魔王城でおやすみなさい―MASEX!― 作:( ˘ω˘)スヤァーリンおじさん
女としての性に目覚め、そのまま風呂場でおまんこを弄るスヤリス姫だったが、徐々に不満が溜まってきた。
初めは気持ちよく感じられた刺激も、拙く単調なそれは慣れてしまうのも早かった。
(……なんか、違う)
大きな浴場の中、身体を洗いながらも姫は自慰を続ける。
あの少年淫魔にされたように胸を触ってみたり、自らを貫いたおちんぽの感触を思い出してくちゅくちゅ♡と女性器を弄るものの、快楽は一定のラインを超えず、次第に気持ち良さよりも苛立ちが増して行った。
「あの子にされた時は、もっと気持ちよかったのに……」
淫魔の少年は一見すると女の子のようでありながら、しっかりと男らしい逞しさで力強く姫をぎゅっ♡と抱き締めてくれた。
家族以外の者に抱き締められるのは初めての事であり、そして両親から抱き締められるのとは全く違う、信じられないほどの多幸感があった。
そして色んな場所を思い思いに触られ、吸われ、揉まれて、まるで予測できない快楽の激流に晒された。
脳味噌を溶かすような舌と舌を絡ませるキスは、姫の長年の訓練の成果(回復チェリーの茎の結び合わせ)を見せる事もなく、少年の成すがままに貪られてしまった。
けれどそれを受け入れてしまえば、姫の知らなかった熱い感情が湧き上がった。
もっとしたい♡もっと欲しい♡と少年のピストンに合わせるように腰をへこへこさせ、やがて息の合った迎え腰で快楽を高め合った。
(思い出したらまた、お汁が……♡)
おしっこではない、透明でほんの少し粘っこい液が股の奥から次々と溢れてしまう。
しかし表面をなぞるだけの拙い自慰など、あの時少年淫魔が叩きつけた性の快楽に比べてしまえばカス同然だった。
「はぁ……お風呂入ろ」
やがて湯冷めしないように、一通り洗い終えた姫は湯船へと入る。
源泉掛け流しの贅沢なお風呂は、姫が入った分だけ瞬間的に多く溢れたが、その後は元の静かな水音へと戻っていった。
何でもこのお風呂は『浄化の泉』と呼ばれるレアアイテムの水を使っているらしく、入るだけで姫の疲労がどんどん取れていく。
見た目では分からなかった細かな傷が癒され、感じていた節々の痛みが溶けるように消えていった。
「ああー……生き返るぅー♡」
思うように絶頂できず、じわじわと溜まっていた苛立ちも幾らか収まる。
体の芯から癒される気持ち良さだ。
間違いなく至高の湯治だろうが、唯一の不満点を上げるとすれば寝落ちができない事だろうか。
なんでも状態異常も回復してしまうらしく、湯船に浸かっている限りは絶対に眠れない仕様になっているのだとか。ガッテム。
王宮ではいつもたくさんの使用人達に洗われピカピカの卵肌にされていた姫は、一度大きな湯船でぐっすり眠りたいという野望があった。
それを世話役である少年淫魔に告げた所「それ溺死する奴なので絶対にやめてくださいね!?」と却下されてしまった。そして無駄かと思われた拘りの成果が溺死事故を防止している事に、少年は胸をほっと撫で下ろしたのだった。
(あの子……まーくん、だっけ?)
初めて姫にキスをして、初めて姫に熱い精を注いだ少年。
女の子のような可愛い顔をしていて、赤いふわふわとした癖毛がどこか小動物っぽい男の子。
その目元はいつも優しく、何かあるとすぐ涙目になる。
だけど仕事に対しては有能で責任感があり、姫の要望にも可能な限り応えてくれる。
そして男の子らしい強引さや、意外な力強さなど、少年らしい逞しさを体で教えてくれた。
姫はお腹の上から手を当て、少年から注がれた精液を感じ取る。
彼の事を思い出すだけで下腹部が熱を持った気がした。
(またアレ、いれて欲しいな♡ ちんぽ♡ おちんぽっ♡)
少年から教わった言葉を忘れないように、繰り返し頭の中で復習する。
(おちんぽ♡ おまんこ♡ ざーめん♡ せっくす♡)
「んっ♡ ここ、いいっ♡ くりくりするの、いいよぉっ♡」
どうにか気持ちよくなれないか自らの秘所を探索し、やがておまんこの入口の上にある敏感なお豆を発見する。
それを指先でクリクリ弄りながら、姫は貪欲に性の快楽を高めていった。
「っん♡ あふっ♡ ふぁあっ♡ んっく~~~~♡」
びくびくっ♡ きゅんきゅんっ♡
姫が初めての自慰で得られた絶頂。
それは湯船の中で自然と体を弾ませ、嬌声を浴場へと響かせてしまう。
それをはしたないと思うものの、誰もいないから大丈夫と内心で言い訳する。
自分のものとは思えない淫らな声を上げる解放感、そして絶頂による快感は甘美な物だった。
けれどそれも、より上質なものを知る姫にとっては少々不満が残った。
「……やっぱり、ものたりない」
オナニー後の脱力と共に姫は呟く。
広い湯船に体を浮かばせ、下腹部に手を当てる。
あの時受けた熱い精の奔流がない事に、姫の子宮は寂しさを覚えていた。
湯の回復効果もあってか、破瓜の後とは思えないほど痛みが一切ない体。
それでも姫のおまんこは覚えている。あの時の衝撃を。快楽の痛みを。
ぼーっと天井を眺めていた姫だったが、その瞼を閉じ、まどろみの中に沈む。
決して眠れなくとも、夢のように思い出に浸る事はできるのだから。
「また、したいな――セックス」
瞼の裏にはあの少年、まーくんの顔が浮かんでいた。
明けましておめでとうございます!
今年もぼちぼち書いていきます(不定期更新)