※この作品はR-18です。

貞操観念のおかしいカルデアのお話   作:ソボロ

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鬼一法眼のかんらからから!
鬼一法眼が人間について疎い事を利用してマゾ調教を行い、立派なマゾ雌オナホに教育するお話


 鬼一法眼がカルデアに正式に召喚されて数日後。

 

 朝、貞操観念の緩い世界線のカルデア一般通路にて。

 

 二人の職員が肩を並べ、談笑しながら胸いっぱいに抱えるほどの段ボールに資材を詰めて、所用の場所へと運んでいた。

 

 会話の内容は主に今行っている業務について。それと、これが終わった後に溜まった性欲を誰に発散してもらうか。

 

「お前もうまるっと二日ぐらいヌいてないんだっけ?」

 

「そうなんだよー。別に無理はしてないんだがね。単純にスケジュールが仕事と食事と風呂と睡眠で完全に埋まってるだけ」

 

「分かるよ。仕事中にヤらせてもらうって手もあるけど、丁度間が悪くて誰にも会えないとかさ」

 

「そうそう、特に部署の奥とかで缶詰めしてると、サーヴァントの方々も“専門職の奥の方まで立ち入ると流石に邪魔になるだろう”って気遣ってくれてるから自然と接触の機会自体がなー……。この仕事終わったら思う存分……!」

 

「誰に相手してもらいたい?」

 

「……んー…………正直誰も彼も良すぎて……贅沢すぎる悩みなのは分かっちゃいるんだが」

 

「分かるわー」

 

 長閑な世間話を行いながら通路を往く二人のカルデア職員。

 そんな折、不意に彼らの視界に一枚の黒い羽根が舞う。

 

「うぉっ?」

 

「なんだなんだ?」

 

 どこからともなく現れた数羽の鴉が鳴き声を上げながら職員達の目の前に集結。

 

 バフッ、と黒煙が散ると同時にその場に突然姿を現したのは、紅色の甲冑に身を包んだ白髪ロングの美しい女性。

 

「かんらからから! 話は聞かせてもらったぞ!! 今宵の同衾(どうきん)相手に飢えているそうじゃないか人間」

 

 鞍馬山の大天狗、京八流と呼ばれる伝説の古流剣術の開祖であり、かの牛若丸の師匠でもある大英雄。

 

 人ならざる身、東洋の神の亜種であり、強大な存在として伝説に名を残す神性存在。

 

 

 鬼一法眼が、この後の色事を楽しみにする職員二人の前に立っていた。

 

 彼女は溜まっている方の男性職員の肩にポンと手を置き、もう片方の手を親指を立てて自分を指差した。

 

「その脈動する欲求ーーーー飢えに飢えて鎌首もたげるその雄々しき獣欲ーーーー僕が、この鬼一法眼が受け止めてしんぜよう!」

 

 カカンッ! ……とどこからか歌舞伎の鳴り物の幻聴が聴こえてきそうな勢いで、彼女はキメ顔で名乗りを挙げる。

 

 事実その仰々しい名乗りは彼女の美しい容姿と相まって非常に画になっていた。

 

 

 世の男全てが思わず生唾を飲むような、世の女全てが思わず羨望の視線を向けるような、引き締まり鍛えられ出るところは出た抜群のプロポーション。

 

 その美しさゆえに激動の人生や“神”生を歩んだ美人、美少女、美神揃いのカルデアから見ても、全く引けを取らないそのビジュアルは、世が世なら天まで届く程の黄金を積むのに値するだろう。

 

 

 そんな彼女から、神に等しい存在の方から同衾の申し出が告げられる。

 

 このカルデアでは日常的な事であり珍しいものではないが、普通の世界線、普通の貞操観念の世界線の基準で見れば命を幾つ捧げても足りない程の幸運である。

 

 神話次第では職員は今後の人生でロクでもない目に遭う事が確定するレベル。

 

 それらの前提抜きにしても鬼一法眼のような美女から誘いを受けるのは職員からしても渡りに船であるのだが、

 

「あ、あー、えっと……その…………え、遠慮しておきますっ……!!」

 

「申し訳ありません! 俺達そ、その、まだ仕事があるんで!! 失礼しますっ!!」

 

「あっおい! お前達!!」

 

 何故か女体に飢えている筈の男性職員二人は、そんな鬼一法眼からの有り難いなんて言葉では到底足りない筈の光栄に難色を示す。

 

 彼らは揃いも揃ってその場から逃げるように立ち去っていき、彼女は思わず彼らの遠ざかっていく背中に手を伸ばすが、結局職員達は立ち止まることなく角を曲がって見えなくなった。

 

「…………むぅ…………」

 

 一人取り残された鬼一法眼は伸ばした手を戻して腕を組む。

 不満げに唸る彼女だが、気を取り直して彼女はその場を後にした。

 

 

ーーーー……

 

 

 また別の日。

 

「ハァ……ハァ……!! っうぅ……!! く、~~っは……!! あ、あぁ……っ!!」

 

 一人の酷く憔悴した様子の職員がとあるサーヴァントの部屋へと向かっていた。

 

 彼の目当ては“酒呑童子”。

 思うがままに暴虐を働き、思うがままに享楽に耽り、思うがままに振る舞う、幼女のような姿をした妖艶な美女。

 

『まぁ。そないにうちに相手して欲しいん? (わらべ)みたいに弄ばれて? 甘やかされて、笑われながら一方的に? …………ふぅん? ふふ……♡ ええよ♡ ほんなら…………』

 

 彼の性癖は元々ノーマルだった。“どっちも魅力的だしどっちもいいよね”といった考え方だった。

 

 しかし魅力的かつ美しい女性達に一方的に上位に立たれて成す術無く搾られるマゾ快楽に目覚め、彼は今回その相手を酒呑童子に頼んでいたのである。

 

 大の大人が小さく愛らしい姿の幼女の手の上で情けなく弄ばれ吐精する。

 

 その欲求に抗えず今回は酒呑童子に頭を下げたのだが、その際彼女は蕩けるような声で彼に酒を飲ませた。

 

 その酒は彼の性欲を大きく増幅させ、すぐその場で射精してしまいたい程の欲求に襲われた。

 

『せやねぇ、……三日後。今から三日間我慢して限界まで堪えて……種汁濃ゆぅ~~くしてからまたおいでやす♡♡』

 

 つまりこの性欲のはけ口に困らない誘惑溢れるカルデアで三日間オナ禁したら望み通り極楽を見せてあげる、と言われ、彼は驚くことに三日間耐え切ったのである。

 

 既に愚息はギンギンであり、前屈みになった状態から戻れない。

 

 おかしくなってしまいそうな射精欲を必死に抑え、壁づたいに亡者のような足取りで職員は酒呑童子の部屋へと向かうのだが。

 

 

 “不在”

 

「………………っっっ!!?」

 

 ガクリと職員は膝から崩れ落ちる。

 

 彼女の部屋には不在を知らせるプレートが下げられており、彼は足元が遠退くのを感じた。

 

 たまさか偶然その場を通り掛かった同僚に彼女の行方を尋ねれば、

 

「あぁ、酒呑さんなら今朝から急な聖杯の欠片が悪さしてる微少特異点の解決に行ってるぞ。何でも場所が日本で、土地柄的に相性いいのが酒呑さんしかいなかったんだって」

 

 ーーーーそんな、と彼は涙をホロリと溢した。

 同時に限界を超えて勃起している彼のペニスから我慢汁が下着に滲み、チンコとシンクロしてる気分だ(笑)、と彼は自嘲気味に笑った。笑うしか、なかった。

 

 一人空室となっている酒呑童子の部屋の前で、崩れ落ち項垂れるマゾ職員。

 

 “ここからまたお預けなんて”と絶望の感情と一緒にちょっとだけ“これはこれで……!”と悦んでしまっている自分が恨めしい。

 

 薄く事情を察したらしい同僚はそのまま何も言わずに去っていく。

 

「くそっ……!!」

 

 彼は思わずヤケになってその場でムスコを扱いて射精してしまいたい衝動に駆られたが、

 

『分かっとるとは思うけど“お手付き”はあかんよ?♡ うちもあんたはんのグツグツに煮立たせた子種汁の味、楽しみにしとくさかいに……ふふ♡♡』

 

「ふ、ぅ゛うっ…………!!」

 

 脳裏をよぎる蕩かすような彼女の声、言葉。

 

 彼はチンポに添えかけた片手を拳に変えて、自分の太ももに叩き付けた。

 

 

「辛そうだな人間」

 

 そんなうちひしがれている職員に、誰かが声をかけた。

 

 誰かと周囲を見渡すも人影は無い。

 

 次の瞬間一陣の黒風が吹き荒び、マゾ職員の目の前で黒い風が渦を巻く。

 

「うわっ……!?」

 

 目も開けていられない風圧に職員は腕で顔を庇って目を閉じて、風が止んでから再びそちらを見れば。

 

「事情は把握した。運が良いなぁお前」

 

 そこには腕組みして仁王立つ、鬼一法眼がいた。

 得意気な顔で、自信に満ち溢れた顔で。

 

「この天下万世の師にして大天狗、鬼一法眼がそのあてどころの無い精を受け止めてやっても……」

 

「あっ……いっいえ……! 大丈夫ですっ!! お手数お掛けして大変申し訳ありませんでした!!!」

 

「あぁぁっ! おい!! 待て待て待て!! 体型か、体型の問題か!? 僕なら背丈も体型も体格も自由自ざ…………むぅ…………」

 

 鬼一法眼の制止の言葉も聞かず、マゾ職員は器用に前屈んだまま逃げるようにしてその場から立ち去ってしまった。

 

 またしても一人残された鬼一法眼は小さくなっていく男の背を眺めながら、口を真一文字に結んで閉ざす。

 

 漏れ出る吐息は嘆息の色。

 

 彼女は一つの問題に直面していた。

 

 

 

「由々しき事態だな。これは」

 

 

ーーーー……

 

 

「由々しき事態だ。我が弟子」

 

「何ですか藪から棒に…………!!」

 

 

 カルデアのマスターのマイルーム。

 

 鬼一法眼は自主トレの一環で腕立て伏せに励むマスターの背中に片足で立ち、兵法書を読みながらそう言った。

 

 現在マスターの部屋は様変わりしており、カルデアの様相に合わせた白を基調とした部屋から畳張りの日本情緒溢れる和室に。

 

 “こちらの方が落ち着く”という理由で鬼一法眼が団扇の一扇ぎで変えてしまったのだが、まぁイベントの度に様々な理由で頻繁にリフォームされるので特に気にしていなかった。

 

 

「一つ相談があってな」

 

「相談っ……ですか……? まぁ、っ俺で力になれるなーーらっ!!? 鬼一師匠っ体重変化させないで! 折れっ、指折れる指折れる!!!」

 

「何を言っとるんだ。これしきその都度適応しなさい。ほれ目標の百回まであと何回だったかな? よーん、ごーお」

 

「サラッとカウントリセットしないでもらっても!? さっき一緒に四十八回まで数えてたでしょうが!!」

 

 初めは普通に両手で行っていたシンプルな腕立て伏せも師の一人である鬼一法眼の訪問によってよりキツいものに。

 

 具体的には、回数は倍になったし片手の人差し指と中指と親指だけでの指立て変化。不規則に体重を増減させる鬼一法眼という重りが追加された。

 

 

 筋トレ終了後。

 

 マスターは卓袱台を挟んで鬼一法眼と向かい合う。

 熱々のお茶を湯呑みに注ぎ、師匠の前に置いて彼は座布団に腰を下ろした。

 頻繁に来客が訪れるためマスターのもてなしも慣れたものだった。

 

 

「それで……相談と言うのは」

 

「うむ、実は職員から怖がられていてな」

 

「あーー…………」

 

 鬼一法眼がこのカルデアに召喚ーーーーと言っても厳密には、成り立ちとしては他のサーヴァントと違って、スカサハのように形式上カルデア式召喚を経て直接こちらに赴いてきた形ではあるが。

 

 ともかく、彼女がこのカルデアに来た初日、とある事件があったのである。

 

 

 催したら押し倒して即レイプOK。そこかしこで嬌声の響く風紀に乱れたカルデアでは、その日も廊下だったり色んな部屋だったり場所を選ばず英霊達が抱かれていた。

 

 正式に召喚され“サーヴァント”としての霊基の器に収まった彼女がカルデアを散策すれば、当然どこを歩いても性行の場に遭遇する。

 

 この貞操観念の緩いカルデアではその光景は何ら珍しい物ではない。

 

 しかし、鬼一法眼はその男女の交わり、SEXの現場を“英霊が職員に、物理的な暴行を加えられている”と勘違いしたのだ。

 

『おまっ……! 僕の目の前で堂々と乱暴を働くとは何とも愚かな!!』

 

 という言葉と共に、鬼一法眼は職員を撃退。

 

 

 そう、彼女は“SEX”を情報としては知っていても、実際にどう言うものかを知らなかったのである。

 

 彼女の目には、男の雄々しい肉棒の注挿が殴打や暴力行為として映り、艶かしく快楽に喘ぐ女性の姿が悲鳴を上げているように映った。

 

 

 当然ぶちのめされた職員はそんな事情は知らない。

 

 その場で説明する事で何とか“暴力を働いていた訳では無い”という事だけ理解してもらった。

 

 

「知らなかったわけじゃないぞ? 平安の世の時点でもそれに該当する言葉はあったさ。夜伽(よとぎ)(ねや)閨房(けいぼう)(つが)う、床入(とこい)り、同衾(どうきん)。僕にはちょーっと縁が無かっただけで」

 

「別に鞍馬の山から一歩も出なかった訳じゃないんですよね? 師匠の、“剣術や兵法等様々な智恵を人に授けた”って伝承も読みましたよ俺。……色々情報はバラバラで不自然なくらいに数も少ないですが」

 

「人里に下りる時は都度、相応の姿に変えていたからなぁ……それも関わる時間もごく僅か……。一番良く取っている、普段のこの姿を知っているのは当時では遮那王くらいのものだ」

 

 “あーそれで……”と納得したようにマスターは一言溢した。

 

 トータルで見れば人間社会とは殆ど関わりを持っておらず、人類種の営みについて彼女はあまり把握していない。

 

 余りにも存在の格としての高低差があり過ぎると互いに区別が付かなくなるのと同じ。

 

 加えて彼女もまたヴリトラのように、体型も体格も性別も自由自在。

 

 性差など正に細かき事。

 

 

 戦士として女王として門番として、そして数多の勇士の師匠として人と多く関わったスカサハとは対称的に、彼女は泰然自若に自然と共に在り、性に関わる機会が無かった。

 

 使わぬモノ、知らぬモノの“言葉”と“存在”を知っていても、“そこ”から先に進む事がーーーー強大であるが故に進む必要が無かった彼女には、“意味”と“中身”が結び付かなかったのである。

 

「ーーーーそこで、だ。我が弟子に一つ頼みがある。頼れるのはもうお前しかいなくてな」

 

「あぁはい、何です?」

 

 そこまで切り出して一拍。

 

 彼女はマスターに出された湯気の立ち上る熱いお茶の入った湯呑みを一気に傾け、一息に全て飲み干す。

 

 そして振り子のように反らした身体を戻して湯呑みをタンッと卓上に置くと、明るく爽やかに頼みを口にした。

 

「僕にSEXについて教えてくれ! 当世の、現代のまぐわいと言うヤツを!」

 

「あー……まぁ師匠の頼みとあらば喜んで力を貸しますけど……。別に俺SEXの先生とかじゃないですよ。ただヤリたいからヤッてるだけで、正直部位名とか手順とかあんま詳しい事聞かれても答えられるか…………」

 

()()い! “教える”と言っても兵法書を読み聞かせるように事細かにではなく、いつもお前がやってる事を僕の身体に教えてくれれば良いのだ!」

 

 どこまでも明るく、泰然とした姿で彼女は笑う。

 座布団から腰を上げて立ち上がった彼女は身に纏う紅色の甲冑を外し、肌にピッタリと張り付く黒と白のインナーだけの姿に。

 

 自分の女性らしさに溢れた起伏に富んだ肢体を見下ろし、再確認しながら彼女は続けた。

 

「それなりに僕も良い身体をしている自負はあるのだが、どうだ? お前が望むなら胸も尻も背丈も体型も、精神年齢は変わらんが、望むなら幼女にでも熟れた年齢でも好きに作り変えてやっても良いぞ?」

 

「いえいえ、そのままで十分魅力的というか、俺的には普段のその姿が好きです」

 

「お、おぉう……お前存外そう言うのはストレートに言うのだな……悪い気はせんが…………」

 

 意図せぬタイミングでの純粋な好意の吐露に彼女は頬を赤らめ、たじろいだ。

 

 紅色の甲冑を外し、インナー姿のまま再び腰を下ろす鬼一法眼。

 

 自分で言うように事実鬼一法眼の肢体は素晴らしく、美しい。均整の取れた肉体に、無駄に外観を損ねる贅肉の類いは無く、鍛え上げられたしなやかな身体。

 

 ただ余計な着飾りも見栄も張らない自然なその在り方が尚いっそう彼女の魅力を引き立てているとも言え、そんな彼女自ら身体を許すと告げてくるのは、男心なりにかなりクるものがあった。

 

「コホン、しかし僕だって弟子にただ教えられるだけじゃないぞ。きちんとどんなものかぐらいは事前に調べてきたさ!」

 

「なるほど。ちなみにどういう……?」

 

「先日牛若丸に会ってな! その時にーーーー……」

 

 

ーーーー……

 

 

『おぉ遮那王。奇遇だな』

 

『おや師匠。正式に召喚を終えたつい先日、何やら騒ぎを起こしたと聞きましたが』

 

『言うな。僕とて過ちの一つや二つ犯すさ。…………それより……また立派な腹こさえたなぁお前』

 

『えへへ……主殿にまた抱かれて孕ませて頂きまして…………』

 

『それにその首輪……それもマスターからか?』

 

『えぇ! お気に入りです! 主殿の忠実な雌犬の証として肌身離さず付けております!』

 

『ふぅー……ん……。…………なぁ遮那王』

 

『何です?』

 

『お前が最初に言った通り、僕はSEXと言うものを知らぬ。そこでマスターに具体的にどういうものかを教えてもらおうと思っているのだが…………』

 

『おぉ……おぉ! 師匠も主殿にですか!!』

 

『うむ。ただ……教わると言っても“何も知らぬから”とこちら側で努力も何もせず、ただ言われた事だけを享受すると言うのも道理に反しよう。お前やマスター等を弟子を持つ僕なら尚更だ』

 

『確かに。他者の教えを頼りに人事を疎かにしては、得られる物も得られぬというもの』

 

(しか)り。“人事を尽くして天命を待つ”……人の世にて生まれた佳い言葉だ。……お前、性に関してはほぼ僕と同じ状態だったが、今ではかなり慣らした様子だな?』

 

『えぇまぁ。主殿のみならず職員殿の相手もしておりますれば。出先や戦場でレイプされる事も加えればそれなりに数は上るかと』

 

『ふむ。……ならば都合が良い! 遮那王、僕に“SEXがどういうものか”教えてくれ! それだけでも把握していれば教わる身なれど師としての体裁も保てよう』

 

『なるほど……。良いでしょう、お任せください!! では…………時に、師匠は主殿に信頼を抱いておりますか?』

 

『うん? あぁもちろん。あれは良い。いつか本当に嫁に貰ってやろうと思っているぞ!』

 

『でしたらもう既に師匠はSEX、つまり夜伽の第一歩を踏破していると言っても過言ではありません!』

 

『なにぃ!? そうなのか!? ……そうか……僕は既に…………。ふむ、続けて?』

 

『主に性行とは相手に支配される事ーー肉便器として性奴隷として相手に自身の全てを捧げ、委ねる事こそが寛容となります。私が今している首輪こそ、その象徴と言えます』

 

『支配……支配……か……“上に立つ”と言う意味でならやった事はあるが……される側としての経験は僕には皆無なんだがそれは大丈夫なのか?』

 

『お師匠様ならそうでしょう。しかしご心配無く。むしろ、だからこそ師匠には素質があると、この牛若、断言しましょう』

 

『ほ、ほう』

 

『つまり師匠には、信頼した相手に支配される快感、と言うものを味わった経験が無い。未知の甘美なる法悦ともなれば、師匠もあっという間に私のような雌奴隷となれる筈!』

 

『へぇー…………。昔は奴隷とか良い意味の言葉じゃなかったんだが、時代は変わるものだなぁ。よし! 興味が更に湧いた! 遮那王、立ち話もなんだ、僕の部屋に来なさい。そこで細かく聞こうじゃないか』

 

『ちなみに師匠、これで私が生前に“六韜(りくとう)”、“三略(さんりゃく)”等を盗み見た件をチャラには…………』

 

『それはない』

 

 

ーーーー……

 

 

「……とこんな感じでな。予習はバッチリだ!!」

 

(盛大にすれ違っている……)

 

 牛若丸とやるような、激しく責め立て人の言葉を忘れさせる、互いに快楽を貪るようなSEXを思いっきり一般的に行う行為だと勘違いしていた。

 

 鬼一法眼の経験の伴わない知識は、牛若丸からの教えを時に曲解し、時に本質“のみ”を捉え、これが真実だと信じて疑わない。

 

「しかしなるほどなぁ。支配され、服従し、従属する……つまり己の全てを相手に委ねる。信頼している相手に向かって己を投げ出し受け止めさせる、その安心感と充足感は確かにSEXでなければ得られない。ーーーー遮那王の言う通り、鞍馬山の大天狗たる僕では当時味わいようの無い快感だ」

 

「まぁそうですねー」

 

 それ間違ってますよ、と教えようかとも思った。

 

 しかし彼の口からその言葉は中々出てこない。

 

「思い返してみれば、確かに平安の世から権力者は皆、男女問わず異性を大勢侍らせていた。うむ、今考えると合点が行くな。地位が高い者、つまりそれだけ信頼に足る存在として、数多の異性を侍らせていた……と」

 

 神霊にも匹敵する偉大なる英雄、それもマスターの故郷である日本に由来する大物。

 

 厳しさと優しさを兼ね備えたどこか抜けた所のある自身の師匠が、その行為が一般的と信じて、一介の人間に過ぎない自分に支配を委ねてくる。

 

 その背徳感と鬼一法眼本人の麗しい容姿を前に、マスターは敢えてその勘違いを正さずに進行してみる事に。

 

「それが時代が移り変わり、権力者からこうして世俗の人間にまで浸透した、か。いやはや世の移ろい、人の世とは何とも分からぬものだ」

 

 どうやら都合よく鬼一法眼も納得している様子。

 

 そうと決まれば話は早い。

 

「それでは師匠。早速始めましょうか」

 

「ん。そうだな。お手柔らかにな」

 

 

ーーーー……

 

 

「裸にならなくても良いのか? 肌着のままで良いと?」

 

「まずは軽めにで良いんじゃないでしょうか」

 

 早速彼女との交わりを始めたマスター。

 

 現在二人の体勢は、畳に敷いた布団の上で、あぐらを掻くマスターの上に鬼一法眼が座り、全体重を預けている状態。

 

 部屋で寛ぐカップルのように、後ろから鬼一法眼を抱き締めている状況である。

 

「しかし……この僕が他人に背後を許すだけでなく体重を預け、脱力するとはなぁ……“委ねる(支配)”…………うーん悪くない」

 

「普段身を預けられ、鍛える側ですもんね師匠」

 

 “そうだな!”と彼女は上機嫌に溌剌と答える。

 

 マスターは後ろから鬼一法眼の顎に手を添え、横を向かせて口付けを交わした。

 

「ん……っチュ……ぁむ……」

 

(これは僕でも知っている。接吻だな。…………しかし……なんだ、こう……胸が高鳴るな……よく分からんが……エッチだな)

 

 鬼一法眼は何もかも知らぬ幼子のような認識でいるワケではない。

 あくまで並び立つ者無し、鞍馬山の大天狗、と言うだけで、使い魔の天狗もいたし決して孤独でも無かった。最低限の愛情表現くらいは知っている。

 

 しかしこうして信頼する相手と密に身体を交わす事は間違いなく始めての事であり、未知の感情の動きに彼女の無意識に張り巡らされている普段の肩の力が更に抜けた。

 

「ぁっ…………」

 

 絡み合っていた舌と唇が離れ、マスターの手は彼女の形の良い美乳へと伸びる。

 

 頼光やバーゲスト、ブーディカのように片方だけでも男の手のひらに余るほどの爆乳ではないが、それでも世間一般の尺度で見れば十分な大きさの乳房を、マスターは下から持ち上げるようにして優しく揉み始めた。

 

 肌触りの良いインナーの上から擦るように、フニョンと形を変えつつも跳ね返してくる母性の象徴を。

 

「ん……、ぅん………………な、なぁ、これで本当に良いのか? 遮那王から聞いたのはもっとこう、激しい感じだったが。僕は全然良いんだぞ?」

 

「師匠は当世初のSEXだしまずは気持ちよくなって貰うところから始めようかなと。オナニーとかしたことは?」

 

 両手で鬼一法眼の両胸を、敢えて乳首には触れず慣らすように刺激を送り続ける。

 

 乳房部分のみならず、周囲の脇腹や付け根。快感を得られるようになる部位を弱火ながらも片っ端から徹底的に。

 

「おなに……んん? 自慰の事か? うーん……覚えてないな……昔手慰みに一度や二度やったような……無いような…………」

 

「なので準備運動みたいなもんですね。ほら、師匠も修業の時、最初は基礎からと教えてくれたじゃないですか」

 

「おう、そう考えると確かに利に適っ……て……っ……いる、な。んっ……」

 

 少しずつ触れる箇所を敏感な先端へ寄せていく。ピクンと小さく揺れる身体、遅れて揺れる鬼一法眼の胸。

 

 未経験であるのならこうした優しい接触から初めてジックリ進めていこうと考えていたが、どうやら彼女も例に漏れず“下地”ーーーーつまり雑魚メス英霊の素質はバッチリらしい。

 

 実に静かな優しい愛撫。

 

 しかし確かに効果は発揮され、マスターの想定を大きく越えて彼女は他者から与えられる快感を素直に受け入れていた。

 

「ぅ、く♡ ン…………ふーっ……♡♡」

 

 無意識に声を漏らすのを恥じているのか、マスターの優しい手付きに対し鬼一法眼は人差し指を曲げて弱々しく口に挟んでおり、その隙間から濡れた声を漏らす。

 

「どうです師匠。気持ちよくなれているのなら少しずつ強めていこうと思うのですが」

 

「あっ、あぁ……構わない……♡ ただっ……何だかもどかしっ♡ ……~~っ……もどかしい……と言うか……そ、の…………先っぽを……だな……」

 

 乳周りの性感帯、その全てを入念に刺激した甲斐があった。

 

 事実、女体の胸の性感帯は決して乳首のみではない。

 アンダーバスト、スペンス乳腺、ミルクライン。

 乳房の付け根、アンダーバストも適切に刺激してやれば甘い快感を得られる。

 

 脇の下とおっぱいの付け根もまたスペンス乳腺、胸のGスポットとも呼ばれる敏感な部位であり、そちらの開発も兼ねた愛撫を忘れない。

 

 ミルクラインも同様。脇の下から乳首、そして恥骨を結ぶラインには性感帯が点在しており、それら全てを擦っていく。

 

 まるで鬼一法眼の中の“雌”に呼び掛けるように、起きろと言わんばかりに。

 

「いえいえ、まだ早いですよ師匠」

 

 主導権はあくまでこちら側。焦らすか否かも踏まえて委ねるのが、牛若丸から聞いた一般的なまぐわいなのだから。

 

「ん……! ぅ、ィっ……あっあっ♡ 弟子っ……弟、子ィ……!!♡♡」

 

 既に彼女の乳首はインナーの上からでもハッキリ視認出来るレベルで勃起していた。

 

 そこに触れて貰えれば絶対に気持ちいい事が、雌の本能で直感しているのに触れて貰えない。

 

 その確実な快感に触れる前に“何か”が己の内から昇ってくる。

 

 感じたことの無い、乳房全体に微弱な快楽が蓄積して熱くなるような感覚。

 

 マスターの上に乗った彼女は何度もその快感から逃れるように身をよじり、太ももを無意識に擦り合わせて天を仰ぐ。

 

 そして、

 

「ーーーー~~~~ッッ……ぁ、く……ぉ゛…………!!♡♡♡」

 

 始めての他者からもたらされる刺激によって乳イキをキメた鬼一法眼は、切なげに目をギュッと閉じて全身を強ばらせる。

 

 マスターの脚に添えていた手は反射的に彼のジャージを全力で握り締め、擦れ合っていた太ももがピーン……♡ と伸びた。

 

 まるで自分の乳房の中で熱い何かが弾けたような感覚。

 

 千数百年の生の中で初めて味わう乳イキは、彼女の雌を加速させるのには十分すぎる刺激であった。

 

 

「はっ……はぁっ……く……ぁ、あ……ッ♡♡」

 

 全身の血潮が沸き立つ感覚。

 ポーッとした心地の好い熱が臓腑の底から沸き上がり、一瞬にして熱い湯船に満足の行くまで浸かっていたようなえもいわれぬ快楽に包まれた。

 

 このまま完全に脱力して目を閉じれば容易く眠ってしまえそうな……そんなフワフワとした浮遊感を伴う感覚。

 

(こっ……これは……凄いな……♡♡ これがSEX……♡)

 

「良かった、イケましたね師匠。でも満足するには早いかと」

 

「な……ーーーーン゛ぅっ!?♡♡ そ……そこっ……!♡♡ 今は駄目だっ……マスッ……んイぃっ!♡♡」

 

 当然これでは終わらせない。先程言ったように、これは準備運動ーーーー常日頃ハメ潰している牛若丸やスカサハ達を基準にするなら、たった一度の胸イキなど準備運動どころか挨拶ですらない。

 

 マスターは満を持して刺激を求めてピンと勃起する彼女の乳首への愛撫を開始していた。

 

 求めていた乳首に蓄積した快感の発達ではあるが、彼女は今始めての胸イキをキメたばかり。

 

 この一回でも満足して、尚且つそのアクメから降りれてもいないのに未だ残っている爆弾に火をつけるのは明らかに彼女のキャパを越えていた。

 

「あ゛っあ゛っ……!♡♡ 待っ、今そこされるっ……の゛……いかんと言って……い……っ!!♡♡」

 

 耐え切れず鬼一法眼はマスターの乳を弄る手を抑えようとするが、彼は強引に彼女を抱き止め、強制的に自身の腕と彼女の身体で挟んで抵抗しようとする腕を封じた。

 

(こっ……コレか……!♡ 抵抗を封じる……っ……つまりコレもまたっ……♡ 僕の“自由”を封じ、る……支配っ♡♡)

 

 彼女は今、信頼している相手に“制止”という一つの自由の支配を委ねた。

 強大で、あまねく存在の上に立つ自分がである。

 

 これもまた彼女にとっては始めての事、経験に無い刺激、快感であり、彼女の中に眠るマゾの枷が少しずつ外れ始める。

 

 

 マスターの指は止まらず、期待に応えるようにして勢いよく親指と人差し指で押し潰す。

 

 

「ッっ゛ッんお゛っ……、ぐ、ぅ、ぅぅ~~~~……!!♡♡♡」

 

 その瞬間、未だ燻り続ける胸の中の快感をも吹き飛ばす、鮮烈なる刺激に鬼一法眼は仰け反っていた姿勢から一転、身体を前傾に倒して噛み締めるようにアクメした。

 

 一度手を止め、彼女の様子を窺う。

 

 修業の時や他の武闘派サーヴァント達との手合わせ直後でも見たことの無い呼吸を乱した鬼一法眼。

 

 肌は上気しほんのり汗ばみ、触れ合っている箇所から仄かな体温の上昇を感じる。

 

 前へ項垂れた鬼一法眼を起こすように抱き寄せればダラリと脱力した彼女の身体は簡単に引き起こせて、当初は遠慮と無意識で保っていた、完全に預け切っていなかった体幹までマスターに乗せていた。

 

「は……ぁ……はっ……はぁ……♡♡ な……なんと言う刺激……♡ 雷に打たれたかのようだ……♡」

 

 ピッタリと密着した状態での艶のある声。

 鼻腔をくすぐる彼女の良い匂いと千年以上も放つ事の無かった雌のフェロモンは雄のマスターをたまらなく誘う。

 

「まだまだ。こんなもんじゃないですよ」

 

 マスターは彼女を感じさせる手の動きを胸から腹部をなぞり、下腹部へ移動。

 

 つぅ、とそれだけでも快感を与えながら、遂に何人も触れるどころか拝んだ事もない鬼一法眼の秘所へと。

 

「っっ……! ちょ、ちょっと待ってくれ弟子。今そこはーーーーんっ♡♡」

 

 真っ黒なタイツ状のインナー。

 与えられた快感に素直に反応した彼女の女性器は、一枚の布越しにでもハッキリ分かる程にビショビショに濡れていた。

 

 指の腹で軽く撫で上げるだけで面白いくらいに彼女は身を弾ませる。

 

「嫌ですか?」

 

「ひっう♡♡ い、嫌じゃない、……が……♡ お……お前に触れさせるには今状態がーーーーっイ♡♡」

 

 言葉を待たずにマスターは指を押し付ける。

 柔らかで熱の籠った雌肉の感触が伝わってくる。

 

 軽く圧迫しただけで湿った音、そしてインナーの布から絶え間なく彼女の分泌した愛液が滲み出して止まらない。

 

「こちらを弄った事は?」

 

「無……ぁ…………イ゛っ♡♡」

 

 恥じらいから閉じようとする鬼一法眼の足に自分の足を重ねて強制的に開かせ、指のみによる優しい愛撫を続行。

 

 プクッと膨れてタイツの下からでも存在を主張する淫豆を弾きながら、輪郭をなぞるように刺激を続けてやれば、

 

「ぁっ……く……♡♡ だっ……駄目だ……弟子っ♡♡ また何かくるっ♡♡ 止めっ、あ゛っあっ来る、来る……ッ!!♡♡」

 

 先程の胸イキの直前に感じた予感の再来。

 ヘソの奥から昇ってくる確かな絶頂の予感に、何とか逃れようとするも現在彼女は四肢を封じられて逃れられない。

 

 ピトッ、と優しく人差し指で鬼一法眼のクリトリスを押し上げてやれば、

 

「ふっッ……ウ゛ぅう゛ぅ~~~~ッッッ……!!♡♡♡」

 

 彼女はあっという間に三度目のアクメを迎えた。

 

 両手も両足も動かせず、マスターに背後から抱かれたままビクンビクンと身を震わせ、唯一自由の効く首だけをガクンと仰け反らせ。

 

 独りでに激しく跳ねる腰。

 黒いインナーの布地を貫通して始めての潮を飛ばし、畳に敷いた布団に濃い染みを作った。

 

 ガツンと頭を殴られたように思考が白み、まさしく大空に身を投げ出したかのように全身の筋肉が弛緩する。

 

「はへっ……ぁ゛……へ…………♡♡」

 

 硬直が抜けて鬼一法眼の頭がグラリとこちらに倒れてくる。

 

 頬が触れ合う程の至近距離で晒される彼女の締まりの無いアへ顔。

 

 例え熟睡中であっても指一本でマスターを圧倒出来る武人が見せる、被捕食者のごとき隙だらけの姿は実に淫靡な雰囲気に満ちていた。

 

「ん……うムッ……?♡♡ ンく……れる……ちゅくっ……?♡」

 

 思わず衝動的に唇を奪ってしまったが、半ば意識の飛んでいた鬼一法眼は雌の本能に従っていやらしく舌を絡ませキスに応えた。

 

 太ももや胸、引き締まった腹部の感触を楽しみながら、マスターは一旦手を止めるのだった。

 

「初めてですし一旦休憩しましょうか。五分後また再開しましょう。いいですね?」

 

「ハッ……はぁっ…………ぅ……あ…………♡」

 

「…………」

 

 キュッ。

 

「お゛う゛っッッ!?♡♡ お゛っ……ち……くびッ♡♡ ……止め……ッ!!!♡♡」

 

「返事は?」

 

「は……はイ゛……♡♡ 分がっだ……から゛っ!♡♡」

 

 

ーーーー……

 

 

 こうして、“信頼した相手に支配される快感を得る事が、当世での一般的な行為である”と誤った認識を与えられた鬼一法眼のマゾ調教は、順調に進む事となった。

 

 普通の貞操観念と常識のある人間なら拒否するであろう行為も、彼女にとってはそれが“新しい常識”の行為であり、肉体的にも心理的にも完全にノーガードーーーーむしろ彼女の方から“そう”なろうと積極的だった。

 

 更に性に関しての実体験が皆無という下地。

 新雪を踏み締めるが如き未踏破の快感を日ごとに叩き込まれ、いつしか鬼一法眼本人も気付かぬ内にマゾ快感の虜となって無意識に求め始めていたのも大きい。

 

 

「最高潮に波が達して気持ちよくなる事を“イク”と言うんです。その際ちゃんと宣言する事も忘れずに。どこでイッたかも併せて言葉にすると尚よしです」

 

「あ゛ッあ゛ッイグイグっ♡♡ またイ゛くマンコでイグっ!!♡♡♡ ーーっ待゛、乳首ぃ……~~っケツでイぐッ!♡♡ お゛っお゛っお゛ぉ~~っ!♡♡♡ とっ止め゛、も、ぉ……分゛から゛なッ~~……!!♡♡♡ 雑魚イギする゛ッっ♡♡♡」

 

 ある時は鬼一法眼にいくら懇願されても愛撫を止めず、道具や手練手管でイキ地獄に堕として霊基の髄まで雌の快楽と悦びを刻み込み、同時に主導権が“誰”にあるかをひたすら教え。

 

「……っ、上手いですよ師匠。流石です」

 

「んっぶ、ぢゅぽっんぶっじゅっぽぢゅぞぞぞぞ~~……っ♡♡! ぁむ、じゅるる、んむっじりゅりゅるっ♡♡♡」

 

 ある程度慣れてきたら手コキや髪コキ、フェラチオにパイズリ等様々な奉仕術を仕込んだ。

 

 自分の身体を使って信頼する相手に奉仕する心理的な悦びを仕込みながら、明確な上下としての形を無意識領域にまで浸透させる。

 

「師匠ってお尻大きいですよね。後ろから見ても勿論、前から見ても股の隙間から見えるって相当ですよ」

 

「おぉおお゛ォ゛っ♡♡ お゛っおっおっお゛っ……!♡♡♡ ん(イ゛)ひぃっ!?♡♡♡ っあ゛ぅっ♡♡ っっォ゛お゛゛♡♡ イグッ♡♡ チンポイくぅぅッ♡♡」

 

 言葉で卑猥に堕とすような内容の台詞を吐きながら、痛みと快楽を交互に与えていく。

 

 丸々とした尻を鷲掴みにしながら肉棒でマンコを突き、不規則に尻へ平手打ちを放てば鬼一法眼の膣肉は素直に締め付けの波を作って絶頂を繰り返した。

 

 次第にその痛みと快楽のスパンを短くして行き、彼女の中に“痛み=快楽”の図式を刻んでいく。

 

 赤と青の絵の具を混ぜ合わせて紫色を作るように。

 

 最終的に鬼一法眼は、卑猥に貶めるような罵声だけでマゾが目覚め、不意に尻を叩かれるだけでジョッ♡ と簡単に潮吹きアクメするようになった。

 

 

 今やこのように、

 

「あ、師匠」

 

「おー弟子ぃ! 今日も元気そうで何よーーーーンっ!?♡♡ ちゅ……れる……っ……♡♡♡ っぷぁ、ま、待てっ。こ……ここでっ……!?♡♡ 他の職員も大勢通……あっ♡♡ く……ぁ……指でイクっ♡♡」

 

「良いじゃないですか。師匠魅力的なんですし見せつけてやっても」

 

「…………しかし……♡♡」

 

「良いから早く」

 

「はっ、はい♡♡」

 

 出会い頭で壁に押し付けて手マンするだけで即マゾ雌に変わる程。

 

 一言命令口調で告げればすぐに従属する雌へと切り替わる。

 この後にまた行われる被虐的な快楽への期待と、そして師匠であるはずの自分が命令され犯される側へ堕ちているという実感で彼女は簡単に股を濡らす。

 

 床の間限定でのハッキリとした主従関係。誰かの下につき服従するという経験がないからこそ、彼女の心は大いに燃え上がった。

 

 

 元より鬼一法眼は武芸百般、十全十美、秀外恵中、雲中白鶴。

 快楽にクソ雑魚なマゾ雌なのが更にそれに倍率をかけて、飲み込むスピードも早かった。

 

 

 そんな順調に“SEX”に対して理解を深めていくある日。

 

 彼女は一人、紫式部が司書を勤めるカルデア地下図書館へと足を運んでいた。

 

「やぁ香子。邪魔するぞ」

 

「……………………、……? あっ、鬼一法眼様! 申し訳ありません気付くのが遅れて……!!」

 

 本の虫である紫式部。鬼一法眼の最初の呼び掛けからワンテンポ遅れて来客に気付いた彼女は、慌ててパタンと本を閉じるとカウンターへ駆け寄る。

 

「よいよい、書の世界に没頭する楽しみは僕も大いに共感できる所ゆえ。しかしお前の読み物に耽る姿は実に画になるなぁ」

 

「いえいえそんな……恐縮に御座います……。して、本日は如何な御用向きでしょう?」

 

 白百合の花のような美貌で上品に笑う紫式部。

 彼女はこの膨大な蔵書数の中から的確に利用者の求める書籍を提供する事が出来る。

 

 それはひとえに、彼女の才女っぷりと、“書”への愛が成せる技。

 

「うむ、SEX……つまり夜伽に関する指南書のような物を探していてな。それに当たる本を十数冊程見繕ってはくれまいか」

 

「夜伽……寝所での性行に関する本ですね。 承知致しました! ……その、情事を描いた官能小説の類いと、シンプルに性行に関する情報を記した解体書の類いがありますが、どちらか等の細かい指定は御座いますか?」

 

 正常な貞操観念ならともかく、何かと色々緩いこの世界線では特に恥じらう事ではない。

 

 紫式部はストレートに色事に関する書物を要求されても戸惑ったり口ごもる事もなく、流れるように候補を挙げていく。

 

「そうだな……うん、特に細かい指定は無い。当世の性交渉にまつわる情報を記した物であれば何でも構わない」

 

「把握致しました。それではご案内致しますね」

 

 紫式部の案内に従って鬼一法眼は性に関する書物のエリアに連れていかれる。

 

 カルデア図書館には古今東西のあらゆる蔵書が紙の形での記録として保存されており、紫式部の熱い要望によりデータベースから複製して用意したもの。

 

 人の生殖について記した書物など山のようにある。

 

「さて……ただ教わるだけと言うのもマスターの師匠としての沽券に関わる……。自ら研鑽を積み、己を高める事も忘れずこなさねばな」

 

 彼女が本日この図書館に訪れたのは、SEXについての自主勉強のため。

 

 弟子に教えを授け、導く師としての高い意識ゆえの行動である。

 

 机の上に(うずたか)く積まれた書物の山が一つ、二つ、三つ。

 

 彼女は現代の性知識の常識をより深く学ぶため、常人の何十倍もの速度と制度でそれらの情報をインプットしていくのだった。

 

 

 

「……………………………………んっ? …………んん…………?」

 

 

ーーーー……

 

 

 数時間後。

 

 全ての書物を読み終えた鬼一法眼は、怒り心頭でマスターの部屋へと向かっていた。

 

 ズンズンと大股で歩を進め、恐ろしい人物である、と誤解したままのすれ違う職員達はその様子に“ひぃっ……!”と恐れを成して道を開けていく。

 まるで触らぬ神に祟りなしとでも言うかの如く。

 

「全く遮那王の奴ッ! 自分がしている事がさも現代の常識であるかのように語りおって!!」

 

 そう、鬼一法眼は気付いた。気付いて、しまったのである。

 

 自分が受けていた数々のマゾ調教が、現代でも決して一般的な行為では無い事に。

 

 むしろ若干ハード目である事に。

 

「マスターもマスターだ! 僕が何も分からぬ事をいいことに好き勝手して……! 部屋につき次第説教とお仕置きのスペシャルコースだ!」

 

 思い返すはこれまでに教わるままに素直に行ってきた自分の行為の数々。

 

 イキ方を覚えイキ癖を付けられ、雌としての所作を覚えさせられ、乱雑な扱いでも簡単にイキ狂い、淫らで被虐的な快感を日ごとに知っていく自分に充足感すら覚えていた。

 

 何なら気分が昂って自分から教えられてない事までおねだりをした事もあるが、それはそれである。

 

 幾度となく足を運んだマスターの部屋にすぐに到着。

 

 ノックをすることもなく扉を開く。元よりマスターはノックの有無など気にしない。

 

 

 開いていくエアロックの扉に肩口からねじ込むようにして足を踏み入れる鬼一法眼。

 

 満面の笑みに額に青筋を浮かべた状態で、どんな弁明をさせてやろうかと意気込む彼女だったが、

 

「弟ぇぇぇ子ぃぃ……!! よくもまぁこの天下万世の師たるこの僕にーーーー」

 

「ん゛お゛お゛っっ!♡♡ っっお゛お゛ぉォ゛ォ゛~~~~っッ゛゛!!♡♡♡♡」

 

 最初に視界に飛び込んできたのは、二つの縦に並んだ男女の臀部だった。

 

 ちょうど入室したと同時、明らかに相手の女体に余るサイズのマジカルチンポが根本まで杭を打つように叩き込まれる瞬間に遭遇。

 

 ベチンッ! と肉と肉とがぶつかり合い、揉み心地の良さそうな女の尻が波を打つ。

 押し潰されて楕円形になった女の尻。

 挿入しても尚捩じ込むようにグリグリとマスターの腰が動かされ、結合部の隙間から絶え間なく淫汁が溢れ出した。

 

 こちらにまで僅かに聞こえてくる程の射精音。

 直後にゴプッ♡♡ と僅かに混入していた空気ごとドロッドロのタールのような精液があふれ、また下敷きにされている女体がビグンと痙攣した。

 

「あれっ、鬼一師匠……っ? ちょっ……と待ってくださいね……今最後まで…………っと!」

 

「ッ゛ッオ゛♡♡♡」

 

 確実な種付けを終えてマスターの腰が引き抜かれていく。

 

 力尽きたように動かない女体に反してマンコだけは“行かないで”とすがり付くようにマン肉で吸い付いており、っっヂュポンッ♡♡ と小気味の良い音と共にようやく雌と雄との凹と凸が離れた。

 

「ぁ゛ぇ……ぉ……ぉ゛ほっ……♡♡ ェ……ヒ……ぎっ♡♡」

 

 絡み合っていた密着がほどかれた事で遂に鬼一法眼からもハメ潰されていた相手の顔を視認出来るように。

 

 そこにいたのは、彼女がよく見知った人物だった。

 

(かっ……げ、きよ……? …………いやっ……よ、義……経……? それよりも……あの胎……は…………)

 

 怨の一文字、平景清であり、そして九郎判官源義経でもある特異な在り方をしているアヴェンジャー。

 

 そんな彼女が潰れたカエルのように大股開きで小便を垂れ流しながら倒れており、その腹は仔を身籠った証の立派なボテ腹となっていた。

 

 力無く枕に預けた頭部、眉間で交差するように着用した黒い目隠しで表情の全ては視認出来ないが、あの様子ではきっと瞳もまぶたの裏側へ潜り込んで意識を飛ばしている事だろう。

 

 何せ瀕死の虫のようにピクピク震え小便を漏らし、半開きになった口と紫色のリップを塗った唇からは紅い舌が垂れて戻らない。

 

 見ずとも立派なアへ顔を晒しているのが分かると言うもの。

 ーーーー自分も幾度と無くあぁなったのだから尚更だ。

 

 いつも結わえている艶のある美しい黒髪はほどけて身体の下に投げ出されており、これまでの行為の激しさが窺えた。

 

「っふぅ、いやぁ丁度よかった。景清さんダウンしちゃったし、今からSEX練習の続き始めましょうか」

 

 少しも身体を隠すこと無く、マスターは鬼一法眼に近寄ってくる。

 

 平景清の淫汁と自身の精液にまみれたマスターの雌殺しチンポは、ボテ腹ックスを終えた直後でも全く萎えた様子を見せず、彼女を威嚇するように上を向いていた。

 

「いやっ……僕、は…………♡♡」

 

 それを見た瞬間、鬼一法眼は自身がどうしようもなく反射的に発情するのを感じた。

 

 纏っていた、心中を支配していた“怒り”の感情が、一片残さず霧散していくのを感じた。

 

 ブワッ、と体温が上昇し、隣にあるかのように心臓の鼓動の音が近くで聞こえる。

 

 散々叩き込まれた快楽を思い出して勝手に子宮が降り、マンコとアナルが切なさを覚え、乳首が勃って呼吸が荒くなる。

 

 雌としてどうしようもなく優れた優等生な鬼一法眼の霊基(カラダ)は、教わった通りにスイッチを入れたのだ。

 本人の理性など無視し、本能に従って。

 

(違……う……♡♡ 僕、は、あんな“気持ちいい”行い、……が……一般的だと思ってたか……ら……積極的だっ……ただけ……♡♡♡ あっ、あんな変態的……な……♡♡♡) 

 

 マスターが横に並び立ち腰に手を回す。

 男らしく大きな無骨な手が、それでも余る鬼一法眼の豊かな尻を鷲掴みにして、たっぷり平景清の愛蜜を吸った寝所へと誘導する。

 

 誘われるままに足が動く。猶予はあと数歩。

 このまま布団へ押し倒されたらまたこれまでのように“素晴らしく気持ちいい”事をされてしまう。

 

(いっ言わないと……♡♡ “知ってるんだぞ”って……♡♡ 言わないとまた……奴隷みたいに、肉便器扱いされ、て……く……屈辱的な扱い………を……♡♡ 師匠なんだぞ僕っ……♡ で、弟子に良いようにされて良いわけ、が……っ♡♡♡)

 

 距離が縮むに連れて、先程までに散々ハメ潰していた平景清の雌臭さが鼻に入ってくる。

 

 どうしようもなく発情しチンコキ穴扱いされ悦ぶ雌にされる。

 

 未だ意識が戻らず無様を晒す平景清の幸せそうな姿が、先日までの自分と重なった。

 

「……? どうしました師匠」

 

「いっ、いや…………はぁっ……はぁっ……何でもない♡♡ そうだな、ぼ……僕にまた“いつものように”SEXについて教えてくれっ……♡♡♡ ま、まだ分からない事だらけだからな♡♡♡」

 

 

ーーーー……

 

 

 ぱんっ!♡ ぱんっ!♡ ぱんっぱちゅんっ!♡ どぢゅんっ、じゅぷっ゛♡♡

 

「っお゛っっお゛おおぉ゛オ゛♡♡♡ チンポイイ゛っ♡♡ 天狗マンコイぐぅぅっ♡♡♡」

 

 傍らにボテ腹アクメ失神をキメる平景清を寝かせ、鬼一法眼は犬のように四つ足ついて後ろからマスターにハメられていた。

 

 紅色の甲冑も黒と白のインナーも全て脱ぎ捨て、彼女の首にはペット用の首輪が一つ。

 

 それから伸びるリードはマスターの手に握られ、グイグイと引き寄せられ彼女は強制的に仰け反らされながらガチガチと歯を鳴らしてイキ続けていた。

 

「お゛ォ゛゛っ……~~ぎ……!♡♡ ヒ……げ、ヒ…………ッッ!!!♡♡♡」

 

 マスターが首輪をより強く絞める、強く引く。

 首が圧迫され酸素の供給が滞り、息苦しさと極度の興奮から彼女の脳では絶え間なく快楽物質が分泌されていた。

 

 ギリギリと気道の絞まる感覚。動物のように一糸纏わず家畜のように首輪を繋がれ。

 

 去来するのは辛さや悔しさではなく処理能力を越えた悦びと快感のみ。

 

 ブシッ……!♡♡ とマゾイキのあまり股からは透明な汁が絶え間なく吹き出し、従属の快楽が全身で渦巻いて止まらない。

 

「カ……ひっ……!♡♡ イ……ぐ……~~っ!♡♡♡ っ……ゥ、お゛お゛ほぉ゛゛ッ!♡♡♡」

 

 眼下で腰を打ち付ける度、尻を叩く度にドスケベに波打つ鬼一法眼の尻肉には、既に幾つもの紅葉の葉のような平手の跡が残っていた。

 

「ンお゛ぉぉ~~~ッ!!♡♡ ……~っあ゛、イ♡♡♡ ぉおおぉぉ゛♡」

 

 マスターが腰を引けばその長大なペニスのカリ首が無数の膣ヒダとの摩擦を生み、覚えさせられ作らされた弱点を刺激していく。

 

 首を引くリードを離し、両手でガッシリと彼女のデカ尻を掴んで一気にペニスを突き挿入れれば、

 

「お゛゛っぎゅ!!?♡♡♡」

 

 媚びるように絡み付く膣肉を掻き分け、最大の弱点と化した鬼一法眼の子宮を容易く穿ち、腹を膨らませて更なるアクメの波が彼女を連れ去った。

 

 

 これまでの何も知らぬ状態でいた時よりも、感じる快感の大きさが格段に違う。

 

 何も分からず素直に受け入れていた時には無い、“これは決してフォーマルな行為ではない”と分かっていながら、自らそれを受け入れる背徳感。

 

「おっ♡♡ おぉ゛っぉ゛♡♡ お゛゛う゛っ♡♡♡ ふっぅ゛っん゛ィ゛!♡♡♡」

 

 リードで引かれていたのとは反対に、今度はマスターに頭を押さえられて顔面を布団に埋めた土下座のような体勢に。

 

 上向きになったマンコに、上から杭打つような振り下ろすピストン。

 

 客観的に見た自分の姿を妄想し、その無様さに更にイク。

 

 誰がどう見ても負けている。格付けが完了し、誰の目にも今の自分はマスターの雌であると受け取るだろう。

 

(あ゛っ……!♡♡ やば……出る、出る出、る……ッ!♡♡ マゾイキし過ぎて……!!♡♡♡ で……出っ…………!♡♡♡)

 

ーーーープッ……りゅん♡♡♡

 

「ッ゛ッッ゛゛ッイ゛♡♡♡」

 

(出たぁっ♡♡♡ 排卵したぁっ♡♡♡ 受精待ち卵子ィっ♡♡)

 

 ハメられながら鬼一法眼は排卵アクメを迎える。

 雌の本能により屈服しきった彼女の卵巣が、タマゴを差し出しこの雄に屈服しろと促しているのである。

 

 もはや、マスターから教わるまでもない。

 勝手に自分の中の雌が“こうすべき”と理解した。

 

 鬼一法眼は土下座のような姿勢のまま、震える両手を自分の秘所へと伸ばす。

 

 何らかの動きを察したマスターは激しいピストンを緩め、優しく尻を撫でながら鬼一法眼の動きを待つ。

 

 

 すると彼女はその両手で左右から股の陰唇とデカ尻を自ら開き、ヒクヒクと蠢く桜色の肛門とグッポリマスターのペニスを咥えて悦びの涙を流し続ける膣穴が露となる。

 

 秘すべき場所を全てさらけ出し、回避も防御も出来ない完全なる屈服マンコとして、雌の全てを捧げるポーズ。

 

 心臓を張り裂けそうな程に高鳴らせながら、彼女は震える声で本能のままに言の葉を紡ぐ。

 

「お゛ぉ゛っお゛……!♡♡ ぼ……僕っは……♡♡♡ 弟子(マスターの)……おチンポ様に屈服して排卵した……ッ……雑魚雌マゾオナホだ……ッ゛♡♡♡ どうっか……ッァ゛……!♡♡ もっと師匠のっ僕の……っ♡♡ バカ弟子マンコに修行を付けでっ……くれっ♡♡♡」

 

 自尊心も恥じらいも、全て放り捨てる解放感。

 淫らなモノへと自分が堕ちていく倒錯的な悦び。

 その所有権を完全に委ねて支配されるという、過去に感じた事の無い安心感。

 

 放り投げた“自分(鬼一法眼)”をマスターならガッシリと受け止め、受け入れてくれるという確信にも似た“信頼”が、それら全てを快楽へと直結させ増幅させていく。

 

 増幅した膨大な量のマゾ快楽は、津波のように勢いを何倍にも増やして彼女の胸を占めていく。

 

「ッ、満点です師匠。流石っ」

 

ーーーーどぢゅんっ!!♡♡♡

 

「ー゛ー゛ー゛ーッ゛!!♡♡♡♡」

 

 ずぬ゛るろ゛ろ゛ろ゛ぉ゛っ……♡♡♡

 

「ッッ゛~゛~゛~゛゛~゛~!!?♡♡♡」

 

ーーーーに゛ゅぢゅんっっっ♡♡♡♡

 

「オ゛゛っ……゛ーー゛゛ッ……!!!♡♡♡」

 

 最早声は出ない。出せない。

 

 上から強く布団へ顔を押し付けられ発声もままならない。

 

 しかしそれでも下の口が十分な程に悦びを表現しており、突き潰す度に噴水のように潮を吹き散らかし、両足がガクガクと面白いくらいに掻き震える。

 

 水中を藻掻くように広げられた手は布団を掴んでシワを作り、事実も踏まえて完全に屈服した彼女の肉壺は愛蜜を滴らせてマスターのペニスを締め付けた。

 

「…………ッ!」

 

 限界を悟ったマスターが屹立の注挿を更に早める、強める。

 

 パンッパンッパンッパンッ……!♡♡♡ と尻肉を叩くピストンの速度が加速していき、彼女は呻きにも似た喘ぎ声を漏らしながら布団のシーツに噛み締めた。

 

 

ーーーーッッぼびゅるるるるるぅっ!♡♡ びゅぐっびゅくぅっっ……!♡♡♡ びゅーーーっっ、どぷぅっごぶっ♡♡ びゅるるるるるる……ッ♡♡♡♡

 

「っ゛っ……~゛~゛~゛~゛~゛ッ゛゛!!♡♡♡」

 

 最奥にて爆ぜる精液。溜めに溜めて解き放った特濃種汁は、精子を求めて口を開いていた鬼一法眼の子宮口から雪崩れ込む。

 

 一瞬にして彼女の子宮を満たしても尚、ザーメンの奔流は止まらず彼女の下腹部をぽっこりと膨らませた。

 

ーーーー~~っぷちゅん……っ♡♡♡

 

(っっっ゛……あ゛……♡♡♡ 孕んだ……♡♡ 絶対出来た……♡♡♡)

 

 子宮で漂う自らの卵子が、容易く弟子の精子に犯され一瞬で受精するのを脳裏で感じた鬼一法眼。

 

 雌としての悦びを知りながら、彼女は薄れ行く意識の中でとある光景を夢想する。

 

 

 裸で四つん這いの自分。首には今と同じようなペット用のリード。

 

 平和になった世でいつでも、いつまでも主人として自分の全てを支配し続けるマスターとの生活を。

 

 子種を求めて恥も外聞もなくヘコヘコと腰を振ってハメ乞いを続ける自分の姿を。

 

 

(遮っ……那王……が……ハマる……はずだ……♡♡♡ し、指摘は…………また今度っ……♡♡ いつ……でも指摘は出来、る……しっ♡♡ 付き合って……やってるだけ……弟子の戯れに……付き合ってやってるだけ……♡♡♡)

 

 そんな、自分への言い訳を続けながら、彼女は溶けるように幸せの中意識を失った。

 

 翌日もその更に翌日も、更には翌週までも、彼女がマスターの嘘を指摘する事は無かったという。

 

 

ーーーー……

 

 

「そのぅ……主殿……? 大丈夫でしょうか……?」

 

「なんとか…………」

 

 数日後。

 

 マスターは医務室のベッドの上で、全身にあらゆる医療機器を取り付けた変わり果てた姿でリクライニングのベッドへ背を預けていた。

 

 右足は吊り下げられ左足は魔術で固定。

 顔面は包帯でぐるぐる巻きで、首にはギプス。両手もギプス。

 彼の身体で露出していたのは現状右目だけだった。

 

 そばに寄り添う牛若丸が心配そうに見上げてくる。

 傷付いた主人を想う忠犬のように、片時もそばを離れず身を案じる彼女は大いに彼の心を癒した。

 

ーーーー否、彼女だけではなく頼りになる後輩、マシュ・キリエライトも常に寄り添ってくれているのだが、彼女は現在、頼りになり過ぎてダ・ヴィンチちゃんに助力を頼まれ席を外している。

 

 本来ならこの規模の怪我と、人類最後のマスターと言う立場。そして深めた数多のサーヴァントとの絆を考えるともっと大勢の人物に心配されても良いのだが、如何せんこのカルデア基準ではあまり重篤な怪我では無い。

 

 数多の英霊が集うカルデアにて、この程度の負傷は神代の医療魔術、ルーン、古今東西の超技術から見れば大したことはない。カルデア自体がそもそも最新機器や魔術に精通したオーバーテクノロジーの宝庫。

 

 現代医療の祖、ナイチンゲールを筆頭に手厚い看護を施され、残念ながらこの程度の負傷ではナイチンゲールを除いてみんな慣れたのもあり、心配はしてくれるがそこまで慌ててくれない。

 

 一番サーヴァントと密接に関わり、修行を付けてもらっている関係上、マスターの負傷の頻度も深度も高く、また、現代とは比べ物にならない過酷な時代を生きた英霊達の基準もそれ相応。

 

 特異点修復や異聞帯攻略中は状況も相まって正しく診てくれるのだが、平時ーーーー平和な状況のカルデア内では多少の負傷は治療出来てしまうが故に、ナイチンゲールくらいしか必死になってくれない。

 

 例えば数週間程前の事。

 

ーーーー……

 

『……匠ー……! メディア師匠ー!!』

 

『何よ騒々しいわね……。あら、マスター。指取れかけじゃない。小指プラプラさせて』

 

『これまた魔術でくっつけてください!! 巴さんに剣術の修行付けてもらってたら…………!!』

 

 

 “あっ……! 大丈夫ですかマスター! 申し訳ありません……!”

 

 “いやいや……俺が前回指摘された駄目な避け方と受け方したせいだから気にしないで…………痛っづぅ~…………!!”

 

 “あぁ……! 指が紫色に……! 巴にお任せください、こうなった場合巴は逆方向に『えい、やっ』と曲げて引っ張ればーーーーあ゛っ”

 

 

『悪化してるじゃないの』

 

『助けて師匠! 俺このままじゃカタギの人間なのに利き手の小指を失う!!』

 

『……ちょっと待ちなさい……、今大事な所っ……なの……』

 

『俺の指の安否ボトルシップ以下!!?』

 

ーーーー……

 

 

 と、後回しにされる事もしばしば。

 

「その……本日の怪我は師匠とスカサハ殿の共同修行でそうなった、との事ですが……やはり私が間違った知識を教えたからでしょうか……? そのせいで主殿も師匠の折檻の対象に……」

 

「あーいや、牛若のせいじゃないから安心して。どちらかと言うと俺が焚き付けたせいというか結局自業自得と言うか…………」

 

 自責の念に駆られそうになった牛若丸の頭に手を伸ばし、ギプスに覆われた手で優しく撫でる。

 

 気持ち良さそうに目を細める牛若丸にマスターは経緯を説明する。

 

 早い話が、鬼一法眼よりも早くカルデアに召喚され、マゾメスとして調教されたスカサハが鬼一法眼にも“虐めてもらえる”秘訣を教えたからである。

 

 

『ほう……鬼一法眼殿もか……ふふ……』

 

『その口ぶり……スカサハ殿も……?』

 

『うむ。知っているか鬼一法眼殿。過酷な修行を課した後のマスターは……“凄い”ぞ……ふふふ…………♡♡』

 

『なっ……!?♡♡♡ ……~~ゴクッそれは……真か…………?♡♡ ふ……ふふ……そ、そうなのか…………♡』

 

『あのー……しっ、師匠達? スカサハ師匠? 鬼一師匠? ち……ちょっ……二人とも目が怖ーーーー』

 

 

 

「……とまぁこんな感じで」

 

「なんともまぁ……それは……」

 

 事態を把握した牛若丸は撫でられながら御愁傷様とでも言うかのように瞳を伏せた。

 

「でも……スカサハ師匠も鬼一師匠も凄いなって思うのが、本当に俺の“今の限界”ピッタリギリギリの修行を課せる所だよね」

 

「まぁ、スカサハ殿と師匠のお二人ですからね」

 

「普通こういうギリギリを攻めたら調節失敗して大惨事なのにあの二人はドンピシャで……。まるで……そうだね……こう、首の皮一枚繋げる神業と言うか?」

 

「…………主殿、牛若もやろうと思えば皮一枚残して首を斬れます」

 

「張り合う所そこ?」

 

 そんな何て事の無い雑談で時は過ぎていく。

 

 暫くしてマシュが戻り、清姫が訪れ、ナイチンゲールが容態を確認しに戻り、数日の時を経て無事マスターはまた元の健康な身体を取り戻す。

 

 “絶対またやり返してやる”という思いを胸に彼は今日も修練上に赴く。

 

 

 そんないつもの攻防に新たに鬼一法眼を加え、マスターの修行はより激しさを増していくのだった。

 

 

 

ーーーー……

 

 

 後日。

 

「お゛っお゛゛っお゛っおっ♡♡ 弟゛っ子ィッ♡♡ 待゛っ♡ う゛っ産゛まれ゛る゛ッ♡♡♡」

 

 後になってから、図書館で性行為について調べていた事。

 途中から知っていながら知らないフリをしてマゾメス調教を受けていた事がバレた鬼一法眼は、マスターのマイルームでボテ腹を揺らして犯されていた。

 

 横にはボテ腹のままマンコから生クリームのように濃い精液を垂れ流し気絶するスカサハ。

 

 マスターに背中を預ける形で座らせ、足で鬼一法眼を開脚させ、背面座位で下からガンガン突き上げる。

 

 両手で大きさの増した彼女の乳房を握り締めれば先端から母乳が迸り、終わらぬアクメにアへ顔を浮かべる。

 

「ごっごめっな゛さっ゛!♡♡♡ イグっ♡♡♡ 妊婦マンコ♡♡ ハメられ゛って、イッっ……~~っっ!!!♡♡♡」

 

 いつかの平景清のように臨月のボテ腹を揺らしながら、嬌声をあげる鬼一法眼。

 

 彼女の右の脇腹にはチンポに心から敗けを認め、チンポに堕ちた証の淫呪が桃色に輝いていた。

 

 

 

ーーーー……

 




(新年)初投稿です。

鬼一師匠は公式で性別体型体格年齢全て自由自在で無限の可能性を秘めている!!

立ち絵のケツはなんだぁ! 前から丸見えじゃないか!! 好き……

私のツイッター(twitter/boro_soboro)のお題箱にボンボン性癖を投げつけてくれて心より感謝を。
感想、性癖、要望、何かございましたらどうぞお好きに
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