まつろわぬ神が性に忠実に生きるのは自然 作:一休
ゼウスの活動拠点は、日本であるが、時折欧州にも顔を出したりする。
バカンス気分半分、お仕事半分といったところか。配下となったランスロットとアルティオに神祖グィネヴィアを捜索させてそれなりに経つが、いまだに尻尾を見せない。
腹黒い女だと聞く。下手をすれば、カンピオーネを巻き込んで向かってくることもあるだろう。そうなる前に、確保しなければならない。最後の王を蘇らせるなど言語道断の所業。すべての女神はゼウスのモノである。
ドイツを訪れたゼウスは、寝室にアルティオを呼びつけて尋ねた。
「我が猟犬たるアルティオ。獲物はどうした?」
黒髪の女神アルティオは、野生的な風貌をした狩猟神であり、熊を配下に持つ。ギリシャのアルテミスとも縁があるケルトの女神だ。ゼウスは動物を操る彼女の力をグィネヴィアの捜索に役立てようとしてのである。
「凡その範囲を絞ることはできたのじゃ。神祖めは、近く捕らえてみせる……んっ」
ベッドに腰掛け、アルティオの腰を抱き寄せる。
ゼウスはアルティオの髪を梳き、耳を噛んだ。ゼウスが触れるたびに、アルティオは切なげな声を漏らした。
野卑な格好の中に隠しきれぬ造形美が溢れている。
「ん……ちゅ……んぅ……」
どちらともなく口付けた。
アルティオの背筋に、甘い充足感が、しびれるように走った。
ゼウスがアルティオの唇を舐め、焦らすように触れ合う程度のキスを繰り返す。そうしながらも、アルティオの形のよい尻を撫で摩り、くすぐるように背中に手を回す。
「ん、はぁ……ああ、ゼウス……もっと、口付けを……んふぅ……んあ、ちゅぷ」
アルティオは口を開けて、紅い舌を出した。
熱い吐息を漏らし、ゼウスの舌と絡める。ぴちゃぴちゃと卑猥な水音が室内に響く。
アルティオはゼウスの舌の裏を舌先でなぞり、ゼウスの口内を弄る。ひたすら、肉欲に突き動かされて、ゼウスの唾液を求めた。
「んじゅ、れろ、……んふぅ……んあ、あ、そこ、は……んんっ、あはぁ……」
ゼウスはアルティオの舌を吸出し、甘く噛んだ。
「んあ……ああぁ……」
それだけで、アルティオは恍惚の笑みを浮かべて涎を垂らす。
すっかり出来上がっているようだ。ゼウスはアルティオの股に手を伸ばした。
「ああん、ゼウス……いきなりは……」
くちゅ、とゼウスの指に弄られた股から汁が滲んだ。
「ふん、下の口もだらしないな、アルティオ」
「い、言うな……妾を、このような身体にしたのは、ゼウスだぞ……ふあっ」
少し指を動かしただけで、びくん、とアルティオの身体が跳ねる。
アルティオの暖かい膣内は、肉壁が蠢いて涎をだらだらと垂れ流している。
ゼウスはアルティオの膣口を広げる。
「ひぎゅ……」
アルティオが小さく呻いた。中から透明な汁が糸を引いて床に落ちた。
「あ、あああ……はあ……ゼ、ウス……そんな、いじめる、でないぃ」
腰をくねらせて、アルティオは甘い声で否という。
「いやなら逃げてもいいぞ」
ゼウスはアルティオの耳元でささめき、首筋を噛んだ。
「そうなると、もう二度とすることもないだろうけど」
「ふぅ、あ」
アルティオはゼウスの身体に脱力して枝垂れかかる。
「どうする、アルティオ」
「つ、続けて、欲しいのじゃ……」
「うむ」
ゼウスはベッドに腰掛けたまま、アルティオを座らせた。
「あ……」
アルティオの目が自然とソレに吸い寄せられる。
記憶にあるものと寸分変わらない、ゼウスの肉棒である。
「あ、相変わらずの逞しさじゃな……」
どくどくと脈打っているようにも見える。グロテスクな亀頭からは、鼻を突く異臭を漂わせている。女を孕ませたいと強く主張している。そして、アルティオの子宮が切なく震え、膣内がきゅうと締まった。早くこれを入れろと身体が主張している。
アルティオはゼウスの肉棒を手に取る。
手の平から伝わる熱がアルティオの心臓を高鳴らせる。
かつて、この肉棒に屈したときを思い出す。痛みと嫌悪が快楽と悦楽と有り余る多幸感に塗り替えられていく感覚。自分の中の女が、無理矢理引きずり出され、これでもかと堕落させられる幸せ。
アルティオはごく、と生唾を飲み込んだ。
肉棒をまじまじと見つめ、臭いを嗅いだ。
「んん……はあぁ、凄まじい、臭いじゃ……頭が、溶けてしまう……」
臭いだけでもイッてしまえる。
アルティオは、辛抱堪らず肉棒を喉奥まで咥え込んだ。
「んぐうぅ……んぐ、ぐ……ふうーーーーう」
ゼウスの腰に手をかけて、身体を固定しつつ、舌先で亀口を撫で回し、溢れ出る唾液を塗りたくる。舌全体で、棹を舐り、唇を窄めて吸った。
「んふぅ……ん、ふぅ……んーーーーちゅぷっ」
口から肉棒を引き抜くと、肉棒はアルティオの涎でべとべとに濡れそぼっていた。
自分の涎で男の肉棒が濡れて光っている。そのことに、被虐的な快楽を覚える。淡く微笑んでから、アルティオは先端に口付けた。
この味を覚えている。
アルティオは先端から滲み出る粘液を狂ったように舐め取った。
彼女の口の周りは、自らの涎とゼウスの先走り液で汚れてしまっている。
それでも、かまわずアルティオは奉仕を続けた。
「んじゅぶ、じゅぶ、れる、じゅずる……ん、あふ……にがい……おい、し、んん、んふぅう。んぁ……れろぉ」
もう、肉棒のことしか考えられない。他の事はどうでもいいから、ひたすらこれをしゃぶっていたい。アルティオは火照った身体を慰めるように、オナニーをしつつゼウスの肉棒から精液を搾り取ろうと頬を窄め、頭を動かした。
「ほう、アルティオ。なかなかよくなってきたな。偉いぞ」
ゼウスはそう言って、アルティオの頭を撫でた。
「ん、ああ……」
アルティオは嬉しさを隠し切れないといったように頬を緩めた。ただ、誉められ、頭を撫でられただけなのに、嬉しくて仕方がない。胸の奥から愛おしさがこみ上げてくる。
「ならば、もっと気持ちよくしてやるのじゃ。れろ……ん、く。んぐ、ちゅぅ」
臭いと味が口内に広がって頭がおかしくなる。ただでさえ、動物的な感覚の持ち主なのだ。臭いと味には敏感に反応してしまう。舌に染み込んで来る苦味が、脳を蕩けさせる。
もっともっとと求めているうちに、口の中で肉棒が跳ねた。
「あ、うむうううッ!?」
ごぼ、と口内に精が吐き出された。
一度に解き放たれる精液の量はアルティオの口に収まりきる量ではない。しかし、ゼウスの肉棒の太さは射精しても健在でアルティオの口を塞ぐ。
「おご、ごぼ……ん、ぐ、んぐ……んふぅ……ん」
精液に溺れながら、懸命にアルティオはそれを飲み干していく。
ねっとりとした熱の塊が舌の上を転がり喉に絡みつく。咽てしまいそうになるのを堪えて喉を鳴らす。
「ふ、……ぅ。ん、じゅ……ちゅ」
ずるり、とアルティオは口から肉棒を離した。はぁはぁと息をつき、茫洋とする頭をなんとか動かす。ゼウスの肉棒が精を吐き出していながらそそり立っていることに今更驚きはない。その逞しさに、心が締め付けられる。アルティオは舌先で亀頭をつつき、袋の皺を丹念に舐めた。
「ゼウス……」
「ん?」
アルティオは、頬を朱色に染め、ゼウスを見上げた。
「妾は、もう……」
ぐちゅぐちゅとアルティオの股から音がする。自分でずっと弄っていたので、床は水浸しだ。
「褒美が、欲しい」
「それは、グィネヴィアを引っ立ててきたらやると言っただろう」
「そ、そんな無体なことを……妾をこのような身体にしたのはゼウスではないか……」
アルティオは立ち上がって、ゼウスに抱きついた。抑えきれぬ性欲が、アルティオの腰をくねらせ、ゼウスを誘う。
「ゼウスのおちんちんにちゃんと奉仕したではないか……妾も、早く気持ちよくしてくれ……このおちんちんで、妾を孕ませて、くれ……はあぁ、あ……」
アルティオは、己の秘所をゼウスの肉棒に擦り付けた。快楽が下半身を溶かし、魂を堕落させる。
「人のもので勝手に自慰を始めるな。まったく淫乱な雌犬めが」
そう言いながら、ゼウスはアルティオを抱え、ベッドに引き倒した。
「そこまで望むならばくれてやろう。犬らしく這い蹲れ」
「あ、わ、分かったぁ」
蕩けた瞳をゼウスに向けながら、アルティオはベッドの上で四つんばいになった。
ひくひくと秘所が痙攣し、雫が零れているのが見える。
「ああ、そうだ。犬には首輪がいるな、うん」
閃きをゼウスは実現する。どこからか取り出した首輪をアルティオに装着し、リードを首輪に取り付けた。
「なるほど、これはこれでよい趣向だ。そうだろう、アルティオ?」
「は、はぁあ……ふ、あはっ、ゼ、ゼウスの犬。これ、いい……!」
「気に入ったようだな。オプションもついているぞ」
ゼウスが呪力をこめると、リードを通して電流がアルティオの身体に流れた。
「ハヒィイッ!?」
バチッ、と火花が弾け、アルティオは舌を突き出して仰け反った。
「ひあ、あ、い、今の、は……」
「我が電流だ。俺は雷神なのだぞ。ふふふ、以前はメティスやアテナにも似たようなことをしたが、お前にも試してやろうぞ」
ゼウスはそう言って、断続的にアルティオに電気ショックを加える。
そのたびにアルティオは身を捩り、痛みと快楽に咽び泣いた。
「はへ、はへぇあ……電気、きもちひぃ……妾、はぁ……はえぇ」
入れる前からグロッキーになってしまった。慣れないうちは早々にダウンしてしまうもので、メティスもアテナもこれで屈服している。
ゼウスは突き出されたアルティオの尻を鷲掴みして、両手の親指で左右に広げた。秘所だけでなく、綺麗な菊門が良く見える。
「そういえば、こっちは使ってなかったな」
ゼウスは興が乗ったとばかりに肉棒を菊門に押し当てた。
「あ、んあ? ゼ、ゼウス、いったい何を……そこは、違う」
「えい」
ずぶり、とアルティオの菊門処女をゼウスが奪った。
「い゛あ゛ッ、あがッ」
ゼウスの太い肉棒が後ろの穴を押し広げて腸内に侵入してくる。今まで感じたことない感覚に、アルティオは困惑した。
『まつろわぬ神』には排泄がない。故に、この穴は普段使われることのない聖域なのだ。そこに、異物が押し込まれる。
「なかなか狭いな。どれ、刺激を与えてみようか」
ゼウスはリードに電流を流した。
「ぎあ、はあんッ」
電流を快楽に置き換えるよう教え込まれたアルティオの身体は、否応なく感じてしまう。尻に感じる異物感も、快楽の前には消失する。
その僅か一瞬の弛緩を突いて、ゼウスは肉棒を根元まで押し込んだ。
一気に尻穴が拡張し、腸が押し込まれる。肺から空気が押し出されてアルティオの口から、言葉にならない声が漏れた。
「はぎゃ、あ……あが……」
空気を求めて喘ぐ魚のように、アルティオは口を開閉する。
そこに、ゼウスの電流が襲いかかる。
「ああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!」
びくんびくんと身体を痙攣させて、アルティオは叫んだ。
秘所からは潮が噴き出し、口からは涎が止めどなく溢れ出た。半ば意識が飛んでしまっている。
身体の奥深くに、快楽とはこれだと焼印を押されているような感覚。首輪とリードで繋がれ、尻穴を犯されるという背徳的な状況が、アルティオを狂わせる。
「あは、あはは、は……きも、ち、いい……んあ、あ、はぁ、しゅご、い……いいのじゃ」
「そうかそうか。ならば、動こうか」
アルティオの尻穴はすっかりゼウスの肉棒の形に合わせて収縮するようになっていた。もはや、この身体はゼウスの思うがままである。
肉棒を抜き刺しすると、そのたびにアルティオは快楽の声を上げた。
「あ、ああ、いい、尻穴犯されて感じてしまうなんて、いかん、のに、妾はぁ、あぁん、ああ、もっと、うごいてくれぇ」
「アルティオ、お前ばかりよくなってどうする。気合を入れろ」
ゼウスはアルティオに電流を流して命令する。
「んああああああっ、電気らめらああ、止めへぇぇ! 奉仕するからあぁ! 尻穴締めて、気持ちよくするからぁ!」
ぎゅう、とアルティオは尻に力を入れてゼウスの肉棒を締め上げる。
「うお、いいぞ。その意気だ」
ゼウスはアルティオの尻肉をもみながら、より強く、速く律動する。
「ひあ、ひあ、ああ、あああ、そんな、強すぎっ、くはぁっ」
アルティオの中で何かが弾けた。
閃光のようなものが視界にちらつき、背筋を這い登ってくる言いようのない感覚にぞわぞわと全身が鳥肌立つ。
「だ、だめ、い、イクッ、このままだと……」
こんなに攻められた状態で達してしまったら、どうなってしまうか。想像できないだけに恐ろしく、惹かれた。
そして、ゼウスの肉棒が膨れ上がり、腹の中に大量の精液が注ぎ込まれた。
「ふあああああああああああああああああッ」
ゼウスの電流に匹敵する熱がアルティオの身体を貫いた。
全身の細胞がオーガズムに達した。何もかもが気持ちよくて、気持ちいいということすらも理解できない。腹の中に熱い何かが入り込んできたということしか分からず、ゼウスが直も肉棒を右に左に角度を変えてしつこく腹の中を抉っているので休むこともままならない。
「うあああ、尻の中に、精液、出てる。うあ、そんあ……尻穴で、達した、なんて……」
笑顔を浮かべて放心するアルティオは、ぶつぶつと呟きながら快楽の余韻に浸った。
「んぶ、じゅぶ、んぐ……はぁ……はぁ、あ」
アルティオは気だるそうに起き上がって、ゼウスの肉棒を咥えた。
すっかり体力を消費してしまっているだろうに、アルティオの口の中は涎で一杯になっていて、まだまだゼウスの肉棒を欲しがっているようだ。
「はあ、せえしぃ……飲ませてくれぇ、んじゅ、れろ、じゅぶっ、ん……んぐ」
うっとりと目を細めて、アルティオはゼウスへの奉仕を続けたのだった。