※この作品はR-18です。

貞操観念のおかしいカルデアのお話   作:ソボロ

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キアラ様は単純な強さならともかくよりにもよって性的快楽に蕩けて分からせられるようなキャラでは絶対にないんだが? という方はどうかお許しください。

原作者自らが認めたスーパービッチならぬ公式ゴッドビッチなんだが? という主張も分かります。

だがそういう滅茶苦茶強い設定のキャラであればあるほど私は即堕ち2コマでアヘオホしてる姿に燃えるのだ。


あとあの人もCCCでもFGOでも割りと小さなウッカリや凡ミス、慢心で足元掬われたりしてるしね。


キアラ様のこんなはずでは
キアラ様が召喚された先で凄まじく弱体化してたうえにカルデアで散々ハメ倒されるお話


 海底油田基地セラフィックスにて。

 カルデアに敗北し誓願断たれて快楽に沈み行く殺生院キアラは、消滅間際に力の一部をアルターエゴとして残し、一時的とはいえカルデアに召喚されることを可能としていた。

 

「いいですわよね、カルデア。様々な時代、場所で争いに身を投じる……私も味わってみとうございます」

 

 首尾よく召喚されるもここで彼女に想定外の出来事が起こる。

 

 思っていた以上に力が落ちていた。

 

 思っていた以上にビーストとしての権能に施した自己封印が強すぎた。

 

 

 そして思っていた以上にカルデアの風紀は割りと乱れていた、というか藤丸立香が出会った時点で何故かそこそこ欲望に呑まれていた。

 

 

 

「あ、あらら…………?」

 

 

 

 これはこんなはずでは無かったキアラ様のお話。

『快楽』の獣の名に懸けて、彼女は襲い来る数々の災難に立ち向かうのだった。

 

 

 

 

────……

 

 

 

(──でも、愉しかったのは紛れもなく)

 

 深く、昏く、沈みゆきつつ(あぶく)と化しては消えていく自身の体。

 消え行く線香の火のように少しずつ薄くなっていく意識と感覚。

 

 彼女はそんな中で思索を深める。

 

(何が違ったのでしょう──私と彼女。快楽に沈んだ私と、快楽の湖面から翔んだ、あの──)

 

 湖面へと飛び立っていく白鳥の影はとうに無く、同じ快楽から生まれたという共通点を持ちながらその最後の姿の違いはあまりにも遠い。

 

(……ああ、そうですね。その疑問こそ、私に与えられた罰ならば……彼女のように、アルターエゴになってみる顛末も、有り得るのかもしれませんね──)

 

 そしてそのような考えを思いつくと、彼女は消滅の間際に自身の力の一端をアルターエゴとして切り離し、そのまま深海の闇へと消えていった。

 

 

────……

 

 

 人理継続保障機関フィニス・カルデア。

 

 そこでは現在、今まさに十字の大盾を触媒にした英霊召喚の儀が行われており、途中で起きた異変の兆しに召喚陣の前で一人佇むマスターは眉をひそめた。

 

 召喚サークルの輝きが青白い色から鮮やかな虹色へと変化し、円環状の光の帯は一点へと集中したのち爆発のような勢いで太い光の柱へと変化する。

 

「おっ。来た来た来た」

 

 光の柱の中から現れるのは召喚されたサーヴァントのクラスを描いたクラスカード。

 

 描かれているのはトランプのジョーカーを思わせるピエロ。

 

 目映いくらいに溢れる光の粒子の中から姿を現したのは、大胆にスリットの入った体に張り付くような尼僧服に身を包んだ穏やかな眼差しの女性。

 

「……アルターエゴ、殺生院キアラ。救いを求める声を聞いて参上いたしました」

 

 消滅寸前に思い描いた通りアルターエゴとして召喚された殺生院キアラは、そんな幻想的な空間でマスターと向かい合い、聞く者の耳を蕩けさせるような優しく淑やかな声でそう告げた。

 

「でも……うっふふっ。(わたくし)のような女を呼ぶだなんて、何と言う方なのでしょう。私は生きとし生けるもの、有情無情の区別なく味わい尽くす魔性菩薩……これはもう、地獄の底までお付き合いしていただくしかありませんね」

 

 ピッタリとした尼僧服を内側から押し上げて主張する豊満なバストにヒップ。その容姿もボディラインもまさに絶世の美女そのものであり、蠱惑的な色香に溢れわずかな所作がいちいちエロい。

 

 並の男性ならただ普通に接しただけでも容易に彼女に溺れてしまう事だろう。

 

 

 既に彼女の中では英霊として召喚されたのち、どう過ごすかのプランは出来ていた。

 

 そのプランとは、一言でいうなら禁欲生活。

 

 アルターエゴとなった事で少し丸くなり、性格は変わらないものの目に付く者全てを見境なく餌食にしようという考えは無くなり、自発的に信者を増やすなどしてカルデアの環境を破壊するような行為は自分が愉しむためにも自ら禁じた。”そういう”誓いを自らに立てたのだ。

 

「……おぉ──……」

 

 マスターはキアラを見つめながらどこか満足げに目を丸くして熱い視線を向けており、またキアラもその視線を受け、ニッコリと後光が差して見えるかのような慈悲深い笑みを浮かべる。

 

 マスターに対しての態度も決めていた。

 

 自身の欲を禁じつつもマスターにはいつか欲望に溺れて自分に溺れる事を楽しみにしながら、自分の誘惑に負けないように応援する、仏敵マーラさながらのそれ。

 

『獣の権能』や『単独顕現』などの一部スキルは自己封印を施し、今ここにいる自分が切り離された力の一端なのもあってステータスやランクなどは大幅に弱体化してしまったが彼女は「まぁ上手くいくだろう」と考えていた。

 

 如何に霊気や存在がスケールダウンしようと自分は元クラスビースト。

 ビーストⅢ/R(ラプチャー)。人類悪・ビーストの一角であり『快楽』の獣。

 

 自身を操っていた筈のゼパ……何とかさえ逆に支配下に置き、高い戦闘能力と名も無い無個性の魔人柱を召喚し使役出来る。

 

 これから始まるであろうめくるめく禁欲生活に彼女は胸を躍らせていた。

 

 

「………………いいね」

 

 顎に手を添えてこちらを見ていたマスターは何かの考えの整理がついたかのように一度軽く頷くと、彼女に向かって右手を差し出して歩き出す。

 

 喜びの感情を隠そうともせず歓迎ムードを放つマスターにキアラも小さく微笑み、長い脚でマスターへと歩み寄って挨拶の握手をしようと手を差し伸べた。

 

「ふふ……お眼鏡に叶ったようで私も嬉しい限りでございます。どうかこれから、長いお付き合いになるとは思いますがよろしくお願い致しま————」

 

 じゅぷっ♡

 

 握手しようとしたキアラの右手を通り抜けて、マスターの右手は尼僧服のスリットの内側に入り込み、そのまま彼女の秘裂に中指と薬指が突き立てられていた。

 

「————すっ?」

 

 脈絡も前触れも突拍子も無いあまりにも突然なマスターの行動。何故か自分でも気づかない内にいつの間にか濡れていた自身の性器。

 

 如何にこの手の情事の経験値を多く持つ彼女でも、流石にここまでのレベルの荒唐無稽なファーストコンタクトなど夢にも思っておらず、思考がフリーズして認識が置いて行かれ、右手を差し出した姿勢のまま目を丸くして呆然としていた。

 

 あまりの混乱に頭は真っ白に染まり、マスターの腕を振り払ったり抵抗したりするという反射に近い当然の防衛反応ですら思考の遥か遠くにあった。

 

「うん。よろしくねキアラさん。あのピッタリした尼さんのエロい服にさ、下着のラインが浮かんでなくて不思議だったけどノーパンだったんだ。いいね」

 

 目の前の少年は自分の取った行動に何一つおかしい所は無いと言わんばかりに朗らかに笑んだまま彼女の割れ目を弄り続ける。

 

 ぬちゅ、くちっ、ずちゅっ、と指を抜き差ししながら弄る場所を変えては彼女の性感を刺激していく。

 

「っお♡あ、あの、マスタ……? ちょっ、んぃぃっ♡ 待っ、ぉぉ……♡」

 

 ようやく彼女の認識が不完全ながらも追いつき、“意味が分からないがとりあえず現状離脱しなければ”という思いのもと体が動いた。

 

 腰を引き、握手に差し出していた右手と左手で無遠慮に自分の性器をグチュグチュと弄り続けるマスターの右腕にしがみつき、違和感すら覚える程の強い快感に悶える。

 

 マスターの指から少しでも逃げようとつま先で立って少しでも腰を浮かせるものの力が入らず状況は変わらない。

 

 合って二分と経たぬ内に、アルターエゴ、殺生院キアラは股に手を突っ込まれ、つま先立ちのまま腰を引いて上半身を軽く前に倒してマスターの腕にしがみつくという情けない体勢に。

 

「んあっあ、あの♡ 私のはな……しぃぃっ♡ おっ♡」

 

 彼女を困惑させていた原因はハッキリと分かるレベルで幾つもあるが、今最も彼女の思考の一番前にある疑問は“私が何故この児戯のような手遊(てすさ)びで悶える程の快感を?” といったもの。

 

 こと快楽という悦びにおいて彼女は並の人間とは比較にならないどころか比較する事すらおこがましい程に精通しており、自己愛と快楽をひたすら突き詰め、魔性菩薩へと解脱した正真正銘の異常者。

 

 性の快楽のあらゆる法悦を知りそれを愉しむその姿は、柔らかなサディストであり、強かなマゾヒストとも形容出来る程。

 

 海底油田基地セラフィックスでは電脳化したセラフィックスで地球の内核に潜行し、地球となって自分の身体を地球の性感帯とするという常人では考えもつかないような事を実行に移し、70億人もの人類を自分の快楽の為のリソースにしようともしていた。

 

 セラフィックスの職員達と体を交えて乱交に及び快楽に堕とし数多の狂信者を作り出し、彼女からなる快楽を求めて凄惨な殺し合いすら起きた。

 

 酒に通じ、適切な飲み方を把握している者が決して酒に呑まれて他人に無様な姿を見せることが無いように。

 

 キアラもまた、快楽に酔う事はあっても自分が快楽に呑まれる事は決して無かった。多くの人間が彼女に、溺れた。

 

 

 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ……♡

 

「あひっ♡こっ、この……いい加減、にぃぃっ!? ♡ にぇっ、いっ……イィ゛っっ♡」

 

 しかし今、彼女はまるで生娘が如く次々に襲い掛かる性の快楽に呑み込まれてしまっていた。

 

 ビクビクとマスターの腕に抱き着いたまま震え続け、遂には腰を引いたつま先立ちの体勢のまま彼女は簡単に絶頂し、秘裂からはプシィィッ、と勢いよく潮を吹く。

 

 太ももからは止めどなく漏れる愛液が伝ってビチョビチョに濡れ、彼女の足元には小さい水たまりが出来ていた。

 

 瞳は上を向き歯を食いしばって、快楽に翻弄されるその無様な姿にいつもの姿の面影は無い。

 

 完全に余裕、そして自意識を保てるキャパを超えている。

 

「はぁっ、はぁーっ♡ ……っは……ひ……♡」

 

 思考を蕩かす快楽の奔流に支配され、絶頂の余韻で断続的に痙攣しながら肩で深く息をする。

 

 ただの手マンでイッてしまい、しかもたった一度の絶頂だけで体力を消耗しきってしまうという本来の彼女であれば有り得ない状況に。

 

 乱れた呼吸を繰り返して何とか平静を取り戻そうとするキアラだったが、

 

 ちゅくちゅくちゅくぬちくちくちゅ……!! ♡

 

「——んぉぉっ!? ♡ あ゛あ゛ぉ♡ あ……もう、イッ♡ イキましっ♡」

 

 マスターの手マンは止まらない。

 

 グイ、と体を寄せて距離を詰め、空いていた左手で彼女の尼僧服を掴んで持ち上げる。

 

 彼女の尼僧服のスリットが両サイド共に腰の高さまで及んでいるせいで、持ち上げただけで簡単に彼女のしとどに濡れた股ぐらが露わになる。

 

 マスターが近づいた事で彼女の上半身は彼の体に預けるように密着し、腰だけを引いた状態に。

 

「良いマンコだね。しっかり使いこんでいて簡単に指を咥え込み簡単に濡れて、そしてしっかり指を締め付けてくる」

 

「おっ♡ おっ♡ おぉっ♡ も……♡ やめ……ッ♡」

 

 少しでもマスターの手から逃れようと浮かしていた腰と、それを支える両足は次第に力が抜け始め、ガクガクと小鹿のように震え始める。

 

 ピンと伸ばしていた足も緩やかに膝が折れて今ではほとんどつま先立ちしている意味が無い。

 

「へっ、へっ♡ だめ……、ま……♡ ま、また……っイグ♡」

 

 あっという間に迎えた二度目の絶頂。処理しきれない圧倒的な量の快楽に意識を混濁させ、何とかギリギリで保っていた彼女の踏ん張りが途絶える。

 

 マスターの指が挿入ったままの状態で力が抜けてしまった彼女はカクンと腰を抜かし、そのせいでじゅぷんっ♡と彼女の秘裂に食い込んでいた彼の指が更に深く突き刺さった。

 

 深く、根元まで挿入った事で今までマスターが敢えて取っておいた個所にまで指が届き、絶頂直後のグロッキーなキアラに更に追い打ちがかかることになる。

 

「——ぉ゛ぉ゛お゛お゛お゛お゛お゛……!! ♡」

 

 尼僧服の前は持ち上げられ右手で秘所を掻き混ぜられ、手マンを続ける忌々しいマスターの右手だけで体を支えられ、彼女は腰を床に落とすことも出来ずガニ股で強い快感に悶え続ける羽目に。

 

 そこからまた数度重ねて強い絶頂を続け、ようやく彼の秘裂を弄る手が止まった。

 

 割れ目から指を引き抜き、指先から愛液を滴らせながらマスターは自身の右手を両手で掴んだまま放心しているキアラの左側へと移動する。

 

 腰を落として彼女の傍らにしゃがみ込めばキアラの唯一の支えとなっていた彼の右腕の位置も下がって、ビチャリと彼女の尻が床につく。

 

 マスターは右ひざを床につけて左足と左手を彼女の背中へ回し、脱力した彼女が後ろへ倒れるのを防いだ。

 

「あ……ひ♡ は……はぁっ……♡ ……っ♡」

 

 抵抗する力も奪われ、未だ抜けきらない絶頂の残滓にビクビクと震えながら荒い息に胸を上下させる殺生院キアラ。

 

 マスターは準備は出来たと言わんばかりに右手を再び彼女の性器にクチュリと指を挿入れる。

 

「さて、それじゃあこの辺りで一旦ラストにしよっか。ラストスパートでちょっと強くするから頑張ってねキアラさん」

 

「な……待っ——んひぃぃぃぃっっ♡」

 

 召喚部屋内にまたキアラの嬌声が響き渡る。

 

 直立状態から手だけを動かしていた時と違って今度は体を固定し、しっかりと手先を動かせる。しっかりと本格的に膣を掻き回す事が出来る。

 

 ただ指先だけで刺激していた時の何倍もの強烈な快感に彼女は先ほどの数倍のペースで達し続けた。

 

 最後にマスターがぐりゅっ♡と特に彼女が感じるスポットを指で刺激しつつ勢いよく引き抜けば、彼女はあまりの快楽に舌を出して仰け反り、M字に開いた股から吹いた潮は目覚ましい飛距離を残すのだった。

 

 

 

────……

 

 

 十数分後。

 

「——うん、そうそう。アルターエゴ、殺生院キアラさんが召喚に応じてくれた。紹介はまた今度になるけど」

 

 何度も何度も強制的にイカされ、召喚部屋の床の上で仰向けに倒れ浅い息を繰り返すキアラと、この部屋の入り口近くでマスターが通信機を介して誰かに報告も兼ねた会話を交わしていた。

 

 アレから彼女は彼の手から与えられる快楽に一度も抵抗する事が出来ず、まるで弄れば痙攣し体液を撒き散らす、そういう玩具であるかのように肢体を弄ばれた。

 

(……、…………や……やっと……終わった……の、ですね…………)

 

 官能に火照っていた肉体は放置された事で少しずつ熱が抜け、彼女に思考する余裕が戻り始める。

 

 汗ばむ肌と自身の愛液で濡れた下半身に若干の心地悪さを感じつつ、視界だけを動かして少し離れた場所で会話しているマスターの様子を窺う。

 

「だから今回もいつもの処理お願い。うん、……いやー気が利くなーホント。ダ・ヴィンチちゃん大好き。この後でお礼がてらそっちに行くよ。…………しばらく動けなくなるから別に良いって? もー、そんな遠慮しなくていいよ」

 

 朗らかに笑いながら何やら気になる事を通信機に向けて口にするマスター。

 

 それから通信先を幾つか変えつつ何者かに何かしらの報告を続けていた。

 かかった時間は凡そ十数分ほどだろうか。

 

「さて……と……。 それじゃ手筈通り————」

 

 ブツッ、と手元の通信機の電源を切り、胸ポケットへしまってマスターが振り向こうとした瞬間、強い突風にも似た魔力の衝撃に背中を押されて一歩よろける。

 

 振り返れば先ほどマスターに指でイカされて目を剥いていた時の面影などどこにもない、妖艶に笑んだキアラが立ちあがってこちらへ歩いてきていた。

 

 彼女の足元からは得体のしれない魔力の渦から魔神柱のようなものの切れ端も見え、マスターの数歩前まで近づいた彼女は足を止めて頬に手を添える。

 

「うっふふふ……大変お恥ずかしい所をお見せしてしまいましたね。 意表を突かれたとは言えあぁも一方的に果てさせられてしまうなんて……。————いいでしょう。 そちらがそう来るのであればこちらもプランを変更致します」

 

 当初の予定では自身は禁欲しつつもその上でマスターを誘惑し、彼が欲望に負け自分に溺れる”いつか”を楽しみにしつつ、その上で誘惑に負けないよう応援する。

 

 そんな最初のプランだったが、既にこうして誘惑するまでも無くむしろこちらが面食らう程には手が早く、しかもそれも非常に手慣れた様子。

 

 ならばそれに合わせてこちらも動くまで。 信者を作り、肉欲のままに動き、ただ一人の人類の快楽の為に快楽に上り詰めよう。

 

 ここはカルデア。

 

 この施設を掌握してしまえばもっと色々なキモチイイことも出来るだろう。

 

「大丈夫キアラさん? さっきまで凄いガクビクしてたけど……」

 

「えぇ、えぇ。問題ありませんとも。御礼に、今度は貴方に極上の快楽と言うものを味合わせて差し上げましょう。 私だけ気持ちよくさせられて果ててしまい、貴方へのご奉仕がまだですものねぇ……? うふふっ……」

 

 まずは目の前の少年から虜にしてしまおう。

 

 逃げられず、離れられず、ただ殺生院キアラを求めて破滅すら厭わない敬虔な信者へと。

 

 

 本性を隠す事も禁欲プレイをする事も放棄したキアラは菩薩のような笑みで、獲物が舌なめずりをするかの如く艶やかな舌を唇に這わせつつマスターとの距離を詰めるのだった。

 

 

「うっふふふ……天上解脱、なさいませ?」

 

 

 

————……

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