※この作品はR-18です。

まつろわぬ神が性に忠実に生きるのは自然   作:一休

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まつ性 15

 ――――トンネルを抜けたらそこは、異世界だった

 

 いや、異世界というよりも、それは過去の世界であった。

「まてや。過去だとぅ!? ネットどころか電気もねえじゃねえか!?」

 ゼウスは文字通り何もない荒野を見て叫ぶ。

 ネットゲームのイベントが続々と更新されるこの時期に、一日パソコンに触れられないというだけで、どれほどの損失が発生するか、わかっているのだろうか。主として、この強制時間旅行をさせてくれやがった女カンピオーネには、その損失を補填させねば気が済まぬ!

「アイーシャとか言ったな。よし、貴様を徹底して嬲ってくれるわ!」

 ゼウスは、とにもかくにもアイーシャを探すことにした。

 あの能天気なカンピオーネにちょっかいをかけたのが運の尽きで、不意打ちに地割れを起こすわ、言葉と行動がまったく違うわでかなり苦戦し、挙句の果てには見ず知らずの地に放逐されてしまったのである。

 まずはここがどこか確かめてやろう。

 視線を空に飛ばし睥睨すると、なるほどどうやらこの地は西暦二千年ごろの地図で言うところのポーランド当たりになるようだ。

「む、……ほう、あの光は」

 空から世界を見ていると、莫大な呪力の奔流とプラチナに輝く光が見えた。とてつもなく強大な光だ。

 知識にはあるが実際に見るのは初めてとなる魔王殲滅の光である。

「しばし出向いてみるか」

 興味が湧いた。ゼウスは身体を雷光に変えて、ブリテン島を目指して飛んだ。

 

 

 未来の世界では石造りの中世風の街並と、近代的なビル群が立ち並ぶ情緒ある大都市を有するブリテン島。アーサー王伝説の舞台であり、中世から近世にかけて大国にまで昇り詰めるこの国も、今はまだローマの属国であり、荒廃の一途を辿る苦しい状況にある。

 人里が点在するも、発展の兆しはなく、むしろ衰退している。

「なるほど、この地の魔王は相当な暴君だったようだな」

 神殺しが残した気配が色濃く残っている。

 力を得た魔王が、人々を支配するのは古代の世界から変わらない。だからこそ、勇者が持て囃されるわけだ。

 岩山の頂上に彼はいた。鋭く尖った岩石に背を預けて座る、《鋼》と視線が交わる。

「噂には聞いていたがな。始めましてだ。魔王討伐の勇者殿」

「君は……」

「様々な呼び名があるが、俺のことはゼウスと呼べばいい」

「ゼウス。アカイアの天空神か。僕に何用だ?」

 疲れきったような表情で、《鋼》は言う。

「何、気まぐれにやってきたら、辛気臭い顔をしている勇者殿が見えたからな。戦うのが面倒なら、剣を置けばいいだろうに」

 そう言うと、勇者は驚いたようにゼウスを見上げた。

「変わったことを言う。魔王殲滅は僕の宿命だ。逃れることはできない。第一、君も神ならば、それはわかっているのではないか?」

 などと言う。だが、ゼウスは神のおきてなど知ったことではないと、笑った。

「俺はゼウスだぞ。神の教えなど知るものか。俺を縛るのは、俺の定めた規則だけだ」

「信じられないな。神が世の理を外れるなど」

「阿呆め。俺達は世の理を外れるからこその『まつろわぬ神』なのだ。今更天上のルールなど、押し付けられても困るだけよ」

「なるほど。言いえて妙だ。が、やはり僕には難しい」

 深く息を吐いて、勇者は言った。

「つまらんヤツめ。それでは何も面白くないだろう。いっそ、ずっと寝ていればいい。お前には興味がないが、その権能には興味がある。力だけ置いて、さっさと寝てしまえ」

「力を置く。君は何を言っている?」

「俺はまつろわす神だぞ。神殺しどもと同じく、他の神の権能を簒奪できるのだ。お前の権能は便利そうだからな。ここで、いただいていく」

「ふむ、……やはり、君は変わっている。その言動。まるで神殺しのようだ」

 勇者は淡く微笑んだ。

「いいだろう。どの道、僕はここで倒れる。それに、君に力を譲渡すれば、あるいは宿命から逃れられるかもしれない」

 そうして、風化していくように魔王殲滅の勇者の姿を朧になり、やがては一振りの見事な剣に変わった。その剣から神力が漏れ出し、ゼウスの身体に流れ込んでいく。

 天上の神々への、ささやかな意趣返しといったところか。やればできるではないかと、ゼウスは笑う。これで、後数百年は彼は目覚めないだろう。また、目覚めたとしても、魔王殲滅の権能が残っているかどうかも怪しい。

 眠りについた魔王殲滅の勇者を残し、ゼウスはその地を去る。

「むぅ、これは、地母神の気配」

 ゼウスもまたまつろわす者だ。地母神の気配には敏感だ。

「出て来い、そこの地母神」

 ゼウスは引き抜いたプラチナの剣を振るって空間を薙いだ。

 莫大な呪力が天地を揺るがし、隠れ身の術を消し飛ばす。

「うあ……ッ」

 圧倒的な力に押され、膝をついて現れたのは、プラチナブロンドの女神だった。

 人間で言えば、十代の後半から二十代の前半くらいの年齢で、美しいウェーブのかかった髪を腰まで伸ばしている。

「ほう」

 と、思わずゼウスは感心してしまう。

 女神は基本的に美しいものだが、なるほどその理のままにこの女神も美しい。

 ゼウスの全能の瞳が、女神の名を読み取る。

「お前の名は、白き女神(グウェンフィファル)か。なるほど、このような出会いもあるのか」

 そう、まさしくこの地母神こそ、未来の世界でゼウスが追いかけている神祖グィネヴィアの前世であり、本性であった。

 神祖のときは、十代前半程度の幼女であったが、女神の時代は乙女の最盛期といった具合である。

「あの《鋼》の傍にいて、よくぞ命を繋いだものだ」

「確かに、あのお方は地母神の命を糧とされます。ですが、妾(わたくし)の命を簒奪する必要もなく、この地の魔王を見事に斬り伏せてしまわれましたので、こうして五体満足に暮らしております」

 警戒心も露に女神は言う。

「ところで、その剣。あのお方の剣ですわね。どうされたのです?」

「譲り受けた」

「は?」

「譲り受けたのだ。あれも思うところがあったのだろう。俺は《鋼》かつ他者の権能を簒奪する力があるのでな。それを利用して、魔王殲滅の権能を譲られたのだよ」

「奪ったの間違いではありませんか?」

「失敬な。全能の神たるこの俺が、そのような言い間違いをするか」

 そう言うと、ゼウスは剣をグウェンフィファルに向ける。

 《鋼》の力が地母神を圧倒する。

「あなた様は、そのお力で何をなさるおつもりですか」

「自由気侭に旅でもしようとな。まあ、一人、征服せねばならぬ神殺しがいるが、ちょこまかと逃げ回っていて掴まらぬ」

「神殺し? この世の神殺しはすべてあのお方が殲滅されたはず」

「まあ、こちらにも事情があるのだ」

 アイーシャがこちらの世界に逃げん込んだときには、すでに最後の神殺しが殺されていたのであろう。運がよかったとしかいえない。

「まあ、お前とも因縁がないわけではない。お前をここで堕とすと、果たして歴史にどう影響するのかも気になるところだ」

「何を、仰っているのです?」

 身の危険を感じてか、グウェンフィファルは後ずさる。

「ふん、ヤツのこともそうだが、お前も諸悪の根源となるからな。ここで、手を打っておこうというのだ」

 ゼウスは剣を振るって呪力をグウェンフィファルに叩き付ける。

 その一撃は、女神の柔肌を傷付けることなく、衣服のみを切り刻んだ。

「きゃああッ」

 グウェンフィファルは、前を隠して、ゼウスをにらみつけた。

「く……このようなことをなさって」

「『まつろわぬ神』だからなぁ。いずれにしても俺はゼウスだ。好きなように生きる。お前はその糧となるだけだ」

 この世界に来たことで、未来の世界で築いてきたハレムが消失し、性的に欲求不満なのだ。いざとなれば、メティスやアテナに奉仕させればいいという選択肢も消える。ならば、こちらで女神を堕とすのが無難な選択であった。

「面倒をかけさせるな。グウェンフィファル」

 岩山から飛び降りて、逃れようとする女神をゼウスは神速で追いすがって捕らえた。背後から抱きかかえて、無理矢理引き摺り上げた。

 それから、呪力で生み出して拘束具で、女神を縛り上げ、うつ伏せにする。

「お前では俺から逃れることはできんぞ。大人しく、流れに身を任せていればいい」

「いや、離してくださいませ。ゼウス様。このような」

「久方ぶりでな。こちらもすでに準備万端よ」

 ゼウスは一物を取り出して、女神の眼前に突きつけた。

「ひ、い……」

 女神が恐怖に身を固くし、そして視線を逸らした。処女神とはいえ智恵の女神の一柱だ。もちろん、知らないなどということはありえない。

 すでにゼウスの一物の先端からは、男臭い汁が滲み出ている。

「では、お前の処女をいただく」

「ま、待って。お待ちください、ゼウス様! 妾(わたくし)は、処女神です! そのようなことをされては、困ります!」

 ギシギシと後ろでに縛られた状態で、ゼウスに懇願するグウェンフィファルだが、ゼウスはそんなことは気にかけない。

「まあ、気にするな。別に何がおかしくなるわけでもない。メティスもアテナもアルティオも、同じような末路を辿ったが、何も問題はなかったからな」

「な……」

 絶句する。

 ゼウスが名を上げた三柱の女神は何れも、グウェンフィファルよりも格上の女神である。広く人口に膾炙した地母神で、すでに名を失いかけている彼女とは別格なのだ。それが、すでにゼウスに犯されているなどと、どうして信じられようか。

 そして、それはつまり、そんな女神たちですらこの征服神には抵抗できなかったということを示している。

 ゼウスが女神の背後に回りこみ、柔らかい尻を両手で揉みしだく。それから、尻を持ち上げて、無理矢理突き出しているような体勢を取らせた。

 いきり立った肉棒を、尻肉の間に差し込んで、前後させる。

「ひ、う、うん……!」

 熱を股に感じて、グウェンフィファルは呻く。このままでは、本当に処女を散らされてしまう。

「ぜ、ゼウス様! どうか、お待ちを!」

「もう遅いのだ。俺は、どうにも止められぬのだよ!」

「妾(わたくし)の、口でお鎮めいたします! ですから、どうか……!」

 グウェンフィファルが逃れるには、ゼウスに満足してもらうしかない。しかし、処女を与えるわけにはいかない。ゼウスが納得する形で収めるには、これしかなかった。

「ほう、口で奉仕するのか?」

「は、はい。……ご奉仕、いたします……」

 声を振り絞って、グウェンフィファルは言った。女神にして女王の気風を持つ彼女にとって、この懇願はどれほどの苦渋であろうか。恥を忍んで、ゼウスに奉仕を誓った。

「ふん、魅力的な提案だが、嫌々奉仕されても嬉しくはないな」

 ゼウスはそんなグウェンフィファルの思いを裏切るかのように、挑発的なことを口にして、焦らすように肉棒を前後させる。

「ぐ、くぅ……」

 グウェンフィファルは、唇を噛み、恥辱を耐え忍んで叫ぶ。

「嫌々などでは、ありませんわ。妾(わたくし)の唇と舌で、よ、喜んで、ご奉仕させていただきますわ!」

 

 

 

「どうした。怖気づいたのか」

 グウェンフィファルは、後ろ手に縛られたまま身体を起こし、ゼウスの前に跪いていた。

 目の前には、いきり立った肉棒が臭気を放っていて、そのときを今か今かと待ち望んでいる。

「く、……この手を解放していただけませんか? このままでは、やりにくいのですが」

「ならんな。そのままでやれ」

「しかし、……」

 グウェンフィファルはこの期に及んで逃げる算段をしていた。ゼウスの隙を突いて脱出する。拘束さえなんとかすれば、希望が見える。しかし、ゼウスもグウェンフィファルを侮っているわけではない。拘束具は、彼女が堕落するそのときまで外すつもりはなかった。

「ごちゃごちゃ言ってないで、さっさと始めろ」

 ゼウスは女神の頭を掴んで、肉棒をその頬に押し付けた。

 熱とねっとりとした粘り気を頬に感じて、顔を顰める。おぞましい臭いが鼻を突いて、不思議と身体が熱くなった。

「き、たない」

「それを綺麗にするのが、お前の奉仕だろうが」

「く……」

 グウェンフィファルは、憎憎しげにゼウスを見上げた後で、観念したように口を開いた。

「ん、ふぅ、……んあ、……」

 女神は舌を伸ばしてまずは裏筋をつつくように刺激した。それから、亀頭をちろちろと舐る。ぎこちない奉仕は、一つの味わいではあるが、今一つ物足りない。

「それで、奉仕をしているつもりか? まったく感じないんだがな」

「こ、このように大きく膨らませているくせになにを仰いますか。ん、ちゅ、れろ……んちゅぅ」

 きろり、とゼウスをにらみつけるも、グウェンフィファルは舐めるのを止めない。早々にゼウスの肉棒を萎めて仕舞おうと、懸命に舌を動かす。

「それでは日が暮れてしまうな。やはり、お前の膣に入れるしかないなぁ」

「な、そ、んな。まだ、始めたばかりではありませんか」

「さて、困った。俺はすぐにでも神殺しを追いたいのだ。お前が自ら早々に処理できんというのならば、俺がお前の身体を使うだけだ」

「……うぅ、ど、どうすれば、いいのでしょうか?」

 下手だと言われるのは癪だが、初めてなので仕方がない。智恵の女神とはいえ、それは実技を保証するものではないし、性愛の女神でもないのだから、こういった技術に乏しいのは当然であった。

「まず、お前の技術では舐めているだけでは無意味だ。咥えろ」

「咥える。こ、これを?」

「喉の奥までな。その上で刺激するのだ」

 ぐい、とゼウスは肉棒を突き出してくる。グウェンフィファルに選択肢はない。生唾を飲み込んで、亀頭に形のよい唇をつける。

「んぐ、んぅ……ぐ。ぐ、ぶ……んあ」

 顎を大きく開いて、舌の上に固い肉棒を感じる。ずぶずぶと口の中に入り込んでくる肉棒にグウィンフィファルはむせ返りそうになる。

 口内に苦味が広がり、心ならずも涎が溢れ出てくる。あまりにも大きな物体に口を塞がれているので、呻き声しかでない。

 とても、美味しいとは思えない。こんなものを進んで口に含むとは、娼婦は信じ難い人種である。

「地母神の口の中は温かいな、グウェンフィファル」

 にやにやするゼウスが憎らしい。

 プラチナブロンドの髪をゼウスは乱暴に掴み、グウェンフィファルの頭を前後に動かし始めた。

「ふぐぅ、んぐ、ふぅ、んじゅ、んぐ、ぐぷ。ん、ん、ん、んぐ……」

 突然のことに目を白黒させて、グウェンフィファルは呻く。

 口の中で肉棒が暴れ、喉を突かれる。吐きそうになりながらもそれだけは意地でも耐える。先走り汁が唾液と混ざり合い、舌から染み込んで来るようであった。自分の口が玩具にされているようで、グウェンフィファルは絶望しかけていた。美しい大地の女神が、このような辱めを受けなければならないとは、あまりにもむごい。

「ん、ぐ、んんーーーーーーーー、んご、ぁ」

 喉の奥の奥に思い切り捻じ込まれた。ゼウスの巨根を根元まで咥えるだけでも、かなり苦しいのに、それが気管を塞ぐほど深く突き立つとなれば、さすがに意識が遠のいてしまう。人間相手ならば、こうはいかないが、女神にとって最悪の敵手であるゼウスの肉棒はグウェンフィファルの頑丈さなど気にも留めずに突き崩す。

 口の端からだらしなく涎が流れ出るが、どうにもならない。喉の奥に押し込まれた肉棒は、ゼウスが後頭部を押さえつけているために戻すこともできず、さらに深く抉りこんでくる。

「おぐ、……ご、んぉぉ……んじゅ」

 ぐりぐりと、ゼウスは肉棒を動かす。決して、グウェンフィファルを楽にしてやろうとはしない。苦しませるように、口いっぱいに頬張らせる。

 息苦しさにグウェンフィファルの思考が飛びそうになる。そこで、ゼウスは彼女の髪を乱暴に掴んで、口から肉棒を引き抜いた。

「ぷは、ふはッ。あ、かは……」

 涎が長い糸を引く。 

 グウェンフィファルの口と肉棒が銀色の粘液で繋がる。

 女神は、荒く息を吐きながら、咳き込んだ。

「なんて、乱暴なことをなさるのです」

 口元を拭いながらグウェンフィファルは抗議する。もちろん、取り合うゼウスではない。顎に手をやって、上を向かせ、そして再び口に肉棒を押し付けた。

「あぐ、い、いやぁ。嫌です、もう、ああんむぅ!? んぐぅぅぅぅ!」

 固い肉棒は、女神に抵抗を無視して口の中に押し入っていく。

 今度は、ゼウス自身が腰を振ってグウェンフィファルの口の中を掻き回した。

「ふじゅ、ちゅ、んじゅぅ、んあ。ぷあ、じゅぐ、じゅる、んぐ。ふあ」

「もっと、口をすぼめて吸うんだよ。舌も動かせ」

「んじゅぅぅぅぅぅぅッ、んぐ、れろれろ、じゅるるる、んじゅ、ちゅぶ」

 いやらしい音を立てて、グウェンフィファルは肉棒を吸い、舌を這わせる。そうしなければ、また深く付きこまれて苦しい思いを味わうことになる。今はただ、これをしゃぶっていればいいのだから、苦しまずにいられる。そう思えば、簡単である。グウェンフィファルは、当初感じていた嫌悪感を忘れて、それをしゃぶった。苦しいよりはましだと思ってしまったのである。

「なかなか、上手くできるようになったな。物覚えがいいのか、端から淫乱なのか」

「勝手なことを、んぐ、おひゃっていると、かみまひゅ。ちゅる、れろ」

 グウェンフィファルは肉棒を口から離すと、舌で先端をほじくるように刺激し、そして裏筋を舌から上でゆっくりと舐め上げた。

 肉棒が脈打ち、一層強い臭気を放つ。鼻が曲がりそうな悪臭でありながらも、不思議と惹かれてしまう。ゼウスの女神を落とす媚薬効果であろうか。とにかく、女神は息を荒げて奉仕を激しくした。

「よし、では口で受け止めろ」 

 そして、ゼウスはグウェンフィファルの口に肉棒を再び差し込むと、思いきり白濁液を放出した。

「ふ、ぐ。んんんんんんん!?」

 驚いて口を離そうとする女神の頭をゼウスは押さえつけ、さらにビクビクと震わせる。そのたびに、熱い粘液が飛び出して、口の中で暴れた。

(こ、これが、精液……? 口の中がべとべとで、苦い。呪力が、凄すぎる!)

 グウェンフィファルは溢れる精液を吐き出したくても肉棒が邪魔で吐き出せず、飲み込んでしまう。胃の奥に落ちていく粘液が、恐るべき速度で体内に吸収されて、まったく関係のない腹の奥が疼いた。舌が勝手に、亀頭をなぞる。頬をすぼめて、残りの精液を吸いだすと、口の中に残った精液と唾液が混ざって、ねっとりと舌と喉に絡みついた。

「あ、ふわあぁぁ……」

 お嬢様然とした白き女神は、すっかり惚けたように口を開けて吐息を出した。

 てらてらと自身の涎で光るゼウスの肉棒を見て、女神は安堵する。出すだけ出したからか、予定どおり萎んでいたからである。

「もう、解放してくださいますでしょう? お約束のとおり、口で奉仕いたしましたから」

「ふむ」

 ゼウスは要望を受けて、グウェンフィファルの後ろに回りこんだ。

 それから、グウェンフィファルの柔らかい尻肉をもみ始めた。

「あ、な、なにを!」

「このゼウスがただ一度の射精で収まると思っているのか。無礼者めが」

 ハハハと愉快そうに笑いながらゼウスは射精などなかったかのように復活した肉棒を女神の秘所に押し当てた。

「そんな、約束が違います! こんな!」

「お前が自ら奉仕すると言ったからさせただけだ。解放するなど、誰が言った?」

「あ、……そ、んな」

 グウェンフィファルはいよいよ目を見開いて、信じられないとばかりに呻いた。

「お、おやめください。ゼウス様! そのようなことが許されるはずがありません! 妾(わたくし)は、処女神。殿方と交わるわけには……!」

 グウェンフィファルの必死の懇願をゼウスは、無視して肉棒を秘所に押し込んだ。処女膜を押し破り、一息に膣内を押し広げる。

「いやあああああああああああああああああッ!!」

 グウェンフィファルが絶叫する。

 涙を流し、痛みと苦しみに脳を焼きながら、絶望に心を染め上げる。

「あ、ああああ、妾の、妾の……こんな、ことが」

「初めての割には、結構なしまりだな。俺が欲しいと、締め上げてくるぞ、女神」

 ゼウスが腰を打ちつける。

 秘所を刺し貫いた男の力に、女神は息する間もなく翻弄される。

「は、ああ、んああ、い、たい。くぅ、あ。あ、かはッ、がぁぁ……」

 ゼウスの肉棒が、膣内を抉るたびに、苦悶の声を漏らす。

 まだ慣れていないグウェンフィファルの膣内は、きつく、ゼウスの侵入に驚いて悲鳴を上げている。しかし、同時に女の欲望が刺激されているのか、本人の意思とは無関係に吸い付いて奥へ奥へと飲み込もうとしている。

「可愛いじゃないか、グウェンフィファル。嫌よ嫌よも好きのうちか?」

「ひい、ああ、んあああ、痛い、痛いぃ。痛い、のにぃぃ。ひぃああ」

 ぐじゅぐじゅと、女神の秘所からは愛液が漏れ出して、太ももを濡らし、糸を引いて地面を濡らしている。

「さすがだぞ、グウェンフィファル。お前は男に媚びる才能があるな」

「そんな、こと、仰っても、う、うれひく、んひあッ、あふぅ、ん。んああん!」

 グウェンフィファルの膣内が悦びに打ち震えている。いつの間にか柔肉がゼウスの肉棒の形に変わり、根元まで柔らかく包み込んでいる。

「気持ちよくなってきたのか? 声が色っぽくなってきたな」

「ち、違う、違いますぅ!」

「そうか、ならこれはどうだ」

 ゼウスはグウェンフィファルの肛門に指をもぐりこませる。もちろん、膣内を犯したままである。

「あいぃ、ひ、そ、こは!?」

「アナルの開発も進めてやるぞ。悦びに咽び泣くがいい」

「ひぎああ、うおおあ、んぐぅ。そのような、ところぉぉおぉ!?」

 アナルと膣内を同時に犯されるグウェンフィファルは、それにも拘らず身体が激しく火照り、汗が噴き出して、視界がチカチカと明滅した。嫌悪感を上回る快楽が、彼女の思考を蕩けさせていく。

「ああああ、あひ、あはぁ、んおぅ。ひぃん!」

 びくんと、身体が跳ねる。

 子宮が疼き、膣内が蠢いてゼウスの肉棒を欲しがっている。グウェインフィファルの身体は、意思に反して堕落しつつある。それを自覚して、彼女は恐れ戦いた。

「ひ、やああああ、らめ、らめれすぅ! こんら、こと。おひ、おひてひあいますぅぅ!」

 呂律すら回らなくなっている。初めての快楽が、脳を焼いてまともに口も動かせない。ゼウスが、送り込む呪力が、地母神の神格を縛り上げているのである。豊満な胸も、柔らかい尻肉もすべてゼウスに捧げられる供物に他ならない。

「堕落してしまえば、楽になるぞ。どれ、手を貸してやろう」

 ゼウスはそういうや否や、グウェインフィファルを後ろから抱きかかえて、大きな胸を両手で鷲掴みにし、さらには乳首を抓り上げる。

「んああああああああああああッ。そこ、そんなぁ!!」

 乳首を抓られたことで、決壊した秘所が激しく潮を噴いた。

 グウェンフィファルの身体がびくびくと震えて、脱力する。

「知らない、こんな、すごいの、知らなか、ああぁ」

 うつろな目で白き女神は痙攣を続ける。初めての絶頂がよほど衝撃的だったらしい。やはり、初物の反応はいつの世でも飽きない。

「うあ……」

 ゼウスは、そのまま彼女の身体を抱き起こし、自分の腰の上に座らせる格好になった。反り上がる肉棒が、より深く女神の膣内に挿入される。

「え、……ああああ、うああああ、深いぃぃぃ!」

 ずぶずぶと侵入する肉棒に女神は悦び叫ぶ。

「深いのがそんなに気持ちいいのか?」

「ああ、あが、き、気持ち、イイ。イイ、イイです! 気持ちイイですッ!」

 グウェンフィファルはついに壊れたラジオのように同じことを繰り返す。

 気持ちイイと叫び、涎を垂らして腰を上下させる。女神としての意地も矜持も壊しつくされた彼女には、快楽以外の寄る辺がない。

「よぅし、ではそのまま膣内に出してやる」

 ゼウスは呪力を肉棒に集中させて、精力を目一杯高め、ロケットを打ち出すが如く、グウェンフィファルの子宮を目掛けて精液をぶちまけた。激しい呪力が内側から吹き上がり、グウェンフィファルを打ち据える。

「あひあ、あん、んぐおおおあああああああッ」

 天を仰ぎ、喉を逸らす白き女神は、ゼウスの精を受けて失神にまで追い込まれる。快楽の坩堝で善がり狂ったグウェンフィファルは、子宮から膣内までこびり付き、染み込んで来る精液の感触に怯えながらも悦に入る。

 何もかもが白く染め上げられていく中で、グウェンフィファルは何物にも代えがたい至福の快楽に溺れて沈んでいった。

 

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