轟沈しましたが悪運はあったようです(大井になりました)・裏 作:Toygun
さて、拳を落として数日。電の甘えはとどまることを知らず、ふやけた唇にべとべとにされた乳首、着ていれば唾液まみれになるショーツと相成ったわけだが。ここへ来て就寝時の被服は無意味、と流石のわたしも結論を出した。
しかし待ってほしい。素っ裸でシーツに直、そこで電の猛攻に晒されたとしよう。今のところその悪夢は見てはいないが、潮でも吹いて見たまえ諸君。盛大なお漏らしと同義の液体でシーツはおろかマットにまで浸透し、泣きながら手洗いでシーツとマットを洗って干す。そんな事態に年下に追い込まれ、ましてその現場を誰かに―特に北上さんに見られた日には、心が死ぬ―心の大井が轟沈する。
おまけに電のあの長い手ならぬ長い舌だ。寝ている間に破られてシーツに付着しようものなら、頑固な汚れとなって落ちまい。そもそも駆逐艦に重要区画をぶち抜かれた雷巡とかそりゃそこらじゅうでひそひそと噂されるだろう、あーた聞きました?てな具合に。あと裸族になるのもまあいいのだが、流石に少しだけ冷えた夜とか、ちょっとだけ近くなる。生憎色々共同施設の宿舎である。部屋から短距離の外出着が必要だ。
いい加減手洗い洗濯回数にうんざりしたわたしは、購買でそこそこ多い枚数のタオルとガウンを購入することにした。無頓着な電の分も含めてだ。おたがいマッパで寝ているが、寝ぼけてそのままトイレとかやりかねんし。島で下着で外に出たりしてたのがここで響いてくるとは、全くもって不覚である。それとここ数日当然ながらティッシュペーパーの消費も多く、数購入するのだが、交代で入ってるらしい艦娘の視線が凄く痛い。いや睨んでるとかではなくああ、お盛んでという生ぬるいあれで、わたしの心にグサグサ来て装甲を削られている心境である。
もう一つ困るのがその使用後の廃棄だ。ぶっちゃけ電に触らせたくない。いっそ目の前のわたしに鼻をつけろと言いたいくらいに使用後のそれに対する執着、それに脱ぐ前にことに及ばれた時の、「わたしの」で濡れた下着に対する嗅覚的執着が発生していて、最悪使用済み下着にティッシュを隠し持たれるのではという危惧が発生している。
電は定期健診もどきで離席している中、利用時間外の食堂で休憩中の天龍に愚痴る。大容量(1.5~2L)ボトルの炭酸飲料で自棄酒もどきだ。飲酒スペース(お座敷らしい)で飲まないのは、酔って部屋に帰るのが怖いからである。
「どーしてあの子はああなのよ!」
「荒れてんなぁ」
「で、ここ数日も随分と遊んでやってるようだが…どんな感じよ」
「どんな感じも何も、ギリギリ女の子同士の戯れで止まってるわよ。というより現在進行形で電のおもちゃよ、わたし」
戯れと言ってもドロッドロのネチャネチャでレベルとしては「アウト」。ただしあくまでおもちゃなので最後までいかない、不健全で健全な状況でギリギリ清い体のままなのだ。
「なんだよ、最後までいってくれた方が見てるこっちとしちゃ楽なんだが」
最後までって…駆逐艦にぶち抜かせろと?
「冗談止めてよ、仮にわたしがあの子にヤられたとしてよ、絶対にお返しにしてくださいって言い出すに決まってるじゃない」
「お返しに電の処女をあげるのです」というありそうな未来が見え、資材吐きそう。
「だからお互いにヤることヤッて片付いちまえって言ってんだよ」
ちょっとマジマジと天龍を見てしまう。このアマ正気か?
「ちょっと、ほんとに色ボケしてない?あの年の子を「きずもの」にするのを強要されるの、まともな神経でヤれると思ってんの?」
あの年の、とは言ったがどんな外見だろうと建前上艦娘は成人である。ただし罪悪感で絶対吐く。
「そうは言うけどよ、最近北上どもの、お前を見る目が怪しくってな」
特に短パン履いた方がな、と注釈をつけられた。話が見えないので先を促した。
「ちょっと欲張ってみた北上がお前にちょっかいをかけたとする」
「ああ、なくもない…いやないでしょ」
大井→北上はともかく北上→大井はレアケースって心の大井が言ってるし。
「わたしから猛アタックかけて、やっと北上さんが振り向いてくれるってとこじゃない」
ないない、と右手も振って否定する。
「竿のある方が、思い余ってお前を物陰に連れ込むとする、お前にべったりの電がそれを目撃する」
「う」
「そん時お前が、清いつーには随分爛れてっけど、清いままだと、北上のケツが発破されて物理拡張されると思わねえ?」
発破(魚雷)で電がトンネル工事を強行すると。
「しかも北上が二人とも思い余った場合、お前一人じゃ確実にヤられるだろ?そこにあっちの大井まで協力したらどうなる?」
「えーと、電にヤられた上で結婚宣言しないと、チャンスあるかもって思った北上さんに突っ込まれて全員爆散するとかいうオチ?」
「そーなりそうな気がしてなあ」
「でも待って、電と抜き差しならないとこまでいったとして、やっぱり北上さんがちょっかいかけてきたら同じことにならない?」
「そっちもあるんだけどな、先と後なら後の方が、多分マシな結果になると思うんだわ」
せいぜい半殺し程度になるかなって具合だが、と当てにならなそうな予測を天龍は口にする。
「つまり、わたしもう詰んでる?電にヤられたあげくペドフィリアの汚名まで被らないと無理心中されるわけ?」
「多分な、だから四の五の言ってないで穴開けちまえってわけ」
「ピアスじゃないのよ。将来とか考えたら」
「オレも北上に似たようなこと言っちまったがよ。戦後なんておめでたいこと言うのはもうやめたんだ」
「オレと同類の、どこかの死人だろうから軽く考えちまうんだろうが、オレの仲間って言える奴はここ最近、オレの「2本目の腕」を気にしてる」
そう言ってぽんと己の右腕を彼女は叩く。
「すぐに直せちまうようなもんでも、あいつらは心配で仕方ねえ。じゃあ浮かび上がってきたお前は、そりゃ近い奴らには執着されるってもんよ」
丸め込まれているような気分半分、納得いくような気持半分。腹が決まったのか、それとも流されてるのか。決めきれないままわたしは部屋に戻った。
離島-つまり田舎なのである。そこらの離島ではなく防衛拠点であるから、繰り出す町もない。娯楽が皆無に近いわけで、さらに艦娘は、まあ必要以上に「深い仲」な組み合わせの娘も多い。風呂の前や、消灯後、そういう関係の子たちはまあ色々とあるわけで。彼女たちと同様に、わたしもやることもなく部屋に戻れば、そのまま抱き着かれ、電とくんずほぐれつベッドで睦み合う訳だ。とはいえ毎度組み付かれてなし崩しも嫌だ。今日も日が落ちたくらいで、ちょっと雑誌を眺めていたら、うなじに息はかかるし、脇から出てきた手が服越しに乳房を上げ下げし始める。こういう意味で「おもちゃ」なのが困る。横着してベッドのへりに腰かけているわたしも悪いが。
雑誌を端へ放ると電の手を外して立つ。くるりとベッドに向くと、
「もうちょっと手順とか踏んで欲しいわね」
と宣言、電を持ち上げてベッドに登る。彼女を中央付近に置くと、わたしもその正面に向かい合って座った。ちょっと意識的に女の子座りと言う奴で。
「手順、ですか?」
首を傾げる電。返事をせずに両手で電の頬を押さえると、少しかがむように軽くキス。目を閉じてひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ…納得のいく数かぞえて、唇をはなす。
「愛し合うなら最初はキス」
そう口にして、今度は電ににじり寄る。今度は彼女の体を腕に納めて、また唇を重ねる。そしてまたはなす。
「お互いを抱きしめて、また「くちづけ」を。どう?」
抱きしめて間近で囁く。電もなんとなく分かったのか、もう両手をわたしの背にまわしていた。少しだけ空間を開けると、離れたくないのか寄って来ようとする。それを左手で止め、右手を彼女のリボンにかけた。きぬずれの音とともにほどき、そのままセーラーの裾に手をかける。
「はい手を上げて」
すこしテンポは乱れるが、わたしと電の手で、彼女は上だけ下着姿に。続けてわたしもリボンをほどくと、電よりミリタリックでかわいくない、制服の上を脱ぐ。腕を交差させて、胸をつき出すように。服で視界が一度ふさがれたあと、笑ったような半開きに口を開けた電が目に入る。
「だーめ」
にじり寄ろうとする彼女の額を左手で留め、自分のブラのホックを外す。彼女の額から左手を離し、その手でブラのカップを押さえると、ホックから離した右手や肩の動きで、肩紐をわざわざ上腕までずらす。右腕側にいっている左手で、右の肩紐を掴んで右腕を抜く。今度は右腕を左腕の下に滑り込ませてカップを押さえ、左腕を肩紐から抜く。これでもうブラは手で押さえているだけ。フリーになった左手でブラ自体を押さえている腕の下から引き抜くと、わざわざ端を掴んで彼女の目の前で揺らしてやる。
…アトラクションでも見るかのような笑顔で視線が揺れているのはちょっと頭痛い。そのままひょいっとベッドの端へ投げてしまうと彼女の顔もそっちを向くが、それを無視してまたずいっと寄る。
「はう?!」
いきなり視界に寄ったわたしの双房に変な声を上げるが、無視して左腕で抱き寄せると、右手で彼女のスポーツブラを上へずらす。
「今度は肌を合わせて、」
そのままキス。ゆっくりずれていくように、電の側に体を倒していく。小さな体は逆わず、覆い被さるわたしを受け入れる。二人してシーツに横になったところで、顔だけ上げて唇を離す。
「一緒にベッドに横になった。うろ覚えの手順だけどどう?」
幼い顔がにへらと口許を緩ませると、
「どきどきするのです」
とご満悦、といった体である。
さて、上にのったまま、寝たままの彼女の腕を万歳させると、スポーツブラをそのまま脱がす。身長差で顔の位置がずれてしまうが、胸をー(電はほぼ無乳だが)乳房同士を合わせるように重ねたまま、右手を電の体の下に差し込んでスカートのホックも外す。今度は顔の位置合わせてまた唇を重ね、両手で彼女のスカートを脱がしにかかる。電が万歳していた腕でわたしの頭を押さえたり、足で腰にしがみつこうと少し大変だったが、変に動いた足のおかげでスカートもベッドの外だ。今度は自分の腰を浮かせてわたしもスカート、さらにはショーツも脱いでしまう。少し強引に顔をずらすと、運良く電の右耳そばにわたしの頭が落ちた。
「それでね、いなづま」
「はい、おおいさん」
「こっから先、女の子でできる最後までするつもりだけれど、いなづまはどうしたい?」
「…おおいさんの、およめさんにしてもらえるのです?」
その言葉で、一気に思考が冷えた(ひえた)、だが、心は冷めて(さめて)はいない。
「一歩手前までね。いなづまは、わたしの「およめさん」になりたい?それとも、わたしに「おかーさん」でいてほしい?」
「わからないのです。おかーさんにいてほしいです。でもとてもどきどきしました」
「きっと「およめさん」のどきどきなのです」
「ごめん、とても意地悪な聞き方をしてた」
ささやきを急にいつものトーンに落としたわたしに、電は首を回してわたしを見る。
「大井さん?」
「わたしのお嫁さんにしてあげる。最後の一枚を脱がしてからね。そうしたら、わたしは「おかーさん」には戻れない」
「それ…は…」
「だけどわたしも電のお嫁さんに、電はしてくれるかな?」
「大井さんを?」
「でないとね。わたしが誰かのお嫁さんにされちゃうから」
「誰かのお嫁さんにされたら、電のおかーさんに戻されちゃうね。おかーさんじゃ、電をわたしのお嫁さんのままには、出来ないわ」
「だめです。大井さんは、わたしのなのです」
「ありがと。でも関係ないかな」
「え?」
「わたしはわたしの意思で電をお嫁さんにするだけ。さっきの意地悪はね、電に選ばせようとしていたこと」
「だからね、こっから先、止まらないから」
「女の子がやっちゃいけないところまで行くからね。そうしたら、電、あなた、他の人のとこにはお嫁に行けないから」
なんでかな。電を放しちゃいけないって今気付いたのは。理由は分からないのに。ゆるくわたしの頭を押さえていた、電の腕をほどいて、腕をついて体を起こす。真下には、電の顔。
見つめ合いながら、唇をまた重ねる。またわたしを抱こうとしてくる手は、両手で押さえて。小さい手のひらに手をあわせ、指を絡ませてシーツに押し付けた。強引さに電が身をよじるが、まだ序ノ口だ。触れたままの唇に、ゆっくり舌を差し込むと、電の舌の付け根あたりから、時計回り、その逆と舌をまわすようにして、彼女の舌と口内をねぶる。最後に上顎側の、感覚として鼻の裏を撫で上げる。電の顎の力がほぼ抜けるのを感じて、唇をはなした。お約束に舌を出したまま、だ液がわずかに糸を引くさまを見せながらだ。
「今度は大人のキスで。どう、電よりうまくできたかな?」
息もさせずに蹂躙した自覚はあるので、まあ声は返ってこない。荒い呼吸の彼女の、数回の頷く動きでまだ拒絶はない、と知る。さて、続きだ。
左顎の下に口をつける。鎖骨に向かって首を舐めさげ、やや骨張った鎖骨まわりの柔らかい肉部分を、強く吸うように「しるし」をつける。やってみてなんだけど、これが消えない内に人前で、この子の首もとをわざと弛めたくなった、リボン直す振りとかで。
「てをはなして、ください」
「やめる?」
「ちがうのです、わたしもおおいさんに、したいです」
「じゃあだめ。わたしの勝手で、電を蹂躙してるんだから」
電も乗り気だったじゃん、て逃げ場は潰す。押さえ付けて、この幼い肢体を好き勝手したのだ、ってしなきゃ。何か言い出す前にまだ膨らみのない胸にしゃぶりつく。乳首を舐めまわし、かぶりつくように口にすると絞り上げる。ここまでくると愛撫というよりは吸引器だが、大きな音を立てて唇をはなす度に、小さな口からかわいい声が漏れて、ついつい何度もやってしまう。気付くと乳輪だけが大きくなったみたいに乳首まわりを赤くさせてしまった。
胸から下になると、姿勢的に流石に腕がつらいので、手の指を解く。鳩尾からおへそへと舌を這わせると、背と腰を撫でるように抱いて、少しだけ出たお腹にキス。寒さや怖さを消してくれた柔らかいお腹に、顔を擦り付ける。電の両手はわたしの頭にかかり、彼女の絶え絶えな息の合間にわたし名前が混じる。
いっそこの柔肉を枕に眠りたかったが、そろそろ、ノロノロと額や鼻から唇、出した舌と順にはなれて体を起こす。転がっている枕にタオルを巻くと、電のお尻を浮かせてそれを置く。電からこぼれたものですっかり湿ってしまったショーツを、わざとまくるように脱がし始める。腰の位置が枕で上がって、わたしに丸見えなことに気付いた彼女がじたばたするが、やや乱暴に取り去ってしまうと、つい意地悪したくなる。
「いーなーづーまー」
「ひゃい!」
上体と腕の動きで、右手でショーツを彼女の鼻先に押し付けた。
「あなたのよ」
目を丸くしている彼女が、鼻を鳴らす。
「しらない、においです」
独り遊びを覚える前にわたしで遊び呆けてるからねえ。余興は終わりにしてショーツも放ると、電の両脚を掴んで天井へ向け、その前に座った。
「あの、これ」
「脚、開くわよ」
有無を言わせず電の「電」をさらけ出させて、わたしは上体を曲げて顔を近付ける。指できれいな割れ目を開くと、覆うように開いた口をつけた。ゆっくり舌で、できるだけ優しく舐めまわす。陰唇の内側、膣の入り口、まだ未成熟なのか小さな突起を、強すぎないようにねぶる。クリトリスの下の小さな穴の感触を、確認のために長くなぞってしまって、慌てて舌を引っ込めた。
「あの、もっと」
「ちょっとまってね」
姿勢がつらかったのでわたしも脚を伸ばすと、うつ伏せで「電」にかぶりつく。手で開くのもちょっと辛い姿勢なので、太ももと腰に絡める様に腕を置くと、もう一度「電」に接吻する。割れ目を舌でなぞり、出来るだけ優しく、舌と上唇で未発達の陰唇、陰核と刺激し続ける。ガチのお漏らしは避けたいのでちっこい穴は避けたが、変に電が動いて押し付けてくるような?わたしの唾液以外の「ぬるぬる」はさらに増しているので、少しは感じてくれていると信じたい。少し息がしづらくて一呼吸しようとしたら、太ももは閉じようとするわ手で頭を押さえてくるわで、わざわざ聞かなくてもいいのは助かるし、自信がつく。
「ほっほいひふはいさせなはいよ」
「ひゃ」
声の刺激で電も変な声をあげる。舌で少し奥をつつくと、ビクッと彼女が固まる。やっぱりこっちは無理か。わたしも電もそこは新品のままなので、舌を引っ込めるとまたクリトリスを刺激する。今度は押さえ続ける様に触れたまま、押す強さだけ緩急をつけてみた。もどかしいのかわたしの頭への押さえつけが増したくらいで、また電が固まる。音はなかったが、舌と口内に少し液体がかかるような感触も、複数回。腕で抱えた肢体のこわばりが抜けたので、どうやら、女の子の気持ちよさを教えられたかな?といったところだ。思ったよりつばと、それ以外が口に溜まっていて、少し考えてから飲み込むと、わたしは顔を上げた。
半目ではー、はーと息も絶え絶えな電。そこまで派手な事をしたつもりはないが、わたしからガチでするのは初めてだし、その辺の興奮もあるかな?とも思う。途中言葉責めしたようなのもあるし。最近の子はともかく、古い感性の子に「およめさん」連呼を閨でしたら、多分効果あるし。それはさておき、
「いなづま」
声をかけて、また電の体に覆いかぶさった。事後の軽いキス。
「ちょっと痛くするわね」
電の首の下に左手を通して肘をつく。彼女の右肩にわたしの胸をのせるような姿勢で、顔を落として唇を重ねる。彼女の右半身に重なるように身を置き、右脚同士を絡めると、右手を電の下腹部に置いて撫でるように割れ目に手を滑らせる。中指を曲げると、まず指先を温かい肉の中に。少しずつ奥へと動かすとまた太ももが閉じて両手がわたしの右腕を掴むので、少し指を引く。電が弛んだら今度は親指を軽く陰核のあたりに置いて、中指をまた奥へ進める。強張るたびにクリトリスを軽く押し、強く唇を吸う。中指で探ると大体の壁部分が分かったが、さて、どうしよう。一気にきめるかなぁ。指を引いて人差し指を重ねて差し込む。ずにゅりとさっきより締め付けられ―実際電の強張りが増した。少しの間キスに注力する。舌を出して電の唇の裏くらいを刺激する。電も舌をこちらに入れようとしてくるのを、噛むと危ないので押し返し続ける。しばしついばむようなキスと少しだけの舌遊びを繰り返したところで、止めたままの指を押し込んだ。
唇は塞いでいるので悲鳴は漏れないが、掴まれた右腕は痛いし、太ももが右手を押しつぶすように閉じられている。動かすと痛いだろうから少しそのままにしているが、多分今のでまあ破れたはず。また唇をねぶって気を散らしてやると、電が脱力した。指を動かさないように顔をはなす。
「いたいのでふ」
「そういうものだからしかたないでしょ」
涙目の目元を舌で舐めとる。まだ痛いはずだが、そろそろと中指だけ中で曲げてみる。
「だからいたいのです」
「ちょっとごめん、奥まで行き過ぎたけど、多分この辺だと思うし」
痛いのは仕方ないが、そもそも初めての子のお相手は初めてだし、と変な文章になりそうな思考が浮かぶ。一応Gスポットを探しながらそろそろと指を途中まで引く。気のせいか少し凹凸が指先に触れたので、もう少し押してみる。ピクっと電が反応するが、いまいち分からないので、そのまま引き抜いた。
「こんなにいたいものなんですか」
さっきのはもっときもちよかったのに、と電が愚痴る。それを横目に、血の付いた指を、ティッシュで拭う。
「ちょっとごめん」
割れ目の方も同様に拭う。うぇ、と電が真っ赤になるが。事後というより下のお世話をされてるようなもんだし、恥ずかしくもなるだろう。あまり強くはやらず―ふと気になって左腕を電の首の下から抜くと、また下半身側にまわる。左手でぐに、と開いてそこかしこに残った血を軽く押すように拭った。
「あの、まだ、その」
「ん、終わったわ」
「…およめさんに、なれました?」
「少なくとも「きずもの」にはしたわね。わたしが逃げたらぶん殴っちゃっていいくらいには」
適当な袋に血で汚れたティッシュを放り込む。普通のゴミ出しに出せるわけがないので自分で焼却しなきゃ。にへらと口元を緩ませた電が体を起こす途中で固まる。
「電?」
「いたいのれす」
あ、まだ痛いのか。ということは。
「今夜はお開きかー」
うう、と電のうめきが聞こえる。電をおよめさん(仮)にしたが、電のおよめさんにしてもらうのはお預けになった。つまり―今夜も電が眠ったら独り遊びで寂しく慰めなければならない、なんでやねん。
翌朝である。浴場でシャワーを浴びて昨日の残滓を洗い流すのだが、電の歩き方がまあおかしいわけで。途中すれ違った吹雪の視線が糾弾者のそれに見えたわたしは小心者だ。あれ、今の普通の方の吹雪だったっけ?朝食に向かう間も電は少し内股の度合いが増していたりして、実のところわたしは針のむしろである。せめてわたしからやられておくんだったー。場合によっては明石さんのところも行くとして。
「行くのですか?!」
「(痛みとかが)長く続いた場合はね」
事後の診察は羞恥プレイとか冗談は言ってられない場合も存在はする、女の子はデリケートなのだ。電を歩かせ続けるのも嫌だから先に座らせて、列に並ぶ。二人して違う意味でお腹いっぱいなんで、軽い物がいいとそばにすることは決めていて、天ぷらそば(海老)にした。出来上がったそばを二人分、赤城さん―赤城さん?から受け取ると、席に歩く。大食いで有名な空母勢の人が調理側にいるのは珍しい、と思ったら食堂側にも赤城さんがいて、そっちは噂に違わぬ大食いを発揮していた。ここ、同艦娘が多い上に個人差が激しいな。
席に戻ると眼帯の責任者が同席していたが。よう、と声をかけてくる。
「さっそく行動に移したみたいだな」
「話が早いというか、どこの田舎よここ」
「もう一人のオレに言わせりゃ女学校だとよ」
ああ、そりゃばれるか。なお吹雪が知らせてくれたとのこと。
「で」
「わたしがまだ、なのよね」
何が、と言わずもそばをたぐり始めた電が真っ赤になって一時停止する。
「ああ、まあその様子じゃおさまるまで抱けねえわな」
「だから言い方ァ!」
朝から直接的に言うなっての。
「トラブル回避でまあオレが注視してるからな、そこのところは勘弁しろよ」
ふと視線で周囲を見ると、離れた席にいる北上さんと目線があった。少しまずいと思って横を見ると、電がわたしの目線を追ったのか、なんだか勝ち誇った表情を浮かべている。焼け石に水だが電の頭を掴んで頭の向きを直させる。
「ごめん、今電が挑発しちゃったわ」
「まあ仕方ねえだろ。おい、電、早めに食わねえとなくなるぞ」
今度は全て表現に気を遣ったようでいて、全く気を遣っていない発言だった。いやもうこの人、なんとかならん?
「なんなら今日の予定、全部空きにしておいてやるぜ」
細かい予定はほぼないようなものだが、出撃禁止でも装備の確認、多少の訓練などは行っている。
「この子もこんなだし有難いけど、それって予定を宣伝してるようなものよね」
「あきらめな」
出血確認する親族もどきが並ぶ前に、済ませないとやばくなってきた。
書いてた事大幅に後回しにして、まとめてみた。こいつ決めたんじゃなくて流されてるだけになってるけど、自分から抱くと決めた部分は一応本当になるのかな?はある。ただ根本の問題は電の「およめさん」発言。電がガチで勝手に動いて全部ぶち壊してくる。
後日談は話数増えててそろそろ第二章扱いの方がいいかも。あと北上もやばい。男北上(正確にはほぼ女性体+男性器の理想的なシーメール)が結構やばい動きして北上グループが危険物化したのも予想外。