっちできないのに、舌しか触れられなくてもどかしい。
「は、あっ、れろ、あ……♡」
「なんだよ、なにしたいのか言ってみろ」
「えっ、えっち……したいれす♡ おまんこに、ほしい♡」
「だから?」
「しゃぶらせてください……♡ 口の中に精子らして……♡」
「じゃあ口開けて、舌出してろ、突っ込んで飲ませてやる」
「んはぁ……っ♡」
口を開けておちんちんを入れてもらうように上を向く。そうすると興奮した顔で自分の竿を掴んで私の舌に先っぽを擦り付けてくる。ほしい、ほしい、もっと突っ込んで、口の中犯して、射精して。頭の中が経験したことのないはずの精液の味がほしくておかしくなる。でも焦らされて、唇や舌に触れさせるだけ。
「やらぁ、ほしい♡」
「っはは、あははは、なら……口に突っ込まれたら意識が覚醒する!」
「へ、あ……っんく♡ んっんっ、じゅるる♡」
口に入れられて逃げられないように後頭部を掴まれた瞬間、意識だけがはっとした。
なんで、なんで私、今男のヒトのを、口に入れて? しかもなんでさっきまで奉仕したいとか、く、口に出してほしいとか思って、自分からしゃぶってたの?
──嫌悪感と疑問と、でもどうしようもない興奮と、色んな感情がごちゃごちゃになってる私の頭を掴んでいたひとは、そんなの関係ないかのように笑った。
「出すぞましろ……っ!」
「あぐ、んっん──っ♡」
「はぁ……はは、あーきもち……吐き出すなよ」
言われた瞬間、気持ち悪いのに、吐きたいのに身体が動かない。涙が出るほど苦くて変な味で、まずくて、臭くて、さっきまでこれを自分がもっと味わいたいと感じていることにまた気分が悪くなる。
「ほら、ましろにとってこれはおいしいし興奮するご褒美だろ、ちゃんと舌の上で味わってから飲み込めよ」
「……っぇあ♡ ん、んっ♡」
まただ、何か言われるとその通りになっちゃってる。さっきまで嫌で嫌でまずくて最悪だったのに、おいしいって思うように、そして味わうように口の中でぐちゅぐちゅする度にあそこが熱くなる。しかも、勝手に飲み込めない。
「……っんく♡ はぁ……はぁ♡」
「ほら口でキレイにしろよ」
「ん、ちゅ、んじゅる♡」
わかる、今私の身体を好きにできるのは私じゃなくて目の前のひとなんだ。わかってもどうしようもなくて、おいしいと感じてしまう精液を舐めて言われた通りにキレイにしていく。
──すると、降りる駅の名前がアナウンスされる。降りなきゃ、とは思えて降りるよと命令されたことにちょっとだけ安堵した。
「おっと、時間か。んじゃ今から手の叩く音を聞いたら催眠掛けられた記憶が消えるからな」
その言葉と同時にパンと柏手を打って。
その音にはっと私は目覚めた。目の前には高校生かな? ブレザー着た男の人が心配そうに覗き込んでいた。
「え、え?」
「キミ、大丈夫?」
「は、はい……えっとここは」
辺りを見回すとそこは学校に通うための最寄り駅で、途中長い一駅区間の記憶がなくて寝てたのかなと思い、それで寝過ごさずに駅を降りてたことにほっとした。目の前の人にありがとうございますと言うけど、なんか口の中が変で、苦くて臭くて吐きそうになる。
「どうしたの? 水いる?」
「あ、は、はい……ん、んく、はぁー……あ、えっと」
「ああそのくらいいいよ、あげる」
新品だったのに、そう思いながらももう一度ありがとうございますと頭を下げた。優しい人だなぁと思う。昔から人見知りで、初対面はもちろん、男の人なんて中学の時のクラスメイトですら苦手だったのに、この人の優しさにほっとする。
「それじゃあ」
「は、はい!」
なんだか、ラッキーだなと感じてしまう。背も高めで、なにより初対面の私に対してあんなによくしてくれて、紳士な感じで。本当は連絡先とか聞いてみたかったな。そう思ってその日は過ごした。
──その帰り道のこと。
「え」
電車に乗って吊革に掴み、扉が閉まったと同時にキィンと高い音がした。
なんだろうと思ったら、身体が動かなくなっちゃって、金縛り? そんなことを考えて恐怖で軽くパニックになっていると、後ろから優しい声がした。
「指を鳴らすと朝俺に会ったことを忘れろ」
パチンと指がなり、なんだろうと思うとガラス越しのすぐ後ろに
「ましろ、俺の前までおいで」
続いてそんなことを言う。私は自分の意思じゃないのに目の前に移動した。なんで、と戸惑っていても何もわからず、怖いのに私は逃げ出すこともできずにニヤニヤと笑う顔を見ていた。すると、急に足を、太腿を触ってくる。
「すべすべだなぁさてさて……っと、おお、かわいい下着♪」
動けない私に謎の痴漢はスカートの中にスマホを入れてカメラで写真を撮ってくる。恥ずかしいし、なんでこんな身体が動かないし声も出ない時に痴漢に遭っちゃうんだろうと考えていた。すると、今度は大胆にスカートを捲ってきた。というか、なんで誰も何も言わないの? なんで誰も助けてくれないの?
「さて、ましろは俺に触られてると触られるのが怖くなくなって、気持ちよくてえっちな気分になるよ」
「……っん♡」
太腿を撫でられて身体が反応しちゃう。でもさっきなんであんなに怖がってたんだろう、こんなに気持ちいいのに。お尻を鷲掴みにされて、恥ずかしくて逃げたいけど、身体が動かなくて。しかも恥ずかしいのに、同時にムラムラしてくる。
「さーて具合はと」
「あん、あっ♡」
「おー、濡れてるねぇ」
「あ、っん、あっあっあっ♡」
もう、おまんこは凄いことになってる。指先で入口をクリクリされるだけで、ぐちゅぐちゅって音がする。腰が跳ねて無意識的になせいか吊革に握力込めて掴まって耐える。えっちなことしたい、知らない人が相手なのに、しかもまだ処女なのに、さっきそうやって言われたせいなのか、その通りに興奮していた。
「は、あっ、ん♡」
「正直に答えろ、ましろはおまんこにちんぽぶち込まれたいか?」
「は、い♡」
「いいね、いいね、ピストンされてイキたい?」
ピストン、おちんちんがおまんこの中で擦れて、奥をトントンって抉られて、イっちゃう。想像した私は自分でも制御できずにまた肯定の言葉を口にする。そして、次の命令に私の羞恥心は最高潮になる。
「肯定したしたいこと二つ、今度は口に出しておねだりしろ」
「あ……おまんこにあなたのおちんちん、入れてください♡ 入れて、奥をトントンってして、イカせてくださいっ♡」
「見た目清楚なお嬢様学校の女が、イカせてって、っはは、やべーこれはもう俺の人生変わっちまったなぁ! あっはははは!」
彼が笑い転げる。恥ずかしい、けど、どうしようもない事実だった。おしり撫でられてるだけなのに、もう愛液が溢れちゃって、太腿に垂れてきていた。なんだかわからないけど、この人は私に命令したら私のことを自由にできちゃうんだ。すごくおちんちんほしくてしょうがないけど、もしかしたらこれも、命令されてるから?
「ましろはちんぽ見ると、朝したご奉仕を思い出す」
「……っあ、なんで、今まで……♡」
待ちわびてしまっていたおちんちんを見た瞬間、朝にも同じ人に命令されてご奉仕したことを思い出した。催眠、そうこの人は催眠が使えるんだ。そうやって私や電車の人を操って……好き放題してるんだ。
同時にそのグロテスクな形を見ただけで入れてほしくなってきて、そして口でご奉仕したくなってしまう。
「しゃぶりたいなら顔の高さを自分から近づけて来いよ」
「……あ♡ はい……っん、あ、ん、んっ♡」
膝が勝手に床について、脚を開いたその間に入っていく。匂いを認識すると、また身体が疼く。なにより、しゃぶりたいならという条件をつけられたのにもう既に裏筋に顔を押し付けて口開いて舌でご奉仕し始めていた。
「あ、んっ、んぁ……♡」
「駅着くまでに俺をイカせたら、まんこたっぷり使ってやるからな」
「ん、ちゅ♡ んんぅ……♡」
「そうそう頭振って扱いて」
口をつけているとどんどん思考がまとまらなくなっていく。そうやって興奮しちゃうように操られてるのもあるけど、気持ちよくてだんだんそれでもいいやって思う自分がいた。
「んっ、んっ、んん♡」
「いい吸い付き、じゃあましろ、手を叩いたら好きに動いていいよ、はい!」
「……あ、私……私……♡」
自分の意思で動かせるようになる。声も、出せるようになった。なのに立ち上がれなくて、見上げると彼は性欲を隠そうともしない表情で、私の頭を撫でてくる。
「あっ、だめ……触っちゃ♡」
「まぁ動いていいってだけで催眠を解除したわけじゃないから」
触られると気持ちいい。頭なのに腰がじんじんする。それに目の前にあるおちんちんの匂いも、もっとって思ってしまう。そんな葛藤を前に私のことを操って好き放題してる男は楽しそうに言った。
「我慢すんなよ……ほら」
「あっ、あむ、んっ、ちゅ、じゅるる♡」
顔を無理やり近づけられて、ついに自分から咥えてご奉仕しちゃった。でも、でもこれ、好き。催眠のせいで、高めに高められた興奮にもう、理性が勝てない。えっちしたい、しゃぶりたい。射精して欲しい。
「ぇあ♡ れろ、ん♡ しゃせー、したら♡」
「あ?」
「……えっちも、してくれますか♡」
「っは、はは、もちろん」
「じ、じゃあ……っん♡ んぐ、っんぅ♡」
私はこのヒトのおもちゃなんだ。催眠のことを忘れてる時はえっちなことなんてしたこともないのに、操られて、こうやって焦れて、おねだりするまで、お願いしてえっちしてって懇願するまで、興奮させて意地悪をして悦に浸るためのおもちゃ。
「出すぞましろ」
「んっ、んん……じゅるる♡」
「くっ……」
「ん──んぅ♡ ん、ちゅ♡」
ドクドクって脈動して、口の中に精液が吐き出される。それが収まるまで口の中いっぱいにして、それからゆっくりと、精液が零れないように口を離した。口の中、ドロドロだよ……でも、おいしい。
「んく♡ は、残ったぶんも♡」
「っはは、自分からお掃除まで、出来上がってんなぁ」
「じゅるる……っは♡ あ、駅……♡」
「じゃあ、続きは電車降りてから、な?」
「……はい♡」
自分の意思で彼についていく。意識に刷り込まれたえっちしたいって気持ちも操られているのに、そんなことに気づかずに。