まつろわぬ神が性に忠実に生きるのは自然 作:一休
グィネヴィアは巧妙に姿を隠しており、中々見つけ出せない。だが、それも時間の問題だ。野生の力そのものであるアルティオにグィネヴィアと行動を共にしていた《鋼》のランスロットを追従させている。この二柱がいれば、如何に魔女王と雖も逃げ続けることはできまい。
それに、イタリアの魔術結社に属する魔術師を二名、屈服させた。彼らから情報を流させることで欧州の魔術事情を知ることもできる。
そういうわけで、ゼウス自身は本拠地である日本に帰還することにした。
パパッと神速を使い、地球を半周する。
数日振りに神社に帰ってきたゼウスの視界を桃色空間が埋め尽くした。
清秋院恵那は長い艶やかな黒髪を持った少女だ。
大和撫子を思わせる淑やかな外見とは裏腹に、武芸全般を収めた戦闘型の媛巫女である。その実力は本気になれば神獣を相手にできるほどであり、瞬間的な攻撃能力は人類の中でも最高である。
なぜ、一介の少女がそれほどの力を出せるのか。
もちろん、恵那の才能もある。しかしそれ以上に、彼女が帯びる神剣と神降ろしという脅威の能力がこの媛巫女を最強たらしめるのである。
《鋼》の神であるスサノオの神気を一時的にその身に降ろし、神の従僕のような立場を得ることで神の力を扱うことができるようになるのである。
そんな日本の最終兵器とも呼ぶべき少女だが、やはり歳相応に遊び盛りでもある。
厳しい修業から解放された後の自由は何物にも変えがたい至福の一時だ。
そんな折、携帯に電話がかかってきた。
着信の相手は祐理だった。
珍しい。祐理は文明の利器に非常に疎い。携帯すらも持ったことがないという筋金入りだ。もっとも、それは恵那も似たようなものだが、恵那は一応携帯は持っている。今日は幸い電池が切れていなかったので普通に会話できる。
「もしもし、祐理。どうしたの?」
万理谷祐理は親友である。幼い頃から身分の差を超えて親しくしてきた。
「え、一緒に出かける。うん、いいよ! すぐに準備するから!」
本当に珍しい。祐理が共に外出しようなどと言い出すとは。これまでに一度もなかったことだ。ちょうど家から抜け出せる時間だったこともあり、恵那は二つ返事で祐理との外出を決めた。
それがおよそ一時間ほど前のことだ。
祐理に呼び出されたのはとある神社の前。最近、パワースポットとして密かに話題になっているらしい寂れた神社だ。
「祐理。どうしたのこんなところで。出かけるなら、新宿とかいろいろあったのに」
「すみません恵那さん。わたし、どうしてもここに用事があって……」
巫女服を着た祐理は、どうやら呪術で姿を隠蔽しているようで、周囲の人間から不審がられることもなく神社までやってきたという。
「今日、お勤めだった?」
「いえ、そういうわけではないのですが、やはりこういう服を着るべきだと思ったのです」
「?」
恵那は首を傾げる。
どうにも要領を得ない会話になっている。
「そうですね。あの、恵那さん。実は恵那さんに紹介したい方がいまして、まだいらしていないのですが……今は、その方を待っているところなんです」
「へえ、そうなんだ。意外だね、祐理が人を紹介するなんて」
「そうですね。わたしも悩んだのですが、やっぱり仕方がないと思ったんです……もう、後戻りはできませんし」
祐理の呟きは、恵那には届かなかった。
「ああ、あなたがゼウスの巫女か」
ぞわり、と恵那の総身を怖気が走った。
声を聞いた瞬間に降伏を申し出てしまいそうな圧倒的な威圧感。振り向いた先には恵那よりも年下に見える少女がいた。
ただし、それは見た目だけ。一目で分かる。これは、『まつろわぬ神』だと。
「ゼウスから聞いている。あなたたちを迎え入れ、丁重に扱うようにとな」
その銀髪の女神が何かを呟いたとき、すでに恵那は夢の世界に飛ばされてしまっていた。
「う……」
恵那が目覚めたとき、自分の状況を理解するのに時間が必要だった。
「な、何コレ」
恵那は愕然とした。
どうやら自分は縛られているようだ。イスに座らされ、両手と両足を固定されている。M字開脚の形で固定されているために、本来隠すべき場所が露になっている。
「あら、起きたの?」
恵那が目を覚ましたことに気が付いた少女が、恵那の元にやってきた。この少女もまた、『まつろわぬ神』だ。姿容は恵那を拉致した女神と同じだが、おそらくは別の神格。口調も気配も異なっている。
「恵那をどうするつもり?」
「ふふ、女神を相手にずいぶんな言い草ね。まあ、いいわ。あなたを傷物にしたらわたしが怒られちゃうんだし、心配しなくてもいいわよ」
「祐理は? 恵那と一緒にいた娘は!?」
「だから心配しなくても大丈夫。あの娘はゼウスの巫女。忌々しいけれど、害することはできないのよね」
ゼウスの巫女。
奇妙なワードだ。そんな話は聞いたことがない。
「まあ、いいわ。今日のメインディッシュはあなた。あの娘はあなたをここに連れてくるだけの役目だったし、解放してもいいんだけど。本人が嫌がってね」
「え?」
そして、初めて恵那は気付いた。
部屋の片隅、ベッドの傍らに巫女服をはだけさせた祐理がいた。袴が脱げていて、形のよい尻が見えている。
そして、その側に銀髪の女神が跪いていた。
「ふふ、どうした巫女よ。もう限界なのか?」
「う、う、あぁああ。アテナ様ぁ……」
祐理は仰向けになって喘いでいる。露出した肌は淡い桃色に染まり、目の焦点はすでに合っていない。秘所からは透明な液体が流れ出ていて、太ももを濡らしている。
「ゆ、祐理!」
「おお、あなたの友人が目を覚ましたようだぞ」
「んひ、んひぃぃ、んあっ。しょ、しょこいじっちゃ、あっ」
アテナは祐理の膣口を指で弄りながら、話しかける。話しかけられた祐理は余裕がないのか過呼吸気味だ。
アテナは突き入れた人差し指で、肉壁をほじくる。
「ん? どうだ、ここは? 気持ちいいか?」
「い、ひ……はい……気持ち、いいです……」
祐理は自ら腰を動かしてアテナの指に強くこすりつけようとする。
「もっと、もっと強く……もっと、欲しいです。んひあっ」
「ハッ。とんだ淫乱だな。巫女よ。ならば、くれてやろう。盛大に果てるといい」
グジュグジュグジュッ。
アテナはたっぷりと蜜を溜め込んだ祐理の膣内に五指をすべて突き入れて、膣内で捻り上げた。
喜悦に湧き立った祐理の蜜壷がついに耐え切れずに大洪水を起こす。
「んああああああああああ。いぐぅぅうううううっ!」
ビクン、と祐理は腰を跳ね上げて潮を噴く。ドシャ、と力尽きてぜえぜえと喘ぐ祐理は、すっかり惚けた表情で快楽の余韻に浸っている。
「ゆ、祐理……そんな……祐理……」
恵那は友人の痴態を見ていられないと目を背けて、目尻に涙を溜めた。
そして、なんとしてでも祐理を連れて逃げ出そうと決める。
この部屋がどこかは分からない。充満する呪力から、神々の力で編まれた異界の可能性が高いが、恵那にはもう関係がない。『まつろわぬ神』が二柱。一柱でも命を捨てるに等しいのに、この状況。我ながら絶望的だ。
「逃げようと考えているでしょ。でも、無駄よ。あなたは逃げられない」
恵那の肩に手を乗せて、メティスが言った。
それから、メティスは恵那の耳を舐める。
「んひゃッ」
ビク、と恵那が驚いて震えた。
「だめよ。向こうは向こうでお楽しみ中。邪魔はダメ」
メティスは恵那の背後に回りこみ、後ろから乳房を鷲掴みにした。
「チッ。ランスロットとまではいかないまでもなかなかね。千切ってやろうかしら」
「な、ちょっ」
「嘘よ。でも、ここまで大きいと、苛めてやりたくなるわよねえ……」
凄絶な笑みを浮かべてメティスは手の平に力を込めた。
「んあっ。ぐ、なんで、こんな」
ぞわぞわとした感覚が恵那の身体を襲う。メティスはリズミカルに恵那の胸を揉む。
「く……んぅ……っ」
メティスの手の平は小さいものの、恵那の乳房を掴み、揉みしだくには十分であった。まるで、パン生地を捏ねるように、メティスは恵那の胸を愛撫する。
「そろそろ、感じてきた?」
「そんなわけ、ない」
「初めはみんなそう言うのよね」
微笑み、メティスは恵那の首筋にキスをする。それから、唾液をたっぷりと滴らせた赤い舌で、ゆっくりと首筋をなぞった。
「んぅ」
恵那は顔を逸らして逃れようとする。
「ふふ、忌々しい《鋼》の味がする……神降ろしの巫女。異国の神の恩寵を受ける巫女なのね……神代にはたくさんいたけれど、最近は見かけないわ」
メティスは恵那の乳首を指先で弾く。
今までとは異なる刺激に、恵那の腰が反射的に跳ねた。
「ひ……ッ」
ガタン、とイスが揺れる。
「もしかして、乳首が気持ちいいのかな?」
メティスは恵那の耳元で囁く。
嗜虐的な笑みをより深め、メティスは恵那の胸を鷲掴みにしつつ、人差し指で恵那の乳首をくすぐり始めた。
「ん、ふ、んぁ……く、気持ちよく、ないし、早く離してよ、んぐ」
「生意気」
気分を害したのか、メティスは表情を硬くし、恵那の乳首を抓りあげた。
「ああああああああッ」
「何、どうしたの。ねえ」
コリコリとメティスは摘んだ乳首を引っ張りながら潰すように扱く。
「い、痛いッ。痛いからッ、んくぅううッ」
「アハハ、痛いから何? もう降参? 情けないな人間。でも、ダメ。生意気な小娘にはオシオキが必要だかなね」
「いああああああああッ」
メティスはさらに激しく恵那の胸を掴む。容赦のなさに恵那の胸は悲鳴を上げる。
「あ、ん、ふぅ……んああ」
メティスはただ漫然と胸を揉んでいるわけではない。恵那が感じるように、狙うべき場所を狙っているのである。知恵の女神の手ほどきから逃れられる人間はいない。恵那は、自分でも驚くくらいに身体が火照ってきている。
「胸だけで、すっかり感じちゃって……」
「こんなの、ただの生理現象」
「かもしれないわね。まあ、今は」
ちらり、とメティスは祐理とアテナに目を向けた。
アテナは祐理の股に頭を突っ込んで、じゅるじゅると卑猥な音を立てて彼女の愛液を吸っている。
「ひぃ、ひぃい、んひいい、ああああ、アテナ様ぁ、ひ、あ、あっ。そんなところ、舐めないで」
「今さら恥じらうか。その必要はなかろう」
アテナは祐理の両足を肩に担ぎ、両手でしっかりと膝を抱える。そうして逃れられないようにして、祐理の秘所に唇を当てるのだ。
「んちゅ、ちゅ、じゅる、じゅる……いやらしい女の香りがするな。巫女よ。じゅるる」
「んああああ、アテナ様ぁ、そこぉ、イイッ」
祐理の股はすっかりと濡れて、アテナに吸い出される愛液の量はどんどん増えていく。祐理はそんなことには構いなく首を振り、嬌声を上げている。
「ひ、ひぃ、んおおお、きもち、いいです。アテナ様ぁあああッ」
祐理は情欲のままにアテナの頭を両手で掴み、自分の秘所にその顔を押し付けた。そして、自ら腰をくねらせる。
「んぶ。……巫女の分際で妾を……淫らに過ぎるぞ」
アテナは口を広げて祐理の秘所に噛み付いた。
「きゃひぅん」
祐理が甲高く叫ぶ。
アテナは舌を伸ばして膣内を弄り、クリトリスを執拗に舐める。それだけで、祐理の身体はどうしようもなく気持ちよくなってしまう。
「んああああんッ。ふわああああ、そこ、そこです。そこ、もっと舐めてくださいッ」
祐理はひたすらアテナに懇願する。
恵那は、すっかり人が変わった祐理に唖然としてしまう。
「なんで、祐理。どうして、そんな……こんなの、祐理じゃないよ」
「女だから、仕方ないのよ。あなたもわたしも、究極的には同じ。あの娘もそう。気持ちいいことが大好きなの。だから、あの娘はあなたにも同じ気持ちよさを知って欲しかったのよ」
「祐理は恵那を連れてきたのは、このためだって言うの!?」
「ふふふ、本人に聞いてみたら?」
恵那は祐理を見る。
すっかり蕩けた顔をして、茫洋とした様子で恵那を見る祐理がいる。
祐理は身体を起こし、四つんばいになって恵那の下にやってきた。
「ゆ、祐理。本当なの……」
「恵那さん。ごめんなさい……恵那さんを連れてくれば、気持ちよくしてくれると言われて……」
「と、友だちを売ったの!?」
「ごめんなさい」
祐理は、恵那の太ももを指でなぞった。
「恵那さん。とても、綺麗……」
「祐理」
「お詫びに、恵那さんも気持ちよくなってください」
そう言って、祐理は舌で恵那の膣口を軽くつついた。
祐理の吐息と舌の刺激が、恵那の身体に電流を流した。
「な、ゆ、祐理。何してんの!? ねえ、お願いだよ。止めて。こんなことしないで」
「素直になってください。恵那さん」
祐理は恵那の言葉に耳を貸さない。
恵那の膣内にまで舌を差し込み、奉仕を始めた。
「ん、ちゅ、ふぅ、れろれろ、んふふ、すっかり濡れているじゃないですか。気持ちいいんですね。じゅる、ん、ぺろ、れろ、じゅる」
恵那から零れ落ちる雫を祐理は残らず吸い上げる。舌は膣口を押し広げ、クリトリスを捏ね回す。恵那の愛液は祐理の顔を濡らしている。
「祐理。止め、んぅ……そんなとこ、ダメだよぉ。ん、くあ……んふぅ、くあッ」
「じゅ、ちゅる、れろ。ここ、ですね。ん……」
「ひゃ、そこっ」
ビク、と恵那の身体が反応した。
イスに括りつけられた恵那は逃れることができない。
「ん、れろ、恵那さん。可愛い。じゅるる、んく、こく、ぺろ」
祐理は恵那を舌で玩びつつ、自らの秘所を指で刺激し始める。
床は二人の少女が流した愛液で濡れてしまった。
メティスは恵那の耳を甘く噛み、アテナは祐理の尻穴を舌で穿る。
「ひぃあ、アテナ様。そこ、きたなッ」
「んんあ、舐めちゃダメ、ダメだってぇ」
人間の少女たちはすっかり準備完了と言った状態だ。
ゼウスが戻ってきたのはそんな折だった。
「むぅ、これはどんな状態なのだ」
さすがに呆れるばかりである。
家に戻ってきたら、妻と娘と巫女が淫行に走っているとは。
「ゼウスが連れてきたんでしょ、あの娘」
メティスはゼウスの前に跪き、肉棒をしゃぶる。
「ふむ、確かにそういう約束はしたな」
また、ゼウスは腕に枝垂れかかるアテナの秘所を指で弄る。
「お前たちもすっかりその気だな」
「んちゅ、ちゅる、れろ……だって、しばらくしてないから。あむ、ん……ぐ、ふぅ」
メティスは喉奥まで肉棒を飲み込み、舌を絡める。
口から収まりきらない唾液が溢れ、糸を引いて床に落ちた。
ゼウスはアテナの口を奪う。アテナの後頭部を手で押さえ、深くアテナの口内を味わった。
「ん、はぁ……あ、ゼウス。もっと、だ。もっと、ん……」
とろんとしたアテナは、しきりにゼウスのキスを求める。熱い舌でゼウスの唇を挑発するので、ゼウスはこれを咥えて、思い切り吸った。
「あんんんんんんッ」
よほど気持ちよかったのか、アテナは快楽を隠すことなく喘いだ。
「メティス。飲まずにアテナと分け合え」
メティスの頭を押さえたゼウスは、彼女の口内に精を解き放った。
「んぶううぅ!? ん……んん」
相変わらず大量の精。いつもならばこれを飲み干すのであるが、今回は飲むなと命じられた。メティスの小さな口には収まりきらない量だ。メティスは上を向いて溺れた魚のように口を開く。閉じてしまうと、零れ出てしまうからだ。メティスの口は、真っ白な粘液を注がれたコップのようだ。
「あ、んあ、あえあ……」
メティスは舌に染み込んで来る苦味に恍惚した。ああ、今すぐにこれを全部飲んでしまいたい。胃の奥まで、染め上げて欲しい。だが、それはできない。ゼウスに命じられたのだ。この精を飲まずに、アテナと分けあえと。
アテナはメティスの頬を両手で挟み、メティスに口付けをする。そうして、メティスの口を塞いだまま、膝をついて彼女と同じ目線に合わせた。
メティスの口から、収まりきらない精液がアテナの口に流れ込む。
「んああ……じゅる、ぴちゃ、じゅるる」
アテナはメティスの口内に舌を差し入れて、精液を掻きだす。
「アヘナ、じゅ、しょれいじょうは、らめ。わたしの……じゅる、ちゅ、れろ」
「妾と分け合えと言われただろう。まだ、足りぬ。ん、れろ、んあ」
ゼウスの精液を互いの唾液と舌でかき混ぜながら、奪い合う。
久しぶりのゼウスの精に、メティスもアテナも興奮を隠し切れない。
「ゼ、ゼウス様。わたしにも、お情けをください」
祐理が、ゼウスに縋る。
祐理の頭をゼウスは撫でる。
「万理谷よ。そこの者が俺の新たな巫女かな?」
「はい、そうです。清秋院恵那さん。わたしの幼馴染です」
縛り付けられた少女の名を聞く。彼女は親の仇を見るような目でゼウスを見ていた。
「あなたが、祐理をそんな風にしたの」
「特に変わったことをしたつもりはないんだがね。悦んでいるだろう?」
「ふざけないでよ。こんなこと、許されないからね」
「『まつろわぬ神』を相手に人間が何を言うか」
ゼウスは恵那に近寄り、彼女の秘所に徐に指を突っ込んだ。
「んあッ」
指を引き抜いて、ゼウスは検分する。
「ふん、濡れた股を曝してよく言うわ」
「く……」
「まあ、お前にはこれから至極の快楽をくれてやる。二度と生意気な口が利けぬようにな」
ゼウスはそそり立つ肉棒を恵那の秘所にこすりつける。
「や、何するの。そんなの、近づけないで」
「万理谷。お前はこの次だ。まずは小娘。お前に教え込んでやる」
「や、止めて、止めて止めて止めてえええええええ!」
ズン、と身体を貫く衝撃に恵那は呼吸を止めそうになった。次いで、痛みが下腹部に広がる。
「あ……」
信じられないという目でソレを見る。
ゼウスの肉棒に貫かれた自分の身体。血が滲む。
「クク、初物か。目出度いのう」
「あああああああああ」
「うるさいぞ。ソレ」
恵那がショックを受けて叫び声を上げるも、ゼウスが鋭く腰を打ちつけて声を止められた。
「中々の締め付けだ。いいぞ、名器だな」
恵那の蜜壷は痛みを感じていながらもしっかりとゼウスを咥え込んで離さない。ゼウスはゆっくりと律動を始めた。
「ん、ぎあッ」
「痛いのは最初だけだ。じきに慣れる」
「いぎ、ひん、ん……ああぐ、がうあ、うご、く、ああ」
ゼウスは腰を動かしながら、恵那にキスをする。
「ん、ん」
恵那は目を見開き、唇を固く引き結ぶが、ゼウスが舌でこれを愛撫すると力が抜けて舌を受け入れてしまった。
「ん、くちゅ、ちゅぷ、んあ、あぷ、ん……んあ……」
恵那の抵抗がなくなったところで、ゼウスは肉棒をさらに強く動かした。
きゅうきゅうと恵那の膣内がゼウスの肉棒を締め付ける。
「んあぁ……は、は、あああ、あ……んふあ」
「蕩けてきたな、清秋院よ」
「ひ、ひがう。あッ、ああ、そこ、ふかッ」
「ん、ここか。なるほど」
「ああ~~~~~!」
恵那は奥を突かれるのが好きらしい。亀頭で子宮の入口をノックすると、愛液が一層大量に溢れ出てくる。
恵那の膣内がピクピクと震えるのが肉棒を通して分かった。
「ほう。今、イッたな。なるほど、分かったぞ。これから、瞬く間にお前は墜ちる」
ゼウスは恵那の弱所を理解した。焦らすことなく、速攻で落とすことにしたのだ。
「おふ、んあ、んあ、ひぃ、あ、ダメ、そんな、深いの、ダメえ」
「気持ちいいだろう?」
「気持ちよく、な、あん、なんで、こんな、こんあ、あぎ、ふぅん。くあ、……んあーーーー」
恵那は背中を反らして叫ぶ。
子宮が疼く。男の臭いと体温に、恵那の心臓が高鳴る。膣内を掻き回されて、抵抗する気力が削ぎ落とされる。肉棒が襞を引っ掻き、奥を突き、膣内を押し広げるごとに、恵那の思考が真っ白にされる。
「まだまだ」
「え、ああう! 待って、恵那、もう、げんか、ああ! ひあ、ダメ、だって、敏感だからぁ! やだぁ、もうやだぁ! ああああ、やめ、んあああ!」
「万理谷よ。突っ込んでやれ」
「はい」
祐理がハリボテの肉棒を恵那の肛門に押し当てる。
「ゆ、祐理。な、やめ……ああん」
恵那はゼウスの責めによってまともに受け答えすることができない。祐理は、そんな恵那の肛門にハリボテを捻じ込んでいく。
「あ、いああああああああああ!?」
ずぶずぶと入り込んでくる異物感に、恵那は吐き気を覚える。
腸が押し広げられる気持ち悪さに背筋が凍る。
「お、お、おほ、おほあ、あ゛、あがあ」
パクパクと喘ぐ恵那をさらに衝撃が襲う。
祐理が押し入れたハリボテが振動を始めたのだ。
「ひいあああああああああああああああッ。なに、これ、動いて、動いてるううううううううううッ」
「よい趣向だろう。そら、こちらも行くぞ」
「動かないで、いやああああああ。そんな、同時なんて、気持ち、よくなっちゃうから、やだあああああああ。んあ、ひ、ひぐ、ゆ、り、やめて、や、あああああああ、それだめえええええ」
祐理はリモコンで、ハリボテの振動を弱から強に押し上げた。
堪らず絶叫する恵那は、ブシュブシュと潮を噴き出す。しかし、ゼウスは止まらず、ハリボテも止まらない。身体の内側が捻り出されて掻き回されて、恵那は失神しそうになる。だが、許されない。ゼウスは恵那の胸を掴み、もみ、快楽を叩き込んで恵那を起こす。
「あ、あああ、ああああ、んあああ、もう、もう、気持ちいいの、だめ、あ、ひあああ……」
「ならば清秋院。解放して欲しいのならば、俺に仕えることを約束しろ。この身体を俺に差し出すのだ」
恵那の前髪を上げて、無理矢理ゼウスと視線を合わせさせる。恵那は荒く息を吐きながら、途切れ途切れに答えた。
「か、かいほうして、あげるから。恵那の身体、は、は、は、ああげるから……もう、やめて……」
「よし、よく答えた。お前はもう俺のモノだ。褒美に、もっと気持ちよくしてやろう」
「え……?」
恵那は呆然として、下半身を襲う衝撃に息を詰まらせた。
「ああああああああ、そんな、約束したのに。もう、しない、解放、あああああ、んああ、ひあ、あや、あぐあが、んあああああ、気持ちいい、うあああ、あ」
「約束したろう。お前は俺のモノだと!」
ゼウスは恵那の奥を突き、のの字を描くように肉棒を回す。押し広げられる膣内が歓喜に震え恵那はついに白目を剥いた。
「あ、か、……」
「ちょっと、早いぞ。起きろ」
「んあッ……」
恵那はさらに乱暴な突きに意識を覚醒させられる。
「せっかくだ。膣内に出してやるぞ」
「へあ、あ、あへ、はああ、あはあ、へあああ」
しまりのない口からはもはや言葉が出てこない。代わりに嬌声と唾液だけが零れ落ちてくる。
ゼウスは腰の動きを早め、肉棒を膨らませる。
「そら、イクぞ」
そして、恵那の身体を抱き寄せて、子宮口を突き破りその奥に白濁液を叩き込んだ。
「んおほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお、あああああああああああああああ、イグイグイグゥウウウウウウッ」
子宮に流れ込む大量の灼熱。
おぞましい子種が恵那の子宮に放出されてしまった。快楽が脳を焼き、身体を串刺しにしていく。
ずるり、と抜けた肉棒。恵那の膣口からは、収まりきらないゼウスの精が零れ落ちていく。
「ひ、ひは、あ、……恵那、恵那、ゼウス様に種付けされた……あはは、は……気持ち、いいよぉ……種付け、いい」
焦点の合わない瞳で、恵那はうわ言を呟く。
「万理谷」
「はい」
祐理は一仕事終えたゼウスの側に跪き、肉棒をそっと手に取ると、口を大きく開けて咥えた。
ゆっくりと喉奥まで飲み込み、唇を窄めて頭を上下させる。
「んふぅぅぅ……んぶ、んぐ……んふぅ」
ぐじゅぐじゅと音を立て、祐理は肉棒を頬張る。
熱い精をこそぎ落として飲み込む。
「よし、飲め」
そうしてゼウスは祐理の口に残りの精液を出した。
「ん、く……んぐ、く」
喉を鳴らして、祐理は嬉しそうに精液を飲んだ。
じゅぶ、と口から肉棒を引き抜いて祐理は艶やかに微笑む。
「よくやったぞ。万理谷。よい仕事だった」
「ありがとうございます。ゼウス様」
ゼウスに誉められて祐理はうっとりとした。
口の中に残る苦味が美味しくて、まだ涎が出てしまう。
「あむ、ん……」
祐理は、再びゼウスの肉棒を咥えた。
まだまだ、ゼウスの精が足りないと身体が訴えかけてくる。
やれやれと、ゼウスは祐理が満足するまで付き合ってやることにした。