(彼岸島のモブみたいに突然名無しのモブに性癖が生えてくる事はあります)
原作の他の男性キャラも出ません。が、一般職員みたいな名無しのモブは出ますんで相手がマスターだけじゃないとダメだって人はご注意ください。
想定通りカルデアに召喚された殺生院キアラはそこで想定外の事態に陥りとてつもない弱体化を招き、一方的にハメ倒されて屈服させられ前後不覚にさせられた挙句、何やら淫紋のようなものまで刻まれてしまった。
それを受けて彼女は、快楽の獣の名に於いて必ずここを掌握してみせると決意する。
そんな出来事があった翌日、彼女はカルデアの見取り図を片手に白い廊下を歩いていた。
時刻は午前十時過ぎ。
マスターからもらった見取り図から視線を外し、キアラは歩きながら窓の外を眺める。外は昨日と変わらず強く吹雪いているまま。
コツコツと白いヒールがカルデアの無機質な床を叩く。
マスターに犯され絶頂地獄を味わい、酷く体力を消耗していた彼女はあの後案内された自分の部屋に着くなり即眠りについた。
その後起床すると、自身の愛液とマスターの精液で汚してしまった魔力で編んである尼僧服を再構築して汚れを落とし、風呂に入って身を清め、茶を淹れてようやく一息ついたところ改めて彼女は今後のプランを考えた。
まず何よりも優先すべきは自身のスペックの回復。
最も得意とする分野であるはずの快楽への耐性は大きく下がり、単純な強さでもマスターに簡単に組み伏せられる程に落ちている。
元々は魅惑的な肉体に卓越した人心掌握術、相手の五感全て(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)を誘惑し、その中の一つでもその色香に惑えばたちまち相手を妄信的な信徒にして魅了するという様々な技能を揃えた非常に危険な存在だったのだが、今の彼女はピースの欠けたパズルのようなもの。
話術やセラピストとしての技術を用いた人心掌握術は、それ単体では流石に命を
快楽に対して全体的にクソ雑魚と化したこの身体では肉体で堕とそうとしても自分が先に速効で堕ちる。
加えてその他人を誘う色香はサーヴァントのスキル由来のものではなく彼女自身が持つ天性のもの。いわばパッシブスキルのようなものでオンオフの切り替えは不可能。
他人の肉欲をそそるエロい身体をしているクセに犯されれば簡単に堕ちるというハードモードな状況を脱するためにも、まずは霊基を強化する事から始めなければならない。
将棋で言うところの王将であるマスターを落とすのはその後だ。
まずはこのカルデアという組織を運営するにあたって縁の下の力持ちとして機能している一般職員達を陥落させ、霊基を強化するのに効率と都合の良い下地を作るというのが今回の彼女の目的だった。
今現在彼女が向かっているのは、一般職員達が使用している共同部屋。
幾つか存在する五十畳以上の大部屋の内の一つ。マスター以外の一般職員は個室のようなものは与えられておらず、そこで共同生活を送っているらしい。
個室の与えられているサーヴァント達やマスターとの設備の格差に対して不満があるかと言えばそうでもないらしく、
マスターは日々活動を支えてくれる一般職員達に常に感謝し、一般職員達は自分には出来ない危険な仕事などの矢面に立ってくれるマスターやサーヴァント達に感謝を抱く、非常に良好な関係と言えよう。
到着したキアラは一旦扉の前で立ち止まり、改めて視線を手元の見取り図と目の前のエアロックの扉の上にあるプレートの間を行き来させた。
”一般職員室”
簡素にそれだけが書かれており、見取り図とも一致する。
殺生院キアラは軽く扉をノックする。コンコンと軽く丸めた右手の第一関節で叩き、少し待てば
開いたドアの向こうには一人の男性。その男の肩越しに非常に広い大部屋の内装とこちらを窺う他数人の男性スタッフの姿が見えた。
「初めまして。
しゃなり、と清らかな衣擦れの音を立ててキアラは片手を差し出した。
柔らかな所作と後光すら差して見える微笑み。出迎えた男性スタッフはその美しさと艶めかしさに一瞬呆気に取られた後、名乗られた名前を思い出すと我に返って慌てて彼女の手を握る。
「————あ、あぁ! 貴方が殺生院キアラさん! マスターくんから話は聞いてますよー、わざわざご丁寧にどうも」
ニコニコと歓迎ムード全開の男性スタッフ。
そのまま彼女は予定通りに男性スタッフに迎えられて部屋の中に。内装はそちら方面の心得があるスタッフが改装を施したらしく、最初はただ広かっただけの大部屋が幾つかの区画に分けられて充実した生活スペースと化していた。
睡眠をとるためのベッドスペース。電気ポットやIHヒーターを完備した料理スペース。読書を楽しむための書籍を集めた読書スペース。そして一番広い、シェアハウス等によくある大きいテーブルを中心に複数のソファやチェアが配置された共同スペース。
テーブルを囲んで談笑していたらしい男性スタッフ複数人は快く彼女の来訪を歓迎し、コミュニケーションの場が生まれた。
元々ゼパ……なんとかのせいで変生してしまう前から海底油田基地セラフィックスにてセラピストとして働いていたように、対話能力は非常に高い。こことは異なる月の裏側の世界の自分をダウンロードしたのも手伝ってコミュ力に関しては現在のカルデアのメンツを見ても随一と言える。
その場その場で最も適した話題選出、言葉遣いと間の取り方、適した受け答えにより
(…………この方々から微かに香るこの性臭はなんでしょう……? 新しいというか匂いがついて間もないと言いますか……一般職員の方々の個人スペースですし、してても別に不自然ではありませんが……)
彼女の鼻孔に届くよく知った香り。
それが今する事にほんの少しの引っ掛かりを覚えるキアラだったが、この場で唐突にその出所を追求するのも言及するのも不自然で、今抱えている目的にとって重要な事柄でもないのでスルーすることに。
そしてそうやって話が弾んでいる内に彼らとキアラの物理的な距離は少しずつ縮まり、気付けば彼女の両隣を一般職員が挟んで座っていた。
両サイドを挟んだ職員の手は彼女の柔らかな太ももを揉んでいたり背中から細いウエストに手を回していたりともはや彼女へ向けている欲望を隠そうともしていない。
他の職員達も歓迎ムードやキアラへの好意的な感情はそのままに、向ける視線はどれも豊満な胸や腰に向けられている。
「ん……っふぅ……♡」
彼女自身もそのボディタッチに抵抗する事もなく、撫でるように全身を触られて思わず漏れる艶に満ちた吐息。ただ触れるだけの刺激で思わず下腹辺りがズクンと疼いた。
出会ったばかりの男たちに体をまさぐられるという、普通の女性が相手なら身の危険を感じて即座に離脱を図るであろう場面。
しかし彼女はそれを無理に拒否することなく、甘んじてその柔らかな刺激を受け入れる。
予想に反しておおらかに受け入れたキアラに周囲の職員達は更にボーダーラインを測ろうと段階を進めた。
「キアラさんって自分が滅茶苦茶エロいって自覚ある? 身体つきは勿論、声も所作も吐息も雰囲気も色気すっごいんだけど」
「っ……ぁあん♡ もう、いけませんよ、そのように女性の体を無遠慮にまさぐっては♡ ……んっ♡」
決して拒絶はしない。好きに欲望はぶつけさせる。しかし何もかもを思い通りにはさせない。狙いはこうして殺生院キアラという女の体を味合わせつつも、前回マスターにやられた時のように自分が手玉に取られないよう気だけはしっかり保つこと。
既に撫でられるだけでも万全の状態の時の最高に気持ちいい時と同じくらいの満足度を感じていたが、彼女は強固な自我で何とかとどまっていた。
嫌がったり抵抗するどころか歓迎的なその様子によりハードルの下がった職員達。両隣の職員以外の者たちも椅子から立ち上がり、彼女の肉体へと群がった。
一人がキアラ達の座っているソファの後ろに回り込み、後ろから彼女の爆乳を尼僧服の上から鷲掴む。成人男性の目いっぱい広げた手のひらでも包み込むことのできない彼女の乳房は力を籠めればムニュリと抵抗することなく指を沈み込ませ、なおかつ力を抜けば跳ね返してくるようなハリの強さを男性職員の無骨な手に伝えた。
対面に座っていた者や他の者たちは慣れた様子で邪魔なテーブルや椅子をどかして空間を作り、思い思いに彼女を官能に上り詰めさせようといじくっていく。
遂には座らせているソファも邪魔だと言わんばかりにキアラの尻を揉み込みながら持ち上げて彼女を立たせ、ソファもどかして周囲を完全に取り囲んだ。
尻を、胸を、性器をいじられていく中で一人がグイと彼女の頬を人差し指と親指で掴んで引き寄せ、無遠慮に唇を重ねた。
「ンンっ、 んちゅ、ちゅじゅるっ……んふぅぅ……ッ♡」
(大丈夫……まだ耐えれる……っ♡ この殿方たちを篭絡するためにも意識だけはしっかり保たないと……♡♡ まだ二回甘イキしただけ……っ♡♡)
男性職員と唇を交わし舌を絡め、送られてくる唾液を受け入れつつ自身のものも送り込む。
既に目覚め切っていた彼女の体は全身への断続的な刺激にを全て余すことなく飲み込み、際限なく上り詰めさせていく。
一人の職員が彼女の秘裂に指を挿入れた。しかし激しく掻き回すことワケでもなくぬぷっ♡つぷ♡と人差し指の第一関節までを入れるのみで、膣中を弄る事も無くただ本当に出し入れするだけ。
いまや簡単に爆発させる事の出来る彼女の快楽の爆弾には敢えて触れず、甘い刺激のみを送り続けて弱火でジリジリとした刺激を与え続けていた。
その動きはどちらかと言えばただ弱い責めで焦らそう、というものではなく寧ろ、丁寧に快感を積み上げていく入念な調理のような愛撫。
その全てはフェザータッチながらも巧みなテクニックで確かに快感を蓄積させており、彼女自身も熱が次第に高まっていくのを感じていた。
両脇を挟んで胸を触っている男性職員にしたってそうだ。柔らかさや重たい質量を愉しむかのように揉みつつも指の腹でミルクラインを撫で上げ、舌でスペンス乳腺を舐めていく。乳首に触れることはせず、ピンク色の乳輪を沿うようにクルリクルリと撫で上げる。
只でさえ自身が快楽の為に作り上げた身体である。開発しなければ本来感じるまでにはいかない部位でさえ自分で開発済みで、耳や首筋を撫でられたり背中を
そんな状態で責められ続け、もう十分に温まっただろうと判断した職員達はアイコンタクトで合図を送り合う。
「————えっ」
ずちゅんと彼女の秘裂を甘責めしていた指を深く挿入れてGスポットを擦り、他の人物が親指で勃起し切って剥き出しのクリトリスを押し潰す。両脇で胸を弄っていた二人が左右同時に触れずにいた乳首を人差し指と親指で思いっきり摘まんだ。
今まで直接的に触れずにいた特に敏感な箇所に一気に負荷をかけられた事で、鉄砲水のような怒涛の勢いの快楽に襲われて思考を押し流される。
「んっぎ♡♡♡♡ッッッ……~~~~~~~ッッ!!? ♡♡♡」
強烈な絶頂を味わったキアラの瞳はグリンと上を向き、歯を食いしばって快感の爆発に身悶える。
プシィィィッ!! と勢いよく噴き出した潮は彼女の尼僧服のスリットの布をより黒く染めあげ、彼女の足元に水たまりを作り上げた。
誰がどう見てもイッた。説明すら不要な程に、派手にイッた。
「おぉーイッたイッた。深イキしたね」
「いやぁここまで気持ちよくアクメしてくれるとこっちも気持ちいいな」
「おわっ、ザーメンみたいな粘度の本気汁出てる」
一気に力の抜ける彼女の体を支えたまま、一般職員達は笑ってキアラの胸や尻を揉みながら復帰を待つ。
へっ♡ へっ♡ と犬のように舌を出したまま浅い息で何とか息を整えつつも、彼女は自意識をハッキリ保つために思考を続けていた。
(あっ……頭がクラクラする……っ♡♡ だめ……ダメですっ♡♡ 流されるのだけはぁっ♡)
スリ……♡と彼女の白魚のような指が周囲の男性達のズボンの上からペニスを撫で上げた。
アクメさせたと思ったその直後に向こうからの刺激が与えられ、思わず職員達は”うぉっ? ”と情けなく声を出す。
アクメで仰け反っていた姿勢からユックリと戻る彼女は、息を絶え絶えにしつつもしっとりとした笑みを崩さず、劣情を誘う色香に溢れた声を職員達の耳に滑り込ませる。
「ふ……ふふふ……っ♡ もしお望みであれば……っ、もっと……御奉仕致しますわ……♡♡」
虎穴に入らざれば虎子を得ず。彼女は既に深い絶頂を味わいグロッキーだったが、一つの”望み”を頼りに彼らの相手を続ける事を選択した。
当然キアラの狙いを把握してない一般職員達からは”新しく来たサーヴァントは性におおらかで、むしろ彼女から身体を使って奉仕してくれようとしている”と言う風にしか見えない。
警戒心を更に一段階下げられた職員達は顔を見合わせ、そして”いい人だな”と笑い合った。
「キアラさんとマスターくんと契約した際、
「はっ……はぁっ……♡ い、淫……呪、とは……? ♡ ”座”からの情報にもありませんでしたが……はぁ……♡」
初めて耳にするワードにキアラは朦朧とした状態ながらも聞き逃さないよう聞き返す。
そのリアクションを受けて職員達は忘れてたという風なリアクションと共に説明を始めた。
「マスターくんから何か刻まれなかった? 身体の見える場所に紋様が浮かぶから分かると思うけど……」
その説明を聞いて彼女は先日のマスターへ白旗を上げた時の事を思い出す。確か下腹部の位置に子宮を模したようなピンク色の紋様が浮かび上がっていた。そしてマスターはそれを見て「良い感じに定着したね」と言っていた。
職員達とマスターの言動からして、思い当たるのはそれしかない。
彼女は自身のコンディションを再びニュートラルに戻して整える目的も兼ねて詳しい説明を要求した。
職員達からの説明を聞くに、要は”淫呪”とはマスター契約を結んでいない他複数の人物とも結べる性的な方面限定の簡単な命令権、操作権のようなもの。
一時的にでも性的に屈服させた相手に刻める物であり、その紋様はサーヴァントの肉体のどこかに浮かび上がる。
当然令呪の方はマスター適性のあるマスターしか持っておらず、非常に強い強制力を持ち反抗の意思を持つサーヴァントでも一部の例外を除いて無理矢理従わせることが出来る。一日一画回復する代わりに回数制。
淫呪はマスターを含め誰でも相手に刻むことが出来る、要は誰でも使えるが令呪の様に自害を強制させる事など到底不可能な完全服従の強制力もない。出来る事は色事方面のみ。
あくまで個人間の契約のため、仮に十人の男性が一人の女性サーヴァントに淫呪契約を結ぼうとした場合、契約を交わす作業を十通り行う必要がある。————個々人で合計十回屈服させ同意させる必要がある。当たり前だが屈服させられなかった者は淫呪を刻めない、従わせる事も出来ない。
淫呪が浮かび上がる場所は対象となるサーヴァントによってバラバラ。
まぁ早い話が、”私はこの人に堕とされました♡”という烙印みたいなものと思えば分かりやすい。
(なるほど……。少なくともあちらが淫呪契約? とやらを私に欲しているのなら——それを渡すか否かの決定権が私にあるのなら——それは十分に交渉材料となり得る。こちらに有利に事を進める事が出来る…………。……使えますね…………)
男性職員達からの責めも一旦止まり、冷静さと思考が出来る余裕を取り戻したキアラは胸中でその新たな情報を即座に今後の作戦に組み込んで考えを進めた。
そのような思考を進めているとは表情には一切出さず、男性職員達は本格的に楽しもうよと彼女の背中に手を回し、手を引いてベッドスペースへと向かう。
「まぁこのカルデアに来たばかりでいきなりそんな選択を迫られても困るだろうし、すぐに返答しなくてもいいよ。まずは楽しもう」
共用スペースの片付けもそこそこに、キアラを中心に置いた一同は簡単な壁とドアで区切られたベッドスペースへの扉を開いて中へ足を踏み入れた。
「あらあらまぁまぁ…………」
彼女の目の前に広がる光景は、このカルデアの実情を如実に表していると言っても過言では無かった。
等間隔で置かれた二段ベッドの数々。男所帯らしく一つとして綺麗に畳まれている毛布は無くベッドのフチから垂れ幕の様に垂れ下がり、何なら枕すらも床に転がっている始末。
————などの男所帯にありがちな粗雑な風景にキアラは意表を突かれたのではなく、彼女が予想外だったのは、二人の精液まみれの女性サーヴァントの存在だった。
「ふ……ぅ゛……♡ は──っ……はっ……♡」
「あ゛ひっ♡ んぉ゛っ……♡ ぉ……ぉっ……♡」
革製のベルトのような拘束具で左右の膝をそれぞれ左右の肘に結び付けられ、強制的にまんぐり返しの姿勢を取らされている状態でいた古代ウルクの女神、イシュタル。
ほぼ水着に近しい露出度の普段着は脱がされており、ぐずぐずに蕩けたマンコとアナルを晒した無様な姿勢で床に転がっていた。
その反対側のベッドでは露出度の高い修道服を精子と体液で汚し、浅い息を繰り返しながら余韻に呻き続ける聖女、マルタの姿が。
スタイル抜群のハズの彼女だが、何故かベッドの上でヒクヒクと痙攣を続ける彼女のお腹は不自然に膨らんでおり、胸は本来のサイズより一回り大きくなって乳首からは白濁した液体を垂らしていた。
どちらも散々男性職員達に使われたのか大量の精液を秘裂と肛門から溢れさせており、ビクンと痙攣する度にブピッ♡と卑猥な音を立てて噴出していた。
男性職員達は特に何かマズい物を見られたとかその類の慌て方をする事もなく、非常に軽い様子で平然としている事から、特に何か彼らにとって不都合な物でもないらしい。
「ふぅ……ふぅ……! ♡ ど、どこに行ってたのよアンタら……!! ♡」
意識を失っていなかったらしいイシュタルが職員達の入室に気付き、拘束され秘所をさらけ出したままの姿勢で睨み付ける。
いつもの勝気に吊り上がった瞳や表情はどこかトロンと快感に赤らめており、職員達に投げつけた責めるような言葉も吐息交じりのしっとりとした色気を孕んでいた。
「あー……ほんっと申し訳ないイシュタル様。完全に忘れてた」
「アンタらねぇ……!! この金星の女神、イシュタル様を代わる代わるハメてアクメ地獄で屈服宣言までさせておいてこんな形で放置するなんて……!! しかも忘れてたって……!」
濡れた吐息と声音のまま彼女は文句を言い続ける。しかしそれを言ってる本人の体勢も話す内容も完全に堕とされた後のソレであり、キッと睨み付けるその眼差しも体で
更にキアラは、こちらに一見強気な姿勢でいるイシュタルの右のふともも、その外側に濃いピンク色の淫呪が刻まれているのを目にした。つまり、それは先ほどの説明が嘘でなければ彼女本人が彼らに対して過去に最低一度は屈服させられているという事の証左に他ならない。
男性職員達複数名の内、二人ほどが他の同僚たちとキアラ、そしてイシュタルの間を視線を行き来させた後、顔の前で手刀を切って申し訳なさそうにイシュタルの所へと歩いていく。
「悪い、おれ人数多いしイシュタル様使ってるわ」
「俺もそうするわ。放置してたお詫びしないと」
近寄った男性職員は手慣れた様子でベルトを外して下半身を露出しながら、まんぐり返しで大開脚したままのイシュタルに近寄って正面から腰に手を回して軽々と抱き上げ、その場から掃けて行った。
「ちょっと!! ”使う”ってアンタらこの女神に向かっ————お゛ぉっ♡ 待っ……!! 待゛って゛……!! ♡♡ オっ、オナホにされてる……っ゛♡♡ 美と豊穣の女神たる私がっ♡♡ 人間達の性処っ……理ィッ…………道、具にぃっ♡♡♡」
「あーマジ女神オナホ最高」
「時間経ってるけど具合どうよ?」
「全っ然問題ねぇ。愛液でトロットロのくせして締まりキッツキツのまま」
ベッドルームから離れていくイシュタルと二人の男性職員達の声。腰をぶつける肉の音と弾ける愛液の汁音。
他の職員がベッドで膨らんだお腹が下にならないよう横に寝転がって呻くマルタの様子を確かめるが、彼女はアヘ顔で気絶したまま意識は帰ってきていないようだった。
(あの方の淫呪はお尻の右側に……少なくとも浮き上がる場所に個人差があるというのは事実のようですね。……しかし気になるのはあの方の膨らんだお腹…………サーヴァントは妊娠しない筈……となるとあのお腹は浣腸か何か……?)
「まずはじゃあ二人同時にお願いしようかな。 お願いキアラさん」
「————え。あ、えぇ。構いませんとも♡ では早速……♡」
彼女の疑問が片付く暇も無く、まずは二人同時に前戯としてヌいてもらおうという流れになった。
一人の男性職員が奥から引っ張り出してきたマットレスの上にキアラが跪くと、二人の男性職員がギンギンに勃起させたペニスで彼女の両脇に立った。
どちらを見てもこれからの期待に猛り切っており、彼女はそのイチモツへ中々悪くないですねと考えながら手を伸ばし、奉仕を開始した。
その光景を見て楽しみに順番を待っている男性職員達は顔を見合わせて笑い合う。
「へへ、キアラさん良い人だなぁ。話は上手くて性におおらかで協力的」
「な。いつも抵抗されてはなんやかんやで堕とすって流れだけど、向こうから歩み寄って協力してくれる優しいプレイもコレはコレでありだな」
微笑ましそうにそう笑い合い、ズボンを脱いで準備をしつつ今相手されている二人が終わるまでマルタさんを綺麗にしながら静観してるか、と話し合っていた矢先、キアラに奉仕されている男性職員二人が声を跳ね上げた。
「————なっ、お、おぉぉぉぉ……!!?」
「なんっだコレ……ぇっ……!!? ちょっ……キアラさん……!!? それヤバすぎっ……!!!」
「ふふふ……♡」
その声に反応した職員達は弾かれたようにそちらを見る。
彼らの視界に映ったのは、キアラの手淫口淫に手玉に取られ呆気なく射精させられ、なおかつ逃げられず主導権を握られ絞られていく同僚達の姿だった。
そう。経験豊富、という凡庸な表現では到底収まり切れない程に体を交えてきたキアラにとって、焦らすもイかすも絞り取るも自由自在。間違いなくテクニックという一分野に於いてはどこぞのケルトの女王すらも上回るだろう。
あくまで弱体化したのはサーヴァントとしてのスキルや肉体のみで、元々彼女自身が
故に他人と体を交える際、ひとたび奉仕を彼女に始めさせれば、”やろうと思えば”一度たりとも挿入させずに男性を精魂果てさせる事すら可能。
「が……あぁっ……!? ヤベ、ちょっ……」
あまりのテクニックにより強烈な快感の暴力を受け、思わず腰を引いて逃れようとする男性職員だったがキアラからは逃げられない。
びゅるるるっ!! とまた射精させられ、彼女はそれを慈母神の如き顔に淫らな笑みを浮かべて口にし、更に亀頭を責め上げる。文字通りペニスを手中に収められ、無理矢理掴まれているわけでもないのに彼女の手から離れることが出来なかった。
もう一人も反対側の手で巧みにイチモツを刺激され、包まれ擦られ締められて、普通にセックスしている時とはまた違う、手淫ならでは、手淫だからこそ味わえる快感に囚われていた。
「なっ……ちょっとやそっとじゃオレはイかないと常日頃豪語してるアイツら二人が手玉に……!!?」
雰囲気が若干キアラ側に傾く。
たじろぐ職員達。絞られ続けて足がガクガクと震え始めた目の前の職員二名。
キアラは内心で自身の企てが上手く行ったことに確かな手応えを感じていた。マスターには奉仕するヒマもなくハメ倒され、濁流のような快楽に脳を揺らされてそのままこちらが屈服させられた。
しかし一度こちらから
とかく、こちらの性感帯を一方的に責められる前に果てさせる事に集中すべきだろう。
(″こちら″までは衰えていなかったようで安心しました♡ ♡ しかし、まだこちらは手と口でしか奉仕していないのに、ただ舐めるだけでもズクンと刺すような快楽を感じるのは流石に少し呆れますね……。 サーヴァントになる前、生前に自ら体を開発し尽くしていたのは確かですが、一体どこまで弱体化したのやら…………)
思案を巡らせつつの奉仕でもキアラの絶技に乱れは表れない。
いくら堪えようと、抵抗しようとしても容易く吐精させられる。
手や顔中に精液を浴びながら恍惚と笑むキアラの姿に職員達は思わずたじろいだ。
「キアラさん……っ、も……もうやめっ…………!!」
「いえいえ何を
遂に一人が限界に達し、足腰から力が抜けて崩れ落ちる。それを追うようにもう一人も。
しかし幸か不幸か、崩れ落ちて仰向けに倒れたことで強引に腰の位置が変わった事で彼女の手の届く範囲から離れることが出来た。
″助かった″、そう思ったのも束の間、————ヒタ……と彼女の指が倒れた男性職員の足に触れる。
直後、もはや苦痛にも感じるほどの快感がペニスを包む。
見やれば、キアラは仰向けに倒れた男性職員の股ぐらに顔を埋め、無理矢理口淫を再開していた。
まるで逃がす気は無いとでも言わんばかりに。
普通ならもう勃たない程に刺激され、前立腺や外部からの刺激が無ければ屹立したペニスを維持する事など出来ない。
しかし、それでも彼女の絶技と美貌、蠱惑的な肉体と淫靡なフェロモンに晒されきった事で、彼の意に反して脳は血液を次々と海綿体へ送る。精子が次々に作られる。
肉棒を頬張りじゅっぽじゅっぽ♡ とはしたない音を上げ、啜り
あっという間に様相を変えた同僚達とサーヴァントの姿に狼狽える他の職員達。
みるみる絞られていく同僚を見た職員達はそこでようやく彼女の危険性の片鱗……の更にその一部を認識し、すぐに顔を見合わせた。
そうして慌てる職員達の中に一人、この部屋に入って思い出したかのようにとある書類に目を通し続けている職員がいた。
「お前さっきから何読んでんの」
「昨日マスターくんから貰ったマニュアル」
ドプッ……ドプ…………ドク……っ、と弱々しくも強い生命の迸りを吐き出す職員のペニス。
それを口に含んだままのキアラはゴクリと躊躇いなく飲み下し、ベロリとそれに舌を這わせながらもう一人をロックオンする。
いや、一人どころでは無い。
予定していた行動の予想以上の確かな手応えに、彼女はこの場の全てを呑み込む事が可能だと確信していた。
挿入れるどころか軽く弄られただけで簡単に絶頂し潮を吹き脱力して意識を朦朧とさせてしまうクソ雑魚マンコを責められたならともかく、こちらの責め手を崩さなければ圧倒的優位に立てる。
正直ペニスをしゃぶっているだけでも舌で、喉で、味覚で感じてしまい、彼女のマンコからは一切指も触れていないのに透明なネットリとした液体が垂れていたがそれでも彼女が優位と思えば優位なのである。
「うっふふふふ…………♡ 何も今この場で絞り尽すような事など決して致しませんのでどうか御安心くださいまし♡♡
(アチラ側にも淫呪契約という需要がある以上、″対等″な取引の場には立てます。
————もっとも、服従を誓うような契約を交わす気なんて毛頭ありませんがね、ふふふ……♡ マスターはともかく一般職員の方々にまで淫呪契約してしまえばもっと目的が遠くなりますし。
上手く適当に契約に応えるような口ぶり素振りを見せつつ、得られる筈のない契約のために私に尽くしていただくとしましょう……♡♡)
————……