スキミア、準備はどうだ?
「はーい、こっちはばっちりですよー」
騎士団定期支援の食料品、衣類や消耗品、それからこっちは修繕物資と配達希望の物品か
「あとはワタチョロギちゃん達が調達してくれたプレゼントですねー。今は別の倉庫で数とかをチェックしていると思いますー」
そうか、ならもう出発してもよさそうだな
すぐにでも上や他の花騎士たちと細かい日程の調整をしてこよう
「お願いしますー。その間、わたしもプレゼントのほうを手伝ってますねー」
スキミアに後を任せ、倉庫を出る
今回の支援も滞りなく概ね予定通りに進みそうだ
ウィンターローズの辺境
世界中が害虫の驚異に晒されるこのスプリングガーデンにおいても、深い雪と時折発生する吹雪のせいで、殊更地図が作れないような村がいくつか存在している
世界花の加護のおかげである程度の食料は自給できるが、雪国なので限界点はとても少なく支援物資を必要とする
多めに持って行くようにしているが、それでもかなり切り詰めた生活を送っている
そんな村で生活する人々に、わずかでも過酷さを忘れられるような楽しみを
特にウィンターローズ女王であるノヴァーリス自身による強い要望で、嗜好品や娯楽雑貨も用意している
今回は年末配給ということもあり、村の子供達へのクリスマスプレゼントを買いこんであるのだ
スキミアやワタチョロギはベルガモットバレー所属だが、毎年欠かすことなくこのクリスマス配給を手伝いに来る
単にいいことをして感謝されるというのもあって、他にも進んで手伝ってくれる花騎士は多く、幸いにも人員確保にはそう困らない
「団長さーん」
ノヴァーリスや側近のノイバラと出発日を決定して戻る矢先、スキミアがこちらに走ってきた
「女の子用のプレゼントがいくつか不足してたみたいでー、今から追加で買いに行かないといけないんですー」
何かと思えばそういうことか
街に行くならこちらも付き合おう
「いいんですかー?団長さん、忙しいんじゃ・・・」
忙しいのはわかっているから、この時期は期限が長めだったりナズナの代筆で許可されたり、そもそも確認を要する書類が来なかったりする
だから何も問題ない。普段通りでも買い物ぐらい大丈夫だ
「団長さんが来てくれるなら助かりますー」
スキミアを連れて店を回る
女の子用のプレゼントとなると、見ていて目移りしてしまう
そうでなければ、可愛らしい小物を眺めるスキミアの横顔にどきっとさせられる
慌てて棚の商品に視線を逸らす
「あ、これなんか可愛くてよさそうですねー」
はしゃぐスキミアと選んだプレゼントの会計を済ませる
「ふぅ、これで足りるはずですー」
帰り道、胸をなで下ろすスキミア
行くのも大変なところだ、こちらとしてももらいそびれる子が出なさそうでひと安心できる
その夜から数日が経った
自分もノイバラも含め念入りに、目録通りであることも、目録自体に抜けた品物がないことも確認した
それらの全てをソリの荷台に移し、部隊の点呼をとる
予定よりむしろ少し早いが、それぞれの村へ向けて出発する
自分が同行するのはスキミアの居る部隊だ
ソリを押して雪原を進む
穏やかな天気で気が抜けそうになるが、運んでいるのは村人にとっては生命線だ
騎士団長たる自分自身は過剰に警戒しておくぐらいで丁度いいのだ
害虫が出ず取り越し苦労で終わるのに越したことはない
特に何のアクシデントもなく到着した
起きたことといえば、村に着く少し前から粉雪が舞い始めたぐらいだった
「みなさーん、お待たせしましたー」
村長をはじめ、大人たちが家から出てくる
「今月の食べものを持ってきましたよー」
遊んでいた子供たちも、希少な来客にわらわらと群がってくる
こちらも村長が来たことに気付き、一旦作業の手を止める
「やあ、いつもすみませんねぇ・・・騎士団長様も、わざわざご足労いただいて」
民間人の安全を守るのが騎士団の仕事なのでお気になさらず
この村の近辺で害虫が目撃されたり、害虫に何か壊されたといったことは?
「被害はまだ出ておりませんが、この近くの森に巣を作られているかもしれないと若い衆から聞いております」
「村長さんは団長さんとお話していますし、今のうちに倉庫に運んでしまいましょうかー」
「ああ、ならあっちだよ。手伝おう」
村長との話を終えて戻ると、物資のソリを倉庫に入れてきた花騎士たちも戻ってきたところだった
「それじゃあ、大人の人たちがみんなの食べものを倉庫に入れている間にー」
残った子供たちの期待の眼差しが刺さる
「みんなにクリスマスプレゼントを配りまーす」
一瞬にしてその場が金切り声で沸き立つ
はいはいと宥めつつ、持ってきたプレゼントを順番に渡していく
開けていい!?開けていい!?と訊く子、訊きもせずさっさと開けている子、箱を振って音を聞いてみる子
めいめいの反応が返ってくる
「焦らなくても全員ぶんありますよー、はーい開けていいですよー、あ、そこ押しあっちゃだめですよー」
我先にと暴れる子供たちで軽く阿鼻叫喚の光景である
「うふふ、子供って元気で無邪気でいいですねー」
全員に渡しきった後、夜営のテント内でスキミアがつぶやく
「私と団長さんの子供はどんな子になるんでしょうかねー」
思わぬ言葉にむせそうになる
「早く欲しいですねー、団長さんは女の子のほうがいいですかー?でも花騎士になると前線で危ない戦闘しないといけないから男の子のほうがいいですかねー?」
にこにこと笑いながらどんどん話を進めていく
ちょっと一度落ち着く暇をください
「え?・・・あっ、わたしったら・・・!えっと、ち、違うんですー!いやあの、違わないけど違うといいますか~!」
自分の発言の意味を理解していなかったのか・・・
おもむろに、勢い任せでスキミアの髪に手を伸ばす
「わわっ、あの、団長さん?」
今、この手に持っているのは小さな髪飾り
「あっ・・・これって・・・」
そう、追加のプレゼントを調達していた時にスキミアが特にじっと見ていたものだ
自分からスキミアへの、個人的なクリスマスプレゼントである
「団長さん・・・」
スキミアの淡い髪に映え、よく似合っている
やや強引にスキミアの肩を抱き寄せる
「あ、ん・・・♡」
こちらの意図を察して目を閉じたスキミアと唇を重ねる
「ん、ちゅ・・・♡えへへ・・・♡」
その日、眠るまで照れ臭そうにぎゅっと抱き着くスキミアを抱きしめ返していた
翌日、起き抜けのスキミアからキスのおかわりを要求された
その後20分ぐらいハグされていた
ようやく解放されたので、目撃証言のあった害虫の駆除に出る
力の弱い一般的な種だったため、巣ごと駆除しても昼頃には終わった
他にこれといって騎士団から助力が必要なこともなく、昼食をとってすぐに村を後にした
軽くなったソリを引っ張りつつ来た道を逆走する
道中スキミアがずっとこちらをチラ見してくるのが非常に気になった
それからもう数日、ウィンターローズの街自体もクリスマス当日となり、イルミネーションが彩る街並みが窓から見える
寝る前にそれを眺めていると、スキミアが訪れた
全身にリボンを巻き付けた姿で
「あ、あのー、団長さんに、素敵なプレゼントをいただいたお返しにー・・・」
恥じらいながら言うスキミア
この流れ、もしやそのリボンは・・・
「わ、わたしを、プレゼントしますー!」
飛び付かれ、ソファに倒れこむ
この前の話の続きだろうか
「はいー・・・わたし、やっぱり団長さんの子供が欲しいって、それでー・・・♡」
ズボンをめくられ、言葉なき肯定の証を見られる
「こんなにおっきくしてるなんてー・・・苦しいですよねー?」
あまりにもあっさりと、挿入を許す
「ちゃんと妊娠しますから、赤ちゃんのもと、いっぱいくださいねー♡」
のっけから大きなストロークで腰を振るスキミア
熱い液体が流れる感触からすると、この数日ずっと我慢していたようだ
「あっ♡すきっ♡団長さん、大好きです♡」
スキミアから何度もキスされる
キスのたびに膣内がきゅんきゅんと痙攣して刺激される
「だしてっ♡我慢しちゃ嫌です♡赤ちゃん産ませてくださいっ♡」
スキミアの言葉で射精感がせり上がる
打ち付けられる衝撃でたぷたぷ揺れる尻肉も見せられ、我慢のしようがなかった
「あっ♡きたっ♡きてますっ♡あーっ♡」
スキミアが腰を押し付け、少しでも奥に注がせようとする
「はーっ♡はーっ♡まだカチカチですねー・・・♡」
いつになく積極的なスキミアの姿に、こちらも性欲が湧いて出る
「だったらこのままー、絶対妊娠できるぐらい出してもらいますからねー♡」
ぐりぐりと腰をくねらせる
いったいどこでこんな動きを覚えてきたんだ・・・
「あっ♡そこ、気持ちいいですー♡」
いや、やっぱりただ無意識に自身の快楽を求めているだけか
「団長さん、団長さん♡わたしのお腹がパンパンになるぐらいびゅーびゅーしてください♡」
またピストンが大きくなる
スキミアにゆっくり動くように頼むが、緩めてくれる気配はない
「いいですよっ♡全部、団長さんの、ぜんぶ、ください♡好きなだけ、いちばん奥で射精してください♡」
腰が抜けるかと思うほどの精液が迸る
受け止めきれず、結合部から逆流する
「こんなに出してもまだ固いなんて、すごすぎますー♡」
スキミア、ちょっと休憩を・・・
「嫌ですー♡団長さんと離れるなんて無理ですー♡」
逆にしっかりと組みつかれる
しばらくは小さくゆさゆさと動いていたスキミアだったが、その後また子種を搾りにかかってきた
「ぜったい、団長さんへのプレゼントに、なりますからー♡」
蕩けるスキミアを抱き締める
愛情のキスを交わす部屋の外で、粉雪が祝福するかのように舞い降りていた