オリーブやデージーのほうが適任?
ちょっと何言ってるかわからないなぁ
「おい、おい花騎士さん・・・そろそろだぜ」
「ん、ありがとう」
「何しに行くのか知ったこっちゃないが・・・話は聞いてるだろう?くれぐれも気をつけなよ」
「うん、わかってる」
サボテンはとある任務のため、極秘裏にある島に上陸した
大罪人が集まって街を作ったという名もなき無人島
任務とは、裏社会で有名な奴隷商が広域指名手配され、ここに逃げたという情報が得られたため、その真偽を確かめるための潜入捜査であった
本来なら部隊を送るべきところであろうが、警戒させないようにと単独潜入と相成った
サボテンが選ばれたのは、己の拳を武器にする彼女であれば装備が最低限で済み、これも怪しませないための作戦だった
見るからに治安の悪そうな、スラムまがいの街
この街と捜査対象の性質上、聞き込みによる情報はゼロと考えていいだろう
頼れるは自分のみ、とはいえそう広くもない
街を迂回して未開拓の森の中に身を隠したサボテンは双眼鏡を使って様子を探り始めた
凶悪犯の隠れ家だけあってケンカや強盗は毎日そこかしこで起きていた
数日観察して代わり映えのない光景に、違和感のある場所を見つけた
食料庫ではないらしいのに人の出入りが激しすぎる
そもそも入れる人数の限界を越えているようにすら見える
深夜、静寂に包まれた闇の中、その建物を調べる
中には地下への通路があった
降りた先には拘束された全裸の女性が居た
幼い少女からどこかの主婦であろう者まで、みな一様に白濁液に汚されていた
このような離島にあるまじき人数、件の奴隷商で間違いないだろう
ここに居るのは未だ行方不明の被害者なのだろうか、それとも新しく連れてきたのだろうか
まずはこのことを報告しに一度戻ろう
この判断は正しかった
・・・相手の陣地でなければ
サボテンは突然身動きができなくなり、意識が黒く塗り潰される
まったく抵抗できない
「ふふ、ここが嗅ぎつけられるとは思ってなかったわよ?あなた結構な手練のようね」
誰かの声が聞こえる
何を言っているのか聞きとれない
「でもまあ・・・私も伊達に”マーケットクイーン”なんて呼ばれてないの。ごめんあそばせ、花・騎・士・様♪」
数時間後、サボテンは目を覚ました
混濁する意識を無理やり整える
体が思うように動かない、手足にはさらに枷か鎖が嵌められているらしい
「ハァイお目覚め?」
女に話しかけられた
「無理に動かないほうがいいわよぉ~?うちで使うの害虫の体液とかだから強烈なのが多いのよ」
この口ぶり、追っていた奴隷商だろう
自分が捕まったことは十分に把握できた
それでもサボテンの体が動くわけではない
「にしてもさっすが花騎士っていうのは違うわねぇ、それ、普通2、3日昏睡してるぐらいのやつなのに一晩で起きちゃうんだもの。加護を弱めるやつ開発しといて正解だったわぁ♪」
勝利を確信したか、楽しげにおしゃべりする奴隷商
「ま、これもマーケットに複数店舗かまえられる実力のうちってことで♪」
この言葉、真実だ
心を折るためのハッタリでも自信に溺れた傲慢でもない
今まで捕まらなかっただけの実力なのだ
「うふふ、これからどう料理してあげましょうか・・・とりあえず感度を上げながら考えさせてもらうわね♡」
サボテンの衣服をめくり上げた女は、顕になった局部に何かを貼り付けた
「乳首のハートは発情の効果、うずいてうずいて、どんどん弱くなるの」
サボテンの胸を撫でながら説明する女
続いて股間にも手を伸ばす
「こっちの星型のは絶頂封印。イく度に、快楽をこの前貼りが吸いとってギリギリイけないままになるのよ♡そして一箇所ずつ魔力が充填されて、5回イっちゃうと完成♪完成したらどうなるかはその時のお楽しみよ」
言われなくても何か悪いものなのぐらい想像がつく
早く脱出しなければ取り返しがつかなくなる
「それじゃあごゆっくり~♪」
それきり女は顔を見せなかった
部屋には残されたサボテンの胸のニップレスが発する微弱な振動音以外なくなった
拘束を外そうとしても、思うように力が入れられない
ニップレスの効果で胸がじくじくしてくる
泥のような冷たいぬかるみからゆっくりと意識が這い上がる
暗いが、なんとかものは見える
サボテンは自分の身に起きたことを思い出す
発情ニップレスと格闘しているうちに眠ってしまったようだ
乳首が勃起しきっていて、触りたくてたまらない
口に何か注がれる
不味くはないがなんとも言えない味の何か
きっとこれは食事と同時に、獲物に投薬するためのものだ
わかっていても、衰弱のためか薬のためか、どの器具もはずすことができない
吐き出せないように固定され、口枷で噛み千切れなくされている
用心深いことだ
じくじくと胸に熱が籠もったような違和感が溜まってしょうがない
全身が性欲に侵されるのも時間の問題だった
「やっほー♪そろそろ堕ちたかしら?」
酩酊したような回る世界に聞き覚えのある声が響く
もう顔を向ける力も出ない
「わお、まだ3回!すっごぉい!そんなになってまだ耐えてたのね!?逸材よアナタ!」
何がそんなに嬉しいのだこの女は
「はぁ~滾るわ!絶対に堕落させてみせる!底の底までね!」
女の長い爪がニップレスごしに乳首を引っ掻いた
「はい4回目、そして!」
乳首がつねりあげられ、サボテンは大きく仰け反る
「答え合わせしてあげなくちゃね!おまんこに貼ったのは淫紋調教の刻印ニップレス!全部光ると子宮のところに奴隷の烙印として淫紋を刻むのよ!一生モノのやつをね!さあ次のステップにいくわよ!」
言っているとおり子宮が熱く、何かマズいものが浸透してくる
心底はしゃいだ女に連れられ、別の部屋に入れられるのであった
「皆様ご起源麗しゅう、わたくしこの通り、無事に戻ってまいりましたわ」
薄暗い、けれど確かな煌びやかさを感じるホールの中央ステージに立ち、女は大仰なほどに礼をする
「まだ品揃えが戻っておらず、いつものオークションはできませんの・・・本当にごめんなさい」
どよめく客席に座るのは誰もいい身なりをした者ばかり
女の調教した奴隷を買って遊んでいる上客の貴族連中だ
「そのかわり、今日はいいものをご用意いたしましたわ♪今夜は趣向を変えて奴隷のショーでございます」
女が手を鳴らすと、拘束されたサボテンが連れてこられた
客の中には彼女を知る者も少なくないのだろう、上々の反応である
サボテンはあれから島の監禁施設でいくつもの道具と薬物を使われ、体がすっかり淫らに「できあがって」いた
入れられた太いバイブに何度もイかされかけ、しかし焦らされた状態でステージに上げられる
目隠しと耳栓だけを外され、サボテンは目を見開いた
「さあ、あなたにはこれからここで大事なお客様がたを楽しませてもらいましてよ」
サボテンはもがいて脱出を試みた
後ろ手にがっちり拘束するボンデージはびくともせず、ガチャガチャと音を立てるのみ
「あら?これはショーの前にちょっとお仕置きが必要そうね?」
女がサボテンのボンデージに天井から鎖を繋ぎ、おもちゃのスイッチをいじる
「っ!?んぅー!ふぅーっ!」
サボテンを強い絶頂が襲う
イけずにムラムラしていた体は降りてこれないままに次の絶頂を迎える
女は乱暴にバイブを動かし、サボテンの弱点を責めたてる
街を守るために力を振るう強者が弄ばれる、いかにもこんな場所に入り浸る貴族の好みそうな見世物である
サボテンが腰を突き出して潮を吹くと貴族から嘲笑混じりの野次が飛ぶ
「ささ、皆様?偽物はこのぐらいでよろしくて?」
いいぞいいぞと醜悪な声援
女性貴族まで早くその娘の犯される姿を見せろと囃し立てる
薄ら笑いを浮かべた女が手を叩いて合図する
「ではこちらにもう一匹、哀れな子羊・・・いえ子猿でしょうかねぇ、ご用意しておりますの」
サボテンが出てきたのと違うドアから女の手下らしき女が奴隷を連れて入ってきた
その奴隷の男もサボテン同様、ボンデージハーネスで拘束され、目と口が塞がれていた
さっさと歩けと足蹴にされるその男は、股間に立派なものを立たせていた
「こっちのも今の手持ちでは最上位の商品ですの」
男の横に歩きながら、奴隷商トークが始まる
「見ての通りの魔羅、それに精力もすさまじい種馬ですの♪それをここ半年ほどこうして射精禁止にしてましてよ」
男のペニスが既に跳ねているのはそのせいか
「もちろん薬もたっぷり・・・♪精力増強、精子保護、性感増幅に強制発情その他いろいろ♪」
何をさせるつもりかなんて嫌でも見てわかる
最後の脱出を試みるしかない
「そしてこちらにありますは排卵誘発剤♪着床保証のスグレモノ♪」
ちくりと痛みが走る
注射器から流し込まれる薬品から本能的な危険を感じる
「スタンバイ・・・いい?それじゃ始めて?」
奴隷商たちが後ずさると、自分たちとの間に透明な壁がせり上がる
完全に閉じ込められた
手下はいつの間にやら男の目隠しをはずして避難している
サボテンを視界に収めた男が突進する
「ここからが本番、ケダモノ生交尾ショーですわ!」
沸き立つ観衆、後ろに回り込む男
先ほど十分以上に濡らされた蜜壺めがけて男が腰を突き出す
せめて、せめて挿入だけでも避けなければ
こうなることも想定し、あの島への増派はされない手はずだったか
街の地下ならば騎士団か憲兵の捜査が間に合ったりしないだろうか
害虫相手であれば見せないであろう弱音がサボテンの脳裏にこびりつく
ついに、男は抵抗するサボテンと合体した
「うぐっ、ぐぅぅ!」
苦しい
あまりに大きな逸物の侵入で内蔵が圧迫され、うめき声が出る
「ふごぉぉおおぉぉっ♡ぐごぉぉぉっ♡」
背後で男が咆哮する
腹部にさらなる圧迫感と熱
それがこの上なく心地いい
さっきの薬の効果に違いない、きっと性調教用の薬だ
「ふぅっ♡ぐぶぅ♡ふごっ♡ぐごごっ♡」
射精したばかりの男が腰を動かす
内蔵が削られるかのようで、涙が溢れる
「ふぶぅぅぅっ♡」
男がまた射精した
サボテンの背筋を電流が走り、頭が痺れる
「半年溜めこんだんですもの、たっぷり♡かわいがってもらえるわよ♪」
どれだけこの苦痛に耐えればよいのか
そう思うサボテンだったが、射精されるごとに耐えがたい甘い痺れが強く大きく広がっていく
「んっ♡ふぅっ♡ごぉ♡」
「ふふぉぉぉぉぉ♡ふーっ!ふーっ!」
「んんんんんっ♡」
サボテンの出す声も快楽に蕩けた喘ぎに変化している
「手を」
女の指示で手下が何かを操作する
サボテンの腰が掴まれる
男の腕の拘束を解除したようだ
先ほどまで以上に激しくピストンされるが、サボテンの膣はそれも全て快感へと変換していく
男は射精しながらサボテンに抱きつき、その豊満な胸を乱暴に揉みしだいた
サボテンは身を震わせ、ミルクを滴らせる
(みんな・・・早く、来て・・・)
頭の片隅で捨てきれない希望にしがみつく
(団、長・・・)
彼女の理性はそこで限界を迎えた
深い絶頂と強烈な妊娠欲求で視界に火花が散り、腰が跳ねる
もはや大勢の貴族が下衆な視線を向けていることなど忘れ、ただひたすらに乱暴な性行為を享受する一匹の雌犬であった
一度イってしまえば堰を切ったように連続でイかされる
ショーは男がぶっ倒れるまで続いた
「見込んだだけのことはあったわぁ♪」
目を覚ますやいなや女が言う
この女ずっとこの調子だな、と考える
「次もやることになったから二人で仲良くしておいてね♪」
それだけ言うと出ていった
浴室に男奴隷と二人とり残される
あれだけ射精したというのに、男はまた勃起したペニスを押しつけて抱きついてくる
サボテンの背筋がぞくりと震える
鼻息荒い男の首に腕を回す
唇を重ね、自分から舌を入れる
「まだしたいの?」
男は返事もせず、挿入しようとする
「あっ・・・♡うん、いっぱい愛して・・・♡」
その後、セックスショー奴隷として過ごした後のサボテンについて、騎士団は何も掴めなかった・・・