※この作品はR-18です。

貞操観念のおかしいカルデアのお話   作:ソボロ

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大変お待たせいたしました。
初の有償リクで前回の虞美人パイセンのお話を気に入って頂けた方からのご依頼となります。

楽しんで頂けたら幸いです。



マスターに『BBチャンネル、NTR三本勝負』という企画に出場する事を頼まれた虞美人パイセンがガッツリ全戦全敗してしまうお話

 

 カルデアの廊下を往く疲弊した様子のBBちゃん。

 

 普段の人を嘲り小悪魔的(デビル)に嗤う溌剌としたテンションは今は無く、足取りも重い。

 

「落書きも……うん、消えてますね」

 

 懐から取り出した可愛らしいコンパクトの鏡で自分の可愛らしいキュートな容姿を確認。

 

 そこにあるのは普段通りのツヤツヤたまご肌。

 

 自室の風呂で身を清めるまで、その頬には油性ペンで“雑魚メス”と書かれていたのである。

 

「もー……ひどい目に遭いました…………」

 

 今回も安定の雑魚敗けっぷりを披露したBBちゃん。

 

 彼女は先日、他のサーヴァントやマスター含めた人間達の痴態を煽れるような企画のインスピレーションを得るため、様々なスケベモンスターや使えそうな生物、環境を見繕いに微少特異点に遊びに行っていた。

 

 しかし行く先々で人間、非人間問わず様々なチンポに敗北。

 

 治安の悪い異国に着いたかと思えばデカ乳を弄くられてアクメしてる間に拉致され性奴隷に。

 反対に良い感じの整った異国に着いたら捕縛されて貴族のペットの種付け繁殖袋に。

 人の手の及ばぬ場所に来たかと思えば妙な生物に捕らわれ苗床に。

 

 酷いところでは巨大生物に捕らわれて肉壁から尻だけを出し、完全に産むだけの器官として扱われたりと。

 

 カルデアに帰還するまで数日の間、微少特異点の時間軸で二週間ほど性欲のはけ口となっていた彼女。

 

 彼女の子宮は時と場所を隔ててまた、数十人、数十匹単位で屈服したのである。

 

 

「おや……?」

 

 緩やかにカーブを描く長い廊下、その先にBBちゃんはマスターの姿を見つける。

 

 特にこれと言った用事は無かったが、ちょっかいや悪戯を仕掛けてはお仕置きされて孕まされるのが日常となっているBBちゃんにとって、所用が無い事など何の関係も無かった。

 

 歩調を早め、一つ咳払い。

 

 今のところ結末は毎回屈服宣言ばかりだが、それはそれとして不意に悪戯を仕掛けられた時のリアクションは見てて飽きが来ない。

 

 急に拉致しようか時間差で発動するトラップをボディタッチの際に仕掛けようか豚にしようか。

 

「センパ――――」

 

 驚き、慌てふためく表情を想像しながらスキップ混じりに声を掛けようとしたBBちゃんであったが、そのタイミングでマスターの目の前の扉が開く。

 

 そこから姿を表したのは、先日様々な実験の過程でマスターのチンポに嫁入りして今生を捧げたカルデアの先輩、芥ヒナコ――――虞美人であった。

 

「お疲れ様ですパイセン」

 

「パイセン言うな。何、わざわざ待ってたの?」

 

 現在の彼女の姿は長い髪を一房の三つ編みに纏めて縦セーターを着用した第一再臨。

 

 眼鏡のレンズ越しに物好きを見るような目を向けた虞美人に、マスターが朗らかに微笑んで抱き寄せる。

 

「予定も無かったし、先輩今日産まれるって言ってたんで、丁度良いし待ってようかなと。外の俺にまで聞こえてたんですけど凄い感じてましたね」

 

「アンタが私の雑魚マンコを躾けて何回も産ませるせいよ。出産アクメのあとの後産アクメで失神してたんだから」

 

 腰に手を回され無遠慮に尻を揉まれる。

 指は割れ目に潜り込んで彼女の秘所を弄くり回すが、当の虞美人は当然ながらそれを拒絶しない。

 

 抵抗もせず憎まれ口も叩かず、されるがまま。

 

「お゛っ……♡♡ ったく……飽きもせず四六時中ムラムラしてんじゃないわ……よっ……♡♡」

 

「いやー先輩を使えないのが恋しくて恋しくて」

 

「一昨日ボテ腹オナホの私を使って散々オナニーしたッ……~~……ばかり、でしょうが……!♡♡♡」

 

 尻肉を揉みしだく手を振りほどくこともなく、虞美人とマスターの二人はクルリと踵を返してBBちゃんが来た方向とは逆方向へと歩いていく。

 

 BBちゃんの存在には気付かぬまま、廊下を歩きながら指で何度も軽イキさせながら。

 

「産んだばかりで前のオナホ穴はまだちょっと緩いわよ。使うなら後ろにしときなさい。次の子を産ませたいってんなら止めはしないけど」

 

「全部使いたいですパイセン。産後は産後でフワトロで気持ちいいんですけどね」

 

「だからパイセン言うな。……はぁ……アンタのチンポ嫁も楽じゃないわ」

 

 

 二人が去った後の場所に立ち、虞美人が出てきた部屋へBBちゃんは視線を向ける。

 

「ふーむ………………」

 

 部屋のプレートに刻まれている名前は『分娩室』。

 

 他ならぬBBちゃん自身も何度も高頻度で出入りする部屋である。

 

 

 通常、出産を終えた後の母体は約六週間程で元の体型に戻る。

 

 しかし受精、着床、出産までが早いサーヴァント達は、勿論出産後の体型が戻るまでも通常の人間の何倍も早い。

 

 開いた腹直筋が閉じ、また子作りに適した身体に元通り。すぐに孕めるようになる。

 

「あー……そうですねぇ……コレはアリかもしれませんね」

 

 うら若き女子らしく、耳敏いBBちゃんにも虞美人がマスターのチンポ嫁になったという噂は耳に届いている。

 

 というか虞美人からしてもそもそも別に隠すような事でもないので、サーヴァント達との日常会話で普通に喋っていた。

 

 

 その事と今の光景、そしてBBちゃん本人の数多のチンポに敗けた体験から、彼女はとある企画を思い付くに至った。

 

 

「ふっふっふ……さぁて、早速準備準備っと♡」

 

 思い立ったが吉日。

 

 上級AIの名に恥じぬ高速思考で企画を思い描きながら、BBちゃんは準備に取り掛かるのだった。

 

 

――――……

 

 

 数日後。

 

 軽やかな足取りでマスターの部屋へ向かうBBちゃん。

 用件は、先日思い付いた、“企画”の件についてである。

 

「センパーイ♪」

 

 弾む声音で扉を開く。

 ノックは無し。確認も無し。

 BBちゃんにとっては、それによってもし部屋の主が隠したい物があった場合、弄る良いネタになるからである。

 

 プシュウ、とエアロックの扉が開き、彼女は中へ。

 

 そこでは、

 

「しっつれいしま――――」

 

「ん゛お゛ぉ゛ぉ゛~~ッ゛゛!!♡♡♡ イグっ……いっぐぅぅ♡♡♡」

 

 四肢を拘束された尼僧服姿の殺生院キアラが、マスターにハメられている真っ最中であった。

 

 両の手首と足首を拘束されM字に開脚させられ、オナホールにするのと同じように全く気を遣わず張り詰めた怒張を突き挿入れる。

 

 前後に揺さぶられたわわに実った巨乳が淫らに揺れて、肌にピッタリと張り付く尼僧服の黒い下地の下から、文字通り乳白色の母乳が染み出していた。

 

「はぁ……」

 

 入室時のおちょくる事を楽しみにした輝かしい笑顔はどこへやら。

 

 呆れた表情に変わったBBちゃんはため息を一つ。

 

 決して彼女は焼きもちを焼いたり自分以外の相手を抱いているからと不機嫌になるような性格ではない。

 

 彼女のテンションが下がったのは単(ひとえ)に、マスターがオナホールとして使っている相手が因縁のある気に入らない女だったからだ。

 

「あれっ、BB。おはよう」

 

「おはようございまーす……。朝からお盛んですねぇ全く。いくらその人がカルデア共用のフリーおマンコだからって、朝イチオナニーのザーメンゴミ箱にキアラさんを使うなんて、センパイったら物好きですね」

 

「そう? 綺麗だしエロいし……最近ずっとこんな感じで部屋に設置してるよ」

 

 BBちゃんの訪問に気付いたマスターがピストンを止めて彼女との会話に移る。

 責めの手が休まり、キアラは舌を出したままヘッ♡ ヘッ♡♡ と犬のように浅い呼吸を繰り返していた。

 

 この貞操観念のおかしい世界に何の因果か召喚され、都合の良い性処理便器として自分が一切勝てない世界にハマッたキアラ。

 

 彼女にとっては、朝普通に歩いている時に部屋に連れ込まれて即ハメされオナホ扱いされるのもまた、甘露なのである。

 

 

「ま、それは置いといて……セーンパイッ♪」

 

「――――んムぅ゛っ!?♡♡ ン゛……~~っ!♡♡♡」

 

 ツカツカとベッドの上で寝かせたキアラを正常位の姿勢でハメているマスターに近付いたBBちゃん。

 

 彼女は大きく股を開くとマスターの正面――――つまり仰向けに寝かされているキアラの顔面の上に、自身のマンコ押し付ける形で遠慮無く腰を下ろしたのである。

 

 予期せぬ重み、圧迫勘、温もり。

 キアラの視界がBBちゃんの尻で埋まり、鼻腔(びくう)いっぱいに彼女の香りが侵入する。

 

「ふっふっふ……♪ 中々良い座り心地ですね♡ 何より気分が良いです♡」

 

 過去に散々手を焼かされた因縁のある相手の顔面を文字通り尻に敷く。

 その優越感征服感に気分を良くし、BBちゃんは股をグリグリと押し付けながら会話を進める。

 

 

「センパイ、NTRって取られるのも取るのも良いと思いません?」

 

「…………分からないでもないな……」

 

 マスターはBBちゃんの問い掛けに返答しながらキアラへのピストンを再開。

 

 本来信頼関係を築いた相手が性的快楽により陥落し、相手の手中に堕ちてしまうという状況は、こうしてスポーツを語らうかのように気軽に良さを語らえるモノではない。

 

 反対に寝取る側にしても、相応によっぽどモラルや秩序、正義感が欠けてないと普通は行えない。

 

 しかしここは貞操観念の緩い世界線。そしてカルデアの、生きた時代に於いていずれも名を馳せ存在を馳せた美貌の持ち主達と、よわよわマンコ。

 

 自身の干渉が及ばぬ所で快楽に負けて囚われの身になったり肉体を屈服させられるのはよくある事であった。

 

 今こうして話している目の前のBBちゃんも、マスターにチンポに敗けた旨のビデオレターを送り付けた事は何度もある。

 

 刑部姫のためにチャラ男ヤリチン男のようなDQN口調を学ぶために、“気軽”に記録を頼むマスターと“気軽”にそれに応えるサーヴァント達がいたのが良い例と言える。

 

 貞操観念がマトモな世界に於いての寝取り寝取られは最低最悪の裏切りに分類されるが、この世界線では事の重要度レベルの基準が大きく落ちるのだ。

 

「ちょっと今度BBチャンネルの企画でやりたい、延(ひ)いては反響次第でシリーズ化させたい企画が御座いま――――」

 

(嗚呼っ……このように敷物扱いされるのも私(わたくし)、大変昂るのですが……ですが――――)

 

 ヌリュんっ♡♡

 

「んヒゥっ!?♡♡ ぁんっ♡ ちょ……!♡♡ んっィぃ♡」

 

 本題に入った瞬間、BBちゃんに顔面騎乗されていたキアラが意趣返しに彼女の薄いレオタードの生地の上からクンニを開始。

 

 人の利き腕の指のような精密さで蠢く彼女の舌は、BBちゃんの激よわマンコを刺激して容易く感じさせた。

 

(――ですが貴女をいい気にさせるのも癪ですからねぇ……フフ……♡♡)

 

「ぁっうぅぅっ!♡♡ んっ……ぎっ♡♡♡ ちょっ……一旦……止めっ……!!♡♡」

 

 

 カルデア所属サーヴァントの中でもトップクラスの舌技&絶技。

 そしてそれを雑魚マンコのBBちゃんが受けるともなれば結果は火を見るよりも明らかである。

 

「――――ッッ゛ッ゛~~~~~~……!!!♡♡♡」

 

 ~~プシィッッ!♡♡ と激しく潮を噴いてBBちゃんは敢えなく本気アクメ。

 ガクガクと身体を震わせ声も上げれず俯いて、体内で炸裂した快感の雷に声を噛み締めた。

 

 

(拘束された状態で舌だけで一瞬で……凄いなーキアラさん)

 

 殺生院キアラ。

 彼女はこの世界線に来て紆余曲折を経て強さと“被”快楽耐性がマイナス通り越してどこぞのスペランカー並に貧弱になった上にマゾ快楽にハマっただけで、性に関するテクニック及び、相手を気持ちよくさせる手腕等は一切衰えていない。

 

 カルデアのアーカイブにも“一方的に攻めさせたり受け手に回ると危険”と大真面目に記載されている程。

 

 

(フフ……私にかかればこれこの通り……♡♡)

 

「はぁっ……はぁっ……♡♡♡ ~~この……っ!!」

 

「――――んぷっ……!!?♡♡♡」

 

 だが、BBちゃんも当然やられてばかりではない。

 

 彼女は敢えて退かずに絶頂直後の愛液でスケスケになったレオタードマンコをキアラの顔に押し付け呼吸を封じ、両手でBBちゃんの目の前でいやらしく揺れ続けるデカ乳を鷲掴みにしたのだ。

 

 そのまま細く美しい指でビンビンに勃起したキアラの乳首を強く押し潰しながら愛撫を始め、

 

「ッ゛~゛~゛~゛~゛……!!!?♡♡♡」

 

 快楽クソ雑魚スケベ尼を一瞬でイカせたのだった。

 

「うぉ……!」

 

 当然キアラがアクメすればそれをハメているマスターにも影響は伝わる。

 

 この世のものとは思えぬ絶世の名器にうねりや締め付けの変化が生まれ、マスターのオナニーにもより力が入る。

 

「センパイ、一時中断です! キアラさんをこのまま協力しておマンコアクメでやっつけちゃいましょう!」

 

「あぁまぁいいよ。じゃあスパートかけるねキアラさん」

 

「ッ゛!!♡♡♡ っ……!♡♡♡ ~~゛ッ゛!!?♡♡ ォ゛――――ッ゛♡♡♡ ッ゛~~!♡♡」

 

 呼吸は出来ず、胸はBBちゃんに蹂躙され、マンコをマスターのガチピストンに、クリトリスはマスターの指で。

 

 二人がかりで反撃も許さぬ勢いで犯されて、彼女のアクメ地獄は、マスターがぶっ濃い大量のザーメンを射精して朝イチオナニーが終わるまで続けられるのだった。

 

 

――――……

 

 

 

「で、持ち込み企画の話だったよね」

 

「そうです!」

 

 ベッドの上でイキ失神してアへ顔のままマンコから精液を垂れ流しながら、ヒクヒクと痙攣を続けているキアラを他所に、マスターが中断されていた話を浮上させる。

 

 席をテーブルに移したマスター、そしてBBちゃん。彼女は出されたモーニングコーヒーのカップを片手にマスターをビシッと指差し、続きを語り始めた。

 

「ほら、センパイったら、最近虞美人さんと仲良くやってるじゃないですかぁ。何やら、センパイのおチンポ様に嫁入りしたとか」

 

「あーよく知ってるね。そうだよ」

 

「そこでご相談なんですが――――……」

 

 

――――……

 

 

 後日。

 

 時刻は午前中。

 

 カルデア全館のモニター全てが同時に何者かの干渉を受けて掌握。

 一斉に白と黒のノイズによる砂嵐で埋め尽くされた。

 

『えー、お待たせしましたっ☆ 本日は何と新企画始動SP(スペシャル)! いつもより長ーく接続(ハッキング)して、お間抜けな人類の皆様にお送りしちゃいます♪』

 

 スピーカーから発せられるは小悪魔(デビル)な美声。

 甘く弾む危険な声に、カルデア職員やサーヴァント達は“あ、始まった”と慣れた様子でモニターに視線を向けた。

 

 

『それでは本日も元気にやって行きましょう! せぇーのっ……BBぃ~、チャンネルぅ~~!』

 

 

 白黒の砂嵐画面、その中央で桜の花のマークがクルクルと回転し、″now hacking...″の文字が浮かび上がる。

 

 数秒後に″OK!″の文字が表示されれば、華やかで鮮やかな演出と共に、当カルデア定期放送のBBチャンネルが開始された。

 

 華美なオープニングムービー、そしてチャンネルロゴ。

 聴く者を楽しませつつもどこか危険な香りを感じさせる軽快なBGMが流れ、いつものようにBBちゃんの登場である。

 

『モニター前のみなさーん、おはようございまーす♡ カルデア人気No.1バラエティー番組! BBチャンネルの始まりですっ♪』

 

 カメラ前に姿を表した彼女だったが、その装いは普段のものとは違っていた。

 

 端的に言うと全裸。両手は後ろで縛られ、右の乳首にはザーメンの詰まったコンドームが結びつけられている。

 

 全身精液や愛液にまみれベトベトで、女として貶める卑猥な落書きとふとももに多数の“正”の文字。

 

 口元に陰毛を貼り付け、髪は精液をぶっかけられて頬に貼り付いている始末。

 

 どうやらいつものBBチャンネルの前に誰かに犯されていたようであるが――――しかしそれもまぁ別に珍しいことではなくよくある事なので、BBちゃん本人含め誰も気に留めていなかった。

 

「……白紙化してる地球で競合相手も無い中、No.1も何も無いんじゃ…………」

 

「暫定、って事なんじゃないかな」

 

『むっ、どこかで凄く無粋な指摘の声が上がったような気がします。そんな事もあ・ろ・う・か・とっ♪ それーっ♡』

 

 

 食堂にて朝食を取っていた男性職員の二人組がボソリと、率直な感想を口にする。

 

 どういう仕組みか不明ながらもそれを認識したBBちゃんは全裸のまま、縛られたままプクッと頬を膨らませ、カメラに向かって何やら術式を発動した。

 

「ぐわあぁぁぁぁぁっ!!」

 

「うぉぉぉ何だ何だ何だっ!!!?」

 

 その瞬間食器を手に美味しい食事を口にしていた職員二人は急に苦痛に呻き、股間を抑えてうずくまる。

 

 他の近くにいた職員達が何事かと意識を向ける中、BBちゃんは変わらず笑顔で悪戯っ気のある笑みでペロリと舌を出した。

 

『個人的な実験の過程で出来た、BBちゃんお手製、超絶勃起精力剤プログラムでしたー♡ とりあえずそのままですと内側から圧迫されて、“折れちゃいます”よ♡♡』

 

 サァッ……とその場の男達がそのサマを想像して顔を青くし、一様に股間を抑える。

 

 効果を受けた男性職員二人は“とりあえずタマモキャットやブーディカさんを始めとしたサーヴァント達が作ってくれた食事を残すわけには”と一気に残っていた料理をかっ込むなり、悲鳴を上げながらその場から立ち去っていった。

 

「だっ誰かぁ! 誰か相手をー!!」

 

「あっ!! ドレイクさん! ドレイク船長ぉ!!」

 

「うおぅ、なんだいアンタら。朝っぱらから血相変えて。……ヤラせてだぁ? しょうがないねぇ、後で酒奢りな」

 

『まっ、幸いカルデア内にはすぐハメさせてくれるおマンコ穴は幾つもあるので大丈夫でしょう♪ さてさて! それでは早速本題の方行っちゃいましょう!! 新企画! その名もぉぉーー……』

 

 早々に二人の視聴者が欠けたのだがBBちゃんはお構い無し。

 

 両手を後ろで拘束された状態であっても彼女は淫猥に、蠱惑的に身ぶり手振り画面を盛り上げる。

 

 ぶるんっ♡♡ と揺れる豊かな尻とデカ乳に、それを見る職員達も性欲を刺激されて股間を硬くし始めた。

 

(…………コレは別にさっきの勃起プログラムとかじゃないよな……?)

 

 クルリと軽快にターン。どたぷんっ♡ と淫らに遅れて揺れる二つの乳房。

 

 同時に画面にはBBチャンネルのタイトルロゴ同様、とても凝った作りの企画タイトルがババーン! と映し出された。

 

『本能に抗え! 第一回、NTR(ネトラレ)三本勝負ー!!』

 

 BBちゃんのタイトルコールに合わせて賑やかな効果音に盛り上げる声。

 

 同時にBBチャンネルのスタジオが地響きと共に変動して一室のスタジオを形作り、家具一式が揃えられていた。

 

 カメラが切り替わり別室の様子を映せば、そこにはそれぞれ“実況解説”“特別観客”と記されたプレートと二つの席。

 

 特別観客の席には既にマスターが座っており、カメラに向かって手を振っている。

 

『ルールは簡単! 挑戦者の方には私の方で用意した三種類のおチンポ相手に抱かれてもらいますっ。一時間の制限時間の間に、挑戦者がおチンポ敗けしなければ勝利♪ 見事最後までおマンコの所有権を守り通せた者には豪華商品をプレゼントしちゃいますよ♡♡』

 

 彼女の説明に合わせてマスターが用意していたフリップを掲げ、企画説明を手際よく進めていく。

 

 

 無論、寝取り相手となる竿役の人間はカルデア外の人間、部外者である。

 当然特異点の人間をカルデアに連れてくるわけにもいかないので、事前にBBちゃんが用意した別空間とスタジオとのライブ中継映像となる。

 

 

『さぁ記念すべき第一回の挑戦者の登場です! それではぁ~……どうぞーー♡』

 

 カメラがBBちゃんの用意した別空間のスタジオ、それの登場口にズームする。

 

 ガチャリ、とドアノブを捻って現れたのは、

 

「はぁ…………ったく……こんな見世物扱いだなんて……心底不愉快だわ」

 

 雛芥子の女、マスターの先輩、虞美人であった。

 

 番組だからと愛想を振る舞うこともなく、普段通りの飾らない天衣無縫ぶりで無愛想に眉をひそめていた。

 

 

 何故彼女がこの催しに出場する事になったのか。それは数日前の出来事に起因する。

 

 

――――……

 

 

『……と言うわけでこんな企画の出演依頼がBBから寄せられまして。どうです先輩、出てみません?』

 

 マスターの自室にて、虞美人は隅から隅まで企画書に目を通した後にそれを卓上に放り投げた。

 

『平然とこの企画書を持ち込むアンタの脳を疑うわ』

 

 机に頬杖をついて人差し指でマスターの胸を突く。

 

 その表情に特に怒りや憤りの色は無く、どちらかと言えば呆れと倦怠の色が表に出ていた。

 

 本来契りを交わした相手を寝取らせようとする企画に出そうとするなど正気の沙汰では無いのだが、ここは貞操観念の緩い世界線。

 

 加えて相手は人外ならではの価値観(スケール)の違いを併せ持つ虞美人。

 

 故に彼女にとって別に怒るような事ではなかった。

 

『いやまぁ……パイセンの勇姿が見たいなと……』

 

『パイセン言うな。…………はぁ……アンタに調教されまくった私の雑魚マンコなんて、簡単に寝取られるに決まってるじゃない。企画倒れもいいとこよ。……それに、そもそも私、アンタのおチンポ様に嫁入りしてるのよ』

 

 彼女がぶつくさ文句を言っているのはそこだった。

 

 別にマスター以外に抱かれろと言われているからではない。そもそも虞美人に限らずこの貞操観念の緩い世界線では意中の相手以外に抱かれる事に対する忌避感は少ない。

 

 虞美人が現状マスター専用オナホになっているのも、マスターが独占してるわけでも彼女が拒絶している訳でもなく、単に彼女の表面上の取っつきにくさや諸々の事情で職員が遠慮して手を出していないだけ。

 

 肉便器として調教されたクソ雑魚チョロマン便女の自分を正しく理解しているが故に、まず確定で敗ける事を確信している。

 それとマスターのチンポにオナホ嫁として今生(こんじょう)を捧げている事。

 そしてそこに生来の彼女自身の義理堅さと優しさが合わさり、難色を示しているようだった。

 

『そこを何とか……!』

 

 だがマスターは何としても見たい。

 

 自分以外の相手に抱かれて喘ぎつつも耐えようと頑張るパイセンの姿を。

 敗けまいと抗う美しい仙女の姿を。

 

『アンタは自分の肉便器が寝取られても平気なわけ?』

 

『平気じゃないですよ。でもまぁ寝取らせってそういうもんですし、その時は思う存分躾け直してあげますよ』

 

『…………あっそ』

 

 またため息を一つ。

 

 密かに“そう”なった時の事を妄想して股を濡らし子宮を疼かせながら、彼女は渋々出場を了承した。

 

 “ありがとうございます”と言う言葉と共にキスされて、彼女は舌を絡ませてそれに応える。

 

 

『でも俺は信じてます。偉大なる先輩ならきっと俺以外のチンポに敗けないって』

 

『…………………………まぁ……努力はするわ。ホント世話の焼ける後輩だこと』

 

 こうして、時間にして五分足らずで彼女は寝取られ三本勝負への出場が決定したのである。

 

 その日の種付けセックスはいつもより長く、いつもより激しく行われた。

 

 

 

『……それに先輩、シミュレーターだったり微少特異点でエネミーや現地人によくレイプされてるし平気も何も割りと今更感がブッッ!!?』

 

『うっっさい!! 気持ちの問題よ気持ちの!!!』

 

 

――――……

 

 

(不出来な後輩の頼み事だし、やってやろうじゃない。要は敗けを認めなきゃ良いんでしょ)

 

 結局何だかんだ言いつつもやる気は十分の虞美人。

 

 入室を済ませた彼女は今か今かと始まりを待っていた。

 

 実況解説席に移ったBBちゃんは拘束はそのままに実況席に腰を下ろし、マイクに向かって語りかける。

 

『さぁ虞美人さん、盛り上がりを意識した意気込みを一つお願いしまーす♪』

 

「はいはい…………まぁ、後輩のおチンポ様にガチ恋しちゃったよわよわおマンコなりに頑張るわよ」

 

 中継して魔術で直接語りかけてくるBBちゃんの声に、虞美人は気だるげに返事した。

 

 彼女の仕込みでどこからともなく盛り上がる観客の効果音が鳴らされ、これから行われる催しのヒートアップが行われる。

 

 

『それでは第一戦目! 気になる一本目のおチンポは……こちらっ!』

 

 BBちゃんの紹介と共に、虞美人であったが入場してきた入り口は閉じられる。

 

 そしてその反対のドアをガチャリと開けて、一人の男が現れた。

 

「こんちゃーす」

 

 見るからに軽薄そうな男だった。

 体格はマスターのような標準的な体型と然程変わらない。

 肌は浅黒く陽に焼けて、首には安っぽい銀のネックレスを下げている。

 

 金に染めた頭髪と地毛の黒髪とで根本でグラデーションになっており、それなりに整った容姿もあって如何にもな女遊びに慣れた雰囲気を醸し出していた。

 

『ルルハワビーチからお呼びしました♪ 目ぼしいマンコ穴にはとりあえず声をかけてハメ堕とす、チャラ男くん一号が最初の相手となりまーす♡』

 

『あー、だからアロハシャツに海パンなんですねー』

 

 彼女の言う通り、一人目の寝取りチンポであるチャラ男の装いは常夏のそれ。

 柄の入ったアロハシャツを肌の上から直接羽織り、下はハーフパンツ型の水着一枚。

 

 BBちゃんが用意した特殊空間なだけあって、その辺りは融通が効くらしい。

 

「メッ……チャ美人じゃん! BBちゃんから聞いたけどホントに君とヤれんの!?」

 

「不本意ながらね」

 

 只でさえ人間嫌いで心を許していない人物には辛辣な彼女にとって、軽薄なチャラ男との人柄での相性は最悪。

 

 事前に“こちらで用意した既に特定の相手がいる女性をチンポで堕とせば勝ち”とだけ聞いているチャラ男の視線は、腕を組んでいることで強調された虞美人の胸やその美貌に集中しており、その下卑た眼差しが尚のこと虞美人の嫌悪感を誘った。

 

「うはーテンション上がるわー。ほらほら、ぐっちゃんも縦セタなんか脱いじゃおうよ」

 

「アンタにぐっちゃんとか言われたくな――あぁもう勝手に脱がすな! 自分で脱ぐわよ!!」

 

 魔術、延いてはカルデア関連の情報は伏せた上で最低限の企画意図はチャラ男にも告げられている。

 

 相手は人妻でこの企画にノリ気じゃないけど、合意は問題なく得ている、と把握しているチャラ男の行動に遠慮はない。

 

 狭いパーソナルスペースと散々女性を食い漁ってきた経験値を活かして、チャラ男は虞美人の第一再臨姿の特徴である縦セタを脱がせようとしていた。

 

 了承も得ず淑女の衣服を剥ごうとする行いに苛立ちを見せながらも、彼女はチャラ男の手を振り払うと器用に露出度の極めて高い黒衣だけを残して縦セタだけを脱いでいく。

 

 眼鏡を外し、一房に纏めた三つ編みを解いて第二再臨の姿へ。

 

『(彼はパイセンの名前を?)』

 

『(本名はアレですし、仮に英霊の名前を教えても信じないでしょうから、参加者にはぐっちゃんというニックネームだけ伝えてあります♪ まぁ伝えても彼がそんな歴史に明るいようにも見えませんけど)』

 

『(あーそういう……)』

 

 スタジオのチャラ男の耳に入らぬようマイクを掴んで小声で伺えば、どうやらBBちゃんなりにその辺りの事情はしっかり汲んでいるらしい。

 

 歴史に名を遺す程の価値ある存在が、その価値を理解出来ない人物に汚されるという背徳感。

 

 これもまたこの企画の醍醐味の一つなのであろう、とマスターは股間を硬くしつつ行く末を見守る。

 

「うわエッッロ……! ぐっちゃんこんなのレイプされても文句言えねーって」

 

「別にしたけりゃ勝手にすれば――ンむっ……! ……ちゅっ、れろ……♡♡」

 

 精霊種の観点からは別におかしくもなんともない、恥じらう点など一つもない装いであろうとそれが普通の人間にとってはとても扇情的な姿であることも事実。

 

 興奮した様子のチャラ男はそのまま正面から了承も得ずにその唇を奪う。

 

「ぁむっ……じゅれぅぅっ……コクッ……っぢゅる……♡♡」

 

 マスターに散々調教され最早日常動作レベルで染み込んだ手練手管。

 キスも拒まずチャラ男の舌を迎え入れ、身体をまさぐる手に身体を預けながら彼女はチャラ男の張り裂けんばかりに膨張したペニスを海パンの上から撫で上げる。

 

 逃れられぬよう右手で虞美人の後頭部を押さえて引き寄せ、もう片方の手で美術品を思わせる彼女の美乳の感触を楽しむように擦っていた。

 

「……ぷはっ、へへ……流れるようにチンポ撫でるとか、事前に聞いてた通りマジで旦那に仕込まれてんのな。ぜってー堕とすわ」

 

「ふん、やってみなさい。全身余すところなく開発済みのチョロマン雑魚オナホだからって、勝てると思わないでよね」

 

 挨拶代わりのディープキスを終えてヨダレを拭いながら、虞美人は正面から啖呵を切る。

 

『お互い準備は万全と言ったところ! それでは第一回戦、開始ーっ!』

 

 それが開戦の合図となり、まずはチャラ男は虞美人をベッドに座らせ、その後ろから、両脇の下から手を通して抱き着くような形に。

 

 頬に密着するように、自分の肩上に寄せられたチャラ男の顔が鬱陶しい。

 

 どうやら虞美人に奉仕はさせず、オーソドックスに愛撫により徐々にギアを上げていく心積もりのようだ。

 

「っ……なによ、まだるっこしい事してないで、最初からおチンポ突っ込んで犯せば良いでしょ」

 

「いやいや、一時間ありゃ余裕だし楽しみたいじゃん?」

 

 見た目のガツガツとした印象に反し、正当な順序を経て堕とそうとするチャラ男。

 

 時間制限のあるチャレンジにも関わらずそちらのルートを選択するのは、その豊富な経験値に裏打ちされた自信からか。

 

 後ろから虞美人の両脇を通った腕はそのまま前へ回され、彼女の防御力の極めて薄い黒衣の胸の部分に手を掛けるとグイと大胆に引き下ろした。

 

「っ…………」

 

 ぶるん♡ と露になる彼女の美乳。

 揺れる乳房、その先端の桜色の乳首は既に最初のキスで条件反射で目覚めさせられ、勝手に刺激を求めて固く勃起していた。

 

「~……っ……後で……後悔しても知らないわ、よ……♡♡」

 

「はいはい。んじゃ、対よろって事で」

 

 虞美人の強がりを、直で身体に触れていることで見抜いているチャラ男は聞き流しながら優しい愛撫を続行する。

 

 開発済みの雑魚メスである虞美人にとってはそれも非常に強烈な快感であったが、それらの事情を知らないチャラ男の責めによって意図せず焦らしプレイの様相を成していた。

 

 

――――……

 

 十分後。

 

 

「ふー゛っ……!♡♡ ふーーッ……♡♡ っァ゛……~……ハァッ……ぁく……ッ!♡♡」

 

 

 “ヤバイ、敗ける。”

 

 チンポを挿入れられる前から既に虞美人は、自らの敗北を予感し始めていた。

 

 背後から回された男の両手は虞美人の左右の乳輪をなぞるようにして撫でられ続けている。

 

 摘ままれただけで即イキする雑魚乳首、その敏感な性感帯の境界線を焦らすように、ずっと。

 

「ぅく……ッ!♡♡ ぁ゛……く……ぅ、~~♡♡」

 

 虞美人の両手は肩上に寄せられたチャラ男の首裏で組まれ、チャラ男はいくらでも責め放題。

 

(くっ……コイツ……っ! いつまで……!♡)

 

 別にこんなことせずとも取っ手代わりに挟み潰せば即イキ本気アクメが出来るのに、一向に乳輪と乳の境目から入り込もうとしない。

 

 そうこうされている内に乳輪自体がプクッと膨れてより敏感になってきて、本気イキ出来る目前なのに甘イキしか出来ない状況に彼女は舌を突き出し浅い呼吸を繰り返していた。

 

 気が狂いそうなもどかしさに虞美人が遂に抗議をしようとした瞬間、

 

「ほらイケッ」

 

 ギュッッ!♡♡ と僅かなタメの後に男は虞美人のフル勃起状態の乳首を、左右同時に親指と人差し指で強く挟んだ。

 

「――――う゛゛ッッっ゛!!?♡♡♡♡」

 

 急激な変化を起こす快楽の波。脳が微弱な甘イキに慣れ始めた途端に訪れた直撃的なアクメに、虞美人はガクンッと大きく仰け反る。

 

 溜めに溜めた風船が破裂したかのような快楽の爆発。

 

 男は畳み掛けるようにグリグリと勃起した虞美人の雑魚乳首をこね続ける。

 

「オ゛お゛ぉーーっ♡♡♡ イィぃッ……ぐ……!!♡♡ イグッ♡♡ 乳首イグ……っっ゛!!!♡♡♡ しょれやっめ゛!!♡♡♡」

 

 面白いくらいイキまくる虞美人。

 座っていたベッドから腰が浮き上がる程に身体を反らし、股から透明な汁が激しく飛び散った。

 

 

 チャラ男が彼女の後ろからどけば支えを失った虞美人のは力無くペタリと倒れ、イキションを垂らしながら乳首アクメの余韻に身体を振るわせる。

 

「流石に雑魚過ぎるわぐっちゃん」

 

 その無様なイキッぷりに気をよくしたチャラ男は遂にマンコへの愛撫にも着手した。

 

 本気マゾ乳首イキは、ほんの序章に過ぎなかったのである。

 

 

「ん゛お゛っお゛っお゛っお゛っ♡♡♡ イグイグイグッ!!♡♡ 止めっ……止めでっ……お゛っイっく♡♡♡」

 

 次にチャラ男が取った行動は、仰向けに倒れた虞美人の腰を小脇に抱え、もう片方の手でガラ空きの彼女のマンコを手マンでひたすら責め立てる事だった。

 

 腰だけを持ち上げられ上半身は重力に引かれて倒れ、ロクな抵抗も行えない。

 

 チャラ男を正面から見れば、樽か何かの様に脇に抱えているチャラ男と、パックリと開いた無防備な女体の下半身だけがスプリンクラーのようにイキ潮を吹き散らかす姿が映ることだろう。

 

 

 チャラ男が過去に抱いてきた女の中にも感じやすい娘、準備が整うのが早い娘は数多くいた。

 

 しかし、

 

「へへ、弱点だらけじゃんぐっちゃん。ほらここと……」

 

「お゛っッッ!♡♡♡」

 

 プシャッ!♡

 

「ここも」

 

「んっぎィ!?♡♡♡」

 

 ジョッ!♡♡

 

「ここはどうだ?」

 

「イグッ!♡♡」

 

 プッ……シィィィッ!♡♡♡

 

 

 虞美人はその中でもダントツであった。

 

 クリュクリュと指で刺激するポイントを変える度にアクメする。

 

 どこを弄っても必ず弱点にヒットし、指をチンポと勘違いして締め付けてくる。

 

 まるで複数人の女性の、全身の弱点を全て複合させた上で更に弱くさせたかのような。

 

 チャラ男としてはどこを弄っても勝手にイキ散らかす雑魚マンコっぷりで楽しくはあったが、同時に少し自分への不甲斐なさを感じてもいた。

 

 

(開発済みってのはホントらしいな……いや、こんな綺麗な女をイカせまくるのは楽しいが……未開発の部分を弄られて困惑しながら感じる姿も見てぇ~……!! どっかにあるハズだ……!!)

 

 小脇に抱えた虞美人マンコを何度もイカせ続けながら、内心でチャレンジ精神に燃えつつチャラ男は果敢にポイントを変え続ける。

 

「ん゛ぅ゛っ……~……く、イ゛~~~ッ゛!!♡♡♡」

 

 もっとも、そのチャレンジによる負担は全て虞美人がアクメと言う形で請け負っているのだが。

 

 

――――……

 

 

「はへっ……へひっ……ひ、イ゛……♡♡♡」

 

 二十分後。

 

 手マンだけで数えきれないアクメした虞美人は陸に揚げられた魚のように快楽の熱に呻いており、そのだらしない表情に普段の気品や気高さは残っていない。

 

「ちぇっ、未開発部分は見つけらんなかったかー。まっ、その必要は無いっぽいけどさ」

 

 チャラ男はベッドに寝そべる虞美人の股に顔を近付け、クパァ♡ とその花びらを開く。

 

 散々チンポをお預けされイカされ続けた事で子宮が子種を求めて降りてきており、ピンク色の子宮口が視認出来る。

 

 チャラ男は海パンを下ろしてその立派な剛直をマンコに添え、一声彼女に呼び掛けた。

 

「一応聞いとくけど、どうよ、ぐっちゃん。俺のセフレになんね?」

 

 グリィ……ッ、と亀頭で虞美人のクリトリスが根本から擦り上げられる。

 

 正直、チャラ男の言葉に応えようとも思った。

 

 まだチンポはハメられてすらいない。本番はまだ始まってもいない。

 

 しかし既にそれに応じる事も選択肢に入ってくるくらいには彼女は堕ちていた。

 

 

 しかし、

 

「…………ッ」

 

 フイッ、と彼女はチャラ男の申し出に対し視線を反らす事で一度目の呼び掛けを拒絶した。

 

 間違いなくこの後敗けるとしても、マスターへの義理、先輩としての意地、オナホ嫁としての自覚が、ギリギリの所で打ち勝ったのである。

 

 

「あらら残念。じゃ、なりたくなったら言ってね(笑)」

 

 虞美人の対応を予期していたのか勝ちを確信しているが故の余裕か。

 

 チャラ男は笑いながら彼女の腰を掴んでペニスを押し付ける。

 

 ズププ……ッ♡ と緩やかに侵入を開始する亀頭。

 

「ッ、っ゛♡♡ く……ぅ……あ……♡♡♡」

 

 まだ先端しか入っていないにも関わらず、待ち望んだ肉棒にすがり付くかのように膣口が強く締め付ける。

 

 “絶対気持ちいい”という確信を抱き、チャラ男は更に笑みを深くした。

 

「それじゃ……人妻雑魚メスオナホのチョロマンコ、いただきまーす」

 

――――じゅぷんっ♡♡♡

 

 

「ん゛お゛お゛ぉ゛っ!!?♡♡♡」

 

「ん?」

 

『おや』

 

『あれっ』

 

 一息に最奥まで、降りてきた子宮ごと突き潰しチャラ男チンポで串刺しにされる虞美人。

 

 挿入されただけで不可解な程にアクメして、その場でBBちゃんを除いた全員の頭に疑問符が浮かぶ。

 

「まさか……」

 

 チャラ男が一つの疑問を浮かべながら腰を引く。

 

 さざ波のようにペニスを引き抜いていけば、

 

 

「お゛ぉ゛お゛~~……ッ!!?♡♡♡ へっ……へっ……ぅ゛ぐ……イくっ♡♡♡」

 

 これまでとは違うイキ方に、チャラ男の中の疑問は確信に変わった。

 

「なるほど……! よぉし……おらっ!!」

 

「お゛う゛っ♡♡ お゛っほ♡♡ お゛っう゛ィ゛、イッグ!♡♡ マンコイグッ!♡♡♡」

 

 激しさを増す男の正常位ピストン。

 

 それに併せて虞美人も激しく乱れ始めた。

 

 

 スタジオでは。

 

 BBちゃんが悪戯っぽく笑いながらマスターの股間をまさぐっていた。

 

「どうしましたセンパイ♡ 何やら不思議そうですね♪」

 

「そうだね……いや、パイセンのあの感じ方は見た事ないなと……ハッ……もしかして……」

 

「おや、気付きましたかぁ?♡」

 

 解説席のテーブル下でのBBちゃんの手コキを味わいながら、彼は一つの仮説に辿り着いた。

 

「そうか……考えれば単純な事だった……!」

 

 得心がいったような表情を浮かべるマスター。

 

 そう、チャラ男は見つけたのである。

 

 虞美人の、マスターによる開発が及んでいない、新雪の如き性感帯を。

 

 

「ん゛っぎゅ!!♡♡ イグっおっおっおっ……!!♡♡ アクメ゛……くるっ……! ッッ゛ぎ♡♡♡」

 

(知らないっ……!♡♡ 知らない……場所にぃっ……当た、るっ~♡♡)

 

 当たり前の事だが、生物と言うのはクローンなどの特殊なケースを除いて、何から何まで全く同じモノは存在しない。

 

 人格も人種も体格も癖も性格も。

 

 そしてそれはチンポの形状に於いても同じ事。

 

 

「そうだ……パイセンには……“回数”の経験はあっても“本数”の経験がない……」

 

 ピンポーン♡ とBBちゃんがハイテンションに両手で○を作る。

 

 マスターの睨んだ通り、虞美人を使用するのは主にマスターしかいないのだ。

 

 別に独占してる訳では無いがみな虞美人の近寄りがたい雰囲気に遠慮して、彼女自身は求められればノータイムで応じるにも関わらず、彼女を犯す人物がマスターしかいなかったのである。

 

 定期的にカルデアの催しや微少特異点での敗北、現地人からのレイプなどでマンコを使われる事もゼロでは無かったが、それでも殆どの割合が、誰が強制したでもなくマスターが占めていた。

 

 

「あのチャラ男さんのおチンポ、ちょっと他のおチンポと比較して特殊な形状をしてまして~、カリがとても高いんです♡ そして、おチンポ自体が正面から見たら気持ちちょっと楕円形、横に広い形をしていますっ♡♡」

 

 虞美人とチャラ男の気を削がぬよう音声を切って、スタジオ内と放送画面にだけ限定してBBちゃんが解説を始める。

 

 精巧な張り型を取り出したBBちゃんは、立体映像にて平均的な陰茎との形状比較を行い、観る者全てに種明かしを行った。

 

「さぁ! センパイおチンポしか知らない虞美人さんの純愛おマンコは耐え切れるのかっ?♪ 皆さんも応援しましょう♡」

 

 

 マスターの陰茎は、硬さも長さも太さも形状も反りも、バランス良く優れている。

 正しく女をメスに堕とすに相応しいマジカルチンポではあるのだが、虞美人はそれしか知らなかった。

 

 マスターしか彼女を使う人間がいないため、必然的に彼女の膣中はマスターのチンポにジャストフィットするようになっている。

 

 今回はその点が仇になったのである。

 

 

「ははは、ぐっちゃんの旦那さんってさぁ、チンポ小さか……った……り……いやっ……んんん…………??」

 

 二つ目の計算違い。

 

 それは、サーヴァント達は肉体の形状が本人の霊基が変わらない限り、元の姿形を維持しようとするという点。

 

 そのため女性サーヴァントは皆、何か特定の意思や意図でもない限り初物のような締まりがデフォルトであり、ハメる側もハメられる側も非常に強い快感を得るようになっている。

 

 性処理便器として数え切れないほど使い倒され、マスターのチンポの形状を覚えて無意識に身体を最適化させつつもその英霊の特性が働いた結果、虞美人はまるで処女のような締まりと極上のマスター用オナホマンコへとなっていた。

 

 

 チャラ男が困惑するのも無理はない。

 

 彼の視点からすると凄まじく瑞々しい処女のような膣穴なのに、しっかりと使い込まれチンポに媚びる術を覚えているのだから。

 

 最初のあまりの虞美人マンコの締め付けに、“旦那さん小さいのかな?ww”と思った直後にその開発具合を感じた。

 

 本来共存する筈の無い要素が最高の形で共に在り、サーヴァントやカルデアなど魔術側の存在を知らない一般人のチャラ男からすれば、矛盾に困惑するのも当然と言える。

 

「……まいっか、気持ちいいし」

 

「イッグ♡♡♡ お゛っお゛っっ♡♡ 駄目ッ……カリで……っアクメする゛っ♡♡♡」

 

 しかしそこは刹那的な思考で生きるチャラ男。

 まどろっこしい事情の片鱗を感じ取った彼は、アレコレ考えず目の前の極上の蜜壺を味わうのに専念することにした。

 

 BBちゃんの言う通り左右の直径だけ見ればマスターチンポをも上回るその男性器。

 高いカリ首はマスターの時に無い強い刺激で虞美人の膣壁を引っ掻いて覚えさせていく。

 

 

 一つのチンポの味しか覚えていない虞美人マンコは初めての間男チンポの刺激を強く受けてしまう。

 

 どちらのチンポの優劣、ではなく形状の違い。

 

 鍵穴が一つの鍵しか想定されていないのと同じ理屈であり、違う鍵を入れられれば当然形状の異なる部位が強く干渉しあう。

 

 予想通り、否、予想以上のスピードで、彼女はチャラ男チンポに一気に追い込まれることとなった。

 

 

「オ゛っっ!!?♡♡ ン゛オ゛ォ゛お゛っ♡♡♡ ホォ゛っオ゛ぅ゛っ♡♡♡」

 

 体位は変わり、立ち上がらせての立ちバック。

 

 両手首を掴まれ後ろから知らない形状のペニスに膣肉を掘削される。

 

 事前に行われた前戯で散々イカされた虞美人のスタミナはとっくに尽きており、裏返った瞳とだらしなく開いた口。

 ヨダレを垂らしながら彼女は快楽に翻弄されていた。

 

「はっはっ、すげー声。どーよぐっちゃん。セフレの件考えてくれた?」

 

「はぁっ……はぁ゛う゛っ♡♡♡ へっ……へっ……!!♡♡ ぉ゛っ……ん、ぐぅ~~っ♡♡♡」

 

 虞美人は答えない。

 

 しかしそれは当初の義理立てやプライドからでなく、単純にスタミナを失ってノックアウトされた事によるもの。

 

 ガクン、と膝が折れて崩れ落ちそうになる虞美人の身体。

 

 それを察したチャラ男は、掴んでいた虞美人の腕を一際強く引き寄せてごちゅんっ♡♡ と奥深くにまでペニスを突き刺した。

 

 

「お゛っ!!?♡♡ ぁ゛……あぁ゛……ぃ゛……イ……♡♡♡」

 

 プシュウッ……♡♡ と股から垂れる愛液と本気汁の混合液。

 

 ガクガクと膝を震わせダランと頭を揺らし、美しい髪を乱れさせたまま彼女は力無く頭を縦に振った。

 

 

「な゛……る゛……っ♡♡ セフレっ……なる゛っか、ら……おマンコやめ……で……♡♡♡」

 

 経過時間にして、およそ三十分弱。

 

 “本数”の経験が少ないままに“回数”の経験値を得、特定の形だけに突出して慣れた事が仇となり、虞美人は遂にセフレ宣言を口にした。

 

「はい人妻ぐっちゃんゴチでーす(笑)」

 

「――――オぐぅっ!!?♡♡♡」

 

 勝敗が決し、チャラ男は軽薄に笑いながら腰の動きを再開させる。

 ッどちゅん♡ と再び勢いの戻った責めに虞美人は間抜けな声を上げながら驚きに目を白黒させて困惑していた。

 

「イグッ!!♡♡♡ ちょ……! もうセフレになるって……んぎ♡♡♡」

 

「いやいや、まだ三十分くらいあるしウィニングランってことでよろしくね。おらもっとイケっ!」

 

「ん゛お゛お゛ぉ゛っ♡♡♡ お゛っぉ゛~~~ッ……!!!♡♡♡」

 

 自分の身体も支える事が出来なくなった虞美人をベッドに押し倒し、うつ伏せのまま寝取りセックスを楽しみ始めるチャラ男。

 

 

 BBスタジオの方では、卑猥な落書きやぬりたくられた精液はそのままだが、マスターに手枷を外されて普段の装いになったBBちゃんがハイテンションで企画を進めていた。

 

 虞美人のケダモノのような喘ぎ声をBGMに、彼女は用意したパネルとその三本勝負の図式を表したイラストにバツマークを一つ描く。

 

『虞美人さん寝取らせ三本勝負の一本目っ、虞美人さんの敗北ですっ♡ いやぁ実に見事なよわよわおマンコでしたね~♪ どうですセンパイ? あなたのおチンポのお嫁さん、早速見知らぬチャラ男さんのセフレになってしまいましたが♪』

 

『そうですねー。相手が一枚上手だったと言う事でしょう。それでも必死に肉欲に抗う姿、私はその健闘にこそ称賛を送りたい。身内贔屓とも言いますが』

 

 BBちゃんのノリに合わせて口調を変えるマスター。

 

 そのまま話題は余った制限時間を埋めるついでに、あのチャラ男をどこで見つけてきたのかという流れに。

 

『簡単な話です♡ ご覧の通りあのチャラ男くん、自慢のテクで多くの女の子をセフレに持つ人でして、BBちゃんもルルハワビーチでナンパされ、その繋がりでお呼びしました♡♡』

 

『なるほど。と言うことはBBちゃんも?』

 

『えぇ。ビーチでバカンスしていた私をおトイレに連れ込んで容赦の無い種付けレイプ♡♡ その場で都合の良いおマンコ穴になる事を誓わされてしまったのです……なんて可哀想なBBちゃん……ぐすん……』

 

 頬に張り付く髪や乾き始めた精液をウェットティッシュで拭き取りながら、BBちゃんはここに至るまでの経緯を説明していく。

 

 わざとらしい泣くような仕草で片手間に記録映像を空中に映し出し、そこにはチャラ男に肉便器として数々の屈辱体験を味わうBBちゃんの姿があった。

 

 視聴者側の職員やサーヴァント達からすれば、モニター内にハメ堕とされるBBちゃんと、現在進行形でイカされ続ける虞美人の姿の同時上映の体を成し、誰もがペニスを硬くして女性サーヴァント達はゴクリと唾を呑む。

 

 

 そんなこんなしている内に、あっという間に残された三十分弱の時が経つ。

 終了を報せるブザーが鳴り、タイミングを併せて最後の射精を行ったチャラ男は、連絡先を記した紙を残すと悠々とスタジオを後にした。

 

 後に残るは股の二つの穴からブピッ♡ と下品な音を立てて大量のザーメンをひり出しながら尻だけを掲げてベッドに突っ伏し、ヒクヒクと瀕死の虫のように痙攣する虞美人の姿だった。

 

『さて♪ それでは虞美人さんもおマンコノックアウトされてしまいましたし、二本目の勝負前に一旦休憩と致しましょう! BBチャンネルをご覧の皆様も、今の内におトイレ休憩、ムラついたおチンポ様をスッキリさせるために手頃なおマンコ穴を見繕ってきてくださーい☆ 再開は十分後、チャンネルはそのままですよっ?』

 

 

 その言葉の後、合図と共にモニターは虞美人と、スタジオのBBちゃんとマスターを映す画面からタイトルロゴのみが表示される準備画面へ。

 

 職員達は急いで勃起した肉棒を鎮めようと相手してくれるサーヴァントを探し始めたり、すぐにそれに参加出来るよう食事を急いだりする者達に分かれた。

 

 途端に姦しくなるカルデア。

 

 待機画面となったモニターの向こう側からは、何やらBBちゃんやマスターの個人的な会話音声のみが聞こえてくる。

 

『あの様子じゃ十分でパイセン復帰出来ないんじゃ?』

 

『問題ありませんよセンパイ♡ この完全無欠AI、BBちゃんにその辺りの融通が効かせられないとでも? 時間の流れ程度、このBBスタジオなら関係ありません』

 

『なるほど』

 

『休憩に合わせて時間の流れを調節したので、十分経つ間に大体一時間ほど休憩出来ますし、虞美人さんも調子を取り戻すでしょう♡♡ それでどうですセンパイ? 愛しいおマンコ穴が寝取られて悲しいんじゃありませんかぁ?♪』

 

『確かにちょっと喪失感というか敗北感は――――うん?』

 

『……? どうしましたセンパ――――ンむぅっ!!?♡♡』

 

『ぢゅる……ちゅう……っ、ふぅ~。よーオナホ女。三十分程度じゃまだヤリ足りないし使わせてよ(笑)』

 

『ちょ……今は――――んお゛ぉ゛♡♡♡』

 

『あどうも。君がコイツから聞くセンパイくん? コイツちょっと借りてって良い?』

 

『んー良いですよ。……あ、一応なんですけど、出血とか殴る蹴るとかガチの暴力的なのは止める……と言うよりはその結果反撃されても俺助けないので気を付けてもらって』

 

『おっけおっけ。俺そっちの趣味は無いし安心して!』

 

 そんな音声だけが流れきて、休憩時間の十分間は、虞美人の時のように激しい肉を打つ音とBBちゃんの無様な喘ぎ声だけが聞こえるのみとなった。

 

 

 休憩時間が明け、再びカメラが起動しモニターにスタジオの様子が映し出される。

 

 実況解説席及び、特別観客席の二人分のテーブルにBBちゃんの姿は無く、奥の方では未だにチャラ男に犯されているようだった。

 

 

『えーそれでは、未だに司会進行のBBちゃんは戻って来れないようなので、代わって私マスターが進行致します』

 

 振り替えってまだかかりそうな事を確認したマスターが、卓上に残されていたBBちゃんの脚本用紙を手に進行を代わる。

 

『十分の休憩時間が過ぎました。残る勝負は二本。既に一敗してしまいましたが、虞美人さんは果たして残る二つの戦いを勝ち抜けるのでしょうか』

 

 用意されている台本を読み上げる。文章の端々にBBちゃんらしいハイテンションな盛り上げる旨の文言が散らされていたが、自分がそれをやってもしょうがないし需要もないので、マスターはあくまで進行に徹することに。

 

 カルデアに居る視聴者達は今度は視聴と平行してシコれるよう、承諾を得られた女性サーヴァント達を隣に置いていた。

 

 

『パイセ…………虞美人さんどうでしょう? 身体の方は休憩出来ましたでしょうか』

 

「っ……えぇ。問題ないわ」

 

 マスターに振られた虞美人は少しだけ返答に詰まりながら、続行が可能な事を告げる。

 

 

 一時間の休憩の間に調子を大体取り戻したようで、返答に淀みの類いは見られない。

 

 まだ完全に復帰しきれていないらしくその美しい顔はまだちょっと赤らんではいるが、続行に何の不都合もない。

 

 語り掛けてきたマスターに対し、既に一敗してしまった事でちょっと負い目は感じていた虞美人だが、聞こえていた進行側の事情と、マスターのあくまで進行として振る舞っている様子から彼女は思考を切り替える。

 

 ひとまず今話しているのは“マスター”ではなく“司会進行”として考え、気にしないことに。

 

 

『でしたら既に二本目の相手がスタンバイを完了しているようなので、そちらのドアから続く通路で次の部屋へとお願いしまーす』

 

 魔術により響くアナウンスに従って虞美人は次の部屋へ。

 

 どうせまた脱ぐことになるだろうとして縦セタはそのまま放置し、とりあえず第二再臨の黒衣だけを身に纏った。

 

 

(……一戦目は不覚を取ったけれど……次は敗けないわよ……!!!)

 

 持ち前の気の強さと負けず嫌いで密かに闘志を燃え上がらせ、虞美人は通路を歩いた先の突き当たり、その扉のノブに手をかける。

 

 

『さぁ……それでは虞美人先輩寝取らせ三本勝負、二本目! 入室と同時に開始します!! 準備が出来ましたらどうぞっ!』

 

 ドアノブを掴んだまま目を閉じて呼吸を一つ、二つ。

 

 心を落ち着け意を決した虞美人は目を開き、一気に扉を開いて二回戦目の舞台へと足を踏み入れた。

 

「――――ンムっ!!?♡♡」

 

――――途端に二本目の勝負相手である男に正面から抱き着かれ、虞美人は乱暴に唇を奪われた。

 

「ちゅばっ……じゅるるるっ!! ンふー、ぢゅれるぅぅっ……」

 

「ン……?♡ ぢゅうっ……ぉェ゛……ッ!♡♡」

 

(なっ……何……!? 臭っっさ……!)

 

 相手の容姿を確認する暇も無かった。

 

 唇を奪われるまでの約三秒程の猶予の間に、視界に映っただけの情報ではとりあえず不細工だった事だけ。

 

 性奴隷として躾の行き届いている虞美人は、その不測の事態に陥っても覚えさせられた身体が勝手に反応して、悪臭漂う男の口と肉厚なベロを絡ませ、貪るような濃厚なキスに反応していた。

 

 まず第一に感じたのはその“臭い”。

 

 とにかく臭い。口臭ケアなど欠片もしてない、歯も磨いてすらいないであろう凄まじい悪臭だった。

 

 次に、そのキスの必死さとその下手さ。

 

 マスターがするものや先程のチャラ男がしたものと比べると雲泥の差で、キスと言うよりかは虞美人という絶世の美女の唇を文字通り舐め啜っていると表現した方が適切かもしれない。

 

「フーッ……んフーッ……!」

 

「チュ……ん゛っ……れる……コクッ……」

 

 しかし虞美人はそれでも決して拒絶しない。

 チンポにかしずく肉便器としての所作が完璧に染み付いている彼女に、拒否と言う選択肢は存在しないのである。

 

 そんなトイレよりも汚そうな口と、端から見れば相思相愛のカップルのようなベロチューを続け、不潔な相手の唾液を飲み下すのにも僅かな躊躇もない。

 

「ん……ッ゛…………ゥ……っ……???♡♡」

 

(っ……臭い……汚い…………のに…………ッ゛……ちょっとイクっ……♡♡)

 

 確かに悪臭に対する忌避感自体は存在しているのに、その“臭い”と感じる感覚がどこか彼女の脳に引っ掛かる

 

 男の贅肉にまみれた腕で抱き締められながら、虞美人は自分でも分からないながらに軽いアクメを迎えて膝を震わせた。

 

 躾の行き届いている彼女の肉体は、そんな無作法なキスであろうと絶頂するようになっているのである。

 

「~~~~っぷは! はぁっ……はぁっ……離れなさいよっ……!!」

 

 呼吸が苦しくなってきた段階で虞美人が男の肩を押して引き離す。

 

 その行動に男は最後までヒルのような舌を伸ばしながら名残惜しそうに数歩後ずさった。

 

 

「い、いやーすいません……。ぐっちゃんさんがあまりにも可愛かったもので……へ、へへ……」

 

「はぁ……ふぅ……アンタが次の相手ね……」

 

 唾液まみれになった唇を拭いながら、虞美人はようやくマトモにその容姿を拝む。

 

 一戦目の軽薄そうながらも身なりを整えていたチャラ男とは対照的に、今度はいかにも不潔なキモオタと言った風体だった。

 

 外に出ない事を示すように肌は白く、髪も整えられていない。

 衣服は既に黄ばんだブリーフを除いて脱ぎ捨てられており、余すことなく全身の贅肉が露出されていた。

 

 空調も整えられて適温で保たれているのに微かに汗ばんでおり、興奮からか呼吸も荒い。

 

 

 傾国の美女とも評される麗しい容姿の虞美人と相対していることで余計にその醜さが引き立てられ、まさに月とすっぽんという言葉がぴったりだった。

 

(数歩離れたこの距離でもまだ臭い……すえたザーメンの匂いだわ……どんだけ不潔なのよコイツ………っ)

 

 悪臭を嗅がされ、今からこの相手と交わらなければならないという事実に彼女は不機嫌さを隠そうともせず、彼女は顔をしかめて腕を組んだ。

 

「さ、もう私は準備出来てるからさっさと始めましょ。ルールは把握してるんでしょ」

 

「も、もちろん。今から一時間、ぐっちゃんが何でもしてくれるんだよね、ふへへ……。それでエロ同人みたいに快楽堕ちさせれば勝ち、みたいな」

 

「……まぁその通りなんだけど…………」

 

 言っている事は間違いではないしルールの理解も済ませている。

 

 なのに喋り方のせいかその無駄に挙動不審なオドオドした佇まいは無性にストレスを煽られる。

 

 チャラ男とは別ベクトルの嫌悪感だった。

 

「……で? 何からすれば良いの。今から一時間の間、私は完全にアンタの性奴隷なんだから何でも言いなさい」

 

「そ、そうだよね。へへ、へ。じゃあまずは……――――」

 

 

――――……

 

 

「っ…………くっさ……」

 

「あーご、ごめんね」

 

 キモオタが最初に命じたのは自分のぺニスへの口奉仕からだった。

 

 直立するキモオタの目の前に両膝をつき、黄ばんだブリーフを引き下ろす。

 

 彼女の眼前にはムダ毛処理など少しも行われていない醜い下腹部と汚い太もも。

 

 下着という封を開けて匂いの発生源へと顔を近づければ、ムワッとした鼻を突く強烈な香りが虞美人の嗅覚を刺激した。

 

 

『(え? 放送見てた婦長が“滅菌します”って言って駆け出した? 急いで止めて! とりあえずハメればすぐガチイキして動けなくなるから! もしくは目の前で激しく倒れて怪我して! ……え、仮病で自分がタゲられるのはそれはそれで怖い? ――――確かに)』

 

 マイクをミュートにし損ねたのか音量を絞り損ねたのか、遠くから非常に小さいマスターの声が聞こえてくる。

 

 どうやら何か不測の事態が起きたらしいが、少なくとも今虞美人には何の関係も無い事である。

 

(何やってんだかアイツ…………)

 

 虞美人の嫋(たお)やかな指がキモオタの性器に添えられる。

 

 キモオタの包茎チンポは完全に勃起しきっていても尚皮を被っており、触れられたささやかな刺激だけでビクンと蠢いた。

 

 今回のチンポの形状は、長さはマスターやチャラ男のものにも及ばないが、目を見張るほどの太さがあった。

 

 女性に縁がない生活で溜め込まれた欲望が全て注ぎ込まれているかのようで、特に強烈な臭気を放っているそれ。

 

「すん……すんっ……す~~~……っ……っ……ほんっとくっさ……」

 

 虞美人の高い鼻がヒクヒクと動いて至近距離で匂いを取り入れる。

 鼻から取り入れられた淀んだ香りは肺に届き、嗅覚から彼女の脳を揺さぶった。

 

「いつから洗ってないのよこれ……ひっどい臭い……っ」

 

「へへへ……大体先週ぐらいからかな……ぐっちゃんみたいな綺麗な子にどうしても掃除してほしくて……」

 

 臭い臭いと口で言いながらも彼女は決してチンポから顔を背けようとはしない。

 むしろ少し赤らんだ顔で包茎チンポを凝視しており、彼女は小さな躊躇の後に一気にその皮を向いて亀頭を露出させた。

 

「う゛っ……!」

 

 途端にモワッと解き放たれる熟成発酵食品のような強い刺激臭。

 

 ピンク色のパンパンに張った大きなキモオタの亀頭には、粉をまぶしたかのようにビッシリと黄ばんだチンカスが付着しており、ジュンッと反射的に虞美人の秘所の潤いが増した。

 

「すぅーー………………ふぅーー……すぅぅぅ~~…………はぁー……、ほんっと最悪…………♡♡ 裏スジにまでチンカスがビッシリ……ん゛っ……くっさ……♡」

 

 何を命じるまでもなく虞美人はキモオタの包茎チンカスチンポの前で深呼吸を始め、肺いっぱいに不潔な空気を取り入れてはモゾモゾと足を擦り合わせる。

 

 キモオタの目から見ても、彼女が興奮しているのは一目瞭然だった。

 

 それには以前マスターが虞美人に行ったとある調教が影響していた。

 

 顔面にマスターのチンポを押し付けられたり精液を飲まされながら、あらゆる手段でアクメさせられ“コレが快楽を与える存在である”と潜在意識にまで覚え込まされた。

 

 アクメの度に何度も何度も繰り返しぺニスの性臭を嗅がされ、果てには就寝中や気絶中など無意識の状態で匂いを嗅がされながらイカされたせいで脳がその匂いを嗅いだだけでイクよう躾けられているのである。

 

 その点目の前のキモオタのチンカスチンポの香りは、謂わば一切薄められていない原液のようなもの。

 

 その体験が下地となって、より強烈な匂いによって彼女は既に汚いチンポの香りを嫌な物とは思わなくなっていた。

 

(おっ……ぐ……♡♡ この匂いマズい……っ♡ 脳が……!♡♡ くそっ……♡♡)

 

「イ゛っ……!!♡♡♡ ……っはぁ……はぁ……♡♡」

 

 敢えなく絶頂。

 

 マスターにやられた時のも臭くはあった。

 しかしそれもあくまで人並みに清潔に保っている人間の、普通の匂いでの話。

 

 今回のはそれの更に上。

 

 普通のチンポの匂いだけでアクメするドスケベクソ雑魚便女が、チンカスの悪臭に耐えられる道理がないのである。

 

 

 ズイ、とキモオタのチンポが虞美人のプルプルの唇に押し当てられる。

 

 世界最高峰の美女の唇に、この世で下位に位置する汚物が。

 

「……んぁ……♡♡ れろっ、ぁむ♡♡ れる……ちゅぷっ♡♡♡」

 

 その行いに激怒するばかりか、虞美人は従順に不潔なチンポに舌を這わせ、艶かしい水音を響かせながら本当の意味でのお掃除フェラを開始した。

 

「うェ゛、まっず……♡♡ こ(ほ)の私(わあし)の舌(ひた)を……ザーメンティッシュ代わりに…………っ!♡♡♡」

 

 本来彼女の舌には不老不死であっても絶対に乗ることの無いであろう泌尿器の垢。

 

 それは乗せられた舌先に濃厚な味によるピリピリとした感覚を与え、存在を主張する。

 

 キモオタは辛抱たまらず、虞美人の頭を両手でガシッと固定した。

 

「…………」

 

 調教済みの虞美人はそれだけで男性が何を求めているかを把握し、自分から口と喉を広げて遂に肉棒を迎え入れる。

 

「おごっ……♡♡ ちゅぷ……じゅぽっくぽっぢゅれるるるっ、くっぽちゅっぽじゅぷっ♡♡♡」

 

「ふおっ……おお……」

 

 キモオタは思わず天を仰ぐ。

 

 自分では今生どころかあと何回人生を転生しても声を掛けることすら出来ないであろう絶世の美女。

 

 何ならトラックに轢かれて異世界転生してチート特典でも貰わなければ知り合う事すら出来ないであろう美女が、自分の不潔極まりないチンカスまみれのチンポを咥えて掃除しているのだ。

 

 その事実だけで射精しそうになる。

 

(ッ゛ん……♡♡ まっず♡♡ 滅茶苦茶強い味……強い匂いが……鼻に抜ける……っ♡♡♡)

 

「ぐぷっぐっぽ、じゅるるるるるっ……♡♡ じゅるっ♡ ……れじゅる、じゅっぽくぽっ♡♡♡」

 

(最悪よ……っ♡♡♡ 私のベロにもほっぺたにも……にぢゅにぢゅってチンカス刷り込まれて……ッ♡♡♡)

 

 丹念な舌による奉仕で、大量に湧き出てくる自身の唾液。

 

 それにキモオタのチンカスチンポの味、そしてふやけたチンカスが混じり合い、時間経過と共に口淫の音は激しさを増していく。

 

 熱めの風呂のような温度の唾液に包まれ、同時に熱の籠った虞美人の口奉仕。

 

 今まで自分の利き腕だけが恋人だったキモオタでは、その快感の前には射精を堪えるなんて事は到底出来ることではなかった。

 

「――っあうぅぅっ!!」

 

「ッ゛!♡♡♡」

 

 ぶびゅーーーっ♡♡ びゅるるるっびゅーっ………♡♡♡

 

 前触れなく彼女の口内で解き放たれるキモオタの熟成ザーメン。

 

 日の殆どをオナニーに費やす彼の精力は凄まじく、大量に放たれた精液は綺麗に整っている虞美人の頬を無様に膨らませた。

 

「ん゛っう♡♡♡ っ♡♡ ~~~~っ♡♡♡」

 

 キモオタの角度からは見えないが虞美人もそれに併せて同時に絶頂し、一滴も呑み込む事なく静かに震える。

 

 射精が終わるまでその状態を維持した後、虞美人はペニスに舌を這わせて啜りながらゆっくりと引き抜く。

 

「じゅ……るるるるるる…………っ♡♡♡ …………っ……ぷぁ」

 

 彼女の口から再びその姿を表したキモオタペニスは、まるで掃除番組のビフォーアフターのように綺麗に汚れの全てが舐め取られ、光沢を放っていた。

 

 反対にその汚れの全てと欲望の捌け口となった虞美人の口。

 

 彼女は身に付けた作法通り、顎を突き出し奉仕相手のキモオタを見上げながら、口を開いて見せつける。

 

「フーー……フー……♡♡♡」

 

「おわ……エッロ…………!!」

 

 無防備に開かれた口の中は黄ばんだ濃厚ザーメンで満たされており、激しいフェラの際に抜けた自分の陰毛までもが漂っている。

 

「ん……っ……♡♡」

 

 ニヂャリ……♡ と虞美人が舌を持ち上げればその上に乗っていた分だけが持ち上がり、あまりの濃さに舌から垂れ落ちることもない。

 

 口いっぱいに詰め込まれた精液で口呼吸も出来ず、彼女は荒く鼻で息をしながらキモオタからの合図を待ち続ける。

 

 キモオタは経験値不足ゆえにそこからどうしたものか分からずにいたが、一拍遅れて自分のエロ同人知識で慌てて“よ、よし!”と指示を出した。

 

「ん……コクッ……ぢゅる……ンクッ……ゴクッ…………♡♡♡」

 

 合図を貰った虞美人はごく自然に、そうする事が当たり前のように口の中に射精された精液を唾液と混ぜて飲み下していく。

 

 時間をかけて、味わうようにゆっくりと。

 

「っ…………ぷはっ……はぁ……はぁっ……♡♡♡」

 

 全て飲み干したあとに虞美人は再び口を開け、口内に精液が残っていないことを示す。

 

 その無防備な姿を前に、キモオタは更に獣欲を加速させる。

 

「……で……?♡ 次は何をしたいのよ、……っげふ……ッ♡♡」

 

 とてつもなく淫猥な光景、何度も妄想の中で完結していた行為を実際に受け止め、発情している様子の美女の姿に

 

 

 彼の脳裏をよぎるは、数日前にBBちゃんから告げられた企画概要。

 

 

『えっ……な、なんでもっ?』

 

『ぅイ゛っ♡♡ ……~は、はい♡♡ 如何ですぅ?♡♡ NG無しの肉便器、人妻おマンコを堕とすためなら何でもしていいんですよ~?♡♡ ぁ゛っ♡♡ またっ、汚チンポイクっ♡♡』

 

『あ、後で報復されたりとかは……』

 

『心配要りません♡ どうです?♡ あなたが画面の向こうの女の子にやってるような、現実でやったらドン引き確定の行為も全て了承済み♡♡ キモオタのあなたの気持ちいい射精のためだけに、可愛い女の子をシングルマザーにしたくありませんかぁ?♡♡』

 

 

「じゃっ……じゃあ……次は…………」

 

 

――――……

 

 

「~゛~゛~゛~゛ッ゛!!??♡♡♡ グむっ……じゅる……っ!♡♡ ン゛ゥ゛ゥ゛っ!?♡♡♡」

 

 虞美人の呻き声にも似たくぐもったアクメボイス。それに混じって何かを舐めしゃぶる激しい水音。

 

 彼女は、先程のチンカス掃除の時よりも更に無様で卑猥な奉仕を強いられていた。

 

(くっっっ……さい……!!♡♡ コイツ……私を何だと…………っ!♡♡♡)

 

 

 取らされた姿勢はまんぐり返し。

 本来貞淑に隠すべき秘所を盛大にさらけ出し、ピンク色の肛門まで剥き出しに。

 

 彼はその彼女の、過去に幾人もの男の心を奪ってきた美貌の上に座っているのである。

 

 “シックスナイン”という、二人が上下を入れ換えて互いの性器に口で奉仕するという体位。

 

 本来横になって行うそれを、キモオタは虞美人の顔を下に、縦になって行っていた。

 

 

 “アナルを舐めて綺麗にしてほしい”

 

 それが彼の二つ目の命令である。

 

「じゅるるっ……!! ぢゅりりゅるるる~っ……!!」

 

 

(んお゛っ……!♡♡♡ クソッ……マンコもアナルも舐められて……!♡♡ 駄目っ……イグッ、イガされる゛っ♡♡)

 

 プシャァァァッ……!♡♡ とキモオタの目の前で開かれた虞美人の大股から潮が吹く。

 

 紛れもなく自分が、こんな美女をあられもなくイカせたのだと達成感に駆られたキモオタは、蠢き、のたうつ舌による奉仕を更に加速させた。

 

(うェ゛っ……♡♡ くっさい……のにっ……!♡♡♡)

 

 肛門の匂いはチンカスチンポの物と比べるとまた別種の臭さだった。

 

 より香ばしく、より強い濃厚な雄の匂い。

 ゼロ距離で嗅がされる悪臭と味覚にダイレクトに伝わる強烈な味。

 

(ぅ゛っく……!♡♡ ……!♡♡ 脳味噌を直接犯されてるみたいで……またっ゛……♡♡♡)

 

「ー゛ー゛ー゛ー゛ッ゛♡♡♡」

 

 っプシィッ!♡♡♡

 

 キモオタの顔面至近距離で弾ける虞美人の愛液。

 

 激しく痙攣する目の前の女体の艶かしさに、もはや痛みすら覚える程にキモオタの性器は勃起していた。

 

 

 完全に悪臭の虜となり無様にイキ続ける虞美人。

 

 キモオタのクンニはテクもへったくれも無い下手くそなものであったが、虞美人の雑魚マンコの前には関係ない。

 

 出会い頭に軽く乳首やマンコを弄るだけで即イキを決める雑魚メスの前には些細なことである。

 

 

 そこへ悪臭アクメの二段重ねで、虞美人は常に継ぎ目なく無数のアクメで悶える事に。

 

 

 本来、体重三桁にも上るキモオタの体重で顔面に座られたら普通なら苦しいだけである。

 

 呼吸すらもままならなく、まともな人間であれば快感を感じる余裕などある筈がない。

 

 

 しかしサーヴァントとしての、それを苦にも思わない肉体強度が仇となった。

 

 重さによる負担も息苦しさも受け止められる、受け止められてしまう。

 

 そのせいで、虞美人の脳には快感だけしか届かない。

 

(あ……また……イク……♡♡ 頭………ボーッとし、て……っ♡♡)

 

 こうなってはもう迫る波を止めることも出来ず、キモオタのペニスとアナルが綺麗になる頃――――キモオタが満足して虞美人の上から退く頃には、脳を匂いに犯されてバカになった状態で痙攣するのみだった。

 

「ふぅ……ふぅ……」

 

 鼻息荒くベッドから降りるキモオタ。

 

 彼はベッドの上で大股開きでヒクヒクと残り香で未だにイキ続ける虞美人を前に、上向いたペニスをしごきながら近付いていく。

 

 脱力した虞美人の両足を抱え、再びまんぐり返しの姿勢を取らせて肉棒をあてがい、助走をつけるように腰を引く。

 

 そして、

 

 

――――どちゅんっっっ♡♡♡♡

 

「ふぎゅんッッ♡♡♡」

 

 全体重をかけた種付けプレスで虞美人を押し潰した。

 

 体格差により虞美人のアへ顔と尻しかほぼ見えず、ベッドのスプリングを盛大に軋ませながら白い肉塊が彼女を布団へと埋めていく。

 

「お゛っ♡♡ ん゛お゛ぉ゛っ♡♡ イグッ♡♡♡ お゛ほぉぉっ♡♡♡」

 

 とっくに前戯によって完堕ち寸前にまで追い込まれていた彼女に、このキモオタの欲望全てを叩きつけるかのようなピストンを耐える余力はなく、何度も何度もイカされる。

 

 長さでは劣っていてもそれ以上の虞美人の手首ほどもある極太ペニスの掘削は、彼女の膣口回りの弱点をこれでもかと抉り倒し、キモオタに抱き締められ密着していることで体臭をゼロ距離で嗅いでしまい、また匂いアクメのループに囚われた。

 

「ぐっ、ぐっちゃん……! 僕のっ物にっなってっ!!」

 

「お゛ぐぅぅっ♡♡ んっぎ♡♡ ひっあ゛っぁ゛っぁ゛♡♡♡」

 

 如何に肉竿が短いと言えど、キモオタの体重をかけて挿入されればそれなりに膣奥にまで届く。

 

 テクニックは無いながらもキモオタ特有のがっつくようなパワープレイは虞美人の子宮を酷く疼かせた。

 

 その上何度も匂いや手や指だけでイカされて彼女の雑魚子宮が降りてきており、その短所も既に機能しなくなっている。

 

 “もうコイツのチンポ奴隷になってもいい”という考えがよぎる彼女だったが、

 

「んっう゛ぅっ♡♡ い゛……嫌゛っよっ……!♡♡♡ だっ誰っがっあ゛♡♡♡」

 

 一戦目にて無様敗北した経験が寸での所で彼女を踏ん張らせた。

 

 継続して今もイキ散らかしているのは誰の目にも明らか。身体はとうに堕ちている。

 

 だが彼女の精神力が、このままアッサリと敗ける事を良しとしなかった。

 

「くっ……ぐ……! このっ!!」

 

「――――ンむっ!!?♡♡ ッッお゛っお゛ぉお゛~~っ♡♡♡」

 

 その反応にキモオタは腹を立てた。

 

 

 彼にはこのように女をヒイヒイ喘がせ、汁を吹かせた経験など当然皆無。

 

 BBちゃんを除いてこのような経験に至ったこと自体が初めてなのだ。

 

 故に、彼は“自分は上手い”、“優れてる”と自惚れ始めていた。

 

 これが普通の世界線で普通の女性が相手なら、すぐに「痛い臭いキモい」と拒絶されている所だが、そんな事は今のこの世を生きるキモオタに知る由も無い。

 

 自分でも気付かない内に高圧的になっていたキモオタは、エロ漫画やエロゲーのヒロインのようにアッサリ生ハメで堕ちない虞美人に腹を立て、その場に脱ぎ捨てていた自分の黄ばんだブリーフを手に取った。

 

 その匂いの染み付いたブリーフを虞美人の顔に被せ、至近距離で悪臭の根源を嗅がされた虞美人は更に限界を越えて極大のアクメに至る。

 

「なれっ! なるって言えよっ!! このっ!! 宣言しろぉっ!」

 

「ん゛お゛お゛ぉぉ゛~~~ッ゛!!?♡♡♡ 待っ゛~~♡♡ あ゛うっ、ひぎぃぃっ♡♡♡」

 

 興奮状態に陥ったキモオタの本気プレスと、ペニスと悪臭の二重本気アクメに晒された虞美人。

 

 部屋には二匹の獣のような声が渦巻き、次第にキモオタの注挿の速度が増していく。

 

 湿ったブリーフが顔に張り付き、鼻を突く濃い匂いがゼロ距離で彼女の脳に届いて痺れさせる。

 

 

 この機を逃せば次はいつ自分の遺伝子を残せる機会が訪れるか分かったものではない。

 

 そんな本能からキモオタの陰嚢で止めどなく精子が作られ、そのまま全体重をかけて押し潰した後、彼は我慢していた小便を解き放つかのように盛大に射精した。

 

 

 ぶゅるるるるるっ!!♡♡♡ どぽっ、ごぷっぶぷっ……!♡♡♡ びゅーーっ、びゅぅーーーーっ……♡♡♡♡

 

「~゛~゛~゛~゛~゛~゛~゛ッっ!!!♡♡♡♡」

 

 過剰に流れる快楽信号と絶頂の刺激で確かに脳細胞が馬鹿になっていく感覚を味わいながら、彼女は声にもならぬ声を上げて最大のアクメに至る。

 

 ケダモノの断末魔にも似た無様な声はキモオタの興奮を後押しし、子宮に隙間なくダマとなった濃厚ザーメンを詰め込んだ。

 

 キモオタはグリグリとペニスを押し込む結合部はそのままに、上体を起こして虞美人の顔面に被せた黄ばみブリーフを両手で掴み体重をかけて彼女の顔に押し付ける。

 

 もっと匂いを嗅げ、覚えろ、とでも言っているかのようで、執念深く彼女に迫る。

 

「どっ、どうだ……! 参ったか……!! 言えこのっ!!」

 

「ぐ……ィ゛っ♡♡ わ……私……はっ……♡♡♡ キモオタ様……の……っぉ……チンカス……掃除機ですっ♡♡♡ 逆らっで……ごめっなさ……イ゛っぐ……!♡♡♡」

 

 

 虞美人、二本目のキモオタのチンカスチンポの前に敗北。

 

 抵抗虚しく最後の駄目押しで陥落してしまい、これで彼女はチャラ男のセフレ兼、キモオタのチンカス掃除機となってしまった。

 

 

 そしてここで丁度一時間の経過を報せるブザーが鳴り、キモオタは満足げな足取りでのっしのっしと虞美人を残して部屋を後にした。

 

 彼女はと言うと、一戦目の時の尻だけを掲げた無様土下座の姿勢とは裏表逆で、種付けプレス時のまんぐり返しの姿勢で自分の膣口から溢れる精液とイキションを顔に浴びながら気絶している。

 

 

 BBちゃんがチャラ男に連れていかれて不在のため、マスターが代わりに三本勝負の図式のパネルに敗北を意味するバツマークを書き加えた。

 

 

『ふぅっ……ふぅ、ん゛ひっ♡♡ ……はぁ……はぁ……♡ あれっ……? もう二本目終わっちゃいました……?♡♡♡』

 

『あっ、おかえりなさいBBちゃん。残念ながら虞美人選手、健闘虚しく敗けてしまいました』

 

 

 そのタイミングでチャラ男に連れ去られ裏でハメられていたBBちゃんが帰還する。

 

 ズレたレオタードの股の位置からねっとりとした精液を垂らしながら、杖をついて満身創痍の姿で現状を確認する。

 

 咳払いを一つ。マスターから手渡された柔らかな布で股を拭い、呼吸を整え彼女はテンションを元に戻した。

 

『ンっん、コホン。……あぁ~あ♡ そうですかぁ、またもや虞美人さん、おチンポの前に敗北してしまったのですね♡♡』

 

『そうですね、私としても悔しい思いでいっぱいです。ちなみにBBちゃん、あの二回戦目の男性はどこから?』

 

『先程の一生精液を無駄打ちしてそうなキモオタさんですかぁ?♡ 何てことはありません♪ 適当な現代に近い特異点から欲望を特に溜め込んでそうな可哀想な男の人に声をかけておいたんです♡♡』

 

『あぁーそういうことですか。……つまり例によって彼はBBちゃんとも?』

 

『目敏いですねぇセンパイ♡ その通り! 最初は本物の女のコと喋るのすら初めてでオドオドしてたんですが、グレートラスボス系後輩こと私が企画で使えそうだと思って誘惑してたら、彼の部屋に誘拐されて文字通りお便所として肉奴隷にされちゃいまして♡♡ 長年溜め込んでいたリビドー利用出来そうと思い今回オファーした次第です♡♡』

 

 次にBBちゃんが浮かべた立体映像は先程のキモオタとの常時の数々。

 

 リアルの血の通った女性と付き合う機会が無いからこそ、溜め込んでいた反動でBBちゃんに欲望の限りを尽くす姿が映し出される。

 

 全裸で首輪を付けられて調教されたり、裸よりも恥ずかしいフリフリの衣装でのコスプレセックスなどなど。

 

『それにしても、またもや派手に敗けましたねぇ虞美人さん♡♡ 見てくださいセンパイ♡ おチンポ様の事しか頭にないおマンコ顔してます♡♡』

 

 BBちゃんのコメントに併せて動くカメラ。

 

 モニターいっぱいに虞美人の醜態が映し出され、それに興奮を煽られた視聴者たちはオナニー相手として了承してくれた女性英霊達との交わりに更に熱が入る。

 

 BBちゃん不在の間の振り返りが終わった後、再び十分休憩を取ると言うことで映像はまた待機画面に。

 

 

 時間の流れが再び変化し、現実世界とは隔絶されたBBチャンネル空間で休憩を取り復活した虞美人。

 

「……ふぅっ……ちょっと。BB」

 

 長時間の休憩で素面に戻った虞美人が“どうせ聞こえているんだろう”とでも言わんばかりに中空に呼び掛けた。

 

 微かなザザッ……というマイクを弄る音。その後BBちゃんの溌剌とした声が響き渡る。

 

『はいはーい♡♡ 如何しました虞美人さん♡』

 

「この空間、ある程度アンタなら自由が効くんでしょ」

 

『えぇ勿論っ。何かご要望でも? 食事でもお花摘みでもお色直しでもなんでもどうぞ♡』

 

「だったら――――……」

 

 

――――……

 

 カルデア時間にして十分後。

 

 BBチャンネル時空にして一時間の休憩の後。

 

 二度目の休憩明けとなり、再び華やかなBBちゃんによる進行が行われる。

 

『さぁっ♪ 寝取られ三本勝負もいよいよ大詰め!♡ もう二度もおチンポに敗北した虞美人さん、全敗だけは避けたい所ですっ♡♡』

 

 その元気の良い進行に併せて画面は再びライブ映像へと切り替わる。

 

 そして、その画面に映った虞美人の装いに、マスターとBBちゃんの二人を除いてカルデアの視聴者達は目を剥いた。

 

 

 何故なら、虞美人の装いがあの露出の激しい黒衣から、扇情的な下着の役割を果たしていない純白の生き恥ウェディングランジェリーとなっていたからだ。

 

『こちらの衣装、虞美人さんからの申し出によりお色直し致しましたっ♪ センパイこちらの衣装に見覚えは?』

 

『コレは……あれですね。私との性行でチンポに嫁入りして彼女が今生を捧げてくれた時の衣装です。何かの作戦だったりするんでしょうか』

 

 

 乳首も尻も、濡れそぼった秘所も全く隠せていない、何なら着ない方がまだマシなこの衣装。

 

 相手を欲情させる機能しか備えていないこの嫁入り衣装。虞美人には、この姿に一つの狙いがあった。

 

(コレなら敗けない……アイツのチンポ嫁って事を強く意識して…………絶対耐えてみせるわ……! 全敗だなんてアイツの先輩としての、オナホ嫁としての沽券に関わるんだから……!!)

 

 一戦目はマスターとの開発が及んでいない箇所から崩され敗北した。

 二戦目はカルデアには滅多に無い不衛生な悪臭故に敗けた。

 

 であれば、次こそは自分を見失わずしっかりとマスターのオナホ嫁であるという自負を持って、最後まで耐え抜いてみせる。

 

 この衣装は、その自覚を自分に叩き込むために自ら申し出て着用したのである。

 

 

 BBちゃんの案内に従い、最後の戦場となる三つめの会場へと向かう虞美人。

 

 そして辿り着いた先のドアノブを捻り、身を投じれば彼女の前にはこれまでの部屋とはまた毛色の違う光景が広がっていた。

 

 

「ここは…………、……っ……♡」

 

 視界に映るは、“人”の使用する家具が一切設置されていない藁が敷かれた部屋。

 

 “ここで待機してください♡”とても言わんばかりに中央のスペースが開けられ、二本の柱を繋ぐように虞美人の腰付近の高さに一本の鉄製のバーが通されていた。

 

 次に感じたのはその匂い。

 

 人の匂いのそれではない。家畜の、牧場の、獣の匂いだ。

 

 決して良い匂いとは言い難い獣臭さを嗅ぎ、先程悪臭によるイキ癖を付けられた虞美人は反射的に股と吐息を濡らす。

 

『さしもの虞美人さんも面食らっているご様子っ♡ さぁそれでは入場していただきましょうっ、トリを務める三本目のおチンポ様は、この方です♡♡』

 

 BBちゃんの合図と共に、虞美人の入室した部屋の向かい側の扉、そのロックが外される。

 

 鉄製の門扉を開いて現れたのは、丸々と太った非常に大きな“豚”だった。

 

「…………そう。アンタが最後の相手ってわけね」

 

「フゴッ、プグッ」

 

 フゴフゴと鳴きながら登場したその大豚は非常に落ち着いた様子で、人類である虞美人を前にしても怯えたり暴れたりする素振りは見られない。

 

 鼻をしきりに動かして匂いを嗅ぎながら、ゆっくりと室内に侵入していく。

 

 

『ここに来て豚さんと来ましたか。BBちゃん、豚は結構暴れん坊だったりと、直接触れ合うには割りと危険だったりするんですがその辺のケアは大丈夫でしょうか』

 

『心配ありません!♡ あちらの豚さんは私が調整した凄ぉくお利口さんですから、人に危害を加えるような事は無いと断言しましょう♪』

 

 響くアナウンス。どちらにせよ性的な接触ならともかく、身体的な危害など直接的な暴力行為であれば彼女であれば容易に対処できる。

 

 むしろチンポで攻められるくらいなら実力行使で攻めて来た方が数百倍楽である。

 

 武力勝負であれば先程のチャラ男やキモオタであっても指一本で勝てるのだから。

 

『それでは準備は宜しいですかぁ?♡♡ 運命の寝取られ勝負、三本目……スタートッ♡♡』

 

『さぁどうなるか、目を離せない勝負に――――おやっ?』

 

『どうしましたセンパ――――んぶぅっ!!?♡♡』

 

 開戦の合図を告げた瞬間、BBちゃんが背後から何者かによって抱き抱えられ、クルリと反転させられると正面からキスされた。

 

 その闖入者とは、二戦目にて虞美人をチンカス掃除機へと堕としたキモオタであった。

 

『ちょ……今は――――んっぷ♡♡ ~~駄目ですっ……!♡♡ イッグ!!♡♡♡』

 

 虞美人同様、既に悪臭アクメを刻み込まれているBBちゃんはキモオタとのベロチューで敢えなくアクメ。

 

 全身をビクビクと震わせながら絶頂すると、股から小便を漏らしながら一瞬で無力化されてしまった。

 

 

『ぷはっ……。あ、あの……君がBBちゃんから聞くセンパイくん?』

 

『あぁハイそうですね』

 

『ちょっとまだヤリ足りないのでお借りしても……?』

 

『あー…………まぁ…………うん、いいですよ』

 

『あ、ありがとうございます……』

 

『一応あの、血が出るとか殴る系の怪我的な奴だけは……』

 

『あ、そ、その辺のリョナ趣味は無いんで……へへ……へ……大丈夫です……』

 

 ノッシノッシとキモオタに小脇に抱えられて連れ去られていくBBちゃん。

 

 二人は扉の向こうに消えていき、そしてしばらくした後に再び彼女の断末魔めいた無様な喘ぎ声が響いてくるのみ。

 

 再度司会進行が不在となってしまい、マスターは仕方無しにもう一度進行を務める事に。

 

 

 一方その頃、虞美人はと言うと。

 

(えーと……ここに四つん這いになればいいのかしら)

 

 既に開始の合図は告げられている。ルールに従って彼女は部屋中央へと移動し、豚と同じように四足歩行となってその豊かな尻を突き出した。

 

 床に敷き詰められた豊富な寝藁の存在で、素肌で両手両足で床に触れても全く苦にならない。

 

 

 万が一この四つ足の姿勢を維持出来なくなった時用の措置だろうか。

 

 彼女の身体の下には、股から腹部、腹部から頭部を通るように一つの縦長の寝台が用意されており、座面にはクッションも完備。

 

 高さとしては、両手両足で体重を支えている時は身体に触れず、力を抜いて倒れればすぐにそのままうつ伏せに身体を預けられるぐらい、といった絶妙な塩梅。

 

 

 これならば姿勢の維持に常に意識を割き続ける必要はないだろう。

 

 しかし逆説的に、これの存在があるという事は、両手両足で踏ん張れない程に追い詰められたとしても、寝台のせいで体勢を保ててしまい、ハメられる事だけに集中させられるという事でもあった。

 

 

 豚はフンフンと鼻息を飛ばしながら、虞美人の突き出された尻、その剥き出しの秘裂へ鼻を突っ込み匂いを嗅ぐ、荒々しく舌で舐めあげる。

 

「ッっ……~~……ん……♡♡」

 

 如何に間に休憩を挟みリセットさせているとは言え、一日で二度も違うチンポに完堕ちした身。

 

 彼女の中の雌はとっくに目覚めきって活性化しており、豚の舌による野性的な刺激だけで膣奥から透明なツユがこんこんと沸き出してくる。

 

 ぶちゅっ、じゅるっ、びちゃぢゃぷっ♡♡ と豚の激しい舐め上げが唾液と虞美人の愛液と混じり合って弾け、卑猥な音を響かせる。

 

 チン敗けした雌の放つ濃厚なフェロモンの刺激。そしてBBちゃんの調整により極度の発情状態を維持されている豚は虞美人を、目の前の種付けを待つだけの雌穴をメス豚と認識した。

 

「フゴッ」

 

 一声短く鳴いた豚は前足を浮かせ、直立している時の虞美人の腰ぐらいの高さにある鉄製のバーにかけた。

 

 来(きた)る衝撃に備え虞美人は歯を食い縛り瞼を閉じる。

 

 閉ざした視界の裏側に映るは、この豚のまるで特大メロンのような巨大な陰嚢。

 

 

(……大丈夫……いくらこの豚が大きくても…………確か豚は精液の量が多いだけで、おチンポ自体はコルク空けのような細い形状………………。最後の膣内射精の時に堕ちなければ勝機はある……。今生の私はアイツの嫁……人妻……堕ちない……堕ちないっ……)

 

 泣いても笑ってもこの勝負が最後。肉体はどうしようもなく発情しているが、思考だけは何とか冷静さを保っていた。

 

 静かに今の自分が何であるかを胸中で言い聞かせながら、彼女は深い呼吸を繰り返す。

 

――――いける。

 

 これまで意思を持った人間相手に手玉に取られていた虞美人だったが、ここに来て精神統一に成功。

 

 いつでも来い、堕とせるものなら堕としてみろ、と虞美人が意気込んだのと同時、そのタイミングでマスターからのアナウンスが入った。

 

『おぉーっと、ここで新情報です。BBちゃんの残した資料によると……? その豚さん、BBちゃん本人による交配実験を繰り返し、チンポを魔改造されているそうだ!』

 

「えっ?」

 

 ビタリ、と彼女の尻の上に生暖かい、湿り気のある重たい物体が乗せられた。

 

 何かと思って身体をよじって確認すれば、そこには彼女のイメージしていたワインのコルクを抜くような細い形状とは正反対の、巨大な渦巻いたドリルチンポがあった。

 

 例えるなら、童話のジャックと豆の木に出てくる、あの渦巻いた巨大な蔓に近い。

 

 彼女が抱いていた希望的観測は、あくまで“射精は凄くても竿自体は細いだろう”という前提で成り立っていた。

 

 だが、この獣の剛直はそれを真っ向から否定する。

 

 

 プギィと大豚が一声鳴くと家畜とは思えぬ巧みな腰使いでペニスの先端を虞美人の準備万端な仙女マンコヘあてがった。

 

「ちょっ待っ――――」

 

――――ずり゛ゅ゛ん゛ッッ♡♡♡

 

「お゛っ」

 

(あっ これ 無理っ 堕ち――――)

 

 豚の改造ドリルペニスが容赦無く突き立てられる。

 

 あまりのサイズ差に彼女の腹がボコォと膨れ、彼女の瞳がグルンッと上を向いた。

 

「ん゛、お゛お゛お゛ぉ゛~~……お……ッ゛……!!♡♡♡」

 

 一気に膣奥まで侵入したドリル豚ペニス。

 潰された彼女の子宮、そして卵巣が命乞いをするかのようにプリュンっ♡ と卵子を吐き出した。

 

 全てをなぎ倒す重機の様に、彼女の弱点まみれの膣壁を螺旋に抉り、一撃で最大の絶頂にまで連れ去られた彼女はただ呻くことしか出来ない。

 

――――ズに゛ゅる゛る゛る゛、るぅ……っ♡♡♡

 

「ぉ゛ぉ゛お゛っ!!?♡♡ ほ、ぉ゛、ぁ゛ぁ゛……!!♡♡♡」

 

 チンポを雌にハメたなら次に取る行動は引き抜くのみ。

 

 豚のドリルチンポが引かれ、ネジのように渦巻いた肉竿が虞美人の極上の快楽を与える無数の肉ヒダを削り、刺激を与えながら擦っていく。

 

 挿入の勢いで前につんのめさせられた虞美人の身体。

 少しでも刺激を和らげさせようと彼女はペニスが引き抜かれる動きに併せて腰を引くが、四つん這いの虞美人の可動範囲はたかが知れている。

 

 ましてや豚の長大な肉棒が相手ともなればすぐに限界は訪れ、彼女は腰をトントンと叩かれた猫のように限界まで尻を引いた無様な姿勢のまま尚も続くドリルチンポの感触に喜悦の声を上げた。

 

 常に処女のような締め付けと素晴らしい具合の絶世の名器の感触はどうやら、この雄豚のお眼鏡に叶ったらしい。

 

 カツカツと後ろ足の蹄を鳴らし、バーに掛けた前足の位置を調整。

 

 この至高の快感をもたらす仙女マンコを味わうべく、大豚は激しく腰を振り始めた。

 

「オ゛っ!?♡♡ ンお゛ォっォ゛っ♡♡♡ オ゛っ♡♡♡ 死゛っ♡♡ 死゛ぬっ♡♡♡ マンコ壊゛れる゛っ♡♡♡」

 

 四つん這いで限界まで腰を引いていたマンコに再び叩き込まれる剛直。

 

 ボコッ、ボコォ、と何度も腹部に陰影を浮かばせながら、彼女は豚の腹の下でチンポにより身体を揺さぶられた。

 

 不死の彼女が人の“女”としての終わりを直感しながら、豚のような叫び声をあげるのと対照的に股からは喜びの涙(アクメ汁)を迸らせる。

 

 弱点の抉り方はチャラ男以上。

 乱暴かつ動物的なピストンはキモオタ以上。

 

 余裕が無くなったらこの寝台に身体を預けようと思っていた彼女だが、早々に上半身をベッタリと倒れさせてオナホールのように抜き差しされるペニスの動きに引きずられて動くだけ。

 

 渦を巻いたドリルチンポは侵入時と引き抜かれる時とで膣壁を擦るベクトルが百八十度変わり、余すこと無く彼女の膣中を調教していった。

 

「お゛゛っ♡♡♡ お゛ほっ♡♡ ん゛お゛゛ぉ゛ぉ゛ッ♡♡♡」

 

 ただ挿入れられただけで、全身の細胞が喜びに打ち震えているのを感じる。

 

 落雷の衝撃にも似た直撃的な快感が虞美人の指先まで行き渡り、そのまま快楽の波は引かず、帯電するかのように甘く刺激的な快感がジワジワと残り続けた。

 

 また引き抜かれ、再度ズムッ♡♡ と虞美人のよわよわ子宮への的確な一突き。

 

「お゛ッ゛゛~~ごお゛っ!!♡♡♡ ん゛っ♡♡ ん゛ゥ゛ぐ♡♡♡ ィ゛っぎ♡♡♡」

 

(身体の中身゛っ♡♡ 全部チンポ扱くのっに゛っ♡♡ 使われッぇ゛♡♡♡)

 

 脳天から指先まで行き渡り、留まり続けるアクメの波に重ねるようにまた何度も何度も絶頂する。

 

 普通の人間ならば廃人コースまっしぐらの快感の暴雨に晒されながら、されるがままに喘いでいると豚は次の動きに移っていた。

 

 

――――ビルルルルッ……♡♡♡ ビュゥーーッ……コプッ……♡♡♡

 

「あ゛っあ゛っぁ゛っ……♡♡♡ だっ……射精しながら゛っ……動いてる゛っ……!!♡♡♡」

 

 豚のドリルペニスから既に精液が放たれ始めていた。

 

 しかしその射精はまだまだ序の口。

 

(水っウ゛!♡♡ み゛ったい、……な……♡♡♡ さ……サラサラしたのが……ッ!♡♡♡♡)

 

 豚の射精の第一段階、それは水のようなサラサラとした粘り気のない精液を放つ所から始まる。

 

 膣内洗浄の役割を持ち、この時点で一般的な普通の人間の射精量を上回る。

 

 そして第二段階。

 

――――ドブッ♡♡♡ ビュルルルルゥゥッ!!♡♡♡ ビューーーッびゅぐーーっ♡♡♡

 

「お゛ーーーーーっ♡♡♡ 重っ♡♡ 射精しッす……ぎ……ぃィィ゛っ……!!♡♡♡♡ お゛、ご……ぉ゛ぅ゛っ♡♡」

 

 確実に雌を受精させるためのドロリとした精液の射精に切り替わる。

 

『BBちゃんの資料によりますと、その豚さん。所有者であるBBちゃん“で”たくさん練習したためかなりのテクニシャンだそうです! そして、何より目を見張るのはその射精量と精液の濃さ!!』

 

 ただの豚でさえかなりの量と濃さを誇る。

 そこにBBちゃんお手製の改造と改良が加わり、普通の豚とは一線を画していた。

 

 超絶特濃の、指で掬い上げられるレベルの精液が虞美人の子宮へと注ぎ込まれ、卵管までをも満たしてなお、射精は続く。

 

「お゛っ゛゛…………!!♡♡ イグ……いぐ……!♡♡ ん゛おぉ゛ぉ゛……♡♡♡」

 

 外から見ても分かるほどにみるみる虞美人の腹が膨れていく。

 

 妊婦の赤子の成長の様子を早送りでもしているかのように。

 

(やっ゛ば……!!♡♡ 内っ蔵、圧迫され……♡♡♡)

 

「ゥ゛……ぶっ……ゴ、ポッ♡♡♡」

 

 耐え切れずに虞美人は一つ前の戦いで飲まされたキモオタザーメンを吐き出した。

 

 胃液と混ざったドロドロのザーゲロを吐き溢し、遂に力を失って彼女はベシャリとザーメンの中へ突っ伏した。

 

 間と運の悪い事に、彼女は既に悪臭に対する耐性さえも下限を通り越して脆弱になっていたせいで、再び臭いアクメが再発してしまう。

 

 射精の勢いは止まらず、リッター単位で彼女の胎に大質量着床確実ザーメンが吐き出され、最終的に虞美人のお腹は臨月の妊婦のように。

 

 最後の三段階目。

 

 ゼリーのような固形物に近い少量の射精。

 

 それは的確に虞美人の子宮口を塞ぎ止め、豚ザーメンで出来た肉袋が出来上がった。

 

 

 豚は満足したように腰を引き、~~ヌ゛ポンっ♡♡♡ とドリルぺニスを引き抜いた。

 

 “ン゛ひっ♡♡”と反応ではなく反射による呻き声。

 

 精液をミッチリ詰め込まれたお腹を下に寝台に倒れ子宮を自重で圧迫するも、子宮口に固く蓋をされた彼女の膣からは一滴の精液も盛れ出ない。

 

 出てくるのはドロリと真っ白に濁った虞美人の本気汁のみ。

 

 ザーボテ腹がつっかえて、四つん這いだった虞美人の足はプラプラと中に浮いて尻を突き出し、突っ伏した上半身はザーメンにまみれて図らずも土下座のような無様な姿勢に。

 

 

「ォ゛……ぉ……、……♡♡♡♡」

 

 

 白む視界の中、虞美人の脳裏にはとある光景が映っていた。

 

 ドスケベウェディングランジェリーを着た自分が、孕んだ証の大きな腹をぶらさげて家畜小屋で四つ足で歩いている。

 

 その表情には普段の気品やツンとした人を遠ざける刺々しさは欠片も残っておらず、トロンと目尻を下げた幸せそうな雌の顔。

 

 瞳にハートマークを浮かべてだらしなく舌を垂らし、共に過ごしているのは今まさに自分を犯している雄豚だ。

 

 豚が幻想の中の自分に舌を伸ばせば、すかさず自分も微塵も嫌悪感を見せずに喜んで舌を絡め、ビチャビチャと口づけを交わす。

 

 豚を伴侶として二足歩行であることを捨て、四つ足で末長く番として繁殖相手となり過ごす自分は、とても幸せそうな表情をしていた。

 

 求められればすぐ子宮を使わせ、子を孕むだけの幸せな新婚生活の幻視。

 

 

 そんな未来を自然と想像しながら、彼女は意識を失うのだった。

 

 

『これは……』

 

 特別観客、兼、現在BBちゃん不在のため司会進行実況解説審判を務めるマスターが改めて虞美人を注視する。

 

「っ♡♡ ゛♡♡♡ !゛♡♡♡ ぁ゛、ェ゛?♡♡♡♡ んぎ♡♡♡♡」

 

 豚は再度種付けを再開していた。

 

 ザーメンで大きく膨れたお腹。

 

 力無く寝台に身体を預け、上向いた瞳は戻らず、だらしなく開いた口の口角は嬉しそうな笑みに持ち上げられたまま。

 

 突き動かされるままにユサユサと動かされ、肉体の反射と快楽信号による刺激でヒクヒクと全身を震えさせる虞美人の姿は、まさに完全に堕ちたメスそのものであった。

 

 当然獣は言葉を喋らない。勿論こちらに下るように言葉で揺さぶりをかけることもない。

 

 故に先の二つの戦いよりも特に虞美人の様子が大きく勝敗に関わってくるのだが、当の虞美人は誰がどう見ても完敗していた。

 

 あくまで“今”のマスターは公正にジャッジを下す審判であり、彼は断腸の思いで私情を抑えて試合終了を告げるブザーのボタンを押す。

 

『……っ虞美人選手、試合続行不能! 豚チンポノックアウトにより、……~~っ……敗北決定とします!!』

 

 

 カンカンカンカン、とどこに仕掛けていたのか響き渡るゴングの音。

 

 チンポをおっ勃たせながら応援していたカルデア職員達、ハメられながら食い入るように痴態を見つめて興奮しつつ応援していた女性サーヴァント達。

 

 その全員が彼女の敗北を惜しんで落胆の声を上げた。

 

 浮かび上がるパネル。虞美人に三度目の敗北を意味する三つ目のバツマークが記され、モニターには彼女のアへ顔が大きく映し出されるり

 

『惜しくも三本勝負、全ての勝利を逃してしまう結果となってしまいました……! しかし健闘してくれた虞美人選手の勇姿は視聴者の皆さんの心、そしてカルデア共有アーカイブに深く刻み込まれたことでしょう! 皆さん、果敢にチャレンジに挑んだ虞美人選手に拍手を!!』

 

 BBちゃんが読み上げる予定であった台本を代わりに読み上げて企画を進めるマスター。

 

 惜しみ無い拍手が彼女に送られ、マスターはそのまま台本と説明書通りに機材を弄りながら企画を締めた。

 

『え~……第一回寝取らせ三本勝負は以上を持ちまして終了となります。挑戦者募集中、我こそは! と言う方は、ワタクシに――あ、違う俺じゃない。えー……っと……企画進行を努めたBBちゃんの元へお願いします。それでは皆さん、また次のBBチャンネルをお楽しみに―!』

 

 

――――……

 

 

 大成功に終わったBBチャンネル、寝取らせ三本勝負。

 

 企画が終わりカメラを切って、虞美人を救出。

 

 躾が行き届いているのかそれとも知能が高いのか。予想に反して虞美人をハメ堕とした豚は、マスターが部屋へと訪れ彼女を解放するように頼むとアツサリ言う事を聞いてくれた。

 

 呆気に取られながらもお礼と労いの言葉を告げると、豚は“プギィ”と短く鳴いて部屋を後にした。

 

 意識を失った虞美人を更衣室へ寝かせ、BBちゃん不在のため時間を弄ることも出来ないため、現在二時間ほど誰もいないスタジオで待機中である。

 

「…………ん。来たかな」

 

 通路の方からペタペタと裸足の足音が響く音。

 

 ガチャリとドアが開かれ、そこには虞美人が立っていた。

 

「お疲れ様パイセン」

 

「……………………」

 

 いつものパイセン言うな、というお決まりの返事が返ってこない。

 

 彼女の装いは元の第二再臨、露出の激しい黒衣へと戻っていて、右手を左肘の辺りに手を添えて所在無さげに立ち尽くすのみ。

 

 言い訳の余地も無い程に全戦全敗を喫した彼女は非常にバツの悪そうな顔をしており、その負い目から目も合わせられない様子。

 

「あれっ、先輩お腹………それに身長も少し小さく……更衣室で自爆してリセットしました?」

 

「…………」

 

 マスターの言葉は当たっていた。

 あのままでは素面に戻るのに何日かかるか分かったものではないので、更衣室で自爆して肉体そのものをリセットしたのである。

 

「………………」

 

 “だから敗けるって言ったでしょうが”

 

 そう言ってやりたい気持ちだったが、それでもチンポに敗けてアッサリ堕ちたのは自分である。

 

 チャラ男のセフレ兼、キモオタのチンカス掃除機兼、豚のぺニスケース嫁となった彼女は、マスターに対し斜めに向かったまま小さく溢す。

 

「…………どうだったのよ。アンタのお望み通り、ちゃんと出てやって最後まで戦ってやった先輩、オナホ嫁に対して何か言うことは」

 

 結局口に出せたのは誤魔化しの言葉だった。

 

 ぶっきらぼうな口調になってしまったがその声音に普段の威勢は無く、立ち姿もどこか頼りない。

 

「最ッッッ…………高でした。正直今すぐにでもシたいです俺」

 

 それに対してマスターは正面から虞美人の両手を取り、鼻先が触れ合う距離にまで顔を近づけハッキリと感想を告げた。

 

 あの自分の痴態が、チンポに敗けて寝取られた事実が彼にとって興奮を煽る素晴らしいスパイスになったのだと実感した彼女は、向き合って至近距離で見つめてくるマスターから一度下へ視線を反らし、そして目を合わせる。

 

 マスターは続ける。

 

「今晩お相手お願いしても?」

 

「……好きになさい。と言うか、取り返しなさい。この偉大な先輩が、誰のセフレで、チンカス掃除機で、ぺニスケースで、生オナホなのかを」

 

「えぇ。安心してください。例え何百回寝取られようと、必ず最後には上書きして取り戻しますので」

 

 そう言ってマスターは虞美人の肩を抱いて隣に並び、虞美人もマスターに身体を預けながら帰路につく。

 

 その日、虞美人はマスターのチンポへ再び嫁入り宣言を果たした。

 

 淫呪と令呪で徹底的に、霊基の根幹から誰の所有物なのかを刻み込まれた。

 

 

 マスターの部屋からはモニター越しではない、虞美人のナマの肉声による凄まじい喘ぎ声が途絶える事無く響き続けていたという。

 

 

 

――――……

 

 

 マスターと虞美人の二人がBBチャンネルスタジオから退出してから少し経った後。

 

「はー……はぁ゛……う゛、くぅ♡♡ や……やっと解放されました……♡♡」

 

 企画も終わり照明も落とされ人のいなくなったスタジオに、キモオタからようやく解放されたBBちゃんが帰還する。

 

 杖をついてガクガクと下半身を震わせながら、魅惑的な肢体に快楽の余韻を残したBBちゃんは台本が残された机へと向かった。

 

 

「び、BBチャンネルを締めてくれたのは助かりっ、ン゛!♡♡ ……っはぁ……ましたっ……♡♡ つっ次からは……――――んヒぅ゛っ♡♡♡」

 

 ブピッ♡♡ と下品な音を立てて散々詰め込まれたキモオタザーメンをマンコから溢れさせ、彼女は不定期に訪れる快楽電流に、机にガタッ! と突っ伏した。

 

「……、次っから、は…………はぁ……♡♡ スタジオと……舞台の空間を……直通にするのは…………ぅ゛くっ…………やめておきましょう……♡♡♡」

 

 思い付きで始めたこの企画。

 まだまだ改善の余地はあるらしい。

 

 彼女は震える手で卓上に残された台本を手に、まだ何か目的を残した様子の笑みを浮かべていた。

 

「ふ……ふふ……ッ♡♡ こうしてはいられません…………、早速センパイのお部屋へ……♡」

 

 今回の寝取らせ三本勝負、それはどうやら彼女にとっての最終目的では無かったらしい。

 

 この後に控える目的を目前にして、BBちゃんは淫猥ながらもラスボス系後輩に相応しい邪悪で、それでいて悪戯っ気のある可愛らしい表情でBBチャンネルスタジオを退出しようと踵(きびす)を返す

 

 

 その時。

 

「プゴッ、フグッ」

 

 いつの間にか後ろにいたあの三回戦目にて虞美人を堕とした改造雄豚がBBちゃんを押し倒した。

 

 只でさえ余韻アクメで震える弱体化した身体。

 幾度と無くお仕置きックスで苛め尽くされたクソ雑魚マンコ。

 

 そしてこの豚を育成するために自分の身体を使った影響でもたらされる快楽を知ってしまっている肉体。

 

 抵抗など出来る筈も無かった。

 

 

「キャッ!!? ~~ちょっ、また!? 待ってくださっ! 私この後センパイと――――んお゛ぉ゛っ!?♡♡ お゛っ♡♡ おぉ゛っ、待゛っ♡ 待っで……!!♡♡♡」

 

 再び始まるメス豚の喘ぎ声と番である雄の豚の鳴き声。

 

 激しい種付け交尾の音。

 

 

 パサッ、と犯されているBBちゃんの傍らに落下する、今回の寝取られ三本勝負の台本。

 

 念入りに読み込まれた証の残るその台本は、落下した衝撃でパラパラとページがめくれる。

 

 最後のページの片隅にはBBちゃんの可愛らしい手書き文字で、

 

 

“最後はオナホ嫁を寝取られてショックを受けているセンパイの部屋へ行き、慰めつつ揶揄(からか)いイチャラブックスで私の虜にして完っ♡”

 

 

 と書かれていたが、その台本もすぐにBBちゃんと一緒に、溢れ精液に飲み込まれてしまうのだった。

 

 元々BBちゃん自体が頻繁に暗躍したり企み事したり企画を催したりで、一日二日カルデアから姿を眩ますことは珍しくない。

 

 そしてそれだけ消息不明になっても誰も心配しない程に、彼女のスペックは高い。

 

 

 ヴン……、とBBチャンネルスタジオのカメラと照明が勝手に起動する。

 

 “何時如何なる時も何人であろうとも、このBBちゃんの領域内で起こる痴態は見逃しません♡♡” として、彼女本人が仕込んでいたプログラムによって、仕様通り撮影が開始されたのである。

 

 

 結果、彼女は最終目的のマスターへの逆襲を行うことも出来ず、ここから数日に渡って豚に犯され続けるのだった。

 

 彼女の所在が明らかになったのは、“どこかからBBちゃんの豚姦激シコ無修正AVがカルデア共有アーカイブに自動アップロードされてる…………”とカルデア職員が気付いてからだった。

 

 

「つっ、次こそはぁぁあぁあぁああぁーーっ♡♡♡」

 

 

 

――――……





私のツイッター(twitter/boro_soboro)のお題箱にボンボン性癖を投げつけてくれて心より感謝を。
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