完全オリジナルな水着回。
<VELVET ROOM 2011年8月10日WED 晴 --:-->
「ようこそベルベッド回春院へ」
ピンクのミニスカナース姿のマーガレットが迎えてくる。
「今まででもっとも困難な責めを乗り越えたようですね」
自分でやっておきながらマーガレットは心配そうな表情を見せている。
「お疲れ様でした」
ナースに成り切っているマーガレットに服を脱がされながらベッドに誘導される。
「お客様にはしばし腰を休めてマーラ様を養う時間が必要だと思われます」
半立ちのマーラ様を撫で摩りながら、回春マッサージの準備に取りかかるマーガレット。
「私が身につけた回春の技はあまり多くはございませんが、こうした奉仕にも効果がありましょう」
マーガレットに全身を優しく愛撫されながら、じっくりと性感を高められていく。
<YU SIDE 2011年8月10日WED 晴 15:30>
バイトを終え、雪子と千枝と一旦別れて天城屋旅館を出る。
何故か今日は朝から随分体の調子がいい。
そのまま沖奈市までバイクで向かう。
ダンス教室に通うりせのお迎えのためだ。
最近は日課となっている。
一度デートの延長でりせの通うポールダンス教室とベリーダンス教室を見学させてもらったことがある。
どちらも普通の教室で安心したが、やはり他の生徒たちの中でりせの放つ芸能人オーラは凄い。
レッスンに通ってる最中に悪い虫が寄ってこないか心配だった。
そのためりせには毎日バイクで沖奈市まで迎えに行くことを約束していた。
ん?スマホが鳴ってる?
公園の近くでバイクを止めてスマホをチェック。
一条からの電話のようだ。
珍しい。
確か今はバスケ部の合宿中じゃなかったっけ?
「もしもし」
<お、鳴上。悪いな。今大丈夫か?>
「ああ、何の要件だ?」
<お前さ、今週の土日って暇?>
「特に予定は入れてなかったはずだけど。なんかあるのか?」
<実はさ・・・>
春に現役高校生初の日本代表に選ばれてから一条康を取り巻く環境は劇的に変わった。
二年前に妹が生まれてからというもの養子の康は家で肩身の狭い思いをしていた。
しかし一気に周囲の態度が豹変。
親戚参りをしつこく依頼されるようになる。
何やかやと理由を付けて延ばし延ばしにしてきたのだが・・・。
今回は入念に一条のスケジュールを調査していたらしい。
断固として引いてくれない。
バスケ部の合宿は明後日まで。
そして来週からは代表合宿が始まってそのまま海外遠征。
夏休み中にエビとデートを楽しむ時間は今週末しかない。
当然友人達との時間を大切にしたいと親戚に訴えた。
しかしそれなら友人達も一緒に連れて来なさいと説得されてしまった、とのこと。
さすがは藤原氏北家摂関家九条流に連なる家。
親戚の家は鎌倉にあり、ホテルをいくつも経営しているのだとか。
鎌倉なら海水浴場も近く、エビとの海デートも可能だろう。
ただエビ一人だけ連れて行くというのは、さすがに親戚の前では憚られた。
とても大事な人とは言え、まだただの恋人であって婚約者ではないのだ。
出来れば大勢の友人達中の一人という形で連れて行きたい。
そこで俺に白羽の矢が立ったと。
「えーと、あの、いつもつるんでた、サッカー部の、えーと、彼だ。彼はどうした?」
<長瀬か?あいつ、土日は東北の親戚んちに行ってるみたいなんだ。>
ナガ・・・何だって?
<それにあいつ女っ気ねーし。鳴上なら女の子たち、沢山誘えそーじゃん。里中さんとか天城さんとか>
千枝も雪子もりせも週末は予定が入ってなかったはず。
「わかった。何人誘ってもいいのか?」
<おっ助かるぜ。お前を入れて五、六人までならオッケー。人数決まったらメールしてくれ!じゃあな!>
そう言って一条は電話を切った。
鎌倉の海か。
懐かしいな。
去年の今頃はバイトでヒーヒー言ってたっけ。
六名まで誘えるってことは一応花村にも聞いてみるか?
<トゥルルル、ガチャ、よー鳴上、どした?>
「花村、突然だけど今週末は暇か?」
<土日?ああ、もう予定入ってるわ。早紀と二人でちょっと遠出する計画>
「旅行でもするのか?」
<フフフ。聞いて驚け!ついに原付き免許とミニバイクゲットだぜ!早紀と一緒に海までツーリングするんだ~>
「稲羽市から海まで原付きで行くのか?大変だろ」
<二~三時間走れば着くだろ。朝一で出発すれば楽勝楽勝!>
運転に疲れてあんまり海は楽しめないのではなかろうか。
まあいいか。
それもまた楽しい思い出になるだろうし。
<んで、週末何かあんの?>
「いや、一条に誘われて千枝や雪子たちと遊びに行こうと思ってさ。花村たちもどうかなって思って」
<ワリィなー。鳴上。また今度誘ってくれや。あ、来週の夏祭りとかどうよ?皆で一緒に花火見ようぜ!>
「ああ、そうだな。考えとくよ。じゃ」
<んじゃな!プツッ>
楽しい恋人たちのイベントを邪魔するのも野暮というもの。
今回は俺たちだけで行くか。
一条にこちらの参加人数が4名になることをメールする。
さて、りせを迎えに行かないと。
うん?
何か後ろが騒がしいぞ?
<YU SIDE 2011年8月10日WED 晴 15:40>
「お前が壊したんだ!」
「違う!俺じゃない!」
なんだろう。
公園の芝生の上で二人の小学生が言い争ってる。
保育士はみんな向こうの東屋にいるようで、誰もこちらには気づいていないようだ。
「勇太が僕のネオフェザーマンロボの腕壊したんだろ!」
「壊してない!見せてみろよ!」
「離せよ!離せ!」
あっという間にエスカレートして、ロボットのおもちゃの奪い合いの喧嘩になる。
いかん!
ヘルメットをバイクに置き、生け垣を飛び越えて止めに入る。
「【止めろ!】」
<バキッ>
「「「あっ」」」
強引に二人を引き離したら、ロボットの腕が根本からもげた。
<YU SIDE 2011年8月10日WED 晴 15:50>
「うちの勇太が大変申し訳ございませんでした」
「困ったわねー。これ直らないわー」
勇太という名の少年の母親は、優しげな雰囲気をした美人だった。
あまり主張が激しい性格ではないらしい。
言われるがままに派手な和服を来た太ったおばさんにひたすら謝ってる。
「本当に申し訳ございません」
「とにかく壊れたネオフェザーマンロボ、弁償して頂戴」
「・・・わかりました。お幾らでしょうか」
「僕じゃないって言ってるのに」
勇太君は悔しそうだ。
相手のおばさんのあまりの高圧的でバカにしたような態度にこっちもイラっとくる。
「本当に申し訳「あの、俺も弁償しますよ」
思わず申し出てしまう。
二人を強引に引き剥がしたのは俺だ。
俺にも少しは責任があった。
「え?」
「ある意味、二人を引き離した俺が壊したとも言えるので。おいくらですか?」
提示された金額は68000円。
アホかと。
今時超合金ロボにロクマンハッセンエン?
「なめてるんですか?そんな高いわけないでしょ」
「な、何よ?」
「それにそのネオフェザーマンロボとやらを販売しているメーカー、修理費はどんなに壊れてても最大で定価の20%と明記してます」
証拠にメーカのサポートページをスマホの画面で突きつける。
「し、修理に出したりなんてしたら、戻ってくるのに時間がかかるじゃない!それに何よ!部外者は口出さないでよ!」
ふーん、喧嘩売ってるんだな。
いいだろう、戦争だ!
「そもそも!【ここが学童保育の現場である以上、二人の喧嘩を止めなかった保育士にも責任がある!きちんと上司に報告して判断を仰げ!】」
遠目で明らかに関わりたく無さ気にしてた保育士二人にビシッと指を突きつける。
彼女たちはビクッとしてる。
「さらに!【こんなデカくて高額なおもちゃを外に持ち出すことを許容していた親にも問題がある!壊れるのは当たり前だろ!反省しろ!】」
目の前の太ったおばさんにも一喝を入れる。
こちらもビクッとしてる。
「最後に!勇太くんのお母さん。【簡単に謝るな!あなたが勇太くんを信じてやれなくてどうする!まずは信じるために勇太くんの話をとことん良く聞くんです!】」
蒼白な顔して立ち尽くす勇太くんのお母さん。
場はシーンと静まってしまった。
「【この壊れたおもちゃは保育士の方が預かって販売元に修理を依頼して下さい。請求金額については俺と保育所と両方の家で四分割しましょう。いいですね!】」
「「「・・・はい」」」
よし、これにて大岡裁きが無事完了。
高くとも一人あたり4000円は超えないはず。
こちらの連絡先を保育士と双方の母親に渡す。
勇太くんの母親、絵里さんと言うらしい。
去り際、勇太くんが涙を堪えてじっと俺を見つめているのに気づく。
立ち止まって声を掛ける。
「本当にやってないんだな?」
「・・・やってない」
「なら。逆ギレなんかせずに正々堂々とそう主張しろ。誰も信じてくれなくたっていいじゃないか。お天道様はきちんと君を見てる。【そしてもっと絵里さんを頼れ】」
「・・・うん」
勇太くんの側に立った絵里さんがそっとお辞儀をしてくる。
なかなかに問題がある家庭のようだ。
<YU SIDE 2011年8月10日WED 晴 17:00>
一条から折り返しで土曜日朝七時に八十稲羽駅で集合との連絡メールがあった。
水着と一泊分のお着替えセットを忘れずに、だそうだ。
俺と千枝、雪子は先の林間学校のときに買った新作の水着がある。
残るはりせだ。
ダンススクールの迎えに行ったついでに沖奈市のファッションビルに二人で立ち寄った。
彼女用の水着を選んであげる。
「先輩、これなんかどう?セクシーでしょ」
「ああ、似合うな」
ちょっとした二人きりのデートとなり、りせも大いに楽しんでいた。
オレンジの夏らしい色のビキニが候補に上がる。
紐がめっちゃ細くてセクシー。
トップアイドルのりせの魅力を最大限に引き出す一品だ。
「すみませーん、これのもう一つカップが大きなのありますかー?」
グラビア撮影していた頃よりサイズが一つ大きくなったらしい。
たくさん揉んであげたせいだろうか。
帰りのタンデムで、いつもよりちょっと強めにぎゅっと後ろから抱きついてくるりせ。
二つの柔らかい固まりが背中に押し付けられる。
りせの露骨な巨乳化アピールに俺はもうクラクラ。
週末の海水浴がとても楽しみである。
<YU SIDE 2011年8月13日SAT 晴/曇 7:00>
いい天気になった。
午後は少し曇るみたいだけど絶好の海水浴日和だろう。
あまり日差しがキツいと肌が焼け過ぎてしまうし。
「おっはよー」
三人娘たちと八十稲羽駅前で一条を待ってるとエビが合流してくる。
最近富にオシャレっぷりに磨きが掛かってる。
りせとは初顔合わせになるのでそれぞれ紹介してると、一台のリムジンがロータリーに入ってきた。
黒塗りですっごい高級そう。
ガチャリと運転席から執事が出てきて後部座席のドアを開く。
フォーマルな格好の一条が降りてくる。
「一条、この車は?それにその服・・・」
「えーと。全員で六人だからマイクロバス借りるよりもこっちの方が安上がりでさ。普段ほとんど使ってないし。服の方は・・・。向こうで夜にパーティがあるみたいで。お婆がうるさくて」
関白一条家を祖に持つ家は違うわー。
「とりあえず、あい。お手をどうぞ」
「康・・・」
頬を赤らめて一条の手を取るエビ。
三人娘たちはそのロマンティックな光景に「きゃー」と黄色い声を上げている。
う、うーむ。
かっこよすぎるぞ一条。
リムジンの後部座席は対面の座席になっていた。
相談の上、前列は雪子・俺・千枝、後列にりせ・エビ・一条の順で座る。
エビは芸能界のことを詳しく聞きたいらしく、りせからモデルになるためのアドバイスを欲しがっていた。
鎌倉までの行程があっという間に過ぎていく。
途中、二台の原チャリを追い抜いたような気がするが・・・。
まあいいか。
<YU SIDE 2011年8月13日SAT 晴/曇 9:30>
高速道を降りて海まで南進。
海岸線を眺めながら国道で鎌倉へ。
ひどい渋滞の中で途中いくつもの海水浴場を通るが、どこも芋の子を洗ったような平常運転。
「うっわー」
「あの中で泳ぐの?」
早くも千枝と雪子はげんなり気味だ。
去年はあの中でバイトしてたんだよなぁ。
確かにあれは地獄だった・・・。
江ノ島を越えてしばらく進むと目的のホテルが見えてきた。
鎌倉ロイヤルプリンセスパークホテル。
鎌倉でトップの格調の高さ・規模を誇るホテル。
敷地面積と客室数、施設の数はダントツ。
「えーっあんな大きなホテル、一条先輩の親戚が経営してるの?すごーい!」
りせもビックリである。
稲羽ヶ崎駅の降り口から海岸線の国道まで、全て鎌倉ロイヤルプリンセスパークホテルの敷地となっている。
商業施設や飲食店の入ったビルにシネコンまでも併設され、連日かなりのにぎわいだ。
目の前に広がる稲羽ヶ崎海水浴場へのアクセスも最適だが、施設内に宿泊客専用の広いリゾートプールも備えており、まさにセレブ御用達のホテルだった。
俺も含めて一条以外の全員が圧倒されて声も出ない。
一条の親戚はこんなホテルを経営しているのかよ。
TVの中の世界で小金を稼いで満足していた自分が恥ずかしくなってくる。
いや、僻む必要はない!
だって俺にはかけがえのない三人の恋人たちがいるのだから!
<YU SIDE 2011年8月13日SAT 晴/曇 10:00>
ホテルにリムジンで乗り付け、VIP待遇で客室まで案内される。
ツイン一部屋とダブルニ部屋が用意されており、どれも広いベットにオーシャンビューと素晴らしい部屋だった。
俺と一条がツイン、雪子と千枝、りせとエビのペアがダブルの部屋分けになる。
夏休みのまっただ中によくこんな部屋が空いていたな。
疑問に思ったが、一条に聞いても「さぁ?」の一言。
「夕方までには部屋に戻ってろだってさ。それまでは自由時間。難しいことは考えずにみんなで海に行こうぜ!」
それぞれの部屋に入ってから、親戚の叔父さんとの電話を終えた一条が早速海に誘ってくる。
「夕方から何があるんだ?」
「俺の日本代表選出のお祝いと、秋のアジア選手権に向けての壮行会だってさー」
お、おい。
それってかなり大きなパーティーなんじゃ・・・。
「叔父さんが大のバスケ好きでな。是非パーティ開いてお披露目したいんだと。下のホールでやるんだって」
やっぱりだ!
そのために予め多くの部屋を抑えてあったと考えれば、俺たちの部屋の件も納得がいく。
「立食パーティらしいんで一応みんな参加出来るよう頼んどいたけどさ。まずかったか?」
「服はどうすんだよ。フォーマルな夜会なんだろ?」
「貸衣装のサービスあるみたいだから、そこで借りればいいんじゃね?」
脳天気でいいなー。
それが一条の良さでもあるのだが。
「堅苦しいのが嫌だったら別に来なくていいぜ。他のレストラン予約しとくから」
そう言って女性陣たちを海に誘うためにドアに向かう一条。
「あっと、その前に」
ん?
「鳴上、あの三人の中の誰と付き合ってんだ?」
「いきなりだな。なんで今そんなことを?」
「いやー、うーん、まあいっか。正直に言うわ。後であいと部屋を変わってくんない?頼む!」
あ、そういうことか。
渡りに船とはこのことだ。
「わかった。こっちで調整付けとく」
そうするとツインのこの部屋は使わないことになるな。
「助かるぜ。で、誰?まさか里中さん?」
「【細かいことは気にすんなよ一条】」
「・・・お、おう」
「行くぞ」
「おうっ!」
<YU SIDE 2011年8月13日SAT 晴/曇 10:30>
鎌倉ロイヤルプリンセスパークホテルの海側。
海岸線を走る国道までは開けたガーデンエリアになっている。
そして国道を越えた先には稲羽ヶ崎海水浴場だ。
ホテルにはガーデンエリアへ通じるシャワー室完備の専用出入口がある。
そこを使えば自分の部屋から海水浴場まで水着で移動できる。
一条と別れて千枝達の部屋に入る。
りせもすぐに合流してきた。
海水浴の準備。
「せんぱーい、日焼け止めのローション塗って~」
オレンジのビキニ姿のりせがローションボトルを持って来る。
「あ、私もー」
「・・・ポッ(赤)」
ライムグリーンのビキニな千枝、赤いビキニで肌の白さが映える雪子も寄ってきた。
互いに塗り合えばすむ話だが、三人ともあくまで俺の手で塗られたいらしい。
三人の全身の隅々まで日焼け止めを塗りこんでやる。
キスだけでは飽き足らず、我慢できなくなったマーラ様が熱り立つ。
「おっきくなっちゃったね、先輩っ。えいっ」
「もうっしょうがないなー。チュッ」
「このままじゃ外に出れないし。仕方ないよね・・・。ん、ジュル」
ううっ。
艶やかな水着姿の三人にトリプルフェラで一発抜いてもらってから出発。
全員水着の上にパーカーを羽織った格好で部屋を出る。
りせだけ大きなサングラスをしている。
「似合ってるよ」
「えへへ」
念のための変装のようだ。
さすがトップアイドルだけにガードに余念がない。
ピチピチのボディに大きめのサングラスのアンバランス感が良かった。
エレベータホールに向かうと一条たちと落ち合う。
「ようっ遅かったじゃないか。あいと二人きりで行っちまうとこだったぜ」
「もうっ康ったら」
ラブラブな雰囲気が漂っていることから察するに同じようなことをやってたらしい。
お互いに若いな。
ホテルのサービスでビーチパラソルとマット、飲み物を受け取り外に出る。
太陽が眩しい。
さて行こうか。
<YU SIDE 2011年8月13日SAT 晴/曇 11:00>
垢抜けた美少女四人を引き連れて海岸を歩く。
稲羽ヶ崎海水浴場は相模湾の他の海水浴場と違ってあまり規模が大きくない。
それでもやはりこの季節は人が多い。
連れが華やかすぎて注目を浴びるのも当然のこと。
すれ違う男たちは皆熱い視線を向けてくる。
隣の彼女に引っ叩かれる奴ら多数発生。
りせは堂々としているが千枝と雪子は恥ずかし気だ。
「せんぱいー、腕組もうよ」
「なんかすっごい見られてない?」
「・・・りせちゃん元気ね」
一方、一条とエビは完全に二人きりの世界に入っており、周りの様子は一切無視のようだ。
「あい、やっぱりその水着すげー良く似合ってる」
「でしょー。康のために一生懸命選んだの」
海水浴場にはホテルに泊まるセレブな女の子目当ての陸サーファーも多数集まっていた。
当然俺たちの周りにワラワラと群がってくる。
「おい、あれ見ろよ」
「すげー。グレード高すぎ」
「ちくしょう、いい女連れてやがんな」
一条はエビ一人をがっちりガード。
こっちは三人面倒見なければならないので大変だ。
三人とのボディタッチの回数を増やして周囲に全員俺の女とアピール。
そんな中でも適当な場所を見つけマットとパラソルを設置。
海に入る。
ここで想定外な問題が発生。
雪子が泳げないことが発覚する。
「ご主人様。えーと。泳ぎ、教えてほしいな」
上目遣いで頼まれたら否とは言えない。
雪子にマンツーマンで泳ぎ方を教えてあげる。
その間、千枝とりせは一条に任せる。
しかし好事魔多し。
きゃっきゃウフフとしばらく海を楽しんでたら、陸サーファーたちが一条たちの方にちょっかいかけてきた。
初めはツレなくアシラッていたようだが、あまりのしつこさに千枝とエビが激怒。
「あんたら、いい加減にしてよね!」
「お呼びじゃないっての!」
「あい、そんなにカッカするなよ。里中さんも。あー君たち、マナーを守って・・・おい、話を聞けよ!」
一条が割って入るが、そこで久慈川りせの存在がバレてしまった。
「・・・あれ、久慈川りせじゃね?」
「マジでっ?おい本物だよっ」
「めっちゃ可愛いーじゃん。おおーいこっちに・・・」
「ヤバっ、せんぱーい」
騒動に気づき、雪子へのレッスンを切り上げて一条たちに合流。
一喝する。
「【いい加減にしろ。彼女たちは俺の連れだ!手を出すな!】」
「お前、去年の!」
「あのスイカ売りかっ」
「てめぇ、あのときはよくも!」
陸サーファーたち。
去年俺がバイトの期間中にボコった奴らだった。
仲間がわらわらと寄ってくる。
向こうの数が倍になった。
数が増えたことで陸サーファーたちも戦意が高まる。
一触即発な雰囲気。
緊張感が高まってくる。
しかし睨み合う俺たちの間に一つの人影が割り込んだ!
「出前、お待ち」
あ、あいかちゃん!?
<YU SIDE 2011年8月13日SAT 晴/曇 11:30>
紫色のビキニにカラフルなパレオを巻いたあいかちゃん。
両手に持った岡持ちが場違いではあったが、夏の海に相応しいオシャレな出で立ちである。
肌が白い。
そして意外なほど胸が、ある。
直斗級だ。
これは侮っていたやもしれぬ。
「あいかちゃん、なんでここに!?」
千枝が驚きの声をあげる。
「明日までこっちでバイト中。ほいっラーメン六丁お届け」
あいかちゃん、俺たちと対峙してる最中の陸サーファーたちにどんどんラーメンを配っていく。
「そう言えばラーメン出前で頼んでたな。相変わらず早いねー」
「あ、俺そっちの味噌ラーメンだわ。大盛りにしてくれてる?」
「チャーシュー2枚もサービスされてんじゃん、ラッキー」
「うーんいい匂いだ。たまんねーな。ここのスープ」
「やっぱ湘南の海と太陽にはラーメンが一番合うって」
「あ、お会計ね。ちょっと待って。俺まとめて払うから」
陸サーファーたちの興味が一斉にラーメンに移る。
誰もこっちを気にしてない。
さすが偏差値30クラスの集団である。
「まーいど」
相変わらずのポーカーフェイスのあいかちゃんがちらっとこっちに視線をよこす。
そしてコクリと首を縦に振って合図してくる。
この隙に逃げろということらしい。
大変助かる。
りせバレの騒ぎが大きくなる前に無事に海水浴場から撤収することが出来た。
あいかちゃんのお陰だ。
後できちんとお礼をしないといけないな。
今回は何発くらいで納得してくれるだろうか。
<YU SIDE 2011年8月13日SAT 晴/曇 12:00>
「ふー、あいかちゃんがいなかったら大騒ぎになっちゃったねー。あいかちゃんサマサマだわ」
「うん、そうだね!」
千枝と雪子があいかちゃんを賞賛してる。
「ごめーん。あたしのせいだね」
「アンタが謝ることないって」
恐縮するりせをエビが慰める。
俺達はシャワーを浴びた後、ガーデンエリアに併設されているレストランのカフェテラスで休憩していた。
ちょうど昼食時。
一条はカウンターに注文を頼みに行っている。
「ところでどうするんだ?エビ」
「え、何が?」
「夜のパーティだよ」
「壮行会だっけ。康の傍にいたいけど・・・、どうかしらね」
エビが悩ましげな表情を見せる。
「多分招待客って皆凄いセレブな人たちばかりでしょ。学生の私が出ても場違いじゃないかなって」
千枝が不思議そうな顔をする。
「あれ?海老原さんの家も相当な資産家だって聞いてたけど。違うの?」
「まあ金持ちなことは否定しないけどさ。所詮成金って奴よ。康の家とは格式が違いすぎるっていうか」
そうなのか。
「ハァー。天城さんとこの旅館くらいの伝統があれば、ちょっとは釣り合いも取れるんでしょうけど」
「え?そ、そんな!うちの旅館はただ古いだけだし。こんな大きくないし」
雪子は滅相もないという顔をしてる。
「えー、でもいーのー?こんな凄いホテルでホール使ってパーティー開くんだよ。お披露目だけで終わるかなー」
「何よ」
「一条先輩、もしかしてお嫁さん候補たっくさん紹介されるんじゃない?」
ビシッ。
りせの一言でエビが固まる。
なるほど。
ありえる話だ。
上流階級は政略結婚で勢力を伸ばしていくと聞く。
最年少バスケ日本代表の一条は見栄えの良い格好の駒だろう。
「そ、そ、そんなのダメよ。康の彼女は私なんだから!」
皆でホテルのプールで寛ぐつもりだったが、午後の予定は変更だ。
夜のパーティーに向けての戦闘準備の時間になる。
このホテルにはエステサロンや美容室が併設されている。
昼食終了後、三人娘とエビをエステに送り込むことになった。
予約も無しの急な話となり、店側はバタバタしていたがなんとか頼み込む。
一番値段の張る高級コースをチョイス。
さすがにエステ代までホテルオーナーに持ってもらうのは差支えがあるため、三人の分の代金は俺が支払う。
<YU SIDE 2011年8月13日SAT 晴/曇 17:00>
一条は親戚のホテルオーナーに呼ばれていった。
俺一人で女性陣のエステが終わるのを待つ。
「じゃじゃーん。えへへ。つやつやテカテカーっ」
「エステって初めてだけど、・・・凄いんだね」
「んー、気持ちよかったーっ」
リラックスして満足気な表情で出てくる千枝と雪子とりせ。
「さっ次行くわよっ!」
翻ってエビの方は気合い入りまくりである。
まるでこれから自分の戦場である舞台に赴く女優のような面持ちだ。
エステで躰の隅々まで磨かれた四人を連れて貸衣装室に移動。
着付けとヘアメイクは、本来なら一週間くらい前からの予約が必要なサービスらしい。
だが一条に配慮して予めホテルオーナーが仮予約を入れておいてくれていたため、快く対応してもらえた。
俺はサイズの合うタキシードを着て髪をセットすればいいだけ。
あまり時間はかからない。
女性陣を待つ間、俺は一計を案じて手配していた花束を花屋に取りにいく。
<YU SIDE 2011年8月13日SAT 晴/曇 18:45>
パーティ開始の十五分前。
やっと着付けが終わったようだ。
現れた四人の艶姿にため息が漏れる。
「ど、どうかな、悠。似合ってる?」
「すこし恥ずかしいな。ぽっ」
「ばっちりでしょ。せんぱーい!」
「何よ?康だけなんだからねっ」
ドレスの色は千枝は緑、雪子は赤、りせは桃、エビは白。
みんな肩と背中が大胆に開いたデザインのものを選んでいた。
基本全員細くてスタイルが良い。
そのためどんなドレスを着ても似合うのだろうが、少し背伸びした感が出ていてグッドである。
結い上げられた髪にボリューム感があって大人っぽい。
メイクも上品なテイストでばっちりきまっており艶やかだ。
高級な香水の匂いが堪らない。
全員ふるいつきたくなるような美少女ぶりだった。
俺のマーラ様が疼いく。
ドレスは明日の朝までに返却すればいいらしい。
今夜は楽しめそうだな。
だが、まずはこの後のパーティである。
エビの気合の入り方が凄い。
「さっ、行くわよ!」
「「「「おーーーっ!」」」」
エビを先頭に意気揚々と会場に乗り込だ。
<YU SIDE 2011年8月13日SAT 晴/曇 19:00>
パーティ開始の時間。
少し遅れて会場入りする。
広い会場だ。
フォーマルに着飾った紳士淑女が大勢いる。
「おおーいっぱいいるねー」
千枝が興味深げに周りをキョロキョロ。
ざっと見渡すと同年代の女の子の姿もちらほら。
「負けるもんですかっ!」
エビが気合を入れて先頭を行く。
ちょうど一条の紹介のところだったらしい。
マイクを握った司会者が良い声で一条の経歴を紹介している。
「あの司会の人、前にインタビュー受けたことある。へー、フリーになったんだー」
りせの言葉で司会者が元局アナだと気づいた。
どっかで見たことがあると思ったら、それか。
壇上の一条がこちらに気付いてビックリした表情を見せる。
俺たちの装いはかなり華やかでとても目立っていた。
周りの視線も自然とこちらに集まる。
"あれ、りせちーじゃない?"
そんな声も聞こえ始める。
しかし、丁度良いタイミングで会場が暗くなった。
大きいスクリーンがスルスルと下りてきて、一条のプレーシーンの動画が始まる。
一条の日本代表デビュー戦である、東アジア選手権のハイライトである。
一条の活躍シーンがうまくまとめられていた。
こうやって見ると超かっこいいな、一条。
一条のプレイを初めて見る人たちも多いらしく、その超絶プレイにドヨメキや歓声が上がる。
上流階級のハイソな方々がバスケの試合を一々チェックするわけもなし、当然かもしれない。
このビデオにより会場の空気が一気に変わった。
しかし、このホテルのオーナー、ほんとにバスケが好きなんだな。
映像が終わり、灯りが戻る。
一条に向けて万雷の拍手が巻き起こる。
その後、かなりの数の来賓が順繰りに壇上に上がり、一条の活躍を祝福し、激励の言葉を述べていく。
日本バスケット協会のお偉方も数人招待されていたようで、壇上で一条の素晴らしさを滔々と語っていった。
一条の顔、引きつり始めてる。
最後にホテルオーナーがマイクを握り、来月に開催されるアジア選手権での活躍を祈願して、乾杯の音頭を取る。
「「「かんぱーい!」」」
俺たちもノンアルコールのカクテルを受け取って唱和した。
<YU SIDE 2011年8月13日SAT 晴/曇 20:00>
しばらく歓談タイムらしい。
これからが勝負の時間だ。
他の招待客たちの挨拶参りが始まる前に、女性陣四人に花束を持たせ一条のもとへ一気に近づく。
「【すみません、通して下さい。はいっそこ下がって!】」
マネージャー役に成り切って四人を引き連れて進むと、自然と前に道が出来ていく。
思惑通り、周りは芸能人による花束贈呈のサプライズと勘違いして動きを止めてくれていた。
活動停止中とはいえ、こちらには現役トップアイドルの久慈川りせがいる。
俺との荒淫とセクシーダンスの特訓の日々により、以前にも増して華やかさがパワーアップしている。
そして、りせに匹敵する美人オーラを放っている千枝、雪子、エビの三人。
エステでツヤツヤな上に勝負ドレスを着ていることもあって、彼女たちにも周囲の視線は否が応でも集まっていた。
艶やかすぎるボディでりせの友人のアイドルたちと周囲が勘違いしてしまうのも当然だった。
やはり本物の芸能人である久慈川りせの存在は大きい。
司会のアナウンサーもホテルマンたちも逡巡し、止めに入るタイミングを逸する。
誰にも邪魔されずにオーナと一条の元へ到達。
「君たちは・・・」
戸惑っているオーナーに挨拶。
「康君の友人の鳴上です。この度はお招きに預かりましてありがとうございます。一条、日本代表おめでとう」
「「「「おめでとう!」」」」
「お、おう、鳴上。里中さんたちも、あ、ありがとう。・・・あい?」
同じく戸惑いつつも女性陣から順繰りに花束を渡されていく一条。
最後がエビ。
「頑張ってね。ちゅっ」
なんと花束を渡した瞬間に一条の口元に軽くキスした。
おおっやるなエビ!
見事な宣戦布告だ。
「ちょっ、あい、こんなとこで!」
「別にいいじゃない。これくらい。もうっ」
慌てる康に不機嫌そうなエビ。
そのまま軽く抱き合ったままの状態になる。
「オホンっ、康君、こちらの女性は、誰だね!?」
慌てるオーナー。
「あー、えーと、僕の彼女です」
「海老原あいです。よろしくお願いします」
空気を読まず彼女持ち宣言してしまう一条。
にっこりと外向けの奇麗な笑顔を見せて挨拶するエビ。
ここが勝機とダメ押しをしてやる。
「この夏、康君が海老原さんと会う機会は凄く限られてました。【海老原さんを同席させてあげて下さい】」
オーナーに対して真摯にお願いする。
俺、千枝、雪子、りせだけでなく、康たち本人の熱意に押されたようだ。
「わ、わかった」
オーナーはしぶしぶ許容してくれた。
そして俺たちはパーティが終わるまでそのまま一条の周りに居座り続ける。
エビは一条の隣をキープして他の女たちを牽制。
一条のもとへ次々と令嬢を連れてやってくる招待客たち。
思惑通り令嬢たちは一条の隣で黒い微笑みを見せてるエビのオーラに尻込み。
フォローすべき大人の男たちは、すぐ側に控える千枝、雪子、りせの美しい肢体に気もそぞろ。
ろくに連絡先の交換もせずに挨拶を終えて撤退、という流れが繰り返される。
まぁ今回は顔見せだけということもあるのだろうけど。
しかしあれだな。
礼服の一条の隣には白いドレスを着たエビ。
まるで披露宴みたいな光景だ。
エビ、そこまで計算していたんだろうか。
女って凄い。
<YU SIDE 2011年8月13日SAT 晴/曇 22:00>
パーティーが終わり、部屋に戻る。
りせが一条と部屋を交換。
一条とエビがダブルの部屋に。
一条が去ってから、俺とりせも千枝と雪子のダブルの部屋に移動。
ダブルと言っても、もともとのシングルのサイズがクィーン級なので通常のキングを軽く超える。
八十稲羽の自宅のマンションのベッドと同じような広さだ。
ただスプリングはこちらの方が断然高級で、いつもより激しく腰が弾みそうである。
「このまましようよー、せんぱいー!えへへっ」
「よしきたっ、待ちに待ったお楽しみタイムよねっ、おほほっ」
「うん!楽しもう!うふふっ」
エステで磨かれ、高級なドレスと装飾品で着飾り、濃いめのメイクと高級香水でおめかししている女の子三人。
さきほどまで幾人もの男たちの垂涎の的になっていたその躰を、俺だけが隅々まで味わえるのだ。
普段では得られないゴージャス感と優越感が合間って、マーラ様が疼いてしかたない。
もちろんドレスを脱がず、そのままの格好で奉仕してもらう。
ソファに座り、左右と千枝と雪子、正面にりせを配置。
マーラ様を曝け出す。
「じゃーん、私がセンター!」
「もうっ、りせちーばっかずっこい。ちゃんとこっちも相手してくれなきゃ怒るよ、悠!」
「ねぇ、手袋着けたままするの?」
まずは三人同時のテコキ。
シルクの手袋で擦られるのは普通に握られるよりも気持ちよく、クセになりそうだ。
千枝と雪子の肩に手を回して大きく開いた胸元に手を突っ込む。
ボリュームのあるやわ乳を揉みまくってピクピク躰を震わせるまで追い込むことも忘れない。
一回目の射精は、正面で跪いてるりせに発射。
ドレスが汚れないようにプルプルなピンクの唇で全てチューっと吸い取ってくれた。
「うーん、ぐらっちぇ!」
「いいなーりせちー。あたしにも、あんっ、ナメナメさせてよっ」
「はぁはぁ、今度は私に飲ませて。ご主人様ぁー」
次は仁王立ちでトリプルフェラ。
上品な化粧をした三人の美顔が三方向からマーラ様に寄せられる様は壮観である。
三人の蠱惑的な唇のルージュがマーラ様に移っていく。
二回目の射精は、髪を結い上げて随分大人っぽく見える雪子の口に放つ。
続いてオーシャンビューの窓に手をついての立ちバック三連。
腰を突き出させてスカートをたくし上げる。
もちろん胸は開けた状態だ。
「こんな格好、ああっ、外から見られたら、破滅だよぉう、せんぱいっ、あんっ」
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、イクぅぅぅぅっ」
「次は、あんっ、こっちに入れて、あっ、クリちゃんつまんじゃ、らめーっ」
ガーターストッキングに包まれた三人の長い脚の形の良さを堪能しながら、紐パンをずらして秘唇を愛撫。
まずは千枝から挿入を行い、彼女たちがイク度に隣に移って順繰りに腰を振るっていく。
挿入していない穴はディルドーとフィンガーテクニックで決して寂しくなんてさせない。
三回目の射精は、ショートボブをふんわりアップにしている千枝にしっかりと注ぎ込んだ。
その後、ドレスを着たままの三人と座位や正常位、騎乗位で繋がり夜遅くまでゴージャスセックスを堪能。
放たれたペルソナ液は全て三人の体内に収まり、ドレスを汚すことはなかった。
<YU SIDE 2011年8月14日SAN 晴 9:00>
海に面した開放的なレストランで朝食のバイキングを堪能する。
互いの部屋で夜遅くまで頑張った結果、少し遅めの朝食だ。
一夜を越えて、男性陣と女性陣、それぞれ対照的な様相となっている。
ぐったりしている一条に対してエビは活力をたっぷり注入されたって感じでツヤツヤだった。
翻ってこちらの部屋の面々では俺が元気で女性陣三人は愛され過ぎてお疲れモード。
ふっ、バスケでは負けるが夜の戦いでは俺の方が圧勝のようだな。
一条の話では今日の予定は特に何もないらしい。
夕方にホテルのロビーで待ち合わせ。
それまで自由時間になる。
「あー、俺たちは街の方まで出て遊んでくるつもりだけど、鳴上たちはどうすんだ?」
一条は疲れた体に鞭打ってエビと鎌倉デートに出かけるそうだ。
「うーん、そうだな。どうする?」
みんなに意見を聞く。
「私はホテルの中でゆっくりしたいなー。またファンに絡まれるのやだし。千枝先輩と雪子先輩は?」
「あたしも外に出るのはパス。ここのステーキハウス、すっごい評判らしいよ。ランチはそこにしようよ!」
「今日は暑くなるみたいだから、私もあまり出歩きたくないな。それにホテルの施設、よく見ておきたいし」
よし決めた。
せっかくの豪華なホテルに来ているので、俺たちはホテル内の施設を堪能することにする。
食事を終えて一条たちと別れ、これからどうするか相談。
まずは昨日行けなかったリゾートプールである。
<YU SIDE 2011年8月14日SAN 晴 18:30>
八十稲羽駅に到着。
帰りの車中は遊び疲れて皆寝てしまっていた。
鎌倉ロイヤルプリンセスパークホテルのリゾートプールは最高だった。
宿泊客専用なためセレブな雰囲気で、他グループは干渉してこない。
りせもファンに囲まれることなく安心して泳ぎを楽しめていた。
俺も昨日堪能できなかった三人のセクシーな水着姿をじっくり鑑賞することができて大満足である。
やはりグラビアアイドルの水着姿は開放的でキラキラ光るプールサイドこそ映えるな。
お昼は千枝の要望に沿ってホテルの最上階にあるステーキハウスへ。
俺のポケットマネーでどどーんと支払う。
高級な牛肉を使ってるだけあって肉の脂身も上品。
あまり肉が得意でない雪子とりせでも美味しく感じられたようだ。
1ポンドステーキをぺろりと平らげた千枝が、感涙して「肉はみんなを裏切らない!」の名言を残す。
午後は雪子に付き合い、ホテルの敷地内の施設やお店をいろいろと回る。
やはり老舗天城屋旅館の次期女将だけあって、雪子のホテルを観察する視点は経営者目線で面白い。
千枝とりせもウィンドウショッピングを堪能したようだ。
個人的にはみんなで入ったプラネタリウムが良かった。
・・・俺の隣に誰が座るかで大分もめてしまったが。
八十稲葉駅前で別れ際、一条が礼を言ってくる。
「鳴上、付き合ってくれてありがとな」
「こちらこそ、あんな豪華なホテルに誘ってくれて感謝してる」
「・・・あいから聞いた。昨日のパーティーで叔父さんに頼んでくれたこと、すっげぇうれしかったぜ」
「あれくらいたいした事ないさ。それより一条。日本代表、頑張れよ。応援してる」
「おうよ!任せとけ!」
爽やかに去っていく一条。
この小旅行、いい一夏の思い出となった。
さて自宅に戻る前に愛屋に寄ろうか。
あいかちゃん、帰ってきてるかな。
確か今日まで向こうでバイトって話だったが。
あのパープルの水着、可愛かったな。
出来ればあの水着でフェラしてくれると嬉しいんだけどな。
<SYSOP 2011年8月14日SAN 晴 --:-->
南絵理は夫の連れ子である勇太との接し方を改め、とことん対話する姿勢を打ち出していきます。
南勇太はキレ難くなり、家庭内でもきちんと主張すべき事は主張するようになります。
南絵理はいきなり母ではなくまずは勇太の家族になることから始め、鳴上悠との絆を必要としなくなります。
節制のアルカナが消滅しました。
一条家超セレブ設定。
名家らしいからいいよね。