※この作品はR-18です。

5P erosuna4   作:夜叉五郎

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虚無(みつお)その2になります。オムライス回とも言います。
今回は少し短めです。


第12章 虚無

<VELVET ROOM 2011年7月27日WED 曇 --:-->

 

「主、起きて下さい。主」

 

目覚めるとベッドの上で大の字に拘束されており、ボンテージ姿のマーガレットが覆い被さってくる。

 

「激しいSMプレイによって、鞭で女をイキ酔わす力が目覚めたようですね」

 

マーガレットは自らの躰についた鞭の跡にうっとりと指を這わせている。

 

「さてSMパートもついに佳境。しかしそれ故に予想だにせぬマゾの喜びがいくつも待ち構えているかも。ふふっ」

 

攻守交代で今度はサドの喜びにうち震えるマーガレット。

 

「主のマーラ様は私の手の内にあり、この紐を解かなければ射精管は閉ざされたままになります」

 

エナメルのロンググローブのマーガレットの手が、根元を締め上げて射精を封じたマーラ様を扱き上げる。

 

「濡れ光る膣は深く見えても、挿入はオ・ア・ズ・ケ」

 

マーガレットは69の体勢で濡れた膣を広げて見せつけてくる。

 

「私の膣に入れる以外にも得られる快楽はあります。努々狂い果てませぬように。えいっ」

 

マーガレットの指が菊門に添えられ、前立腺を刺激する攻めが開始された。

 

 

 

 

 

<YU SIDE 2011年7月27日WED 曇 0:15>

 

出た場所は昔のRPG風のドット絵で書かれた城の前だった。

 

タイトルは"ボイドクエスト"とある。

虚無の探求。

意味がわからん。

 

「ただまあ、捕まえてみろってことはゲーム感覚ってやつか」

 

先ほどから何か腰回りがモヤモヤした状態が続いており、やる気が湧いてこない。

こんなことなら雪子にもう一回抜いてもらえば良かった。

 

面倒だ。

速攻クリアしてやろう。

"NEW GAME"を叩いて城門に飛び込んだ。

 

 

 

<YU SIDE 2011年7月27日WED 曇 0:20>

 

城の中もいかにもゲームっぽい作りだ。

ランダムエンカウントでばんばんシャドウが出てきた。

ストレス解消とばかりに聖剣を召喚して片っ端から叩き潰していく。

 

「めざせ!エンディング・・・か。ソシャゲーよりはマシかな」

 

サクサク進んでいく。

シャドウが沸きまくるがチャリンチャリンといい小金稼ぎになる。

 

「男はみんなゲーム好きっ・・・てわけでもないんだけどな。ん?」

 

<ビーッビーッビーッ>

 

廊下の真ん中で"Warning"の文字が点滅している。

 

「何だ?」

 

<誰なんだよ、お前は!俺みたいな顔して、気持ち悪いんだよ!>

 

<ボクは虚無だ。そしてキミはボクだ>

 

声が響く。

おそらく自分のシャドウと対峙している久保美津雄の声。

 

<ふざけるなーっ!俺は俺だ!お前なんか知るか!全部俺がやったんだ!何とか言えよ!>

 

<全てが無になる>

 

自分の影と対峙しているということは、俺のように自らこの世界に入り込んだわけではないらしい。

一件目の殺人犯の怒りを買って、この世界に放り込まれたと考えるのが妥当か。

 

しかし聞くに堪えないな。

このドアの向こうがラスボス部屋らしい。

さっさと片付けよう。

 

 

 

<YU SIDE 2011年7月27日WED 曇 0:40>

 

「誰も俺を見てくれない!だから二人目を吊るした!俺が、この俺が吊るしてやったんだ!この俺の手で!俺を見ろよ!」

 

闘技場?っぽい場所に入ったら、久保がテンパッて叫んでる。

相手はやはり自分の影。

久保の影はこちらに背を向けてTVゲームやってた。

 

「お前が何を言おうか知るかよ!さっさと偽者は消え失せろ!」

 

『キミも認めないんだね。ボクを。自分を』

 

久保の影に力が集まっていく。

 

『ボクは影。待っていて。すぐにその空っぽの器をバラバラに砕いてあげる』

 

<おぎゃーーーーッ>

 

久保の影が巨大な赤子に変化した。

 

「ふんっ」

 

気持ち悪いので一撃で叩き潰してやった。

 

 

 

<YU SIDE 2011年7月27日WED 曇 0:45>

 

久保のシャドウが元に戻る。

何もせずに突っ立ったままだ。

もう脅威は感じられない。

 

さて。

こっちをどうするか、だな。

久保の本体の前に立つ。

 

「何だよ、ここはどこだよ。あっ!お、お前はっ!?」

 

「一言伝えにきた。【雪子に二度と近づくな。近付いたら殺す】」

 

聖剣を突きつけて脅す。

 

「・・・ううう、うううー、ゆ、ゆきこだって?ああああ、あんな薄汚れた売女なんて、もう知らねーよっ!」

 

「警察がお前を追ってるようだぞ。お前がモロキンを殺したんだな?」

 

「け、警察?ハハハッ、ハハハハッ、やっとかよっ。そうだよ。俺だよ。俺がやったんだ!俺がっ!全部っ!」

 

『・・・。』

 

久保が叫んだ瞬間、奴のシャドウが崩れていく。

 

「ハハッ、アイツ消えやがった、くくッざまあみろ!アイツなんかが俺なわけあるかよ!ハハハッ」

 

その光景を見て久保は満足そうに笑っていた。

 

「答えろ。お前をこの世界に投げ入れたのは誰だ!?」

 

「お前、何言ってんだよバッカじゃねーのっ。俺なんだよ。アハハハハッ皆俺を見ろよっ!」

 

ふぅ。

こりゃダメだ。

 

完全に人の話を聞いてない。

いや、人の話を聞く中身自体が無くなっていた。

潜在意識である影が消滅した影響。

 

「ハハッハハハハッハハハハ」

 

それからの久保はただ虚ろな目で笑い続けるだけ。

何を尋ねても「俺がやった」を連呼。

 

これが久保美津雄の影が言っていた"虚無"か。

もうこいつからは情報を取れないだろう。

こいつをTVの中に投げ入れた真犯人が知りたかったのだが。

潮時だな。

 

<ドガッ>

 

「グッ」

 

頭を蹴って気絶させる。

 

近くに久保の影がゲームに使ってたTVが置いてある。

画面に顔を突っ込んで中を覗いてみると、どうやらJUNESの家電売場のようだった。

よし、警備員もいるだろうし、ここでいいか。

 

画面に久保の躰を押し込み、現実世界にリリースする。

あとはJUNESの警備員と警察が勝手にやってくれるだろう。

 

「これで用事は終わった」

 

俺も向こうに戻って雪子との続きをしよう。

 

明日から夏休み。

天城屋旅館も忙しくなる。

彼女たちと愛しあう時間は一秒足りとも無駄にしたくない。

 

 

 

 

 

<YU SIDE 2011年7月28日THU 曇 9:00>

 

夏休みが始まった。

夏休み中はほぼ天城屋旅館のバイトを入れてある。

雪子のお母さんに頼られたら断れない。

 

シフトも夏休みバージョンに切り替わる。

平日は早朝から昼過ぎまで働いて夕方と夜は自宅で過ごす。

週末は自由時間としてキープだ。

雪子と千枝も俺に倣う。

 

りせは夏休みの間、豆腐屋の手伝いながらダンスレッスンに通う予定になっている。

沖奈市のダンス教室まで通うみたいだ。

 

アイドル時代は忙しすぎて纏まった練習の時間が取れなかったらしい。

一からみっちり鍛えたいとのこと。

ポールダンスだけでなく、セクシーなベリーダンスのレッスンも受けるようだ。

さすがショーガール志望である。

 

 

 

 

 

<YU SIDE 2011年7月29日FRI 晴/曇 15:00>

 

夜に堂島邸にお呼ばれしている。

千枝、雪子、りせも招待されていた。

 

千里さんは料理を用意すると言っていたが・・・。

身重の千里さんにあまり無理はさせられない。

バイトを終えて合流し、三人娘たちとどうしようか相談。

 

「それじゃあ、皆でご馳走作ろうよ」

 

雪子が提案してくる。

 

「えー、先輩たち、料理得意なのー?」

 

自宅では主に俺がチャチャッと作ってしまっていたので、りせは二人の腕前を知らない。

 

「「まあ、それなりに」」

 

恥ずかしげに答え、互いに視線を逸らす千枝と雪子。

この二人を鍛えるのにどんだけ苦労したか・・・。

 

「ねぇ私も料理得意だよ。先輩にラブラブな手料理作ってあげたいな」

 

「へぇそうなのか。じゃあ料理対決にしよう。二人の腕前が落ちてないかチェックだな」

 

「「が、がんばります!」」

 

 

 

<YU SIDE 2011年7月29日FRI 晴/曇 16:00>

 

電話で料理はこちらで作ることを申し出て、千里さんに了解を得る。

JUNESに寄って食材を購入してから堂島邸に赴くことにする。

 

電話越しに菜々子ちゃんに何が食べたいか聞く。

最初は遠慮していたが根気強く聞くと「オムライス!」との答えが返ってきた。

 

ナイスチョイスだ菜々子ちゃん。

誰でも簡単に作れて仮に失敗しても大外れの無いメニュー。

それでいてオリジナリティも出しやすい。

 

メニューが決まり、三人娘たちが大いに張り切り出す。

じゃあ審査員は菜々子ちゃんだな。

 

残念ながら叔父さんは今晩も仕事で留守になるそうだ。

先ほどバイト中の花村から聞いた話によると、久保は三日前の深夜にJUNESで警備員に捕まったらしい。

まだ取り調べが続いている旨のニュースも流れている。

どうやら叔父さんは久保美津雄の自供の裏取りで忙しいようだ。

 

食材売り場を歩きながら自然と久保の話になる。

 

「犯行の理由を聞かれて目立ちたかっただけって言い張ってるって。でもマスコミは一条くんのバスケ部での不遇な一年目と絡めて、教師のモロキン側に問題があったってことにしたいみたい」

 

千枝がワイドショーから仕入れた情報を伝えてくる。

久保自身はモロキンへの恨みは徹底して否定しているようだが・・・。

 

「それって、ひどい」

 

「今回の件も行き過ぎた体罰とアカハラが原因って論調。恨まれてるから殺されても仕方ないって、んなわけないでしょ!あんまりだよね」

 

雪子と千枝が顔を曇らす。

これ以上俺たちが考えても仕方のないことだ。

気持ちを切り替えないと。

 

「久保のモロキン殺しの件についてはこれで幕引きだ。後は警察と検察に任せよう」

 

「うん、そうするしかないよっ。あ、これ!」

 

りせが何かいいものを見つけたようで、飛びついた。

 

「え、フォアグラ使うの?」

 

「うん!オムライスってフランスの料理でしょ。スペシャルなの作るならやっぱりフランス産の高級食材使わなきゃ」

 

「た、確かに極めつけの食材ね」

 

りせの選んだ具材に千枝と雪子が動揺する。

俺は逆に嫌な予感がするが・・・。

確かオムライスって日本発祥の料理じゃなかったっけ?

 

「多分私が圧勝しちゃうけど、イベントの絵的にもそれでオッケーだよね~」

 

「く、久慈川さん、調子に乗ていられるのも今のうちですわよ!アタシの腕前を見せてやろうじゃないのっ」

 

「一撃で、終わりにしてあげる!」

 

早速ガチンコな空気になっている。

楽しみだ。

 

 

 

<YU SIDE 2011年7月29日FRI 晴/曇 19:00>

 

卓上に4つのオムライスが並ぶ。

 

三人が料理をするのを見て抑え切れなくなって自分も一皿作ってしまった。

俺のオムライスのテーマは和洋の出会い。

隠し味のショウユがポイントだ。

 

どれもオムレツ部分は綺麗な外観となっており、味も期待できそう。

赤の一皿を除いてだが・・・。

 

「まずは雪子が作ったやつからいきましょー。どれどれー」

 

千枝が早速スプーンを付けたのはホワイトソースが掛けられたオムライス。

パセリが添えてあって格調の高いビジュアル。

普通に美味しそう。

 

「あーん、モグモグ。うーん。ちょっと味薄くない?」

 

千枝の感想通り、もう少しパンチが欲しいところだ。

雪子は上品な薄味が好きだものな。

好意的に捉えればお年寄りや女性向けの優しい味のオムライスと言える。

 

「ち、千枝が繊細な味をわからないだけ・・・だと思うんだけど」

 

急に自信が無くなったのかオロオロし出す雪子を見ながら、審査員の菜々子ちゃんがスプーンを口に運ぶ。

 

「うんっ美味しいよ!雪子お姉ちゃんのオムライス!」

 

「菜々子ちゃん、ありがとう・・・」

 

どうやら菜々子ちゃんの口には合ったみたいだな。

そうか、菜々子ちゃんは雪子と同じで薄味好きか。

菜々子ちゃんの反応に雪子は心底ホッとしている。

 

「じゃあじゃあ、次はアタシの食べてみて!」

 

千枝が自信を持って指し示したのはシンプルにトマトケチャップが掛けられたオムライス。

素朴なビジュアルでこれも美味しそうだ。

 

「では頂こうか。モグモグ」

 

今度は俺が最初の一口を頂く。

 

「どう!?」

 

「うん、少し濃い目かな」

 

最初の雪子のオムライスが薄口だったので余計に味の濃さが際立った。

運動して汗をかいた後ならこの濃さもちょうどいいかもしれない。

体育会系やガテン系向けの逞しいオムライスだ。

 

「これも美味しいよ!千枝お姉ちゃん、料理ウマーイ!」

 

え?

一口頬張った菜々子ちゃんが千枝のオムライスも褒めていた。

 

「菜々子ちゃん!いやーそれほどでもーエヘヘ」

 

その一言に千枝が感激して身悶えしてる。

菜々子ちゃん、薄口が好きなんじゃないのか?

まさか・・・。

 

「どれどれー。うん。千枝これ濃すぎ。塩分取り過ぎて血圧上がるよ」

 

「そんなことないでしょー?じゃありせちゃんのアレ食べてみなよー。絶対私の方が美味しいって!」

 

千枝が雪子に指し示したのは、真っ赤なチリソース?がふんだんに掛けられているオムライス。

明らかにあの一皿だけ地雷臭が漂っている。

 

「え、わ、私が食べるの?」

 

「「どうぞどうぞ」」

 

「ほら、雪子先輩、パクっていっちゃって。絶対先輩たちのより美味しいんだから!」

 

恐る恐るスプーンで掬ったオムライスを口に運んでいく雪子。

 

「あ、あーん、あべしっ」

 

一口食べただけで青い顔して雪子がぶっ倒れる。

 

「きゃー」

 

「雪子ー!」

 

「一撃でっ!?」

 

あまりの惨劇にりせと千枝が悲鳴を上げる。

仰向けに倒れた雪子は起き上がれない。

ノックアウトの鐘が確かに鳴り響いた。

まあ幻聴だろう。

 

動揺したりせが自己フォローに走る。

 

「か、辛党向けのオムライスなんだもん!インドとかタイとかインドネシアとかメキシコとか四川とか朝鮮の人たちはこれくらい余裕で食べれるんだもん!グローバル・スタンダードなんだもん!あはーーーん」

 

別にそういうのは今求めてないから!

それにお前、作る前はフランスがどうとか言ってただろっ。

 

すると嘘泣きしてるりせを不思議そうに眺めてた菜々子ちゃんがスプーンを取った。

さ、さすがにこれは止めるべきじゃ。

 

「・・・あーん。モグモグ。か、辛いけど、とっても美味しいよ!」

 

やっぱりか。

菜々子ちゃん、マジ天使!

 

「ほんとー!?じゃあもう一口いってみて!」

 

「やめろ!」

 

りせの図に乗った行動を全力で止める。

菜々子ちゃんの優しい心がお前にはわからないのか!?

 

「そうね、結局悠君のが一番美味しいわね」

 

今まで黙ってニコニコと俺達の様子を眺めていた千里さん。

俺のショウユ餡の掛かったオムライスを一口食べて感想を告げる。

ですよねー。

 

「お兄ちゃんの!?モグモグ。うん。お醤油の味がするー。こんなオムライス初めて!」

 

今日一番の菜々子ちゃんの笑顔。

天使が降臨した。

 

そして審査員の結果発表。

 

「全部美味しかったよ!でも菜々子、りせちゃんのオムライスが一番好き!」

 

「「え!?」」

 

か、辛党だったの?

菜々子ちゃん・・・。

 

「な、菜々子ちゃん!」

 

感動したりせが菜々子ちゃんに抱きついてる。

 

「ねーりせちゃん、もっと食べていい?」

 

「うんっうんっ、全部食べていいからね!」

 

「ほんとー?やったー!パクパクッ辛ーい、美味しいー!」

 

なんなんだ、これ・・・。

 

 

 

 

 

<YU SIDE 2011年7月29日FRI 晴/曇 20:00>

 

食事会が終わり、ゆったりとした寛ぎの時間。

 

「美味しかったわ。せめてお茶だけでも」と千里さんは台所である。

「私もやります」と千枝が手伝いに行っている。

 

オムライス選手権まさかの優勝者のりせは縁側で菜々子ちゃんの相手をしていた。

 

雪子はまだ先程のりせ特製激辛オムライスの一撃から回復しきれていない。

ソファで休んでる雪子に付き添ってやる。

 

「この写真、とっても素敵ね」

 

ん?

 

雪子がソファの横のシェルフに置いてある写真盾立てを見てる。

飾られてる写真は堂島一家の家族団らんの光景だ。

 

河原で撮られたもののようだ。

鮫川の河川敷だろうか。

真ん中の菜々子ちゃんが本当に幸せそうに笑っている。

 

「ねえご主人様。今度お祭りあるでしょ。商店街の。あれ皆で行きましょう。それで写真撮るの。こんな風に」

 

「ああ、それは良いな。雪子」

 

そっと甘えてくる雪子に応える。

夏祭りか。

確か来月の20日の土曜日だったか。

ん?

 

「今、お兄ちゃんのことご主人様って呼んだ~」

 

「え?」「あっ」

 

い、いかん!

菜々子ちゃんに聞かれてしまっていたようだ。

情操教育に悪すぎるだろ!

慌てて言い逃れしようとすると、台所からお茶を運んできた千里さんが割り込んでくる。

 

「なあに、何のお話?」

 

「ち、千里さん、何でもないです!」

 

「ポッ(赤)」

 

雪子、何赤くなってる!?

俺たちの動揺っぷりに千里さんは好奇心に目を輝かせて食いついてきた。

 

「悠君、隠し事はダメよ。うふふ」

 

「お母さん、あのね~」

 

「菜々子ちゃん、シーッ!」

 

雪子、後でお仕置きするから覚悟しておくように。

 

 

 

<YU SIDE 2011年7月30日FRI 晴 9:00>

 

今日は7月30日。

千枝の誕生日である。

何をプレゼントするか悩んだ末、バイク用のヘルメットをあげる。

 

「あ、ありがとう」

 

微妙な表情を浮かべる千枝。

ふふふ。

サプライズはこれからだ。

 

千枝の手を取って駐車場に向かう。

そこには俺の愛車のバイクが。

 

「今日は二人きりでバイクデート。ヘルメット着けて後ろに乗って」

 

「・・・え?」

 

「俺の初めてのタンデム走行。お付き合い頂けませんでしょうか。お嬢さん」

 

二輪免許を取得してすでに一年が経過。

ついにタンデムが可能になったのである。

 

初めてはとびきり可愛い女の子を後ろに載せると決めていた。

その夢がまさか叶うとは。

八十稲羽に来るまでは想像だにしなかった話で高揚を抑えきれない。

1年前に免許を取ることを決断した自分を褒めてやりたい。

 

「う、嬉しいよー。男の人のバイクの後ろに乗るの、実は憧れてたんだー。エヘヘ」

 

千枝、泣きそうになってる。

涙堪えながら嬉しそうにはにかんでる。

めっちゃ可愛い。

 

ロマンチックな雰囲気に包まれる。

 

はっ!?

柱の陰から怨念を感じる。

 

「「ずるーい!」」

 

・・・どうやら別の機会に雪子とりせ、それぞれツーリングに連れて行く必要がありそうだ。

とりあえず、帰ってきたら今日の夜は三人ともきっちり抱いてやらねば。

 

 

 

<SYSOP 2011年7月30日SAT 晴 -:-->

 

里中千恵、天城雪子、久慈川りせ。

三人全員の口、前、後ろの三穴を一日でフルコンプしたため、性技がガッチリ高まりました。

性技のパラメータが"4P"に上昇します。

4Pプレイがいつでも可能になりました。

 

――――――――――――

鳴上悠

220/350

018/288

 

通常パラメータ

知識5:生き字引

勇気5:豪傑

根気5:タフガイ

寛容5:オカン級

伝達Z:マタヨシ級

 

隠しパラメータ

性技4:4P(↑)

精力5:孕ませ王

色気5:媚薬級

――――――――――――




この世界線の菜々子は凄い辛党設定です。
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