轟沈しましたが悪運はあったようです(大井になりました)・裏 作:Toygun
かわいい なぁ、もう
文字通り眼前にせまる幼い顔に、そんな感想しか出てこない。啄むような口付けから、いつの間にやら平然と舌を絡めあう濃厚なキスを好むようになった電。わたしのせいだけど。さわさわと温かい両手がわたしの頬に触れている。勿論互いに全裸、彼女との体格差だと覆い被さられる、ではなく載っかっている、に近い。
抱きしめたいのを我慢して、わたしは両手をホールドアップ。先の衝撃に備えてシーツを軽く掴んでいる。電に主導権を渡すためだ。抱き締め抱えるだけで彼女を止めてしまえるからな。ちょっと意地悪な言葉の掛け方でも動きを止められるし。ベッドに三つ指ついて「不束者ですが」をやったら真っ赤になってフリーズしてた。
ずず、じゅぷ、と彼女がやや下品な音を立ててわたしの口を吸う。舌先でべろの表を撫でられる感触に、まったくノータッチで放置されてる下半身が切なくて、内股に膝を擦り合わせてしまう。昨日風呂場で冗談のように口にしたけど、もうキスだけで濡れるのは事実だ。腰が少し動いたのが、わたしの腰より少し上に股がった電に伝わったようで、舌の動きが止まる。閉じていた目を開くと、少しの間わたしの目を覗き込んでから、彼女はじゅぽん、と派手に音をさせて唇をはなした。名残惜しさに、そのかわいい口と、出されたままの舌を目で追ってしまう。
「せつなくなってしまったのです?」
突然の言葉に、開けたままの口を閉じてしまった。次の口付けを期待して、閉じられなかったと気付き、かぁっと暑くなる。
「くちづけ、まだします?」
問いに頷いてしまうが、
「でもおあずけなのです」
との言葉と共に、ぬるっと電がわたしの太ももの辺りにずれた。あ、電も濡れてる、と思ったのと同時に、たった今言葉だけで遊ばれた、とも気付く。抗議の声を上げようとしたところで彼女がわたしの乳房に顔をうずめた。おかげで吐息しか漏れねえ。
谷間にうずもれた電が、両の手で双頂を覆う。さわりさわりと優しく乳首を刺激され、以前までのがっつき具合はなんだったのか、と文句を付けたくなる。若さゆえのもち肌には変な自信が付きそうなくらい、大井の体はイケてるのだが、電は手のひらに至るまで、わたしより上のレベルでしっとりもち肌なのだ。撫でられる度にわずかに吸い付くような感触が、両の乳首を襲ってきて、声を漏らさないので精一杯。最後の一撃に備えていたはずの両手は、多分八割がたのレベルでシーツを掴んで、ギリギリで快楽に耐えている。そこで谷間を熱く濡れた肉がなぞる。たまらず息をはいて、動かせない太ももの代わりに膝から下が無意識に動いて、跳ねそうになる体の動きを逃がす。まじやばい、小さな子に本当にいいようにされてる。そう認識した瞬間に、背にゾクゾクする感覚が走って弓なりに浮きそうになる。そこにするりと電の手が入り込むと、背の上の方、ほぼお尻の方と手のひらが滑っていく。
「はぁっ」
息だけでなく声も漏れた。多分半開きの目で電を見やると、乳房に顎を載せて、じっとわたしを見ている。この短い間の痴態を観察されていた、と分かって、頬が熱くなる。きっと真っ赤な顔をしているはずだ。
「電も学習するのです」
「な、なによ!」
「女の子はでりけえとで、大井さんもそれで優しく触るのだと」
背に回された手がゆっくりと、わたしの下で背を撫で回す、それだけでたまらなくなって身じろぎしてしましうし、そこで電が左の乳房を咥えてねぶり始めた。口を閉じる暇なく息が、声が漏れる。
「大井さんも優しく撫でられるのがすきだと、ようやくわかりました」
そう言っておきながら右の乳房に吸い付くと、じゅうううと終わりかけのジュースを吸うように、音を立てて乳首を吸われる。いきなりの強い刺激でも結局感じているあたり、完全に仕上がっているのかもしれない。背から胸の上に戻された手が、ふにふにと吸われている最中の右も、放置されていた左も愛撫する。愛撫している、愛がある、と思考がすっ飛んだ。
「い…なづま」
きゅんきゅんする感じがお腹の奥でして、気づかれる!?と意味不明の考えで腰を引こうとしてしまう。もちろんベッドでわたしが下になっているのだから、引く先がなくて、背とお尻をシーツに押し付けるだけ。わたし、(見た目)小学生に愛撫されて完堕ち寸前?!
「ま、まっ」
いきなり咥えた分の乳房を口で絞られた。派手な音を立てて、痛痒い刺激とともに電の口がはなれる。反動が右の乳房全体に伝わり、プリンのごとく脂肪の塊が揺れる。嘘、そこそこ大きいにしてもここまで動く?
「胸は大井さんも刺激される方がいいみたいですけど」
昨晩やったことをやられているだけだが、指摘された通り嬌声をあげてしまう。右、左と繰り返し乳首まわりいじめられて、ほんとに体が喜んで-悦んでいる。
ふと気づくと、電の顔が遠い。はあはあと息をしながら、最初の約束を破って、両手を彼女の方に伸ばしてしまう。もっとも、既に脚の方に座っていた彼女には、迎え入れる準備が出来た、という合図にしか見えなかっただろう。電がわたしの脚を開いて、両肩に担いでわたしに寄る。
「え、え?」
「こういうのもいいと、ちょっと聞きました」
バランスが危うくなって、伸ばしていた手を下げて、肘を付く。脚は担ぎあげられ膝から下が彼女の背にかかる。腰を上げ股間を電の口に押し付けている訳で、これ手も足もでないわ。しかも腰が座る電の頭の位置に上がってるから、彼女の顔半分が見えるし―イキ顔絶対に見られちゃうじゃん。
「いひまふ」
静止する間も無く電の熱い肉が、ほぼ出来上がってしまった穴に突き込まれる。あれ?と思うほど異物感なく入り込んで、あ、と思った直後に痛みに悲鳴上げる。そこで電の舌は止まると、中を確認しているのか断続的に痛みを覚え、わたしは身を捩らせる。少しして、彼女は「わたし」から口をはなした。荒い息を少しでも整えようとするが、熱い感触がわたしの突起をノックする度に、あ、と声を上げてしまう。拳も握り込むだけ、足は、電に絡めるだけで体の熱―快楽の波を逃がす先がない。足を絡めたせいか、少し自由になった彼女の手がわたしのお腹も撫で始める。上乗せされた感覚に、ほぼ力が抜けて腕がずれ、上体の背と肩がべたりとベッドについていた。
すーはーと深呼吸が聞こえるが、もう止める気力がない。ここまでされててイッてないのも変に思うが、それより急に責め手を止めた電も変だ。じゅるると何か―ではなくわたしの割れ目をすする音がする。いや、誰よそんなの教えたのは。
「多分、じゅうぶんなのです」
その声に電を見ると、口がわたしに見えるように顔を上げて、わたしの下っ腹に舌をべたりと置いた。感触よりもその最大長にびっくりし、その状態でギリギリへそに届くかという長さから、次に何が起きるかに思い当たる。しゅるりと舌が電の口に引っ込むと、彼女の口がわたしの股の方に隠れる。
「いなづま」
「?」
そこで声をかけられると思わなかったのだろう。多分そのまま突き込んでわたしを鳴かせる算段を付けていたのだろうし、入れ知恵をした人的にも。
「きて」
だからこの一言。また電は固まったので、わたしはできるだけ力を抜きながら、彼女に笑いかける。少しののち、割れ目に唇の感触を覚えると、また熱い舌が中に入ってくる。突き入れる感じではなく、丸めたりしたかのように膣の入り口やその外に熱い肉が触れているようで、電はえらく器用な舌を持っているようだ。そして、わたしは悲鳴を上げていた。様子見かと思った、境界の辺りに触れた舌が一気に入って―多分、入ってきたのだ。悲鳴というかうなり声というか良くわからないものを上げながら、身を捩ろうとして痛みで動きを止める。少しの間、フーフーとか、はあはあみたいな、獣みたいだったり、絶え絶えな呼吸で身動きできずにいた。ようやく落ち着いた辺りでつい、きゅ、といった具合に力を入れてしまう。と、電の口がべちゃりという感じでより押し付けられると、わたしのお腹を抱えていた手が、少しはある贅肉をぎゅーと掴んで腹の中の痛みが強調されてしまう。
「あ、手、いた!」
掴まれた部分が痛いと言うべきところだろうが、冷静にはなれないので認識しているものを先に言ってしまう。
声に少しだけ手が弛むが、身を捩ったり腹に力が入ったりするとまた電の手に力が入ってしまう。
しばらくそれを繰り返していたら、電がこちらに倒れかかる、足側を向こうにずらしながら、わたしの脚をベッドに下ろすようにシーツにうつ伏せになっていき、舌も途中でずるりと引き抜かれる。そうしてわたしのお腹の上に頭を載せた彼女は、長い舌をだらしなく投げ出して、涙目、少々の鼻水、よだれに多分わたしの愛液に血と、かわいい顔がちょっとした惨事だ。はっはっはと短いサイクルで犬のように息をしている。
「いなづま?」
声をかけると目だけこっちを見るので、意識はあるようだ。少し体を起こして、まだ残る痛みに顔をしかめる。汚れくらいは拭き取った方がいいのでティッシュを複数枚手にしたところで、やっと気付く。
―この子、舌が性感帯だったわ
普通に食事とかしてるから、多分極度の興奮時だけだと思うけど、全部突き込んだところでわたしが締めちゃったからか。舌を出しっぱなしなのも治まってないせい?つまり、電の舌って…ちんこ?つい放出後の半勃ちのそれが、腹の上にあるのを想像してしまい、どういうわけかすごく興奮する。ちょっとティッシュを横に置くと痛いのを我慢しながら体を起こす。左手指で電の口を舌を噛まないように維持すると、右腕をどうにか彼女の左脇に突っ込んで電を引き寄せた。そのまま電を上に載せてまた横になる。電の下腹部からももが腹の上にどかっときて、少し身悶える。
口を開けっぱなしなのでよだれも舌も当然わたしの口や顎に降ってくるのだが、脱力しながらも逃げようとし始めたので、問答無用で咥えて唇の動きで引き込めるだけ舌を「咥え込んだ」
―事後のお掃除だぞ♪
んーんーとまともに声を出せないまま、抗議の悲鳴を上げてるっぽいが、ガン無視で口全体でご奉仕してやる。わたしの舌で舐め回して、両手で少し電の頭を上げると、口の外にでた分の舌をまた迎え入れながら唇で搾る(出るものはないが)。つい楽しくてやり過ぎたのは認める。ぷしゅっと音がして、お腹の上を生温かい感覚が広がっちゃったから。
ずるりと電の舌を解放して謝った。
「ごめん、やり過ぎた」
舌をまだ納められないようで、唇だけふにゃふにゃと動いて電が抗議する。落ち着くまで動かせないっぽいし、ちょっとシーツもマットも洗濯だわ、これ。わたしのも掃除できてないから、血もついてそう。
しばらくして、いきなり電の長い舌が逆回しのように口の中に納まった。何このクリーチャー感。舌だけリッカーみたい。いや、考えてみればリッカーの名前もちょっと卑猥だけど!
「いつも大井さんはいじわるです!」
「お返しのお掃除はありでしょ」
アレを咥えるのは抵抗があるが、電の舌なら悦んでお掃除フェ―ご奉仕できる。
「お漏らしさせるなんてひどいのです!」
「それはまじでごめん」
舌で潮吹きするとまでは思わんかった。でも電、この敏感童貞舌、どうにかしないとちょっと大変だぞ。具体的にはわたしが。この舌の本領、まだ味わってないけど、もう病み付きになってる感じあるし。電なしじゃ夜が寂しすぎて生きていける気がしないわ。
シーツとマットは濡れタオルとかで浸み込みを取れる分だけとって、残りは朝にまわしてシャワーを浴びに行った。ガウンの下はマッパだし、歩き方はぎこちないしで誰にも会いたくなかったね。浴場は時間も遅すぎて二人占めで、洗ってる途中で電に逆襲されたりと余計に時間がかかった。でも壁に手をついて後ろからってのは、やめて欲しい。二回目と思えないくらい良かったけど。
「真正面からだと大井さんにいいようにされるのです」
だって電はかわいいし。
翌朝、開き直ってシーツをもみ洗い、マットを丸洗いして干す。確か同クラスの艦種の川内がわたしたちの組み合わせを見て戸惑っていたが。まあ悲鳴がわたしの声で、電が同室だとね、駆逐艦に鳴かされてたって判断しても感情面混乱するね。
何部屋に聞かれたんだろうor2
「また突き込みたくなるからとっとと立つのです」
電の台詞で川内がずざざっと後ずさって逃げてった。まあ。そうなるな。
食堂にて。
「よう、随分鳴かされてたそうじゃないか」
「うちの駆逐艦が最高過ぎて、今後寝不足になりそう」
からかったつもりが惚気を返されてなんともいえない顔になる天龍。
「朝から随分色ボケてんな」
「ぶっちゃけ初回の分が申し訳ないくらいに上手かったし。あと、やっぱりあんたが入れ知恵したでしょ」
「そりゃまあ、お前がやっぱりやだってなったら、こいつじゃ普通は手の打ちようがないし」
出来るだけ後に引きようがない体位とか教えといたからな、と彼女は肯定する。道理で浴場で躊躇なく後ろから襲ってきたわけで。
当の電はというと、隣でまた海老天を食べているのだが。ふと見ると、箸から落としそうになった海老のてんぷらを、ぐるんと舌で巻き寄せていた。同様に目にしたようで、天龍が開いている方を真ん丸に見開いている。
「あー、今のか、そんなに良かったか」
「そりゃもう中でうねんうねんと、あ、やば」
思い出したせいできゅんときた。
「お願いですから汁物の最中にそっちの話をしないでください!」
意識すると極端に猫舌化するのです、と電が抗議する。それを聞いて天龍が、また検査じゃね?と呟く。
「ちゃんとした検査でしょうね?」
「んん?なんか不味いようなことあるか?」
「感度も調べてみましょう、とかこの子にちょっかいかけっ」
発言の途中でぽかりと電の拳が落とされた。
「天龍さん、大井さんを黙らせたいのでもう一日いただけますか?」
わたし怒ってます、とばかりにかわいい口を尖らせて電が訴える。
「そいつはいいけどな、余計重症になるだけじゃね?」
丸一日相手してもらえるとか最高じゃん。ついつい薔薇色のならぬ百合色の未来を想像してガチで濡れ始めたのだが。
「ちょっと、これどういうこと」
艦娘用拘束具なるもので手を後ろ手に、足首も当然拘束された状態で、マットの代わりに毛布を重ね置いたベッドに捨て置かれている。
「一応聞いたけどよ、途中で主導権分捕って好き勝手したみたいだし、体格面じゃお前の方が有利だしな」
「電の舌にご奉仕しただけじゃない」
「そういう風にスイッチを入れようとしてるとこだぞ」
ぐぬぬ、わざとらしく唸る。
「ついでに猿轡も要りそうだな」
「流石にそこまですると楽しくないのです。とりあえず二日ほど放置です」
「待って、生殺し生活はやめて」
やっと昨晩イカせてもらったのに、また悶々とした日々に戻すのはやめて欲しい。
「そちらはちゃんとヤるのです。二日ほど部屋から出さないだけなのです」
「それでどうすんだ?」
「嗅ぎます。存分に吸います」
「待って、それはやめて」
電は好きだが、その趣味だけは未だに理解できない。匂うわたしを嗅ぎたいと言うあれだ。
「たまにはわたし好みの匂いでいてもらいます」
「天龍さん、ちょっと何とか言ってやって」
「あとは若い二人でごゆっくりってとこだな。連続行動時間が数日間に及ぶ場合もあるし、自己の体臭に耐える訓練ってことで」
「待って、お願いですから。北上さんとか怪しいって言ってたわよね?!」
「そっちは警備で対応するし、まあヤっちまった後ならあんま減るもんじゃないしな」
「減るのよ!正気とか乙女の尊厳とか年上のプライドとか!」
「乙女は終わったろ?電の尊厳も尊重して今日明日は主導権丸渡ししとけ」
ちょっと電の舌をいじっただけじゃないか、薄情もの!
「じゃあな、まあ様子は見に来てやるから」
天龍はそれだけ部屋を出ていってしまう。
「大丈夫です、電がたっぷり愛してあげますから」
なんでまたハイライト消えてるの。そこは満面の笑みで襲いかかってくるところでしょ。
結局その晩には大体電好みの体臭にされました。
「少し濃厚さが足りません。やっぱり実際に日数が経過したときとは違うのです」
お前は何のソムリエだ!
匂い(臭い)フェチ、依存体質、ガチレズ、マジカルチンポならぬマジカルタング電。なんかもう分かんねえなこいつ。電の舌は性感帯、は後日談3.1で何となく書いた反応をそのまま流用。転生大井の色ぼけと拘束の下りは作り過ぎた感はある。あと電のキャラに既視感出てきたけど、まどマギの百江なぎさのギャグ4コマまたは同人の影響だな(チーズジャンキー→チーズ臭ジャンキー・ソムリエネタが同人であったはず)。
天龍の反応が電寄り過ぎるのは体格・艦種で大井>電になるため、電に対する対応が甘くなったという事で。