※この作品はR-18です。

やさぐれ天龍とヤンデレ艦娘   作:Toygun

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4.戦艦人形

「榛名?」

 

遅い業務終了後、今夜は誰かさんの気分がノらなかったのか天龍は艦娘寮へと戻ることが、出来たが結局出来なかった。

 

「はい、こんばんわ」

 

無造作に開いたドアの横、座り込んでいる艦娘―戦艦榛名はそう機械的に返答した。大破したわけでもないのにその変形巫女服の前ははだけられ、さらしも解かれた状態だ。経費節減(笑)で電灯を半分に減らしたため暗い廊下だが、部屋から漏れ出る光で眩しい素肌を汚す「それ」さえも確認できた。

 

「あいつら、か」

 

榛名は動こうとはしない。

 

「立てるか?」

 

「はい、大丈夫です」

 

しかし榛名は立とうともしなかった。仕方なく天龍は座り込んだままの彼女の脇に腕をさしこむと、抱きかかえるように立たせた。

 

「天龍さん?」

 

自身の真正面にきた天龍の顔に、今やっと気づいたかのように榛名は反応した。

 

「ま、ちょいと浴びるくらいはしようぜ。少し歩くけどな」

 

自身より背の高い榛名に肩を貸して、半ば彼女をひきずるように歩き始める天龍であった。あいにくと榛名の乱れた服はそのままだったが。

 

「着替えはあんまいいのないけどな、そのままよりはマシだと思うぜ」

 

 

 

 

記録にないシャワー室、というよりも小屋。使い終わったらしい先客の駆逐―五月雨がびっくりした顔をしている。

 

「お疲れ。憲兵に見つからんように戻れよ」

 

「あの、」

 

「詮索不要だ」

 

「はい」

 

忍び足で去っていく五月雨の背を見送って、天龍は榛名をシャワー小屋に連れ込む。申し訳程度に設けられた脱衣エリアで服を脱ぐと、されるがままの榛名も脱がせる。修理跡のある扉を開くと、意外にちゃんとしたつくりのシャワー室がそこにはあった。先ほどの使用者のおかげでコックをひねればすぐにお湯が出た。なお、水道は元からあった管の栓を開いただけである。給湯器はボンベ使用のプロパンガスタイプで、ボンベの備蓄にはまだ余裕があった。この備蓄は、公式の書類上は既に放棄されている代物である。避難を急いだ地域の一つのため、業者が回収にも来なかったのだ。適温に調整したところで、床に座り込んでしまった榛名に声をかける。

 

「いいか榛名」

 

返事はないが、やらざるをえないため榛名を壁際に立たせると彼女の前に座り込む。すぐに膝を曲げてしまう榛名だったが、膝が天龍の体に当たり座ることも出来ず、上体を折って天龍の頭にその豊かな胸を乗せる結果となった。なお、可動式らしいアンテナはぐるりと回って天龍の後頭部側へと倒れる。天龍はどちらも無視して彼女の色々とこびりついた内股にお湯をかけ始めるのだが。びくりと榛名は震えるとだらりと下げていた腕をさまよわせた。

 

「触るぞ」

 

返事を待たず、また返事もなく天龍は右の人差し指と中指で榛名の割れ目を押し広げる。どろりとさらに粘液がこぼれ落ちてきて、それを左手のシャワーで洗い流す。お湯だと色々とやりにくいのだが、冷たいのも嫌なのでそのまま水圧で押し切った。天龍の指が動くたび、お湯が当てられるたびに榛名は軽くうめき、天龍にのしかかる。宙をふらふらしていた手はペタペタと支えを求めて天龍の背や腰に触れるが、姿勢のせいで抱きしめられずに所在無げに触れる場所を変えるばかりである。

 

「こんなもんか」

 

少しすると天龍は体を榛名の下から引いた。それによりまた座り込んでしまった榛名だが、しかし天龍にすがるように腕を絡めると引き寄せ

 

「おいおい」

 

制止も聞かずに天龍の唇を奪った。それを天龍は割り込ませた腕と足で引きはがす。

 

「もっと」

 

「もう少し待てよ」

 

ねだる榛名にそう言うと、今度は彼女の背にまわる。背中側からは少しやりにくいものの、榛名の首元、胸の汚れを洗い流す。順序としては上下が逆だが、何分「下」を最後にするのは気分が悪い。それに、

 

「まったくあいつら、髪にまでかけやがって」

 

髪に付いた上に乾いてしまったそれはともかく面倒だ。無人の家屋から回収して置いておいたシャンプーで、目についた部分を片っ端から洗う。

 

「こんなもんか」

 

これに加えて色々と汚された服も洗ってやらなければならないのだが、こちらに顔をどうにか向けた榛名は我慢してくれそうにない。

 

「しゃーない」

 

結局、艦娘寮の「空き部屋」に2人して移動する。なお、榛名の着替えは色気もない青いジャージで下着もない。天龍は袋に入れて運んできた榛名の艦娘服を部屋の隅に置き、部屋の棚を開けてタオルを取り出すと、榛名を手招きしてベッドに上がる。ベッドの背もたれ側に座った天龍の前に座す榛名だったが、反対な、と言われ向きを変える。空き部屋にも関わらずベッドにマットにシーツまであるのは、今みたいな状況の為であった。

 

「とりあえずもうちょっと乾かさねえとな」

 

ドライヤーを使える部屋まで行くのも、使うのも気が引けた。備品はまあ、あまり充実していない上に大分遅い時間だ、音を聞かれるのも困る。ただの歩哨ならいいがろくでもない奴だとすると刺激する恐れがある。まだ濡れた長い髪を、折ったタオルで挟むようにして水気を取る。頭の上などはタオルを乗せて押さえる程度だ。シャワー室で拭いた後、ある程度整えた髪をまたぐしゃぐしゃと崩したくなかったからではあるが、多分無意味になるとも分かっていた。

 

「こんなもんだろ」

 

ベッドの背もたれの端に湿ったタオルをかける。それが終わるかどうかといったところでぐるりと榛名が体の向きを変えた。

 

「がっつき」

 

すぎ、と言おうとした天龍の唇を、再び榛名が塞いだ。彼女の両腕は天龍の背に回され、先ほどの様に引きはがされるつもりはない、と意思表示しているかのようであった。天龍はそれには逆らわず、ただ体を背もたれから榛名ごと徐々にずらしながらベッドに横たわる。気の抜けるような音とともに榛名が顔を離したのはその直後だった。

 

「んで、どうしたい?」

 

残念ながら、この榛名、色々と知識が足りない。男相手ではそうされるものだ、と覚えているが、女同士のやり方など知らない。口づけ一つとっても、唇を合わせることは出来ても、唾液があふれるくらい高ぶろうとも、その先が分からないのだ。

 

「天龍さぁん」

 

腕は既に解き、天龍の両脇に手をついて声だけで彼女に甘える。彼女の声に天龍はまず自分のブレザー・シャツの前を開ける。それが終わると両手を榛名の首に絡めた。なお、ブラはしていなかったようである。

 

「噛むなよ?」

 

そういうと榛名の顔を引き寄せるようにして天龍からキスをした。その直後に榛名が目を丸くする。いきなり唇をこじ開けられ、上唇の内側を舐められたせいだ。続けて下だったり歯だったりと天龍の舌が動き回り、こういうものだと榛名が理解したあたりで、天龍が榛名の舌に触れた。ぞくりとして榛名は震えたが、噛まずに済んだのは舌以外の「モノ」を噛んで殴られたせいだったりする。しばらくして再び唇が離れる。半開きの口同士から息が漏れ、榛名はややだらしなくよだれさえ漏らしていた。

 

「どうだった?」

 

天龍の問いに榛名はもう一度唇にしゃぶりつく、という形で返事をした。今度は榛名から、天龍の口内を全て味合わんとするかのように性急に舌を動かす。そんな榛名の舌にもう一方の舌が絡みつき、押さえるのではなく引き寄せるように榛名を奥へと案内する。もどかしさに榛名が身じろぎし、腰を天龍の左ももに押し付けたあたりで、榛名はジャージのズボンを脱がされていることに気付いた。

 

「天龍さん?」

 

半端に下ろされていたズボンがいきなり榛名の右脛までおりる。天龍が空いた右脚で押したためだ。

 

「着替え、これしかねえからな」

 

「榛名」が押し付けられた天龍の左ももは、てらてらと濡れていた。天龍は体を少し起こすと、ブレザーもシャツも脱ぎにかかる。榛名はシャワー室での無反応とは打って変わって、それを凝視してしまう。揺れる双丘、天龍の顔の順で榛名の視界に天龍が近づいたところで、榛名はまた己の双丘も外気にさらされたことに気付いた。

 

「汚しちまうと朝着るもんがなくなっちまう」

 

そう言いながら左ももの上に居座った榛名からジャージを取り去る。それから少し榛名に腰を浮かさせると、器用に自分のスカートもその下も片脚の先へと追いやってしまった。

 

「じゃ、続きだ」

 

そう言うと腰が浮いたままの榛名の間に左ひざを押し付けた。びくりと震えた彼女を引き寄せると、また口づけを交わす、ただし、軽く。

 

「急で悪いが、まず一回な」

 

理解できないまま天龍に覆いかぶさった榛名は、視界の外で自分の中に潜り込んだ天龍の指に息を漏らした。執拗に榛名の内側で動く天龍の人差し指と中指、外で榛名の短いアンテナを押し撫でる親指に、両腕を天龍の首に回して耐えるが、気付くと天龍は頭一つ分、榛名の視界から下にずれていてそれも上手くいかない。結果、右腕は天龍の頭を抱え損ねてひじをベッドの上につき、左腕はさまよってシーツをつかむような状況になった。

 

「ほんとはゆっくりやりたいんだけどな」

 

水気のある音をさせながら動く天龍の指に、度々体を震わせた榛名は、ついにがくりと天龍の上で脱力してしまった。はあはあと激しく息をする榛名を、天龍は横に転がす。榛名は目で彼女追いながら、動かすのもおっくうな手で上体を起こしていた天龍の上腕を掴む。

 

「まあ、まだするから。そんな顔するなよ」

 

そういうと彼女は今度は上になって、まだ足りない、と言わんばかりの榛名に軽く口づけした。

 

「じゃ、順番が色々ごっちゃだけど、次はここな」

 

そういうと、自分の唇をガン見したままの榛名に、肥大気味の乳房を押し付けた。

 

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