BanG Dream! NIGHT STORY 作:黒マメファナ
今、私は憂鬱になっている。電車に乗りながら座れたことに安堵しながら、考え事をしてため息が出た。
「はぁ……」
原因は中学の時に先輩だった男の人とお付き合いをしていて、一年経とうしていて、関係が進展しそうだったのにそれがフイになってしまった週末のことを思い出していた。
「……痛かったなぁ」
触られるのは嫌じゃなかった、むしろちょっと強引におっぱいとか触られて、おちんちん見せられて触らされて、口でするのは……興奮した。興奮したが故にいざえっちしようってなった時に痛くて、拒絶しちゃったこと。それからあんまり、またえっちなことをしなくなっちゃった。
「はぁ……」
「ため息つくと幸せが逃げるよ、ましろ」
「う……先輩」
「おはよ、ましろ」
「……おはよう」
いつの間にかおんなじ路線の一駅分を電車で通ってる先輩が前に立っていて気まずい気持ちになっちゃう。フツーにえっちなこと考えてたのが恥ずかしくて。好きなのに、いっぱい気持ちいいことしたいなぁってなってたのに、本番が怖くなったせいで。触られるのもちょっとびくって反応しちゃう。
「シロってさ、ドMだったよな」
「い、言い方考えてよ、透子ちゃん」
そんな時に相談した相手が透子ちゃんだった。とにかく初めての経験が怖くて、それでえっちも出来なくてギクシャクしたままなの、このままだと浮気されちゃったり、別れたりすると思うと私も焦っちゃうよ。
「なるほど、レスなのね」
「そもそも始まってないというか……」
「ルイはカレシとどうなん?」
「確かに最初はそれなりに痛みはあったけれど」
「けど?」
「痛みの中で、抱きしめられたり、ペッティングで慣らされたりしているうちに紛れたわ。思い込みもあるでしょうけど」
る、瑠唯さんは大人だなぁ……カレシさんのことは徹底的に秘密にされてるけど、どうやら年上で、ラブラブっぽいことは伝わっていた。耳年増な透子ちゃんよりはずっと参考になる。
「いいじゃん、あたしはどーせ……にしても思い込みか」
「何かあるの?」
「催眠、とか」
「……また非現実的なことを言い出したわね」
「う、うるさいな!」
そんなやり取りを傍から聴きながら催眠、かぁと私はもしえっちな本とかにある催眠があったら、怖くないって思い込めるのかな。でもそんなものないよね、と羽沢珈琲店でお客さんがいなくなりかけたところでつくしちゃんに話を振っていた時だった。
「あたしがなんとかしてあげるわ!」
「えーっと、こころさん?」
そういう経緯で手に入ったのが、先輩が手にした催眠だった。狭い空間で音を出しながらある程度の命令を入力することで認識を上書きできるってものだった。それを使って最初にしたのは、フツーはできないプレイがしたいってことだった。
「痴漢プレイ?」
「う、ん。同じ車両の人には問題ないって認識させて、おしりとか、触ってほしい」
「わかった」
けど、結局怖くなって失敗で、他にも何かすると興奮するみたいな催眠を付け足しても、私が先輩にされたことを思い出して怖くなっちゃって。結局ダメなのかなと思った時だった。
「あの初めてのことを忘れろ、とか」
「……え」
その瞬間キィンと音がして、私は困惑する。身体が動かなくて、声も出せなくて。目の前に
「何が怖い? 言え」
「し、知らない人……に、こんなの、嫌」
「そこまで忘れるのか」
「んっ♡」
けど知らない人なのに気持ちいいところばっかり触られて、感度が上がってる。やだ恥ずかしい……知らない人にえっちなことされて、初めてなのに、今えっちな声出ちゃった。
「声を我慢するな」
「あっ、や、なんで……っん♡」
「……ましろ」
なんで、名前。そんな疑問が吹き飛ぶのは、目線にあった男の人のズボンが盛り上がっていたことだった。視線もギラギラしてる。なにこれ、誰か助けてと泣き叫びたいくらいなのに、だんだん、怖さより興奮が勝ってきてる。
「これだ、これで……ましろはきっと」
それから、私はこの数週間、先輩に痴漢されておうちに連れ込まれていっぱいえっちなことをした。最初はやっぱり痛がって、一緒だったみたいだけど、段々と馴染んできて、催眠を重ねなくても喘ぐようになっていった。
「んで、途中で楽しくなってきちゃってさ」
「……ばか」
「いやマジでごめん!」
そして今日、全部思い出して私はカレシの先輩の家のベッドで目を覚ました。昨日ばかになっちゃうくらいえっちされて、記憶はなかったけど先輩のことすきになっちゃって。それで今だって思ったみたい。
「でも、許してあげる」
「お!」
「……もう、怖くないもん」
私は知ったから、おちんちんいっぱい奥にぐりってされるの気持ちいいって。いっぱい先輩にえっちしてもらって催眠で調教されて、先輩好みのえっちな子になったんだもん。いっぱい甘えて、今日は遅刻だねなんて笑いながら。
「じゃあコイツもようやくお役御免かな」
「……それ、なんだけどさ」
だけど、私たちはまた電車に乗る。空いてた座席に座るとキィンって音がして、でももう困惑も恐怖もない。
──目の前にいるのは知らない人なんかじゃない。大好きな先輩だもん。
「あっ、んん♡ やだぁ、かりかり、しないれぇ♡」
「おはよ、ましろ」
「はぁ、ん……おはよ♡」
おっぱい弄られて、気持ちよくなっちゃう。電車の中なのに、えっちな声出して。先輩のことを思い出してからも、私たちの日常は変わらない。痴漢されて、犯される。催眠で言うこと聞かされて、隣に知らない人がいるのにおちんちんを口に含んでいく。
「えぁ、んむ、んっん♡ しぇんぱい、また……おちんちん触るだけで気持ちいいって催眠、してる……でしょ♡」
「は? してないよ、つかましろには何もしてないって」
「……そっか♡ あむ、んん、じゅるる……♡」
あんなに怖かった先輩とのえっちも、全部塗り替えられちゃった。でもそれが私の望んだことだった。
催眠でいじめてほしい。一緒の電車乗る時は、私を好きにしてほしい。
「ぷは……ね、先輩♡」
「なに?」
「このまま、サボってシちゃお♡」
「それ、ホームで見つかるから」
「そっか、音聞かせなきゃ……だもんね、んっ、んんぅ……♡」
「けど、今の興奮した」
「れろ、はぁ……うん♡ おちんちん、すごく元気になった……♡」
かたくなったおちんちんにご奉仕してると、突いてほしくてたまらない。お泊まりとか朝帰りしすぎちゃって……いくら先輩が両親に気に入られてるっていっても、余りに回数が多かったから最近えっちできてないんだもん。
「煽んのうますぎだろ、ましろ」
「だって、だって先輩とえっちしたいもん♡」
これも怖かったのにいっぱい気持ちよくしてもらった反動なのかな。先輩の思うままに命令してほしい。いっぱい、催眠使ってえっちなことして、もっともっと先輩とえっちするの、好きって感じたい。
「なら……サボっちまうか」
「うん♡」
それから駅についたけど反対のホームに座って、連絡して、電車が来たら座ってすぐに先輩はおちんちんを出しておいでと誘ってくる。ショーツはもう盗られちゃってて、スカートを捲ればえっちな汁で濡れたおまんこが、口を開けて待ち焦がれていた瞬間を味わっていく。
「ああっ♡ あっ、おく、おく、すき♡」
「こら、がっつきすぎ」
「ずっと、ずぅっとえっち、したかったもん♡ 」
腰を振って、いやらしい音を立てて待ちわびていた快楽に身を浸していく。電車の中なのも忘れておちんちんを気持ちいいところに擦り付けていく。でも焦れ過ぎてたのか、すぐに訳わかんなくなっちゃって、奥に擦り付けたまま視界が光に覆われて、イッてしまった。
「──っあ♡ はぁ、はぁ……っん♡ もっと、もっとしよ先輩♡ もっと痴漢して、もっと操って、犯して、中出しして♡」
「いいよ、これからはいつ犯されるかわからないっての、覚悟しろよ」
「うん、催眠悪用して♡ 先輩の好きなように、催眠も、私も使って♡」
そう許可をすると先輩は私の頭を抑えてゆっくりと顔を近づけてくる。舌先同士が触れ合い、先輩の舌がぬるりと私の舌を捕まえて、同時にクリトリスに指が触れてくる。
「あ、あっ♡ れろ、は、あっあっ♡ あっぅん♡」
唇が触れ合う頃にはもうなんにも考えられなくなってた。キスするの気持ちよくて、クリ弄られるのも気持ちよくて。揺れる電車の中でイカされる。ピストンはお預けのまま、おちんちんの感触だけ味わい続けて、性感だけ高められていく。
「はぁ、せんぱい……ん、あん♡」
「降りたらいっぱいしてやるから」
「うん♡」
電車から降りて、帰る間も人目を避けてお尻を触られて、ゾクゾクする。先輩の家に着く頃にはもう愛液が垂れてきて、ショーツ越しなのにぐちゅぐちゅいやらしい音を立てて、先輩を意地悪にしちゃう。
「あっあっ、ん♡」
「まだ玄関なのに、なんだこれは?」
「ひぁ♡ ご、ごめんなさ──っああ♡」
先輩が扉を閉めて、鍵を横に回したらもう、壁に手をついてされるがままに掻き回されて、指でGスポットぐりぐりされて何にも考えられなくなる。気持ちいい、もっとして、全部して。そんな欲望と本能に塗れた私を、先輩は許してくれる。
「ましろ」
「っあ♡ ぅん、ぁ♡ いいよ……きて、んっ、あっあっ♡」
「こんな、玄関で突かれて……気持ちいい?」
「気持ちいい♡ あっ、いいよ、もっと乱暴にしていいから、んぁあ♡」
おねだりすると壁に押し付けられて、靴も脱いでないのに家の中に水音と私の喘ぎ声が反響する。奥を強引に突かれる度に頭の中がぐちゃぐちゃになる。胸を揉まれるのも、クリを擦られるのも、キスも全部気持ちいい。そうやって何回も何回もイッていると、最後に出すよと言われて、おちんちんが震えた。
「……っん、は、はぁ♡ せんぱいに犯されるの、すき……♡」
「そっか」
「んっ♡」
向きを変えていっぱいキスしてもらうと、また欲しくなる。このまま抱えあげられて、っていうのもいいなぁと思っていると、本当に抱えあげられて精液でぬるぬるのおちんちんを擦り付けてくる。
「……なぁ、ましろ」
「ん、あっ、なに……♡」
「催眠、好きに使っていいんだよな?」
「うん♡」
確認を取られて頷くと
「俺さ、ましろが嫌がりながら善がるのめっちゃ興奮したんだよ」
「え……♡」
「──ましろは手を叩いて五分経つと俺の言葉に逆らえなくなる」
「う、うん」
命令を聞かされる。別に、逆らったりしないのに、でも嫌がりながら……と言われてちょっとだけ予感する。
──ああ、私は今から犯されるんだ。意思とは無関係に、先輩のおもちゃになっちゃうんだ。
「更に、催眠が認識できなくなって、セックスするのが嫌だと思うようになる」
ぞくっとした。でもその気持ちは手を叩かれて、準備していたらふっと真っ白になって。
──はっとすると、平日にも関わらずに先輩の家にいた。もちろん他には誰もいなくて。なんでサボっちゃったんだっけと考えていると、隣にいた先輩に壁ドンされた。
「せ、先輩、っん、や、っぁ♡」
壁に追い込まれ逃げられないのに脚を撫でられて、反応してしまう。先輩の目、えっちなことしたいって目だ。私だって先輩のことは好きだけど学校サボって、なんて絶対嫌だよ。そう言うのに先輩は聞いてくれる気配すらなかった。
「やだ、って」
「キス、ねっとり舌絡めろよ」
「ぇあ……んっ、は、れろ♡」
おかしい。嫌なのに、先輩にそう言われたら逆らえない。身体が勝手に動いて舌を絡めあって濃厚なディープキスをしちゃう。
触られながらこれは、だめだ。勝手に気持ちよくなってきちゃうと抵抗しようとしても力で勝てない。
「あっ♡ あん♡ やだぁ、おっぱい……♡」
「いいじゃん、揉ませろよ」
「そ、そんな……いや、なんで、っあ、あっ♡」
今度はおっぱい揉まれて、最初は拒否しようと手を伸ばせたのに、先輩に言われた途端に手が動かなくなっちゃって。喘ぎ声も我慢しようとしたのに全然できなくて。何が起こってるのかわからないけど、わかることは、先輩の手が気持ちいいってことくらい。
「んぅ、は♡ せんぱい、そこやだ、やっあっ♡」
「ほら動くな」
「ああっ♡ あっあっだめ、ぐりってしたらぁ♡」
おっぱいに満足したらしい先輩に寝室まで連れてかれて……というよりベッド行くぞって言われたら勝手に移動したんだけど、そこでも後ろからお尻いっぱい触られてしまう。四つん這いになれって命令通りになっておしり突き出した格好で受け入れる先輩の指は、嫌なのに抵抗できないくらい気持ちいい。
「あっあっイク、イッちゃ──っああ♡」
「ましろはココ弱いもんな、ほら」
「あん♡ イッた、ばっかり、なのに、ぃん♡ あっあ、あぅ♡」
「……もうちょい焦らそうと思ったけど、限界だわ」
「ひぁ♡ あ、待って先輩、それは、それはっ♡」
指で入口を拡げられながら、熱くて固いモノが擦り付けられる。先輩のおちんちんだってすぐにわかって、拒絶感が強くなる。挿れられちゃだめだ、これ以上えっちしたくないって気持ちとトロトロに解されてもう準備万端になった身体が乖離しているっておかしな状況のまま、私はゆっくりと挿入されていくその感覚に腰を揺らしていた。