※この作品はR-18です。

二葉さなから元・家族へ   作:アシュリー2400

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第4話

後日、悪戯を決行するために朝早くに元実家を訪れた。

その日は義兄と母が朝から家にいたが、義弟と父は各々の

用事で既に外出しおり、このチャンスを待っていた。

義弟の時はお風呂だったが、今回は義兄の自室でしかけた。

 

年頃の男性は定期的に自慰をしていると聞いているが、義兄もそのようだ。

自室で真剣な顔をしてスマホを弄っているかと思えば、アダルトサイトを開いている。

いくつかのページを開いているうちに手が止まり、ページを開いたままベッドに横になると、

私が見ているとも知らずに下半身を裸にして男性器を露出させた。

義弟のそれよりも大きいのは年の差によるものか。

 

私は義兄の両脚の間に入ると、片手でまだ硬くなっていない義兄の男性器を掴んだ。

 

「うわっ!」

 

義兄は驚いて大きな声を上げてスマホを床に落とした。

自分の手で握るはずの男性器が見えない何かに掴まれたのだから当然か。

声は部屋の外まで聞こえたらしく、母が扉の向こうから声をかけてきた。

近くを通りかかっていたのだろうか。

 

「ちょっと、何今の声!?」

「な、なんでもないよ母さん」

 

義兄と母の会話を無視して男性器への愛撫を続ける。

幹を揉むように五指を動かして、親指で裏筋を下から上へと撫でてやる。

表情を見てみれば、混乱と恐怖が入り混じったそれを浮かべていた。

義弟の時とはまた違った反応に私の心は踊る。

 

義兄は逃げるように後ろ手に体を後退させるが、それもすぐに終わった。

ベッドの背凭れに体がぶつかると、全身が硬直したように動かなくなった。

そこをすかさず、起き上がらないよう警告代わりに、幹を強く握りこんでやる。

すると意図を理解したのか、義兄は警戒はそのままに抵抗は止めた。

様子を見ながら、私は体をさらに脚の間に入り込ませ、上半身を

前傾させて顔を男性器へ近づける。

 

「ひっ!」

 

亀頭に唇で触れると義兄は素っ頓狂な声を上げ、両手でベッドの両端を掴んだ。

先ほどの警告のおかげか暴れだすようなことはなく、怯える以上の反応はなかった。

私としては問題なかったので、そのまま行為を続けていくことにする。

 

「あッ、む……んふ……」

「うあぁっ…あっ…!」

 

両手を左右の太もも各々に置いて頭を前へ進ませ、唇をかぶせるように亀頭を包む。

口腔へ男性器を徐々に迎え入れてやり、唾液で満たした口内で男性器をもてなした。

だが、これはあくまでも報復の一環であり、決して奉仕などではない。

それでも、相手から反応があると嬉しく思ってしまうのは、人としての性なのかもしれない。

たとえそれが、私を蔑んでいた元家族の一人で、憎いとさえ思える相手だとしても。

 

報復ついでに、将来私の伴侶になる男性のための練習台程度に考え、舌をぐるぐると動かす。

 

「ひっ…うっ…!」

 

恐怖と快感、二つの情動が入り混じるとこういう声を上げるのか。

そんなことを考えながら、何とか根元まで咥えようと顔を更に前へ進ませる。

腰に鼻先を触れさせんばかりに進ませていくと、亀頭が口蓋垂に触れ、えずきそうになった。

そこで頭を後ろへと下げて、口を伸ばしながら頭を引いていくと、唾液塗れの男性器が現した。

 

「ふぅ……うっ……うぅっ……」

 

義兄の震えが太ももに置いた両手を通して伝わってくる。

恐怖と快感、今のところは前者が勝っているだろう。

おかまいないしに今度は、横咥えにして頬に亀頭の形を浮き上がらせる。

頬の上から手で亀頭をぐりぐりと撫でるように動かすと、口の中で男性器がぴくぴくと跳ねた。

 

それを合図にするかのように、横に向いていた顔を動かして正面の位置で男性器を捉えた。

そのまま、舌を左右にレロレロと動かして裏筋を丁寧に舐めていく。

心から愛せる男性を相手にしたときは、もっと心を込めた愛撫をしようと思いつつ、

再び頭を進ませる。

そして、後ろへ頭を下げ、前へ進ませてを繰り返して、恐怖より快感が勝るように愛撫する。

 

「あぁ……んっ……うぉ……!」

 

我慢しようとも漏れてしまっているのだろう声から、快感が勝りつつあることが分かった。

追い打ちをかけるように、頭の上下運動の間隔を狭めて、口腔と男性器が擦れる頻度を高める。

太ももから両手を離し、片手で男性器を掴んで亀頭を咥え、ちゅ、ちゅううっ…ときつく吸う。

時々上目使いに表情を窺いながら、もう片方の手は幹を擦って、射精へと追い詰めていく。

義兄の声は警戒と恐怖が徐々に薄れて、快感一色となりつつある。

 

それでも、頭では否定しつつも体が抗えない。

肉体的には気持ちいいけど精神的には苦しい、そんな状況のはずだ。

そうでなくては困る、これはあくまでも報復を目的とした性行為なのだから。

 

「ハァ……あぁ、うぁ……!」

 

義兄の声はやがて快感一色となり、射精する準備を始めた。

私の愛撫に合わせて腰が動きはじめ、義兄からすれば”見えない何か”に白濁を放とうとしている。

部屋の外からは足音が聞こえ、母がこちらに向かってきていることが分かった。

いよいよ射精が近くなり、義兄の男性器が口の中で大きく跳ねるようにあった頃、私は口を離した。

 

 

足音は既に部屋の前から聞こえていて、私は部屋の扉を開けた。

 

 

すると、目の前にいた母が部屋の中へ視線を移した。

視線の先には義兄の部屋と、ベッドの上で下半身を裸にした義兄。

二人とも呆気に取られた表情を浮かべている間に、私は再びベッドへ戻ると

トドメの愛撫を見舞った。

カリと幹の境を握りこんで、私の唾液に塗れたそこを、ぐちゅぐちゅと水音を立てて扱いた。

 

「ふあっ、あぁっ、うっ……!!」

 

射精寸前だった義兄は呆気なく射精を始め、母の見ている前で義兄は勢いよく射精し始めた。

母は呆然と射精を見届け、義兄は混乱と快感の情動が混じった声をあげながら、白濁をまき散らし、勢いのあまり一部が母の顔にまで飛んだ。

射精が止むころに、ガタっと掃除用具が床に落ちる音が聞こえ、慌てふためく表情が二人の顔に浮かぶ。

 

「これは、その……その……」

「あ、あのね……扉が勝手に……」

「し、閉めてよ!」

「あ、うん!ご、ごめんね…!」

 

私は扉が閉まる前に部屋を出て、少し離れたところから経過を観察した。

母は掃除用具を拾い上げると、逃げるように義兄の部屋から離れていった。

扉の奥では義兄がすすり泣くような声が聞こえ、相当なショックだったことが窺える。

義弟のあられもない姿を見てから日も経たぬうちに、今度は義兄のそれを見た母。

その瞬間を見てしまった、見られてしまったことは、羞恥心の極みを感じたに違いない。

 

母と義兄の反応に満足を得ると、私は元実家を後にして、みかづき荘への帰路についた。

後日、また元実家に来た時、彼らの様子はどうなっているだろう。

それを考えると今から楽しみだった。

 

 

おわり

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