幻想入りしたオタクは理想の2次嫁にお仕えしたい 作:トテツクlv0,01
図書館までは難なくこれた。カーペット辿れば行けたからな。
だがそっからが問題よ。どこもかしこも本本本。
昨日は何にも考えずに咲夜さんの後追うだけで良かったが、俺方向音痴なんだって。
本棚何回か曲がれば今どっちの方角向いてるのかすら自信なくなってくる。
まさかこのまま遭難なんかしないだろうなとか思ってると、本棚の影から腕だけニョキっと生えてるのを見つけた。
それがまぁチョイチョイと手招きしてるわけだ。こっちに来いと。
なんだなんだ?とりあえず近づいてみると…
「ばぁっ!」
っと出てきたのは可愛い可愛い女の子。
なんだその登場は。どこぞの唐傘じゃあるまいし。
ここは墓場じゃなくてヴワル大図書館ですよっと。
あれ?魔法図書館だっけ?どっちでもいいや。
「小悪魔さん…でいいんですよね?何やってんです?」
「はい小悪魔です!こぁちゃんって呼んでくださいね!いえいえちょっと話に聞いたポチさんがどんな人かなぁって思いまして。」
バチコーンとウインクを決めるこぁちゃん。
うわぁあざとい。しかしまぁそれが様になってんだから顔がいいと特だよな。
ふんふんと全身品定めするように見られた後「聞いてたより全然いい感じじゃないですか~!」と言ってもらえた。
いや女の子に褒めてもらえるなんていつ振りかって話だが、まずは誰に何をどういう風に吹き込まれてたかをちょっと問い詰めたい所だ。碌な事言われてなさそう。
「パチュリー様の所に行きたいんですけど案内してもらえません?ちょっと迷っちゃって。」
「わっかりましたぁ!このこぁちゃんに任せてください!」
ドンと胸を叩いてそれがぷるんと揺れる。
そのバストは豊満であった。美鈴さんレベルにあるんじゃねこの凶器。
それを「じゃあご案内しますね!」と腕を絡めて押し当ててくるんだから大変だ。
何その後輩ムーブ。
彼女いない歴=年齢の俺みたいなのには特攻やぞ。勘違いしちゃうでしょうが。
案内するだけならそんな事する必要ないだろと思いつつもそれを振りほどく事はできなかった。
男なんてそんなもんだ。
そして連れてこられた先は、壁。行き止まり。
左右は本棚。後ろにはこぁちゃん。あれ?
「あの…パチュリー様の所に連れてってくれるんじゃ?」
「んっふふ~♪」
怪しい笑みで舌なめずりしながら俺を壁にドンッと追いつめるこぁちゃん。
え?普通逆じゃね?ナンデ!?
「そんな事どうだっていいじゃないですか~。ほらここならだーれも見てませんよ?」
俺の腕を取り自分の胸に持っていく。
その双丘に指がむにゅんと沈む。柔らかい。ぷにぽよーんって感じだ。
「いいんですよ?したい事しちゃって。ほらこっちだってもう我慢できないって。」
さわさわとズボンの上から股間を撫でられる。
もうそこはガッツリとテントを張っていた。いつでも臨戦態勢どんとこいってなもんだ。
そっか。いいのかヤっちゃっても。
そうだよな。このままお嬢様の事ばっかり考えてたって仕方ないし、こんな可愛い子からお誘いかかってんだ。据え膳食わぬはって奴だ。
バレるわけでもない。バレたから何だって話だけど。
だからー『いいわけねぇだろ馬鹿かお前。お前俺じゃねぇな?』
は?何言ってんだよこんな貴重な童貞捨てる機会滅多にないだろ。
『捨てる機会ならいくらでもあったろうが。それこそソープにでも行けば良かっただけじゃねぇか。そうしなかったのは何でだよ?』
そりゃお前最初は素人がいいに決まって『嘘つけ。心に決めてた一人以外にはじめっからする気なんてなかったろうが。』
いやなんでそれ知ってんだよ『そりゃあ相手は空想のキャラクターだった。前の世界じゃ一生童貞間違いなしだったろうよ。その拘りを捨てない限りな。でも今は違うよな?』
でも可能性なんてないだろ。だから『誰にでも襲い掛かる変態、を真実にしちまっていいってか?それこそ可能性がなくなるんだっての。違うだろ?こぁちゃんはそりゃ美人だ。上玉だよ。でも俺の愛してる女か?違うだろ?心に決めた一人か?違うだろ?』
いやでも『お嬢様のパンツ!』
は?何言『お嬢様のパンツ!!!』
ちょ話『お嬢様のパンツ!!!!!!』
「あれぇ~?普通これぐらいでがばぁ~って来るはずなんですけど…
フー…スッとしたぜ。
俺はトチ狂いそうになると おぜうを妄想して頭を冷静にすることにしてるのだ。
しかし
とりあえずこあちゃんを引きはがすとなんかめっちゃ驚いてて今度は強めでくるらしい。
フンッ!タネが割れた手品等最早無駄無駄無駄ァ!俺の本気の妄想力を知るがいい!
レミリア!レミリア!レミリア!レミリアぁぁぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!レミィレミィレミィぁぁぅううぁわぁああああ!!!あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん。んはぁっ!レミリア・スカーレットたんの水紫色の髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
紅魔郷のおぜうさまかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!永夜抄では楽しそうで良かったねおぜうさま!あぁあああああ!かわいい!おぜうさま!かわいい!あっああぁああ!MMDモデルも可愛くて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!ぐあああああああああああ!!!3Dモデルなんて現実じゃない!!!!あ…ゲームも同人誌もよく考えたら…
お ぜ う さ ま は 現 実 じ ゃ な い ?
にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!幻想郷ぁああああ!!この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?困惑してるお嬢様が俺を見てる?めちゃめちゃ怒ってるお嬢様が俺を睨んでるぞ!エロ本のせいでお嬢様がジト目で俺を見てるぞ!お嬢様が笑顔で俺を見てるぞ!!蕩けた瞳でもう一回…って俺におねだりしてるぞ!!!
よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!いやっほぉおおおおおおお!!!俺にはお嬢様がいる!!やったよダディ!!ひとりでできるもん!!!あ、同人誌のおぜうさまぁああぁぁぁぁああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
ううっうぅうう!!俺の想いよお嬢様へ届け!!紅魔館のお嬢様へ届け!
「えええええ!?ちょっと!?廃人になっちゃうぐらいの魔力込めてるんですけど何で効いてないんですか!?貴方ただの人間ですよね!?」
ーー小悪魔。
「ひゃいっ!?パチュリー様!?」
ーー『つまみ食い』に関しては何も言わないからそいつをこっちに連れて来て。命令よ。
「でっででででも!?」
ーー貴方は私の部下。そうよね?
「…はい。」
しばらくしてこぁちゃんにがくがくと肩を揺さぶられた後おれは しょうきに もどった!
そしてめちゃくちゃ謝られた。
いやいやこっちこそごめんなさいおっぱい揉んじゃって。正直役得でした。
なんだかんだ言っても根がスケベなのは変わらない。
こぁぱいむにむによりれみぱいふにふにしたいけど。
ここのこぁちゃんは種族としてはサキュバスらしい。悪魔の一種だな。
それでまぁチョロそうな俺を見つけてちょっと一口といきたかったと。
しかしこんな女の園でサキュバスとか普段のご飯どうしてんのよ?と聞くと、普段は食糧庫の人間を相手にしたり、別に召喚された悪魔から精気を分けてもらったりしてるんだとか。後は最終手段でパッチェさんに直接魔力を注いでもらうとかもあるらしい。同性でもいけたりすんのかね。
ふーん…つかやっぱ食糧庫に人間、いるのね。
カニバリズム不可避か~…別に食べれる物あるといいんだけど。
咲夜さんもいる事考えると全部が全部そうってわけでもないかな。
つかいい加減腹減ってきたよ。今日食べたの霊夢さんの所のお茶請けぐらいだぞ。
後パッチェさんが何言ってたかについては聞こえてない。こぁちゃんが一人で喋ってた形だ。
なんで助けてくれたんだろうね。ぱちゅこあだから他に手出すなとか?
ん?助けてくれる?…そういやそんな言い方してたような気がするわあの魔女さん。
どんどん契約の代価が膨らんでいく気がするがちゃんと払いきれるんかね俺。
ちなみにサキュバスって事でこ〇すばみたいに相手に淫夢を見せて精気抜き取るサービスなんかはやってないのか尋ねた。
直接渡すのは無理でもそっちなら是非お願いしたい。
だがそれはサキュバスじゃない別の妖怪の担当でそういう事は無理らしい。
そういやいたなぁそんな妖怪も。獏だっけ?
おのれドレミー・スイート。
俺とお嬢様とのイチャラブエッチな夢計画を邪魔するとは許すまじ。