※この作品はR-18です。

轟沈しましたが悪運はあったようです(大井になりました)・裏   作:Toygun

7 / 9
18.2 後日談6.2 全力で愛されました

「ちょうだいよぉ」

 

マジで、ヤバい。あたままわ、らない。

 

部屋に戻ってから、後ろからされてもうぐずぐずに蕩けてる。蕩けてるのに止めを刺してくれないものだから、熱量がたまる一方だ。

 

「うかつに突き込んだら、こっちまでイカされるのは学習済みなのです。トロトロにして力が抜けた方がお互い幸せなのです」

 

ぽたりぽたりと、お尻越しに床に滴が落ちるのが耳に入ってしまい、羞恥心が一気に煽られる。教え込み過ぎたつもりはないのに、電の覚えが良すぎて手の打ちようがない!ここで脱力すると違う方も漏れそうで、つい力んでしまう。

 

「まだ力が入ってますね」

 

舌で舐めるのではなく手で撫でられて、膝ががくんと落ちる。シーツとベッドの縁にお腹が押し付けられて、中を変に刺激された。今体重だけで感じた?!

 

「もうすこし、ほぐしましょう」

 

入り口付近を、ぷにぷにの指でぐにぐにとほぐされて、床を踏もうとしていた爪先が、また裏返ってしまう。

 

「足、変に踏ん張ろうとすると危ないのです」

 

どうしてこうなった!

 

 

 

 

 

「ちょ、それ、やめ」

 

「ケツ振って歩いてたアマがグダグダ言うんじゃないのです。いっそここで押し倒して、電のモノだと知らしめますか?」

 

執務室を出てからというもの、魚雷を突き付けられて歩かされてる。どこにってそりゃもう、あ、そっち違う。

 

「流石にそっちは舌は使えねーんで、なんか必要なのです」

 

「舌でやったらキスしない!」

 

後ろは無理!百歩譲っても道具まで!

 

「たのまれてもしないのです」

 

ほら、ほら、とぐりぐり押し付けられるたびに、はう、あんと声を上げてしまう。

 

「もしかして衆人環視でしてほしいのです?」

 

既に本棟一階だから人はいない。ただしこのまま宿舎まで歩かされたら、出撃予定が乱れているため他の子に見られる可能性がががが!まだ午前中だし!

 

「すなおに歩いてくれないですね。えい」

 

気の抜けた声とともに、ぐいと下側から前側に、鈍く光るそれが入り込む。前からだとスカートが邪魔で一応見えない、と言ってもお尻側から突いてるから、スカートの横の広がり分も絞られて、ちょっと違和感を覚えれば、後ろの電のいたずらだと気付かれるだろう。問題はそんないたずらで嬌声と、そりゃよろしくない顔をしてるわたしがいるわけで。

 

「ね、せめて部屋でして、ね?」

 

「ならとっとと歩くのです」

 

それにしても操作訓練用の模擬弾なら使えるのですが、と本気で道具使用を口にする電に、これ以上はごねると未体験の方までヤられると分かった。

 

 

 そうして部屋に着いてからも、そのままベッドまで歩かされた上に、上体だけうつ伏せに押し倒される。お尻が高く上がったところで、足元をすくわれて足の甲側を床に置かれてしまう。このベッド、高目に作られていて縁で腰から倒れ込むと、膝が床に着かないのだ。仰向けで太ももまで乗っても、やっぱり足は地に着かなかったし。

 

「ね、待って、キスからはじめよ?」

 

「前に回ったら足で抱かれるのです。大井さんは、何でも利用すると聞きましたので」

 

そもそもキスなんぞしたら舌を喰われてイカされるじゃないですか、と完全に先読みされてる。スカートをまくられて、お尻側の解放感がまじやばい。拘束された手で押し戻そうとするが、数度のやり取りと言葉責めに諦めた。

 

「やっぱり濡れてやがるです。魚雷で撫でられて濡れるとか、もうおかしいのです」

 

「いなづまになでられたから!」

 

恥も外聞もないが、本当である。

 

「…そういうことにしておいてやるのです」

 

柔らかい手で太ももを押さえられてしまう。ショーツ越しに電が顔を押し付けた感触がしっかり伝わって、この時点で足でどうこう、というのも出来ない。そもそも見えない状態で足で抵抗は、電を傷つけそうで危ない。ん、と電の鼻の位置が変わるたびに息や声が漏れてしまう。「二日が長すぎた」なんて、今のわたしは性欲的に相当まずい。女の子ってこんなにどうかしちゃうの?!健全生活のおかげで、電の好みから外れていることを指摘される。

 

「あっちの大井さんのおかげで、えっちな香りしかしないのです」

 

言葉だけでびくんとお尻が動いてしまった。そこをじゅるじゅると布越しに吸われる。さらには布と割れ目の間に舌が入り込んで、べろりと割れ目を上から撫でる。動いてしまいそうになるのを、膝と拘束された手首の動きに換えるのがやっとだ。ガチャガチャと耳障りな音が鳴って、少しだけ気が紛れる。

 

「ぬがして…あぶない、から」

 

肉とショーツに挟まれたら、電の方(主に舌)が危ない、はず。

 

「ほんと、そういうところなのです」

 

「なに、っ」

 

脱がすどころか、多分片手でお尻の方に引き上げられる。

 

「文句言って息も絶え絶えなくせに、そうやってわたしを心配してる。ほんと、愛し抜いて閉じ込めたくなるのです」

 

ぐいぐいと喰い込まされても感じてしまうが、これだけでイかされるのはイヤだ。

 

「やっ、いなづ、いなづま、の、」

 

「わたしの、なんです?」

 

少しだけ手を緩められた。

 

「ゆびかしたぁ、ものはいやぁ」

 

「ほんとそういうとこです。こんなガキにすがって」

 

陰核まわりを圧迫されて一気に無造作な絶頂を叩き込まれる。きゅうきゅうお腹が締まって、からっぽさに抗議されているようで意地汚くて惨めになる。お手軽に飛ばされたにも関わらず、変な余韻が響いて、無意識にベッド縁の板を太ももをべたべた叩いていた。

 

「いじわる。いなづまでイきたかったのに」

 

「まだ力が入ってるのです。イってるのにおしり振ってるとか、手を出したら喰い尽くされるのです」

 

え、嘘!

 

「うそようそ、そんなはしたなくっ」

 

いきなり入ってきた─指で言葉が止まってしまう。

 

「電に見栄張ることはねーのです。お互い生娘はやめたんですから、閨でお行儀よくしないでいいのです」

 

乱暴に、ではない、乱暴に感じるほどに中が鋭敏になっている。浅く入り込んだ、わたしのよりは柔らかい指が、ゆっくりと内壁に触れていく。締め付けて感じて、また力が抜けるを繰り返して、そのせいで多分、ショーツが重くなった。

 

「やっぱりまだ余力がありすぎるのです」

 

お尻の解放感が増した─両股を湿った感触が撫でていき、一応は前戯なのにそこまで濡らした、と思うと羞恥が上乗せだ。いっそ思考能力ごと吹っ飛ばしてほしいと、おねだりしたのだが、危ないから前戯続行と焦らされ続ける(かくして冒頭につながる)。

 

 

 

 

 

 陰唇を広げられて、熱い舌の腹で撫でられる。もしかしてそっちも感覚が強化され始めていると思うと、恥ずかしさがどんどん上乗せされてどうにかなりそうだ。おまけに動くなとばかりに、濡れたショーツをお尻の上に載せられている。じゅるじゅると漏れる愛液を吸われる。

 

「飲みきれないです」

 

その濡れたショーツでふきふきされた上に、布越しの愛撫もされて、またお尻の上に置かれる。身じろぎしたら、服とブラに収まった胸さえ感じ始めていて、全身が悦んでいる。ただし奥には何もなくて弛緩と収縮を繰り返すし、先程からダラダラとよだれをたらす口は、変な渇きを覚えている。シーツを噛んで声を押さえることは、していない。口に他のものを入れたくない、との思いに至って、わたしは首を左に向けた。顎でわずかに支えていた上体が、重力をもろに受けて胸が潰される。それでもブラのおかげで完全にではないが、密着感、圧迫感が快感に変換されてしまう。やや姿勢的に苦しいので声が出しにくいことが救いだ。口がさびしい。唇が欲しい。目にいなづまが入らないのがつらい。

 

「いなづまぁ…くち、くちに」

 

ぴたりと電の舌が止まる。刺激が止まって、熱の逃げ場が なくなったようにぼうっとしてきた。と、いきなり肘の上から重さが載ってきて、変な声とともに空気を吐き出す。唇の感覚に、触れてきたものを必死にしゃぶる。

 

「さすがにこの状態なら、腕も動きませんか」

 

手首を拘束されているので、彼女の敏感な部分が肘の上にあるのだが、制服とショーツの2枚越しで分からない。どうせ高感度ならこっちもなってればいいのにと、頭だけで電のケツを追っかけながら、今彼女にしゃぶりついている。唇だけで口内に引き込もうとし、出来なくて舌も伸ばす。それでも指が入って来ないのに焦れて、ろくに動かせない首を動かしたら一気に突き込まれた。

 

「変な姿勢で動くと危ないですよ?」

 

諭すように電は言うと、わたしの首の角度を、そろそろと直した。指が入ってるのだから当然顔に感触などを感じるはずなのだが、この時点で唇まわりと後頭部に手を当てられているのに気付くとか、もう何もみえていない?

 

指で歯の裏、歯茎、上顎の裏と触られる。舌で指に奉仕しようとすると、いつまにか二本に増えていた指で掴まれ、奥まで入ってきた指に付け根を撫でられる。もう口は恥も外聞もなく大開きで、かわいい手を迎え入れたくて首ごと動こうとしては戻された。

 

 急に柔らかい手がわたしから逃げる。カチ、と音がした後、手首の圧迫感が消えた。

 

「いなづま?」

 

「腕の位置のせいで、動こうとすると危ないのです」

 

そういってわたしの上を重さが移動していく。遅れて湿った感じが腕に伝わり、急に手に濡れた、肌触りの良い布が中身ごと載ると、少しして重さが全て消える。腕が解放されたのに、指先でさっきの電の温かさを追うのが精一杯で、体の横に両腕が半端にずれ落ちる。

 

「抱き押さえられるのはなさそうなのです」

 

一気に体を引っくり返された。急に戻ってきたスカートとの感触に、変な安心感を覚えるが、大股開きとお尻の流れていくお漏らし以外の「お漏らし」に、あ、洗濯、と思考が飛ぶ。制服の追加支給、頼まないと出撃前で磯の匂いをさせてそうな未来が見える。腕も足も、大体脱力、というか電に任せればいいからお前は動くな、と言わんばかりに言うことを聞いてくれない。ぬうっと影を落としながら電の顔が現れて、唇が触れた。反射的に動かしたつもりの腕が、遅すぎた上に宙に上がらないまま、またシーツに落ちる。

 

「全力ですから、こちらもなのです」

 

それの前に口の上に濡れた布を置かれる。何度も染み込んだわたしの匂いにくらくらが増したところで、目の上に何か置かれた。脇やお腹を直に触られる感じがすると、胸まで一気に空気にさらされる。抱きつかれる密着感とともに、胸の圧迫感が減る矛盾が─ホックが外されてブラがずれた。

 

「りほん、ほはして」

 

ショーツで邪魔されて喋りにくい。目元を撫でるように、わたしのリボンタイがどかされる。くりくりっとした瞳が見えて、抱き締めたくて手を動かしたのに、言うことを聞かない腕は、よりにもよってわたしの頭の方に落ちた。ホールドアップで全面降伏だ。賠償艦として雷装巡洋艦大井は、駆逐艦電に引き渡されました、まる。って冗談にもならねー、わたし、弱すぎ。

 

 ぶほっと少々ダメな声をさせてショーツを吹き飛ばす。少し驚いて丸く開いた目と視線が合うが、視線を胸に落として先を促す。電が刺激を上乗せする度に、切なく息を吐くと、面白いように彼女は乳房に夢中になった。おっぱい出たら、電は飲んでくれるかな?とおかーさんになりたい願望か?!というレベルの思考さえ首をもたげてくる。はあ、ふー、んっ、あん!わざとらしく、でも、本当な声で電の愛撫を肯定し続ける。ぺろり、べちゃりと乳輪まわりを舌が這いずり、空いた方をトグルスイッチのように人差し指で上下に弄られ、更には押し込まれる。かぷ、と大口で乳房を口にされる。ちっちゃくて可愛い狼さんは、おっきな口の中で、わたしの乳首を包み込んだ。おおかみさんの舌は、どうしてそんなに長いの?ときたわ。ぎゅうと熱い肉が乳首を搾り、ぞくぞくした感覚が背を走ると、電が口を離す。

 

「それはですね、大井さんの中の中までおいしく食べるためなのです」

 

口に出していたらしい。でも、今ならと、また口にした。

 

「いなづま」

 

「はい」

 

「わたしを、たべて」

 

「はいなのです」

 

残念ながら、わたしの上から重さが消える。目だけで電を追おうとするが、こういう時だけ自慢に値する双丘が邪魔だ。少しだけ空気を感じた下半身で、内股に柔らかい手、熱い吐息を感じると、直後に彼女の口付けを受ける。ほぼ初回からだが、すっかり大好きになってしまった熱い肉の触手に、全身全霊で迎え入れたいのにまったく力が入らない。あまりにもスムーズに入ってしまって、もうがばがばとか捨てられちゃう?とネガティブになる。ずるっと引き抜かれて、もう口だけ開けて声も出ないが、悲鳴をあげる。喉が嗄れたわけではないけど、力が入らなくて悲鳴にならないんだ。

 

「やっぱりこのくらいがいいのです。おぼこいままだと、きつすぎるのです」

 

ヤリチンのごときひどいことを言われた。おぼこいとか馴染みのない言葉で興奮が増した上に、ポタポタと更に排水が行われてしまった。

 

「いなづま、わるい、子だわ。ヤリチン、じゃなくヤリ、舌は、わたし、にとめおかないと」

 

「お望みなら、大井さん好みの子を電が捕まえて来てもいいのですよ?」

 

「あー、てんりゅうさんが好きなこの気持ち、ちょっとだけわかった。女の子ふえたら、わたしの番へるじゃん」

 

電が捕まえたら電の舌にぞっこんじゃん。電じゃないと手元に引き留められないんじゃ、わたしを抱く時間が減って自滅だわ。電にすがって抱いてくださいって、他の子と対等になって電の外聞が名実ともにヤリ舌になるわ。「長い舌の電」とか二つ名っぽいけど、実情が最強クラスのバター犬(タチの舐めネコ)とか、女特効の刺客過ぎてやだ。

 

「良くできました。それでは、ご褒美のお時間です」

 

スカート越しにくぐもったキスが聞こえて、また身構えるけど力は入らないまま。もしかして下も開きっ放しでは?と思うが、感覚を確認する暇なく舌が奥まで挿入される。上下左右、入り口に奥と動かれてぶるぶると震えるが、ほぼ脱力しているので、彼女に危害が及びそうな動きもせずに済んでいる。これじゃマグロだわ、とせめてとばかりにお腹に力を入れようとするが、すぐに激しい舌の動きで脱力させられる。そのうちに、なんか電の舌の動きが単調に─お腹側の内壁を、丁寧に撫でながら出し入れされるようになって、わたしはつい口に出した。

 

「これ、わたし、おわったわ」

 

ざらあ、形容するならそんな感触で、バッテリーがショートするイメージが何故か同時に走った。もちろんイった。

 

 

 

 目が覚めると、電と天龍さんと、何故か妖精さんが顔を覗き込んでいた。

 

「よう」

 

わたしの姿勢がそのままなのは、感覚で分かる。でも動く気力も体力も、快楽に持ってかれて外面を保つ余力がない。これから天龍さんに襲われるってんなら抵抗もするだろうが、それ以外なら─電とわたしを見届けてくれるなら、このひとは信用に値する。

 

「ごめん、ちょおろ、うごけにゃい」

 

「あーすまん。お前絡みなら受けそうな命令出したが、思いの外効きすぎわ」

 

「大井さんを愛せとか、電が従わないわけないのです」

 

あ、頭ボケてて、電の動きを追えてなかったわけか。

 

「大体大井さんも悪いです。この舌で他の女を喰ってこいとか。一番のご馳走が目の前にあるのに、よそのエサで我慢しろ、も同然なのです」

 

「とまあ、周りを見てりゃ聞きやすい命令を出せるって訳だ。状況が分からないと、こういう目にも遭うってことで」

 

そうは言うけど。あと電、エサ扱いはひどいぞ。

 

「ちょっともう遅いんだけど。わたし、多分電の命令なら聞いちゃう」

 

ああん?と疑問の声をあげて、天龍さんが先を促す。

 

「電が頼んできたら、大体のことは従っちゃうと思う。だって、電のくれるご褒美、最高だから」

 

は、と彼女は鼻で笑った。

 

「一時の気の迷いだ。お前は電の為ならまた平気で盾になるし、一緒に死んでくれなんて言われても、絶対にこのちびだけでも生き残らせようとするさ」

 

そいつはさておき、と彼女に引っくり返される。余韻が残るままやられたから胸も腹も潰れてぐぱっと変な音がぁ!あ、今開きっ放しだ。と、腰の上をちっこいのが歩く─妖精さんか。唐突に何か引き出される音がした上に、何か押し込まれる感じでうげぁ、とおかしな声が出る。

 

「蕩ろかし過ぎて蓄電池が漏電したみたいです」

 

「耐水加工強化品に交換したとさ」

 

「それどこに入ってんの?!外見人体よね?!」

 

「知るかよ。存在が重なってるとかじゃね?」

 

わたしの疑問に天龍さんがSFなのかオカルトなのか分からない答えを返した。

 

「我慢しすぎて内部浸水って…しにたい」

 

もちろん我慢したところで、外部排水も大洪水だ。

 

「それじゃ、オレはお邪魔なんで一旦消えるわ」

 

どうにか動いた手で、わたしに寄っていた彼女を引き留める。

 

「おい、誘われても割り込む気はねえぞ」

 

スカートを掴まれた彼女が苦情を言うが、

 

「電に出した命令の解除と、出来たら制服の予備ちょうだい」

 

ちっと可愛い舌打ちが聞こえる。

 

「ああ、やっぱり」

 

「おいおい、命令の過剰解釈はやめろよ」

 

「残念なのです」

 

背中の方で、電と天龍さんが遣り取りを続けている。引っくり返されたのでお尻を向けたまま、動けない。

 

「いい加減、放置もつらいんだけど」

 

「まだ動けねえの?」

 

「膝が笑ってるどころじゃないわよ。腰砕けな上にすがり付く腕力もないわ」

 

どれ、とまた体を返される。ぐっと手を握り込まれるが、握力もどっかいってる。天龍さんの視線が違う方にいったのが見えるようになったが、

 

「妖精さんが言うには、異常無しだ。イきすぎて力抜けてるだけだろ」

 

「つまり、イかせりゃ無力化出来ると?」

 

「そんなの男でも同じだろ。心配しすぎだって」

 

それもそうか。

 

「電、まだ足りないか?」

 

え、なんでそこで聞く?!

 

「欲を言えば、どこにも行けないようにしたいです」

 

うわあ、やっちまった?

 

「それはダメだな。大体な、他の楽しいこともあるだろう?」

 

「大井さんよりも?」

 

「大井と一緒にだ。独り寝はさびしいだろ?二人でなら楽しいことは他にもある。細かいことは大井が教えてくれるが、閉じ込めたら、他のことはあんま出来ねえぞ」

 

「はあ」

 

いまいち分からない様子で、電が相槌を打つ。

 

「まあその辺はおいおい覚えるとして、今日はもう少し甘えとけ」

 

「え゛」

 

え、さらにヤられるの?

 

「よろしいので?」

 

「この分だと昼飯は無理そうだし、風呂に運んでも体洗うのも一苦労だ。大井の体力が戻ってくるまで、加減を覚えながらヤれ」

 

「加減を間違えたら?」

 

「北上みたいにお仕置きだな」

 

「了解なのです。加減を覚えます」

 

「うん、それでいい。まあ全力って言ったのはオレだし、普段は出来てたようだからな、そのもうちょい激しい程度を覚えりゃ、なんとかなりそうだな」

 

助かった。

 

「あと、大井」

 

「はい?」

 

「お前もだ。いくら過敏でもがっちり搾り尽くすようなのを毎回、じゃ嫌われるぞ。最悪、独りで少し練習してでも感覚に慣れた方がいい」

 

「独り?!」

 

「独り寝しろってんじゃねーよ。見せ合うってのも」

 

そこで彼女がなんでオレが性的指導してんだ、と口にして正気に戻る。

 

「ともかく電は、人に言われた程度で動けなくなるまで大井を犯すような考えを改めろ、大井は大井で自分の体に慣れろってことだ!これ以上は間置かねえとオレが冷静じゃなくなるからあと!」

 

軽食類は差し入れてやるから、ちょっと話し合うか慣らすかしろ、と走り去るレベルで天龍さんは出て行ってしまった。んでまあ、残るは出来上がっちゃって身動きとれないわたしと、食べ足りない狼さんなわけで。

 

「かわいいかわいい狼さん、デザートはなにがいいですか?」

 

「もちろん赤ずきんちゃんなのです」

 

きゃーとごっこ遊びのように悲鳴を上げて、ぱくりと食べられました、まる。

 

 

 




 オチで子供っぽくして照れを誤魔化してる感じはある。マンネリになっているか?というと何とも言い難い。大井の口調の軽さが脳内視覚で別キャラになりそうだけど、電がしがみついてると大井に落ち着くようになってきたので個人的には丸。

 多分二人とも、この後天龍にゲンコ落とされてるわ。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。